【コナン】本堂瑛海（水無怜奈）の正体はCIA？キールとしての顔や弟との関係は？

この記事では、名探偵コナンに登場する本堂瑛海（水無怜奈）の正体について紹介していきます！それでは早速本堂瑛海（水無怜奈）の表の顔から、正体に至るまでを見ていきましょう。

まずは、本堂瑛海の表の顔について紹介していきます。本堂瑛海の表の顔は日売テレビの人気の女性アナウンサーであり、「水無怜奈」という名前で活動していました。「水無怜奈」という名前はあくまで偽名であり、本名は本堂瑛海です。また、本堂瑛海には本堂瑛祐という弟もいます。ちなみに、水無怜奈の名前の由来はイギリスの小説家イアン＝フレミングの小説の主役で、ジェームズ・ボンドのコードネーム「007」だそうです。

次に、本堂瑛海（水無怜奈）の正体について紹介していきます。本堂瑛海の正体は、CIAの諜報員です。本堂瑛海は、CIAの諜報員として黒の組織に潜入しています。黒の組織では「キール」というコードネームで活動しています。

また、実は本堂瑛海だけでなく本堂瑛海の父親も、CIAの諜報員として黒の組織に潜入していました。本堂瑛海は以前ジンや組織のボスから尋問されたことがあり、その際に裏切り者を無残に殺害したことから信頼を勝ち取りました。実は、この時に殺害されたのは本堂瑛海の父・イーサン本堂だったのです。しかし、実際に殺害したのは本堂瑛海ではありません。

瑛海と任務遂行を守るため、イーサン・本堂自ら瑛海に殺されたかのように偽装して拳銃自殺を図ったのです。それが功を奏し、本堂瑛海は黒の組織の上層部に認められるようになりました。父の死に少なからずショックを受けていた本堂瑛海ですが、「いかなる場合もCIAの任務を優先する」という信念を胸に、父の死を無駄にしないためにも黒の組織で諜報員を続けているようです。

しかしながら、本堂瑛海（水無怜奈）には弱点もあります。本堂瑛海の弱点は、「諜報員として心構え」です。優秀な彼女ですが諜報員としての意識が足りない部分もあり、CIAの組織の常套句をジンの前で口にしてしまうという致命的なミスを犯してしまいます。そして、本堂瑛海に疑いの目が向いてしまい、間接的に父の死の原因にもなったようです。

前項では本堂瑛海のCIA諜報員としての顔を紹介してきましたが、ここからは黒の組織のキールとしての顔を紹介していきます。キールは、実の父イーサン・本堂の死をバネにして黒の組織では優秀な工作員としての地位を築いていきます。キールは黒の組織では、その立場を利用してターゲットに近づき暗殺のサポートなどを行っているようです。

また、本堂瑛海（キール）は赤井秀一の暗殺の実行犯でもあります。キールは一度裏切り者の疑いがかけられていたため、赤井秀一の暗殺の実行犯として抜擢されます。キールは黒の組織の命令通り赤井秀一を来葉峠に呼び出し、胸に向かって一発銃弾を撃ちこみます。

そして、そこで終わろうとしたキールでしたが、電話でジンに命令され、赤井秀一の頭も打ち抜きます。その際に、赤井秀一は観念したのか「まさかここまでとはな…」とセリフ（上記の画像参照）も残しています。その後、赤井秀一の遺体を乗っていた車ごと燃やし、本堂瑛海（キール）は赤井秀一暗殺の任務を遂行したのでした。

このように本堂瑛海（キール）が赤井秀一を暗殺し、遺体が発見された赤井秀一。誰もが赤井秀一は死んだと信じていましたが、実は赤井秀一は死んでいませんでした。実は、この一連の赤井秀一の死はコナンと赤井秀一の策略だったのです。そのトリックの肝となるのは、「指紋」です。赤井秀一の死が警察によって断定されたのは、車の中の焼死体の指紋と赤井秀一の指紋が一致したからです。

しかし、赤井秀一の指紋だとされていたものはコナンの携帯についていたものであり、実はこの指紋は赤井秀一の指紋ではありませんでした。他のFBI捜査官の前でコナンの携帯を触った赤井秀一は、指先にコーティング加工をしており、指紋がコナンの携帯につくことはありませんでした。では、このコナンの携帯についていた指紋は一体誰のものだったのでしょうか？

コナンの携帯についていた指紋は、コナンが病室を訪ねてわざとつけさせていた楠田陸道の指紋だったのです。そのため、拳銃自殺した楠田陸道の遺体を赤井秀一の死体であると見せかけることに成功していたのです。また、この一連のトリックについては本堂瑛海（キール）の協力も必要不可欠になるため、彼女ももちろんこのことを知っていました。

だからこそ、赤井秀一の「まさかここまでとはな…」というセリフには別の意味があったと判明します。このセリフの意味は、「まさかここまで（コナンが読んでいた）とはな…」という意味だといわれています。また、死んだことになっている赤井秀一はその後「沖矢昴」として工藤邸で生活しています。一方、本堂瑛海はキールとして黒の組織に現在も潜入し情報を流しているようです。

ここからは、本堂瑛海の弟について紹介していきます。本堂瑛海には、「本堂瑛祐」という実の弟がいます。本堂瑛海の弟・本堂瑛祐は蘭たちが通う帝丹高校に転校してきた男子生徒です。おっちょこちょいでドジな性格が特徴ですが、意外にもかなりのキレ者でコナンに対して疑いの眼差しを向けていました。また、本堂瑛祐が米花町にやってきた理由は、失踪した姉の本堂瑛海を探すためでした。

本堂瑛海の弟・本堂瑛祐は独自の調査により、失踪した姉・本堂瑛海とアナウンサーの水無怜奈に何か繋がりがあるのではないかと突き止めます。しかし、コナンとの捜査により水無怜奈と本堂瑛海の血液型が違うことが判明します。よって二人は同一人物ではないと考えられましたが、本堂瑛祐は何か裏があるのではないかと調査を続けていました。

そして本堂瑛祐は独自の調査により、FBIの追跡で事故に遭い秘密裏に米花中央病院にて保護されていた水無怜奈の居場所を突き止めることに成功します。こうして、弟の本堂瑛祐は姉との再会を果たしたのでした。

ここからは水無怜奈と本堂瑛海の血液型の謎についてネタバレ紹介していきます。当初本堂瑛海はO型、水無怜奈はAB型だといわれていました。その理由は、O型の本堂瑛祐が以前事故に遭ったときに姉が輸血してくれたからです。AB型からO型に輸血することは不可能ですので、本堂瑛海はO型だといわれていました。

しかし、ここに大きな見落としがありました。実は、本堂瑛祐は白血病の治療で本堂瑛海から骨髄移植を受けていたため、血液型がO型からAB型に変わっていたのです。つまり、本堂瑛祐が自分の血液型を間違えていたため、自分に輸血できた本堂瑛海の血液型はO型だと勘違いしていたというのが血液型の謎の真相だったのです。そのため本堂瑛祐の血液型はAB型で、本堂瑛海もまたAB型だというのが一連の血液型の真相になります。

ここからは、本堂瑛海（水無怜奈）の名探偵コナンでの登場回の中で、黒の組織に関わる重要な回を紹介していきます。本堂瑛海について知るために、この2つの登場回と映画は必見です！

最初に紹介する登場回は、「ブラックインパクト！組織の手が届く瞬間（原作48・49巻、アニメ425話）」です。この登場回では、コナンたちとキールが初めて接触することになります。そして、水無怜奈の正体がキールだと判明します。FBIと計画を阻止するために奔走するコナンですが、発信機の存在が黒の組織にバレてしまうというハラハラドキドキの展開が話題になっています。

次に紹介する登場回は、「赤と黒のクラッシュ（原作57～59巻、アニメ495話～504話）」です。コナンでも人気の長編シリーズであり、水無怜奈ことキールもその後の物語の鍵を握る重要な役割を果たします。手に汗握るコナンや赤井秀一たちFBIと黒の組織の頭脳戦が話題になりました。この登場回は後に判明する様々な伏線が張り巡らされているため、必見です！

最後に紹介する登場回は、名探偵コナン劇場版純黒の悪夢（ナイトメア）です。純黒の悪夢（ナイトメア）は、水無怜奈ことキールがメインの映画ではありませんが、映画の重要なシーンで安室透とともに登場します。CIA諜報員という正体がバレてしまったのではないかと、話題になりました。

ここからは、本堂瑛海の声優・三石琴乃さんについて紹介していきます。まずは、三石琴乃さんのプロフィールや経歴について簡単に紹介していきます。

三石琴乃さんのプロフィールについて紹介していきます。三石琴乃さんは1967年12月8日生まれで、東京都出身の大人気声優です。身長は160cm、血液型はA型です。2019年現在はフリーの声優のようです。

次に、三石琴乃さんの経歴について紹介していきます。三石琴乃さんは千葉県立柏南高等学校卒業後、勝田声優学院に入学します。元々は保育士を目指していた三石琴乃さんですが、高校生だった頃の80年代では少子化が問題視されており、資格を取得しても就職は厳しいと聞かされます。そして、進路について考え直した時に当時よくラジオドラマを聞いていたことが声優になるきっかけになったようです。

声優になる前は、池袋にある高層ビル「サンシャイン60」のエレベーターガールでアルバイトをしながら勉強を続け、その後東京都庁に就職していたことがあるようです。最初から声優として働きだす人が多い中で、OLという経験のある三石琴乃さんは珍しいパターンなのかもしれません。

そんな三石琴乃さんの代表作・代表キャラは「美少女戦士セーラームーンシリーズ」の主人公・月野うさぎ（セーラームーン）役です。1992年から放送されていた「美少女戦士セーラームーン」で初代月野うさぎを演じ、2014年から放送された美少女戦士セーラームーンCrystalでも主人公・月野うさぎ（セーラームーン）役を当時と変わらない声で演じたことで話題になりました。

また、三石琴乃さんはセーラームーン以外にも多くの人気キャラを演じています。以下は、その一部になりますのでぜひ参考にしてみてください。

• 剣勇伝説YAIBA（峰さやか）
• 新世紀エヴァンゲリオン（葛城ミサト）
• 機動戦士ガンダムSEED（マリュー・ラミアス他）
• ドラえもん（テレビ朝日版第2期）（野比玉子他）
• コケッコーさん（コケッコーさん）
• スイートプリキュア♪（ハミィ）
• ポプテピピック（ピピ美〈第12話Aパート〉）
• ゾンビランドサガ（山田たえ）

最後に、本堂瑛海（水無怜奈）に関する感想や評価を紹介していきます。上記の感想は、本堂瑛海と弟の本堂瑛祐に同じ漢字が入っていることに関して、姉弟の父親が自ら自殺したことや母親のことを思い泣けるという感想を抱いているようです。上記の感想だけでなく、姉弟の父親のエピソードに関して泣けるという感想が多くみられました。

また上記の感想のように、本堂瑛海、キール、水無怜奈という三つの顔を持つ元祖トリプルフェイスを応援している感想も多くみられました。同じようにトリプルフェイスを持っている安室透は大人気ですが、意外と本堂瑛海の正体やトリプルフェイスであることは触れられることが少ないようです。

また、上記の感想のように本堂瑛海の声優が三石琴乃さんだということを初めて知り驚いたという感想も多くみられました。三石琴乃さんといえばセーラームーン役であるため、そのイメージが強く真逆のキャラを演じていることが凄いという感想もありました。

この記事では本堂瑛海（水無怜奈）の正体について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？本堂瑛海（水無怜奈）の正体はCIA諜報員であり、黒の組織に現在もキールとして潜入しています。そのため、今後も本堂瑛海の活躍が期待されています。それでは、これからも本堂瑛海を応援していきましょう！