進撃の巨人25巻のあらすじと感想をネタバレ!登場人物やエレンの立場を考察

アニメが放送され大人気となった漫画進撃の巨人は現在27巻まで発売されており、物語もとうとう最終局面を迎えることになりました。そんな漫画進撃の巨人は記念すべき100話が25巻に掲載されており、アニの外伝DVDが付属していることから多くの好評な感想を集めた巻になりました。本記事では100話が掲載されている進撃の巨人第25巻について物語のあらすじや読者の感想、そして登場人物やエレンの立場の考察をネタバレ紹介していきます。

進撃の巨人25巻のあらすじと感想をネタバレ!登場人物やエレンの立場を考察のイメージ

目次

  1. 進撃の巨人とは?
  2. 進撃の巨人25巻のあらすじネタバレ
  3. 進撃の巨人25巻の主要な登場人物
  4. 進撃の巨人25巻のエレンの立場を考察
  5. 進撃の巨人25巻の伏線を考察
  6. 進撃の巨人25巻と雑誌の変更点
  7. 進撃の巨人25巻を読んだ感想や評価は?
  8. 進撃の巨人25巻のあらすじと感想まとめ

進撃の巨人とは?

進撃の巨人の作品情報

漫画進撃の巨人は2009年の10月から別冊少年マガジンで連載されることになりました。連載当初から進撃の巨人は多くの読者から感想を集めることになり、その人気から週刊少年マガジンで特別編も掲載することになり、2011年には講談社漫画賞少年部門に輝きました。テレビでも芸能人が進撃の巨人の感想を語ったことがあり、そのことから一躍注目を集めることになったと考えられています。

テレビでの紹介や物語のあらすじのおもしろさから人気が大爆発した漫画進撃の巨人は2013年にアニメ化もされ、さらに人気を集めることになりました。また進撃の巨人のOPの特殊な演出に注目が集まり、紅白に出場をするなど作品に関わる全てが人気を博した作品となっています。実写映画などが公開された進撃の巨人は現在3期にあたるアニメが放送されており、おおくの視聴者から期待される作品となっています。

進撃の巨人の簡単なあらすじ

人気大絶頂の漫画進撃の巨人について簡単な物語のあらすじをネタバレ紹介していきます。進撃の巨人の世界は100年前に巨人に人類が捕食されてしまい、人類は絶滅の一途を辿っていました。そして人類は巨人から逃れるために巨大な3重にも及ぶ壁を建設し、100年の間平和を保つことに成功していました。しかしある日巨大な壁を上回る大きさの超大型巨人が出現し、壁が破壊されてしまう事件が起こってしまいます。

超大型巨人が破壊した壁から大量の巨人が侵入し、再び人類に脅威が訪れます。そんな中主人公エレンは巨人から逃れる途中で自らの母親が目の前で巨人に捕食されてしまい、エレンは巨人に対し復讐を宣言します。その後人類は2つ目の壁に撤退したものの人類は恐怖におびえる日々を過ごしていました。そこで外の世界に出て巨人を駆逐する夢を持つエレンは城外の調査を行う調査兵団に入隊する道を選ぶのでした。

エレンは幼馴染のミカサとアルミン達と厳しい訓練を行う中再び超大型巨人が出現し、人類は脅威にさらされてしまいます。そこでエレン達調査兵団は巨人の猛攻を凌ぐために出陣します。しかし超大型巨人に立ち向かったエレンは敗北し、捕食されてしまいます。主人公であるエレンが物語の最初に死亡したことから多くの読者から驚きの感想を集めることになったのですがエレンは驚くべき姿で復活します。

エレンは巨人に捕食されてしまった後体に眠っていた巨人の力が目を覚まし、巨人の姿に変身して迫りくる巨人を撃滅します。他の巨人とは違い知性を持った巨人となったエレンは超大型巨人に破られた壁を修復し、人類は巨人に始めて勝利したという歴史を残します。しかしエレンはその巨人になる能力を女型の巨人や鎧の巨人、獣の巨人などに狙われることになってしまいます。

多くの巨人たちから攻撃を仕掛けられるエレンはミカサやリヴァイなどの仲間たちと協力して立ち向かいます。その中で巨人の謎や壁に迫害されることになった人類の謎が解き明かされることになり、新たな敵と戦うことになっていきます。そして壁の外の巨人を討ち滅ぼした人類は外の世界へ旅立つことになり、新たな敵との戦いに満ち溢れた物語が再び幕を上げることになっていくのでした。

進撃の巨人25巻の表紙

進撃の巨人の25巻の表紙ではヴィリーの演説を受けた後、建物を襲撃する巨人化したエレンの姿が大迫力で描かれることになりました。新たに始まる戦いの怒涛の展開にぴったりな表紙となっており、素晴らしいデザインだと感じるものになっています。また表紙が公開された時、カラー描かれている表紙を見た読者たちからとても勢いを感じるものだという感想を多く集めることになりました。

進撃の巨人25巻のPV

進撃の巨人第25巻は2018年の4月3日に公式からネタバレを避けたい方は視聴を注意といったかたりでPVが公開されました。その公開された進撃の巨人25巻のPVではエレンと鎧の巨人であるライナーが再会する様子やヴィリーの演説風景、エレンが巨人化する場面が登場し、とても胸が熱くなる展開が予想されるものになりました。そしてこれを見た読者からは発売が待ち遠しいといった感想を多く集めることになりました。

進撃の巨人25巻のウソ予告

進撃の巨人の単行本では次回予告としてパロディ風のウソ予告が掲載されていることで有名で、そのおもしろさからウソ予告に注目を集める読者も少なくありません。25巻のウソ予告では21巻から連続して掲載されているスクールカースト編が引き続き描かれており、エレンがヒストリアの歪んだ感情から標的にされてしまい、ユミル達から被害を受けてしまうことが予想できる内容となっています。

このことから進撃の巨人25巻以降のウソ予告でもスクールカースト編が続くものだと考察することが出来、今後の進撃の巨人ウソ予告がどういうふうに展開していくのか注目が集まっています。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

進撃の巨人25巻のあらすじネタバレ

漫画進撃の巨人の25巻までのあらすじネタバレや表紙やウソ予告についてネタバレ紹介させて頂きました。漫画進撃の巨人25巻は進撃の巨人の物語が急展開する巻であり、どういったあらすじなのかとても気になります。次はそんな展開が注目されている進撃の巨人25巻について収録されている各話のあらすじネタバレを一挙にまとめてご紹介していきます。

あらすじネタバレ:99話「疾しき影」

第99話のあらすじネタバレでは最初エレンはライナーと4年ぶりに再び再会するシーンから始まります。ライナーはエレンとの会話でありえないとばかりしかつぶやかない様子が描かれており、そして98話で登場したヒィズル国の人物が再び姿を現します。登場したヒィズル国の人物はアズマビト家のキヨミという名前だということが判明しました。また地上ではマーレーの英雄であるヘーロスという英雄について語られることになります。

その際パラディ島に籠って超大型巨人を多数持っているフリッツ王のことからヴィリーは世界が存在しているのは運河良かった偶然であると述べます。このフリッツ王という人物は始祖の巨人を継承し、タイバー家と結託しており、巨人大戦は計画通りエルディアを同士討ちさせることによって終結します。その後フリッツ王は不戦の契りを交わし、パラディ島に巨人が攻め寄せることが起こらなくなります。

歴史の真実についてタイバー公であるヴィリーが語るには世界の救世主である人物はフリッツ王であり、英雄と呼ばれているヘーロスではないということが分かるものになっています。そして物語は100話へと歩みを進めていくのでした。

あらすじネタバレ:100話「宣戦布告」

ヴィリーはパラディ島の協力者がマーレーの人々の中に紛れていることを知っている中、マガトはそのことをヴィリーに告げます。それに対しヴィリーはマガトにマガトはこれまでエルディア人を戦場で突撃させたことと同じだと話します。そしてヴィリーは真の英雄であるフリッツ王が始祖の巨人の力を使って平和を勝ち取るためにした手段を暴露することになります。

ヴィリーは99話においてエレンは世界において敵であることを宣言しており、エレンが巨人の力を解放する始祖の力を手に入れていることを知っていると推測できます。一方主人公であるエレンは巨人化をすることが出来る人間の回復能力を使って脚の復元に成功するのですがその際ファルコはエレンに騙されていたことが分かり、エレンに対し愕然とした感想を感じます。

エレンはライナーがこれまでしてきた行いについて理解を示し始めることになり、ついにエレンはライナーと分かり合える日が近づきます。そのライナーはパラディ島から帰ってからエレンの手によって殺されることを望んでおり、その考えに反する結果となっていきます。そしてエレンはライナーに握手をするよう求める姿が描かれています。

そしてエレンの手が輝き始めることになり、エレンは巨人化を試みます。その頃ヴィリーは祭りの舞台においてパラディ島へ宣戦布告することを高らかに宣言します。その時ヴィリーはエレンの手によって体を真っ二つに切り裂かれることになってしまい、ヴィリーばらばらになった体が祭りの空へ舞い上がることになってしまうのでした。

あらすじネタバレ:101話「戦鎚」

25巻の101話のあらすじネタバレはエレンがヴィリーのばらばらのなった遺体を捕食するシーンから幕が上がります。エレンがヴィリーを殺し、遺体を捕食した時に戦鎚の巨人がついに姿を現します。戦鎚の巨人を見たエレンは先制攻撃を行い、馬乗りになりながら攻撃を加えます。しかし戦鎚の巨人には効果がなく、数十メートルに及ぶ槍を形成し、エレンを串刺しにしてしまいます。

その時マーレーにはエレン達以外にパラディ島の人々も潜入しており、立体起動装置を付けてマーレーの地を飛び回ります。戦鎚に巨人に打ち負かされたエレンはウォーハンマーという武器で首から上を失ってしまいます。うなじの中にいるエレンはむき出しの状態になってしまい、窮地に陥りますがそこにミカサが援軍として駆けつけ、戦鎚の巨人に雷槍を放って戦鎚の巨人を倒します。

しかしエレンを救出することに成功したミカサですがかつてのエレンがかえって来て欲しいと謎めいた発言を残すことになり、25巻の101話はここで幕を閉じるのでした。

あらすじネタバレ:102話「後の祭り」

25巻の102話のあらすじネタバレでは最初マーレー軍に属しているマガトがエレンがいるパラディ島に包囲網を仕掛けようと企むところから始まります。エレンがいるパラディ島の兵士の中にはフロックの姿も描かれていました。その頃ミカサに敗北した戦鎚の巨人は復活し、ボウガンを作り出してエレンに攻撃を加えます。一方エレンの仲間であるサシャは門番を射殺し、コニーは屋根にライトを置いていく姿が描かれます。

エレンに絶え間ない攻撃を繰り出している戦鎚の巨人に対しエレンは窮地に陥ります。その時新たな援軍として進撃の巨人の最強人物であるリヴァイが駆けつけます。進撃の巨人で最強であるリヴァイが登場したことによってエレンは戦鎚の巨人に対し攻勢を仕掛けます。そしてエレンとリヴァイの前に巨人軍の総戦力が集まることになり、エレンと巨人が対峙することになります。

そして25巻の最後にあたる102話の最後は巨人軍のジークが殲滅しろと声を掛け、一方エレンの仲間であるリヴァイが生き延びろと声を掛けます。そして巨人と人間との新たなる戦いが始まる場面で終了します。進撃の巨人25巻は物語の展開が始まる箇所が詳しく書いており、26巻ではまた激しい激闘が繰り広げられると考察することが予想されます。

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進撃の巨人25巻の主要な登場人物

登場人物①エレン・イェーガー

エレン・イェーガーは漫画進撃の巨人の主人公にあたる人物です。幼い頃から壁の外の世界に行くことを夢見ていた時に街が超大型巨人に襲われてしまい、母親が巨人に殺されたことから巨人を駆逐することを宣言します。その後エレンは調査兵団に入団し、並外れた努力の結果調査兵団に正式に入隊することになります。しかしその後エレンは巨人に捕食されてしまうことになってしまいます。

巨人に捕食されたエレンは命を落としたとされていましたが体に眠る巨人化の力で巨人に変身し、復活を遂げて人類史上初めて巨人を撃退します。最初巨人化が出来るエレンは調査兵団たちに迫害を受けてしまうのですがエレンの想いが通じて調査兵団に迎えれます。その後エレンは女型の巨人や鎧の巨人など多くの戦いに仲間達参戦し、巨人に打ち勝っていきます。

その中でエレンは始祖の巨人と進撃の巨人という二つの能力を持った巨人であることが判明していき、エレンはたびたび狙われることになっていきます。そしてエレンはユミルの呪いによって8年の余命となってしまいます。それから1年の時が経ち、エレンは壁外調査でパラディ島の沿岸部に到着して夢に馳せていた海を発見します。しかしエレンは外の世界にまだ見ぬ敵の存在がいることを知り、絶望してしまいます。

そしてさらに3年の歳月が経ち、クルーガーと名乗ってマーレーという場所に潜伏します。そして進撃の巨人25巻において4年ぶりにライナーと再会することになり、ヴィリーの宣戦布告の邪魔を行います。そしてエレンはパラディ島で戦鎚の巨人と激闘を繰り広げていくことになっていきます。

登場人物②ライナー・ブラウン

ライナーは進撃の巨人において鎧の巨人に変身することが出来る人物です。ライナーは最初調査兵団に入隊し、リーダー的存在として周囲から信頼されていました。しかしその正体はエレンである始祖の巨人を奪還するために潜入していたアニとベルトルトの仲間であり、突然ライナーは鎧の巨人に変身して超大型巨人であるベルトルトと共にエレンを拉致してしまいます。

しかしライナーは自らの行動に疑問を感じており、最初は壁を破壊する戦士としての役割を果たそうとしていましたが自らの罪の重さに耐えきれなくなったライナーはいつしか壁を守る兵士としての役割を果たそうとする人格が誕生します。その迷いからライナーは捕縛したエレンを調査兵団に奪い返されてしまい、ウォールマリアまで撤退することになってしまうのでした。

そしてウォールマリア奪還最終決戦で硬質化能力を手に入れたエレンと新兵器である雷槍の力の前に敗北を喫し、捕縛されてしまいます。その後ハンジに尋問を受けることになるのですがジークと車力の巨人に救出され撤退します。そして4年の歳月が経ちライナーは成長し、25巻の最初エレンと再会を果たすことになります。ライナーはマーレの行いに疑問を感じており、自らの前に現れたエレンに動揺を隠しきれなくなってしまいます。

登場人物③テオ・マガト

テオ・マガトはマーレ人の一人であり、マーレの戦戦士を統率している戦士隊の隊長を務めています。マガトはライナーやベルトルト、アニを戦士として選抜した張本人であり、厳格な態度を見せていますが非常に優秀な人物です。そんなマガトは進撃の巨人25巻においてマーレの中心人物として登場しており、ヴィリーの計画の全貌を知る人物です。

登場人物④ガビ・ブラウン

ガビ・ブラウンは進撃の巨人においてマーレの戦士候補生にあたる少女であり、自信家で型破りな性格が特徴な人物です。ブラウンはライナーの従妹の立場にあたり、家族との付き合いのほかにブラウンもライナーに憧れを持っています。実はファルコに好意を寄せていますが鈍感なファルコはその気持ちに気付くことが出来ず、進展することが出来ません。

そんなブラウンは進撃の巨人25巻において顔のスラバ要塞攻略戦で対巨人砲を搭載した列車を破壊した功績によってライナーの持つ鎧の巨人の能力の継承者に最もふさわしい人物として登場します。

登場人物⑤ファルコ・グライス

ファルコ・グレイスはマーレ編の主人公の一人であたる人物であり、ブラウンと同じ戦士候補生の一人です。ファルコはブラウンに好意を抱いており、ブラウンを助けるために鎧の巨人の継承者を目指すのですが鎧の継承者になることが誇らしいことか疑問に感じてしまいます。そんな中ファルコはスラバ要塞攻略戦で負傷したマーレの人を交流を深めることになります。しかしその負傷兵こそが潜入していたエレンでした。

ファルコは心優しい性格から本当の負傷兵だと思い込んでしまい、エレンに利用されてしまいます。そして進撃の巨人25巻でファルコはエレンをライナーの元に案内することになり、そこでエレンに騙されていたことを知り絶望します。

登場人物⑥ヴィリー・タイバー

ヴィリー・ダイバーは漫画進撃の巨人において名誉マーレ人として戦鎚の巨人を管理するダイバー家の当主にあたる人物です。ヴィリーはマーレを支配できる力を持っており、その中でマーレが軍国主義になっていくことを責任に感じています。そんなヴィリーはパラディ島の人達が不穏な動きをしていることを察知し、進撃の巨人25巻においてレベリオの祭りでパラディ島に宣戦布告をしようと画策します。

しかし25巻でパラディ島への宣戦布告を宣言した瞬間に巨人化したエレンに襲撃される事件が発生してしまい、巨人化したエレンに体をバラバラにされて絶命してしまうことになってしまいます。

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進撃の巨人25巻のエレンの立場を考察

漫画進撃の巨人25巻に収録されている各話のあらすじネタバレや25巻において主要となる登場人物のネタバレをまとめてご紹介しました。あらすじネタバレを見ると分かる通り、進撃の巨人25巻は進撃の巨人の物語の展開に重要となる話が登場することが分かりました。次は漫画進撃の巨人25巻での主人公エレンの立場について徹底的にネタバレ考察していきます。

エレンの立場①独断行動

ミカサはエレンと再会を果たしたときに帰ってきてほしいと意味深な言葉を投げかけました。このことを考察するとエレンは一人単独でパラディ島島とは別で単独行動をしていたのではないかと考えれます。今現在のエレンの心情は昔の純粋なものではなく、リヴァイ達はそんなすさんだエレンを単独任務に行かすことに反対したはずです。このことから25巻のエレンは一人単独で行動している孤独な立場にあると考察できます。

エレンの立場②大量虐殺

上述の考察の通りエレンは孤独な立場であると仮に過程すると25巻でのエレンがヴィリーなどを大量虐殺するシーンからもうミカサの元に戻ることが出来ず、前に進み続けるしかできないと感じます。このエレンの姿はまるでエレンの巨人の能力である進撃に憑りつかれたように感じ、本能のなすがまま行動しているのではないでしょうか。

エレンの立場③ミカサの反応

ミカサはエレンを救出した際に帰ってきて欲しいとつぶやくシーンでエレンが単独行動しているのではないかという考察をご紹介しました。実はミカサにはこれ以外でも意味深な発言をエレンに投げかけていました。その発言とはエレンが民間人を大量虐殺した後に自分が何をしたのかわかっているのかと話したことです。この台詞からミカサはエレンに人殺しをしてほしくないか民間人を殺さない方法もあったかを語っていると考察できます。

もし後者である民間人に危害を加えないで終わることが出来たのであればエレンはなんのために民間人を犠牲にしたのかとても気になります。しかし102話でフロックがエレンを悪魔と呼んでいたことからエレンは昔のエレンからかけ離れた存在になっていると考察することができ、その台詞からエレンはわざと民間人を傷つけたのではないでしょうか。

エレンの立場④今後はどうなる?

上述の考察や物語のあらすじネタバレから推測するとエレンはヴィリーが掲げている脅威論を現実化させようと動いていたと感じます。そして窮地に立たされているマーレ軍も戦鎚の巨人の援軍でジークが来たものの形勢が逆転する見込みがまるでありません。これらをまとめると今後26巻ではマーレ軍とエレンの戦闘が終結し、エレンはこれまで以上に悪魔という存在になっていくのではないかと考察できます。

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進撃の巨人25巻の伏線を考察

25巻の伏線①ミカサの言動の意味

進撃の巨人25話では今後の展開で伏線になると考察できる箇所が複数登場しました。まず一つがミカサがエレンに話した発言です。ミカサはエレンに対して戻ってきて欲しいといった想いをエレンにぶつけており、このことからエレンがなにかしらミカサ達とは別の行動をしていると考察できるとご紹介しました。もしこれが本当なのであれば今後エレンが単独で重大な事件を起こす可能性が浮上します。

25巻の伏線②エレンの言動の意味

ミカサが登場した際エレンはミカサにみんな来てくれてよかったとつぶやくシーンが25巻で登場しました。これは上記のミカサの台詞からエレンが単独行動をしていることに繋がるものであり、もしかするとエレンは単独で行動することを頭に置いていたからこそこの発言をしたのではないでしょうか。

25巻の伏線③あご髭の男の正体

進撃の巨人25巻の99話で謎のあご髭男がジークとピーク・ポルコの分裂させる罠に嵌めようと画策します。この謎のあご髭男の正体はアルミンではないかと考察できます。なぜなら今さらになり、新キャラが登場するとは考えにくいものになっており、さらにあご髭が生えているジャンとはまた違う性質の髭だったからです。さらに進撃の巨人で成長した姿が描かれていないのがハンジとアルミンの二人だけだからです。

ハンジは女性なので排除していいと考えられ、そうすると残るのはアルミンのみです。そうすると謎のあご髭男は高身長であり、背の低いアルミンとなぜ同じなのか疑問に感じる方も多いと思います。しかしアルミンは超大型巨人に変身する能力を身につけたことから身長が伸びたのではないかと考えるとアルミン以外では考えられないものになっています。

もし謎のあご髭男がアルミンだとするとパラディ島にはエレンやミカサ達が留守にしているので誰もいないことになります。ではその誰もいないパラディ島を誰が守っているのでしょうか。その守り人として挙げられているのが女型の巨人であったアニが寝返った説が濃厚です。アニは25巻で父が藤樹しており、このことから調査兵団にパラディ島の留守を任されているのではないでしょうか。

25巻の伏線④エレンの年齢

進撃の巨人86話でグリシャが子供の時のエピソードを語った中でグリシャの父が巨人大戦は80年前にあったと話しました。そして99話が巨人大戦で100年目にあたると考えるとグリシャが妹を失ったのは15年から25年前だと推測できます。そうすると妹を失ったグリシャは14歳ということになり、ダイナと結婚したのが19歳と確定しているものの同じ年にジークが生まれ、4歳の時に密告をしたとすると誤算が生じてきます。

なぜならそうするとグリシャがパラディ島に連行されたのが妹を失ってから11年が経った後と考えらえ、多く見積もったとしても14年前になります。これをふまえるとエレンの年齢が今19歳から20歳という設定と帳尻が合わなくなってしまうからです。もちろん巨人大戦が100年とは言ったものの実際何年かの誤算があるとすればこれは立証することが可能です。

そしてグリシャの父親が教えた内容が間違っていたとしてもこの帳尻が合わないことを説明できます。しかし物語を読んでいるとどうも間違いがあるとは考えにくいものになっており、もしかするとパラディ島の付近だけ時空が歪んで時代がおかしくなっているのではないでしょうか。

25巻の伏線⑤エルディア人差別

進撃の巨人97話でヴィリーは先代がマーレ人を自由にさせたことでエルディア人の差別が始まったと語ったと思われる場面が登場します。この発言の内容を考察すると先代より前の世代ではエルディア人の差別が無かったのではないかと考えられます。巨人の力を継承すれば13年で死亡するという真理があり、今現在の継承者を13年目にあたると仮定すると前の先代が戦鎚の巨人の能力を継承したのは26年前であると考えられます。

そしてグリシャがエルディア人差別によって妹を亡くしてしまったのが多く見積もって10年から35年前だと仮定するとある疑問が生まれてきます。先代と呼ばれる人物が継承者となってからマーレ人を自由にさせた後6年ほどでエルディア人迫害差別が行われていたと考察できるからです。6年足らずという少ない年数でエルディア人がマーレに対して犬と同じぐらいに服従するとは考えられません。

もしかするとこの先代がマーレ人を自由にさせてエルディア人迫害が活性化するまでの短い間で何かしらの国家を揺るがす事件が起きたのではないでしょうか。もしこの考察が当たっていたのであれば今後進撃の巨人の世界で歴史の真実を知るうで重要なものになっていくと考えられ、物語の分岐点に繋がるものになると推測することが出来ます。

進撃の巨人25巻と雑誌の変更点

変更点①進撃の巨人99話

進撃の巨人25巻では雑誌とコミックスでは変更点が何点か確認できましたのでご紹介します。まず雑誌ではカールフリッツ145世という発言がコミックスでは読みやすくするために145代目の王カールフリッツと変更されています。次にヴィリーが不戦の契りを交わすシーンでは不戦の契りを作りましたから不戦の契りを生み出しましたと改変されています。

他にもヴィリーが始祖の巨人を奪われたことを話すシーンでは本誌では「淘汰されました。奪われたのです。」となっているところがコミックスでは「淘汰され、奪われたのです。」といった表現に変えられており、コミックスは二つの文章を一つにまとめて紹介するような表現となっています。

変更点②進撃の巨人100話

100話ではまずピークの台詞が二点変更されています。まず一つ目は狭い場所で「巨大化できないね」と本誌で話していたのですがコミックスでは「巨大化できない」となっており、ピークが独り言を言っているような表現に変えられています。ポルコの最悪圧死するという台詞が独り言にツッコミを入れるようなかたちで描かれているのでピークの台詞を独り言に近い表現で現したと考察できます。

もう一つのピークの変更点は次のコマで水と食料を持つピークが本誌では木と食料があると間違って書いていましたがコミックスでは修正され、水と食料となっています。次にエレンがライナーとファルコと対峙する場面ではブラウン隊長と本誌掲載時描かれていますがコミックスではブラウン副長と改変されています。これについてはライナーが副長ということもあって単純な間違いだと分かります。

またライナーが土下座するように倒れた時にエレンがライナーを起こす場面も改変された点があります。本誌掲載時では世界の軍が手を取り合いと表現されいるところをコミックスでは世界の国々となっています。打倒を宣言して国同士が争う場合なら世界の軍と表現したほうがいいのですが、人が手を取り合う場面なので世界の国々と表現したほうがより適切なものになっています。

変更点③進撃の巨人101話

101話では本誌掲載時では戦鎚というタイトルだったのですがコミックスでは戦鎚の巨人と改変されています。特に変更したからといって意味が変わる訳ではないのですが、これまで進撃の巨人では「女型の巨人」や「鎧の巨人」など巨人の名前が付けられたタイトルが多数あり、これを意識したのではないかと考えられます。

変更点④進撃の巨人102話

102話の変更点ではまず一つ目としてマガト隊長が本誌では「一体何を考えてこんなー」という台詞がコミックスでは「何を考えてー」と短く短縮されています。コミックスではコマが雑誌よりも小さくなるので見やすいように変更されたと考えられ、変更されたことにより手榴弾が落ちたシーンの緊迫感も伝わってくるものになっています。他にも病院へウドを運んだシーンも変更がされています。

本誌掲載時では「この子はとっくに」といった台詞が記載されていたのですがコミックスでは「この子もとっくに」と変更されています。「も」と変更されたことによってウド以外にも多くの死者出ているとう意味が強くなっています。最後の変更点はサシャが門番を射殺するときのサシャの顔です。本誌掲載時ではサシャは驚いたような表情をしていました。

しかしコミックスでは口の開いている大きさが小さくなり、冷静さを感じる場面になっています。もしかするとこのシーンを変更した理由はサシャとガビの今後の展開のためではないでしょうか。

進撃の巨人25巻を読んだ感想や評価は?

進撃の巨人25巻を読んだ読者の感想で多く集めたのはこれまで発売されている進撃の巨人の中で一番面白いといった感想でした。主人公が成長し、一つの場所に集って敵側の巨人と戦うシーンは胸が熱くなる内容であり、一番面白いという感想を裏付けるものになっています。

進撃の巨人25巻でおもしろいといった感想のほかに話が難しいといった感想も多く見られました。進撃の巨人は感想にもある通り巻が進むにつれて難しいストーリーになっており、おおくの読者を悩ましているようです。なので上記の感想の通り物語の考察を参考にしながら読むことをおすすめします。

進撃の巨人25巻を読んだ読者の感想の中には本誌掲載時とコミックスではタイトルが変更されていることに気付いたといった感想もありました。感想でもある通り巨人の名前がタイトルに何回もつけられており、今後も登場する巨人の名前がタイトルになる可能性が高いものになっています。

Thumb進撃の巨人102話(後の祭り)をネタバレ!4年後のリヴァイなどあらすじと感想 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

進撃の巨人25巻のあらすじと感想まとめ

本記事では漫画進撃の巨人25巻について物語のあらすじや主要となる登場人物、考察などを読者の感想を交えてネタバレ紹介させて頂きました。漫画進撃の巨人25巻は今後の展開を左右する分岐点になっているといっても過言ではないものになっていることが判明しました。この25巻が分岐点だとすると今後急展開を迎えるはずなので是非漫画進撃の巨人の今後の展開にご注目ください。

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