トラファルガー・ローの強さと能力は?ルフィとの関係やかっこいい名シーンも紹介

トラファルガー・ローが登場する『ワンピース』では、ストーリーが進むに連れて、魅力的な海賊が続々と登場します。中でもトラファルガー・ローは、イケメンな容姿とクール且つ熱い性格で人気を博しており、大勢のファンから「かっこいい!」と評価されています。トラファルガー・ローは、重要キャラクターとして扱われており、主人公・ルフィとの関係も大いに注目されています。この記事では、トラファルガー・ローの強さや能力はもちろん、気になるルフィとの関係や担当声優なども紹介し、彼の魅力に迫ります!

トラファルガー・ローの強さと能力は?ルフィとの関係やかっこいい名シーンも紹介のイメージ

目次

  1. トラファルガー・ローとは?
  2. トラファルガー・ローの強さと能力
  3. トラファルガー・ローとルフィの関係
  4. トラファルガー・ローのかっこいい名シーン
  5. トラファルガー・ローのアニメ声優
  6. トラファルガー・ローとDの一族の秘密
  7. トラファルガー・ローに関する感想や評価
  8. トラファルガー・ローの能力や声優まとめ

トラファルガー・ローとは?

ハートの海賊団の船長・トラファルガー・ローは、登場当初から「かっこいい!」と注目され、メインキャラクターとなった今でも、根強い人気を誇っています。トラファルガー・ローは、『ワンピース』の物語が進むに連れて、ストーリー上のキーマンとなり、主人公・ルフィとのかけ合いも増えてきました。

また、トラファルガー・ローは、主人公・ルフィの恩人でもあり、彼にとって大切な存在です。この記事では、トラファルガー・ローのかっこいい魅力や悪魔の実の能力、モンキー・D・ルフィとの微笑ましい関係やアニメ担当声優を紹介します。

ワンピースの作品情報

日本を代表する漫画作品『ワンピース』は、週刊少年ジャンプ1997年34号(1997年7月22日)から連載が始まり、20年以上経った今でも、ジャンプを支える看板漫画として、日本中で愛されています。『ワンピース』は海外でも人気を博し、1999年10月20日から始まったアニメは、現在でも世界中で放送されています。

元号が「令和」に変わった2019年、アニメ『ワンピース』は放送開始20周年を迎えました。アニメ20周年を祝う記念映画として制作された『ワンピース スタンピード』は、なんと公開から30日で興行収入50億円を突破し、大ヒットを記録しました。

ワンピースの概要

主人公のモンキー・D・ルフィは、海賊王を夢に掲げる少年で、「海の上で一番自由な存在」になることを夢見ています。麦わらの一味の船長・ルフィが求めている財宝は、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」であり、世界中の海賊が、ワンピースを求めて日々冒険に繰り出しています。

いくつもの冒険を経ていく中で、ルフィと仲間達は絆をより一層深め、麦わらの一味以外の人物とも友情を育んでいきます。ロマン溢れる世界観、かっこいい戦闘シーン、巧みに練り込まれた伏線なども、ワンピースの大きな魅力です。

ワンピースのあらすじ

ロジャー海賊団の船長で、「海賊王」と呼ばれたゴールド・ロジャーは、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」という財宝を遺し、この世を去ります。ロジャーの死後、海賊達は幾多の海を渡り、「ワンピース」の在り処を探し求めました。海賊達がお互いの栄誉やプライドを賭けてぶつかり合う「大航海時代」が訪れたのです。

所変わって、「東の海(イーストブルー)」のフーシャ村には、海賊王を夢見る少年・モンキー・D・ルフィがいました。ルフィは、命の恩人である海賊・赤髪のシャンクスのように強くなること、そして「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探し出して海賊王になることを胸に誓い、17歳で航海に出ます。

幼少期に悪魔の実(ゴムゴムの実)を食べたルフィは、伸縮自在な体を用いた能力や必殺技で敵を次々と倒していきました。冒険の途中で、ルフィはかけがえのない仲間達と出会い、海賊団「麦わらの一味」の船長として勢力を伸ばしていきます。ルフィ達は行く先々で死闘を繰り広げながら、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を探し続けるのでした・・・。

トラファルガー・ローのプロフィール

かっこいいキャラクターとして人気を博しているトラファルガー・ローは、総勢20名で構成される「ハートの海賊団」のイケメン船長です。シャボンディ諸島編で初登場したローは、どこか掴めない雰囲気がある男性として描かれていました。ローはルフィやキッドと同時期に名を馳せた海賊「最悪の世代」の1人で、その中でも懸賞金が億を超えている「超新星(ルーキー海賊)」の1人として、世界政府と海軍から危険視される存在でした。

ローの出身地は「北の海」フレバンスで、誕生日は10月6日の天秤座です。ちなみに誕生日が10月6日なのは「"ト"ラファルガー・"ロ"ー」の語呂合わせからです。血液型はルフィと同じF型で、年齢は初登場時が24歳、新世界編(2年後)では26歳となります。身長はルフィ(174cm)よりも高く、キッド(205cm)よりも低い191cmです。

ローの身長は現実世界で考えるとかなり高身長ですが、ワンピース世界では一般的(?)な身長かもしれません。外科医であるローのイメージ職業は医者で、イメージ国は医療先進国のドイツと記述されています。名前のモデルはイギリスの海賊エドワード・ローです。

関連国がヨーロッパばかりのローですが、意外なことにパンが嫌いで、おにぎりと焼き魚が好きという和食派な一面があります。おにぎりが好きなものの、梅干しは嫌いというジレンマを抱えており、そのことが原因でサンジと口論になったこともあるとか。趣味は記念コイン集めと放浪だと言われています。

トラファルガー・ローの生い立ち

トラファルガー・ローが生まれた場所は、北の海(ノースブルー)にあるフレバンスという名の王国です。幼い頃から医学を学んでいたローは、医者である両親、そしてかわいい妹のラミと幸せな日々を過ごしていました。フレバンスは「珀鉛(はくえん)」という鉛の売り買いで成り立っていた美しい国でした。

しかし、地層から採取される珀鉛には少量の毒が混入しており、親から子へ受け継がれる度にその毒は致死性を含む有害なものへと変化していきました。美しい鉛だった珀鉛は強力な毒と化し、フレバンスの国民は耐え難い全身痛に悶え苦しみました。珀鉛病患者は身体(毛や皮膚)が白色に染まる症状にも襲われ、外見的にも変化を強いられます。

国から逃れようとした人達もいましたが、珀鉛病を伝染病と勘違いした他国はそれを拒否し、挙句の果てには戦争が巻き起こりました。珀鉛病患者は容赦なく皆殺しにされ、かつて美しい国だったフレバンスは滅亡に追い込まれ、ローの家族も亡くなってしまいます。病気と戦争で大切な家族を失ったロー自身も珀鉛病に蝕まれ、世界に対して強い恨みを抱くようになります。

死体に隠れて生き延びたローでしたが、余命3年という残酷な現実に深く絶望し、全てを壊したい衝動に襲われます。ローは当時悪名が知れ渡っていた海賊団「ドンキホーテファミリー」に入り、破壊衝動を満たそうとしますが、そこで恩人となるコラソンと運命の出会いを果たします。

トラファルガー・ローとコラソンの関係

ドンキホーテファミリーの2代目「コラソン」ことドンキホーテ・ロシナンテは、周囲の音を隔絶できる「ナギナギの実」の能力者で、ドンキホーテファミリーには海軍のスパイとして潜入していました。ドンキホーテファミリーのトップであるドンキホーテ・ドフラミンゴは実の兄でしたが、自身が海兵であることはもちろん、ナギナギの実の能力者であることも隠していました。

常に自分の音を消していたコラソンは、周囲から「過去のトラウマで喋れない人物」として認識され、子供達からも馬鹿にされていました。珀鉛病患者であるローがドンキホーテファミリーに加入した際は、ローの境遇に同情しつつも「子供嫌い」のふりをして、彼をあえて自身から突き放していました。しかし、ローが「Dの一族」であることを知ると、コラソンは自分の素性をローに打ち明け、Dの一族の伝承を彼に語りました。

その後コラソンは嫌がるローを無理矢理引き連れ、2人で珀鉛病を治す旅へ出かけました。ですが、どこの病院も珀鉛病を診ようとはしませんでした。ある夜、コラソンはローのことを想って涙を流し、ローもコラソンの優しさに触れ、涙を流しました。その日から、ローはコラソンのことを尊敬を込めて「コラさん」と呼ぶようになりました。

トラファルガー・ローは王下七武海だった

トラファルガー・ローは、マリンフォード頂上戦争編で瀕死状態のルフィを助けた命の恩人で、2年後の新世界パンクハザード編に入って、ようやくルフィと再会を果たします。ルフィやキッドと同じく「超新星」の1人として危険視されていたローは、驚きの方法で王下七武海入りを果たします。海軍本部に訪れたローは、なんと海賊の心臓100個を持参し、それを全て海軍に捧げたのです。

王下七武海は世界3大勢力の1つであり、ローはそこに入れるほどの実力者であることが世界に知れ渡りました。心臓を奪った方法ですが、全てオペオペの実の能力で奪ったのであれば、相手は生きていると推測できます。ですが、いずれにしろ狂気を感じざるを得ない加入方法であることは間違いないでしょう。その狂気すらかっこいいと感じてしまうのは、ローが魅力的だからなのかもしれません。

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トラファルガー・ローの強さと能力

トラファルガー・ローの能力(必殺技)は極めて強力(チート級)で、かっこいいと言われています。また、ローの懸賞金は登場する度に上がっていくので、彼が今後どのような活躍を見せてくれるのか、ワクワクしているファンも多いです。この項目では、ローの懸賞金額の変異やかっこいい能力を紹介します。

懸賞金について

トラファルガー・ローは、シャボンディ諸島編で億超え「超新星」として初登場した際、2億ベリーの懸賞金がかけられていました。王下七武海になる前のローの懸賞金は、2年前より2億4000万ベリー高くなった4億4000万ベリーとなりました。

パンクハザード編で麦わらの一味と海賊同盟を組み、ドレスローザ編でルフィと共にドフラミンゴを倒した後は、王下七武海を脱退し、懸賞金は5億ベリーまで上昇しました。2年間の修行で強くなった麦わらの一味と同様に、ローも強く成長していたのです。

オペオペの実の能力

トラファルガー・ローは、かっこいい容姿も魅力的ですが、彼が自由自在に操る「オペオペの実」の能力もかっこいいと評判です。オペオペの実は、あらゆる病気を治すことができる能力を有する超人系の悪魔の実で、医者であるローにぴったりな能力が多数存在します。この項目では、複数あるオペオペの実の能力を判明している分だけ全て紹介します。

能力①シャンブルズ

ROOMと呼ばれる球状の「手術室」の内部で行われる技で、ROOM内部のものは何でも入れ替えることが可能です。 人や物の位置をそれぞれ瞬間移動(ワープ)させたり、人間の精神を入れ替えることができたりと、ローの技の中でもかなり利便性の高い能力となります。ROOM内部はローの独壇場と可し、技「切断」と併用することで、人体のパーツをバラバラにして入れ替えることも可能です。

能力②ROOM

オペオペの実の能力の根源として使用される技です。上述したシャンブルズもROOMがあってこその能力です。ROOMの発動後、ローの周囲は半透明な球状で包まれます。ローはその内部で数々の"手術行為"を行います。つまり、様々な技を発動することができるのです。

一般的に球体は数メートルから数10メートルで出現させられますが、ローの体力が持つ限りは数100メートル規模の拡大も可能だと言われています。しかし、広範囲の球状を長く出現させることは、ローの寿命を縮めることに繋がります。そのため、長時間且つ広範囲の多用は、ローにとって命取りの行為だと言えるでしょう。

能力③切断

「切断」でアンビュテートと読みます。ROOMの中にあるものを何でも切断することができる能力です。ローが妖刀・鬼哭(きこく)で切り付ける動作をすると、切先にあるもの全てを切断することができます。この技で切断された対象は痛みを感じることはありません。

また、切断したもの同士を自由自在にくっつけることも可能です。例えば、切断した人体の一部(頭など)を異なる人物に貼り付けたり、動物の身体を人間に移植したりと、ユニークな応用をすることができます。

能力④タクト

物体を空中に浮かせることができる能力で、ROOM内部にある物に対して発動できます。ある種テレキネシスのようなかっこいい能力です。ローはタクトを巧みに使用しており、隆起させた地面で相手の体を貫く離れ業も見せています。

能力⑤タクト“死の刀”

「死の刀」はステルベンと読みます。ローが即興で考えた技ですが、トレーボルはこの技を受けて瀕死状態になりました。トレーボルとの戦闘中に右腕を切断されたロー。しかし彼は自身から切り離された右手に鬼哭を握らせ、タクトを用いて浮遊させると、鬼哭は凄まじい速さで回転し、トレーボルの身体を深く切り刻みました。

能力⑥メス

対象となった相手の心臓を抜き取って奪う能力です。奪われた心臓は柔軟性のある立方体に囲まれ、一見守られているように見えるかもしれません。しかし、立方体ごしに心臓を握りつぶされたり、刺激を浮けてしまうと、心臓の持ち主は苦痛でのたうち回ることになります。メスは心臓以外でも応用可能で、腹部に銃撃をくらったローは、メスで自身の体内に入った銃弾を除去していました。

能力⑦ラジオナイフ

切断(アンビュテート)と同様に、妖刀・鬼哭を使用する技です。電流に包まれた鬼哭を振ることで、相手の身体を切断します。ラジオナイフは切断(アンビュテート)と異なり、切断された部分(切り口)がくっつくことはありません。技の持続時間は数分間だけですが、その威力は凄まじく、例えどんな能力を使おうとも、どのような処置を施そうとも、切断面を接合することは不可能です。

能力⑧カウンターショック

触れた対象に痛烈な電撃を浴びさせる電気系の必殺技です。両手を使って発動することがデフォルトのようですが、片手だけの状態でも発動することができます。心肺蘇生の際に行われる電気ショックを連想させる技で、医者のローにぴったりなかっこいい技だと言えるでしょう。オペオペの実の能力は万能であると教えてくれる必殺技の1つのでもあります。

能力⑨ガンマナイフ

青い電流のエネルギーを鋭利なナイフに具現化する能力です。皮膚など外面ではなく、内臓のみを攻撃することができる能力で、防御は基本的に不可能だと言われています。ガンマナイフは非常に強力な技で、喰らった相手は立つこともできません。

また、ガンマナイフはドフラミンゴの度肝を抜いた技でもあります。ルフィの必殺技「ゴムゴムの火拳銃」を喰らっても平気そうだったドフラミンゴですが、ガンマナイフを喰らった時は吐血し、痛みのあまり絶叫していました。

能力⑩注射ショット

「注射」はインジェクションと読みます。ローの鬼哭は、何かを切り裂く刀の役目だけでなく、銃のような役割も果たす万能な妖刀です。注射ショットは、鬼哭をライフルのように使う技で、切先の丸い焦点にあるものを貫き、ダメージを与えることができます。作中では、ドフラミンゴの腹に切先を当てた状態で発動され、彼の身体を銃弾のように貫いています。

能力⑪不老手術

ローが食べたオペオペの実は、ドンキホーテファミリーが探し求めていた「究極の悪魔の実」だと言われています。どうして究極なのかと言うと、不老不死を作り上げることができるからです。オペオペの実の能力者に「不老手術」を施された者は永遠に生きることができます。しかし、不老手術を行った能力者には厳しいルールが課せられ、手術を終えた後に命を落としてしまいます。

能力⑫スキャン

ROOM内部に存在する対象物や対象者を、その名の通りスキャンして調べる能力です。ローが実際に使用したケースでは、スキャンを発動した後にシャンブルズ(おそらく)を使い、海兵の電伝虫を奪っていました。そのため、何かを奪取する時に使用すると便利な技だと言えるでしょう。

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トラファルガー・ローとルフィの関係

クールでかっこいいトラファルガー・ロー、無邪気でかわいいモンキー・D・ルフィ。正反対な2人の関係はストーリーが進むごとに変化していき、ローがルフィにツッコミを入れる微笑ましいシーンなども増えてきました。ルフィはローのことを「仲間(になったんだ!)」と断言しており、それに対してローは「なってねェよ!」というツッコミを入れています。

「海賊同盟=友達みたいなもの」と考えているルフィにローが振り回されることも少なくありません。また、ローとルフィは歳が7歳も離れているせいか、仲の良い兄弟のようにも見えます。この項目では、マリンフォード頂上戦争編からワノ国編まで、ローとルフィの興味深い関係について紹介します。

ルフィとの関係①マリンフォード頂上戦争編

処刑宣告を受けたエースを助けるために奮闘したルフィでしたが、赤犬こと海軍大将・サカズキにエースの命を奪われ、ルフィ自身も瀕死状態に追い込まれます。そんな時、救世主として現れたのがトラファルガー・ロー率いるハートの海賊団でした。彼らはピンチに陥ったルフィを救うために、総動員でマリンフォードまで駆けつけたのです。

ローは自身が医者であることを告げると、瀕死状態のルフィを船内へ連れて来るように促しました。何とかその場を逃れたハートの海賊団は、重体のルフィに外科的治療を施し、彼の命を救いました。この時のローの行動は気まぐれ、または直感的だったのかもしれません。しかし、ルフィとの強い縁はここから始まったと言えるでしょう。

ルフィとの関係②ドレスローザ編

パンクハザード編で再会することができたローとルフィ。ローの提案で、四皇の1人・カイドウを倒すために2人の海賊団は同盟を組むことになりました。ローとルフィはドフラミンゴの部下で科学者のシーザー・クラウンを捕まえて、人造悪魔の実「SMILE(スマイル)」の作成と、それの製造源となる「SAD」の開発を中止させます。

こうして、ドフラミンゴと四皇・カイドウの取引を失敗に終わらせた2人は、両者から狙われることになりました。ローは麦わらの一味と共に、ドフラミンゴが支配する国・ドレスローザへ乗り込みます。ドレスローザ編でも同盟関係は続きましたが、途中で同盟が途絶えてもルフィはローを仲間と見なしていました。

ルフィにとってローは命の恩人でもあり大切な仲間でもあるのです。純粋なルフィに良い意味で振り回されるロー。そんな2人の関係性がかわいいと話題になりました。この頃からローはいじられる回数も増え、ギャグシーンも少しずつ増えてきました。

ルフィとの関係③ワノ国編

ワノ国でもローとルフィの仲良し同盟は続きます。ついに2人は当初の目的だった四皇・カイドウの打倒を誓い、彼の支配化にある鎖国国家・ワノ国へ潜入します。 しかし、ワノ国には同じく超新星と呼ばれたX(ディエス)・ドレークやバジル・ホーキンス達が姿を現し、彼らがカイドウの部下になった事実を知らされます。

ドレークとホーキンス以外にも、超新星の1人がワノ国を訪れていました。その人物はかつてシャボンディ諸島で共闘したユースタス・キャプテン・キッドで、驚くことに彼はカイドウの捕虜として捕まっていたのです。さらにはルフィまでもがカイドウに捕らわれ、牢に閉じ込められてしまいます。

ローとルフィは強敵・カイドウを倒すことができるのでしょうか?ワノ国編ではこれからも大きな事件が巻き起こると思われますが、もしかしたらドレスローザ編のように2人で力を合わせて戦う熱い展開もあるかもしれません。ローとルフィの今後がどうなるのかは、原作者の尾田先生のみぞ知ると言ったところでしょう。

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トラファルガー・ローのかっこいい名シーン

トラファルガー・ローは登場するだけでも「かっこいい!」と言われるキャラクターですが、かっこいい名シーンも数多く存在し、ファンの心を何度も奪っています。この項目では、ローのかっこいい名シーンを振り返り、彼が人気キャラクターである秘密を解き明かします。

名シーン①シャボンディ諸島

両腕のタトゥー、目の下のクマ、おどろおどろしい台詞。初登場のローは「ヤバイ奴」または「危険な奴」という印象が強く、現在のようなクールキャラではありませんでした。また、物体や人体をバラバラにできる能力に驚いた読者も多く、ヤバイ奴度を上げる要因となりました。

しかし、そのスタイリッシュな見た目と危ない技が読者のハートを掴んだのか、「かっこいい!」と彼を慕うファンが後を絶ちませんでした。「ロー=かっこいい」という方程式はここから生まれたのです。

名シーン②ローとチョッパー

クールであまり笑顔を見せないローが、帽子にチョッパーを乗せられて、麦わらの一味から大笑いされたことがありました。基本愉快なことが好きな麦わらの一味のペースにハマると、ローもシリアスでいられなくなるのかもしれません。この後、ローはチョッパーを拒まず、帽子ではなく刀にぶら下げています。

ローの仲間にはシロクマのミンク族・ベポもいるので、意外とかわいいものが好きなのかもしれません。また、チョッパーとローはかわいいマスコット(?)とイケメンの組み合わせなので、「2人が一緒にいると和む」と感じるファンも多いです。

名シーン③ハートの海賊団との再会

単独行動が多かったローでしたが、ゾウでついにハートの海賊団のクルーと再会を果たします。ベポは嬉しすぎて大好きなローに抱きつき、他の船員も大好きなキャプテンが帰ってきてテンションMAXです。ローは船員全員から慕われるかっこいいキャプテンなのです。

麦わらの一抹に船員を紹介するローはクールですが、船員との温かい仲が伝わるシーンとなりました。「ウチ(ハートの海賊団)はドライだ」と言うローですが、実はそうでもないのかもしれません。

名シーン④ローとたしぎの会話

「弱ェ奴は 死に方も選べねェ」

弱い人間は死に方も選べない、ローの生い立ちを知った後に聴くと、切ないニュアンスを感じ取ることができます。たしぎは真っ直ぐな武士道精神と強い正義感を持った女性です。しかし、女性という立場であるが故に、男性から情けをかけられることが多数ありました。そのため、たしぎはローに「斬るならば殺せ」と訴えかけますが、彼は冷たい表情でそれを拒否します。

一見ローが冷血漢のようにも思えますが、あえて厳しく言ったのは「ならば、もっと強くなれ」という意味も含まれていたのかもしれません。ローの悲しい過去と関係する名言&名シーンでした。

名シーン⑤恩人コラソンとの旅

旅先で訪れた数々の病院で酷い仕打ちを受け、ローはたくさん傷つきました。しかし、コラソンとの旅はローにとって大切な思い出であり、他者からの愛情を感じられた旅でもあります。ローはコラソンの前では年相応の少年に戻ることができ、素直に笑うことができたのです。

どこの病院も珀鉛病を診ようとしませんでしたが、ドフラミンゴからオペオペの実の存在を聞かされたコラソンは、命掛けでオペオペの実を手に入れ、ローに食べるように催促しました。しかし、ドフラミンゴにスパイであることを見抜かれたコラソンは、自身の最期を覚悟しながら、ナギナギの実の能力を使ってローを逃がします。

ローの泣き声はナギナギの実によって遮断され、彼はドンキホーテファミリーから逃げることができました。ローはコラソンに言われた通り、自身でオペオペの実の能力を操り、なんとか珀鉛病を治すことに成功しました。それ以降、ローはドフラミンゴに怨恨を抱き続け、コラソンの仇を討つために奮闘するのでした。

名シーン⑥ローとドフラミンゴの対決

現在もローにとって大切な存在であるコラソン。しかし、ドフラミンゴは実の弟であるコラソンを何の躊躇もなく殺害しました。ローにとってドフラミンゴは憎むべき存在、そして倒すべき強敵でした。ドフラミンゴを倒さなければ、ローの人生は止まったままなのです。

ルフィの手によってドフラミンゴが倒された時、ローの心はやっと解放されました。コラソンの本懐であったドフラミンゴの討伐が遂げられたドレスローザ編は、ローのかっこいい成長劇が描かれたファン必見のストーリーです。

名シーン⑦取るべきイスは必ず奪う

ゴチャゴチャ言ってねェで黙っておれに従え…取るべきイスは…必ず奪う!!!

ローがひたすらかっこいい名シーンです。この名言でローに惚れたファンも多いと言われています。ハートの海賊団の船員達がどれだけローを心酔しているのかも分かります。「ワンピースは逃げやしねえ」と語るローは微笑みを浮かべており、とても冷静沈着です。

ローは自分の強さを理解しており、あえて新世界へ航海する時期を見送ったのです。ルフィの完全復活を待っていた可能性もあります。冷静でスマートなローらしい判断だと言えるでしょう。

名シーン⑧意外と少年っぽい?

普段はクールなローですが、意外にも忍者好きだったり、ヒーロー好きだったりと、少年のような一面を見せています。ローは北の海で生まれた絵物語「海の戦士ソラ」を少年期に愛読しており、自身を"正当な読者"(つまりオタク)だと語っています。

同じ北の海出身のサンジからは「何でお前が詳しいんだよ!!」とツッコミを入れられましたが、ロー曰く「海の戦士ソラ」は北の海の常識とのことです。かっこいいローの意外な一面が露わになり、親近感を覚えた方も多かったのではないかと思われます。

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トラファルガー・ローのアニメ声優

声優・神谷浩史のプロフィール

トラファルガー・ローの担当声優は神谷浩史さんです。1975年1月28日生まれ、千葉県松戸市出身、茨城県牛久市育ち。神谷さんの所属事務所は数々の有名声優が所属する青二プロダクションです。

声優デビュー作品は1994年に放送されたアニメ『ツヨシしっかりしなさい』のアベックの男役で、トラファルガー・ローの声優としてワンピースのアニメに登場したのは第392話「新たなライバル集結! 11人の超新星」(2009年3月8日放送)でした。

声優・神谷浩史の主な出演作品

この項目では、神谷浩史さんの主な声優出演作品を紹介します。声優として一気に名が知れ渡ったアニメ作品としては、2007年放送の『さよなら絶望先生』の主人公・糸色望役が挙げられます。

その後も人気キャラの担当声優として活動を続け、2010年放送の『デュラララ!!』の折原臨也役、2012年~2015年まで放送された『黒子のバスケ』の赤司征十郎役、2019年放送の『続・終物語』の阿良々木暦役など、現在でも数多くのアニメに出演中です。

声優・神谷浩史とワンピースの裏話

今ではトラファルガー・ローの声優として有名な神谷浩史さんですが、実はアニメ『ワンピース』の第1話「俺はルフィ!海賊王になる男だ!」で、「海賊A」の声優として出演していました。つまりモブキャラの声優だったのです。その後も、神谷さんはワンピースに声優として出演し続けていましたが、トラファルガー・ローの存在に勝るキャラクターはいませんでした。

モブキャラの声優から、トラファルガー・ローの声優に昇格した裏話は、ある意味シンデレラ(男性ですが)ストーリーのようで、ロマンに満ち溢れています。神谷さんは「『ワンピース』の収録現場が大好き」と語っており、その理由としては、「ベテラン声優さんに囲まれることによって、プロ意識や心地よい緊張感が持てるから」と述べています。

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トラファルガー・ローとDの一族の秘密

Dの一族の謎

「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」、これがローの本名です。ローによると、「D」は隠し名で「ワーテル」が忌み名に当たるそうです。 ワンピースには「D」の付く名前を持つ登場人物が複数人います。

主人公・モンキー・D・ルフィ、ルフィの兄・ポートガス・D・エース、海兵・ハグワール・D・サウロ、そして海賊王・ゴール・D・ロジャーなどがDの一族だと言われています。 Dが何を示すのか、まだ解明されていません。作中では「Dの一族」「Dの意志」など、Dを使った言葉がしばしば登場します。

Dの一族は「神の天敵」で、Dの意志は受け継がれるもの、コラソンはそう語りました。仮に、神=天竜人、Dの一族=神に反旗を翻す者だとしたら、天竜人に逆らい、世界を変えることができる存在がDの一族なのかもしれません。

ローのタトゥー「DEATH」の意味

ローの両指には「DEATH」と書かれたタトゥーが彫られています。この「DEATH」はローの二つ名である「死の外科医」の"死"を表しているように思えるかもしれませんが、「D EAT H」(Hを食べるD)と読むこともできるのです。さらに、コラソンの故郷の言い伝えには「行儀の悪い子供はディーに食べられる」という話があります。ローが「DEATH」と彫っているのは、この話が由来であるという考察もあります。

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トラファルガー・ローに関する感想や評価

トラファルガー・ローは2019年8月9日に公開された劇場版『ワンピース スタンピード』で、敵を討つ作戦を考えたリーダー的役割を担い、かっこいい姿をファンに披露しました。イケメン過ぎるローを大画面で観たくて、劇場に通ったファンも大勢いたと言われています。ファンの心を捕らえ、映画の興行収入的にも大きく貢献しているローでした。

アニメで放送が開始したワノ国編でもローのかっこいいシーンをたくさん拝むことができます。「もうひたすらかっこいい」「かっこよすぎてつらい」と言う声も多く挙がっており、ローの人気は止まることを知りません。

麦わらの一味が相手だとシリアスキャラだったローもツッコミ要因になったり、ボケに回ったりと色々な意味で大変なようです。ドレスローザ編での死闘が終わり、カイドウの討伐を本格的に目指すロー。いじられキャラとなる時もありますが、現在のローはルフィ達と共に忙しくも楽しい(?)日々を送っているようで、ファンも一安心です。

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トラファルガー・ローの能力や声優まとめ

この記事では『ワンピース』屈指の人気キャラであるトラファルガー・ローのかっこいい魅力について述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?この記事を読んで、ローのことを「もっと知りたい!」と思って頂けたら幸いです。ローの活躍を拝みたい方は、是非原作コミックやアニメを観ることをオススメします!

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