2019年09月21日公開
2022年11月15日更新
【ワンピース】カイドウとビッグマムはロックスの元仲間だった?まさかの海賊同盟?
2019年9月現在も進行中のワンピースのワノ国編。ワノ国編の前のホールケーキアイランド編、ゾウ編からの流れで四皇として君臨するカイドウとビッグマムの関係性が明かされてきました。そしてワノ国ではビッグマムがワノ国に乗り込む形で一時衝突しながらもどうしてそうなったのか海賊同盟を結成するに至っています。2人にはかつてロックスで仲間だったという考察もありまだ明かされていない過去も多くなっています。今回はカイドウとビッグマムの関係性について紹介していきます。
目次
カイドウとビッグマムとは?
ワンピースの作品情報
カイドウとビッグマムについて紹介する前にワンピースという作品についても簡単に紹介しておきます。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年から集英社の発行する週刊少年ジャンプにて尾田栄一郎先生によって連載されている海洋ロマン漫画です。2019年9月現在も連載中で既刊は93巻と現在ジャンプで連載している漫画の中でも最長、歴代でもこち亀に続いて2番目の長きに渡り連載が継続している作品になっています。その連載の長さに比例するように日本国内外で高い人気と評価を集める一大コンテンツとなっています。
現在の漫画は掲載される週刊少年ジャンプの顔と呼べる存在になっているのはもちろん、アニメも1999年から長きに渡って放送され続けておりており、2000年からはほぼ毎年のペースで映画が公開され、単独のビデオゲームやカードゲームのゲーム展開、アミューズメント施設などとのコラボなど実に豊富なマルチメディア展開が行われている作品でもあります。
人気と同時に評価も非常に高い作品であり、漫画は2015年に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネスにも認定されている他、関連商品がそれぞれの分野で日本国内外の数々の記録を持っており、何れも高い評価を受ける作品となっています。
ワンピースのあらすじ
海賊王になる事を目指す少年ルフィが仲間と共に冒険する物語でイーストブルーから始まった物語はグランドライン、そしてグランドラインの中でも後半の海、新世界へと進んでいきます。新世界では4つの海賊団がそれぞれ縄張りを持って各島を実効支配しています。そんな4つの海賊の船長達を四皇と呼び、そんな四皇に数えられるうちの2人が今回紹介するカイドウとビッグマムです。
ルフィ達麦わらの一味は新世界に入ってパンクハザードにて最初の島、パンクハザードでルフィと同じく最悪の世代と言われるトラファルガー・ローとカイドウを倒す為の海賊同盟を組み行動を開始、カイドウの戦力を削ぐべく行動した後、ビッグマムに誘拐されたサンジを救出しビッグマムとも対決、その後ワノ国に向かう麦わらの一味の追う形でビッグマム海賊団もワノ国までやってきています。
カイドウのプロフィール
四皇カイドウは百獣海賊団を率いる別名百獣のカイドウと言われています。常人の数倍はある体躯に鬼のような巨大な角を持ち、「この世における最強生物」と呼ばれています。その体躯故に高すぎる耐久力、生命力で海賊としては何度も敗北していますが死ぬ事はなくこれまで生き続けています。ただその強すぎる生命力故に死にたくても死ねず、それでいて退屈な世界に対しある種の破滅主義者的な側面も持ち合わせています。
一方で強者に興味を持っていて部下にしようとしたり、SMLIEで部下を強くしようとするなど戦力の拡大にも積極的である側面も持っていたりします。その証拠に怒っていた相手であるルフィの闘志を認めて部下にしようと画策したりもしました。また大の酒豪でもあり、基本的にお酒を飲んでいる事が多く酔っ払っている時間も長めです。それもあってか泣き上戸、怒り上戸と両方の側面を持つ非常に気性の激しい性格をしています。
動物系幻獣種の悪魔の実の能力者であり、その体躯よりもさらに巨大な青い竜の姿になる事が出来ます。まだワンピース本編においては明確な戦闘描写はありませんが、おでん城跡を跡形もなく消し飛ばす熱風ボロブレスやギア4を使ったルフィを一撃で重症に追いやる程の金棒の振り降ろし攻撃、雷鳴八卦などの技がある事が明らかになっています。
ビッグマムのプロフィール
ビッグマムはビッグマム海賊団の船長で縄張りの1つ、トットランドの女王でもあります。ビッグマムは通称であり、本名はシャーロット・リンリンですが、親しい人物以外は基本的にビッグマムと呼んでいます。カイドウに負けず劣らずの体躯を誇り、豪快で男勝りな性格が特徴的です。非常に強欲で特にお菓子が大好きで食べたいお菓子が食べられないと「食いわずらい」と呼ばれる癇癪を起こして暴れまわります。
ビッグマムは分類上は普通の人間ですが、なぜか幼少期から巨人族並に身体が大きく、その体躯と食いわずらいという68歳の今でも制御できない癇癪持ちから国を追い出され、マザー・カルメルによって家族の大切さを教わりシュトロイゼンに導かれるように海賊になったという過去があります。幼少期からその凶暴性は凄まじく同時に身体が丈夫すぎて普段は暴れまわっても傷1つ負わない程に丈夫な身体をしています。
ビッグマムは超人系のソルソルの実の能力者です。人の魂(ソウル)を操る事ができる能力で、人の寿命を奪いそれを無機物や動植物に与える事で擬人化集団「ホーミーズ」に出来る能力を持っています。この能力を用い自身の魂を分け与えた3つのホーミーズ、二角帽のナポレオン、炎のプロメテウス、雲のゼウスを使役して戦闘を行います。ただゼウスにはビッグマムの持つ食欲を反映した為にナミに手懐けられ裏切られています。
カイドウとビッグマムはロックスの元仲間?
元仲間だった2人
元々関係性を考察されていたカイドウとビッグマムでしたが、ワノ国編にてついに明確に本編でカイドウとビッグマムが元は仲間だった事が明かされています。ビッグマムの息子の1人19男のモンドールが発言した事で確定した情報です。ただこの発言の中ではどこで仲間だったのかは明言されておらず、海賊同盟などを含む何かしらの関係で仲間だったと言える状態だった事が明らかになっているのみです。
ただこの2人が仲間だったであろう場所については本編でも触れられています。それが海軍の中将達が集まる中でのヒナとガープを中心にした会話です。この時ヒナが「カイドウとビッグマムと言えばガープが英雄と言われるきっかけになった存在」だと言及し、それに対しガープが「ロックス」という名前を出しているのです。
ただ現在お互いが四皇という凌ぎを削る立場であるという事もあってか元仲間であってもその関係性は冷え切っている状態と言えます。ビッグマムは「昔みたいに仲良くやろうぜ」と言っていますがカイドウの縄張りに入る事を是とする打算的な考えが見え見えであり、過去の仲間というのも組織な意味での仲間であり、2人の関係性については不明です。
ロックスとは?
ロックスについて言及されたのはこのヒナとガープの会話のみですが、ガープがこの時に複数の事を示しています。1つはロジャーの時代の前はロックスの時代であった事です。もう1つはロックスの時代は40年前だという事です。ただロックスが「海賊団」なのかどうかも不明で、ロックスという名称もビッグマム海賊団のように船長の名前なのか、ロックスという愛称なのかと考察されている状態です。
ロックスについてファンの考察では、ロックス船長の元に集いロックス船長を失った事で瓦解した説、ロックスは5人の主要メンバーのイニシャルでLOCKSのうちのCをビッグマム(シャーロット・リンリンのC)、Kがカイドウなのではないかという説もあります。他の文字に関してはSが40年前まで海賊をしていたと言っているシャッキーなどが有力候補として名前が上がっています。
2人はロックスに所属?
上記のヒナの切り出し方とガープの説明を見る限りカイドウとビッグマムがロックスという組織で仲間だった事は確定と言っていい状態と言えます。ロックスについては不明点が多いですが、ロックスについて言及された時期を考えても他にコレと言える組織がない事からもカイドウとビッグマムはそれぞれの理由でロックスに所属していたものと考えられます。
ただロックスは船長を失った事で組織としては瓦解した、しかし復活すれば驚異という表現もあるのでロックスが船長の名前かどうかは別にして復活する可能性がある、つまりカイドウやビッグマムら現在も健在であり、ある程度の影響力を持ったメンバーが複数人生きているのだと考えられます。四皇と呼ばれるカイドウとビッグマムが所属していたならガープがそういうのも納得出来ると言えます。
またヒナいわく、ロックスは船長を失った今でも当時と比較して力を増しているとも表現しており、ロックス時代、ロックスの元に集っていたカイドウとビッグマムがロックス瓦解後、独立してそれぞれの海賊団を作り、四皇と呼ばれるようになったと考えれば、当時から力を増しているという表現とも整合性が取れます。
所属するに至った経緯はカイドウは不明ですがビッグマムに関しては強い男探しだった可能性が高いです。幼いビッグマムを導いたシュトロイゼンも旦那説がある事からビッグマムの遺伝子を残す為に子供を残すように指摘したのではないでしょうか。あくまでもビッグマムの目的が子供であったと考えればビッグマムが旦那を簡単に捨ててしまうのも納得出来ます。
カイドウとビッグマムがまさかの海賊同盟?
一時休戦のカイドウとビッグマム
2019年現在進行中のワノ国編の展開を大きく揺るがす事になるのがカイドウとビッグマムが海賊同盟を結ぶ事にしたという話です。元々ローの計画でカイドウの戦力を生み出すシーザー、ドフラミンゴを倒して戦力を削いだ上でようやく戦いを挑むつもりでいた上、ビッグマムが一時的に記憶喪失になっていた事でもしや味方としてその力を振るうのではと考えられていただけにここに来てカイドウ陣営に強力すぎる助っ人の登場と言えます。
ちなみにこの海賊同盟はルフィ達を追ってワノ国に突入したビッグマムがカイドウと丸一日戦闘した上で決めたという事でした。この1日の間で何があったかは不明ですが、両者は元々ルフィに対して恨みが強く、また過去には仲間だった事もある事から海賊同盟結成に至ったのだと考えられます。ただ和解したというよりも一時休戦という状態に近いようです。
まずは2人で世界征服
四皇同士の海賊同盟というおそらくワンピースの世界の中でも前代未聞の海賊同盟ですが、その目的は当然打倒ルフィではありません。ビッグマムとカイドウはそれぞれを殺し合うのは後回しにしてとりあえず世界を取ってしまおうという考えに至ったようです。つまり2人の海賊同盟の目的は世界征服であり、ルフィとローの海賊同盟とは戦力的な意味でも目的という意味でも規模が違う海賊同盟になっています。
ルフィ達ワノ国の反抗勢力に希望を残す書き方をすればこの海賊同盟に関してはカイドウとビッグマム当人同士が決めた事であり、特にビッグマム海賊団に関しては2019年9月現在まだこの海賊同盟の結成を知らされた描写はない状態でありこの関係性が持続するかは不明瞭です。
ロックス復活の可能性は?
カイドウとビッグマムが手を組むという事がそのままロックスの復活になるのかと言われれば疑問が残ります。ロックスに関しては不明点が多すぎてはっきりいた事は言えませんが、主要メンバーが死んでしまった船長を除いてカイドウとビッグマムだけという事ではないでしょうし、このカイドウとビッグマムの海賊同盟=ロックスという事ではないのではないかと考えられます。
仮にカイドウとビッグマムの海賊同盟が本当にその目的である世界征服の為に動き出し戦力を拡大していけば、かつての仲間が合流してロックス復活という展開はありえなくはないですが、その為には現在ルフィ達が行っている反攻作戦が失敗する必要があります。ホールケーキアイランド編と違いワノ国編は逃げ切ったら勝ちというわけでもないのでやはりロックスの復活は難しいのではないでしょうか。
ただロックスが船長の名前であった場合、ロックス船長を復活させるのではないか、そしてそのロックスとルフィが戦うのではないかという考察もあります。ちょうどビッグマムのソルソルの実の能力は魂を操る能力である事から考えられている考察で、組織としてではなくロックス船長を復活させるという可能性は否定出来ない状態です。
カイドウとビッグマムの海賊団を比較
百獣海賊団の勢力
百獣海賊団はカイドウを筆頭に動物系悪魔の実の能力者で湿られています。最高幹部「大看板」は3名、その下の幹部クラス「真打ち」らも動物系の中でも自然系より希少と言われる幻獣種の能力者も多く、さらにその下には人造悪魔の実「SMILE」で能力者となった集団、ギフターズもいるので悪魔の実の能力者の数では圧倒的な数を有しています。
百獣海賊団に関してはまだ明確な戦闘描写のあるキャラクターが多くはありませんが、大看板のジャックがゾウにてイヌマムシとネコマムシをボロボロにしていたりカイドウがおでん城跡を消し飛ばしたり等、その戦闘力は高い事を伺わせる描写は多いです。
ビッグマム海賊団の勢力
ビッグマム海賊団は、ビッグマムを筆頭に基本的に超人系の悪魔の実の能力者の集団です。最高幹部のスイート三将星、幹部クラスも基本的にはビッグマムの子供達で構成されています。最高幹部の3人はそれぞれにカタクリ10億5700万、スムージー9億3200万、クラッカー8億6000万の賞金首となっており、幹部クラスにも5億を超える幹部が多くいます。
ただビッグマム海賊団に関してはワンピースの本編上、ルフィ達とも衝突しており、スイート三将星の中でも最高戦力であるカタクリがルフィに敗れている他、クラッカーもルフィに痛手を負わされ、さらにはファイアタンク海賊団やジンベエら魚人海賊団の離反などかなりかき回されてしまった状態になっています。
どちらの海賊団が強い?
百獣海賊団とビッグマム海賊団がもし衝突するとした場合、単純な戦闘力という意味では百獣海賊団に分があると言えます。悪魔の実の能力的にも身体能力が向上する動物系はそのままダイレクトに戦闘力が高まる為です。一方でビッグマム海賊団は超人系が多くビッグマムのソルソルの実やクラッカーのビスケット兵などで兵隊の数は増やしやすく、また使える能力を持った者も多くなっています。
質の高さで言えば百獣海賊団に、兵の数であればビッグマム海賊団に分があります。またビッグマム海賊団には直接戦闘で倒す以外にも相手を戦闘不能状態にする力を持った能力者も複数いるのでそれらを駆使しながら戦える状況を作れるのであればビッグマム海賊団が勝つ展開も作れると言えます。
どちらの縄張りで戦うか、第三勢力に対しての警戒などを考慮せず単純な戦闘力で見れば百獣海賊団ですが、総合的に見ればビッグマム海賊団の方が強いのではないかと考えられます。ただこれはあくまでも両者が全力をだせる場合を想定しており、ワンピースの物語の中ではビッグマム海賊団はルフィ達に少ないとは言えない被害を受けているのでワノ国編時点においてはやはり百獣海賊団の方が強いのではないでしょうか。
カイドウとビッグマムの関係
カイドウはビッグマムに借りがある
カイドウとビッグマムの2人が仲間だった事は確定していますが、仲間時代の事で分かっている事があります。それはカイドウはビッグマムに借りがあるという事です。カイドウとビッグマムの電伝虫を通してのやり取りの中で語られた事実で、カイドウ曰く「昔の話」、ビッグマム曰く「一生の恩」だという事です。
この話を持ち出された後、カイドウが言い淀みビッグマムが優位に立って会話を進めているのでカイドウ自身今でも感じ入る部分があると考えられます。ただこの借りの内容に関しては不明です。ただそれでもワノ国にビッグマムが入る事を許すつもりはなく最初は追い返そうとしました。
カイドウはビッグマムの元旦那?
この借りの内容に関しては不明ですが、ファンによる考察ではカイドウはビッグマムの元旦那なのではないかという説もあります。ビッグマムは旦那に興味がなく子供を作る為に結婚しては旦那を捨てています。今でこそふくよかな身体をしているビッグマムですが、20代、40代の頃は背こそ大きかったものの、男が言い寄ってもおかしくないくらい美人でした。その容姿を利用して43人もの男と関係を持っているのです。
ビッグマムの元旦那としてはローラとシフォンの父であるパウンドが登場していますがその他の42人の元旦那は不明です。そこでファンの中では既に登場している中で旦那候補となるキャラクターを考察、その1人がカイドウではないかと考えられているのです。
ビッグマムを名前で呼ぶカイドウ
その証拠と言えるかは分かりませんがカイドウは今でもビッグマムの事を「リンリン」と名前で呼んでいます。もちろんビッグマムがビッグマムと呼ばれるようになる以前からの付き合いだからと考える事も出来ますが、元旦那だからと考える事も出来るのではないでしょうか。そしてそこにカイドウがビッグマムにある大きな借りが繋がってくるのではないかという考察をする人もいます。
端的に言えば、カイドウはビッグマムで童貞を捨てさせてもらったのではないかという考察です。ビッグマムは美人ですから引く手あまたである中、仲間だからという理由だったとすれば確かに借りと言えなくもないかもしれません。そしてその後もある程度関係を続けた結果、2人の間に産まれた子がいるのではないかと考えられているのです。
余談ですがワンピースの作中、ビッグマムを名前で呼ぶ男性キャラは過去編を除けば、元夫のパウンド、ビッグマムを導いてきたシュトロイゼン、そしてカイドウだけです。シュトロイゼンもまた元旦那説が唱えられている1人であり、それぞれに親しい関係がある事が伺える事からも、そんなシュトロイゼンやパウンドと同じく未だに名前でビッグマムを呼び続けるカイドウも元旦那ではないかと考えられているのです。
カイドウとビッグマムの子供はカタクリ?
ロックスの海賊船に子供も乗っていた?
ロックスが仮に海賊団だとして、40年前というとビッグマムが28歳の頃です。そしてビッグマムの子供達の中でも年長組の中には、40歳以上の歳のキャラクターもいます。長男のペロスペローが50歳、次男のカタクリが48歳などと考えるとまだ幼いながらもロックス海賊団の海賊船にビッグマムの子供達も乗っていた可能性があります。
ビッグマムの子供達の年齢を考えると計算上、40年前というのがロックスが解散した年だと考えてもビッグマムには既に16男11女の子供達がいた事になります。全員が直接船に乗っていたかは分かりませんが、少なくとも年長の子供達は乗っていた可能性が高いと考えられます。当然カイドウと面識が合ってもおかしくありません。
カタクリには兄弟がいる
そしてカイドウの子供ではないかと考えられている筆頭が次男のカタクリです。カタクリの強さを考えてもビッグマムとカイドウの子供というのは納得できますし、現にカタクリとカイドウには「左肩から腕にかけてタトゥーがある」「タトゥーの中にドクロが入っている」「手首にトゲトゲのブレスレットをしている」「歯が牙に近い」という多くの共通点を抱えています。
これらの共通点を合わせた考察ですが、ワンピースで近い時期に登場してこれだけ共通点があって関連性が一切ないというのは考えられないという考察もあります。いずれにしてもカイドウがビッグマムの元旦那である可能性を大きく高める要素になっています。そしてそうなるとカタクリと父を同じくする兄弟も当然カイドウが父親になるわけです。
2人の子供は3人?
カタクリがカイドウの子供である場合、自動的に三男のダイフク、四男のオーブンもカイドウの子供である事が確定します。というのもカタクリ、ダイフク、オーブンは同じ48歳の三つ子であった事がSBSで尾田栄一郎先生にも認められているからです。
この事から逆算するに、ビッグマムとカイドウは3人が生まれる48年前には既にロックスで仲間関係にあり、どちらかが早いタイミングで離脱していない限り40年前までの比較的長い期間仲間であった事になります。カタクリ達の前年には長女のコンポート、翌年には次女のモンデが産まれてる事を考えると或いは彼女達もカイドウの子供である可能性もあります。
子供達とカイドウの共通点
カイドウとカタクリ程ではないにしてもダイフク、オーブンにもそれぞれカイドウと共通していると言われる点があります。ダイフクは2本のちょび髭を生やしていますがその生え際はカイドウの長いひげの生え際と一致していますし、オーブンとカイドウはあごひげと顔の骨格が似ていると言われます。またオーブンの場合は怒った時の表情もカイドウにソックリだと言われており意図的ではないかと考えられています。
カタクリと比較すると共通点は少ないですが、全員に多数の共通点を設けるとキャラクターデザインが似通ってしまう為、敢えてカタクリに共通点を集めた上で、カタクリとダイフク、オーブンが三つ子であるとする事で父親がカイドウであるという接点をもたせるようになっています。
カイドウとビッグマムに関する感想や評価は?
ワンピース立ち読みしたらビッグマムとカイドウが手を組んでたけど、もうルフィに勝ち目ないんじゃない?
— [H-T] ISLAND (@DARK_0923) September 10, 2019
ここからはカイドウとビッグマムに関しての感想を紹介していきます。カイドウとビッグマムは特にワノ国で海賊同盟を組んで以降、ルフィ達がどうやってこのカイドウビッグマムの海賊同盟を倒すのかを考える声が多くなっています。既にビッグマム、カイドウそれぞれにルフィがギア4を使った状態で一蹴されている事もあり、勝ち目があるのかと悲観する声も多いです。
トップ同士の戦いも絶望的なら戦力差も大きく、ワノ国を開放するという目的からホールケーキアイランド編のような戦わずに果たせる目的というわけではない事を考えても今後の展開が気になるという声も多く、同時に今後の展開にビッグマムとカイドウの関係性が関わってくるのではないかと考える人も多くなっています。
カイドウとビッグマムが同盟組んでるから、片方はゾロが倒すのかなって予想したけど最初にルフィがカイドウは俺がぶっ飛ばすって宣言してるからゾロはオロチ担当か…?
— 福の字🐚 (@f_Kanae_14) September 18, 2019
同時に勝敗はもちろんですが、誰と誰が戦うのかを考える人も多いです。ワノ国では、カイドウ、ビッグマムに加えオロチや百獣海賊団の面々、ワノ国に上陸したかどうかは不明ですがワノ国のそばにはビッグマム海賊団も来ています。誰が誰と戦い、誰が誰を倒すのかを考察する声も多くなっています。
特に考察される事が多いのがルフィの相手とカイドウ、ビッグマムそれぞれの相手です。これまでルフィは明確に誰かを倒すと宣言して実行している事からカイドウと対峙するのではないかと考察する声やそもそもカイドウとビッグマムの海賊同盟がこのまま組んだままルフィ達と衝突する事になるのかを考察する声もあります。
カイドウとビッグマムの合併、色んな意味で熱い。
— K(ネタバレ垢) (@knb6530) August 30, 2019
まず倒す敵がまとまったこと。
次にどう倒すか先が見えないこと。
その次にロックスのこと。
最後に予想より巻数が減りそうなこと(作者、読者の負担軽減)。
またロックスというワードの登場時期から考察して、ロックスが復活してルフィはロックスと戦う事になるのではないかと考察する声もあります。もちろんロックスが人物の名前である前提にはなりますが、元々ロックス海賊団で仲間だったカイドウとビッグマムが何らかの方法でロックスを復活させる事が出来るのであればこれ以上にルフィの相手に相応しい相手はいないと言えます。
その一方でカイドウ1人でも束になってやっと勝てるか勝てないかという話を想定していた人からは、ホールケーキアイランド編のように今回も「逃げるが勝ち」という終わり方にならないかを不安視する声も見られます。ホールケーキアイランド編は「サンジの奪還」が目的でワノ国編は「ワノ国の開放」が目的と目的が違うとは言え、敗北するのではないかという声も多いです。
カイドウとビッグマムはロックスの元仲間?まとめ
ホールケーキアイランド編からワノ国編にかけて昔の関係性が話題に上がったカイドウとビッグマム。ワノ国が始まって以降、元仲間であった事が確定し、さらに共通点の多さや、「借り」の話から元旦那の1人ではないかとまで考察されています。そんな2人が仲間であった可能性のある組織として考えられているのが40年前に時代の覇権を握っていたというロックスです。
さらにワノ国の物語が進む中でカイドウとビッグマムは丸一日の衝突の末、なんと海賊同盟を組む事を決めてしまいました。この海賊同盟の結成には間違いなく過去の関係性が関係している事と言えます。ルフィ達としてはまさに最悪の展開であり、四皇2人とその傘下の海賊団を同時に相手しなければいけなくなっている状態であり、今後の展開、特に誰が誰と戦いルフィが誰を倒す事になるのか注目が集まっています。
現状は海賊同盟を組んだもの過去の仲間だった頃のエピソードなどは明かされておらず、ロックスの事も含めてまだまだカイドウとビッグマムの関係には謎が多くなっています。ワノ国でこれらの中でどれだけの事が明かされる事になるかは不明ですが、わざわざ元仲間である事や海賊同盟の事を描いている事から関係性があると思われます。カイドウとビッグマムの関係性にも注目しながらワンピースを追いかけてみてはいかがでしょうか?