ハンターハンターのサイレントマジョリティーの能力者は?真犯人はビル?スラッカ?

ハンターハンター・暗黒大陸編にて断片的に登場した念能力・サイレントマジョリティー(11人いる)の能力者について、少ない情報量の中から、クラピカと行動を共にするビルや王妃所属の軍人・スラッカなどの多くのキャラクターの名が挙げられています。本文では、ハンターハンターのサイレントマジョリティーの能力やカキン帝国・ワブル王子を襲った真犯人の実像などを考察を交えて紹介します。

ハンターハンターのサイレントマジョリティーの能力者は?真犯人はビル?スラッカ?のイメージ

目次

  1. サイレントマジョリティーが登場!ハンターハンターとは?
  2. サイレントマジョリティーの能力者は?
  3. サイレントマジョリティーの真犯人はビル?スラッカ?
  4. サイレントマジョリティーの真犯人は11人いる?
  5. サイレントマジョリティーの真犯人はヒュリコフ?ムシャホ?
  6. サイレントマジョリティーのモデルは欅坂46?
  7. サイレントマジョリティーに関する感想や評価
  8. サイレントマジョリティーの能力者・真犯人考察まとめ

サイレントマジョリティーが登場!ハンターハンターとは?

ハンターハンター・暗黒大陸編から登場したサイレントマジョリティー(11人いる)とは、クラピカが警護を務めるワブル王子の元で発生した事件の真犯人の能力と推測され、その正体について様々な考察が飛び交っています。以下では、サイレントマジョリティーの念能力や能力者、ビルやスラッカなど真犯人だと疑わしい人物の動向を元に、11人いるの念能力や能力者を考察していきます。

ハンターハンターの作品情報

週刊少年ジャンプで不定期連載されている漫画「ハンターハンター」は、漫画家・富樫義博先生の代表作で、2019年6月時点で、単行本36巻が刊行されています。ハンターハンターの作風は、バトルシーンでのグロテスクな描写や細かい説明など少年漫画とは思えない過激な展開が特徴である一方、緻密な世界観や予測不能な展開に男女問わず根強い人気を博しています。

ハンターハンターのストーリー

富樫義博先生の漫画「ハンターハンター」は、クジラ島に住む主人公ゴン=フリークスが、父親の職業であるプロハンターを目指すべく旅に出るところから始まり、仲間との出会いや敵との闘いを通じて、ハンターとして成長していく姿を追った冒険活劇です。現在連載中の暗黒大陸編では、ゴンの仲間・クラピカの視点で物語が進行し、暗黒大陸に向かうB.W号内で起こった事件や対立などを同時進行で描いています。

ハンターハンターのアニメ情報

ハンターハンターは、1999年と2011年にアニメ版が放送され、第1作・1999年版では、グリードアイランド編、2011年版では、会長選挙編までアニメ化されており、原作と共に根強い人気を誇っています。

『HUNTER×HUNTER』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト

サイレントマジョリティーの能力者は?

暗黒大陸に向けて旅立つB.W号の船内で起こった、サイレントマジョリティーによる王子の護衛人の殺害事件。その念能力についてハンターハンターでは断片的に説明がなされた一方で、真犯人に関する情報は一切描かれず、様々な憶測が飛び交っています。

サイレントマジョリティーの念能力

「11人いる」と表記される「サイレントマジョリティー」は、黒ぼっこと呼ばれる座敷人形を念能力で具現化し、ツチボッコと呼ばれる呪唇白蛇で敵に襲いかかる暗殺に特化した攻撃です。黒ぼっこの姿は、能力者及び憑りつかれた者にしか見えず、作中では、憑りつかれた第10王子の女性従事者だけが座敷人形を目撃しています。念系統は、具現化系または特質系だと考察されます。

黒ぼっこが「ツチボッコ」を操る

11人いるは、黒ぼっこが操作する4体の呪唇白蛇(ツチボッコ)が敵の体を締め付け、腹部分にある口唇を用いて体内の血を吸い取り敵を殺害します。ツチボッコは、1匹で44秒、4匹同時で11秒で全身の血を吸い取ることが可能であり、攻撃を受けた者の遺体は、体中に穴が開けられたミイラ状態で発見されています。

サイレントマジョリティーの制限

サイレントマジョリティーは、ターゲット(射程)は10人と説明されるだけで、制限についても詳細不明です。これまでの流れからターゲット10人は、黒ぼっこが狙える範囲内にいる10人、または憑りつかれた者の周囲にいる10人であり、ターゲット(射程)が10人に満たないと能力が発動されないという内容ではないかと考察されています。

サイレントマジョリティーのトリックは?

サイレントマジョリティーは、能力者以外の誰かに憑りつくことで攻撃を仕掛けることが出来るため、第3者の視点では、憑りつかれた者による攻撃に見えてしまいます。そして、サイレントマジョリティーの攻撃も、憑りつかれた者のオーラをエネルギー源としているため、これらが犯人像を掴みにくくしています。

また、B.W号出港直後に起こったワブル王子の警護人・5人の殺害に関して、現場にいたクラピカ・オイト王妃以外の2名による犯行は考えにくく、乗船前にワブル王子陣営の人間の誰かにサイレントマジョリティーを憑りつかせ、発動条件がそろった時に、発生したと考察されます。

サイレントマジョリティーは呪い?

サイレントマジョリティーの呪い・イメージ画像

サイレントマジョリティーには、具現化した黒ぼっこが1人も殺害できなかった場合、呪いが能力者に返ってくる重い制約と誓約がかけられています。呪いについて、攻撃性の高さから、能力者の死を意味するとも推測されます。

能力者の口調

念能力と共にその実像が謎に包まれているサイレントマジョリティーの能力者ですが、作中では「オレ」など男性的な口調を用いており、能力者の性別は男性であることが示唆されています。

能力者の動機は何か?

B.W号の出港直後に発生したワブル王子の警護人・ウッディーの不可解な殺害方法や、クラピカ主導で行われた念講習の妨害から、11人いる(サイレントマジョリティー)の能力者は、上位王子も含めた全王子の暗殺及び戦力の削減を狙っている王子または王妃陣営に所属する念使いの可能性が高いです。

能力者には共犯者がいる?

ハンターハンターに登場したサイレントマジョリティーの能力者について、憑りつかれた人物がわざとサイレントマジョリティーを船内に持ち込んだ共犯説も浮上しています。

共犯者作りは合理的

サイレントマジョリティーは、「能力者及び憑りつかれた者のみ黒ぼっこの姿が見える」「殺害に失敗した場合には、呪いが返ってくる」という特徴があります。共犯者に憑りつかせることで、黒ぼっこの姿は第3者である王子陣営に目撃される危険性もなく、能力者にとって合理的な方法でしょう。

黒ボッコの目撃者はいない

船内では、カチョウ王子の従事者の女性以外に黒ぼっこの目撃者がいない、つまり憑りつかれている共犯者が、黒ぼっこの目撃を黙っていれば、外部に存在を知られることなく能力者のサイレントマジョリティーは、発動しやすくなります。

ワブル王子を優先的に狙った理由も説明可能

船内では、監視目的で、自分の陣営より下位の王妃に対して合法的に共犯者を送り込むことが可能です。しかし、この方法は、自分より下位の陣営した使えないことから標的も限定されやすく、ワブル王子が優先的に狙われた理由も説明できます。

乗船前の接触が可能

サイレントマジョリティーによる2つの事件は、どちらもワブル王子陣営で発生しており、1014号では、憑りつかれた人物が判明しました。しかし、その人物がサイレントマジョリティーの能力者の共犯者である可能性は低く、乗船前に犯人によって憑りつかされた経緯も考えられます。

射程外にいる人物が能力者

サイレントマジョリティーの攻撃対象が、ターゲット(射程)内にいる10人だった場合、射程内の10人は能力者でない可能性が浮上します。そして、射程外に移動しないと能力が発動しない可能性も考えると、能力者は同じ1014室の射程外にいる人物の可能性も高くなります。

念習得の練習を邪魔する意義

サイレントマジョリティーの発動により、念取得の練習が邪魔された経緯について、クラピカによって「念」や「守護霊獣」の存在が、他の王子たちの耳に入ってしまったことが原因と推測されます。当初、王位継承戦は、野心に燃える上位王子たちを中心とした覇権争いであり、下位王子たちは幼いこともあり、権力など眼中になかったでしょう。

しかし、クラピカによって念能力を持たない下位王子たちも力を持つことは、今後の王継承戦のライバルが増えることが予測され、能力者が継承戦がもつれることを危惧したことから、発動されたとも考えられます。

誰なら発動できたのか?

黒ぼっこの発動条件について、これまでの話の流れから「誰かがその場の人間の気を引いた時」もしくは「誰もターゲットを見ていない時」ではないかと推測されます。

カミ―ラ王子が絡んでいる?

ターゲットを呪いによって暗殺する能力から、サイレントマジョリティーの念能力者は、「呪い」と関連性のある念能力を持つまたはそれらを匂わせる人物・カミ―ラ王子とその私設兵の関与が疑わしいでしょう。

カミーラ王子の私設兵

カミ―ラ王子の私設兵は、不可持民と呼ばれ、軍人になることが許されていない、身分の低い者たちで構成されています。不可持民の祖先は、亡くなった王子の怨念を鎮めるために共に埋葬された人々でした。そして、カミ―ラ王子の発案により、不可持民も軍人になれる機会を与えられ、不可持民の持つ力と念能力を組み合わせたカミ―ラ王子の私設兵「暗殺呪詛」が誕生しました。

カミーラ王子の能力

カキン帝国第2王子カミ―ラの念能力は、「100万回生きた猫(ネコノナマエ)」と呼ばれ、カミ―ラ王子の死によって能力が発動され、相手を殺すことで蘇るカウンタータイプです。敵対する第1王子ベンジャミンも彼女の念能力を恐れて安易に攻撃を仕掛けることが出来ないなど、呪いを彷彿させる念能力でしょう。

サイレントマジョリティーの真犯人はビル?スラッカ?

サイレントマジョリティーの能力者にまつわる有力な手がかりがつかめず、真犯人候補に多くのキャラクターが浮上しています。以下では、真犯人候補の中で有力視されているビルとスラッカについて考察します。

真犯人はビル?

スラッカと共にサイレントマジョリティーの真犯人として浮上したビルは、クラピカと共にワブル王子の警護に就く念能力者で、ワブル王子の母親・オイト王妃に念習得を教えています。暗黒大陸の探検を目論むビヨンド側の人間であるが、クラピカとは良い関係を築いています。

ビルが怪しまれる原因

クラピカの念の講習を受けるために、次々と第14王子の部屋に集まる人々を目撃したサイレントマジョリティーのセリフから、事前に黒ぼっこの位置を決めて設置する必要性を感じさせ、最初から王子の部屋にいる人物の仕業であることが推測されます。そして、事前に黒ぼっこを設置できる念能力者として、ベンジャミン王子の私設兵・バビマイナやシマヌ、ビルが候補に挙がります。

しかし、クラピカのダウンジングチェーンによって3人がサイエントマジョリティーの真犯人でないことが確定しています。

刺客=ビル説には欠点が?

サイレントマジョリティーの真犯人がビルではない根拠に、ビルをワブル王子の警護に派遣したパリストンとの関係が注目され、ビルやパリストンを含めたハンター協会の人間の大半は、カキン帝国の王位継承戦などの裏事情を知りません。また、ビルの目的は暗黒大陸への上陸であり、カキン帝国の各王子たちの兵士を倒すメリットが見当たらない欠点が指摘されます。

このように、パリストンの目的が暗黒大陸の上陸である以上、カキン帝国は、暗黒大陸へ向かう1つの手段であり、ビルを刺客として送る理由がないことから、ビルが刺客である説は否定されています。

真犯人はスラッカ説

サイレントマジョリティーの真犯人について現在有力視されているのが、第2王妃所属兵・スラッカです。スラッカが仕える第2王妃はカミ―ラ王子の母親にあたるため、カミ―ラ王子とも間接的な繋がりがあります。スラッカは、当初、第3王子チョウライの監視を命じられていたものの、後に王妃命令によって第14王子ワブルの部屋に移動しています。

ドゥアズル王妃の所属兵隊長が真犯人?

実質上位王子たちによる争いとなった王位継承戦にて、王子同士が敵対しているベンジャミン王子のウンマ王妃とカミ―ラ王子のドゥアズル王妃の間には、一部協力関係が交わされています。実際には、ウンマ王妃の業務をスラッカ率いる王妃所属兵がサポート役として就いている奇妙な関係にあります。
 

そして、スラッカがサイレントマジョリティーの能力者だった場合、上位王子による王位継承戦に下位王子やその私設兵たちが関わらせないために発動してたと考えられます。

隠れ念能力者の中に真犯人が?

サイレントマジョリティーの能力者について、スラッカなど候補が挙げられる一方で、隠れ念能力者に存在する可能性も高いです。しかし、B.W号には王子の護衛など大勢の人間が一同に乗船しているため、隠れ念能力者を割り出すことを難しくさせています。

サイレントマジョリティーの真犯人は11人いる?

サイレントマジョリティーの真犯人について、1014号室で発生した第2の事件にいた人物23人の中に紛れ込んでいる可能性が浮上しています。

11人いる真犯人考察①非戦闘員である女性従事者

サイレントマジョリティーの真犯人は、念能力を隠している念使いだけでなく、目立たないようにあえて非戦闘員を装っている念能力者の可能性も秘めています。このような推測から、11人いる真犯人は非戦闘員の女性で、第10及び11王子の従事者4人が候補に挙がります。しかし、第10王子カチョウの横暴ぶりから、王子のために裏で暗殺を行なうことは考えにくいでしょう。

姉妹王子の仲は、表面上は悪く演じられており、特にカチョウ王子の横柄な態度は、王子の本心を知るセンリツ以外の従事者からは評判が悪く、忠誠心の低さも見られます。そして、カチョウ王子は、フウゲツ王子と共にB.W号から脱出を試みた際に死亡しているため、女性従事者説は否定的な見方をされています。

11人いる真犯人考察②第4王子・ツェリードニヒの私設兵

第4王子・ツェリードニヒ私設兵の真犯人説も、王子自身が念能力を知らないことから否定されています。そして、嘘が大嫌いなツェリードニヒ王子の性格から、私設兵が王子の前で念能力を隠すことが考えにくく、反対に私設兵から王子に対して念能力を教えていることが予測できます。しかし、ツェリードニヒ王子の護衛の内、ミュハンの死亡は確定し、ダンジンが念能力を使うことが考えにくく、真犯人候補から外されます。

11人いる真犯人考察③第5王子・ツベッパの私設兵

第5王子・ツベッパの私設兵隊長・マオールや隊員・ロンギも、仕える王子自身が念能力を使えないことから、サイレントマジョリティーの能力者ではないと推測されます。そして、クラピカに念能力の指南を頼むだけでなく、第3王子・チョウライ・クラピカとの間で、停戦協定を結んでいる点やツベッパ王子の現状から、他の私設兵の暗殺を試みることが想定しづらいでしょう。

11人いる真犯人考察④第9王子・ハルケンブルグの私設兵

第9王子・ハルケンブルグ側では、私設兵のユヒライとシェジュールが候補に挙げられますが、こちらも犯人んの可能性は低いと見られます。まず、彼らが忠誠を誓うハルケンブルグ王子は、王位継承戦に対して懐疑的であり、念能力の存在を知りません。そして、ユヒライやシェジュールら私設兵は、ハルケンブルグ王子の念能力に組み込まれている点も、真犯人否定説を裏付けています。

11人いる真犯人考察⑤王妃系所属の国王軍兵

王妃系所属の国王軍兵の中で、ドゥアズル王妃に仕えるサトビとスフィンコスフィンコ王妃に仕えるムシャホが、11人いる真犯人と考察されますが、彼らは王妃に仕える国王軍で、王子たちの私設兵とは異なります。よって、王子のために裏で暗躍している可能性は極めて低く、サイレントマジョリティーであることも否定される一方で、自分の子供を王位に就けたい王妃の命令ともなればその可能性は高いでしょう。

11人いる真犯人考察⑥テンフトリとヒュリコフ

ベンジャミン王子の私設兵で念使いであるテントリフは、術者に見られる黒ぼっこが視えていない点から、真犯人候補から外されます。一方、念能力をもたないと推測されるヒュリコフも、自身が仕えるチョウライ王子が、クラピカに対して接点を持ちたがっている素振りから、暗殺のメリットが考えられないためこちらも真犯人候補から外されます。

11人いる真犯人考察⑦バリゲンとベレレインテ

サイレントマジョリティーの真犯人として候補に挙げられていたバリゲンとベレレインテは、共に第13王子の警護人です。バリゲンは王子の母親・セヴァンチ王妃の所属兵であり、サイレントマジョリティーによって死亡が確認されています。また、ハンター協会から派遣されたベレレインテは、ビルと同様に王子の護衛を狙う理由がないため、真犯人候補から外れます。

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サイレントマジョリティーの真犯人はヒュリコフ?ムシャホ?

サイレントマジョリティー真犯人の考察・イメージ画像

1014号室にいた23人を元にサイレントマジョリティーの真犯人を考察しましたが、能力者でないことや王位継承戦に対する意欲から、どのキャラクターも真犯人候補から外されます。しかし、ヒュリコフとムシャホに関しては、真犯人を匂わせる怪しい言動が見られます。

ヒュリコフが怪しい?

ヒュリコフは、ベンジャミン王子の私設兵で念能力者で、クラピカの念講習時に念使いであることを明かしています。しかし、ヒュリコフのセリフから、1014号に集まった23人に混在する念能力者は6人で、ヒュリコフ・ベレレインテ以外の4人が、念能力を隠しています。

ムシャホがサイレントマジョリティーの能力者?

サイレントマジョリティーの能力者ではないかと推測されるムシャホは、王妃所属の国王軍兵です。以下では、ムシャホがサイレントマジョリティーの候補者である根拠を紹介します。

ムシャホは静かなる多数派

作中でのムシャホの言動は、サイレントマジョリティーという能力名の通り、目立った発言がなく、1014号室に集まった各王子たちの部下たちの中で最も影の薄い存在でした。そして、念能力は、術者自身を反映させる特徴があることも、ムシャホの能力者説に拍車をかけています。

ムシャホはスィンコスィンコの所属兵隊長

ムシャホは、既に暗殺された第8王子・サレサレの母親・スィンコスィンコ王妃の所属兵隊長です。王子自身は王位継承戦に関心がない一方、王妃は自分の息子を国王に据えようと、自身の部下に命じて第12王子・モモゼの暗殺を実行しています。このような経緯から、スィンコスィンコ王妃の所属兵たちは暗殺に積極的に関わっていることが示唆されます。

バリゲンが犠牲となる場合の立場

サイレントマジョリティーの犠牲者になったバリケンの立ち位置は、ちょうど黒ぼっこの前に佇んでおり、射程内に収まっています。そして、その近くには、能力者と目星を付けられているムシャホの姿が描かれています。

真犯人ではないキャラを消去法で列挙

サイレントマジョリティーの真犯人について、クラピカの念講習を受けに来た23人の内の1人と考察されますが、以下では真犯人ではないと思われるキャラを消去法で列挙しました。

ダンジン

ツェリードニヒ王子の私設兵であるが、王子自身が念能力の存在を知らないことや、王子・テータを交えた会話から、念能力は有していないと推測されます。

ハシトウ・サカタ・テンフトリ

チョウライ王子の私設兵で、王子も含めて施設兵3人とも念能力や念獣について知る者がいなかったことから、真犯人ではないでしょう。

出港直後の事件の真相とは?

B.W号の出港直後に発生したワブル王子陣営の事件の真相は、ワブル王子を狙った計画犯行であったにも関わらず、王子を狙う前に不測の事態が発生し、宿り主が殺害されたことで能力が解除されたと考えられます。一方、宿り主を殺害したザイールドにも不可解な言動が見られ、モモゼ王子の念獣の存在が真犯人の計画を狂わせた要因とも捉えられます。

王の器に殺害されたモモゼ

第12王子モモゼの念獣は、ワブル王子の警護人・ザイールドの耳元に登場し、「おヒマ?」などと問うモモゼ王子の念獣の頼みで犯行に及んだことが判明しており、敵対するワブル王子を間接的に助けたことにつながります。しかし、オーラを使い切ったと思われるモモゼ王子は既に亡くなっており、王の器によって殺害されたとも捉えられるでしょう。

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サイレントマジョリティーのモデルは欅坂46?

欅坂46の楽曲の再生・イメージ画像

ハンターハンターの念能力名に付けられたサイレントマジョリティー(11人いる)をはじめ、暗黒大陸編では、欅坂46が元ネタではないかと思われる箇所が至るところに描かれており、詳細不明のサイレントマジョリティーと共に注目を集めています。

欅坂46のグループ情報

欅坂46のグループ情報の紹介・イメージ画像

AKB48を生み出した秋元康さんのプロデュースで誕生した欅坂46は、乃木坂46の姉妹グループとして2015年8月22日に誕生、翌年4月6日に「サイレントマジョリティー」でデビューを果たします。低音よりの楽曲に、軍隊を思わせるシックな衣装など、これまでのアイドルグループにはないクールな出で立ちや完成度の高いダンスに定評があります。

欅坂46の楽曲「サイレントマジョリティー」

欅坂46の1stシングル「サイレントマジョリティー」は、2016年4月5日付のオリコンデイリーCDランキングにて初週売上げ1位を始め5週連続でTOP10入りを果たし、2016年度上半期シングルランキングでは、AKB姉妹グループの売上を上回る6位を獲得する大ヒットを見せました。

作中で盛り込まれる欅坂46ネタ

今回紹介したサイレントマジョリティーを始め、ハンターハンターには欅坂46を彷彿させるネタが至るところに盛り込まれています。例えば、ハルケンブルグ王子の能力の決めポーズは「不協和音」の振り付け、カチョウ・フウゲツ王子の能力名と欅坂の楽曲「2人セゾン」「キミガイナイ」から、カミ―ラ王子の念能力「ネコノナマエ」にようにマニアックなネタまで登場しています。

サイレントマジョリティーに関する感想や評価

サイレントマジョリティーに関する感想や評価を紹介・イメージ画像

スラッカやムシャホのように、王妃と繋がりのある人物が能力者ではと考察されるサイレントマジョリティーの関する感想や評価を紹介します。

感想1:真犯人探しに難航

クラピカが護衛を務めるワブル王子を狙ったサイレントマジョリティーの真犯人について、ネット上でも多くの考察が飛び交う中、真犯人にまつわる情報や伏線がほとんど示されていないことが、犯人探しを複雑化させているでしょう。また、犯人と思われるムシャホやスラッカなどの動向にも注目が集まっています。

感想2:理解に苦労する暗黒大陸編

膨大な情報量と複雑なストーリー展開が支持されているハンターハンターですが、現在連載中の暗黒大陸編は、複数のストーリーが同時進行で描かれていることから、ワブル王子の元で起こったサイレントマジョリティーの正体など、これまで以上にややこしい展開を見せており、途中で脱落してしまうファンが続出しています。

感想3:欅坂46のネタが至るところで使用されている

欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」は、ハンターハンターでは「11人いる」の読み方に起用されるなど、ハンターハンター・暗黒大陸編では、欅坂46を思わせるネタが至るところで見かけられます。今回紹介したサイレントマジョリティーでも、具現化した黒ぼっこの姿が欅坂メンバーの平手友梨奈さんをモデルにデザインされたと思われます。

サイレントマジョリティーの能力者・真犯人考察まとめ

ハンターハンター・サイレントマジョリティーの念能力や真犯人について考察を交えて紹介しました。作中の動向から、スラッカやムシャホがサイレントマジョリティーの能力者ではないかと考察されており、王位継承戦の行方と共にその正体にも注目が集まっています。

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