【進撃の巨人】ピクシス司令の過去と正体は?名言や裏切り・黒幕説を検証

進撃の巨人のピクシス司令が実は裏切り者で黒幕なのではと囁かれています。ピクシス司令は進撃の巨人の作中にて、エレンたちの上司にあたる人物で、裏切りが横行する進撃の巨人の物語の中でも信頼できる存在として描かれ、数々の名言も残していました。そんなピクシス司令がなぜ裏切り者で黒幕などと言われているのでしょうか?この記事では、進撃の巨人のピクシス司令が裏切り者で黒幕と言われる理由や、名言、そして、アニメ進撃の巨人のピクシス司令の声優のプロフィールなどをまとめてご紹介します。

【進撃の巨人】ピクシス司令の過去と正体は?名言や裏切り・黒幕説を検証のイメージ

目次

  1. ピクシス司令はどんなキャラ?
  2. ピクシス司令の過去
  3. ピクシス司令の正体は巨人?
  4. ピクシス司令の名言集
  5. ピクシス司令の裏切り・黒幕説
  6. ピクシス司令の声優
  7. ピクシス司令に関する感想や評価は?
  8. ピクシス司令の過去と正体まとめ

ピクシス司令はどんなキャラ?

進撃の巨人の作品情報

進撃の巨人の、別冊マガジンにて連載している人気漫画作品で、誌上に載るやいなや瞬く間に話題となりました。アニメ化やゲーム化、さらに実写映画化もされ、その快進撃はとどまることを知りません。ファンの中には、進撃の巨人専用の考察サイトを立ち上げ、ファン達との熱い議論が繰り広げている方も見られます。

進撃の巨人の作中では、人類は大きな壁に囲まれた街に住んでおり、壁の外は人を捕食する巨人がいるため外に出ることは禁忌とされています。人類が壁の中で暮らすようになり100年たちますが、不思議なことに壁の外のことを知っている人は誰もいないとされていました。ある日、主人公であるエレンの街に、超大型巨人が来襲し、壁を破壊し巨人が中に入ってきてしまいました。

エレンは逃げ延びましたが、母親は目の前で巨人に捕食されてしまいました。エレンは己の無力さと巨人に対する憎しみを力に変え、必ず巨人を駆逐することを心に誓い、「調査兵団」という巨人を倒し、外の世界を調査する兵団に入団したのでした。この記事でご紹介するピクシス司令は、エレンが所属する調査兵団ではなく、壁の中を守る駐屯兵団の司令です。

人格者であり公平な立場で物事を考えるため、兵団員からの信頼も厚く数々の名言も残しています。しかし、そんなピクシス司令が実は裏切り者で黒幕なのではとの噂が広がっています。なぜ信頼されているピクシス司令が裏切り者で黒幕だといわれてしまうのでしょうか?次の項目から、進撃の巨人のあらすじや、裏切り者で黒幕と言われているピクシス司令のプロフィールや名言、アニメの声優などについてご紹介していきます。

進撃の巨人・あらすじ

進撃の巨人の第1話からおよそ100年前に、人類は外の世界から巨人に追われ、壁の中に逃げ込み生活をしてきました。壁の中に住む10歳の少年エレンは、いつか外の世界で自由に生きたいと願い、幼馴染のアルミンと共にそれを夢見ていました。もう一人の幼馴染の少女・ミカサはエレンを心配し、反対します。そんなとき、超大型巨人が壁の上から姿を現し、壁を蹴り破ってしまいます。

次々に入ってくる巨人に住人は捕食され、エレンの母親も目の前で食べられてしまいました。エレンは憎しみに燃え、必ず巨人たちを1匹残らず駆逐してやると心に誓うのでした。そして、壁の外を調査し、巨人を倒す「調査兵団」に入団することが決まったエレンでしたが、明日が入団式という日に、再び超大型巨人が姿をあらわしました。そして壁を蹴破り、また巨人の侵入を許してしまったのです。

エレンたち訓練兵は次々に巨人に捕食されてしまい、エレンもアルミンをかばい飲み込まれてしまいました。立体機動装置の燃料も仲間も失い、絶望に打ちひしがれるアルミンたちでしたが、そこへ巨人を倒す謎の巨人が現れます。アルミンたちはその巨人を利用して、撤退することが出来ましたが、なんとその巨人のうなじから気絶したエレンが出てきたのでした。

エレンが巨人だったことをしった駐屯兵団の隊長・キッツは怯え、エレンを処刑しようとします。しかし、アルミンがエレンを使えば巨人に勝てるという旨を熱弁し、それを聞いたピクシス司令は耳をかたむけます。そして、先ほど超大型巨人があけたトロスト区の壁の大穴を、エレンが大岩を担いで運び、塞ぐという作戦を決行します。

しかし、エレンが巨人化の力をコントロール出来ないことから、作戦は難航し、多くの兵士が犠牲になりました。ですが、アルミンの働きかけによって、エレンは無事大岩で壁を塞ぐことができました。すると、調査に出ていた調査兵団が帰還し、残りの巨人を討伐し、人類ははじめて巨人に勝利したのでした。エレンの身柄は調査兵団が預かることとなり、初めての壁外調査に参加します。

すると、女型の巨人があらわれ、何かを探すように走ってきました。どうやら誰かを探している様子で、アルミンは「女型の巨人は知性があり、巨人化する能力をもつエレンが目的だ」と断定します。女型の巨人はエレンのもとにたどりつき、立ち向かってくる兵士たちを次々と殺していきます。エレンは怒りのあまり巨人化し、女型の巨人と対決しますが本体を女型の巨人に喰われてしまいました。

それを見たミカサは、途中で合流したリヴァイ兵士長とともに追いかけ、リヴァイ兵士長の活躍で口の中に含まれていたエレンを救出することに成功しました。その後、壁の中に撤退したエレンたちは、訓練兵団時代の同期であり、憲兵団に所属するアニが女型の巨人であることを推測します。アニを拘束するため、エレンたちはアニを騙して地下に誘い込もうとしますが、バレてしまい女型の巨人に変身してしまいます。

甚大な被害を出しながらも、女型の巨人を追い詰めたエレンでしたが、アニ本体は自身を水晶のようなものでつつみ、眠りについてしまいました。一方、その騒動から数時間前、壁の中から巨人の群れが現れました。巨人の仲間がいると疑われたため、装備をさせてもらえなかったエレンと同期の仲間たちは、先輩たちとともに近隣の村の様子を見に向かいます。

巨人の群れは、分隊長であるミケが囮となり討伐していき、ころあいを見て馬で仲間のもとに向かおうとしますが、突如獣の巨人(ジーク)の攻撃によりミケは負傷してしまいました。獣の巨人(ジーク)はミケの立体機動装置に興味を持ち、人の言葉で話しかけました。恐怖で応えられてないミケの返答を諦め、持って帰って調べよう。と背中を向けます。

そして、巨人たちに命令し、ミケを捕食させるのでした。一方、自分の故郷を訪れたコニーは、家族を探しますが誰一人見当たりません。そして、自分の実家の上に寝そべっている巨人を見つけたのでした。その巨人は身体が小さく頭が大きいため動けないようです。すると、その巨人は「おあえり(おかえり)」とコニーに向かってつぶやいたのでした。コニーは母親に似ていると感じ、恐怖します。

その後、壁のどこに穴があいたのか調べた一行ですが、どこにも空いた形跡はありませんでした。夜も更けたため、ウッドガルド城という古城でやすむことを決めます。しかし、夜は動かないはずの巨人の群れが訪れ、遠くから獣の巨人(ジーク)が大岩を投石してきました。装備をしていた先輩たちは全員捕食され、残されたメンバーは塔の屋上で死におびえます。

すると、ユミルはクリスタに別れをつげると、塔がら飛び降り、巨人に変化したのでした。塔のまわりにいる巨人を倒すユミルですが、巨人のあまりの多さに敗れそうになってしまいます。そこに、アニとの攻防を終えたエレンたち調査兵団が駆けつけ、ユミルも瀕死になりながらも助かったのでした。そこで、クリスタは本当はヒストリアという名だということを、ユミルに明かします。

壁の上にたどりついた一行ですが、ライナーが突然「ヨロイの巨人は俺、超大型巨人はベルトルトだ。お前を連れて帰れば、もうこの壁を壊さなくてすむ」とエレンに言い出します。ミカサはライナーとベルトルトを殺そうと切りつけますが、傷は浅く、2人は巨人に変身してしまいます。ライナーと戦うエレンですが、敗れてしまい、エレンとユミルが攫われてしまいます。

ユミルは60年以上無垢の巨人として壁の外をさまよい、ライナーたちの仲間を捕食して人間にもどったことを語りました。ユミルはライナーたちの仲間になるつもりはありませんでしたが、壁の中の世界は、間もなく滅ぶことを確信し、クリスタと一緒に行っていいなら協力すると申し出ます。エレンは再び気絶してしまい、傷も重いため巨人化も出来ない状態です。

そこへ、調査兵団が追いつき、ユミルはクリスタ(ヒストリア)を攫います。調査兵団の活躍により、エレンを取り戻したミカサでしたが、被害は甚大で、ミカサも負傷したためピンチに陥ります。そのとき、エレンの母親を捕食した巨人があらわれますが、エレンは巨人化できません。エレンは無駄とわかっていながら巨人の手にパンチをしました。すると、他の巨人がその巨人を捕食し始めたのです。

驚くライナーたちに、エレンは巨人の群れを向かわせます。ユミルは、エレンに「世界を救う力」があると考え、壁の中にクリスタ(ヒストリア)をとどめることに決めます。そして、ライナーたちに同情したユミルはライナーを助け、彼らの故郷に向かったのでした。壁の中に帰ったエレンたちですが、今回のことを重く受け止めた王政により、調査兵団は解散、エレンは王政に引き渡すように命令を受けます。

調査兵団のリヴァイ兵士長たちは、遅い来る憲兵団たちと戦い、リーブス会長や、その息子たちの支援を受け、王政のたくらみを明るみにしました。しかし、エレンとクリスタ(ヒストリア)は、クリスタ(ヒストリア)の父親であるロッドに捕まっており、クリスタ(ヒストリア)を巨人化させ、エレンを捕食させようと企みます。実は、クリスタ(ヒストリア)は真の王家であるレイス家の血をひくものだったのです。

エレンの持つ始祖の巨人の力は、レイス家の人間でないと使うことができず、それを使えば人類を簡単に救うことが出来る能力を持ちます。ですが、レイス家のものが継承すると、初代レイス王の思想にとりつかれ、能力をもっていても使えないというデメリットがあるのです。そのため、エレンの父・グリシャは、自身の進撃の巨人の力を使い、始祖の巨人をレイス家から奪ってエレンに託したのでした。

父親から愛されていないと悟ったクリスタ(ヒストリア)は、エレンを助けようとします。ロッド・レイスは床にこぼれた脊髄液を舐めて、超超大型巨人に変化しますが、奇行種となり、エレンには目もくれず、顔を地面で削りながら壁のほうに向かいます。超超大型巨人は、炎で身を包んでいるため通常の攻撃は通用しません。そこで、壁まで追い込んで、顔を上げた瞬間を狙うことにしました。

口の中に大量の火薬を投げ込み、ロッド・レイスの肉体は飛散しました。本体を見事クリスタ(ヒストリア)が討伐し、真の壁の女王として民衆から認められることとなったのでした。

進撃の巨人・ピクシス司令のプロフィール

進撃の巨人の作中でエレンの上司であるピクシス司令は、大声で矛盾している言葉を放つほかの上司と違い、冷静に物事を分析、判断のできる人格者として描かれています。どんな場面であっても取り乱すことはなく、必要とあらば自身の心臓を捧げる覚悟も持っています。身長は180センチで73キロとされており、年齢は公開されていませんが、60代ではないかと言われています。

所属は駐屯兵で、巨人を憎むものの、美女の巨人ならば食べられてもいいなどと軽口もたたき、変人とも言われています。常に酒を持ち歩いているほどの酒好きです。

進撃の巨人・ピクシス司令の強さ

進撃の巨人の作中にて、駐屯兵団の司令官を務めるピクシス司令は、総統の次に高い階級に所属しています。トロスト区の南側領土を担当しており、この南側は巨人が現れる方角でもあるため、そこを任されているという時点で、その才能は高く、上からの信頼もかなり得ていることがわかります。強さと優しさ、そして時には非情な心を兼ね備えたピクシス司令は、かなりの強さをもつ有能な人物であります。

進撃の巨人の作中では、ピクシス司令が戦闘をするシーンは描かれていませんが、オリジナルDVDにいは、ピクシス司令が巨人を一蹴するカッコいい活躍が収録されているようです。そのあまりの強さに笑ってしまうファンもいるといいます。進撃の巨人の原作内容には関係のない内容となっているそうですが、なんとピクシス司令が巨人になってしまうシーンもあるそうです。

進撃の巨人・ピクシス司令のモデル

進撃の巨人のピクシス司令にはモデルが存在しています。そのモデルとは「秋山好古」という人物で、「騎兵隊の父」「最後の古武士」との異名をもちます。進撃の巨人の作者も、秋山好古がをピクシス司令のモデルにしていることを認めており、自分の作戦によって死んだ兵士を想い、生涯を質素に送ったという秋山古好の生き様は、ピクシス司令に反映されている様子もうかがえます。

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ピクシス司令の過去

黒幕と疑われているピクシス司令の過去:ウォール・マリア奪還作戦

初陣で、無自覚に巨人に変身してしまったエレンに怯えた駐屯兵たちは、エレンを「不確定要素」と断定しエレンを処分しようとしました。エレンの親友・アルミンが必死にエレンは敵ではなく、戦術価値のある存在だと主張します。すると、そこにピクシス司令があらわれ、アルミンの声に耳を傾けたことにより、エレンの処遇は検討されることとなりました。

ピクシス司令は、「エレンが巨人化をし、大岩をかついで、トロスト区の壁に空いた穴を塞ぐ」というアルミンの作戦を決行しようと考えました。そして、兵士を集め、「4年前のウォールマリア奪還作戦」の話を始めます。その作戦は、奪還作戦という建前を使った「口減らし」でした。ウォールマリアの住人が避難してきたせいで食料不足に陥ったため、ウォールマリアの住人をけしかけて行った無謀な作戦です。

黒幕と疑われているピクシス司令の過去:人類全ての罪

ピクシス司令は「ワシを含め、人類すべてに罪がある」とし、その口減らし作戦について騒動にならなかったのは、ウォールマリアの住人が少数派であったからである。と断言し、過去の非情な出来事を語りました。進撃の巨人の作中では、ウォールマリア奪還作戦の詳しい描写は描かれていませんが、おそらくピクシス司令も心を鬼にし、無謀な戦いの指揮をとったと推測されます。

そのため、今度こそ、人類のために街を取り戻したいという強い意志がうかがい知れます。誰もが思い出さないようにしていた悲惨な「ウォールマリア奪還作戦」という過去への想いをピクシス司令が熱弁し、何のために戦うのかを問いかけたたことにより、巨人に怯え、トロスト区奪還から逃げようとしていた兵士たちも勇気を振り絞り、トロスト区奪還作戦に奮い立つようになったのでした。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

ピクシス司令の正体は巨人?

進撃の巨人・ピクシス司令は裏切りもので黒幕?正体は巨人説①アルミンの提案

進撃の巨人の第11話にて、巨人化したエレンに対して処分をしようとしたキッツ隊長をいさめて、エレンたちを救ったピクシス司令。部下からの信頼も厚く、最も危険かつ重要な場所である、壁の「南側エリア」を担当する人物です。そんなピクシス司令に対し、なぜか「実は裏切り者で正体は黒幕」「実は巨人なのでは?」などと言った説が浮上しました。ピクシス司令が巨人で、黒幕だという説はどこから発生したのでしょうか?

ピクシス司令が実は黒幕の巨人ではないかと言われている一つの理由として、アルミンが巨人化したエレンを使ってトロスト区の穴を塞ぐといった作戦を容易に受け入れたことが発端のようです。

このことから「エレンが実際に巨人化したところを見ていないのに、なぜ信じるのか?」「ピクシス司令は実は巨人化できる人物で、巨人化できる人間がいることをすでに知っていたのでは?」という考えがうまれ、裏切り者で黒幕ではないのかという論争が巻き起こったようです。

進撃の巨人・ピクシス司令は裏切りもので黒幕?正体は巨人説②意味深な発言

ピクシス司令が裏切り者の巨人と言われているもう一つの理由は、古い過去の話や歌などについて詳しいことが原因のようです。進撃の巨人で、トロスト区奪還作戦について兵士たちの前で演説を行う前に、エレンに「巨人に地上を支配される前、人類は種族や理の違うもの同士で殺し合いを続けていたと言われている」と語っています。

そして、物語は進み第63話にて「いつか人は争いをやめると誰かが歌っておったが、それはいつじゃ?」とつぶやいています。まるで、ピクシス司令は巨人に支配されていないころをしっているかのような口ぶりです。このことから、ピクシス司令は、始祖の巨人による記憶の改竄に影響されていないのではないか?という説が浮上しました。

このように、意味深なセリフを口にすることが多いため、知性を持つ巨人なのではないかと言われていましたが、知性の巨人の正体は全て登場しており、ピクシス司令が知性を持つ巨人という可能性はミスリードだったということがほぼ断定されています。

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ピクシス司令の名言集

ピクシス司令の名言①「やはり見当たらんか...超絶美女の巨人になら喰われてもいいんじゃが」

ピクシス司令は進撃の巨人の作中で数々の名言を残しています。ピクシス司令は有能な司令官として、信頼にたる人物として登場しますが、その一方、かなりの変人という面も持ち合わせています。壁の上から巨人を見渡したピクシス司令は「やはり見当たらんか。超絶美女の巨人になら喰われてもいいんじゃが」などと冗談にもならないことをつぶやきました。

ピクシス司令の意外な素顔がうかがえる名言となりましたが、これは後々ピクシス司令が巨人に捕食される複線なのではとも言われています。現在、進撃の巨人では、ピクシス司令を含む兵士たちが「獣の巨人(ジーク)の脊髄液入りワイン」を飲んだことにより、ジークの雄たけびにより今後巨人化する可能性が極めて高いことが判明しました。

ピクシス司令のお世話係のような女性の部下がいるのですが、もしかするとその部下が巨人化し、今回のピクシス司令の名言の回収に繋がるのではと考察する方も多くいるようです。

ピクシス司令の名言②「我々はこれより奥の壁で死んではならん。どうかここで死んでくれ」

ピクシス司令が部下たちに向かい訴えた名言です。トロスト区奪還作戦に参加するピクシス司令を含む兵士達は、これ以上巨人の進行を許すわけにはいきません。壁の奥で死ぬということは、当然ながら巨人をさらなる壁の中に進入するのを許したということになります。ピクシス司令はそれは絶対に避けねばならないと考えており、いかに自分が悪魔と呼ばれようと、部下に「(人類のために)ここで死んでくれ」と命ずるのでした。

ピクシス司令の名言③「ワシが命ずる...」

続いての名言は、ピクシス司令が怯える兵士たちに訴えかけた名言です。エレンの巨人化できる能力で大岩を運び、トロスト区の壁に空いた大穴を塞ぐ作戦を兵士たちに伝えたピクシス司令。しかし、兵士たちは巨人の力に怯えきっており、中には逃げようと考えている兵士もいました。するとピクシス司令は「ワシが命ずる!今この場から去る者の罪を免除する!」と発します。

その言葉に驚く兵士にピクシス司令は続けて「巨人の恐怖に屈したものは二度と立ち向かえん」「巨人の恐怖を親や兄弟、愛するものにも味あわせたい者もここから去るがいい!」と訴えます。ピクシス司令の言葉を聞いた兵士たちは、今自分が逃げれば、大切な人たちに恐怖と死を与えることになると自覚します。そして兵士たちは再び戦場にたつことを決意し、トロスト区奪還作戦に身を投じたのでした。

このピクシス司令の名言は、至極当然なことを語っている内容でしたが、普段から信頼されているピクシス司令が発した言葉だからこそ、怯えきった兵士たちの心にも届いたと考えられます。

ピクシス司令の名言④「失ったのではないぞ...」

この名言は、トロスト区奪還作戦の最中に、部下から兵士達のうち、2割がすでに死亡していることを聞かされた際にピクシス司令がつぶやいた名言です。ピクシス司令は部下たちを「失ったのではないぞ」と語り、「兵は勝手に死んだのではない。ワシの命により死なせたのじゃ」と続けました。ピクシス司令は、人類が生き残るために自分の命で部下を死なせていることを自覚し、殺戮者と呼ばれることも覚悟してます。

進撃の巨人の一つのテーマでもある「何かを得るためには、何かを捨てなければならない」という言葉のように、ピクシス司令は己の人間としての感情を捨て、非情な命を下す辛い役割を貫き通しているのです。この名言から、そんなピクシス司令の強い意志が感じられます。

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ピクシス司令の裏切り・黒幕説

ピクシス司令の裏切りと黒幕説①トロスト区奪還作戦

ピクシス司令はアルミンの案に乗り、エレンの能力を使いトロスト区奪還作戦を決行しました。その作戦は多数の死傷者を出すことは誰の目に明らかであり、発案者のアルミンも「この作戦は、エレンが確実い大岩を運べ、穴を塞ぐということが大前提ですが、その確証はなく、作戦に疑問を感じます。」と訴えていました。

そのため、悪くいえばピクシス司令は大勢の人類を救うために、部下の命を犠牲にした「裏切り者であり、黒幕」とも言える人物と一部で囁かれています。ですが、巨人は街に侵入をし続け、巨人で溢れてしまっています。このまま放置しては、ますますトロスト区奪還は困難になると考えられますし、さらなる壁の奥へも進入してくるかもしれません。

そのため、早急な判断を要したピクシス司令は、裏切り者などと想われることも覚悟のうえで、確証のないエレンの能力を使った「トロスト区奪還作戦」を決行したのでした。さらに、ピクシス司令が「黒幕」といわれる理由には「何かを変えることの出来る人間」の一人として、ピクシス司令をアルミンが連想したことから、裏で人類をあやつる「黒幕」だという考察もなされているようです。

ピクシス司令の裏切りと黒幕説②スパイ説

前述の項目でも紹介しましたが、ピクシス司令は古い話や歌を知っており、意味深なセリフが多いことから、実は敵国の裏切り者で、スパイなのではないかという説が浮上しました。この説は今の段階では可能性としては低いと考えられていますが、ピクシス司令は謎めいた部分が多く、どうにも食えないような印象を持っている人物なため、「裏切り者ではない」とは断言できない状況にあります。

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ピクシス司令の声優

進撃の巨人:ピクシス司令の声優は田中正彦

進撃の巨人でピクシス司令の声優を務めたのは、声優の田中正彦さんです。声優・田中正彦さんは、声優としてだけではなく、俳優としても活躍しています。大ヒットアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズにて、塩沢華人さんが急死してしまった際には、マクベの代役をにないました。声優・田中正彦さんは、アニメの声優だけでなく、吹き替え声優として洋画もでも活躍されています。

進撃の巨人:ピクシス司令の声優・田中正彦のプロフィール

声優・田中正彦さんは、1954年10月1日生まれで現在64歳ですが、177センチという高身長に、ハンサムな顔立ちと渋いワイルドな顎鬚をもつダンディーな若々しい男性です。以前は劇団昴に所属していましたが2014年に退団されています。

声優・田中正彦さんを調べると、早稲田というキーワードを目にしましたが、どうやら特に声優・田中正彦さんは早稲田大学出身と言うわけではなく、同じ読み仮名である田中雅彦さんが、早稲田指揮者をしているため、勘違いされているようでした。

声優・田中正彦さんはプライベートなことを公表しておらず、情報も限られたものしか存在しませんでした。ご結婚もされているかどうかは不明でしたが、俳優権声優をされているので、家族を守るためにあまり必要のない情報を公表していないのかもしれません。

進撃の巨人:ピクシス司令の声優・田中正彦の他の出演作

声優・田中正彦さんはピクシス司令以外にも声優として活躍されており、吹き替えでは「ティム・ガン(プロジェクト・ランウェイ)」役や、アレック・ボールドウィンの役などを担当されています。アニメでは「シャーマンキング」の梅宮竜之介役や、「未来日記」の来須圭悟役など、主要人物の声も担当されていました。

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ピクシス司令に関する感想や評価は?

マーレ人であるイエレナに対し、余裕を持って尋問をするピクシス司令に違和感を感じたという感想です。未知の敵国の人間であるイエレナに対して「上手い嘘の付き方」を教えるなど、まるで何もかもしっている「黒幕」かのような話しぶりに注目が集まりました。

こちらは、ヒューストンでピクシス司令のコズプレイヤーに感動しているコメントです。ピクシス司令のコスプレは、高齢の男性でも行いやすいため、ダンディーな完成度の高いコスプレをしている方が多いようです。

アニメの第5話にて、原作にはないピクシス司令と貴族のシーンがあるのですが、その貴族が情けないと嘆いている感想です。巨人が壁の中に侵入したとの報告を受けたピクシス司令は、貴族に断りを入れ、戦場に向かいます。しかし、貴族はここに残り自分を守れと自分本位な命令をします。しかし、ピクシス司令は命令を無視し戦場に行ってしまうのですが、貴族はそれでもピクシス司令を見苦しく引き止め続けたのした。

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ピクシス司令の過去と正体まとめ

進撃の巨人のピクシス司令は、有能な指揮官で部下からの信頼も厚い反面、美女の巨人になら喰われてもいいと考える変わった考えをもつ謎めいた人物です。なぜか古い話を知っていたり、意味深なセリフをつぶやくことから、実は巨人になることができる黒幕なのではという説が浮上しました。今のところ、知性を持つ巨人であるという説は消えたように思えますが「黒幕」という説は完全には払拭できていません。

さらに、獣の巨人(ジーク)の脊髄液が入ったワインを飲んだエルディア人は、獣の巨人(ジーク)の雄たけびにより無垢の巨人に変化するという衝撃的な展開を迎えています。ピクシス司令も、はるか遠方にいる獣の巨人(ジーク)の声を感じたのか、身体に痺れを感じていました。ピクシス司令の側近のような女性の部下がいるのですが、もしかするとその部下もワインを飲んでいるかもしれません。

そうなると「美女の巨人になら喰われてもいい」というピクシス司令の言葉どおり、部下が巨人化してピクシス司令を捕食してしまうという展開も予想されています。現在、進撃の巨人・エレンが反乱を起こし、調査兵団の新兵たちも次々にエレン側についてしまっています。果たしてピクシス司令は今後どのような策を講じるのでしょうか?ピクシス司令側とエレン側の対決に注目が集まっています。

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