【ワンピース】ベルメールさんがナミとノジコの育ての親！出会いや名言を紹介

爆発的大ヒット漫画・『ワンピース』にて、主人公のモンキー・D・ルフィ率いる『麦わらの一味』メンバー・ナミ。そんなナミを育ててくれた親は、実の親ではなく、養親のベルメールさんでした。ナミと義姉・ノジコを育てたベルメールさんですが、二人との出会いは一体どんなものだったのでしょうか？まずは、『ワンピース』の作品情報やベルメールさんとナミの出会いを調査してみましょう。

『ワンピース』は、『週刊少年ジャンプ』にて1997年34号より連載中の漫画です。作者は尾田栄一郎で、2019年3月現在の単行本数は全92巻となっており、『週刊少年ジャンプ』の歴代作品の中で、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』（1976年〜2016年の連載）に次ぐ長期連載となっています。

そんな『ワンピース』の国内累計発行部数は単行本第92巻刊行時点で、日本の漫画では最高となる3億8,000万部を突破しており、2015年6月には『最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ』としてギネス世界記録に認定されています。1999年にはフジテレビ系でアニメ化もされ、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品となっています。

『ワンピース』の人気は日本国内にとどまらず、海外でも人気が高い漫画となっています。海外翻訳版が42以上の国と地域で販売されており、海外での『ワンピース』コミックス累計発行部数は2017年10月時点で7,000万部を突破しており、全世界累計発行部数は2019年3月の時点で4億5,000万部を突破しました。

海賊王を夢見る少年『モンキー・D・ルフィ』。そんな『モンキー・D・ルフィ』を主人公とし、かつてこの世の全てを手に入れた男・『海賊王』の『ゴールド・ロジャー』が遺した『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』を目指して大冒険をしていきます。

『ワンピース』でモンキー・D・ルフィの仲間として、後に旅をするようになるナミ。現在は麦わらの一味航海士ですが、元は海賊専門の泥棒でした。そんなナミにはノジコという2歳年上の義姉がいます。そして、そんなナミとノジコを育てた親が『ベルメールさん』です。

ベルメールさんは、ミカン畑を経営している女性でナミが10歳・ノジコが12歳の頃、30歳でした。すでに何となく察している方も多いでしょうが、ナミとノジコは本当の姉妹ではないですし、ナミとノジコを育てたベルメールさんも本当の母親ではなく育ての母です。

ナミ・ノジコを大切に育てた養母・ベルメールさん。そんなベルメールさんとナミ・ノジコとの出会いは一体何だったのでしょうか？実は、元海軍であったベルメールさんは戦場で瀕死しかけ、目を閉じて死んでしまおうとします。そんな瀕死状態で死を覚悟したベルメールさんの前に、当時3歳のナミを抱いたノジコが現れたのが出会いでした。

1度は死んでしまおうとしたベルメールさんですが、ナミ・ノジコの笑顔を見ていると死ぬ気力さえなくなってしまい、ナミとノジコの出会いによってもう一度生きることを決心します。ここからベルメールさんとナミ・ノジコの暮らしは始まっていきました。

ナミ・ノジコの育ての母親であるベルメールさん。そんなベルメールさんは多くの名言を残しているキャラクターとしても知られています。お次は、ベルメールさんの名言として中でも話題となっている名言をチェックしてみましょう。

ベルメールさんの名言1つめは、「今お金が無いの、今度払うわ…」です。みかん畑を経営しているベルメールさんですが、最近は気候が良すぎてどこもみかんがたくさん採れることからなかなか売れずに困っていた時に残した名言です。なかなか経営がうまくいっていなかった当時、ベルメールさんの養子であるナミが本屋で万引きをしてしまいました。

どうしても本が欲しくて万引きしたナミを、ゲンさんがベルメールさんが待つ家に連れて帰ってくれたのですが、ベルメールさんはお説教をされてしまいます。口うるさく感じているベルメールさんは「代金は払ってくれたんでしょ？今お金が無いの、今度払うわ、体で」とゲンさんをからかいます。子供が欲しがるものをどうしても買ってあげたいと思う親心が現れている名言です。

ちなみに、この名言の背景には「どうしても欲しかった」というナミに、ベルメールさんが「どうして私に言わないの？」と問うと、「だってベルメールさん買ってくれないんだもん！」と言われてしまいました。気候が良すぎてみかんがなかなか売れないことから貧乏になってしまっていることをナミたちも幼いながらに気づいていたことに切なさを感じます。

ベルメールさんの名言2つめは、「生き抜けば必ず楽しいことが…」です。こちらの名言は、アーロン一味らが大人一人につき10万ベリー・子供一人につき5万ベリーを月々払う様に要求したことで立ち向かうも、返り討ちにあってしまったベルメールさんが瀕死状態になった際に残した名言です。

この時点でのベルメールさんの全財産は10万ベリーしかなく、ベルメールさん・ナミ・ノジコの分を払うとしては足りません。そこでゲンさんがベルメールさんやナミ・ノジコを助ける為にナミとノジコの存在をアーロン一味らに悟られぬようにしますが、アーロン一味らの恐ろしさを知っているベルメールさんは二人を守りたい気持ちが一層強くなっていました。

そして、養子とはいえ『家族がいない』とはいえなかったベルメールさんは「子供二人で10万ベリー。それは私の娘たちの分。私の分は足りないわ。」と言い、ナミとノジコの身代わりとなって攻撃されてしまい瀕死状態に陥ってしまいました。心折れてしまいそうな二人の子供たちを励ましたい気持ちと母として教えたいことがあるベルメールさんはこの名言を残しました。

ナミとノジコを大切に育ててきたベルメールさん。そんなベルメールさんはナミとノジコにとって本当の親と思えるほど大きな存在となっていましたが、ある日死亡してしまいます。ベルメールさんが死亡してしまう原因とは一体何だったのでしょうか？また、最後に残した言葉とは…？お次は、ベルメールさんの死因や最後の言葉をチェックしてみましょう。

ある日、アーロン一味がベルメールさんやナミ達が住むココヤシ村に上陸し、強い権力で島を支配してしまいます。「奉納金を差し出せば命だけは助けてやる」と、大人一人につき10万ベリー・子供一人につき5万ベリーを要求します。しかし、貧しい暮らしをしていたベルメールさんはお金が10万ベリーしかありませんでした。

ナミとノジコはベルメールさんと血縁がないので、二人が身を隠していればベルメールさんの命は助かるのですが、ベルメールさんは血縁がなくとも自分の子供として育ててきたので、それだけはできないと断固拒否しました。ナミとノジコの奉納金を払い、自分の分が払えなかったベルメールさんはアーロンに射殺されてしまいました。

アーロンに撃たれ、瀕死状態となったベルメールさんが最後に残した言葉は、「ノジコ！ナミ！大好き…」という言葉でした。二人のことを家族として愛していたベルメールさんは、アーロンに屈することなく、拳銃を突きつけられても堂々としていました。自分が殺される恐怖よりも大好きな子供達を守るために立ち向かうベルメールさんの姿・最後の言葉には涙なしでは見れません。

『ワンピース』の主要キャラであるナミの育ての母・ベルメールさん。アニメ『ワンピース』にて、そんなベルメールさんの声優を務めた方は一体どんな方なのでしょうか？お次は、アニメ『ワンピース』でベルメールさんの声優を務めた方のプロフィールや経歴・出演作をチェックしてみましょう。

• 愛称：ノン子
• 出生地：東京都
• 生年月日：1962年5月31日（57歳）
• 血液型：AB型
• 身長：157cm
• 職業：声優、女優、ラジオパーソナリティ、ナレーター
• 事務所：コンビネーション
• 活動期間：1984年〜（声優として）1980年〜（音楽活動）

子供の頃から将来は女優志望だった日高のり子は、子役として芸能界デビューを果たしました。高校時代には『いとうのりこ』名義でアニメ・『ふたごのモンチッチ』の主題歌、『ふた子のモンチッチのうた』を歌い、ました。のちに、こちらの曲を販売したコード会社の担当がアイドルセクションへ異動したことをきっかけに、アイドルとしてのデビューを誘われることとなりました。

女優志望だった日高のり子は一度は断るも、「先にアイドルでデビューして名前を知ってもらった方がいいのでは？」と言われたことでアイドルデビューを決心し、1980年に『初恋サンシャイン』でアイドルデビューを果たしました。しかし、なかなか思うように活躍できないことから重い詰まっていたところ、ラジオリスナーに声優を勧められ、声優という職業を意識し始めます。

1984年4月〜9月にかけて放送されたテレビアニメ『超時空騎団サザンクロス』のムジカ・ノヴァ役で声優デビューを果たしました。爆発的人気を集めたアニメ『タッチ』のヒロイン、浅倉南役を担当したことでますます知名度を上げ、声優としての実力も高めていきました。

2015年には山崎和佳奈と松井菜桜子と共にアイドルユニット・『backdrops(バックドロップス)』を結成し、『Don't fly!』でデビューを果たしました。また、1992年5月末にはラジオ番組『日高のり子のはいぱぁナイト』の仕事で知り合った2歳年下のディレクターと結婚しました。

日高のり子の主な出演作といえば、1985年3月〜1987年3月にかけて放送されたアニメ・『タッチ』の浅倉南役や、1988年に全6話のOVAとして製作・販売されたアニメ・『トップをねらえ！』の主人公、タカヤ・ノリコ、1988年に公開されたジブリ映画『となりのトトロ』の草壁家長女のサツキ役などを務めました。

1989年1月〜12月にかけて放送されたアニメ・『ピーターパンの冒険』では、レギュラーキャラクター初となる少年役・ピーターパンを担当し、ますます声優としての実力を身につけていった日高のり子。『ワンピース』他の週刊少年ジャンプにてアニメ化された『HUNTER×HUNTER（第2作）』や『DEATH NOTE』・『いちご100％』などの作品にも出演しています。

大人気アニメ・『ワンピース』の、麦わらの一味メンバー・ナミを育てたベルメールさん。そんなベルメールさんに対して世間の人々はどんな感想や評価をしているのでしょうか？最後に、ベルメールさんに関する世間の感想や評価をチェックしてみましょう。

こちらのTwitter投稿者の方は、ベルメールさんの死とナミの辛い過去を救うルフィに感動したとツイートされています。『ワンピース』には多くの感動話がありますが、そんな中でもベルメールさんとナミの話は感動すると読者の中でも人気を集めているようです。

こちらのTwitter投稿者の方は、ワンピースで1番感動するのはナミの話だとツイートされています。現在は麦わらの一味として頼りになる女性メンバーのナミですが、そんなナミが強い女になった理由がベルメールさんとルフィ達であったことが描かれています。最後まで自分たちを守ってくれたベルメールさんの背中を見て育ったナミが人のために強くなれる女性に成長したことには感動必須です。

こちらのTwitter投稿者の方は、ベルメールさんが亡くなる直前に「人に褒められなくったって構わない」「いつでも笑ってられる強さを忘れないで」と残した名言に感動すると同時に、あんな母親になりたいと感じたとツイートされています。強く正しい姿を娘達に見せたベルメールさんを理想の母親像としている方は男女問わずに非常に多いようです。

ベルメールさんとの出会いや名言まとめご紹介はどうでしたか？ナミやノジコとベルメールさんの出会いは思いがけないもので、ベルメールさんが死のうとした時に生きる希望を与えてくれたのがナミとノジコでした。ベルメールさんは二人を我が子のように大切に思い、女手ひとつで育てていきました。

そんなナミとノジコを守るために最後は死んでしまったベルメールさんのエピソードは涙なしでは見れない神回となっています。感動エピソードが多い『ワンピース』の中でも特に泣けると話題のベルメールさん登場回、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね！