2019年06月18日公開
2019年06月18日更新
敗北を知りたいの元ネタ・意味は?バキ最凶死刑囚編の死刑囚一覧と強さも紹介
『敗北を知りたい』はネット上で多用される表現であり、圧倒的な勝利や成功を収めた時に使用するセリフとしてネットなどの一部では有名な言葉です。この『敗北を知りたい』の元ネタは人気漫画『バキ』の「最凶死刑囚編」に登場した言葉であり、その意味が死刑囚たちがこぞって東京に集結した理由でもあります。今回は『バキ』に登場する「敗北を知りたい」というセリフの元ネタである最凶死刑囚たちついて強さや言葉の意味などを紹介していきましょう。
目次
敗北を知りたいのバキ最凶死刑囚編とは?
「敗北を知りたい」は大人気漫画『バキ』の超エピソード「最凶死刑囚編」に登場するセリフであり、ネット上で多用される言葉の一つです。ガチャやソシャゲーで圧倒的な成功を収めたときに発せられる言葉であり、最凶死刑囚編のテーマを表す言葉としてネットユーザーにはお馴染みの言葉となっています。ここでは「敗北を知りたい」の元ネタとなった『バキ』の基本情報を見ていきましょう。
バキシリーズの概要
『バキ』シリーズは板垣恵介によって1991年から『週刊少年チャンピオン』で現在まで連載されている人気シリーズです。『バキ』はシリーズ第二弾であり、「最大トーナメント」で結果を残した地下戦士たちと最凶死刑囚の戦いや「神の子」アライジュニアとの戦いなどが描かれています。バキシリーズの累計発行部数は6500万部を突破しており、『グラップラー刃牙』と『バキ』はアニメ化もされています。
バキ最凶死刑囚編の作品情報
『バキ』は『グラップラー刃牙』の続編として製作され、『最凶死刑囚編』は「最大トーナメント」の優勝者となった刃牙や地下格闘戦士たちと死刑囚の何でもありの戦いが繰り広げられる大人気エピソードです。物語の始まりは各国の死刑囚たちが脱獄した所から始まります。その際、各国を震撼させた最凶死刑囚たちは『敗北を知りたい』という言葉を残して東京へ向かいました。
敗北を知りたいの元ネタ・意味
ここでは元ネタとなった『最凶死刑囚編』について紹介していきましょう。ネット上でも使用されている『敗北を知りたい』の元ネタとなっています。『敗北を知りたい』は優越感に浸った時に使われる表現であり、圧倒的な強者と感じた時に書き込まれたりコメントされる言葉となっています。元ネタを知らずに使っている人も多く、『バキ』シリーズを知らない人にも浸透している言葉となっています。
敗北を知りたいの元ネタはバキ最凶死刑囚編
元ネタとなった『バキ』の「最凶死刑囚編」の最大のテーマである『敗北を知りたい』は最凶死刑囚たちの願望そのものであり、その言葉は『最大トーナメント』で優勝した刃牙に向けられています。
圧倒的な強さと凶悪さ、狡猾さを持つ最凶死刑囚たちは『敗北を知りたい』という願望をかなえるためにあらゆる汚い戦い方をします。正々堂々とは真逆の戦い方で数々の地下戦士を苦しめた姿は今でもファンの印象に強く残ったため、ネットでの人気ワードの元ネタとされています。
敗北を知りたいの意味
「敗北を知りたい」はネットでは『圧倒的な強さを極めた』というときに使うセリフであり、元ネタとなる『バキ』では死刑囚たちは捕まってもなお「敗北」への欲求を押さえられずにいました。そうした意味で元ネタとなっている死刑囚は『敗北を知りたい』と発しました。
各国の死刑囚はそれぞれが面識はないものの、『圧倒的な強さを持ちすぎて、敗北を知らない』という共通点があり、ほぼ同時期に脱獄しています。徳川曰く、これは『シンクロニシティ』であり、すべての死刑囚が刃牙に会いに来ました。『敗北を知りたい』は『バキ』シリーズでも有名な名言となっており、その言葉が意味することは『最恐死刑囚編』を象徴するものであり、人気の名言となっています。
敗北を知りたいの死刑囚一覧と強さ
それぞれが各国を震撼させた凶悪な犯罪者であり、その危険な強さから厳重な警備で監獄に収監されている危険人物たちです。その強さは『最大トーナメント』出場者を圧倒できるほどであり、『最大トーナメント』で伝説となった刃牙を含めた戦士たちでも敗北してしまう程の強さを誇りました。死刑囚は全部で5人おり、そのすべてが「敗北を知りたい」と東京に集結しました。
死刑囚一覧①スペック
死刑囚①はスペックです。アメリカの刑務所から脱獄したスペックは、花山薫に匹敵する巨体を持っている身体能力の高い死刑囚です。無呼吸連打を得意としており、刃牙に『範馬勇次郎と同じ雰囲気』と言わせるほどの戦闘力と闘争心を持っています。若々しく見えますが実年齢97歳であり、常識離れした身体能力で死刑囚の中では一番純粋な強さを持っています。
死刑囚一覧②ドリアン
死刑囚②はドリアンです。ドリアンは中国武術の頂点に位置する「海王(怒李庵海王)」の称号を持つ死刑囚です。圧倒的な武術の才能と犯罪者ならではの「ダーティーな闘い」を兼ね備えた実力者です。人の目ではとらえることができない繊維を使って戦闘をしており、独歩の鍛えられた手首をも簡単に切断してしまいました。高い身体能力の反面、メンタルは弱いことが弱点でした。
死刑囚一覧③ヘクター・ドイル
死刑囚③はヘクター・ドイルです。イギリスの死刑囚であり、最恐死刑囚の中で最も小柄な男です。しかし、彼の体には多くのギミックが仕掛けてあり、全身凶器人間となっています。体には火薬を仕込んでおり、並みの格闘家では不意打ちを避けることができません。実は死刑囚の中でも一番性格の良い人間であり、ストーリー終盤では純粋に武術に打ち込む姿が描かれています。
死刑囚一覧④シコルスキー
死刑囚④はシコルスキーです。ロシアの死刑囚であり、脱獄する際には「最大トーナメント」でジャックハンマーと激闘を繰り広げたアレクサンダー・ガーレンをあっさりと再起不能に追い込みました。犯罪を犯さなければロシアに幾つもの金メダルをもたらしたとも言われる身体能力は驚異的であり、ロッククライミングを応用した「超握力」を特徴としています。
死刑囚一覧⑤柳龍
死刑囚⑤は柳龍光です。日本の死刑囚であり、渋川剛気とは因縁の関係にある武術家です。『毒手』の使い手であり、刃牙をも圧倒する特殊な武術を使用します。かつて渋川剛気と戦い左目を奪った人物であり、鎖鎌や日本刀などの武器術にも精通しています。最終的には『地上最強の生物』範馬勇次郎の逆鱗に触れ、顔面をぐちゃぐちゃにされてしまう結末を迎えます。
敗北を知りたいのバキ最凶死刑囚編ネタバレ
ここでは「敗北を知りたい」と日本を訪れ、地下闘技場の戦士たちとなんでもありのバトルを繰り広げた最凶死刑囚の戦いを見ていきましょう。『最凶死刑囚編』ではルールなし、武器使用可のストリートファイトが描かれ、『表格闘技VS裏格闘技』の戦いが壮大なスケールで描かれています。ここでは『最凶死刑囚編』での死刑囚たちの戦いを紹介していきましょう。
ネタバレ①ドリアンの戦い
地下闘技場で対面した刃牙を含む地下戦士たちと死刑囚ですが、まずはドリアンの戦いを見ていきましょう。
愚地独歩との1回戦
地下闘技場からの帰り、ドリアンの標的は愚地独歩でした。愚地独歩とドリアンは街中で開戦すると、独歩の蹴りがドリアンの顔面に炸裂します。しかしその刹那、ドリアンのアラミド繊維で手首を切断されて独歩は姿を消しました。
愚地独歩との2回戦
医療技術を駆使して、手首をつなげた独歩はドリアンと再戦します。ドリアンは催眠術を使い、独歩を催眠世界に追い込みますが、武神・独歩はどんな状況でも戦える鍛錬を積んでおり、催眠状態でありながらドリアンを戦闘不能に追い込みます。
烈海王との戦い
独歩やその弟子の気迫に圧倒され、病院送りになったドリアンは病室を抜け出すと独歩を爆薬で倒します。そこへ烈海王が現れ、武術家として引導を渡すことになりました。
ネタバレ②ヘクター・ドイルの戦い
ここでは多くの武器を体に仕込んだ全身凶器人間であるヘクター・ドイルの戦いを見ていきましょう。
ビスケット・オリバとの戦い
ドイルは日本に降り立ったビスケット・オリバと戦い、見事に傷を負わせることに成功します。オリバは薬を盛られるも、圧倒的なパワーを見せドイルは戦いを避けて逃走を図りました。
鎬昂昇・愚地克己との戦い
その後も武術を極めて体を武器に昇華させた鎬昂昇や愚地克己との交戦で、全身に仕込んだ武器による卑怯な勝利を手にします。
烈海王との戦い
隠した武器での戦闘で勝利を獲得してきたドイルの前に、烈海王が現れます。いつも通り、隠したギミックを作動させるドイルですが、中国の武器を仕込んだ烈海王はすべてに攻撃を受けきると圧倒的な攻撃でドイルを完封しました。
ネタバレ③スペックの戦い
凶器に満ちた死刑囚であるスペックの戦いを見ていきましょう。死刑囚の中で最も戦闘シーンが少ない死刑囚となっています。
刃牙との戦い
スペックが最初に目をつけたのは『最大トーナメント』優勝者の範馬刃牙でした。不意打ちでバキへの攻撃を成功させると、すぐに警察に捕まってしまいます。
花山薫との戦い
警察からあっさりと逃げると、執拗に刃牙をつけ狙いました。刃牙が梢といるところを襲おうとしますが、花山薫が現れスペックとの一騎打ちとなります。圧倒的な強者として生まれた二人の戦闘を止められる者はおらず、二人の戦いは壮絶な殴り合いになります。その均衡を破ったのはスペックでした。警官から奪った拳銃で花山に対抗しますが、顔を半分吹き飛ばされても動じない花山の気迫と圧倒的な攻撃力で敗北を認めました。
ネタバレ④シコルスキーの戦い
オリンピック選手以上の驚異的な身体能力を見せるシコルスキーの戦いを紹介していきましょう。
刃牙との戦い
シコルスキーは梢を誘拐し、刃牙をおびき出すことに成功します。刃牙は圧倒的な戦闘力でシコルスキーを窓から落下させ、逃走先まで追いかけ金的を食らわせ失神させることに成功します。
ジャックハンマーとの戦い
圧倒的な身体を手に入れたジャックハンマーに目をつけられたシコルスキーは街中で敗北し、地下闘技場まで運ばれました。そこでシコルスキーの実力を見たジャックはガイアに選手交代します。
ガイアとの戦い
シコルスキーとガイアの戦いは一方的なものとなりました。目をつぶされたシコルスキーはガイアの精神を追い詰める攻撃に追い詰められ、自ら敗北を認める屈辱を味わいました。
ネタバレ⑤柳龍の戦い
ここでは特殊な古武術を使い、刃牙を死の淵まで追い詰めることになる柳の戦いについて紹介して行きましょう。
刃牙との戦い1回戦
刃牙と渋川の二人を相手に柳は最初の戦いを見せました。おもむろに近づいてくる柳の「空道」で失神した刃牙は完敗してしまいます。
刃牙との戦い2回戦
二度目の再戦は刃牙が梢と一夜を共にした後でした。刃牙の前に現れた柳とシコルスキーは刃牙に襲い掛かります。しかし守るもの手にした刃牙の強さは圧倒的であり、柳の足をへし折りシコルスキーも圧倒します。
本部以蔵との戦い
柳に勝利を収めたのは、意外にも古武術の使い手として知られる本部でした。大した強さもないと思われていた本部は、柳を相手に日本刀を使い圧倒します。そしてそこへ現れたのは勇次郎と渋川剛気でした。
勇次郎との戦いでは
勇次郎は柳と本部の戦いを見て、『お前の負けだ』と宣言しますが、柳は『勝負はお互いが決めるものだ』と反論します。その言葉を受け入れたかのように見えた勇次郎ですが、振り返りざまの裏拳で柳の顔面をぐちゃぐちゃ破壊します。
敗北を知りたい・バキ最凶死刑囚編に関する感想や評価
ここでは「敗北を知りたい」の元ネタとなった「最凶死刑囚編」のネット上に挙がっている感想や評価を紹介していきましょう。ネット上で有名な『敗北を知りたい』の元ネタとなっており、死刑囚の圧倒的な強さなどから多くの感想がネット上に挙がっています。
ガチャ成功で『敗北を知りたい』とツイートする人、続出!
ガチャ結果なんですが…
— Type.R (@Typeamemiya7) June 12, 2019
まず無料単発でオロチ来る…
10連で高見沢当たる…
50連で子天狗と小白…
やっぱり敗北を知りたいwww pic.twitter.com/zCE3V9j25R
『敗北を知りたい』はネット上で多くの人が使っており、特にガチャでレアなアイテムを手に入れた時にはツイートされることも多くあります。このセリフを使って優越感に浸る人も多く、Twitter上には『敗北を知りたい』が溢れています。ネット上には『やっぱり敗北を知りたい』というガチャでの成功を喜ぶ人の声を多く見ることができます。
元ネタが『バキ』であることを知らない人も…
敗北を知りたいってバキのセリフってこと今まで知らなかったw
— 明@xrdおとーさん (@akira_toubu) July 3, 2013
『敗北を知りたい』を使用する人は多いですが、その元ネタが『バキ』シリーズだと知らない人も多くいます。それほど『敗北を知りたい』は独り歩きしており、本来の意味を知らない人も多くいます、ネット上には『敗北を知りたいの元ネタってバキのセリフだったんだ』というセリフや『バキが元ネタって知らない人多すぎ』という声もあるなど、元ネタや元ネタの本来の意味を知らない人は意外に多くいます。
死刑囚たちが強すぎる
死刑囚強すぎwバキおもしれー
— みそ (@MOYASIMISO0116) August 20, 2018
最恐死刑囚の圧倒的な強さに驚愕する人も多くいます。これまで最強と思われていた地下戦士たちが敗れていく姿は衝撃的であり、悲しくもある展開でした。バキや独歩、渋川などが苦戦を強いられる姿は驚きの展開であり、『最恐死刑囚編』はバキシリーズ屈指の面白さだと話題になっています。ネット上でも『死刑囚強すぎ』という声や『死刑囚編が面白すぎる』という声などが挙がっています。
花山VSスペックは『バキ』シリーズ屈指の名勝負!
バキで一番好き戦いは花山vs スペックですまる
— ドクペ姉さん (@8cFS70aWWJFzgr0) June 11, 2019
多くの名勝負がある『バキ』の中でも、特に人気の高いバトルとなっているのは『花山VSスペック』です。凶器に満ちたキャラクターとして人気の『スペック』と圧倒的な人気を誇る『花山薫』の壮絶な戦いは多くのファンの記憶に残っています。ネット上でも『バキで一番好き戦いは花山VSスペック』という声や『花山とスペックの死闘はアツい展開』という声など多くの絶賛の声が集まっています。
敗北を知りたいの元ネタ・意味まとめ
今回は『バキ』シリーズの名言「敗北を知りたい」の元ネタとなったエピソードや言葉の意味などを紹介してきました。しっかりと元ネタの意味を知ると言葉の重みや面白さが分かってくると思うので、ぜひ元ネタとなった『バキ』の「最恐死刑囚編」を見てみてください。