【進撃の巨人】リヴァイ兵長に死亡説の根拠と真相は？噂の理由を徹底考察

進撃の巨人に登場する人気キャラクター・リヴァイ兵長の死亡説の根拠と理由を考察する前に、進撃の巨人の作品情報をご紹介します。進撃の巨人とは、漫画家諌山創による漫画作品で、講談社の別冊少年マガジンにて連載されています。週刊少年マガジンでも二度読み切り作品として掲載されましたが、その衝撃的な舞台設定や絶望的な展開の連続で、掲載当初から読者に強烈なインパクトを残しました。

2009年より連載を開始した進撃の巨人は、現在も連載中です。アニメ化や実写映画化なども果たし、メディア展開も盛んな人気コンテンツとなっています。進撃の巨人の世界では、巨大な身体を持ち人間を捕食する『巨人』が闊歩しており、人々は巨人から逃れるために壁を築いてその中に逃げ込んでいます。そんな中、主人公エレンは壁の外の世界を見たいという夢を持ち、調査兵団に所属する事になります。

ここでご紹介するリヴァイ兵長は、壁外調査を行い時には巨人と交戦する調査兵団の兵長です。進撃の巨人では、人間を捕食する巨人が戦いの相手のため、重要なキャラクターでもあっけなく死んでしまいます。登場キャラクターがあっけなく死んでしまうのが進撃の巨人の特色とも言えるのですが、そんな物語の中でリヴァイ兵長の死亡説も囁かれています。ここでは、リヴァイ兵長死亡説の真相に迫っていきます。

まず、リヴァイ兵長のプロフィールをご紹介します。リヴァイ兵長は身長160㎝、体重65㎏、少し小柄に感じる体型をしていますが、その戦闘能力はずば抜けており、一個旅団に匹敵すると言われています。人類最強の英雄とも評されており、調査兵団の兵長として常に死線に立ち続けている戦士です。その性格は粗暴で毒舌、不愛想な態度やきつい物言いをしていますが、ここぞという時には仲間を救っている尊敬される人物です。

リヴァイ兵長は叔父であるケニー・アッカーマンに養育されていました。戦闘狂でクズな叔父に育てられていたため、地下街で窃盗団を率いて生き抜いていたという過去も持っています。ケニーの姓はアッカーマンで、ミカサと同じアッカーマンの一族であったという事が後に判明しています。ケニー・アッカーマンとは確執がありましたが、ケニーとの最期のやり取りで解消されています。

リヴァイ兵長は12月25日生まれです。クリスマスの日という事になりますが、進撃の巨人の世界観ではクリスマスは存在していませんから、本編のストーリーには無関係となっています。しかし、絶大な人気誇っているリヴァイ兵長なので、ファンが開催する生誕祭は大いに盛り上がりを見せています。

進撃の巨人作中では、リヴァイ兵長の年齢は明かされていません。人気キャラクターなのでリヴァイ兵長の年齢は気になるというファンは多いのですが、身長・体重といったプロフィールは公開されていても年齢は不詳となっています。リヴァイ兵長の年齢については、サイン会で作者諌山創は「30よりは上」と発言しており、意外と高い年齢だったという事が明らかになりました。

30よりは上という事しか明らかになっていないリヴァイ兵長の年齢。しかし、リヴァイ兵長の年齢がはっきりと明かされないのには理由があります。作者諌山創によればリヴァイ兵長の年齢をはっきり明かしてしまうと、この後の展開に関わってしまうからとの事。リヴァイ兵長の年齢については、リヴァイ兵長が主人公として描かれているスピンオフ『悔いなき選択』でも考察されています。

リヴァイ兵長はとても人気のあるキャラクターです。鋭い眼光に粗暴な性格など、ファンの心をつかむ要素がたくさんありますが、中でもそのルックスが人気を集めています。リヴァイ兵長は個性的なヘアースタイルをしている事でも注目を集めました。リヴァイ兵長の髪型は『ツーブロック』や『テクノカット』と呼ばれるスタイルで、日本ではバブル期に流行していました。

リヴァイ兵長の髪型は、リヴァイ兵長に心酔している部下・オルオによって真似をされているというエピソードもあります。首元は刈り上げ、前髪を伸ばしてきっちり分けているリヴァイ兵長。彼の潔癖で几帳面な性格も表れている髪型と言えます。

リヴァイ兵長が死亡しているのではないかとの、死亡説がささやかれた根拠と理由を考察します。まず、大前提として、進撃の巨人のストーリーの中では登場キャラクターがあっけなく死亡してしまいます。世界観が巨人との戦いを描いているので仕方がないとも言えますが、主人公エレンにとって大切で身近な仲間であったとしても、とてもあっけなく死亡してしまうのです。

リヴァイ兵長は主人公エレンにとって頼りになる上司であり、人類最強という称号も持っています。普通の少年漫画ならまず死なないと考えられるキャラクターなのですが、常に重要人物が死亡している進撃の巨人の中では、リヴァイ兵長は死亡しないとは言い切れないのです。

リヴァイ兵長死亡説の根拠として、進撃の巨人第70話『いつか見た夢』での姿があります。リヴァイ兵長といえば、乱暴な言葉づかいで相手を選ばず発言する事で知られています。リヴァイ兵長が初登場した頃のシーンを見てみると、相手がどんなに偉い立場の人間であっても全く気にせずに発言している事がわかります。しかし、『いつか見た夢』のエピソード内で会議に参加しているリヴァイ兵長は大人しすぎると言われています。

シガンシナ区決戦についての会議が行われた時、リヴァイ兵長はエルヴィン団長とハンジ班長の間に座っています。そんな会議中、憲兵団員が調査兵団にプレッシャーをかけてくるシーンがありますが、リヴァイ兵長は反応せずにうつむいたままです。その後黙ったままのリヴァイ兵長は『何かご進言でも？』と聞かれますが、ここでも「言え何も。おっしゃる通りかと」と以前のリヴァイ兵長では考えられない返答をしています。

このシガンシナ区決戦は、エルヴィン団長にとっては悲願ともいえる作戦です。この作戦が成功したら、エルヴィン団長はどうするのか？実際にリヴァイ兵長はエルヴィン団長に質問しています。何かを考えているような沈黙のリヴァイ兵長の大人しい姿は、読者の間でリヴァイ兵長の中での心境の変化を表しているのではないかと考察されています。この変化が死亡フラグと考えられているのです。

リヴァイ兵長の調査兵団のトップとして、常に全線で戦い続けています。その結果、多くの仲間や部下を失ってきました。そんな仲間との別れを幾度も経験しながらも、目的に向かって戦い続けるリヴァイ兵長。常に冷静沈着な態度を崩さないリヴァイ兵長ですが、そんな彼が冷静さを乱して仲間たちに『一人も死ぬな』と発言しているのです。

リヴァイ兵長はいつもなら、うろたえ冷静さを欠く部下たちを諭す立場にあります。リヴァイ兵長の言葉で調査兵団の仲間たちはいつも冷静さを取り戻してきました。しかし、そんなリヴァイ兵長自らが冷静さを失っているともいえるこの発言は、リヴァイ兵長の志望フラグと言われているのです。

リヴァイ兵長は進撃の巨人第69話で、『ありがとうな』と発言しています。普段は乱暴で愛想のかけらもないリヴァイ兵長なので、この感謝の言葉は読者に驚きを与えました。そして、普段とは違うリヴァイ兵長の言葉に、死亡フラグなのではないかと考察されています。この感謝の言葉は、叔父であるケニー・アッカーマンが、自身の過去を話してくれたことにより、発せられています。

リヴァイ兵長はケニーに育てられてきましたが、ある日ケニーはリヴァイ兵長の元を離れていきます。その後リヴァイ兵長は一人で生き抜いてきましたが、何故ケニーが自分から離れていったのか引っ掛かっていたのです。ケニーはリヴァイとの関係も教えておらず、リヴァイ兵長はケニーの死に際、これらの事を質問しています。ケニーが自分の叔父であり、父になれないから離れたを言う答えを聴き、リヴァイ兵長は満足しています。

普段のリヴァイ兵長とは打って変わって、笑顔で発した「ありがとうな」との言葉に、読者はリヴァイ兵長の死亡フラグを感じ取りました。進撃の巨人のストーリーの中では、いつどこで誰が死んでしまうのか全く予測できないので、人気キャラクターリヴァイ兵長の死亡フラグには敏感になっているとも考えられます。

進撃の巨人作中での、リヴァイ兵長の役目は終わっているとも言われています。作者諌山創は、登場キャラクターについて『役目が終わったら殺す』とのコンセプトを持っています。そのため、リヴァイ兵長の役目が終わった事は死亡フラグと捉えられているのです。リヴァイ兵長は部下を強く育てる事にも力を注いできました。主人公エレンをはじめ、戦力は十分に育ってきているので、リヴァイ兵長の役目は終わったと言われています。

進撃の巨人の作中で、最も厄介な敵として登場してくるのが『獣の巨人』です。猿のような姿をしている巨人ですが、人の言葉を話し道具の使い方も理解しています。獣の巨人は人が巨人化している姿なので、知能は通常の巨人よりも優れています。この獣の巨人相手に、リヴァイ兵長は一対一の戦いを挑んでいます。無謀な戦いに挑むリヴァイ兵長は、獣の巨人との戦いで死亡するのではないかと言われています。

様々な死亡フラグを立ててしまっているリヴァイ兵長ですが、死亡説が否定されてもいます。その理由として、リヴァイ兵長の人気の高さが挙げられます。人気キャラクターであるリヴァイ兵長が死亡してしまうと、読者が離れてしまうことも懸念されます。どんな作品にとって読者離れは避けたい所なので、人気キャラクターのリヴァイ兵長が早々死んでしまうことはないのではないかと、期待が寄せられています。

作中で数々死亡フラグを立てているリヴァイ兵長ですが、死亡フラグだけが死亡説の根拠ではありませんでした。進撃の巨人第69話掲載後、ネット上で出回った『リヴァイ死亡画像』というものがあります。リヴァイ兵長の喉元にブレードが突き刺さり、一目で死亡していると分かる画像だったのですが、この画像は原作者による物ではないと判明しました。

リヴァイ兵長は進撃の巨人作中で様々な名言も残しています。この「お前は十分に活躍した」という名言は死にゆく兵士にリヴァイ兵長がかけた言葉です。自分は役に立てたのかと問いながら死んでいく兵士に、リヴァイ兵長はその意思を受け継ぐと言葉をかけています。

上記の名言と同じように、死んでゆく兵士の手を握って言った名言に「約束しよう俺は必ず！巨人を絶滅させる！」というものがあります。死にゆく兵士の血に濡れた手を、潔癖症のリヴァイ兵長が躊躇せずに強く握りしめて言っている名言です。

エレンは巨人化の能力を発現させ、この能力は調査兵団にとって大きな戦力になります。壁の穴をエレンの巨人の力硬質化でふさごうとしている時、能力を上手く操れないエレンは戸惑ってしまいます。そんな時にリヴァイ兵長が言った名言が「できそうかどうかじゃねぇだろ。やれ…やるしかねぇだろ」というものです。エレンを叱咤激励するリヴァイ兵長らしい言葉です。

「エレンお前は間違っていない…やりたきゃやれ」という名言は、女型の巨人の襲撃を受けて仲間がどんどん死亡していく中で、リヴァイ兵長がエレンに言った言葉です。経験則ではここでエレンが戦う事は良い結果にならないと言われていました。しかし、結果は誰にも分からないのだから、エレン自身が選ぶべきだという考えによる名言です。

リヴァイ兵長の死亡説については、やはりファンの間で否定する声が多いです。人気キャラクターのリヴァイ兵長なので、あっけなく死ぬことはないだろうと予想している人が多数です。特にリヴァイ兵長が一番好きだという読者は、また無事に再登場してくれることを期待しています。

リヴァイ兵長死亡説については、やはり作中での死亡フラグに注目してみている人が多いです。進撃の巨人では冒頭から様々な伏線がちりばめられてきました。何気ない発言やシーンが後に回収されることも多いので、リヴァイ兵長の言動に注目してしまう読者は多いです。

ここでは、進撃の巨人のリヴァイ兵長の死亡説の理由と根拠について考察しました。様々な死亡フラグを立てているリヴァイ兵長なので、死亡してしまってもおかしくないと考えられているのです。リヴァイ兵長の年齢などのプロフィールや、作中での名言もご紹介しました。是非進撃の巨人をチェックして、リヴァイ兵長の死亡説の真相を確かめてみましょう。