2019年07月27日公開
2019年07月27日更新
人形の国の魅力とあらすじ・感想をネタバレ!弐瓶勉が描く新SF漫画の世界観とは?
人形の国は弐瓶勉の最新作で、現在月刊シリウスで連載中のダークファンタジーSF漫画です。巨大な人口天体を舞台にした緻密に書き込まれた独特の世界観と魅力的な王道のストーリー、二瓶勉の過去作品に共通する独自の用語がSFファンを魅了しています。弐瓶勉作品のファンはもちろん、はじめての読者も楽しめる人形の国のネタバレあらすじや、感想を紹介します。ネタバレを多く含みますので、未読の方はご注意ください。
目次
人形の国とは
人形の国の作品情報
この記事では、弐瓶勉のSF漫画「人形の国」の魅力やあらすじについてネタバレも含めて紹介していきます。ではまず、人形の国の概要、作品設定についてみていきましょう。
人形の国の概要
人形の国は、月刊少年シリウスで2017年4月から連載されているSFダークファンタジー漫画です。作者は弐瓶勉で、アニメ化もされた「シドニアの騎士」や映画公開された「BLAME!」などの作品も描いています。人形の国には超巨大な建造物や魅力的なキャラクターが登場し、独自の用語が飛び交う会話で読者を惹き込む魅力を持っています。
人形の国の作品設定
人形の国の舞台となるのは、遺跡層に覆われた人口天体「アポシムズ」です。その体積の大半は超構造体の殻で覆われた地底空間です。約5000年前の人類対地底との戦いに敗れた人類は、極寒の地表に追いやられ「自動機械」や「人形病」の脅威に耐えながらなんとか生き抜いてきました。
SFファンを魅了する漫画
人形の国は、荒廃した巨大な遺跡群や巨大な自動機械などの作り込まれた世界観や、「シドニアの騎士」や「BLAME!」などの弐瓶勉の他の作品と共通した独自の専門用語などがSFファンを魅了しています。
人形の国の魅力
魅力①王道のストーリー
人形の国は、荒廃した世界が舞台であり、圧政に虐げられる人類などダークな要素が多い漫画です。ところが人形の国のストーリーは謎のヒロインに戦う力を与えられ、世界の征服を企む強大な敵と変身して戦うという王道の変身ヒーロー漫画です。
魅力②漫画の中の共通語
人形の国には、「ヘイグス粒子」や「エナ」などの独自の造語が多く登場するので最初は戸惑いを感じます。人形の国の世界では当たり前のように使われている単語なのでとくに説明もないのですが、読み進めていくにつれて単語の意味が理解できるようになり、読者と主人公たちの共通語となっていきます。
魅力③世界観とマッチした作画
人形の国は、これまでの弐瓶勉の作品とはかなり違う、荒廃した地表に凍えるような寒さを感じさせる細い線で描かれています。人形の国の作風は全体的に白さが目立つのでシンプルという感想を覚えますが、よく見ると背景や服装など非常に細かいところまで書き込まれています。
魅力④シリアスと笑いの緩急
ハードでシリアスなシーンの多い人形の国ですが、エスローは天然なところがありクスッと笑ってしまうようなシーンもあります。ネタバレですが、エスローの特殊能力名「EBTG」についてタイターニアに名前の由来を聞いたエスローは「女の子だってちぎって丸めれば撃ち出せるんじゃないのか?」と真面目な顔で問い、タイターニアに呆れられています。シリアスとギャグ部分の緩急が人形の国の魅力のひとつとなっています。
魅力⑤戦闘シーン
人形の国の魅力の大きな要素として、正規人形と呼ばれる特殊能力者の激しい戦闘シーンがあります。正規人形にはそれぞれの能力に応じた戦い方があり、エスローのような射出系武器を使う者や雷や炎を操って戦う者もいます。正規人形で戦うには時間の制限があるので、スピード感のある戦闘に引き込まれます。
人形の国のあらすじをネタバレ
ネタバレあらすじ①地底vs人類の戦争
人形の国の舞台となる人口天体「アポシムズ」では、約5000年前に地底vs人類の戦争がおこりました。敗北した人類は、極寒の地表に取り残され、それぞれに小さな集落を作り身を寄せ合って暮らしています。
ネタバレあらすじ②謎の少女
人形の国の主人公エスローは、「白菱の梁」という集落で暮らしていましたが、ある日訓練と食糧調達を目的とした地下遺跡探索の途中で、リベドア帝国軍に追われていた謎の少女タイターニアを助け「コード」と「7つの弾丸」を託されます。
ネタバレあらすじ③エスローの運命
タイターニアから「コード」と「7つの弾丸」を預かったことで、「白菱の梁」はリベドア帝国軍の奇襲を受け瞬く間に制圧されてしまいます。エスローは、謎の少女タイターニアから決断を迫られ人間を機械化させる「コード」の力で正規人形になり生き延びます。ひとり生き残ったエスローはリベドア帝国に復讐を誓い、タイターニアに助力を求めともに旅立ちます。
ネタバレあらすじ④タイターニアの目的は?
タイターニアは、中央制御層を乗っ取り星を征服するというリベドア皇帝の野望を阻止するために地底世界から来たと言っていますが、そのためにエスローを「コード」を使って正規人形にして利用しているようにもみえます。
ネタバレあらすじ⑤同行者ケーシャ
エスローとタイターニアは、旅の途中でリベドア帝国の下級転生者エイルとエイムの統治する街に立ち寄り、人形病患者と一緒に捕えられます。捕らえた人形病患者たちを闘技場で凶暴な自動機械と戦わせるという悪趣味な趣向に、エスローは反発し自動機械を倒します。
エスローはエイルとエイムにも戦いを挑みますが、卑怯な作戦により苦戦しているところへ、人形病患者に紛れていたケーシャが正規人形の姿に変身して戦いに加勢し勝利します。
ネタバレあらすじ⑥ケーシャの正体
ケーシャは、タイターニアを迎えに地底信仰の国イルフ・ニクからやってきた正規人形で、タイターニアを神にも等しい存在と思っており、タイターニアの力になるべくエスローたちと同行します。ネタバレですがタイターニアたちをイルフ・ニクへ案内したケーシャは、イルフ・ニク王カジワンの妹でありイルフ・ニクの姫だったのです。
ネタバレあらすじ⑦皇帝の能力
人形の国のリベドア帝国の皇帝、スオウニチコの正規人形の能力は未来を予知するという力です。エスローの持つ「コード」と「弾丸」を奪うために向かわせた上級転生者が二度も倒されて、皇帝は自身が見た未来予知が外れたことに脅威を感じます。
人形の国の弐瓶勉が描く新SF漫画の世界観とは?
荒廃した世界
人形の国での人類は、ネタバレあらすじで触れたように極寒の地表で危険な自動機械や人形病という徐々に機械化していき自我を失くす謎の病の脅威に耐えながら細々と生き延びています。食糧や空気は危険な自動機械が多く生存している地下の遺跡層へ採取しに行かないと手に入らない不便な暮らしをしいられています。
昔の作品を思い出せる世界
人形の国には、弐瓶勉の以前の作品である「シドニアの騎士」の作中に登場する「ヘイグス粒子」や「エナ」、「超構造体」などの共通語が使われています。ファンは、これらの共通語から「シドニアの騎士」との関連性を考察することができるのも作品の魅力となっています。
また弐瓶勉の作品を読んでいるファンは、人形の国にもお馴染みの巨大な建造物が出てきたなという感想を持つ方も多いでしょう。弐瓶勉作品に共通する魅力のひとつとして、緻密に書き込まれた巨大建造物があり人形の国でもその魅力を存分に味わえます。
SFの中に見える現実
人形の国には、人形病が発症しているがまだ人形化が進んでいない患者まで迫害するような国もでてきます。そんな圧政をしくリベドア帝国に立ち向かっていくエスローの行動は、現実の世界にも通じるものがありフィクションでありながらもその世界に感情移入してしまう魅力を持っています。
独自の用語
人形の国には、耳慣れない独自の用語が多く使われています。ネタバレを含みますがここでは人形の国で頻出する代表的な独自の用語について解説します。
独自の用語①人工天体アポシムズ
ネタバレですが人形の国の舞台となる、直径12万キロメートルの巨大な人口天体で極寒の「地表」、危険な自動機械が生息する「遺跡層」、地底を守るように存在する「超構造体殻」、地底空間である「制御層」の4層構造になっています。地表と遺跡層は酸素が薄く、外出時には酸素マスクが必需品です。
人形の国の舞台である人口天体の名前「アポシムズ」は、「シドニアの騎士」の作中で主人公の乗っている播種船「シドニア」と一番近い航路を進んでいた播種船の名前と同じです。ここにも「シドニアの騎士」との関連性があるのではという感想を持つ方も多いでしょう。
独自の用語②自動機械
人形の国の世界では、共通認識されている生き物のような機械で野生のものから地表で使役されているものまでいろいろな種類があります。人形の国の遺跡層には大型で攻撃的な自動機械がはびこっていますが、食糧やアイテムの素材となる種類も生息しており、人形の国の作中でも遺跡層の自動機械を狩って食べているシーンが描かれています。
独自の用語③人形病
ゆっくりと体が機械化し自我を失い人形になっていく病が人形病で、人形の国の地表に蔓延している謎の病です。国によっては人形病の罹患者は人間として扱われず、迫害されたり奴隷にされてしまいます。
独自の用語④正規人形
ネタバレですが人形の国の正規人形は、人間が「コード」の力によって特別な力を与えられた存在で、転生者とも言われています。「コード」に適合したものだけが正規人形として転生でき、その特殊能力は使用した「コード」によって違います。正規人形の身体は「エナ」と「ヘイグス粒子」によって形成されていて、「エナ」の総量によって力の強さが決まります。
人形の国の登場人物
登場人物①エスロー
エスローは、人形の国の主人公です。ネタバレあらすじで触れたように「白菱の梁」に住んでいましたが、中央制御層から来たタイターニアを助けかくまったことから、リベドア帝国に故郷を制圧され自身も瀕死の重傷を負い「コード」によって正規人形に転生しました。射出系の正規人形で、「エナ」だけでなく空気や水などのその場で手に入るものをなんでも撃ち出すことのできるという特殊能力を持っています。
登場人物②タイターニア
人形の国のタイターニアは、リベドア帝国の野望を阻止するために中央制御層からきた折りたたみ式の自動人形です。人間の姿に変身することもでき、体に触れて相手の思考を読み取ることもできます。ネタバレあらすじで触れたようにタイターニアが持っていた「7つの弾丸」と「コード」は、中央制御層を覆っている「超構造体殻」を破ることのできる唯一の手段だったため、リベドア帝国に襲われました。
登場人物③ケーシャ
人形の国のケーシャは、地底信仰の国イルフ・ニクの姫で雷を操る元素系の正規人形です。ネタバレあらすじで触れたように兄であるイルフ・ニク国王カジワンの命を受け、地底からの使者タイターニアを探しにきてエスローとタイターニアに出会いました。以降、タイターニアを助けるべくエスローたちと行動を共にしています。
登場人物④イーユ
人形の国のイーユは、リベドア帝国の上級転生者で氷の元素使いの正規人形です。リベドア帝国でも皇帝に次ぐ強さと言われていますが、自信家で残忍な性格です。エスローの故郷を壊滅したのもイーユが率いる皇帝軍でした。
登場人物⑤ゼゾ
人形の国のゼゾは、エスローの故郷「白菱の梁」を300年にわたって守ってきた正規人形です。ネタバレあらすじで触れたようにエスローが「コード」と「弾丸」を持ち帰ったことによって危機が迫っていることを察知し里の移住を決めましたが、間に合わずリベドア帝国の奇襲にによって倒されてしまいます。
登場人物⑥スオウニチコ
人形の国のスオウニチコは、地底の中央制御層を乗っ取り星を征服するという野望を持ったリベドア帝国の皇帝です。多くの上級転生者を従えていて、自信家のイーユも認める帝国で最強の正規人形です。これまでに何度かタイターニアたちに倒されそうになったのですが、そのたびに不測の事態が起こり生還しています。ネタバレあらすじで触れたように、未来予知の能力を持っています。
登場人物⑦ジェイト
人形の国のジェイトは、リベドア帝国の上級転生者で自動機械を操る能力を持った正規人形です。皇帝に絶対の忠誠を誓っていて、皇帝の命令をほかの上級転生者に伝えています。
登場人物⑧エイル・エイム
人形の国のエイルとエイムは、双子のリベドア帝国下級転生者で、人形病患者が多い街の統治を任されています。ネタバレあらすじで触れたように人形病患者と自動機械を戦わせて楽しむような残酷な性格をしています。下級転生者なのですが、動きのスピードが速く二人で連携して戦うので、エスローを苦戦させました。
登場人物⑨イオ・エオ・ビコ
人形の国のイオ・エオ・ビコは、「白菱の梁」でのエスローの教え子でしたが、ネタバレあらすじで触れたようにリベドア帝国の奇襲で殺されてしまいました。しかし、ビコは生きていたようでリベドア帝国のイーユに正規人形にされて、エスローの敵として立ちはだかります。
登場人物⑩アイム
人形の国のアイムは、リベドア帝国の上級転生者で馬型の浮遊能力を持つ正規人形です。ネタバレあらすじ⑦の画像のように、アイムは馬型になった状態で同じく上級転生者のフューマを乗せて飛翔し、フューマの戦闘をサポートします。
登場人物⑫エイチ
人形の国のエイチは、リベドア帝国の上級転生者で拳で戦うことを好む男らしい人物ですが、射出系を嫌っています。エスローが初めて倒した正規人形です。
登場人物⑬トオス
人形の国のトオスは、リベドア帝国の上級転生者で金属を操る物質操作系の正規人形です。元はリベドア帝国の英雄でしたが、適合する「コード」が見つからずに延命措置が限界に達してしまったため、皇帝の命で脳移植転化をされて正規人形になりました。リベドア帝国の転生者の上級昇格トーナメントで、転生した3日後にも関わらず圧倒的な強さで勝利し、上級転生者となっています。
登場人物⑬フューマ
人形の国のヒューマは、リベドア帝国の上級転生者です。皇帝が中央制御層から人間の権利を奪還するために戦っていると思って、基本理念が人間の救済であると信じています。人間同士の争いを好まないため、イーユが暴走するのを止めようとしたり、エスローとも話し合いをしようとする姿勢を示していました。
登場人物⑭カジワン
人形の国のカジワンは、イルフ・ニクの王でケーシャの兄です。正規人形になりたいという欲求が強く、過去に「コード」を使い転生しようとしましたが適合せず半身を損傷し、人形病も患ってしまいました。タイターニアの力で正規人形に転生させて貰おうとしますが、断られてしまいます。
人形の国の弐瓶勉のその他作品
BLAME!
BLAME!は、月刊アフタヌーンに1997年から2003年にかけて連載されていた弐瓶勉のSFアクション漫画です。何度かアニメ化の話もでていましたが、なかなか実現せず連載開始から20年後の2017年に劇場公開アニメが製作されました。物語のあらすじは遠い未来の超構造体の建物が階層となり連なる世界で、無口な主人公霧亥が正常な「ネット端末遺伝子」を持つ人類を探し延々と探索の旅を続けるというものです。
BLAME!の作中には「超構造体」の建造物や、半永久的に階層都市を建造し続ける「建設者」という自動機械も登場していて、人形の国との関連性を感じさせます。BLAME!を読むとより人形の国が楽しめるでしょう。
BIOMEGA
BIOMEGAは、弐瓶勉のSF漫画で「週刊少年マガジン」で2004年第29号から連載開始しましたが第41号で休載となり、その後「ウルトラジャンプ」で2006年から連載開始され2009年に連載終了し、書下ろし単行本第6巻で完結しました。
物語のあらすじを紹介します。西暦3005年の世界、7世紀ぶりにかっての入植地火星に到着した探査船乗組員は廃墟と化し水も食料もない場所でひとりの女性と出会います。帰還の途中で探査船は地球周回軌道上で大破し、発見された乗組員の死体は未知のウイルスをまき散らしながら漂っており地球は汚染されます。半年後、東亜重工のエージェントの庚造一は、ウイルス適応者を探し保護する任務につくのでした。
シドニアの騎士
シドニアの騎士は、「月刊アフタヌーン」で2009年6月号から2015年11月号まで連載された弐瓶勉のSF漫画です。アニメにもなっていて第1期が2014年4月から6月まで放送され、第2期「第九惑星戦役」が2015年4月から6月まで放送されました。
物語の舞台は、奇居子(ガウナ)と呼ばれる謎の生命体によって太陽系が破壊された1000年後の未来です。種の存続を賭けて宇宙を旅する播種船シドニアを建造した人類は、太陽系を脱出して移民できる惑星を求めて航海を続けていました。この作品にはガウナ本体を覆っているる物質である「エナ」や重要なエネルギー源の「ヘイグス粒子」など、人形の国でもお馴染みの用語がよく使われています。
アバラ
アバラは、「ウルトラジャンプ」の2005年6月号から2006年4月号に連載された弐瓶勉のダークハードSF漫画です。単行本は上と下の全2巻です。物語の舞台は、人工物か自然物かもわからない巨大な廟が存在する世界です。そこへ突如あらわれた「白ガウナ」という謎の生物が人間を喰らい殺戮を始めます。その生物に「黒ガウナ」に変身する力を与えられた主人公の駆動電次が立ち向かうというダークヒーロー漫画です。
NOiSE
NOiSEは、「アフタヌーンシーズン増刊」で第2号から第7号から掲載された、弐瓶勉の商業誌デビュー以前の作品をリメイクしたSF漫画です。物語の舞台は漫画「BLAME!」の世界から数千年さかのぼった、まだ超巨大ネットワーク世界が確立されたばかりの世界です。
あらすじは、不可解な子どもの大量誘拐事件に謎の「教団」が関与していることを知った、刑事である主人公の裾野結が誘拐事件の謎を追ううちに「教団」が生み出した魔物と戦い、超巨大ネットワーク社会の抱える闇に飲み込まれていくというものです。
人形の国に関する感想や評価は?
人形の国は、ネット上ではどんな評価や感想を持たれているのでしょうか?ここでは、人形の国の感想や評価、ネタバレを含んだ感想もまとめて紹介します。
人形の国、1巻と2巻読みました
— かたるーにゃ (@mr_no38) July 17, 2019
萌え系漫画好きなんですがそれだけだと刺激に欠ける
なにかストーリー面白そうな漫画ないかな~と探して見つけました
人工惑星において地底人に敗れた人類が、荒廃した表層地で蔓延する人形病に苦しみながらも生活しているという設定
面白いので4巻まで直ぐに買いそうw pic.twitter.com/6wZGCQUX5k
人形の国が本当に面白いことが伝わってくる感想です。人形の国は萌え系漫画が好きな人にもオススメのかわいい女の子キャラやイケメンのキャラクターもたくさん登場するので、楽しんでもらえるでしょう。
人形の国の戦闘がいつも一瞬で終わるのが府に落ちなかったけど、あれをバトル漫画ではなく旅漫画だと考えたら納得した
— kiiitamiii (@kitami99) May 7, 2019
人形の国での正規人形どうしの戦闘は、あっという間に終わってしまうという感想です。ネタバレですが正規人形は、凱化(正規人形に変身すること)できる時間が限られているのでどうしても戦闘時間が短くなるようです。遺跡層での珍しい風景や自動機械を狩って食する光景など探索する旅漫画と考えても楽しめそうです。
おすすめの漫画を教えてくださいと言われるたびに「BLAME!……いやSF初心者はむしろシドニアの騎士か?しかしハードSFを感じてもらうならバイオメガか……いや人形の国を読んで最新話が出るたびにハラハラする気持ちを味わってもらいたい……」
— kanem@三鷹の柔整師 (@zenonclinic) June 1, 2019
って思考が交錯するので5秒くらい変な間が空いてしまう
弐瓶勉の漫画を愛する気持ちが伝わってくる感想です。人形の国は、ハラハラする展開が多く目が離せない漫画なのでオススメの作品です。ほかにもネット上には人形の国が面白いという感想が多くありました。
人形の国の魅力とあらすじ・感想まとめ
ここまで人形の国の魅力やネタバレあらすじ、感想を紹介してきました。現在人形の国の単行本は4巻まで発売されており、強力な能力を持つ正規人形に転生した危険な思想を持つカジワンの動向など、ますます見逃せない展開になってきています。人形の国をまだ読んだことのない方も、人形の国の漫画を手に取ってみてはいかがでしょうか?