【ワンピース】ウソップとカヤは結婚する？嘘が現実になる伏線・事実を徹底検証

世界的な人気を誇る漫画『ワンピース』ですが、その主要キャラクターであるウソップは嘘つきだけどどこか憎めない性格で、愛されています。そんなウソップの故郷は東の海にあるシロップ村という場所です。シロップ村では資産家の娘であるカヤと言う少女が登場しますが、実はカヤはウソップの想い人です。そんな二人の関係を紐解いていきます。

ワンピースは尾田栄一郎先生による大人気漫画です。海賊王になる事を夢見る少年、モンキー・D・ルフィを主人公に、様々な仲間や強敵に出会いながら、「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指して大冒険をしていく物語です。

『ワンピース』は現在（2019年6月時点）までに単行本92巻まで刊行されています。海外でも愛されており、全世界累計発行部数は4億5000万部を突破している事からその人気は留まる所を知りません。また、テレビアニメも放映されており、1999年から現在に至るまで放映され続けています。

海賊王を夢見る少年、モンキー・D・ルフィが「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指して大冒険をしていく物語です。ルフィは旅をしていく中で、かけがえのない仲間に出会っていきます。剣豪ゾロ、航海士ナミ、狙撃手ウソップ、コックのサンジ、船医チョッパー、考古学者ロビン、船大工フランキー、音楽家のブルックと、個性がありそれぞれ魅力的なキャラクターでファンも多くいます。

大切な仲間と出会いながら、計り知れない強さの強敵に立ち向かいます。数々の出会いと別れを繰り返しながら、ルフィ達「麦わらの一味」は「ワンピース」を目指して突き進んでいきます。

ウソップは東の海にあるシロップ村の出身です。ウソップは海賊に憧れていましたが、臆病な性格の為「海賊ごっこ」をして、数々の”嘘”の冒険談を語っていました。そんな中、ルフィと出会い、晴れて”本物”の海賊となりました。大海原に出て、臆病な性格は変わらないものの、元来得意としていた狙撃の能力は数々の強敵を翻弄してきました。

現在（2019年6月時点）では”ゴッド”ウソップとして懸賞金は2億ベリーまで上がっている事から、ウソップの凄さは一目瞭然となっています。また、とても明るい性格で一味のムードメーカーとしていつもファンを笑わせてくれる存在でもあります。

ウソップとカヤは同じシロップ村に住んでいました。シロップ村の資産家の娘であるカヤは、両親を病気で亡くしたショックにより、病気がちで思う様に外出する事もできません。そんなカヤを不憫に思い、ウソップは”嘘”の冒険談をカヤに聞かせ、笑わせていました。ウソップはカヤに好意を寄せており、明るく優しいウソップにカヤも惹かれていました。

そんなカヤの命を狙って海賊が攻めてきた時、ウソップは臆病ながらに立ち向かいます。自分の為に命をかけて戦うウソップの姿にカヤは心打たれました。ウソップはこの時、ルフィと出会い海賊になる事を決めました。そんなウソップに、カヤは「ゴーイングメリー号」と言う船をプレゼントし、ウソップの船出を祝福しました。

故郷シロップ村にカヤを残し、大海原を冒険しているウソップですが、カヤとウソップは結婚するのでは？と言う噂があります。資産家の娘であるカヤと、嘘つきで臆病なウソップが結婚と言う夢物語の真相をご紹介します。

旅立ったウソップを今も故郷のシロップ村で待ち続けているカヤですが、彼女には夢があります。それは「医者になってウソップの傷を治してあげる」と言うものです。遠い海の上で危険な戦いの中にいるウソップを想い、ウソップがいつ傷ついて帰って来ても治す事が出来る様にと医学の勉強をして待っています。

ウソップを想い、カヤは真っ直ぐに夢に向かっています。また、麦わらの一味として頭角を現し、懸賞金が跳ね上がっているウソップの噂はシロップ村にも届いており、カヤを始めかつての「ウソップ海賊団」のメンバーもウソップの活躍を喜んでいます。遠く離れた今でもカヤと、ウソップは強い絆で結ばれている事は明らかとなっています。

カヤを元気付ける為に嘘の冒険談を話しに屋敷へ通った健気なウソップは、カヤの命が狙われた時にその身を呈して守ろうとしました。ウソップのカヤに対する気持ちは、それ程の想いでした。そんなウソップの気持ちに心打たれ、カヤもウソップを想う様になりました。そこまで想い合っている二人だからこそ、読者の間で「ウソップとカヤは結婚する」という噂は確かなものとなっています。

嘘をつくキャラクターとしてウソップは描かれています。その嘘は『伝説のモグラを見た』『莫大な懸賞金がかかっている』等、一見信じ難い嘘ばかりですが、実はそんなウソップの嘘が現実になっているのをご存知でしょうか？次は、そんな”現実”になっていたウソップの”嘘”を紹介していきます。

故郷シロップ村で、ウソップは「海賊が攻めて来た」とよく嘘をついていました。実はこれは、病気で伏せている自身の母を元気付ける為に、海賊である父の海賊船が帰って来たと嘘をついたことから始まっています。そんなウソップの優しさから始まった嘘でしたが、この嘘はカヤの命を狙う海賊が攻めて来た事で”現実”になっています。

病気がちで元気のないカヤを笑わせる為にウソップは、「巨大金魚のフンに上陸した」と嘘をつきます。有り得ない様なユーモアのある話にカヤは思わず笑ってしまいますが、実はこの嘘も”現実”のエピソードとして再登場します。

巨人族の島リトルガーデンで巨人のドリーとブロギーが”島食い”と呼ばれる巨大金魚の話をします。そして、フンへ上陸してしまったと話します。それは紛れもなく、ウソップが話したエピソードそのものでした。

巨大金魚の嘘の中で、ウソップは「巨大金魚を小人にあげた」と話します。小人なので巨大金魚は食べきれなかったと言うユーモアの嘘でしたが、実はこの嘘も”現実”として再登場します。小人のトンタッタ族と会った際、闘魚と言う魚が大きいので数ヶ月かけても食べきれないと話します。この闘魚と言う魚は、巨大な金魚の仲間と言う事で、ウソップのついた嘘に出てくる「巨大金魚」ではないかと言われています。

カヤの屋敷に忍び込んだ時に執事のクラハドールに見つかり、ついた嘘です。思わず口を突いて出た「伝説のモグラ」と言う嘘ですが、このモグラも再登場しています。一部では、アラバスタで交戦したモグモグの実の能力者であるミス・メリークリスマスがモグラである事から「伝説のモグラ」ではないかと言われていました。しかし、彼女は悪魔の実の能力者であり、「伝説のモグラ」とは言えません。

空島編で描かれていた扉絵連載に登場する「伝説の土番長」と言うキャラクターがモグラになっています。”伝説の”モグラである事から、ウソップの話していた「伝説のモグラ」の表しているモグラは、”伝説の土番長”ではないかと言われています。

ウソップがよくついていた嘘の一つとして、「懸賞金が3000万ベリー」と言うものがあります。かつては、ウソップは臆病者で戦いになると身を隠してしまう等、懸賞金とは無縁のキャラクターでした。

しかし、エニエス・ロビー編後にウソップは「そげキング」と言う変装した姿で懸賞首になります。そして、その懸賞額は「3000万ベリー」とウソップのついていた嘘が”現実”となりました。現在ではウソップの懸賞額はさらに跳ね上がり、”ゴッド”ウソップとして2億ベリーになっています。

ウソップの有名な嘘の一つである、「8000人の部下がいる」という嘘ですが、これも”現実”に近付いています。ドレスローザで戦いに大きな貢献をした事で、”ゴッドウソップ”として多くの人々に崇められる存在となりました。現在ではルフィ海賊団の傘下は5600人程となっている為、ウソップの嘘である”8000人”に届く日も遠くはないと言われています。

ウソップと言えば、かつてルフィと決闘をし、麦わらの一味を離れた事があります。その際には「そげキング」として変装して現れ、戦いに貢献し、再び麦わらの一味に戻る事になりました。そんなウソップに脱退するのでは？と言う噂が再び浮上しています。

ワンピースの中で欠かせないキーワードとなっている「Dの意思」と言うものをご存知でしょうか？「Dの意思」自体は謎とされていますが、ワンピースの登場キャラクターには”D”のミドルネームを持つ者が複数登場してます。主人公であるルフィもその一人です。現在読者の間で、「Dの意思」は「Dの一族が住んでいた巨大な王国の目指していた多様性」「多種族が平和に暮らす事が出来る世界の再構築」ではないかと言われています。

もし本当に「Dの意思」の意味が多様性にあるとしたら、ルフィの船はその世界の縮図ではないかと噂されています。ルフィの船には多種多様のキャラクターが在籍します。人間のゾロ、ナミ、ウソップ、元王族のサンジ、オハラの生き残りのロビン、獣人のチョッパー、骨人間のブルック、サイボーグのフランキーと個性豊かなメンバーです。

この中で、”人間”とされているのはゾロ、ナミ、ウソップですが、ナミは最近では”月の民の子孫”では？との憶測があるそうです。ナミが月の民という事になると、純粋に人間なのはゾロとウソップだけという事になります。

麦わらの一味にはそれぞれ夢や目標があります。ルフィは「海賊王になる」、ゾロは「世界一の剣豪になる」、ナミは「世界地図を描く」、サンジは「オールブルーを見つける」等です。一味の夢は、「ルフィが海賊王になる」事に関係しているのが分かります。そんな中ウソップは「勇敢な海の戦士になる」と夢を語っています。「勇敢な戦士」と言う夢が、直接的にルフィの夢に関係していないのではないかと言われています。

「キャプテン・ウソップ」と、よくウソップは名乗っています。一端の船員であるウソップがつく嘘なのですが、数々の嘘が”現実”となっている今、ウソップが”キャプテン”を名乗る日が来るのではないかと言われています。キャプテンと言うことは、船長であるルフィの元を離れ、ウソップ自身が船長として旗揚げする未来が来るのではないかと憶測されています。

ウソップとカヤの幸せを願う読者の方は多いです。ウソップがかつてカヤを笑わせる為についていた嘘は、様々な冒険や戦いを経て現実のものとなっています。ウソップの”本当”の冒険談を聴きながら幸せそうなカヤを想像すると、幸せな気持ちになるそうです。

こちらはウソップとカヤの再会を想像している方です。グランドラインで突然カヤが医者としてウソップの前に現れるというものと、何十年も経ってからルフィ海賊団を解散して故郷に帰ってくるウソップと待ち続けていたカヤとの再会というものです。どちらもドラマチックで、素敵な展開となっています。長い間離れ離れのウソップとカヤの再会を想像している読者の方も少なくありません。

臆病で嘘つきだけど、心優しく勇敢なウソップと、そんなウソップの為に医学の道へ進んだカヤは絶対にいい夫婦になると感じている読者も多くいます。今やウソップは2億ベリーの立派な懸賞首となって、勇敢な海の戦士としての道を歩んでいます。「嘘よりずっと嘘のような冒険譚を聞かせる」とカヤに約束しているウソップは立派な戦士となってカヤの元へ戻ると読者は皆願っています。

ウソップとカヤと言う身分違いの「ロミオとジュリエット」の様な恋は現在も遠距離ながら続いています。昔は麦わらの一味の中で一際頼りなく弱かったウソップですが、激闘、死闘を繰り抜けて懸賞金2億ベリーの立派な海賊へと成長しました。カヤに聞かせる為の冒険談も嘘の様な話が”現実”となってウソップの前に次々と現れました。誰も信じていなかったウソップの嘘は、ウソップ自身の手で”本当”のものへと塗り替えられています。

ドフラミンゴの陥落に貢献したとして、ゴッド・ウソップの懸賞金は跳ね上がりました。当初、ドフラミンゴから「5億ベリー」の懸賞金をかけられていましたが、公式で2億ベリーと発表されました。ドフラミンゴに「5億ベリー」と言わせた事から、ウソップの実力はかなりのものと評価されています。

故郷で待つカヤの元へ、勇敢な海の戦士になったウソップが帰って来て、約束していた「嘘の様な冒険譚」を聞かせてくれる未来は遠くないのではないでしょうか。今後の二人の進展から目が離せません。