【ハンターハンター】クラピカの女装シーンを考察！性別は男？女？

• 原作：冨樫義博
• 出版社：集英社
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• レーベル：ジャンプ・コミックス
• 発表号：1998年14号-連載中
• 巻数：既刊36巻(2019年6月現在)
• アニメ放送局：フジテレビ他(1999年版)/日本テレビ他(2011年版)
• アニメ放送期間：1999年10月16日-2001年3月31日/2011年10月2日-2014年9月24日
• アニメ話数：全62話(1999年版)/全148話(2011年版)

収集癖のある原作者の冨樫義博が「収集の面白さ」を題材に構想を広げ、題名に「ハンター」を入れようを思考していたところ、テレビ番組でダウンタウンが「何で2回言うねん」と発言したことをヒントに、作品タイトルを「ハンターハンター」に決定したと言われています。「週刊少年ジャンプ」において「ONE PIECE」に次ぐ長期連載漫画で累計発行部数は7200万部を突破しています。

作風は設定が非常に細かく複雑でグロテスクな描写も多く、残酷で容赦のない展開が特徴です。また、休載期間が多い漫画としても有名で1999年以降は毎年10回以上休載し、最長休載期間は2年2か月となっています。一時期ネームに近いラフ画の背景がほぼ描かれていない状態で掲載されていたことでも話題となりました。

自然溢れる「くじら島」に住む主人公の少年ゴン＝フリークスは、幼少の頃から両親はおらず、親代わりのミトと共に暮らしていました。8歳の時に森で熊に襲われたゴンはハンターのカイトに助けられ、ゴンの父親のジンが偉大なハンターで生きていることを聞かされます。父親との再会を願い、ハンターに憧れを抱いたゴンは超難関と言われるハンター試験を受けるためにくじら島を旅立ちます。

ハンター試験の会場に向かう道中、ゴンは同じくハンター志望のクラピカとレオリオに出会い、ハンター試験会場ではキルアと親しくなります。そして、4人は協力し合いながら様々な難題に挑んでいきます。ハンター試験の結果、ゴン・クラピカ・レオリオの3人は試験に合格しますが、キルアは自らハンター試験合格を辞退することとなり、ゾルディック家へ連れ戻されます。

ゴン・クラピカ・レオリオはゾルディック家に向かい、キルアの連れ出しに成功した後、ゴンはクラピカとレオリオとは一旦別れ、キルアと共に修行と資金稼ぎを兼ねて格闘施設・天空闘技場へ向かいます。天空闘技場でゴンとキルアは順調に勝ち進んで行きますが、そこで出会った心源流拳法の門下生・ズシの師匠であるウイングは何も知らない2人の様子を見て「これ以上の戦いは危険だ」と止めます。

ゴンとキルアは肉体の生命エネルギー「オーラ」を自在に操る「念能力」をウイングから教わる修行に励みます。念を修得して正式なハンターとなったゴンは、キルアを連れて故郷のくじら島へ帰省します。そして、父親のジンを探す手掛かりのハンター専用ゲームソフト「グリードアイランド」の存在を知り、そのソフトがオークションに出されると聞き、ゴンとキルアは世界最大オークション開催都市「ヨークシンシティ」へ向かいます。

2人はレオリオと再会後、ソフトを落札するための資金稼ぎの策を練ります。そして高額懸賞金が懸けられた盗賊「幻影旅団」を狙います。その頃、クラピカは奪われたクルタ族の「緋の目」回収のため、特殊な念能力を修得し、マフィアの「ノストラードファミリー」の一員となってヨークシンシティを訪れます。奇術師・ヒソカを仲間に加えた盗賊の幻影旅団・クロロ団長は、旅団員を召集するとオークション全品略奪計画を企てます。

こうしてゴンとキルア、クラピカと「幻影旅団」との戦いが幕を開けます。クラピカはクロロの能力を「念」で封じますが、ゴンたちは幻影旅団に懸けられた懸賞金を得ることは出来ませんでした。ソフトを落札することが出来なかったゴンたちは、落札した大富豪・バッテラが主宰するプレイヤー選考会に参加します。合格したゴンとキルアはソフトの世界に入りますが、カードを巡った厳しいバトルに全く勝つことが出来ません。

それを見たプレイヤーでプロハンターのビスケは2人を弟子にし、戦闘技術を叩き込まれたゴンとキルアは驚異的な成長を見せます。キルアは取り損なったハンター資格を得るために一時ゲームを離れ、あっという間に取得して戻ってきます。ここから、ゴンたちはグリードアイランド攻略に挑み、このゲームがジンとその仲間のハンターたちによって作られたハンターの念能力訓練ソフトだと知るのです。

グリードアイランドをクリアしたゴンとキルアはクリア賞品の呪文カードを使用してジンに会おうとします。しかし、ジンによってカイトの元に飛ばされ、カイトの仕事を手伝うようになります。そして、非常に凶暴で好みの餌は徹底して喰らう蟻の「キメラ=アント」の存在を知ります。巨大なキメラアントの女王は、兵隊蟻に人間を襲わせます。危機的な状況だと察したゴンたちはキメラアントの調査・討伐に乗り出すのです。

キメラアントの戦いで王は滅び戦は終結しましたが、ハンター協会のネテロ会長は命を落とし、ゴンも瀕死の重傷を負う結果となりました。キルアはゴンを救うためにゾルディック家に幽閉されている、肉親で願いを叶える能力を持ったアルカに会いに帰ります。一方、ハンター協会では会長直属ハンター「十二支」が招集され、ネテロ会長の遺言で次期会長選挙が行われることとなりました。

次期会長選挙は難航し、最終的にはレオリオとパリストン副会長の争いとなります。その後、選挙は予想外の展開で決着し、回復したゴンは念願の父・ジンとの再会を果たすのです。

• 誕生日：4月4日
• 年齢：17歳→18歳
• 血液型：AB型
• 身長：171cm
• 体重：59kg
• 出身地：ルクソ地方
• 部族：クルタ族
• 念の系統：具現化系 / 特質系
• 特徴：色白/童顔/金髪/イヤリング/緋の眼/5本の鎖
• 性格：冷静沈着/頭脳明晰/弱者に優しい/プライドが高い/警戒心が強い/しっかり者/天然/繊細/冷徹

ハンターハンターの登場人物で特殊な目「緋の眼」を持つクラピカの性別についてファンの間では議論されているようです。元々目が大きい童顔で少女のような顔立ちをしており、そんなクラピカがハンターハンターの12巻114話で幻影旅団のクロロ団長を捕まえる際に女装していたことがクラピカの性別が話題となるきっかけとなりました。

上画像の様にセンリツはクラピカが平然と女装を受け入れている様子に動揺しています。あまりに女装に動じず、ミニスカートはきこなしている様子からクラピカは本当は女なのではないかという疑惑が浮上しています。

ハンターハンターの作中で、捕らえられたクロロ団長は鎖野郎が女だったとは思わなかったことを告白し、クロロ団長の言葉を受けたクラピカは「私がそう言ったか？」と答えています。

クラピカ＝男ではなく、クラピカ＝女であると解釈できるような流れですが、クロロは女装したクラピカを見てクラピカ＝女と判断し、その後にクラピカは女装を解いて「見た目で判断するな、私が「女」だと言ったか？」というようにも解釈ができます。そして、クロロのセリフはどこか女を見下しているようにも感じられ、プライドの高いクラピカが女であればそこを見逃すことはなく、噛みついていくのではないかと考察されます。

女装をしたクラピカはカツラを被っていますが、何故カツラを被っていたのでしょうか？クラピカが本当に女であれば何もカツラまで被る必要はなかったのではないかという疑問が浮上します。

ただクラピカは幻影旅団という暗部を相手にしており、自身の命を懸けて倒そうとしているのでそう易々と自身の情報がバレては困ると髪色も人物特定のための情報に成り得るので慎重な性格のクラピカは念には念をいれてカツラを被ったのかもしれません。しかし、そこまで慎重なクラピカが女であれば性別は男に変装しそうです。女装しているところを考えるクラピカの性別は男と考えるのが自然なようです。

ハンターハンターのクラピカは女性のように美しい顔つきをしています。クラピカの性別が男性であれ、女性であれ美形であることには違いありません。女性の復讐する姿は美しいとクラピカが女であることを望む男性ファンもいるようです。

クラピカの体つきに注目していきます。パッと見るとクラピカには胸の膨らみがありません。クラピカの年齢は17歳なので多少の膨らみはあってもよさそうです。しかし、動くのに邪魔だとサラシを撒いている可能性もあるので、そうなると胸は目立たないでしょう。全体的に華奢で女装でミニのスカートを着こなすほどの美脚の持ち主です。体つきからは女らしさが感じられますが、はっきりと断定するのは難しいものがあります。

クラピカが着用している衣装はクルタ族の青い衣装です。全体的にゆったりとしたクルタ族の男性の装束に見える民族衣装ですが、衣装だけでの性別の判断は難しいようです。本当は女性であっても旅をしているので動きやすいように男性の衣装を纏っている可能性もあります。

クラピカの言葉遣いなどから考察してみましょう。クラピカの言葉遣いはどちらかと言うと男性よりです。「～だ」「～だろう」などと話し方に女性のような可愛らしさは感じられません。しかし、性別を偽るためにワザとそのような話し方をしている可能性も考えられます。

クラピカは自身を公の場では「私」といいますが、基本的には「オレ」です。完全に男性です。仮にクラピカが女性だったとしても17歳の女の子が自分を「オレ」というのは考えにくく、もし本当にいっているとしたらどこか子供っぽいイメージのクラピカになるのではないかと想像されます。

クラピカとレオリオの関係は、一方的にレオリオがクラピカに絡んでいくというものです。クラピカはレオリオからの着信を拒否することが多く、異様に執着してくるレオリオを少々鬱陶しく感じているようです。

レオリオは同性愛者なのかとの見方もされますが、ハンターハンターの作中でのレオリオの発言をみていると同性愛者ではないことが窺えます。ただ単にクラピカのことを信頼できると気に入っているとも考えられますが、レオリオがクラピカにかなりの執着を見せるのは、クラピカが女であるからと見ている人もいるようです。

ハンター試験会場に向かうために一本杉を目指すゴン・クラピカ・レオリオの3人はドキドキ二択クイズのお婆さんに出会います。お婆さんはクラピカのことを「猫目のボウヤ」と表現していることからクラピカを男と判断したようです。クラピカの雰囲気からはやはり男っぽさが感じられるようです。

ハンターハンターでゴンやキルアの師匠でもあるビスケット・クルーガー(ビスケ)はクラピカに華奢で儚げな少女とお姫様扱いされ頬を染めます。この場面は、ハンターハンターの暗黒大陸編に差し掛かる前に描かれた場面です。クラピカは少々面倒なビスケに褒め殺しで手名付けます。

ビスケはイケメンの色仕掛けに専ら弱いタイプで、もし、クラピカが女であればビスケがここまでときめくことはなかったのではないかと考察されています。ビスケはクラピカのイケメン男性要素を感じ取り興奮していたと推察されます。

ハンターハンターのクラピカには繁殖能力がないという説が流れています。それはクルタ族が男性器を持たない種族ということではなく、クラピカが強くなるために制約として自らの男性器を取ってしまったということです。繁殖能力が無くなっても構わないということからクラピカの相当な覚悟が感じられます。

クラピカはクルタ族の仇である幻影旅団を倒すために強化系の能力を望みました。しかし、クラピカの能力は具現化系でした。クラピカは具現化した鎖を自身の命を制約として強化します。怒りや悲しみに反応する「緋の目」の特殊能力を活かして苦手系統も覚えます。仲間の仇を討つために強さを求め、出来ることや使えるモノは全て使って何でするクラピカは、繁殖能力も制約にしようしたと考察されています。

ハンターハンターのクラピカには死亡説が流れています。それはクラピカの持つ特殊能力から死亡説が考察されたようです。クラピカの「緋の目」状態になった時に発動する「絶対時間(エンペラータイム)」は、発動時1秒に1時間寿命が縮むハイリスクな能力です。この能力はクラピカが作ったものではなく、クラピカの生まれつきの時体質によるものなので制約を変えるということは出来ません。

能力の発動時はどの系統の能力も100％の力を発揮することができます。他人の能力を盗む「盗む人指し指の鎖(スチールチェーン )」を使用している場合もエンペラータイムは自動に発動しその間も寿命が縮んでいきます。

クラピカは「絶対時間(エンペラータイム)」の発動時1秒に1時間寿命が縮むという制約に、さらに「束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)」を幻影旅団以外に使用した場合、命を落とすという厳しい制約を設定しています。それだけ、幻影旅団に対しての恨みが強いということが窺えますが、ここまで来るとクラピカの寿命が心配されます。

発動して1秒毎に1時間の寿命が縮まり、1分持続して60時間で約2日半、10分で600時間で約25日、1時間で3600時間で約150日とかなりハイペースで寿命が消費されています。怒りや悲しみに反応して発動するので、いくらクラピカが感情をコントロールできるようになったと言っても気づかないうちに発動していたなんてことも有り得、寿命がいくらあっても足りなさそうです。クルタ族の寿命についても気になるところです。

クラピカと同様に他のクルタ族も「緋の目」は持っていましたが、「緋の目」が発動したら寿命を削る厳しい制約を受けることになっていたのでしょうか？ハンターハンターの作中ではそこは描かれておらず、クルタ族全員が「絶対時間(エンペラータイム)」が使用できたかも不明で、もしかしたら人それぞれに能力が備わっていたかもしれません。

はっきりとエンペラータイムを使用できると言えるのはクラピカのみとなります。もし他のクルタ族もエンペラータイムを使用することが出来たら、クルタ族は短命であると言えるでしょう。

さて、クラピカは自分の寿命を計算していますが、「絶対時間(エンペラータイム)」の発動が自身の寿命を縮めるとどのようにして気づくことが出来たのでしょうか？それはクラピカの人指し指の鎖から出てくるイルカが教えてくれたのではないかと推測されています。

人差し指のイルカは盗んだ能力も分析する有能な念獣です。念は使用者の潜在的な意識にも反応を示すので、珍獣・イルカがエンペラータイム発動中のクラピカの体にかかる負荷や寿命を数字化して明確にしていたのではないかと考察されています。

ハンターハンターのクラピカの女装に関する感想や評価について紹介していきます。ハンターハンターのクラピカの女装に関してはかなり熱いコメントがSNS上であがっているようです。早速、クラピカの女装に関する感想や評価について見ていきましょう！

クラピカの性別についてですが、SNS上の感想ではクラピカを男と認識しているコメントが目立ちました。それは原作者の冨樫義博が女装男子や中性的な人物が好きというので知られているからのようです。女の子のような美しい容姿で女装しても違和感がなくて可愛すぎるという声が多数あがっています。

ハンターハンターのクラピカの女装は、幻影旅団のクロロの目を欺くほどの完成度が高いものとなっています。クラピカの女装スキルに驚愕したという感想の声もあがっています。

クラピカの女の子のような顔立ちやサラサラヘアーを触りたい、クラピカの女装が可愛すぎて困るとクラピカが好き過ぎて仕方がないという人の感想も多く目立っていました。見た目は女性も見とれてしまうほどの美人で中身は男っぽいクラピカの人気の高さが感想から感じられます。

ハンターハンターに登場する「緋の目」を持つクルタ族のクラピカの性別が男か女かと疑ってしまうほどに美しい女装姿についての考察を紹介してきました。目が大きくてサラサラの金髪で中性的な顔立ちの美形を持つクラピカの「実は女なのではないか？」という考察は、復讐に燃える女性の姿は美しいと感じるファンの「クラピカが女だったらいいのに」という願望から生まれたと言えるようです。

クラピカの口調は明らかに男で、よく観察するとクラピカの手は男のゴツゴツした感じで描かれるなどしています。能力の制約でクラピカの生殖能力がないということが事実であれば、男性器を取ってしまったことでホルモンのバランスが崩れ、男でも女でもなく、スカートも気にすることなく着こなせたとも考えられます。しかし、ハンターハンターに戸籍があったら恐らく表記されるのは「男」で間違いないのではないでしょうか？

クラピカの女装からクラピカの性別が女性なのではないかと想像を膨らませると、違った面のハンターハンターの世界を見ることもでき、物語が倍以上面白いと感じることが出来るようです。男でも女でもクラピカが美形でカッコよく可愛いことに変わりはありません。是非、ハンターハンターの本編でクラピカの魅力にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか？