2019年06月25日公開
2019年06月25日更新
ハンターハンターのカチョウの念獣の能力は?フウゲツとの関係や最期も考察
ハンターハンターのカチョウ=ホイコーロは、かわいい容姿とツンデレっぽい性格で登場初期から人気を集めていました。カキン帝国の王子達を守る念獣は多種多様な姿と能力を持っています。カチョウの念獣の能力は「2人セゾン」と言い、妹・フウゲツを守り続ける優しい能力であることが判明しました。ハンターハンターは人気キャラが死亡することも多く、なんとカチョウも最期を迎えるキャラとなってしまいました。この記事では、カチョウの切ない最期や妹・フウゲツを守る「2人セゾン」の能力をネタバレ解説します。
目次
ハンターハンターとは?
ハンターハンターは週刊少年ジャンプにて連載中の大人気漫画です。その人気は、ハンターハンターが掲載されると、ジャンプの売上が急激に伸びると言われるほどです。熱烈な支持者が多いのも特徴的で、インターネット上でハンターハンターの連載再開がニュースになると、多くの喜びの声があがります。
ハンターハンターの作品情報
ハンターハンターのコミックス累計発行部数は、7200万部を突破し、現在でも新規ファンの獲得に成功しています。他の少年漫画とは一線を画したダークな作風と、その中で生まれる緻密な人間ドラマは、ハンターハンターの大きな魅力です。
ハンターハンターのあらすじ
ハンターハンターのあらすじは、主人公のゴン=フリークスが故郷のくじら島を離れ、父親のジン=フリークスを探す旅に出て、ハンターを目指すところから始まります。ハンターになるには、ハンター試験をクリアしなければならず、ゴンはそこで出会った仲間と協力して試験に挑み、見事ハンターの資格を得るのでした。
ゴンにはキルア、クラピカ、レオリオの3人の仲間(友人)がいます。現在ハンターハンターの物語を引っ張っているのは、なんとゴンではなく、仲間の1人・クラピカで、ファンからは度々冗談で「クラピカが主人公」と言われることもあります。
クラピカは現在、14王子の王位継承戦(暗黒大陸編)にて、チート級に強い念能力を使い、数多くの敵から1人の女性(王妃)と赤ん坊(王子)を守っています。今回の記事で述べるカチョウも王子の1人で、血なま臭い王位継承戦から妹・フウゲツを守ろうと奮闘しています。
ハンターハンターの原作者
ハンターハンターの原作者といえば、「冨樫仕事しろ」のフレーズで有名な冨樫義博先生です。冨樫先生は、ハンターハンター以外にも、『レベルE』や『幽☆遊☆白書』など、ヒット作を数多く生み出した漫画家でもあります。ハンターハンターにおいては、休載期間が長く、冨樫先生本人も「俺が先に死ぬか、ハンターハンターが先に終わるか」と冗談めいた言葉を述べたりと、休載が公式ネタ化されている風潮があります。
「冨樫仕事しろ」という言葉は決して罵る言葉ではなく、裏を返せば「連載再開が待ちきれない!」というファンの熱い声援だとも捉えることができます。「ハンターハンターが終わるまで死ねない」と言うファンもいるほどで、ファンの冨樫先生への期待は並々ならぬものがあります。ちなみに冨樫先生の奥さんは、『美少女戦士セーラームーン』の原作者・武内直子先生で、漫画家同士の夫婦としても有名です。
ハンターハンターのアニメ情報
ハンターハンターは過去2度アニメ化されており、1999年版のテレビアニメ&OVA、2011年版のテレビアニメが存在しています。ハンターハンターは休載の件もあり、週刊少年ジャンプ内でも長期連載漫画として扱われています。2011年版(リメイク)が制作されたのも、長期連載で人気のある作品だったからだと言えます。
旧アニメ版ハンターハンター
アニメ第1作目(旧ハンターハンター)は、フジテレビにて、1999年10月16日から2001年3月31日まで放送されました。テレビでの放送が終わると、ヨークシン編の後半やGl編を描いたOVAも制作されました。アニメの第2作目(新ハンターハンター)が放送されてからは、陰に隠れるどころか、クオリティの高さが再評価され、旧ハンターハンターを改めて見直すファンも多くいました。
新アニメ版ハンターハンター
アニメ化第2作目となった新ハンターハンターでは、声優や制作陣が一新され、旧ハンターハンターとの差別化が図られました。放送局は日本テレビに変わり、2011年10月2日から2014年9月24日まで放送されました。
旧ハンターハンターは薄暗く、アウトローな雰囲気のアニメでしたが、新ハンターハンターはそれよりも明るい作風で、ファンから賛否両論が巻き起こりました。しかし、放送当初こそ否定的な意見があったものの、キメラ=アント編と会長選挙&アルカ編のアニメ化を成し遂げた功績によって、現在では肯定的な意見も多く見受けられます。
ハンターハンターのカチョウの念獣と能力
カチョウの最期に登場した念獣の能力「2人セゾン」。カチョウが迎えた最期はあまりにも切なく、ハンターハンターの作中でも印象に残るシーンとして、ファンから声が上がっています。この項目では、カチョウの念獣の能力「2人セゾン」、フウゲツの念獣の能力「秘密の扉」を紹介します。
カチョウの念獣と能力:2人セゾン(キミガイナイ)
カチョウが最期を迎えた後に現れた念獣は、なんとカチョウそっくりの姿をしており、まるで本当に生きているような印象を与えます。しかし、だからといってカチョウの最期が覆るわけではありません。カチョウの念獣の能力は「2人セゾン(キミガイナイ)」と呼ばれています。
2人セゾンは、カチョウまたはフウゲツが死亡した際に発動する、極めて特殊な念能力です。原作に沿ったケースで説明すると、カチョウの死後、死亡者(カチョウ)の姿をした念獣が生存者(フウゲツ)の元を訪れ、一生側から離れず、守り続ける能力となります。
危険性も孕んでいる?
最期を迎えても尚、フウゲツを守り続ける念獣の能力(2人セゾン)は、とても美しく感じられます。しかし、念獣がカチョウの姿と意志を継いでいたとしても、死後の念能力は制御が難しいと言われているため、今後フウゲツが危険に晒されない可能性は0%ではありません。
2人セゾンの能力は未だ解明されていない点が多く、フウゲツを守るが故に、他の王子を死に追いやろうとしたり、自ら危険を引き起こす可能性もあるかもしれません。しかし、平和主義過ぎてもフウゲツを守り切れない場合があるため、難しい問題であると言えるでしょう。ただ、2人セゾンの目的はあくまで「生存者(フウゲツ)を守ること」なので、その強い意志が良い方向に働くことがファンから期待されています。
2人セゾン(キミガイナイ)の元ネタ
ご存じの方も多いと思われますが、2人セゾン(キミガイナイ)の元ネタは、欅坂46の楽曲「二人セゾン」、「キミガイナイ」となります。漫画では「2人セゾン」という表記ですが、元ネタ楽曲の表記は「二人セゾン」です。少しだけ表記が違うのは、大人の事情か、何か配慮があってのことなのかもしれません。しかし、「キミガイナイ」はそのままなので、ファンの間でも謎扱いされています。
2人セゾンを歌う欅坂46
2人セゾンもとい「二人セゾン」、「キミガイナイ」を歌う欅坂46は、制服風の衣装が特徴的なアイドルで、人間の真理を突くような深い歌詞で人々を魅了しています。社会へのメッセージ性が強いクールな楽曲が多く、今までアイドルに興味がなかったという人もファンになってしまう魅力があると言われています。
現在、冨樫先生は欅坂46にハマっており、「二人セゾン」、「キミガイナイ」の他にも、楽曲「サイレントマジョリティー」も念能力名として使われています。冨樫先生の中でかなりブームが来ているようです。
フウゲツの念獣と能力:秘密の扉(マジカルワーム)
幼い頃、カチョウとフウゲツはよくおもちゃのトンネルで遊んでいました。そのトンネルには扉があり、フウゲツはその扉のことをよく覚えていました。フウゲツがカチョウを想いながら眠りにつこうとしていた時、突然ベッドの壁から、例の扉が姿を現します。
扉を開くと、ワーム状の空間が現れ、そこをくぐっていくと、なんとカチョウの部屋のベッドに辿り着きます。この能力は「秘密の扉(マジカルワーム)」と言い、2人セゾンと同様に、カチョウとフウゲツの間で使用される能力です。
行きたい場所(往路)はフウゲツが操り、帰りたい場所(復路)はカチョウが操ります。2人セゾンの能力で、カチョウ姿の念獣がフウゲツと一緒にいるため、今後はもしかしたらフウゲツが往復路どちらも操れる可能性が示唆されています。
人畜無害な能力
カチョウの2人セゾンは未知数の能力で、攻撃性の有無が不明確ですが、フウゲツの秘密の扉は、攻撃的な能力ではなく、むしろ戦闘には向いていません。これからフウゲツが王位継承戦を生き抜いていくには、①新たな念能力を生み出す、②カチョウの2人セゾンが強い力を発揮する、③センリツの適切なサポート、全てが必要だと推測されます。
ハンターハンターのカチョウとフウゲツの関係
カチョウとフウゲツは、同じ母親から生まれた双子の少女達で、それぞれ第10王子・第11王子と呼ばれています。カチョウとフウゲツの絆は強く、他の王子達が殺し合いを目論む中、2人はお互いが助かるように計画を立てていました。特にカチョウは捨て身でフウゲツを助けようとしていたので、自己犠牲心とフウゲツへの愛故に、残酷な最期を迎えてしまったのではないかと推測できます。
双子の姉で第10王子のカチョウ
派手めな見た目のカチョウは、一見ツンツンしていて、取っつきにくい印象を受けますが、それは偽りの姿で、本当は優しさに満ちた性格をしています。他者に向ける乱暴な態度は、大好きな妹・フウゲツを守るという意志の表れで、センリツやキーニは彼女の優しさに気づいていました。
時には嘘の暴言を吐いて、周りの護衛を困らせたりもしますが、カチョウの心はとても真っ直ぐで、フウゲツと自分が生き残るために、必死で足掻いていました。どこまでも優しく強いお姉ちゃんだったカチョウの最期には、多くのファンがショックを受けました。
他の王子を殺す気だった?
センリツが聴いてしまったカチョウの「王子達を全員殺るよ」という言葉。これはカチョウが自分を偽っている時の台詞なので、本心ではないと考えられます。フウゲツにヒソヒソとこの発言をしたのも、彼女を守りたいが故だったと言えるでしょう。そのため、全員殺す発言は嘘である可能性が高いです。
双子の妹で第11王子のフウゲツ
フウゲツは、ストレートの黒髪と貞淑そうな雰囲気を持った少女です。一見双子の姉・カチョウよりも内向的で大人しく見えますが、秘密の扉を使って大胆に移動したりと、行動力のある面を見せています。フウゲツは、カチョウの最期をはっきりと見ていません。
そのため、おそらくカチョウが死亡した事実を知らないと思われます。カチョウが最期を迎えた事実を知らないフウゲツは、カチョウの姿になった念獣と共に仲良く寄り添い、いつまでも一緒にいることを望みます。
カチョウが大好き
フウゲツは仲の良さを示すように、カチョウのことを「カーちん」と呼びます。2人はどこへ行くのにも、いつも一緒でした。王位継承戦でカチョウの性格がガラッと変わってしまったことは、フウゲツにとってショック極まりない事態でした。しかし、カチョウの横暴さが偽りだと分かり、優しいお姉ちゃんのままだったという事実は、フウゲツにとって大きな救いだったと言えるでしょう。
ハンターハンターのカチョウの最期を描く383話ネタバレ
自分達の未来を築くために尽力してきたカチョウとフウゲツ。彼女達の脱走計画は、383話でとうとう終焉を迎えます。以下では、前話382話までのあらすじ、そして姉妹の愛とカチョウの最期を描いた383話のネタバレをお届けします。
前話382話までのあらすじ
死者も多数出ている王位継承戦。平和主義者の第9王子・ハルケンブルグは、王位継承戦を止めるように、父親・ナスビ国王に訴えかけますが、あえなく却下されてしまいます。しかし、ハルケンブルグは納得がいかず、なんと凶暴な第1王子・ベンジャミンの部下・シカクを倒した後、彼を臣下に迎え入れます。
時を同じにして、隣室1008号室では、ベンジャミンの部下・ウショウヒの念能力によって、第8王子・サレサレが殺害されます。そしていよいよ出航してから8日目になり、カチョウとフウゲツが脱出を決行する晩餐会の日がやってきました…。
ネタバレ①晩餐会の始まり
王室主催の日曜晩餐会(音楽会)がついに始まりました。ところが、第8王子・サレサレが体調不良により、急遽欠席する旨がアナウンスで伝えられます。センリツは開催スケジュールの変更をカチョウとフウゲツに伝え、謝意を示しますが、カチョウはむしろ都合が良いと気にしていない素振りを見せます。フウゲツも特に心配はしていません。第1王子・ベンジャミン、第2王子・カミーラが欠席していることも安心に繋がりました。
ネタバレ②1013号室
念獣によって生み出されたとされる“もう1つの”1013号室では、ビスケやウェルゲーがマラヤーム王子の警護を続けていました。ビスケ達は、不自然さを出さないため、数名の警護を音楽会へ送り出していました。ビスケは幼いマラヤーム王子に懐かれており、女手の必要性を爽やかに述べると、王子の遊び相手を務めます。ウェルゲーはビスケの言動にときめき、より彼女を好きになります。
ネタバレ③脱出スタ-ト
フウゲツは脱出計画に緊張感を覚えていました。カチョウも強気な態度を取るものの、手は震えていました。フウゲツはそんなカチョウの手を強く握り、目に涙を浮かべました。キーニのピアノ演奏が終わると、今度はセンリツがステージに上がります。カチョウとフウゲツ、キーニはイヤホンで耳を塞ぎ、外部の音を遮断します。
センリツの演奏が始まると、船内は美しい音楽で支配され、カチョウ達3人以外の者は、完全に音楽に意識を奪われてしまいました。センリツの音色は3分間だけ、聴いた者の心を音楽の世界へ誘える強力なものでした。カチョウとフウゲツは、キーニに連れられながら船内を走り、彼に「ありがとう」と感謝を告げると、救命艇に乗り込みました。
カチョウ達を見送ったキーニは、拳銃を取り出すと、自ら命を絶ちます。それはセンリツやハンター協会を思ってのことでした。キーニは妻と娘を2年前に亡くしており、ずっと死に場所を探している不幸な男性でした。しかし、カチョウとフウゲツを救い、そのまま死ぬことができれば本望だと、彼はセンリツに述べていました。センリツはキーニを想い、涙を浮かべます。
ネタバレ④想定外の襲撃
一方、カチョウとフウゲツは救命艇にて作戦成功を願っていました。2人はもう決して離れないことを誓い、お互いを鼓舞します。しかし、脱出直前、カチョウは黒いオーラを背中で感じ取り、後ろを振り向きます。そこに広がっていた光景は、船内の柱に掴まるフウゲツと後ろから迫りくる無数の不気味な手でした。
ネタバレ⑤カチョウの念獣と最期
カチョウは、フウゲツに秘密の扉でB.W.の室内に戻るように大声で叫び、彼女と共に扉を目指します。ドアはバタンと閉まり、フウゲツだけが扉奥の通路に残されました。フウゲツは涙を浮かべながらカチョウの名前を呼び続けました。すると、ウィンクをした明るい表情のカチョウが扉から現れました。2人はお互いの手を取りながら安堵の声を上げると、通路を抜けてB.W.内の部屋へ戻りました。
カチョウとフウゲツはもう一生離れることはありません。しかし、場面が救命艇に戻ると、そこには息絶えたカチョウの姿がありました。今フウゲツの隣にいるカチョウは、本物のカチョウではなく、彼女の姿をした守護念獣でした。死して尚、カチョウはフウゲツを守り続けるのでした…。
ハンターハンターの383話の考察&解説
カチョウの最期とフウゲツへの愛が、美しくも残酷に描かれた383話ですが、実は悲しいだけではなく、数々の謎を残した回でもありました。こちらでは、双子の脱出計画、カチョウの最期、そして死後の念に纏わる考察を述べます。
考察&解説①いつから脱出を計画?
カチョウとフウゲツの脱出計画は、一体いつから行われていたのでしょうか?作中で具体的な示唆はありませんが、センリツがカチョウ達を救い出したいと決意する場面は幾度か存在します。センリツは、374話でカチョウに念能力の存在を明かし、377話でモスキート音を使い、カチョウと会話を交わして打ち合わせをしました。そのため、センリツとカチョウ間での脱出計画は、374話辺りから始まっていたのかもしれません。
考察&解説②不気味な無数の手
カチョウとフウゲツが救命艇に乗り、B.W.から抜け出そうとした際、突然出現した無数の手。カチョウを殺害したのは、おそらくこの無数の手で、王位継承戦からは誰も抜け出せないことが分かった瞬間でもありました。この事実は、クラピカが護衛しているワブル王子の救出も困難なことを示します。計画に狂いが生じることは回避できないでしょう。
考察&解説③ミザイストムの真意
381話にて、ミザイストムがセンリツに与えた指令を解読する鍵がハンターの符丁です。ミザイストムはカチョウとフウゲツの脱出に否定的で、冷たい態度を取っていましたが、センリツは符丁(暗号)を解き、ミザイストムの本当の指令を理解していました。それは、キーニをサポートし、カチョウとフウゲツの脱出を何としても成功させることでした。ミザイストムの優しさが伝わり、ファンの間で彼の株が上昇したと言われています。
考察&解説④カチョウの能力は死後強化?
カチョウ(念獣)の使命は、フウゲツを守ることですが、生前普通の少女であったカチョウが、他の念能力者から妹を守りきることができるのでしょうか?カチョウとフウゲツは、相互協力型の能力を有しています。そのため、フウゲツの秘密の扉と連携して、彼女を守り抜く防御型の新能力が生まれるかもしれません。
考察&解説⑤カチョウ(念獣)は不可視?
念獣のカチョウは果たして他の人間には見えるのでしょうか?簡単に考えられるパターンとしては、①フウゲツにだけ見える、②念能力者には見える、③念能力者以外にも見える、これら3つです。
①のフウゲツにだけ見えるパターンであれば、彼女を脅かす存在への暗殺が容易く行えます。しかし、仮に念獣が優しいカチョウの人格を継いでいるのであれば、人殺しを好むとは考えづらく、防御路線でフウゲツを守るのではないかと考えられます。
ハンターハンターのカチョウはかわいい!
カチョウとフウゲツは初登場から回を重ねるごとに可愛いキャラクターへと変化していきました。暗黒大陸編のヒロインとも言えるカチョウとフウゲツは、コンビ人気が凄まじいですが、それぞれ個人でも人気があります。ここでは、お姉ちゃんのカチョウのかわいい秘密を紹介します。
実は表情豊かでかわいい
初登場時では嫌な性格のお嬢様を演じていたカチョウ。イライラした表情が目立っていたカチョウでしたが、フウゲツが秘密の扉の能力で、カチョウの部屋に訪れた際、その印象はガラッと変わります。フウゲツとの写真を見て泣いていたり、目をキョロっとさせて「しーっ」とジェスチャーを送ったり、「早く隠れて!」と言わんばかりに慌てた顔を見せたりと、多大なるギャップ萌えを巻き起こしました。
妹・フウゲツが大好き
双子でもお姉ちゃんとしての自覚が強いのか、カチョウは引っ込み思案な妹・フウゲツをグイグイと引っ張っていきます。嫌味ったらしい態度も、全てはフウゲツを助けるためでした。妹ラブなフウゲツを溺愛しているファンも多く、かわいいと言われています。
ハンターハンターのカチョウに関する感想や評価
感想①存在が尊い
カチョフー尊いよね
— ぺるる (@perle_oekaki) February 23, 2019
カチョウとフウゲツの双子姉妹の略名(またはカップリング名)は、主に「カチョフー」と呼ばれています。お互いを想い合う姉妹の関係に尊さを感じるファンは多く、もはや2人の存在自体が尊いと言われています。
感想②カチョウの念能力が切ない
カチョフーほんと神
— すずらん (@suzuran_1978) February 23, 2019
カチョウの守護霊獣の能力が尊すぎて禿げる
カチョウの切ない最期と念獣の能力に涙したファンは数知れず…。自分の命を落としてまで妹・フウゲツを守り抜いたカチョウ、そしてカチョウの代わりにフウゲツを守り続ける念獣。念能力の設定全てが切なくも美しく描かれています。
感想③元ネタ曲も尊い
二人セゾンとキミガイナイちょっとぶりに聴いて涙腺ユルユル
— まきしむ (@mamakichan) May 23, 2019
はあ…カチョフーちゃん…
カチョウの念獣の能力名は「2人セゾン(キミガイナイ)」です。先述した通り、2人セゾン(キミガイナイ)の元ネタは、欅坂46の楽曲「二人セゾン」と「キミガイナイ」です。これらの楽曲をカチョフーのイメージソングだと見なすファンも少なくありません。
ハンターハンターのカチョウの念獣の能力まとめ
この記事では、存在自体が尊い姉妹・カチョウ&フウゲツの魅力や守護念獣・念能力の情報を紹介しました。カチョウの念獣の能力はハンターハンターの作中でもトップを争う切なさです。カチョウの念獣とフウゲツが今後どのような運命を辿るのか、展開から目が離せません!