【ジョジョ】ディアボロの強さ・スタンド能力を紹介!5部ラスボスの最期と過去を考察

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部に登場するディアボロの強さとスタンド能力について紹介します。「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のラスボス・ディアボロは、ギャング組織「パッショーネ」のボスです。ディアボロは過去を秘密にしており、秘密を知ったものを残酷に排除していきます。そんなディアボロは、自身の過去を知る娘の存在に気づきます。ここでは、ディアボロの過去を考察し、ディアボロの最期についても見ていきます。また、ディアボロの名言も紹介します。

【ジョジョ】ディアボロの強さ・スタンド能力を紹介!5部ラスボスの最期と過去を考察のイメージ

目次

  1. ディアボロはジョジョ5部のラスボス
  2. ディアボロの強さとスタンド能力を紹介
  3. ディアボロの最期
  4. ディアボロの過去を考察
  5. ディアボロの名言
  6. ディアボロとドッピオは同一人物
  7. ディアボロに関する感想や評価は?
  8. ディアボロの強さ・スタンド能力まとめ

ディアボロはジョジョ5部のラスボス

ディアボロは、「ジョジョの奇妙な冒険」のキャラクターです。第5部「黄金の風」に登場するディアボロは、ギャング団「パッショーネ」のボスで、第5部のラスボスです。イタリア・ネアポリスのギャング組織「パッショーネ」は、町の主要な事業を支配し、反社会的(麻薬など)な事業を拡大するなど強大な組織です。その組織のボスであるディアボロは、残虐な性格で自身の過去、正体を誰にも明かしません。

ディアボロの過去を知ったものはたとえ部下といえども残酷な方法で殺すという冷酷無比な人物です。ここでは、第5部のラスボス・ディアボロのスタンド能力、強さについて紹介します。また、ディアボロの最期の様子やディアボロが隠したかった過去について考察します。さらに、ディアボロはいくつかの名言を残しているということで、ここではその名言も紹介します。

ジョジョの奇妙な冒険の作品情報

「ジョジョの奇妙な冒険」は、作者・荒木飛呂彦による漫画で、週刊少年ジャンプで1986年から連載が始まり、2005年からはウルトラジャンプで連載されています。単行本は100巻を超え、累計発行部数はすでに1億部を超えているということです。2006年には文化庁の「メディア芸術祭100選」でマンガ部門の2位に選出されました。

テレビアニメ版の他に、映画「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」(2007年)や、実写映画「ダイヤモンドは砕けない」(2017年)があります。他にファミコン、プレステ、ニンテンドーDS、スマホゲームなども発売・配信されています。海外でも英語版、イタリア語版、フランス語などが発売されており、スペインやオーストラリア、メキシコ、ジョージア、カナダなど、世界各国にファンがいるそうです。

ジョジョの奇妙な冒険の概要

「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公は、各部それぞれ違う人物で、舞台となる国も変わっていきます。第1部はイギリスが舞台で副題は「ファントムブラッド」です。貴族のジョナサン・ジョースターと下層階級出身のディオ・ブランド―の抗争が描かれています。第2部以降、舞台はアメリカ、日本、イタリアと変わっていき、ジョースター一族の子孫とディオ(DIO)の一族の子孫との抗争が世紀を超えて続いていくというストーリーです。

「ジョジョの奇妙な冒険」は、2012年の10月にアニメ化され、TOKYO MXなどで放送が始まりました。第1期「ファントムブラッド」と「戦闘潮流」が2012年の10月~2013年の4月まで、第2期「スターダストクルセイダース」が2014年の4月~9月まで、第2期エジプト編が2015年の1月~6月まで、第3期「ダイヤモンドは砕けない」が2016年の4月~12月まで、第4期「黄金の風」が2018年の10月~2019年の7月まで放送されました。

アニメ第4期「黄金の風」の担当声優は、ディアボロ役を小西克幸が演じ、ドッピオは斎藤壮馬が演じました。また、「ジョジョの奇妙な冒険」のゲーム版ではディアボロ役とドッピオ役、どちらも宮本充が演じました。

ジョジョの奇妙な冒険のあらすじ

「ジョジョの奇妙な冒険」のあらすじを紹介します。第1部「ファントムブラッド」では、1888年のイギリスが舞台です。正義感の強い貴族であるジョナサン・ジョースターは、圧倒的なカリスマ性を持つ下層階級のディオ・ブランドーと対立し抗争へと発展していきます。第2部「戦闘潮流」の舞台はアメリカ・ニューヨークです。ジョナサン・ジョースターの孫であるジョセフ登場します。

DIOが悪の力を増幅させる基になったという「石仮面」の謎に迫ります。第3部「スターダストクルセイダース」の舞台は日本とエジプトです。ジョセフの孫・空条承太郎が登場します。このシリーズから各キャラクターに「スタンド」能力が生まれました。ここでは、第1部で死亡したとされたDIOが復活し、再びジョースター一族との戦いが始まるという内容です。

第4部「ダイヤモンドは砕けない」の舞台は日本・杜王町です。ジョセフの隠し子・東方城助が登場します。第3部で生まれた「スタンド」の能力を増幅させる「弓と矢」の存在が明らかになり、「弓と矢」を巡って事件が起きるという内容です。ここまで、「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部から第4部までを、簡単に紹介してきました。ここからは、第5部「黄金の風」のあらすじを紹介します。

ジョジョ5部のあらすじ

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」のあらすじを簡単に紹介します。舞台は2001年のイタリア、大組織「パッショーネ」の内部で起こる抗争が描かれています。この第5部はジョジョ史上最多の死者を出しました。あらすじを見ていくと、DIOの息子・ジョルノ・ジョバーナはギャングに入ることを夢見ていましたが、15歳になったジョルノは「パッショーネ」とあるトラブルを起こし、組織のブチャラティに襲われます。

ジョルノはスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」で応戦、なんとか助かりました。ジョルノはブチャラティに「ボスを倒してパッショーネを乗っ取る」と話しました。ジョルノの想いを聴いたブチャラティは、ジョルノを自分のチームに入れました。ブチャラティやチームの仲間たちとの絆を築いたジョルノは、トリッシュの護衛を指令されたブチャラティについて行き、共に任務を果たします。

しかし、ブチャラティはボスのトリッシュに対する冷酷な仕打ちを見て、トリッシュを思わず庇ってしまいます。ボスに逆らったことで組織に追われることになったブチャラティとジョルノは、ボス率いる「パッショーネ」と対決することになります。ここまで、「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」のあらすじを簡単に紹介しました。

今回注目のディアボロは、ギャング団「パッショーネ」」のボスで、組織内部に潜む謀反人たちから命を狙われます。物語の終盤、ディアボロは最期を迎えるのですが、ここではディアボロのプロフィール、過去、スタンド能力、そして娘のトリッシュについてと、ディアボロ最期の様子も見ていきます。

ディアボロのプロフィール

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のラスボス、ディアボロは1967年に生まれたことしか分かっていません。誕生日、身長など不明な点が多いキャラクターです。ディアボロの母は刑務所でディアボロを生んだということです。出産後、母の故郷に預けられたディアボロは神父の手で育てられました。ディアボロは、当時「ソリッド・ナーゾ」と名乗っていました。

19歳の時、ディアボロが暮らす村が大火事に見舞われ、ディアボロは死亡したとされました。それからのディアボロの行動は謎に包まれていますが、エジプトで遺跡の発掘に関わり、6本の「矢」を発見。第3部「スターダストクルセイダース」での事件にも関わっているということです。

娘はトリッシュ

ディアボロは「パッショーネ」に入る前に、ドナテラ・ウナという女性と付き合っていましたが、その恋人との間に生まれたのが、トリッシュでした。ディアボロが去った後出産したドナテラは、シングルマザーとしてカラブリアの町でトリッシュと暮らしていました。そんなドナテラでしたが重病にかかり、トリッシュを父親・ディアボロに会わせたいと思い、行方を探し始めました。

そのことがきっかけで、トリッシュという娘の存在が明るみになりました。誰にも過去を明かさず生きてきたディアボロの過去を知る娘・トリッシュは、ディアボロの正体を追う者に狙われることになります。

TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』公式サイト

ディアボロの強さとスタンド能力を紹介

ここまで「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」に登場するディアボロについて紹介しました。ディアボロは自身の過去を秘密にしているということもあり、彼のプロフィールはわからないことが多いということでした。しかし、トリッシュという娘がいることが分かりました。ここからは、ディアボロのスタンドについて、その強さや能力を紹介していきます。

強さとスタンド能力①スタンドはキング・クリムゾン

ディアボロのスタンドは「キング・クリムゾン」で、これは時間を操る能力です。自分以外の時間を飛ばして(止める)、その間に相手を攻撃することで、相手は自分が攻撃されたという自覚する間もなく死亡するというものです。

強さとスタンド能力②2つの特殊能力とは?

ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」のもう一つの能力は、「エピタフ(墓碑銘)」です。これは、ディアボロの前髪に未来が映るという能力です。この「未来予知能力」で近未来を予知することで、ディアボロは相手が仕掛ける攻撃や罠など、これから起こることを知ることができます。

この「エピタフ」と共に時間を飛ばす(止める)能力を発動すれば、相手の動きを予知し、攻撃を読むことができるため、攻撃を回避する行動を取ることができます。時間を止められた相手には不意打ちに遭うようなもので、防御する間も与えられず倒されてしまうということです。ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」とは、このように最強ともいえる強さを持っています。

強さとスタンド能力③DIOと互角の強さ?

ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」に似たようなスタンドを持っているのが、DIO(ディオ)です。第3部「スターダストクルセイダース」で復活したDIOのスタンドは「ザ・ワールド(世界)」です。これは「キング・クリムゾン」と同じ「時間を操る」スタンド能力です。

そのため、ディアボロと互角に戦えるのは、DIOなのではないかと言われています。第3部でジョセフと戦った際、10秒近くも時間を止めることができました。具体的な比較データはありませんが、ディアボロと比較すると、2人は共に近距離で発揮されたパワーは最強で、スピードや射程距離などを考えても、ディアボロとDIOの能力はほとんど互角ではないかと言われています。

強さとスタンド能力④露伴との強さを比較

「ジョジョの奇妙な冒険」の第4部「ダイヤモンドは砕けない」で登場する岸辺露伴の強さをディアボロと比較してみます。まず露伴の能力から見ていきます。露伴のスタンドは「ヘブンズドアー」で、人の記憶を読むことができたり、そこに書き込むことでその人の行動をコントロールすることができる能力です。

例えばディアボロと戦う場合、時間を止めることができるディアボロと普通に戦っても勝ち目はありませんが、ディアボロの能力を発動させなければ勝つ可能性もあるかもしれません。露半が「ヘブンズドアー」で、ディアボロに「時間を止めさせない」または「スタンド能力を使用しない」と、書き込んだ場合、ディアボロは能力を使えなくなります。そしてディアボロが自滅してしまうような言葉を書き込めば、ディアボロを倒せます。

ディアボロ相手にこの能力を使うためには重要な条件があります。それは、ディアボロが露伴に狙われていることに気づいていないことです。ディアボロが油断しているところに書き込みをしてしまえば、思うようにディアボロを操ることができます。このような条件の下であれば露伴にも勝利の可能性が出てきます。このように、最強のスタンドを持つと言われるディアボロでも、条件次第では倒すことが可能だということです。

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ディアボロの最期

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」の終盤、DIOの息子・ジョルノがスタンドの能力を引き上げることができる「矢」があることを知りました。「矢」を持っているポルナレフに会うためローマのコロッセオに行きました。「矢」の存在を知ったラスボス・ディアボロは、ジョルノより先に手に入れようとします。ここでは、「矢」を巡って激しく奪い合う戦いの様子を紹介し、そこで迎えるディアボロの最期を見ていきます。

矢を狙ったディアボロ

ポルナレフが、スタンド能力をレベルアップできるという「矢」を持ってローマに現れたことを知ったディアボロは、ポルナレフを襲撃します。ポルナレフは死の間際、「矢」の力でレベルアップしたスタンド「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」を発動し、ディアボロの体にブチャラティの魂を入れました。結果、ブチャラティの体にはドッピオの魂が取りつき、ディアボロの魂はミスタの体に取りつきました。

瞬時に「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」の能力を理解したディアボロは「キング・クリムゾン」を発動しました。「矢」はあと一歩でディアボロの手に入るはずでしたが、ブチャラティが最後の力を振り絞り「シルバー・チャリオッツ・レクイエム」を破壊。ディアボロの魂は元に戻り、「矢」を手にすることはできなかったのでした。

ジョルノの攻撃

「矢」はジョルノの手に渡りました。「矢」を手にしたことでジョルノのスタンドは「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」にレベルアップします。この能力は、敵の攻撃を無にするというもので、ディアボロの「キング・クリムゾン」による時を止める能力や未来予知能力も何もかも無効となり、攻撃を受けたディアボロはティベレ川に落とされてしまいました。最強と言われるスタンドを持つディアボロにも最期の時が訪れました。

永遠に繰り返される死

敵の攻撃を無にする能力「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」によって最期を迎えたディアボロでしたが、この能力にはもう一つ恐ろしい力がありました。それは「真実に到達しない」というものです。最期を迎えたはずのディアボロは、このスタンド能力によって本当の死に到達しない「永遠に繰り返される死」を与えられました。

ディアボロは麻薬中読者に殺害されたり、ちょっとしたことで驚いた拍子に車に轢かれ死亡したりと、あっけない死(最期)を繰り返す中でディアボロの精神は弱り、心配して近づく少女を恐れて逃げ出すほどになります。何度殺されても本当の死(最期)を迎えられないディアボロは、限りなく続く地獄を味わうことになりました。ここまで、ディアボロの最期について見てきました。次は、ディアボロが秘密にしている過去を考察します。

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ディアボロの過去を考察

ここまで「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」の、ディアボロの強さや、スタンド「キング・クリムゾン」の能力と、ディアボロの最期について見てきました。「永遠に繰り返される死」を与えられたディアボロの最期は、終わることのない地獄をさまようことになったのでした。ここからは、ディアボロの過去を考察していきます。

出身はサルディニア島

ディアボロは1967年、イタリアのサルディニア島で生まれました。母はイタリアの刑務所に収監されていた囚人だったということです。刑務所で生まれたディアブロは誕生後、サルディニア島の母の故郷に預けられ、神父に育てられたということです。19歳まで島で育ったディアボロは、当時はソリッド・ナーゾと名乗っていました。

しかし原作ではすでに「ディアボロ」と名乗っていたということですが、本当の名前は明らかではありません。ディアボロの意味はイタリア語で「悪魔」です。子どもの頃のディアボロは、冷酷で非道な本当の性格を隠し、養父の前では従順で真面目、愚かな風を装っていました。

ドナテラとの出会い

ディアボロは、旅行先でドナテラという一人の女性と出会い、付き合い始めました。まだパッショーネに入る前のことです。その後、ディアボロがパッショーネに入ったことで、ドナテラとは別れました。組織「パッショーネ」に入ったディアボロは実力を発揮、ボスの地位までのし上がりました。ディアボロは自身の過去を知る人物をすべて殺し、自身の過去につながる物も消し去り、誰にも正体を知られることなく生きてきました。

トリッシュの誕生

ディアボロが去った後、ドナテラは娘を出産しました。それがトリッシュです。自身の正体や過去は徹底的に秘密にしているディアボロにとって、トリッシュの存在は汚点でもあり、弱点でもあるのでした。ディアボロはブチャラティのチームにトリッシュを連れてくるよう命じました。ディアボロの組織「パッショーネ」には、日頃からディアボロに対して反発を覚えている部下もいます。

ブチャラティたちの動きを知ったものたちは、ブチャラティチームを襲撃します。ブチャラティチームは襲撃をかわし、トリッシュをディアボロの元に届けることができました。ディアボロのところへトリッシュを連れて行ったブチャラティは、ディアボロの冷酷さ、残虐さを目の当たりにします。ディアボロはその場に姿を見せることなくトリッシュを奪い去りました。ブチャラティの手には、掴んでいたトリッシュの片手だけが残りました。

ディアボロのこのような行為によってブチャラティは、過去を消すために娘まで手に賭けるような人物だったのだと悟り、ディアボロに対して嫌悪感を募らせ、結果ディアボロにそむく決意をしたのでした。

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ディアボロの名言

ここまで「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のラスボス。ディアボロの強さ・スタンド能力を紹介し、ディアボロが隠している過去や最期について見てきました。ここからは、ディアボロが残した名言を紹介します。

名言①「帝王はこのディアボロだッ!」

こちらの名言は、ディアボロが相手より優位に立ったことを意識したときに発する言葉です。絶対的な自信の持ち主であるディアボロは、常にトップに立っているという意識があります。第5部「黄金の風」の中でディアボロは、帝王とは自分であると自覚しており、最強のスタンドと言われる「キング・クリムゾン」は、まさに帝王である自分にふさわしい能力だと、ディアボロは思っているのでした。

「帝王はこのディアボロだッ!」

名言②「オレのそばに…」

こちらの名言はコミック63巻の125ページで言いました。ジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」によって「永遠に繰り返される死」を与えられたディアボロは、何度も殺されるうちに、少女が近づいただけで恐怖を感じるようになりました。何度殺されても本当の死(最期)を迎えることができない苦しみから、思わず発した言葉だということです。

「オレのそばに近寄るなああーーーーーーーーッ!!!!!!」

名言③「何かわからんがくらえッ!」

こちらの名言はコミック第62巻の167ページで言いました。ディアボロは状況を把握していなくてもとにかく攻撃しておこうという性格で、このような言葉になったということです。または、スタンドの「キング・クリムゾン」の能力の前には、どんな攻撃も意味が無いと言いたいのかもしれないと言われています。

何かわからんがくらえッ!

名言④「これは『試練』だ…」

こちらの名言は、ディアボロがスタンドをレベルアップすることができる「矢」を自分のものにするため、戦う前にポルナレフに掛けた言葉です。

これは「試練」だ
過去に打ち勝てという「試練」と オレは受け取った
人の成長は……………未熟な自分に打ち勝つことだとな…

名言⑤「オ、オレは何回死ぬんだ…」

こちらの名言は、名言②で紹介した「オレのそばに近づくな…」という言葉の前に発しました。ディアボロが、何度殺されても本当の死(最期)を迎えられないことで、精神的に追い詰められた結果、発した言葉です。

オ オレは何回死ぬんだ!?次はど…どこから…い…いつ「襲って」くるんだ!?オレは!オレはッ!

名言⑥「この便器に吐き出された…」

こちらの名言はコミック63巻の43ページで言いました。ジョルノに「矢」を持っていかれてしまい、怒りに身を任せて発した言葉です。「ジョジョの奇妙な冒険」のボスの定番となっている言葉で、窮地に陥った時、DIOや吉良もこのような意味の言葉を言っています。しかし、ディアボロのこの言葉は生々しい表現で、名言というより暴言だと言われています。

「この便器に吐き出されたタンカスどもが!!」

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ディアボロとドッピオは同一人物

ディアボロ最大の謎とされているのは、ドッピオです。ドッピオはディアボロが最も信頼する部下と言われています。ドッピオは常におどおどしており、見た目も少年ですが、ディアボロのスタンド「キング・クリムゾン」の能力の一つ、エピタフを持っています。そんなドッピオが、実はディアボロと同一人物だということが分かりました。ここでは、ディアボロとドッピオについて見ていきます。

2重人格者のディアボロ

ディアボロは組織の者にその姿を決して見せていませんでした。ドッピオはそんなディアボロの腹心の部下と言われていますが、実はディアボロはドッピオと同一人物で、ディアボロは2重人格者だったということが分かりました。ディアボロは、大組織「パッショーネ」のボスですが、組織内にはディアボロに対する不満を持つ反体制の輩も多く存在します。

暗殺から身を守り、ボスとしての地位を盤石なものにするため、姿を現さず謎の存在としていました。暗殺チームなどはボスの身柄を特定できず、手をこまねいていました。

普段はドッピオとして暮らす

暗殺者から身を守るためディアボロは普段はドッピオの人格で暮らしています。ドッピオとは、イタリア語で「ダブル」という意味です。ドッピオ本人に自分はディアボロだという自覚はなく、ディアボロに忠誠を誓う者だと思い込んでいます。ディアボロと電話で連絡を取り合うシーンがありますが、それはディアボロが一人二役で芝居をしているのです。まずドッピオ自身が着信音を「とうおるるるる…」と、声で表現します。

ドッピオは実際にディアボロから電話が掛かってきたと思い込んでいます。そして会話が始まるのですが、電話と言っても本物の電話器ではないので、人形だったりカエルだったりとその場にある物を電話に見立てて耳にあてるという異様な光景になります。周囲の者はその異様さを不審に思いますが、ドッピオはディアボロからの電話だと思い込んでいるので、周囲の雰囲気を気にすることはありません。

ディアボロの別人格がドッピオの人格なのですが、ドッピオ自身は完全に独立した一つの魂として存在しています。第5部の終盤近くでドッピオの魂が最期(死)を迎えるという描写があり、それ以降、ドッピオが出てくることはありません。最期の時までドッピオはディアボロの腹心の部下と思い込んでいたのでした。

2重人格者だということは、ディアボロにとって最大の秘密で、占い師に正体を見破られそうになった時、その占い師を殺してしまったこともあります。

体型も変貌する

ディアボロの別人格であるドッピオは少年のような容姿をしていますが、ディアボロはドッピオの人格になるとき、体まで変化するという特徴があります。このような2重人格は、いつから始まったのか?というのがファンの間で話題となっています。ドッピオが元々の人格で、ディアボロの人格が後から生まれたという説と、その反対にディアボロが元々の人格だという二つの説に分かれています。

ドッピオが元の性格だという説は、養父の元で育てられていた頃のディアボロは、気が弱く大人しい性格で、動作にも俊敏さはなく、ドッピオの性格や立ち居振る舞いに共通しています。しかし、内面に秘められていた攻撃性、残虐性などが次第に表に出てくるようになり、その性格が独立、ディアボロの主な人格になったということです。

ディアボロが元の人格だという説は、ボスとしての地位を守るため、また、暗殺者から身を守るためドッピオの姿形をして、ドッピオの人格で暮らしているというものです。物語の中でドッピオへと人格を切り替える際、常にディアボロが主導し、ディアボロの都合でのみドッピオは動かされています。そのためディアボロの人格が元の人格だと思われるということです。

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ディアボロに関する感想や評価は?

「ジョジョの奇妙な冒険」第5部でディアボロは、ジョルノのスタンド「ゴールド エクスペリエンス レクイエム」の能力によって、永遠に繰り返される死を与えられてしまうという最期を迎えました。しかし、帝王としてのプライドを持っている姿や、数々の名言などが格好良いということで、最も好きなキャラクターだという感想です。

「ジョジョの奇妙な冒険」のディアボロは、最後まで徹底した悪だったということが、清々しいという感想です。残虐な人物だとされているのに、少し抜けたところが可愛い点で、「時を止める」ことができるスタンド能力は、他のスタンドとは違う恰好良さがあるということです。

「ジョジョの奇妙な冒険」のディアボロは、原作でもアニメでもゴツゴツとした男らしい手をしています。アニメのディアボロは、見た目は女性っぽい容姿で描かれていますが、手は男っぽいということで、そのギャップが良いという感想です。

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ディアボロの強さ・スタンド能力まとめ

いかがでしたか?「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」に登場するラスボス、ディアボロについて、その強さ・スタンド能力を紹介し、ディアボロの過去を考察しました。ディアボロは、娘のトリッシュが現れたことで過去が明らかになるのを恐れ、実の娘でさえも手にかけるという冷酷非道な人物でした。さらに、ディアボロとドッピオは同一人物で、ディアボロは2重人格者だということが分かりました。

また、ディアボロはジョルノとの戦いで最期を迎えましたが、ジョルノのスタンドによって「永遠に繰り返される死」を与えられました。さらに、ディアボロがそれぞれのシチュエーションで発した名言を紹介しました。「ジョジョの奇妙な冒険」第5部のラスボス、最も残虐なボスと言われるディアボロに注目して、ご覧ください。

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