【進撃の巨人】ロッド・レイスが超超大型巨人化した理由は?最期や死亡原因も考察

進撃の巨人に登場するロッド・レイスは、壁の中の真の王家・レイス家の血を引く男性です。ロッド・レイスは進撃の巨人の主人公・エレンの父にうばわれた始祖の巨人の力をロッド・レイスの娘であるヒストリアにうつすべく、ヒストリアを巨人化させようおいう思惑をもっていました。しかし、ヒストリアが巨人化を拒否したためロッド・レイスの思惑は頓挫し、ロッド・レイスは自らを巨人化させ超超大型巨人化となり、その後死亡してしまいます。この記事ではロッド・レイスの死亡理由や、巨人化した理由などをご紹介します。

【進撃の巨人】ロッド・レイスが超超大型巨人化した理由は?最期や死亡原因も考察のイメージ

目次

  1. ロッド・レイスはどんなキャラ?
  2. ロッド・レイスが超超大型巨人化した理由
  3. ロッド・レイスの最期は?死亡した理由に迫る
  4. ロッド・レイスの超超大型巨人化が失敗した理由
  5. ロッド・レイスのレイス家を考察
  6. ロッド・レイスの声優
  7. ロッド・レイスに関する感想や評価は?
  8. ロッド・レイスと進撃の巨人まとめ

ロッド・レイスはどんなキャラ?

進撃の巨人:ロッド・レイスのプロフィール

進撃の巨人の登場人物・ロッド・レイスは、壁の中の貴族で、最高権力者です。進撃の巨人の作中では、壁の中に君臨する王家は実は偽者であり、真の王家はレイス家という事実が発覚しています。そのことを知るものはごくわずかで、エレンを含むほかの住人たちは全くその事実を知りませんでした。レイス家には、真の王家であることを知られてはならない、重要な理由があったようです。

進撃の巨人のキャラクターの名前は、基本的にドイツの名前にちなんだものが多いですが、ロッド・レイスは英語圏の名前からとったのではと考えられています。ロッド・レイスは自身の生きる理由に「神を呼び戻して、神に祈りを捧げること」と語っています。その目的のためには、家族をも見捨てることもいとわないようです。

進撃の巨人の作中にて、ロッド・レイスはエレンの中に宿る始祖の巨人の能力を奪うため、ロッド・レイスの娘であるヒストリアを巨人化させ、その巨人化したヒストリアにエレンを捕食させ始祖の巨人を奪うといった思惑を持っていました。しかし、ロッド・レイスの考えに娘であるヒストリアは反発し、巨人化を拒否します。

その結果、ロッド・レイスは自らを巨人化させ、エレンの中に宿る始祖の巨人と、進撃の巨人の巨人の能力を奪おうとしました。しかし、理由は後述しますが、なぜか超超大型巨人となってしまい、エレンではなくエレンたちが住む壁のほうにと進行し始めました。その後、調査兵団とヒストリアによって、超超大型巨人に巨人化したロッド・レイスは倒され、死亡します。

次の項目から、進撃の巨人のロッド・レイスの超超大型巨人化した理由や、ロッド・レイスの死亡にいたったかの理由などを詳しくご紹介していきます。

進撃の巨人:ロッド・レイスの初登場

進撃の巨人の作中で、ロッド・レイスが初登場したのは、ヒストリアが自身の過去を調査兵団の仲間に打ち明けた回想シーン内です。ヒストリアは母方の祖父母と母親と暮らしていましたが、愛情を与えられることも、勉強を教えてもらうこともなく孤独に育ちました。

しかし、姉であるフリーダや、自身で読み書きを学んだこともあり、本が読めるようになります。ヒストリアが読む本のどれもこれも、母親は子供を愛するものだと書かれていました。そのことを始めてしったヒストリアは、今まで一度も話したことのない、触れたことのない母親の愛情を得ようと、母親に突然抱きつきます。すると、母親はそんなヒストリアを突き飛ばします。

鼻から血を出し、驚くヒストリアにむかって「お前を殺す勇気が私にあったなら」と吐き捨てます。その後、母親は家を出て行き、戻ることはありませんでした。ヒストリアは、ひどいことを言われていると感じていましたが、それより、自分にはじめて反応してくれた喜びのほうが大きく感じたのでした。

家出をしていたヒストリアの母親とともに夜遅くに現れ、ヒストリアに父親であることをつげると、これから一緒に暮らそうと話しました。しかし、そこへロッド・レイスを追ってきたケニーたちに見つかってしまい、母親をヒストリアが殺されそうになります。母親は、話しが違う、ヒストリアは娘ではないと必死に命乞いをしました。

母親はケニーによって殺され、死亡します。ヒストリアも殺そうとしますが、ロッド・レイスは「名前を変えて、つつましく暮らすなら生かしてもよいのではないか?」と提案し、ヒストリアは「クリスタ・レンズ」と名前を変えて暮らすことになりました。

進撃の巨人:ロッド・レイスはヒストリアの父親

前述でもご紹介したように、ロッド・レイスはクリスタ・レンズことヒストリアの実の父親です。ロッド・レイスは、正妻との間にも子供がいましたが、使用人の女性と不貞を行い、ヒストリアが誕生したのでした。使用人の女性は、ロッド・レイスの子供を産めば自分がレイス家の財産をもらえると考えており、ヒストリアを産みましたが、ロッド・レイスが使用人の女性に本気になるはずもありませんでした。

ロッド・レイスの対応に絶望したヒストリアの母親は、仕事も立場もなくし、ヒストリアを憎んでひっそりと暮らしていたのでした。ロッド・レイスは、ヒストリアと再開した際に、父親として愛していたと語っていますが、ロッド・レイスがヒストリアに会いにいった理由は、始祖の巨人を引きつぐ家族が、進撃の巨人の主人公・エレンの父親に殺されたため、代用としてヒストリアを手なずけようとしたからでした。

進撃の巨人:ロッド・レイスは始祖の力を失った?

ロッド・レイスは、娘であるフリーダに始祖の巨人を継承させていました。しかし、そのフリーダが、エレンの父親であるグリシャによって捕食されてしまったのです。そのエレンを娘であるヒストリアに捕食させ、始祖の巨人を継承しようとたくらみますが、なぜロッド・レイスは自分を巨人化して、エレンを捕食しようと考えなかったのでしょうか?始祖の力を失ったからではないかと言われていましたが、そうではありませんでした。

まして、レイス家の長子でないと継承できないと言うきまりもありません。血を引くロッド・レイスは、自身が始祖の巨人を継承できないある理由があったのでした。

進撃の巨人:ロッド・レイスの行動原理

レイス家は、代々始祖の巨人の力を継承しつづける、真の壁の中の王家です。始祖の巨人の能力はレイス家の人間でなければ使うことは出来ないとされており、その力は巨人を操ることもでき、その気になれば人類を巨人から解放することも可能なのです。しかし、代々続く始祖の巨人の継承者たちは、その力を使うことを頑なに拒みます。

その理由は、初代レイス王の「不戦の誓い」という思念が強く継承されてしまうためでした。ロッド・レイスと、弟であるウーリ・レイスは、巨人を操って人類を救おうと父親を必死に説得していましたが、初代レイス王の思想にとりつかれている父親は全く耳を貸しませんでした。そして、弟であるウーリ・レイスが、自分が継承して、必ず人類を解放すると約束します。

しかし、そんなウーリ・レイスも、いざ始祖の巨人を捕食すると父親のように始祖の巨人の思想に取り付かれてしまいました。苦悩するロッド・レイスでしたが、継承する前に、ウーリから「祈ってくれ」と言われたことや、初代レイス王の思想を受け継いだウーリの目を見て「ウーリはこの世界の全知全能の神になった」と理解します。

そして、以前のように初代レイス王の思想に逆らうことはせず、変わりに神をあがめ、祈り続けることを生きがいとします。それが自分に与えられた使命なのだと疑わないロッド・レイスは、自分が神になることは望んでいません。そのため、始祖の巨人を自分が継承するわけにはいかないと語っているのでした。

TVアニメ「進撃の巨人」Season 3

ロッド・レイスが超超大型巨人化した理由

超超大型巨人化した理由①ヒストリア巨人化計画

超大型巨人と鎧の巨人が、進撃の巨人の主人公・エレンの住むシガンシナ区を襲撃した日、ロッド・レイスは、家族とともに祈りを捧げていました。そこへ、進撃の巨人の能力を持つエレンの父・グリシャが襲撃をかけます。グリシャは、ロッド・レイスの娘・フリーダが持つ始祖の巨人の力を奪いにきたのでした。そして、レイス家の血族を絶つため、フリーダを捕食し、家族も皆殺しにしてしまいました。

ロッド・レイスはフリーダが捕食されると、家族を見捨てて一目散に逃走をはかり難を逃れました。そして、すぐに隠し子であるヒストリアの元に行き、始祖の巨人を継承させようともくろみましたが、ケニーによって計画は頓挫します。それから数年後、調査兵団に入ったヒストリアをエレンとともに誘拐し、ヒストリアを巨人化させエレンを捕食させようと考えました。

ヒストリアはクリスタ・レンズという名前で、訓練兵に入り、調査兵団に入りました。ヒストリアはとても小柄で、戦闘向きとは言えない心優しい少女です。困っている人を放っておけず、また面倒見も良いことから、仲間たちから「女神」とまで言われて親しまれていました。ある時雪山での訓練が行われ、ヒストリアとダズ、ユミルは仲間とはぐれてしまいました。ダズは気絶し歩けなくなり、ヒストリアが引きずっています。

なんとかダズを助けようとダズを寝袋ごとロープで引っ張りながら「ユミルは先に行って」と話します。ユミルはそれを見て「お前、良い人だと思われて死にたいんだろ?」と指摘されてしまいます。否定するヒストリアですが、それは核心をついていました。親から見捨てられたヒストリアは、誰かに必要とされたいと思いながらも、死んでしまいたいと思っていたのでした

ユミルはヒストリアと自分の境遇が似ていると言います。ヒストリアはユミルに「私と友達になりたかったの?」と問いますがユミルは慌てて「違う!」と否定し、「ダズは私に任せてお前は先に行け」とヒストリアを残してダズと山を降ります。ユミルは巨人化してダズと下山してのですが、当然ヒストリアは知りません。どうやって下山したのか、ヒストリアは不思議でたまらずユミルに問いかけます。

ユミルは、「お前になら教えてやっても良い。だけど、もし私が教えてやる日がきたら、そのときはお前は本当の名前で生きろ」と話したのでした。その日からユミルとヒストリアは親友と呼び合えるほどの仲になりました。

場面は現在にもどります。前述の通り、愛情に飢えていたヒストリアの心につけこむように、ロッド・レイスは、「仕方がなかった。本当はお前を愛していた」などと嘘ぶき、愛情に飢えていたヒストリアは父親の戯言を信じて涙を流します。そして、巨人継承の場に使われていた「儀式の間」にエレンを繋ぎ、ヒストリアを説得してヒストリアを巨人化させようと、巨人化できる薬が入った注射器を渡すのでした。

自分を愛してくれるお父さんのために、と思い、巨人化を決意しようとするヒストリアでしたが、ここでヒストリアは、ロッド・レイスが、なぜ自分が始祖の巨人になろうとしないのか、ヒストリアに対しての真の感情を知ってしまいました。それは、ヒストリアを抱きしめ、愛しているといったのは全て自分の生きる目的のためだったと話しているような内容でした。

超超大型巨人化した理由②ヒストリアに拒否された

父親であるロッド・レイスの本性を知ったヒストリアは、それでも父親の期待に応えようと注射を打とうとします。しかし、そのとき、親友であるユミルから「胸をはって生きろ」と言われたことを思い出します。そのとき、いつまでも注射を打とうとしないヒストリアに業を煮やしたロッド・レイスは、ヒストリアに掴みかかりました。すると、ヒストリアは父親を投げ飛ばします。

背骨、あるいは首を強く痛めたロッド・レイスは痛みに悶絶しながら、ヒストリアの怒りの声を聞きます。ヒストリアはふざけるな!と叫びながら巨人化や、人類を救うことを拒否してエレンを救いに行きました。始祖の巨人の力をレイス家がもっていないと世界を救えないと思い込んでいるエレンは、自分なんか生きてたってしょうがないと泣き叫びます。そんなエレンをヒストリアは「うるさい!」と一喝するのでした。

その隙に、ロッド・レイスはヒストリアが叩き壊した注射器からもれた巨人化の脊髄駅を「ウーリ、フリーダ、待ってて」と言いながら舐め始めました。すると、ロッド・レイスはまたたくまに超超大型巨人となり、儀式の間はそのあまりの大きさと破壊力に耐え切れず崩壊を始めます。儀式の間にいたケリー一派は、ケリーを残し全滅し、エレンたちも脱出できずにいました。

そこへ、ロッド・レイスのカバンから転げ落ちた「ヨロイ」の瓶が目に入ります。調査兵団の兵士長・リヴァイは、それを使うかどうかはエレンに任せると言い、エレンはそれを使い、自身を硬質化させるなどして仲間を救いました。

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ロッド・レイスの最期は?死亡した理由に迫る

進撃の巨人:死亡理由①不完全な状態

ロッド・レイスが死亡した理由の一つは奇行種になってしまったことです。その結果目の前にいたエレンを捕食できないばかりか、その巨体から二足歩行が出来ず、地面に顔をめり込ませながら這うようにしか動けません。ロッド・レイスは人類が住む壁方向に向かいます。エレンたちは1度壁までもどり、どうやって超超大型巨人となったロッド・レイスを倒すか考えます。

ロッド・レイスは、全身灼熱の炎がおおっているため、通常の武器では倒すことができません。エレンは、自分をロッド・レイスを死亡させるのではなく、自分を捕食させ、死亡させずに人間に戻す方法が良いと提案します。

一端、エレンをロッド・レイス巨人に捕食させればロッド・レイスは人間にもどり、そのロッド・レイスに全てを自白させ、操って始祖の巨人を使わせようと話しました。しかし、ロッド・レイスが初代王レイスの思想に取り付かれるため、それは現実的ではないとヒストリアは反論します。そして、エレンの父グリシャは、人類を救うためにフリーダを捕食して、エレンにその力を継承したのではないかと続けます。

それを聞いたエレンの親友・アルミンも「あのイエーガー先生が考えもなしにこんなことするはずないよ」と賛同します。エレンは自分の父親のしたことが無駄ではないと知り、安堵します。そして、エレンたち調査兵団は壁の上で超超大型巨人となったロッド・レイスを待ち受けます。壁の中の大勢の住民の気配を頼りにロッド・レイス巨人は前進しているため、住人たちを避難させず、囮として使おうと考えます。

しかし、ロッド・レイス巨人の討伐に失敗した場合、すみやかに住民を避難させねばならないため、住民に避難訓練を強制し、店などの営業を休ませようとしました。しかし、たかだか訓練で店も休まなければならないとあって、住民たちから猛反発がおこり、混乱状態になりました。壁の上から大砲などでロッド・レイス巨人を攻撃しますが、傷一つ付きません。

ロッド・レイスはついに壁に到達し、その姿を壁の中の住民に見せました。住民は慌てふためき大混乱となります。調査兵団は、火薬を樽につめこみそれを巨人化したエレンがかつぎ、顔を上げているロッド・レイスの口の中にめがけて放り込みました。すると、ロッド・レイスはうなじごと破裂し、肉片が飛び散ります。その肉片のどれかが弱点であるうなじであるため、調査兵団たちは落下していく肉片を切り刻んでいきます。

その中には、ロッド・レイスの娘であるヒストリアの姿もありました。ヒストリアは、この戦いが終わったら真の王家の女王として、壁の中を統治するようにとエルヴィン団長から命じられていました。そのため、戦闘には参加しないようにと言われていたのですが、自らを女王として住民に認めてもらうため、父親と完全に決別するために戦闘の参加を申し出たのでした。

進撃の巨人:死亡理由②ヒストリアに殺される

ヒストリアがロッド・レイスを死亡させようとし、肉片に太刀をいれた瞬間、ロッド・レイスの過去の記憶が脳内を駆け巡りました。ヒストリアはロッド・レイスにとどめを刺し、死亡させました。そして、そのまま街に落下しました。そこにいた住民に、ヒストリアは立ち上がり「私は壁の真の王である」と宣言しました。ロッド・レイスを見事死亡させた姿を見ていた住民はヒストリアを真の王として受け入れ、涙し称えました。

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ロッド・レイスの超超大型巨人化が失敗した理由

巨人化が失敗した理由①セリフから考察

ロッド・レイスはなぜ巨人化できる脊髄駅を摂取したにも関わらず、不完全な巨人となってしまったのでしょうか?ロッド・レイスは「私が巨人になるわけにはいかない」と進撃の巨人の作中でヒストリアに語っています。しかし、なるわけには行かない理由は、不完全な巨人にしかなれないという意味ではなく、自分が始祖の巨人の力を持つ王を神と称え続けたいという身勝手な願望でした。

巨人化が失敗した理由②年齢が関係?

ロッド・レイスが、完全な巨人化を果たせなかった理由の一つとして、年齢が関係あったのではないか?と言われています。確かに、ウーリやフリーダもまだ若いころに巨人化しており、エレンやアニたちも幼少のころから巨人化の能力も得ています。しかし、グリシャは大人になったあとに巨人化しており、その他の無垢の巨人たちもロッド・レイスと同じ年ぐらいに巨人化している描写があります。

このことから、年齢によって未熟な巨人になるという可能性は低いのではないかとも考えられています。

巨人化が失敗した理由③経口摂取だったから

続いてのロッド・レイスが未熟な巨人になった理由としては、通常は注射器によって体内に巨人の脊髄液を注入する方法がスタンダードですが、ロッド・レイスはヒストリアによって撒き散らかされて脊髄液を舐めて体内に取り入れました。そのことから、通常の摂取の仕方と異なるために、未熟な巨人となった可能性が考えられます。

巨人化が失敗した理由④摂取量が少なかったから

前述の理由の続きになってしまいますが、ロッド・レイスが未熟な巨人となってしまった理由は、単純に摂取量が少なかったからではないか?とも言われています。通常は注射器に入っている量を全て注入することにより完成した巨人になることができるので、わずかしか摂取できなかったロッド・レイスは、その量が少なかったため奇行種になったとも考えられます。

巨人化が失敗した理由⑤首を負傷していたから

最後の理由としては、ロッド・レイスが巨人化の脊髄液を舐めた際に、頚椎を損傷していたからではないか?と考えられています。ロッド・レイスはヒストリアを巨人化させようしましたが、ヒストリアは拒否して脊髄液が入っている注射器を床に叩きつけ壊してしまいます。それに動揺したロッド・レイスはヒストリアに掴みかかりますが、ヒストリアに投げ飛ばされてしまい、床に叩きつけられました。

その際、ロッド・レイスが首を痛めたような描写があるのです。首のうなじの部分は巨人の弱点であり、重要な部分です。その箇所を傷めた状態で脊髄液を摂取したので、未熟な奇行種になってしまった説が有力な考えとなっています。

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ロッド・レイスのレイス家を考察

進撃の巨人:レイス家の歴史

ヒストリアやロッド・レイスが血を引いているレイス家は、壁の中の真の王家で、100年以上、壁の中に「楽園」を築いてます。しかし、壁が出来る前からレイス家は存在しており、その本来の歴史は2000以上とも言われています。レイス家は始祖の巨人の能力の一つ「記憶の改竄」を使い、壁の中の人々の記憶を改竄し、壁の外の世界のことを忘れさせました。

しかし、アッカーマン一族に対しては記憶の改竄は行えず、壁の外の記憶をもっているとされレイス家から迫害を受けて滅亡させられました。唯一の生き残りはミカサとリヴァイだけだと考えられています。レイス家と壁の中の住民は、本来は壁の外の国の住人であり、その巨人化できる能力をもって世界を支配したため「悪魔」と壁の外の住人から憎悪されています。

戦争をやめたいと願った初代レイス王は、現在エレンたちが住んでいる島「パラディ島」に同士たちと共に渡り、そこに巨人を操ってつくった巨大な壁を作り、その中に篭りました。そして、壁の中に楽園を築くため、住人の記憶を改竄しレイスが王であることなどを消して、「決して戦わない」ことを強く誓ったのでした。

しかし、レイス王は敵国の軍隊がいずれ巨人の力をも超える軍事力を得ることを予想しており、壁の中の楽園もいずれは滅びると予感しています。そのため、巨人から人類を解放しても、そのさらに向こう側にいる敵国たちに滅ぼされてしまうため、巨人を放置し、人間たちを壁の外から出さないようにしているのです。いずれ滅びるのだからと、今だけでも平穏の幸せを人類に与えることを第一に考えています。

しかし、エレンの父・グリシャは実は外側の国、マーレ国に住むエルディア人であり、エレンは父グリシャの記憶を思い出し、壁の外の真実が明らかになりました。そのことは壁の中の住民たちにも明かされました。また、エレンの中にいる始祖の巨人の能力は、レイス家の血を引くものと接触することで発動できる可能性が浮上しました。

事実、エレンの母・カルラを捕食した巨人(正体はレイス家の血を引く女性・ダイナ)にエレンが触れたとき、巨人を操る能力が解放されたのです。ダイナはグリシャの前妻で、マーレ国による反逆罪によって巨人化させられてしまっていたのでした。グリシャの記憶がよみがえったことにより、そのことはエレンも知ることとなります。そして、ヒストリアを巨人化させて接触すれば、また発動できるのではと考えます。

しかし、ヒストリアを巨人化させることなどしたくないとエレンは考え直します。しかし、自体は深刻化し、やはり壁の中のエルディア人を救済するにはあと50年間はレイス家の誰かを巨人化させつづけ、子供を産ませ続けさせるしかないとの結論にいたりました。エレンは猛反発し、独断でマーレに攻め込み、仲間を犠牲にするなどしていますが、それもヒストリアを守るためだとも考えられています。

進撃の巨人:レイス家と獣の巨人の関係を考察

過去の考察では、レイス家と獣の巨人の関係が注目されていました。その理由は、壁の中のエルディア人は、107年前に巨人の襲われて逃げ込んできたといわれており、それは獣の巨人の仕業だったのではないかと言われています。あるいは、獣の巨人にレイスの初代王が言われてそのようにしたのではとも考えられています。その後、初代レイス王が、エルディア人の記憶を改竄し、獣の巨人の記憶を改竄した可能性があります。

そして、現在の獣の巨人(ジーク)は、マーレ国の戦士かと思いきや、実はエレンたちエルディア人の味方であると語っています。しかし、エルディア人を救うという意味は、獣の巨人(ジーク)の中では「エルディア人を救うために、エルディア人が犠牲になっても仕方がない」ということになっているため、今現在壁の中にいるエルディア人は、いずれ巨人化させ、兵器として利用するため繁殖させられているのではとも考えられます。

エレンが壁の中にいる人々のことを「家畜」というように、まさしく壁の中の住人は、獣の巨人(ジーク)に飼われている家畜ともいえると考察されています。その家畜を管理する役割が、レイス王なのではとも囁かれていますが、実際にはそのような事実はなかったことが明らかになっています。ですが、レイス家についてはまだまだ不明点が多く、その解明が急がれています。

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ロッド・レイスの声優

進撃の巨人:ロッド・レイスの声優は屋良有作

アニメ・進撃の巨人でロッド・レイスの声を演じているのは、声優の屋良有作さんです。屋良有作さんは1970年代から声優界で活躍しており超がつくほどのベテラン声優です。

進撃の巨人:屋良有作のプロフィール

進撃の巨人・ロッド・レイス役の屋良有作さんは1948年3月15日生まれで、70歳にも関わらずいまだ現役で活躍している人気声優です。屋良有作さんは高校を卒業し、当為は自動車会社に就職し、設計技術者を目指していました。ですが、営業のほうが向いていると勤務先に言われて営業職につきました。しかし、その方向性に疑問を抱いて5ヶ月後には退社をしてしまいます。

その後、半導体のメーカーに就職するも6年で退社し、その後は役者を目指すようになり、声優としての活動も行いました。屋良有作さんは悪役を演じることが多いですが、なんとそのイメージとはまったく異なる「ちびまる子ちゃん」の「ヒロシ」役を演じるなど、三枚目の役も見事にこなしています。その他にも、「キテレツ大百科」「きんぎょ注意報!」などでも父親を演じています。

進撃の巨人:屋良有作の他の出演作

屋良有作さんは、「ゲゲゲの鬼太郎」の「ぬりかべ」や「ドクタースランプ」の「則巻千兵衛」、「ドラゴンボール」の「スラッグ」など数々の有名作品に登場しています。その他もドラえもんやクレヨンしんちゃんなどに、メイン役ではありませんが、多数出演しています。

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ロッド・レイスに関する感想や評価は?

ロッド・レイスが超超大型巨人化した姿があまりにも気持ち悪いという方の感想です。超大型巨人よりも大きく、またグロデスクな姿は視聴者に衝撃を与えました。

ロッド・レイスの巨人の姿は、ジブリアニメ・風の谷のナウシカを彷彿とさせると語っています。その姿はさながら王蟲と巨神兵のようだとコメントしています。

超超大型巨人化したロッド・レイスを見て、原作でも充分気持ちが悪い存在として描かれていましたが、アニメだとより一層気持ち悪さが倍増になると話されています。進撃の巨人は原作も充分面白いですが、アニメの力を感じることの出来る作品だと語っています。

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ロッド・レイスと進撃の巨人まとめ

ロッド・レイスは実の娘であるヒストリアを、自分の身勝手な目的のために巨人化させようともくろんでいました。それを知らなかったヒストリアは盲目的に父親から愛されていると信じますが、ロッド・レイスはその思いを見事に打ち砕きます。かくしてロッド・レイスの思惑は頓挫し、自身も奇行種になりはて、ヒストリアの手によって処刑され死亡しました。

死亡原因となった奇行種にならなければ、死亡せずに生き延びた可能性もあります。奇行種になった有力な考えとしては、脊髄液を「経口摂取したから」「脊髄液の摂取量が少なかった」あるいは「首を怪我していたから」が挙げられます。しかし、ロッド・レイスが死亡してしまった今となっては、推測の域をでませんし、あの時はロッド・レイスを死亡させるしか人類を救う方法はありませんでした。

すでに死亡してしまったロッド・レイスですが、今後レイス家の謎がどんどん解き明かされることだと考えられます。すでに死亡しているレイス家の人間についても語られるかもしれませんし、今後ますます盛り上がっていく展開になると予想されます。レイス家の血筋は今のところヒストリアとジークしかいないと考えられていますので、この2人の今後の動向には注意が必要です。

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