ONE PIECE932話のネタバレあらすじと感想！小紫は悪女ではなかった？

「海賊王にオレはなる！」でお馴染みの、日本を代表する漫画「ONE PIECE（ワンピース）」。ワノ国編に突入した「ONE PIECE」ですが、今回は932のあらすじや感想をネタバレでご紹介いたします！「ONE PIECE」のあらすじ以外にもさらに、小紫やオロチに関する、キャラクター情報も併せて迫っていきます。それではまずはじめに漫画「ONE PIECE」の作品情報と、「ONE PIECE」931話の内容をネタバレでおさらいしていきます。

1997年から週刊少年ジャンプで連載を開始した、尾田栄一郎による漫画「ONE PIECE（ワンピース）」。海賊王になることを夢見た少年、モンキー・Ｄ・ルフィを主人公とした夢と冒険、そして仲間たちの絆を描いた海洋冒険ロマンストーリーです。「ONE PIECE」は長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴で、その人気は国内だけに留まらず海外での人気も高く42以上の国と地域で販売されています。

｢最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定された「ONE PIECE」ですが、他にも2006年に「日本のメディア芸術100選」マンガ部門受賞、第41回「日本漫画家協会賞」大賞受賞。さらに歌舞伎と「ONE PIECE」を融合したスーパー歌舞伎II（セカンド）「ワンピース」は第70回文化庁芸術祭賞を受賞するなど、数々のメディアで受賞に輝く日本を代表する漫画と言われ幅広い世代に愛されているようです。

「ONE PIECE」932話のあらすじネタバレをご紹介する前に、931話のあらすじを簡単にご紹介いたします。舞台は“花の都”…「科学の力には頼りたくない」と言っていたサンジですが、“プライド捨てれば救える命もあるかもしれない”と気持ちの変化が生まれレイドスーツを着用。レイドスーツ姿に変身したサンジはステルス・ブラックとなるも、おそばマスクと改名して名乗ります。そして透明化の能力によって、ページワンを圧倒するのでした。

一方オロチ城で“ポーネグリフ”の手がかりを探していたロビンが、ワノ国将軍直属忍者部隊「オロチお庭番衆」に見張られていたのでした。そしてその頃“九里ヶ浜”ではチョパえもん、モモの助、お玉、お菊が海岸に向かって散歩していました。すると海岸にはなんと、“ビッグマム”が倒れていたのでした。しかしビッグマムは「おれは…誰だい？」と問い、記憶を失っていることが「ONE PIECE」931話で判明しました。

【ONE PIECE931話のポイント】

• サン五郎（サンジ）が変身してステルス・ブラックに
• サンジの透明人間の夢はジェルマの科学で果たされた
• オロチ城に侵入中のロビンはオロチお庭番衆に見つかる
• ビッグマム再登場するも、記憶喪失の状態

ここまで尾田栄一郎による大人気漫画「ONE PIECE」の、作品情報と931話の簡単なあらすじをネタバレでご紹介いたしました。ここからは「ONE PIECE」932話“将軍と花魁”の、あらすじをネタバレでご紹介していきます！小紫は一体何者なのか、オロチお庭番衆に見つかったロビンの運命はどうなるのでしょうか？ここから先は932話のネタバレを含みますので、ネタバレを見たくないという方はご注意ください。

芸者としてオロチ城に潜入したロビン…しかしワノ国将軍直属忍者部隊「オロチお庭番衆」である11人もの敵に見つかってしまったのでした。危機的な状況に陥ってしまったロビンは、隊長の“福（ふく）ロクジュ”に「何者で何をしていたのか」という質問に1度だけ答えるように言われました。さらに“福ロクジュ”は「正直に話せば苦しまず瞬殺してやる」「さもなければ辛い拷問が待っている」とロビンに言ったのでした。

「花の都のお金の流れを調べに来たの」と答えたロビン。「気の利いた答えだ」と言った福ロクジュは、ロビンを捕えるように言いました。首に縄が縛られ、さらに身体に手裏剣が刺されたロビン…しかし捕えられたロビンは、ハナハナの能力で作った分身だったのでした。急いでこの場を後にしたロビンはナミ・しのぶ・ブルックにバレてしまったことを電伝虫で報告し、「木の葉を隠すなら森の中」と宴の場に戻っていったのでした。

オロチ城で三味線を奏でる小紫。美しい小紫の演奏と、彼女の美貌を男たちは賛嘆します。そして遊郭から出てきた狂死郎がカイドウの「飛び六砲」をかり出した話題を持ちかけると、オロチが「その通りじゃ狂死郎！」と言って男たちの会話に交ざりました。さらにオロチは部下たちが揃ったついでに「今年は光月おでんが死んで20年」「妻トキが言い残した復讐の年であり、おでんの意志は生きている」と語ったのでした。

部下達は「またか」と呆れ顔で聞くも、オロチは話を続けます。「おでんの息子であるモモの助が生きており、モモの助の死体も上がっていない」「奴らは光月家の復興を狙っている」とオロチが語ると、部下達は「とんだ妄想だ」と笑いを堪えます。具体的に伝説を信じているオロチに対し狂死郎は「錦えもんや赤鞘の侍達に出くわすならば斬ってみせる」と言い、そんな頼もしいセリフを言った狂死郎にオロチは「心強いぞ」と言ったのでした。

部下達が笑いを堪える中、笑い上戸なおトコが大声で笑い「殿様がみんなにバカにされている」と言いました。怒ったオロチがおトコを斬ろうとしたその時…小紫が「やめなんし！」「まだ幼子でありんす」と止めに入りました。しかしオロチ手を止めずおトコを斬りつけ、他の遊女がおトコを抱きかかえて逃げようとしました。男たちも止める様子を見せないその時、オロチに小紫が平手打ちをしたのでした。

土下座をして謝るよう言われた小紫ですが、「イヤでありんす」「我が正しきと思わば一歩も譲る必要はなし」と言います。その小紫の態度にオロチはますます怒り「将軍の妻にしてやろうと思ったのに」と言いますが、さらに小紫は「どうぞ切り捨てなさいまし」「わちきは武士の娘、無様に生きはしない！」と言います。怒りを抑えきれないオロチは「遊女風情が生意気に武士を語るな」と言い、“ヤマタノオロチ”のような姿に変身したのでした。

これまでワノ国編に突入した「ONE PIECE」932話の、あらすじをネタバレでご紹介いたしました！小紫の言葉によってヤマタノオロチに変化してしまったオロチ…「ONE PIECE」932話の続きは一体どのような展開を迎えるのでしょうか？それではここから、「ONE PIECE」932話に登場した小紫についてネタバレで考察していきます。小紫の正体、狐面を付ける理由などたっぷりとご紹介いたします。

将軍オロチが、「光月家復讐説」を語り始めた「ONE PIECE」第932話。その際にオロチが「だが息子”モモの助”が生きておる」というセリフを言います。そのセリフが発せられたコマを見てみると、小紫が「…」と反応を示しています。モモの助は20年前に死んだとされている為、彼の存在を知っている人は少ないと考えられています。それにも関わらず反応を見せた小紫に読者は、「小紫は光月家と関係がある人物？」と考察されているようです。

強烈なビンタをかましたオロチに対し、小紫は続けて「わちきは”武士の娘”！無様に生きはしない！」と言います。ワノ国に「武士の一族」は多くいると考えられているようですが、中でも「小紫の父親」に関する考察で一番多いのが“光月おでんが小紫の父親ではないか”という説です。ワノ国の元将軍“光月スキヤキ”の息子である“光月おでん”、その勇ましさがオロチにも立ち向かう心持つ小紫に遺伝しているのかもしれません。

さらに「ONE PIECE」932話の次、933話では小紫が狂死郎に斬られたるシーンがあり、その際彼女が決戦の日を示す「図案」を手に持っていました。決戦の日の集合場所が“「火祭り」の日、夕刻「酉二つ」に「刃武港」に集まる”という事を示しているこの「図案」は錦えもんが、同志を集めるために配らせたものです。小紫にこの「図案」が配られていたことから、「小紫は錦えもんの仲間で、光月家側の人間」だと考えられているようです。

「ONE PIECE」932話～933話の考察によって、小紫が「光月家と関係のある人物」ということが予想されています。光月家側の人間であり、「武士の娘」であり、20年前に死んだはずの”モモの助”を知っている人物ですが、これらの条件全てに当てはまる人物がたった1人だけ存在します。その人物とは、モモの助の実の妹”光月日和”です。これらの理由から、小紫はモモの助の妹”日和”ではないかと考察されているようです。

ONE PIECE第928話「花魁小紫登場」のラストでは、モモの助は妹について「母の死を見た者はいても、日和が死んだとは誰からも聞いておらぬ」と語っています。さらに「そう、妹がおる…！生きておれば”26のとし”」とも言っていて、小紫の容姿と年齢が丁度合っているのではないかと考えられているようです。さらに小紫が初登場した回で”日和”の話がされているという事も、2人が同一人物という伏線だと考えられているようです。

三味線を演奏する時に、狐面を付けている小紫。ではその狐面を付ける理由とは何なのでしょうか？小紫の正体がモモの助の妹「光月日和」であることを考えると、彼女は父親「光月おでん」が処刑される前から三味線の練習をしており、家族と一緒にいた頃の「思い出の曲」を演奏していると考えられます。その為、狐面の裏側では涙を流しているのではないかと言われていて、“涙を隠す為に狐面をしている”と考えられているようです。

これまでワノ国編に突入した「ONE PIECE」932話のあらすじ、さらに小紫の正体について考察していきました。「ONE PIECE」932話～933話の内容から、小紫は光月おでんの娘でモモの助の妹「日和」ではないかと考察されているようです。それではここから「ONE PIECE」932話のオロチについて考察していきます。オロチが開国したくない理由や悪魔の実の能力について、「ONE PIECE」932話のオロチについてじっくりと迫っていきます！

このワノ国を統治している将軍「黒炭オロチ」。圧倒的な存在感を誇るカイドウの影に隠れるように、素性が不明だったオロチですが「ONE PIECE」932話までオロチの詳細が少しずつ判明していきました。花の都の「オロチ城」を根城にしている黒炭オロチは、ワノ国の将軍。名前の読み方は「くろずみ」であり、「くろすみ」ではないようです。台所の“黒ずみ”など良いイメージではない「くろずみ」という名前は敢えてなのかもしれません。

「ワノ国の将軍」という肩書をもつ、黒炭オロチ。将軍という肩書のため一般的に軍隊のトップというイメージが想起されますが、現在の「総理大臣」のような位置づけとなっているようです。しかし「総理大臣」といっても、典型的な“悪代官さま”キャラクターであるオロチ。直属の部下には狂死郎といったキャラクターがいて、小紫などの芸者を集めて日夜どんちゃん騒ぎしているようです。

ONE PIECE作中で以前から鎖国国家だったワノ国ですが、光月おでんは開国を目論んでいました。しかし黒炭オロチはカイドウと共に軍事クーデターを起こし、開国しようとした光月おでんを止めようとします。では何故開国を止めたのかというと、もちろん黒炭オロチにとって“開国されると困ることがある”ということです。この背景にあるのが「ワノ国と海軍との武器取引」であると考えられているようです。

ポーネグリフを製造できる光月家の技術力を武器製造に転用し、黒炭オロチは海楼石などワノ国産の武器の密輸出入を行っていると考えられているようです。鎖国国家にも関わらず、黒炭オロチが「西洋風の王冠」らしき物を被っていることからも、彼自身は自由に外国文化に触れている事を物語っていると考察されているようです。また鎖国国家と密輸入…これらの問題が今後どのような展開を見せるのか注目が集まっているようです。

光月トキの予言に怯えている姿を見せた為、当初は「黒炭オロチの強さはイマイチ」と考察されていたようですが、悪魔の実の能力者という事が判明してから「オロチは強いのかもしれない…」と言われるように。そのオロチの悪魔の実は「ヘビヘビの実（モデル：ヤマタノオロチ）」であることが判明。ONE PIECE932話のラストでヤマタノオロチに変身したオロチですが、どれほどの強さを持っているのか展開に期待されているようです。

これまで「ONE PIECE」932話のあらすじ、さらに小紫とオロチの正体についてご紹介いたしました！ますます過熱していくワノ国編、今後の展開に注目が集まっているようです。それではここから、「ONE PIECE」932話の見どころをご紹介いたします。小紫やオロチなど様々なキャラクターたちが登場する「ONE PIECE」ですが、「ONE PIECE」932話はどのようなシーンやキャラクターが見どころとなっているのでしょうか？

「ONE PIECE」932話の見どころの一つは、なんと言っても小紫の可愛さだという声が多く上がっているようです。「ONE PIECE」のこれまで登場した多くの女性キャラクターの中でも、上位に入る可愛さだと言われているようです。また「貧乏人は嫌いでありんす」など「ONE PIECE」932話で所々悪女のようなセリフを発していますが、そのような小紫の姿も「小悪魔で可愛い」「可愛いからどんな言葉も許せてしまう」と評判のようです。

これまで「ONE PIECE」の悪役は“心が弱く、頭も悪い”キャラクターが多かったようですが、今回「ONE PIECE」932話では“心は弱く、頭が良い”一面を見せたオロチも見どころのようです。部下たちが心の中で笑っている中、オロチは“よそ者が紛れ込んでいること”、“モモの助が生きていて、復興を狙っていること”など次々と推理しては的中させています。一見頭が悪そうに見えるオロチですが、国を治めるトップとしての分析力は確かのようです。

「ワンピで一番可愛いの小紫だな」という感想や、「今までの女性キャラクターの中で一番好き。」といった小紫の魅力を語る感想がツイッターに多くありました。「少女漫画に出てきそうな位可愛い」といった口コミもあるほどに小紫は読者を魅了しているようです。可愛すぎて小悪魔な性格も許してしまうといった感想もありました。今まで多数の女性キャラクターがワンピースに登場しましたが中でも小紫は非常に人気があるようです。

「ワンピのオロチ、有能なんじゃないかな？」といったオロチを評価する口コミや感想がツイッターに多数ありました。一見賢くはなさそうなキャラが実は聡明だったというギャップがオロチの魅力となっているようです。「未来の事を見据える頭は持っている」という感想もあり、さらに「推理していることほぼ当たってるじゃん」という感想などがありました。実はオロチは聡明だったということが読者の間で話題になっているようです。

「ワノ国編面白すぎませんか？」といった感想がありました。「ワノ国編盛り上がってきた！」「展開が面白すぎる」などの感想もあり、非常に話題になっているようです。ワノ国に突入して今までの伏線や布石が少しづつ回収されていきます。ワンピースは伏線や布石が張り巡らされており、それを読者が考察する面白さも人気の理由のひとつになっています。ワノ国編も盛り上がりをみせており、ますます面白い展開になっています。

今回は大人気漫画「ONE PIECE」の、あらすじと感想をネタバレでご紹介いたしました！ワノ国に突入した「ONE PIECE」ですが、932話では小紫の可愛らしさやたくましさ、そしてオロチの頭の良さが見所となっているようです。小紫の正体がモモの助の妹だと考察されているようですが、その真相はいつ明らかになるのでしょう？「ONE PIECE」932話、気になった方は是非お手にとってみてはいかがでしょうか？