【ガルパン】アンチョビ（ドゥーチェ）がかわいい！OVA版での活躍や声優も紹介

ガールズ&パンツァーの個性的なキャラクターたちの中でも、アニメシリーズ終了後（OVA発売後）から急速に人気を上げていった、アンツィオ高校戦車道チーム隊長、ドゥーチェ・アンチョビ。そのかわいいアンチョビの様々なセリフや画像、声優やTwitterでの評価などを紹介していきます。

2012年10月から放送されたオリジナルテレビアニメで、戦車同士の模擬戦が女性向けの武道として華道や茶道と同等に扱われる世界を舞台に、戦車の大会で優勝を目指す女子校生たちの戦いを描く物語です。

アニメシリーズは非常に人気を博し、2014年にはアニメシリーズで省略された戦いにスポットを当てた物語、OVA『これが本当のアンツィオ戦です！』が発売。以後2015年には『ガールズ&パンツァー劇場版』が、2017年には『ガールズ&パンツァー最終章』がそれぞれ劇場公開されています。

とある理由で戦車道から遠ざかるためにわざわざ戦車道がない大洗女子学園に転校してきた主人公の西住みほでしたが、ちょうど転校してきた年から戦車道の授業が始まることとなり、しかも生徒会から半ば脅される形で戦車道を履修することとなってしまいます。

はじめは拒否していたみほでしたが次第にチームをまとめる隊長として奮闘、素人のみで構成された大洗女子学園の戦車道チームを率いて全国大会を勝ち上がっていきます。ろくな戦車もなく、毎回大ピンチに陥りながらも仲間と協力して次々と強敵を打ち破っていく中、みほは次第に自分の戦車道を見つけ成長していきます。

アンチョビとはアンツィオ高校戦車道チームの隊長で、大洗女子学園とは戦車道大会2回戦で対戦することになります。ガルパンテレビアニメシリーズで2回戦は対戦の結果（大洗女子学園の勝利）しか映されなかったのですが、のガルパンOVAアニメ『これが本当のアンツィオ線です！』にて初登場を果たすことになります。

もともと戦車道が盛んだったもののいつしか廃れていき、そんなアンツィオ高校の戦車道を立て直すべく他県よりスカウトされたのがアンチョビでした。当時数人程度だった戦車道履修者を40人以上まで増やし復興させ、全国大会でも1回戦突破の快挙を成し遂げることとなります。

そんなアンチョビの本名は、安斎千代美（あんざいちよみ）と言い、実は数多くのソウルネームを持つキャラクターの中では唯一本名が判明しているキャラでもあります。また旧知の仲である大洗女子学園の生徒会長角谷杏からは「チョビ子」、川嶋桃からは本名の安斎と呼ばれているもののどちらも気に入らないらしく、「アンチョビと呼べ！」と語気を強める場面も見られていました。

ここではガルパンでも屈指の人気を誇るアンチョビ（ドゥーチェ）の様々なかわいいところを画像とともに紹介していきます。

ガルパンOVAアニメの冒頭、戦車道大会の2回戦を前にして、アンチョビ（ドゥーチェ）は戦車道メンバーの前で演説を繰り広げます。そしてアンチョビ（ドゥーチェ）が一声あげればチームの誰もが声高々に、「ドゥーチェ！ドゥーチェ！」と拳を振り上げます。それだけチームのメンバーに支持され、そして慕われているのがよくわかります。

ガルパンOVAアニメの戦車道大会2回戦終了後、アンチョビ（ドゥーチェ）とそのチームメンバーたちは、自分たちを負かした相手である西住みほたちに手作りパスタを振舞います。たとえ負けても禍根を残さない、お互いを労い楽しくひと時を過ごそうという非常に気持ちいい性格をしているドゥーチェ・アンチョビは持ち前のノリの良さで、普段人見知りの西住みほを難なく笑顔にしてしまうのです。

ガルパンOVAアニメの冒頭、演説の途中で昼休み始まりのチャイムを合図に、戦車道のメンバーが一斉に食堂へ走っていきのですが、そんなメンバーに対してもドゥーチェ・アンチョビは寛大で、あくまでも仲間の意思を尊重します。また試合中には崖から落ちてしまったメンバーを気遣って盾になりに走るなど、仲間を必死に守ろうとする動きも見られます。だからこそ、アンチョビはメンバーからドゥーチェとして愛されているのです。

アンツィオ高校に潜入しスパイ活動を行なっていた秋山優花里は、アンツィオ高校の切り札とも言えるP40の上で周囲の声に応えるべくポーズをとっているアンチョビ（ドゥーチェ）を見つけます。スパイであると知らないとはいえ、秋山優花里がカメラを向けるとカメラに向かってピースまでしてくれるのです。そんなサービス精神旺盛な所もアンチョビの大きな魅力の1つです。

アンチョビ（ドゥーチェ）は常に身振りが大げさです。イタリア語で国家指導者を指す言葉であるドゥーチェを名乗るアンチョビは常にメンバーの前に立って指揮を取らなければいけません。だからこそ1つ1つの所作はみんなに見えるように、またわかりやすく大きくしているのだと推察されます。もちろん、そもそもアンチョビがノリも勢いもよく、みんなに愛される所作を自然にやれているということもあるでしょう。

いつも元気一杯、アンツィオ高校の戦車道チームを率いるドゥーチェ・アンチョビも、やはり勝負に負ければ落ち込むことがありますが、そんな姿もかわいいと評判です。またガルパンOVAアニメの冒頭で演説をしている途中でメンバーがみんなランチに走ってしまった時も「まぁそこが我々のいい所…」と落ち込む様子が見られました。

アンチョビ（ドゥーチェ）は戦車道の試合前も試合のあとも、握手を欠かすことはありません。それは相手が無名校だったとしても変わりはないのです。もちろん試合の相手に敬意を表することは当然の礼儀ではあるのですが、意外とそれができている隊長は少ないものです。もしかしたら今まで散々弱小校とい言われて来たからこそ、相手が誰であろうと礼を失したくないというドゥーチェ・アンチョビの考えなのかもしれません。

ツインテールのキャラクターといえば低身長と相場が決まっていて、実際にアンチョビ（ドゥーチェ）単体を見ると身長が低いキャラクターに見えてしまうのですが、意外なことにアンチョビ（ドゥーチェ）はそれほど背が低くはありません。実はアニメの主人公西住みほと同じくらいなのです（みほが158cm、アンチョビが１５６cm）。

ドゥーチェ・アンチョビはいつでも常に全力です。ガルパンOVAアニメの戦車道大会2回戦、大洗女子学園との戦いの時も、ガルパン映画での大学選抜との戦いの時も、そしてアンツィオ高校戦車道メンバーの前で演説する時もです。決して手を抜くということはありません。なぜならそれがアンチョビ（ドゥーチェ）のポリシーであり、相手に対しての礼儀だからです。

戦車道大会2回戦にて西住みほ率いる大洗女子学園に敗北したアンツィオ高校のドゥーチェ・アンチョビはみほに、決勝戦は必ず応援に行く！と励ましましました。その気合の入り用は相当なもので、決勝戦が始まる前日にはすでに会場に来ていたほどです。けれどもアンツィオ高校のノリと勢いが過ぎてしまい前日から夜通し宴会を実施、いつの間にか寝てしまい起きた時にはすでに決勝戦が終わってしまっていたのです。

アンチョビ（ドゥーチェ）はいつも笑顔です。もちろん戦っている時や困っているときは厳しい顔をしていたりどんよりとしていたりもするのですが、そうでないときは常にかわいい笑顔を忘れません。いつも明るく周りを盛り上げてくれる、それがアンチョビのドゥーチェたる所以なのです。

OVAアニメでは、戦車道大会決勝戦で寝過ごしてしまったアンチョビとそのチームメイトの姿が見られます。あれだけいつも元気にみんなを指揮するドゥーチェ・アンチョビですが、寝るときは背中を丸めてかわいい姿になるのです。しかもまたこの困り顔の寝顔がかわいいと密かに評判なのです。

アンツィオ高校では主にカルロ・ヴェローチェなる豆戦車が主力であり、アンチョビ（ドゥーチェ）もまたそれらを生かす戦略を得意としています。機動力を生かして相手を包囲し、油断している好きに攻める。もともとこういう作戦しか立てられないのか、あるいはアンツィオ高校が火力の弱い戦車もばかりだからこういう作戦を立てるしかなかったのかはわかりませんが、何れにせよ自陣の戦力をよく知った上での作戦を立てるのです。

アニメシリーズでは一瞬しか紹介されなかった戦車道大会2回戦のアンツィオ高校戦を描いた物語です。サンダース大付属高校を破った大洗女子学園のチームが次に対戦するのは、1回戦でマジノ女学院を破り2回戦進出を図ったアンツィオ高校でした。ノリと勢いだけはすごく、調子に乗らせると手強いとされていたアンツィオ高校はさらに秘密兵器として重戦車であるP40を2回戦に投入しようとしていました。

そして実際に戦いの場では、まるで本物と見間違うほど精巧に描かれたカルフォヴェローチェの絵を要所に配置、大洗女子学園の戦車を釘付けにした上で包囲しようという作戦を立ててきます。はじめは相手の策に翻弄される大洗女子学園の戦車道チームですが、途中で敵の作戦に気づき、反撃に転じます。とても頑張り屋で、何事にも一生懸命なのに何故か報われない、アンチョビの魅力をたっぷりと堪能できる作品となっています。

アンチョビ（ドゥーチェ）は多くの素敵なセリフを持っています。ここではそのうちのいくつかを紹介していきます。

大洗女子学園との戦いが始まり、メンバーを奮起し号令をかける場面で、「…パスタを持ち帰る！」と続きます。メンバー全員がパスタに目がなく、パスタのためならなんでもやれる仲間だからこそのセリフでしょう。パスタに対するこだわりはその後の劇場版でも遺憾無く発揮されていて、とりあえず敵と戦う前にパスタを食べようとしたり、パスタのために大変な役割を背負ったりもするのです。

戦車道の2回戦終了後、イタリアン料理で大洗女子学園の面々をもてなすドゥーチェ・アンチョビとアンツィオ高校のメンバー。食事のためならどんなに疲れ切っていても全力を出しきるのがアンツィオ高校の流儀だと言うのです。事実アンツィオ高校の宴会はとても派手で、宴会終了後そのまま寝てしまうと翌日の夕方までぐっすりと眠りこけてしまうほどと言われています。

「…アンツィオや弱くない、じゃなかった、強いと言うことをっ！」戦車の絵を使った囮作戦が失敗に終わり、次の作戦に至ってはメンバーが作戦の内容をしっかりと覚えていない、そんな状況の中アンチョビ（ドゥーチェ）が叫んだセリフです。弱小校と言われてきたアンツィオ高校をここまで育て上げ、見せつけてやりたいと言うドゥーチェの強い気持ちが現れています。

大洗女子学園が廃校撤回をかけて大学選抜チームと戦う際に、黒森峰女学院やプラウダ高校のメンバーとともに、アンチョビ（ドゥーチェ）率いるアンツィオ高校のメンバーも助っ人にやってきます。「ノリと勢いとパスタの国から参戦だー！」と言っているあたり、自分たちをよく分かっている様子です。なお、今回は寝過ごさずに来れたことでペパロニから「間に合ってよかったっすね〜」とツッコミを入れられています。

アンチョビ（ドゥーチェ）を演じるのは声優吉岡麻耶さんです。実はアニメガールズ＆パンツァーではアヒルさん（バレー部）チームの通信手でありツッコミ役、近藤妙子役の声優でもあります。

吉岡さんはEARLY WING所属の声優で、2007年頃から声優活動を開始、過去には声優ユニットTwinle☆Girlsのメンバーでもありました（2017年に解散）。その後はソロでシングル曲も発表しており、声優のみならず歌手活動もされています。

ガールズ＆パンツァーでは先述したアヒルさんチームの近藤妙子役のほか、黒森峰女学園のパンターの車長の役も演じていました。そのほかには2009年U.H.O.フューチャーレスキュー2061のクーニャ・トリスタン役や、2014年普通の女子高生が『ろこどる』やってみた。』の三ヶ月ゆい役が有名です。また今後さらに活躍の場を増やしつつあるとも言われていおり、今後期待したい声優の1人と言われています。

2019年6月公開となった劇場版『ガールズ＆パンツァー最終章』より、アンツィオ高校のドゥーチェ・アンチョビが登場しています。全高約21cm、今までは見たことがなかったエプロン姿で、自信満々にピザを持ってきています。

全国展開のファミレスであるココスとのコラボキャンペーンにより生まれたアンチョビのココス制服バージョンです。やはり劇場版同様元気一杯にピザを運んできてくれる様が表現されています。一部では「ピザを投げつけてくるのでは？」と言われるほどに生き生きとしたフィギュアです。

熱狂的なファンが多いドゥーチェ・アンチョビはTwitterでも高い評価を得ています。仲間想いで優しく、チームメイトからこれだけ慕われている体調はなかなかいないのではないか？とも言われています。

マントを羽織り、凛々しい姿なはずなのに「かわいい」と言われてしまうところもまたアンチョビのいいところでしょう。

ドゥーチェ・アンチョビの演説を遮ってまでお昼ご飯に飛んでいくチームメイトに「仕方ない、それがいいとk路でもあるんだ」と諦めてしまうあたり、隊員に厳しくなれないと言われる所以です。しかしそこがかわいいと評判なのです。

戦車道のチームメンバーからはとにかく愛されていることが分かるセリフです。まさしく、自分のチームの隊長を嬉しそうに話すペパロニの笑顔がドゥーチェ・アンチョビの愛されっぷりを表していると言えるでしょう。

アンチョビ（ドゥーチェ）についてはそのかわいい面だけではなく、有能っぷりにも注目が集まっています。特に劇場版にて大学選抜チームと戦った際のGPS役は「彼女だからこそできた」という評価が後をたたないのです。

OVAアニメで初登場以降多大な人気を誇るガルパンのヒロイン、アンツィオ高校のドゥーチェ（総統）アンチョビについて、そのかわいいところや魅力的なところ、感想や評価、そして声優について、画像や有名なセリフとともに紹介してきました。そしてドゥーチェ・アンチョビにはまだまだ魅力的でかわいい面がたくさんあります。是非ともアニメシリーズやOVA、映画館などでチェックしてみてください。