ガールズ&パンツァーの登場人物・キャラクターを紹介!感想もネタバレ解説

2012年テレビ放送されたアニメ『ガールズ&パンツァー』の登場人物、感想のネタバレ紹介を行っていきます。テレビアニメシリーズだけではなく、2014年のOVA、2015年公開の劇場版の登場人物も含めて紹介します。昨年より新たなシリーズ『最終章』が始めり、またにわかに活気づいているこの『ガールズ&パンツァー』シリーズの魅力を、ぜひまとめてご確認ください。

ガールズ&パンツァーの登場人物・キャラクターを紹介!感想もネタバレ解説のイメージ

目次

  1. ガールズ&パンツァーのキャラクターを紹介!感想もネタバレ解説
  2. ガールズ&パンツァーとは?
  3. ガールズ&パンツァーの登場人物を一覧で紹介!
  4. ガールズ&パンツァーの感想についてネタバレ紹介!
  5. ガールズ&パンツァーの登場人物・キャラクターまとめ

ガールズ&パンツァーのキャラクターを紹介!感想もネタバレ解説

『ガールズ&パンツァー』はアニメシリーズや映画のほかに、今や様々なスピンオフも出ており、そのキャラクターも数多く出てきています。今回はそんな中から、特にアニメシリーズとOVAの『これが本当のアンツィオ戦です』、そして劇場版の中から、主要なキャラクターや感想をネタバレありで紹介してまいります。

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ガールズ&パンツァーとは?

『ガールズ&パンツァー』とは、戦車道という戦車同士の模擬戦が華道や茶道とともに大和撫子の嗜みとして認知されている世界を舞台に、戦車道の全国大会で優勝を目指す女子高生の戦いを描くアニメシリーズです。2012年にテレビ放送され、その後2014年にオリジナルストーリーでOVAが、2015年には劇場版も公開され、また2017年からは最終章として第1話が上映開始となっています。

またその他に様々なキャラクターを主人公としたスピンオフが多く発表されていますし、小説、ゲーム、ラジオといったメディア展開のほかに、舞台となった大洗町の地域振興タイアップなどでも大いに盛り上がるなど、『ガールズ&パンツァー』は世間に大きな影響を与えたと言われています。

ガールズ&パンツァーの登場人物を一覧で紹介!

『ガールズ&パンツァー』のキャラクターを大洗女子学園のチームごと、ライバルキャラクターについては学園ごとに、画像付き、ネタバレありで紹介します。

〈あんこうチーム〉のキャラクター紹介!

『ガールズ&パンツァー』の主人公チームである『あんこうチーム』のキャラクターについて、ネタバレありで紹介していきます。未経験者ばかりのキャラクターをまとめ上げてチームを優勝に導くみほとそれを支えるチームのキャラクターたちには、応援も含む大変好意的な感想が数多く寄せられました。

西住 みほ(にしずみ みほ)/車長

アニメ『ガールズ&パンツァー』の主人公であり、大洗女子学園唯一の戦車道経験者であり隊長を務めています。以前は強豪・黒森峰女学院で副隊長も務めており、実家は西住流戦車道の家元でもあります。引っ込み思案で少々鈍くさい面もありますが、こと戦車道となると大胆な行動力、知慮に富んだ戦術立案能力を有し、また戦況に応じて臨機応変に対応できる柔軟性も持ち合わせています。

武部 沙織(たけべ さおり)/通信手

フランクな人柄のムードメーカーで、友達思いかつ面倒見のよいあんこうチームの通信手です。なんでも色恋沙汰につなげる節があり、事あるごとに恋愛ネタを持ち出すのですが、実は男性と付き合った経験は皆無です。けれども努力は人一倍で、チームで通信手となってから勉強してアマチュア無線技士免許を取得する、日々戦車のデータをまとめたノートを持ち歩くなど非常に勉強熱心な面も見られます。

五十鈴 華(いすず はな)/砲手

華道で培った集中力を活かしチームでは砲手を担当、決して外せないような土壇場における命中率は作中でも随一です。華道の家元、ストレートの黒髪でおっとりな表情と、清楚で古風な雰囲気を醸し出していますが、反面義侠心に溢れ何事にも動じない怖いもの知らずなど硬派な部分も併せ持っています。沙織とはみほが転校してくる前から仲が良く、沙織のすべった恋愛ネタによく突っ込みを入れる場面も見られます。

秋山 優花里(あきやま ゆかり)/装填手

豊富な戦車知識を持つ重度の戦車マニアです。担当は装填手ですが、砲手もこなせますし、状況に応じて偵察に出るなど戦車の運用以外でも活躍します。大洗女子学園では唯一昨年の戦車道大会のみほの様子を見ており、勝利よりも仲間の安全を最優先する行動に感銘を受け、また最初の戦車道の授業で戦車捜索を行うさなかみほに声を掛けられその優しさに触れたことなどから、みほを慕い、どこか英雄視している節もあるようです。

冷泉 麻子(れいぜい まこ)/操縦手

学年主席の成績で、説明書をパッと見ただけで戦車の操縦をやってのけるほど学習能力が高く、チームでは操縦手を担当しています。無口で不愛想ですが腕前は確かで、みほの難しい要求にもうなずき一つでやってのける場面がいくつも見られます。ただし天才肌なためか、他人に教えるのは苦手なようで、後輩から操縦について教えを請われた時もだいぶ困っていたようです。

〈カメさんチーム〉のキャラクター紹介!

大洗女子学園では唯一の3年生のみで構成された生徒会チームのキャラクターをネタバレありで紹介します。はじめはみほに無理やり戦車道をやらせようとするなど嫌われ役なイメージが多かったのですが、物語が進むにつれ好意的な感想が聞かれるようになりました。

角谷 杏(かどたに あんず)/車長・砲手

大洗女子学園の生徒会長であり、学校と学園艦運営に関しては学園長よりも強い権力を持つとも言われています。チームでは車長の役割ですが、試合中ほぼ何もやらずに他人任せでした。しかしプラウダ戦以降は砲手を務め、非凡な腕前を見せ始めます。どんな逆境でも挽回する手を考え、交渉ごとにおける駆け引き、押しの強さや胆力、危険な囮役を買って出る責任感など、学園のトップとしてふさわしい存在感を見せてくれます。

小山 柚子(こやま ゆず)/操縦手

生徒会副会長で操縦手。はじめのうちは操縦もぎこちなかったものの、実践を重ねるうちにみるみると技術が向上し、準決勝や決勝戦では敵の戦車が密集する中に単騎突入し相手を攪乱、撃破するなど目覚ましい活躍を見せてくれました。おっとりとしていて、個性的な生徒会面々に振り回されているような一面もよく見受けられていました。

河嶋 桃(かわしま もも)/砲手・装填手・通信手

生徒会役員で広報を勤めています。チームでは砲手・装填手兼任ですが、どんな至近距離でも砲撃を外すというノーコンぶりを見せ、途中からは砲手を杏に譲り、自身は装填手のみに集中していました。その言動からもパッと見冷静で真面目な印象を受けるものの、逆境に弱く、泣きながら弱音を吐くシーンもよく見られていました。

〈アヒルさんチーム〉のキャラクター紹介!

廃部寸前のバレー部員4名によるアヒルさんチームのキャラクターをネタバレありで紹介します。搭乗車輌はアニメ『ガールズ&パンツァー』の中でも最も弱く、「もっと良い戦車に乗っていればもっと活躍できたのに」との感想もよく聞かれます。

磯辺 典子(いそべ のりこ)/車長・装填手

チームのリーダーで車長兼装填手を担当、熱血少女でいつも「根性!」を叫んでいます。ほかメンバーが皆2年生な中、唯一の3年生としてチームをまとめており、様々な戦況でも冷静な判断をしてくれます。バレー部をではセッターを務め、サーブコントロールも上々ですが、他のメンバーと比べて背丈ほかいろいろなところが小さいです。

近藤 妙子(こんどう たえこ)/通信手

バレー部のエースでジャンプサーブが得意、戦車では通信手のほか、機関銃の射手も務めます。バレー部4人の中では1番冷静で、しょっちゅう突っ込み役をしています。またいつもトレードマークである赤いハチマキをしています。

河西 忍(かわにし しのぶ)/操縦手

ショートヘアで後ろ髪を束ねている操縦手です。若干短期ですが前向きで、操縦の腕もはじめは拙かったものの、麻子に指南を受けてからは飛躍的に上昇、性能で劣る八九式を自在に操り敵を翻弄、特に準決勝ではフラッグ者として最後まで敵の猛攻を耐えきるなど、素晴らしい活躍を見せてくれています。

佐々木 あけび(ささき あけび)/砲手

おっとりとして非常に我慢強いチームの砲手です。その命中率は非常に高く、通常対人洗車である八九式では対戦車ではダメージを与えられないのですが、唯一アンツィオ戦で、八九式でもダメージを与えられる軽戦車のCV33部隊を壊滅させるなど高い戦果を挙げています。

〈カバさんチーム〉のキャラクター紹介!

歴女4名で構成されたカバさんチームのキャラクターをネタバレありで紹介します。はじめから割と活躍するチームですが、特にOVAの2アンツィオ戦での活躍がカッコよかった!という感想が多いようです。

カエサル / 鈴木 貴子(すずき たかこ)/装填手

リーダー兼装填手の、古代ローマ史担当、共和制ローマ期の軍人を思わせる衣装に身を包み、赤いマフラーを羽織っています。八卦を使用した占いが得意で戦車探しに一役買ったり、イタリア語やラテン語がするすると読めたりなど、いろいろと多才なところを見せてくれます。普段は男口調ですが、アンツィオ高の幼馴染カルパッチョと話すときは普通の女の子に戻ります。

エルヴィン / 松本 里子(まつもと さとこ)/車長・通信手

車長兼通信手でチームのまとめ役ではあるのですが、大洗チーム幹部会議などに出席するのはカエサルなようです。欧州戦史に詳しく、ドイツ陸軍を模した軍用ジャケット・軍帽を着用しています。得意分野の関係か優花里と馬が合うようで、彼女に「グデーリアン」のソウルネームを名付けたり、二人で偵察に出たときに一緒に「雪の行軍」を歌っているところもありました。

左衛門佐(さえもんざ) / 杉山 清美(すぎやま きよみ)/砲手

砲手担当で戦国時代担当です。常に左目を瞑っているのですが別に見えないわけではなく、驚いた時や非常に喜んでいる時は両目を見開いている場面を見ることができます。また弓道が得意だったり水遁の術がつかえたりと、いろいろと不思議な特技を持っています。

おりょう / 野上 武子(のがみ たけこ)/操縦手

チームでは操縦手を担当、幕末時代担当です。はじめのうちはそれほど操縦もうまくなかったのですが徐々に腕を上げ、アンツィオ戦ではカルパッチョの搭乗するセモヴェンテM41との壮絶な一騎打ちにてでは固定砲塔の弱点を補うほどの操縦技術を見せていました。

〈ウサギさんチーム〉のキャラクター紹介!

1年生6名により構成されるウサギさんチームのキャラクターをネタバレありで紹介します。『ガールズ&パンツァー』アニメシリーズでもっとも成長したチームだとの感想をよく耳にします。

澤 梓(さわ あずさ)/車長

リーダー兼車長で、チームの突っ込み役です。当初から責任感も強かったですがさらに徐々に成長し、特に決勝戦では、相手の中にこちらの作戦を瓦解させてしまうほどの攻撃力を持った戦車を見て、「絶対に先輩のところに行かせてはいけない!」とみほとは別に作戦を立案、重戦車を撃破するなど、個別で適切な判断を下す様子が見られました。

山郷 あゆみ(やまごう あゆみ)/砲手(75mm砲)

75mm砲の砲手で、ボーイッシュでさばけた性格ですが、ストレスを溜めてしまう一面もあります。身体を動かすことが好きで、戦車道を履修する前は合気道を選択する予定でした。

丸山 紗希(まるやま さき)/装填手(37mm砲)

37mm砲の装填手で、おとなしくぼんやりとしており、喜んでいるカットでも明後日の方向を見ていることから「見えざるものが見えている」とも言われています。アニメシリーズを通してセリフを発することがほぼなく、最終話で相手車輌の弱点を指摘した時には視聴者の方が「しゃべったぁぁぁ」と盛り上がったほどでした。

阪口 桂利奈(さかぐち かりな)/操縦手

考えるよりも先に行動するタイプの操縦手で、戦車に乗っている間はほとんど「あい」「あいあい」「あいー」と舌っ足らずな返事のセリフばかりしゃべっています。アニメや特撮が好きで、いつもHDDの残量を心配しています。

宇津木 優季(うつぎ ゆうき)/通信手・装填手(75mm砲)

通信手兼75mm砲の装填手、マイペースで辛抱強いキャラクターで、整備で車体チェックなども行いますが、砲弾を忘れてしまう不注意なところも見られます。もともと恋人がいたとのことですが、戦車道の履修で逃げられてしまったと話しています。

大野 あや(おおの あや)/砲手(37mm砲)

37mm砲の砲手で、チームのムードメーカー。少々口が悪く、しょっちゅう「ぶっ殺せ―」といった暴言を吐いています。また愛用する丸眼鏡は試合で撃破されるたびに割れていますが、そのたびに買い替えているのか修理しているのかは不明です。

〈アリクイさんチーム〉のキャラクター紹介!

オンライン戦車ゲーム仲間3名で結成されるアリクイさんチームをネタバレありで紹介します。『ガールズ&パンツァー』のアニメシリーズではほとんど活躍の場がなかったのですが、その後の努力の結果、劇場版では目覚ましい活躍を見せ「よく頑張った!」といった感想も多くあるようです。

ねこにゃー / 猫田(ねこた)/車長・通信手

自分のことをボクと呼ぶ車長兼通信手で、みほのクラスメイトでもあります。一度戦車道をやりたいと思いみほに話しかけようとしたものの話しかけられず断念、その後決勝戦を前に再度勇気を振り絞り「戦車道をやりたい」と話しかけ、加入することになりました。若干ひ弱な印象を受けますが、劇場版では体を鍛え、砲弾を軽々と持ち上げ放り投げるながら砲手のぴよたんに渡す場面もありました。

ももがー/操縦手

右目に桃をかたどった眼帯、短髪の頭部にピンクのカチューシャ、首にはピンクのチョーカー、制服の裾はへそが見えるくらい短くスカーフを蝶ネクタイ状にするなど、個性的な服装が特徴です。操縦手を務め、ゲームでの操縦離れていても現実ではすぐにはうまくいかず、てこずる場面が見られましたが、劇場版では操縦技術も飛躍的に向上、目覚ましい戦果を挙げてくれます。

ぴよたん/砲手・装填手

そばかすと大きなバストが特徴の砲手兼装填手です。銀髪のロングヘアで後ろ髪を束ね、語尾に「ーだっちゃ」「-ぴよ」を付けて話すことがあります。劇場版ではねこにゃーから渡される砲弾を片手で受け取り、そのまま片手で装填するという力業を見せてくれます。

〈カモさんチーム〉のキャラクター紹介!

風紀委員3名で結成されたカモさんチームのネタバレ紹介です。2回戦を前に、杏の命を受けて結成され、左から操縦手のごも代(後藤 モヨ子)、車長兼副砲手兼装填手のそど子(園 みどり子)、そして砲手兼通信手のパゾ美(金春 希美)となります。

はじめ麻子に対する当たりがキツく、不人気でしたが、その後戦車道に参戦して頑張る姿に「意外とかわいい!」といった感想が寄せられました。

〈レオポンさんチーム〉のキャラクター紹介!

大洗女子学園の自動車部4名で構成されたレオポンチームのネタバレ紹介です。大洗女子学園の影の立役者で、準決勝のプラウダ戦までは戦車の整備や改造、レストアなどのサポート役を務めていました。長年使われておらず放置されていた戦車をわずかな時間で復活させるなど、驚異的な技術力とスピードを披露しており、「本当に高校生なのか?!」といった感想はよく聞かれます。

左から装填手のスズキ、砲手のホシノ、車長兼通信手のナカジマ、そして操縦手のツチヤです。決勝戦において、新たな戦車としてポルシェティーガーが発見・整備が完了したとのことで、そのまま自動車部でチームとして参戦することになります。もともと整備などで関わっていたからなのか、元々自動車部ということでドライビングテクニックはあったからなのか、参戦後すぐに大活躍します。

走行したまま修理するなど、クセのあるポルシェティーガーをうまく乗りこなし、石橋を車輛の重量で破壊して相手の進路を妨害したり、車列の先陣を切って盾役になる、狭い通路を塞ぎ敵の猛攻を正面から受けつつ進路を阻むなど、高い火力と重装甲を最大限活かし重要な役割を担っていました。また戦車道のエンジン規定にモーターが入ってない事をいいことに、モーターや足回りを改造、重戦車にあるまじき加速も実現しています。

ライバルのキャラクター紹介!

アニメ『ガールズ&パンツァー』におけるライバルキャラクターをネタバレありで紹介します。ライバルのキャラクターたちも、大洗女子学園のキャラクターたちに負けず劣らずの個性派ぞろいで、「むしろライバルキャラクターの方が好きだ!」という感想もよく聞くほどなのです。

〈黒森峰女学院〉西住 まほ(にしずみ まほ)

黒森峰女学院戦車道の隊長で西住流の後継者、そしてみほの姉でもあります。高校生大会でMVPに選ばれ国際強化選手となるなど確かな実力者でもあります。無口で、みほとばったり喫茶店で会った時なども確執があるのかな、と思われる描写もありましたが、物語が進むにつれ実はただ単に寡黙な優しいお姉ちゃんであることが分かります。「実は重度のシスコンなのでは?」といった感想は非常によく聞かれます。

〈黒森峰女学院〉逸見 エリカ(いつみ エリカ)

黒森峰女学園の副隊長で、まほを崇拝し、転校して戦車道を続けるみほに対して敵愾心を向けているキャラクターです。ばったり会った喫茶店でみほに嫌味を言うなど、『ガールズ&パンツァー』のアニメシリーズではだいぶ「嫌らいだ」という感想が目につきましたが、実はみほに対して嫉妬心や劣等感を抱いていたなど、彼女の内面にスポットが当たるようになると好意的な感想もちらほら見受けられるようになりました。

〈黒森峰女学院〉赤星 小梅(あかぼし こうめ)

前年の戦車道全国大会にて、戦車ごと川に落ちてしまったところをみほに助けてもらった女子生徒です。ですが、その行動のために優勝を逃し、みほが学園を離れてしまったことに負い目を感じて気を病んでいました。決勝戦で戦う直前、みほのもとを訪れ、前年の謝罪とともに、みほが戦車道を続けていたことを喜んでいるという話をし、みほを勇気づけてくれています。

〈聖グロリアーナ女学院〉ダージリン

戦車道では黒森峰やプラウダに並んで全国ベスト4の聖グロリアーナ女学院において隊長を務めるキャラクターです。練習試合でみほの実力を認め、その後大洗女子学園の試合の解説役をしてくれます。優雅に紅茶を飲みながらことあるごとに「こんな格言を知ってる?」とオレンジペコに格言などを披露しています。非常に人気が高く、「出てくればとりあえず面白い!」といった感想がよく聞かれます。

〈聖グロリアーナ女学院〉オレンジペコ

ダージリンが車長を務める車輌の装填手で、常にダージリンとともに大洗女子学園の試合を観戦しながら、ダージリンの格言に対して優しく突っ込みを入れる役でもあります(時たま厳しめな感想を言う時もありますが)。ダージリンとのペアで非常に人気の高いキャラクターです。

〈聖グロリアーナ女学院〉ローズヒップ

劇場版からの登場で、自身を含め4輌のクルセーダーの小隊を指揮する小隊長でもあります。淑女ぞろいの聖グロリアーナ女学院の中では珍しく闘志むき出しの元気者で、若干せっかちでスピード狂のきらいがあります。実は18人の大家族、8人兄弟姉妹の末子だそうで、ふるまいはガサツなものの、その単純明快な性格はだいぶダージリンに気に入られているとのことです。

〈サンダース大学付属高校〉ケイ

明朗快活、フレンドリーなサンダース大付属高校の隊長で、スパイ紛いのことをした優花里を歓迎したり、杏子をアンジーと気やすく呼んだり、果ては健闘したみほに抱きついたりと、気持ちのいいキャラクターとして描かれています。アンフェアを嫌い、大洗女子学園との戦いで副隊長のアリサがズルをしていたことを叱責、その後同条件で戦いこだわるなどフェアプレイを見せていました。

〈サンダース大学付属高校〉ナオミ

サンダース大付属高校の副隊長、冷静無口な砲撃手で、その実力は『ガールズ&パンツァー』の登場人物の中でも1位2位を争うほどです。大洗女子学園との試合では遠距離からの正確な射撃で追い詰めるものの僅差で敗北。しかし負けながらも満足そうな笑みを浮かべていました。この時の戦いは「非常に緊張感があった!」という感想をよく耳にします。

〈サンダース大学付属高校〉アリサ

もう1人の副隊長で、フラッグ車の車長兼通信手を務めます。策士としてケイをサポートしますが、大洗女子学園との試合でケイの許可なく通信傍受作戦を実施、逆にその通信傍受を逆手に取られ作戦は破綻するなど、いいところがありませんでした。タカシという好きな男子がいるようなのですが、相手にされていないといった発言もしており、「ちょっとかわいそう」という感想もちらほら聞こえます。

〈アンツィオ高校〉アンチョビ/ 安斎 千代美(あんざい ちよみ)

全国大会2回戦の相手、アンツィオ高校の隊長で、他のメンバーからは『総帥(ドゥーチェ)』『姉さん』などと呼ばれています。演説などが得意で、その場のノリと勢いだけの面々を上手く取りまとめ信頼を獲得していますが、戦車道よりも食事会へのモチベーションの方が高いメンバーに頭を悩ませることもよくあるようです。

〈アンツィオ高校〉カルパッチョ

ペパロニとともにアンチョビを支える副隊長の1人で、セモヴェンテ部隊を率いる2年生です。おしとやかで冷静、暴走気味の後輩たちを制止したりなだめる役割を担っています。大洗女子学園カバさんチームのカエサルとは親友で、2回戦の試合中カエサルの乗る戦車を見抜き、3号突撃砲との壮絶な一騎打ちを見せてくれます。

〈アンツィオ高校〉ペパロニ

カルパッチョとともにアンツィオ高校の副隊長で、ノリと勢いはいいものの大雑把、詰めが甘くて口車にも載せられやすい、良くも悪くもアンツィオ高校の校風を体現していると言われています。母校の戦車道チームを徐々に立て直してきているアンチョビに心酔し、「姉さん」と慕っている様子が見られます。

〈プラウダ高校〉カチューシャ

プラウダ高校の隊長で身長が127cmと『ガールズ&パンツァー』の登場人物の中では一番背が低く、副隊長のノンナに肩車をしてもらいながら常に相手を見下す態度を取ったり、言動が物騒だったりはするなど『小さな暴君』と呼ばれています。しかし状況を冷静に分析したり、身を挺して仲間を守ったりとで、メンバーからはだいぶ慕われているようです。大洗女子学園に負けた後はみほを認め、決勝戦の応援に来ていました。

〈プラウダ高校〉ノンナ

プラウダ高校の副隊長で、通常T-34/85の車長ですが、大洗女子学園との試合では一時的にIS-2の砲手も務めていました。砲撃の腕に長け、『ガールズ&パンツァー』の登場人物の中でも随一といわれていて、実は大洗女子学園との戦いでの撃破判定はすべて彼女によるものです。カチューシャを名将として仰ぎ、試合中のみならずプライベートでも、世話を焼き「カチューシャのお母さんか」といった感想も多くみられました。

〈プラウダ高校〉クラーラ

劇場版からの登場で、ロシアの短期留学生です。ノンナと同じくカチューシャに心酔しているのですが、ノンナとしょっちゅうロシア語で会話しており、ロシア語が堪能ではないカチューシャに毎度「日本語で話せ」と叱られています。周りからは「ノンナと同じ匂いがする」と逆らわない方がいいのでは、なんてうわさされているようです。

〈知波単学園〉西 絹代(にし きぬよ)

劇場版から登場している知波単学園の隊長で、黒髪ロングの和風美人ですが、最後まで人の話を聞かずよく早とちりしてしまうところがあります。また誰に対しても口調や態度が丁寧で優しいのですが、そのせいで、突撃ばかり強行しようとする隊員をなかなか抑えられずに苦労している様子が見られます。その早とちりっぷりと振り回されっぷりから「大丈夫か?」「頑張ってほしい!」といった感想が多く見られます。

〈知波単学園〉福田(ふくだ)

九五式軽戦車の車長を務め、エキシビションマッチでは何度も突撃を強行しようとしそのたびに大洗の面々に制止される様子が見られます。ただしその後アヒルさんチームとの共同戦線のさなかで戦い方を学び、突撃ばかりのチーム方針に疑問を持つようになります。終盤にはアヒルさんチームに学んだ「工夫した戦い方」を西隊長に進言するなど、成長した一面も見られました。

〈継続高校〉ミカ

継続高校の隊長で、「戦車道には人生の大切な全てのことが詰まっている」など哲学的なセリフが特徴的です。黒森峰時代のみほと対戦したことがあるようで、みほのセリフからも優秀な隊長で、相当追い詰められたようなことが分かります。物ごとに対して斜に構えるような言動が多く、よく行動をともにするアキからは「ひねくれてる」と評されることもよくあるようです。

〈継続高校〉アキ・ミッコ

上画像が砲手兼装填手のアキ、下画像が操縦手のミッコで、2人ともミカが車長を務めるBT-42突撃砲のメンバーです。

アキは素朴な顔をしていますが射撃の腕は確かで、またミッコの操縦技術はも非常に高く、クリスティー式サスペンションの特性を最大限活かした運転で敵を翻弄していました。

〈大学選抜チーム〉島田 愛里寿(しまだ ありす)

飛び級で大学へ進学し、大学選抜チームの大隊長を務める若干13歳の才女であり、島田流戦車道家元の一人娘でもあります。『神出鬼没のニンジャ戦法』と称される彼女の戦術は状況に応じて変幻自在、且つ単騎で複数車輌を次々と撃破していく実力も相まって、無類の強さを発揮しています。恐らく『ガールズ&パンツァー』の登場人物の中でも最強のキャラクターでしょう。

プライベートでは内気で人見知りが激しく、対人コミュニケーションも苦手ですが、同じ大学選抜の小隊長たちからは非常に慕われています。

〈大学選抜チーム〉アズミ・ルミ・メグミ

それぞれ左からアズミ、ルミ、メグミで、副官として大隊長である島田愛里寿をサポートします。それぞれBC自由学園、継続高校、サンダースだ学付属高校母校としており、個々の実力ももちろんありますが、何より3人の戦車の連携攻撃『バミューダアタック』を最も得意としています。大隊長である愛里寿に忠実に従っていますが、同時に愛里寿を溺愛しているとも言われています。

ガールズ&パンツァーの感想についてネタバレ紹介!

2012年に始まり6年たった今でも新しい話題を振りまき続ける『ガールズ&パンツァー』の感想をネタバレ紹介していきます。

ネタバレその1!シリーズを追うごとにみほが成長していく!

昨年の戦車道の全国大会にて、黒森峰女学院でまほのもと副隊長兼フラッグ車を任されていたみほですが、仲間の車輛が川に落ちてしまい、それを助けに飛び込んでしまったことでフラッグ車は撃破、黒森峰女学院は優勝10連覇を逃してしまいます。そしてそれがもとで、みほは自分に自信を無くし、戦車道そのものを避けるようになってしまったところから『ガールズ&パンツァー』は始まります。

けれども大洗女子学園で再度戦車道に取り組み、その過程で多くの良き友人、良き仲間に囲まれ、少しずつ自信を取り戻していきます。

西住流家元の母や、それを受け継ぐ優秀な姉の期待に応えるためだけに戦車道をやっていた彼女が、友人や仲間のために自ら選んで戦車道に向き合っていくことで、自分だけの新しい戦車道に開眼していきます。そんなみほの成長は『ガールズ&パンツァー』の大きな見どころの一つと言えるでしょう。

ネタバレその2!奇想天外な戦い方が面白い!

みほをが指揮する大洗女子学園のチームは戦車も貧弱、戦車数も規定数まですら届いていない、さらに登場人物の多くが戦車道未経験と、普通の戦い方ではどうやったって勝つことはできません。『ガールズ&パンツァー』の最序盤でみほが「そこは戦術と腕かな」と言っているように、各々ができることをやりつつ、様々な工夫を凝らして次々と強豪チームを倒していく様は見事としか言いようがありません。

特に『ガールズ&パンツァー』最終話、超巨大戦車マウスとの戦いでは誰もが思いつかない方法で相手を撃破します。サポート車輛がマウスの下に潜り込み動きを封じ、囮を使って砲塔を誘導、その間に別の戦車がマウスの上に乗り砲塔の動きを止め、それによって露わになった唯一の弱点を狙い撃つのです。これには登場人物みんなが感嘆していましたが、見ている側としても「すごい!」以外に感想が出て来なかったと言われています。

ネタバレその3!かつてのライバルたちとの共同戦線!

2015年公開された『ガールズ&パンツァー』劇場版では、新たな敵に対してテレビシリーズで戦ったライバルたちが危機に陥った大洗女子学園の面々を助けに来てくれ、急造ながら『大洗連合ドリームチーム』を結成します。しかしはじめはなかなかうまくいきません。『ガールズ&パンツァー』の登場人物たちはただでさえ皆個性が強すぎるうえ、高校ごとに戦い方も文化も違うからです。

けれどもやはりそこはそれぞれ強豪校のエースたち。お互いのチームワークを尊重し協力することで、最大の敵大学選抜チームを追い詰めていくのです。途中何度か危機が訪れますが、そのたびに乗り越え、勝利を手にする大洗女子連合ドリームチームの姿に、ぐっと来ない人はいないでしょう。

ネタバレその5!どれだけ掘り下げてもまだまだ考察のしがいがある登場人物たち!

『ガールズ&パンツァー』がこれだけ大きな話題になった理由の1つとして、登場人物の考察が大いに盛り上がったことが挙げられます。黒森峰時代のみほはどうだったのか、みほが去った後の黒森峰はどうなったのか。みほに対してきつい態度をとるエリカの、みほが黒森峰にいた時代から劇場版を経て最終章までの気持ちの変化など。1つ1つ挙げていくときりがないほどです。

そんな魅力的溢れるキャラクターたちを「あーでもないこーでもない」と議論し語りつくすことも、この『ガールズ&パンツァー』の大きな魅力と言えるでしょう。だからこそ、様々な登場人物を主役としたスピンオフ作品がたくさん生まれてくるのです。

ガールズ&パンツァーの登場人物・キャラクターまとめ

いかがでしたでしょうか。『ガールズ&パンツァー』の登場人物・キャラクターや、感想のネタバレ紹介をしてまいりました。ここで紹介した以外にも、たくさんの魅力がつまっています。また昨年より『ガールズ&パンツァー』の新作、最終章の第1話が公開され、これからさらに『ガールズ&パンツァー』界隈はにぎわってくることでしょう。ぜひともこの機会に、もう一度今までの作品を見返してみてはいかがでしょうか。

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