2019年06月20日公開
2019年06月20日更新
【ワンピース】ルフィの家系図や家族は?母親はエースと同じ?血縁関係や人脈まとめ
ワンピースの主人公であるルフィの家族構成は個性的で、血縁者にはガープやドラゴンがいます。また血縁関係ではないものの、エースとサボとは盃を交わした義兄弟です。エースとは名前にDを持つという共通点があるため、ルフィとエースは実は血が繋がっているのではないか、母親が同じなのではないかという家系図に関する考察があります。ここではルフィの家系図についてまとめています。
目次
ルフィとは
ワンピースの作品情報
ルフィはワンピースの主人公です。ルフィが登場するワンピースがどのような作品なのか、ルフィの家系図や家族を紹介する前に、まずはワンピースについて概要やあらすじを紹介します。
ワンピースの概要
ワンピースは1997年7月22日から週刊少年ジャンプで連載が開始されました。原作者は尾田栄一郎です。海賊ロマンを描いた王道漫画で、週刊少年ジャンプでは圧倒的な人気を誇っています。コミックの発行部数に関しては多くの最高記録を樹立しているほどです。
ワンピースのあらすじ
ワンピースの主人公のルフィは、幼少期に海賊の赤髪のシャンクスにあこがれて海賊になることを決意します。17歳になったルフィは海賊王を目指し、仲間を集めながら海に冒険に出るストーリーとなっています。
ルフィのプロフィール
ルフィはゴムゴムの実を食べたゴム人間です。シャンクスからもらった麦わら帽子がトレードマークで、海賊旗にも麦わら帽子が描かれています。麦わらの一味では船長をしており、ドレスローザ以降は7つの海賊団が傘下に加わっています。さらにハートの海賊団のトラファルガー・ローとは同盟関係にあります。
ルフィの家系図や家族は?
現時点のルフィの家系図
まずワンピース本編で分かっていルフィの家系図を紹介します。ルフィの祖父は海軍中将のガープです。ガープの息子は革命軍のボスであるドラゴンです。そしてドラゴンの息子がルフィということになります。モンキーの名字がつく一族の家系図はここまでとなります。
ガープはロジャーの頼みによってエースを引き取り、孫として育てます。ルフィはエースと同じゴア王国に住んでいたサボと盃を交わして兄弟になります。
ルフィとエースの関係を家系図から考察
エースはガープに引き取られたことでガープからは孫同然で育てられており、二人は義兄弟です。しかし、実はエースとルフィは血縁関係にあるのではないかといわれています。エースの家系図をまとめると、実の親はロジャーとルージュです。ロジャーの本名はゴール・D・ロジャー、ルージュの本名はポートガス・D・ルージュです。ふたりともD一族だということが分かります。
ルフィもまたモンキー・D・ルフィとD一族です。そのため、同じD一族として家系図をたどると、二人は血縁者なのではないかといわれています。ルフィとその家族の他にも、マーシャル・D・ティーチやトラファルガー・D・ワーテル・ロー、ハグワール・D・サウロもD一族です。
シャンクスとの関係は?
シャンクスは名字が物語の中で明かされていない人物です。シャンクスは実はエースと血縁関係であるのではないかといわれています。その理由がルージュの髪の色です。これはルージュの髪色がピンクだとした時の考察です。実際には金髪なのですが、アニメではピンクブロンド風に描かれていました。
このことから実はルージュとシャンクスが兄弟だったのではないかといわれています。もしシャンクスがポートガス家の生まれだった場合は、エースにとっては叔父ということになります。とはいえ顔立ちに関してはシャンクスはどちらかというとルフィに似ています。特にシャンクスが若い頃とルフィの耳の位置はそっくりです。
このことから、ルフィは異父兄弟なのではないかといわれています。つまり、ルフィとシャンクスが同じ母親だという考察です。母親の目がぱっちりしており、それをルフィとシャンクスが受け継いだのではないかといわれています。しかし実はSBSでは、ガープの幼少期やルフィの40代・60代の姿が描かれています。
SBSで描かれているガープの幼少期とルフィはとても似ています。また、歳を重ねるに連れてルフィもガープに似てきています。そのため、どちらかというとまだ明かされていない母親似と考えるよりも、ガープに似ていると考えたほうが信憑性は高いと思われます。とはいえ、シャンクスはまだ名字が明かされていないため、ルフィと血縁関係である可能性はあるかもしれません。
マキノの子供の父親はシャンクス?
もしルフィとシャンクスが血縁関係になる場合、気になってくるのがマキノの子供です。原作者の尾田栄一郎はSBSでマキノの子供の父親について「父親はやはり、あの人かなー。あの人だろうなー」と回答されています。「あの人」と書かれていることから、すでに登場している人物であることが分かります。マキノの関わりのある男性といえば、シャンクスです。
その他にはルフィやエースがいます。ルフィはずっと航海をしており、おそらくマキノに子供が出来た期間はレイリーと修行をしていました。マキノの父親はエース説というのもたくさんいわれています。確かにエースは、幼少期には素直になれずにマキノに照れている場面があります。しかし、マキノの子供を見るとまだ0歳〜1歳ほどだと思われます。
つまりマキノに子供ができたのはエースが亡くなった後、もしくは遅くてもエースがティーチを追っている期間です。そのため、エースが父親だという説も薄いと思われます。そうなると一番可能性が高いのはシャンクスです。
実際にカラー版ワンピースでは、マキノの子供の髪色は赤茶色に着色されていました。マキノの髪色は濃い緑色なので、確実に父親の髪色を濃く受け継いでいる事がわかります。そのため、シャンクスが父親であることが濃厚です。もしシャンクスとルフィが兄弟で血縁関係にある場合、ルフィはマキノの子供の叔父になります。
ルフィの母親はエースと同じ?
エースの実母はポートガス・D・ルージュ
エースの実の母親はマリンフォード頂上戦争の時に、センゴクの口から明かされています。エースの母親はポートガス・D・ルージュといいます。ロジャーが処刑される前、生まれてくる子供のことを任されていたガープはルージュの出産に立ち会っていました。その後生まれてきたエースを引き取っているので、ルージュが母親であることは確実です。
また、エースの顔立ちはロジャーよりもルージュ似であることも特徴的です。ロジャーが処刑された頃、世界政府によってロジャーの子供は命を狙われていました。疑いのある者や同じ次期に生まれてきた子供は殺されることもありました。
ルージュはお腹にいる子供を守るために20ヶ月もの間子供をお腹に宿していました。その負担からルージュは出産後間もなく亡くなってしまいます。エースは自分を産んで死んでしまった母親に恩義を感じているため、名乗る時は母方の名字である「ポートガス」を名乗っていました。
ルフィの母親はジュエリー・ボニー?
ルフィの母親はジュエリー・ボニーなのではないかという考察があります。ルフィは幼い頃からガープやダダンに育てられてきました。そのため、ルフィは父親であるドラゴンの存在さえ知りませんでした。世界経済新聞に載っているドラゴンを見て、初めて見たと言っており、本人はさほど親の存在について興味は示していないようです。
しかし、ワンピースの読者は何度もルフィの母親に関しての考察をしています。実際にネットでも何度も話題になっています。ルフィの母親がボニーなのではないかといわれたのは、ボニーが初めて登場したシャボンディ諸島でのことです。
出典: https://festy.jp
なぜボニーがルフィの母親なのかといわれているのかというと、ルフィと同じように大食いなのに細身だという共通点があるからです。さらに食べ方も上品とはいえず、ルフィと同じようにがっついています。SBSでボニーの幼少期が描かれたことがあったのですが、幼少期からとても大食いだということが分かっています。
ルフィの大食いはボニー譲りなのではないかといわれていますが、確定要素としては薄いと思われます。確かにルフィは大食いなのですが、大食いの理由はガープによる教育が大きく影響しています。ガープは食えるときに食えという教育をしていました。そのため、エースやサボも大食いです。ワンピースにはその他にも大食いキャラがいます。
キッドやビッグマムも大食いです。特にキッドは兎丼の囚人採掘場でルフィと同じ量の団子を食い、ルフィと同じ速度で消化していきました。また、キッドもルフィも食べ過ぎると体が大きくなるのですが、ボニーは食べているシーンでも細身の体型を保ったままという違いがあります。
ジュエリー・ボニーがルージュと言われる理由
ボニーはエースの母親だという説があります。ボニー=ルージュで、実はルージュが生きているのではないかという説です。これは、エースが女の子だったら「アン」と名付けようとしていたとルージュが言っているシーンがあったからです。アンといえば、実在した女海賊のアン・ボニーを連想させます。実はアン・ボニーがモデルのキャラクターがボニーなのです。
このことから、ボニーとルージュは何か関係性があるのではないかといわれています。また、マリンフォード頂上戦争で決着がつくと、ボニーは涙を堪えながら「何もかもあいつのせいだ…!!!」と言う場面がありました。このシーンによりエースと何か関係性があるのではないかといわれていました。しかし、後にボニーはバーソロミュー・くまと何かしら関係があることが分かっています。
そのため、このシーンは兵器として利用されるバーソロミュー・くまを見て涙ぐんでいたのではないかと思われます。ボニーが登場して間もなくはルージュ説が濃厚といわれていましたが、ボニーはレヴェリーでソルベ王国王太后のコニーと言われているシーンもあるため、ルージュとの関係性は薄くなってきています。
ルフィの母は作中に登場済?
ルフィの母親はワンピースの作中に登場済みという情報もあります。しかし、この情報は出処が分かっていません。ルフィの母親の考察では、ビッグ・マム、ルージュ、ボニー、イワンコフの名前が上がっています。
ルフィの血縁関係や人脈
ルフィの家系を知っている人物とは
ルフィの血縁関係や家系を一番によく知っているのはモンキー・D・ガープです。ガープは海軍に所属しているにも関わらずエースの存在を隠しながら育てていました。そのため、孫として育てたエースの存在も家系図に加わっていることを知っていました。
ドラゴンは革命軍として活動していたため、おそらくこの事は知らなかったと思われます。ルフィはエースのことは知っていたものの、ドラゴンが家族であることを知りませんでした。それからもう一人、センゴクはエースの血縁関係を知っていました。ガープがセンゴクにエースのことを洩らしたとは考えられませんが、ガープがエースを孫として育てていたことは知っていたような描写があります。
ルフィの祖父はガープ
ルフィの家族のひとりであるガープはルフィの祖父です。ガープは海軍本部に所属している中将です。ロジャーや、その前の世代に海を制していたロックス海賊団と戦ってきた猛者です。海賊と渡り合ってきただけあり、ガープは孫にあたるルフィやエースには海軍を目指してもらいたいと思っていました。しかし、強い海軍になるためという名目でジャングルに放り込んだり、山賊に預けるなどズレた教育をしていました。
その結果、ルフィはシャンクスに感化されて海賊を目指すようになり、エースもまた父親のロジャーの件もあって自由を求めて海賊になることを決意します。ルフィやエースとは敵対することになりますが、孫に対しては少々甘い一面もあります。しかしマリンフォード頂上戦争では、海軍の立場を捨てきれずエースを救うことができませんでした。
ルフィとエースの父親は違う
ルフィとエースの父親は違います。ルフィの父親はガープの息子であるモンキー・D・ドラゴンです。ドラゴンはルフィの義兄弟であるサボの上司で、革命軍のボスです。エースの父親はゴール・D・ロジャーです。ロジャーはそれまで誰も成し遂げなかったラフテルに到達し、海賊王と呼ばれるようになりました。
ガープとドラゴンに血の繋がりはない
実はガープとドラゴンには血縁関係がないという考察があります。この考察がされるようになったのは、ドラゴンと幼いサボの会話です。「貴族に生まれてはずかしい」と言うサボに、ドラゴンは「わかるとも、おれもこの国に生まれた」と返答しています。ドラゴンが「わかるとも」と言っていることから、ドラゴンは貴族の生まれではないのかと考察されています。
さらにフーシャ村の村長は海賊になったルフィの活躍を見て、「全世界を敵に回すような凶悪犯が村から出た」と顔をしかめていました。ドラゴンがフーシャ村で育っているのであればその名が出そうなものですが、ドラゴンについてはまったく触れていません。そのため、実はフーシャ村出身のガープとドラゴンは血縁者ではないといわれており、ドラゴンは婿養子なのではないかという考察がされています。
ルフィのただならぬ人脈とは
ルフィの血縁関係や家族をまとめると、大物ばかりの人脈である事がわかります。まず祖父のガープは海軍の中将ですが大将レベルの実力を持っています。そして父親のドラゴンは革命軍のボスです。義兄弟のサボは革命軍ナンバー2の参謀総長、エースは白ひげ海賊団2番隊隊長と名をはせています。
ルフィは7つの海賊団を傘下につけており、魚人島やアラバスタ、ドレスローザなどの国やジェルマ66などの大物のバックがついています。しかしその後ろ盾がなくとも、家族や家系図だけでもただならぬ人脈があることがわかります。
ルフィとドラゴンの関係
ドラゴンはルフィの父親
ドラゴンは革命軍の総司令官といわれている犯罪者です。世間からは「世界最悪の犯罪者」といわれています。ルフィの父親がドラゴンであることが分かったのはエニエス・ロビー編の432話で、ルフィ達が休養を取っているとこにガープが訪れた時でした。この時、ガープの口からルフィの父親がドラゴンであることが明かされました。
モンキー・D・ドラゴンのプロフィール
ドラゴンの年齢は55歳で誕生日は10月5日、身長は256cmです。懸賞金は明らかになっていません。出身は東の海のゴア王国です。ルフィやガープのような活発的な性格ではなく、寡黙でいつもしかめっ面をしています。
ドラゴンは革命軍のリーダー
ドラゴンは革命軍の総司令官を務めています。部下にはルフィの義兄弟であるサボと、元奴隷のコアラ、魚人島出身のハック、元カマバッカ王国女王のイワンコフなどがいます。
義兄弟のサボとドラゴンは繋がっている
幼い頃、ルフィの義兄弟のサボは元々家出しており、エースとルフィと一緒に暮らしていました。しかしある日父親に見つかってしまい、家に連れ戻されてしまいます。サボは一足先に海賊として海に出ることを決意しますが、天竜人の船の前を横切ってしまい、襲撃されてしまいます。襲撃を受けて漂流したサボを拾ったのがドラゴンでした。
サボは記憶を失っており、家に帰りたくないということだけは覚えていました。それからサボは革命軍で暮らすことになります。サボとドラゴンは師弟関係にあり、ドラゴンから「竜の鉤爪」という技を習得しています。
ルフィの仲間の経歴は?
ロビンの血筋
麦わらの一味で考古学者のロビンの血縁者は、母親のニコ・オルビアです。オルビアも優秀な考古学者でポーネグリフの研究をしていました。オルビアはオハラがバスターコールを受けた時に亡くなっています。
サンジは貴族
麦わらの一味でコックをしているサンジは、ジェルマ王国の王族でした。サンジの血縁者には、父親のジャッジ、母親のソラ、姉のレイジュ、四つ子の兄弟のイチジ、ニジ、ヨンジがいます。
ジェルマは科学が進歩しており、感情を失くして強靭な体の子供をつくる研究がされていました。サンジはその中で唯一実験の影響を受けていませんでした。そのために酷いいじめにあっており、現在は家族との縁を切っています。
ウソップの父は名狙撃手
麦わらの一味の狙撃手であるウソップの家族には、母親にバンキーナ、父親にヤソップがいます。ヤソップは赤髪の海賊団に所属しており、ワンピースの第一話から登場しています。ヤソップは名狙撃手として名が知られており、ウソップもその血筋を受け継いでいるほど狙撃手としての才能があります。
ルフィの家系図や家族に関する感想や評価
よく乗り越える対象になりがちな父への反応がびっくりしてから「あんま似てねェな それよりサボが心配だ!」だけなの草
— 𝔸𝕆𝕂𝕀ℝ𝕀 𝕄ོ𝔸ℝ𝕀𝕂𝕆🍐 (@_INVNI_) June 16, 2019
ルフィにとって越えないと自分の行きたい所に辿りつけない存在なのは他人のシャンクスなの良いよな〜
ルフィが世界経済新聞で初めて家族である父親の顔を見た時の反応が薄かったことについては、注目している読者がたくさんいました。ドラゴンはルフィのことを助けたりと度々気にかけているようですが、ルフィは会ったことがなかったのもあり、そこまでの興味は持っていないようです。本来は父親を超えるという展開になりそうですが、ルフィにとってはシャンクスがその対象となっています。
改めて思うけどさ、、、ルフィの家系ってすごいよね(笑)おじいちゃんが海軍中将で、お父さんは革命家じゃん?
— とみょ (@tk_jka) May 2, 2017
血は繋がってないけどお兄ちゃんはエースだし、エースの父親は大海賊ゴールド・ロジャーだし、、、ここまでくるとルフィのお母さんが気になる、、、笑
ルフィの家族は、ガープやドラゴンと大物が揃っているのがすごいと驚いている方がたくさんいました。それに加えて義兄のエースの親はあのロジャーです。これだけD一族が揃っていると、ルフィの家系だけでなくD一族についても気になるという方もいました。
今気づいたけど、モンキー姓の家系って3代そろって顔の左半分に傷がついてるんだね。ルフィもガープもドラゴンも。なんか意味あるのかな。
— 佐々木 郁弥 (@Asakatsu_Boy) September 15, 2011
ルフィ・ガープ・ドラゴンの3人が左側に傷があることに注目している方がいました。ドラゴンの顔の模様は正確には刺青ですが、3人揃って顔に傷があることに何か意味があるのかもしれないと考察されていました。左側の傷といえば、サボも左側に傷があります。
ルフィの家系図や家族は?まとめ
ルフィの家系図をまとめると、D一族であるだけでなくガープやドラゴンといった大物の血を引いていることが分かりました。さらに義兄のエースやサボも只者ではありません。エースは亡くなってしまいましたが、ルフィの家系の人物がこれからも物語を動かす可能性は高いと思われます。