モモゼ王子の念獣がかわいい?死亡までの経緯をネタバレ考察【ハンターハンター】

週刊少年ジャンプで連載中のハンターハンター暗黒大陸編。カキン帝国のナスビー=ホイコーロ国王と王妃、王子たちは暗黒大陸へと向かう船の中で、王位継承戦が行われ守護霊獣を宿した王子たちが生き残りをかけて戦います。その王子の1人であるモモゼ王子とその念獣が可愛いと読者の中で評判になりました。しかしモモゼ王子は登場後すぐに死亡してしまいます。今回は、そのモモゼ王子とはどのような人物でなぜ死亡したのか、ネタバレを含めてご紹介していきます。

モモゼ王子の念獣がかわいい?死亡までの経緯をネタバレ考察【ハンターハンター】のイメージ

目次

  1. モモゼ王子はハンターハンターのどんなキャラ?
  2. モモゼ王子の念獣(守護霊獣)とは?
  3. モモゼ王子の念獣のかわいい画像と魅力
  4. モモゼ王子の死亡までの経緯をネタバレ考察
  5. モモゼ王子死亡!暗殺した犯人は誰?
  6. モモゼ=ホイコーロは第12王子!その他王子を紹介
  7. モモゼ王子やその念獣に関する感想や評価は?
  8. モモゼ王子や念獣まとめ

モモゼ王子はハンターハンターのどんなキャラ?

人気少年漫画ハンターハンターの暗黒編で出てくるモモゼ王子が、可愛いと評判になってすぐ死亡するという内容がツイッターで話題になりました。今回はモモゼ王子にスポットを当て、どのようなキャラだったのかを紹介し、モモゼ王子が登場する舞台や背景、そしてなぜ死亡したのかをネタバレ含めてご紹介していきます。

ハンターハンターの作品情報

週刊少年ジャンプで1998年から連載を開始し、長期連載中の富樫義博先生による「HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)」。連載20年を迎えていますが、休載が多く2019年1月段階での最新刊が36巻なので同じような時期に連載を始めたワンピースと比べ半分以下の巻数です。しかし、単行本の総発行部数は7200万部を越えており、歴代発行部数ランキングでもハンターハンターは20位以内に入っています。

また、長期休載しても人気が落ちない理由として、ハンターハンターの漫画の設定が作り込まれたゲームのようで、心理戦を盛り込みながらゲームを攻略する楽しみを読者に与えています。ハンターハンターの独特な世界観に引き込まれ、休載中に次の展開を予測するという楽しみまで与えています。

ハンターハンターはアニメ化もされました。1999年10月から2001年まで全62話が放送し、2011年にも2度目のアニメ化されました。また、2013年1月にはハンターハンター初の劇場作品「ハンターハンター 緋色の幻影」が公開し、その年の12月に2作目の「 ハンターハンター -The LAST MISSION-」も公開されました。

ハンターハンターは、クジラ島に住む主人公ゴン=フリークスが、一度も会ったことのない父親を探す旅に出る物語で、父と同様のハンターになり、出会った仲間たちとともに困難に立ち向かう冒険少年漫画です。今回ご紹介するモモゼ王子が出てくる舞台は、ゴンが父親と出会った後の話になります。話の中心人物はゴンではなく、ゴンと共にハンター試験に挑み絆を深め仲間となったクラピカが中心となっています。

モモゼ王子が出てくるのは、ハンターハンター暗黒大陸編です。大きな力と引き換えに災厄をもたらすという暗黒大陸は危険な事から国家間で不可侵条約が結ばれていましたが、条約に縛られないカキン帝国が暗黒大陸渡航を実行。渡航の船ではカキン帝国の王位継承権争いが行われることになりました。王位継承戦に参加したモモゼ王子とはどのような人物なのか、ご紹介します。

モモゼ王子は第12王子

本名モモゼ=ホイコーロ。大国カキン帝国の国王ナスビー=ホイコーロの子供です。ナスビー=ホイコーロには14人の王子と8人の王妃がいて、第7王妃セヴァンチの間に生まれた第12王子がモモゼ王子です。モモゼ王子は第13王子のマラヤーム=ホイコーロを弟に持ち、12番目ということで他の王子たちより幼く見えます。

モモゼ王子の容姿

モモゼ王子が王子たちの中で評判になった理由として、その容姿が挙げられます。幼さが残る可愛い顔とくるくるとしたたて巻の巻き髪が特徴で、可愛らしい服を着こなす育ちのよさが伺えるお嬢様です。くりくりな目が可愛らしく、穏やかなふるまいと堂々とした佇まいから気品も漂います。

モモゼ王子の性格

民衆にそっと手をふって答える仕草が可愛らしく、露骨に他人を見下すような態度はありません。自分の思いを口にせず編み物に勤しむ大人しい性格で、周囲の護衛にも気を配ります。自分は王の資質にふさわしいと思いながらも、他者を排除することは考えておらず、争いごとを望んでいるようには見えません。他の王子と異なり穏やかな性格の持ち主です。

モモゼ王子の護衛はハンゾー

各王子には様々な護衛が付いていますが、モモゼ王子の護衛についたのはゴンのハンター試験で登場した、ハンターハンターで人気がある忍者ハンゾーです。スキンヘッドが特徴で性格は明るく、おしゃべりです。人懐っこい部分がある反面、戦闘能力は高く冷静で冷血な一面もあり、念能力もゴンやキルアより早く取得していました。暗黒大陸編でハンゾーは、クラピカの依頼を受けて参加し、モモゼ王子の護衛に付くことになりました。

モモゼ王子は母に嫌われていた?

モモゼ王子が母親のセヴァンチ王妃から嫌われていたのでは、と思わせる場面がありました。王位継承権争いというサバイバルゲームのため護衛を付けていますが、その護衛は15人までというルールがあります。そしてもう一つ、上位王妃は警護の名のもとに下位王妃の子供に自分の配下を送り込んで監視するというシステムもありました。

モモゼ王子の元を訪れた母親のセヴァンチ王妃は、第13王子のマラヤームの警護の方が大事だといいモモゼ王子の護衛から9人をマラヤーム側に移動させます。マラヤーム王子を溺愛するセヴァンチ王妃。モモゼ王子は母から嫌われていたというよりは、モモゼ王子よりマラヤーム王子を王にしたいという気持ちの方が上だったようです。

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モモゼ王子の念獣(守護霊獣)とは?

モモゼ王子の念獣はおヒマ?が口癖

王位継承権争いを受けた際、各王子には自分たちを守護する霊獣(念獣)が憑きました。守護霊獣は王子たちの思いに反応し、勝手に守護したり攻撃したりしますが王子たちには自覚がありません。では、モモゼ王子の念獣はどのような姿をしていたのでしょうか。

モモゼ王子の念獣は、巨大なネズミの姿で、顔がNHKキャラクターのどーもくんに似ています。丸い目と四角い口にとがったのこぎりのような歯。モモゼ王子が編み物をしているときには背中合わせで、大きな姿で座っています。性能は寄生型で、寄生して操るために「おヒマ?」と尋ね、ヒマじゃないと答えると、「おヒマが出来たら教えてね」と言いながらずっとつきまといます。

モモゼ王子の念獣の能力

モモゼ王子の念獣の能力はというと、「おヒマ?」と尋ねヒマと答えた相手に取り付き、操作する能力を持っていました。操作といってもモモゼ王子自身には自覚がありません。モモゼ王子の念獣は、第14王子のワプル王子の護衛の1人に取り付き、同じワプル王子の護衛を3名殺害してしまいました。

モモゼ王子の念獣は念能力者しか見えない

モモゼ王子の念獣は念視ができる人しか見えません。念を習得しているハンターはもちろん姿は見えますが、念を習得していない人には見えないので、念の存在を知らない王子たちは自身のも他者の念獣も見ることができません。さらに、「おヒマ?」と言う声は狙った念能力者以外には聞こえておらず、ターゲットを定めるとその人にしか見えなくなる能力でした。

モモゼ王子の念獣に操られた人物

モモゼ王子の念獣に操られるのは、念能力者に限られます。念能力者以外には「おヒマ?」の声も聞き取ることができないからです。モモゼ王子の念獣のターゲットになったのは、第14王子護衛のハンターで、サイールドでした。「おヒマ?」としつこく付きまとわれ、ついヒマだと答えたことで体の自由がきかなくなり、そばにいた護衛の3人をナイフで殺害。その後クラピカに襲い掛かり、取り押さえられます。

モモゼ王子の念獣は他の王子を攻撃できない

王位継承戦の儀式によって得られた王子たちの念獣は、他の王子の念獣を直接攻撃することはできません。これは単純な肉弾戦ではなく、「後方支援に長けた霊獣が深謀遠慮の才溢れる王に憑くこと」を見極めるための戦いにするため、間接的に思慮深く相手よりも優位に立てたものを王にする、という目的で作られた儀式のためです。そのため、モモゼ王子の念獣も同様に、他の王子を攻撃することができない仕様になっています。

モモゼ王子の念獣のかわいい画像と魅力

モモゼ王子の念獣のかわいい画像①小さいサイズ

モモゼ王子の念獣も可愛いと評判になりました。ここからはモモゼ王子の念獣を姿別にご紹介します。まずサイールドに付きまとっていた時の姿ですが、肩に乗るくらいの小さいサイズのネズミでした。大きいサイズと同じように丸い目玉に四角い口、ギザギザの歯をしていて、「おヒマが出来たら教えて?ね?ね?」と聞く姿は可愛いと評判になりました。

モモゼ王子の念獣のかわいい画像②大きいサイズ

モモゼ王子と背中合わせに座っていた時は大きなネズミの姿でした。モモゼ王子のそばにいることから、この大きさが本体のようです。どしっと座っている姿からは狂暴な様子はみられませんでした。また、この大きなサイズは念獣が船の中を無秩序に現れた時、クラピカたちも目にしています。サイルードに「おヒマ?」と声をかけたのもその時でした。

モモゼ王子の念獣のかわいい画像③クモ形も

サイールドに取り付き操作した念獣を、クラピカが念能力で強制的に絶状態にして体から追い出したときに見せた姿は、つぎはぎ顔のネズミのぬいぐるみに足がクモのようについている姿でした。取り付いたときと追い出したときで姿が変わっているのが特徴です。クモ形とはいえ顔がネズミなので恐ろしい感じはしません。

モモゼ王子の死亡までの経緯をネタバレ考察

ここからはモモゼ王子が死亡した背景と死亡が確認された経緯について、ネタバレを含みながら順を追ってご紹介していきます。

死亡までの経緯①王位継承戦

モモゼ王子が死亡した理由、それはカキン帝国の王位継承戦によるものでした。カキン帝国は6大陸のひとつを統治する大国で、他の国を出し抜いて暗黒大陸への進出を実行しました。国王のナスビー=ホイコーロは、暗黒大陸へと向かう船に14人の子供と王妃を乗せ、その中で王位継承戦を行うことを決めました。

王位継承戦の参加資格は、ナスビー=ホイコーロの正室の子であることと、暗黒大陸に向かう船ブラックホエールに乗船し出航セレモニーに参加した者という条件があります。性別、生まれ順に関係なく継承戦で生き残った1人が王になるというものでした。しかし、王子同士が直接戦う事は認められていません。

そのため、壺中卵の儀というカキン王家に伝わる儀式を経て、各王子には守護霊獣(念獣)の卵が体内に宿り、その人に影響を受けた念獣が継承戦開始とともに生み出されます。自分が作り出した念獣ではないため、王子自身は操作できませんが、その念獣の能力を間接的に利用することが求められています。

王子たちの敵は念獣だけではありません。上位王妃の息がかかった監視護衛や王室警護兵にも命を狙われます。下位王妃の子どもほど狙われやすくなります。しかし護衛側も王族殺害は重罪なので、王子たちについている念獣の反撃に合わずに、かつ証拠を残さないように実行する必要性があります。さらに、後から出世のために自分が実行したと分かるようにしなければならないため、容易に暗殺できる状態ではありません。

死亡までの経緯②クラピカの王子偵察

クラピカが護衛しているワブル王子は、言葉を話す事もできない赤ん坊であり母親のオイト王妃は最下位の王妃です。そのためワブル王子についている護衛のうち7人が、他の王妃が派遣した監視護衛でした。その護衛たちが殺害されます。暗殺者なのか王子の念獣によるものなのか分からない中、7人の監視護衛のうち5人が亡くなりました。

さらに味方のハンターのサイールドが正体不明の念獣に操られ、監視護衛の残りの2人と味方のハンターの1人を殺害。クラピカに念能力を吸い取られ取り押さえられましたが、その能力が偵察に向いていることがわかり、他の王子たちの情報を集めることを考えました。その能力は、念で捕らえた生き物を操ることができ、生き物が見聞きした情報を離れた場所で知ることができるものでした。

クラピカは自分の能力で、吸収した能力を一度だけ使用でき、他者に渡すことも可能でした。クラピカはオイト王妃に能力を渡し、部屋にいたゴキブリを捕らえ操らせ、通気口の中を移動させて他の王子の偵察を依頼。オイト王妃は第13王子の部屋の様子から調べ始めました。

死亡までの経緯③モモゼが殺される場面発見

オイト王妃がクラピカから借りた能力を発動したとき、部屋では他の王子の護衛兵の前で念についての情報交換をしていました。オイト王妃が第13王子の部屋の状況を調べ終えたあと、次に向かったのは第12王子の部屋、モモゼ王子の寝室でした。王妃はモモゼ王子の寝室が暗いことに気づきます。換気口から中を覗くと、ベットの上に大の字で横たわるモモゼ王子の上に、黒い服の男が四つん這いになっているのが見えました。

モモゼ王子の顔は黒服の男で見えませんが、黒服の男の手はモモゼ王子の首にあてられているように見えます。とっさに「やめてェェ」と叫ぶ王妃。モモゼ王子が殺されるから止めてとクラピカに駆け寄ります。王妃が能力を使っていたことを他の護衛に悟られたくなかったクラピカは、落ち着くように言いますが王妃は、その言葉を拒絶します。第1王子の護衛も間に入り、モモゼ王子の様子を確認することになりました。

死亡までの経緯④既に手遅れ

しかし、体全体を黒い布で覆われた担架で運ばれるモモゼ王子。既に手遅れの状態でした。死因は窒息死で、モモゼ王子の護衛6人のうち2人が休憩、4人が部屋の前で警護しており、誰も部屋に入っていないことが確認されていました。止められた、と顔を覆い震えるオイト王妃。嫌疑は護衛6人にかけられました。

なぜモモゼ王子の念獣は王子を守らなかったのでしょう。モモゼ王子は疲れたといって、かなり早い時間に就寝していました。念獣は宿主のオーラをエネルギーにして動くので、モモゼ王子が疲労困憊だったことから、既に念獣が何らかの活動をしていたため大量のエネルギーを消費し、現れることができなかったようです。モモゼ王子の念獣がサイールドに憑き操っていたことが、エネルギー切れの要因になりました。

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モモゼ王子死亡!暗殺した犯人は誰?

モモゼ王子死亡後クラピカ倒れる

モモゼ王子が死亡したことにより、念の修得と情報交換に興味を持った他の王子と連携し、強化したいと考えるクラピカ。もう1人のワブル王子の護衛でハンターでもあるビルと打ち合わせをしていた時、クラピカは激しい頭痛に見舞われ意識を失い倒れてしまいました。クラピカが倒れていた時間は9時間にもなり、同様にオイト王妃も倒れたことから、王妃に使った能力「絶対時間(エンペラータイム)」による負荷だと分かりました。

この能力は発動するだけで、発動時間1秒ごとに1時間寿命が短くなるという制約があります。今回起きたことで、発動の制約だけではなく、発動したまま失神するというリスクが分かりました。便利な能力ですが、クラピカの命を脅かす安易に使用できない能力のようです。

モモゼ王子死亡後ハンゾーキレる

当初モモゼ王子の護衛についていたハンゾー。マラヤーム王子を溺愛するセヴァンチ王妃により、モモゼ王子からマラヤーム王子の護衛に変わるように言われたため、モモゼ王子が死亡した時はそばにいませんでした。モモゼ王子が死亡したことを知り、責任を感じるとともに憤りを抑えることができません。

口を真一文字に結び眉間にしわを寄せるハンゾー。ひょうきんな面影はなく、モモゼ王子を殺害した犯人の再犯の可能性も考えつつ犯人の目星もつける冷静さもありながら、キレた表情を見せます。そして報いは必ず受けさせる、と強く誓いました。

バビマイナの行動の意味

クラピカの能力確認のため第14王子のもとに送り込まれた、第1王子の護衛兵バビマイナ。力でねじ伏せることはせず、冷静にクラピカたちの行動の真意を読み取って行きます。また、円を張り巡らせ円の中で何が起きているかも掴んでいました。そのバビマイナの前で、オイト王妃がモモゼ王子の亡くなる場面を見て叫んだことに疑問を感じます。

自分の前でモモゼ王子のことを話したのはデメリットしかなかったのでは、と。しかしオイト王妃が腹違いの娘を見殺しにしなかったことがおかしいのか、と問い、サバイバルゲームをしている人にはおかしく見えるのかと蔑んだように言った言葉を聞いて、バビマイナは警護をクラピカに任せ寝室から出ていきます。

また円も解いたので、オイト王妃に配慮したと考えられます。行動の真意は明らかになっていませんが、ワブル王子の念獣のタイプも分からない状態で、これ以上王妃からの印象を悪化させたくないという思惑もありそうです。

テータに死亡フラグが?

王位継承戦開始とともに船内に現れた王子たちの念獣。念獣の存在を全護衛が聞こえる電話で伝えたクラピカ。その念獣という言葉に、強い関心を示した第4王子のツェリードニヒ。自分の私設兵のみを護衛として配備し、第1王妃の子どものため監視目的の警護兵は配属されていませんが、テータはその私設兵の1人で念能力者でした。

念に興味を持ったツェリードニヒ王子は、テータに念修得に向けて教えるよう伝えます。邪悪な性格のツェリードニヒ王子が念を修得することに躊躇うテータ。邪悪な念を持たないように少しでも良い方向に向けて教える必要性を感じ、嘘を混ぜながら指南することを決めました。

しかし、クラピカが2週間で念が修得できる講習を開いていると聞き、半年かかるといったテータにツェリードニヒ王子は疑いの目を向け、嘘を言ったのであれば死ぬか?と脅します。テータが自分に嘘を言っていたと判断した場合、王子の守護霊獣によって攻撃を受けるか王子自身から制裁を受ける可能性が高く、テータは危険な立場にいます。

モモゼ王子を暗殺した犯人は誰?

モモゼ王子を暗殺した犯人は、ハンゾーによって明らかになりました。モモゼ王子が死亡されたことにぶちキレたハンゾーは、モモゼ王子の念獣が消えたことを確認でき、部屋に入らずに実行したことから、分身を扱える念能力者と判断します。さらに、念能力の制限からも休憩していた護衛の2人のうちの1人と推測しました。

ハンゾーも分身を作って動くことができるため、本体を自室のベットに寝かせたまま、分身でモモゼ王子殺害容疑で拘束されている護衛のところに向かいます。モモゼ王子暗殺時に休憩していた護衛は、第5王妃所属のタフディーと第6王妃所属のマゴナム。ハンゾーはタフディーを訪れ、助けに来たといいつつ言葉巧みに殺害方法を聞きだします。

タフディーが幽体離脱という能力を使用したと話すと、ハンゾーはモモゼ王子のかたきを討ちます。ハンゾーはタフディーが犯人だと知っていたわけではなく、先に話を聞いたのがタフディーだったというだけでした。

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モモゼ=ホイコーロは第12王子!その他王子を紹介

第1王子 ベンジャミン

ベンジャミン=ホイコーロは第1王妃ウンマの長男で、好戦的で直情型の性格です。王になるためなら、全ての王子を殺しても構わないと考えています。特に第2、第4王子に対し敵意をむき出しにして隠そうともしません。軍事最高副顧問の地位に就いているため、念能力者で構成した私設兵を護衛という目的で各王子の元に送り込み、監視と情報収集あわよくば殺害も許可しています。

ベンジャミン王子自身念能力者で、能力は「星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)」。ベンジャミン王子に忠誠を誓った念能力者が死ぬとその能力を継承できるもので、王位継承戦開始後すでに2人の部下の能力が受け継がれました。

ベンジャミン王子の守護霊獣は、歯をむき出しにした大きな口の下に同じく歯がむき出しの小さな口がついた顔を持つ二足歩行型で、大きさはベンジャミン王子と同じくらいです。能力はまだ分かっていません。

第2王子 カミーラ

カミーラ=ホイコーロは第2王妃ドゥアズルの長女で、我侭で我慢が出来ない女王様タイプです。最後の1人の意味にこだわり、自分以外全員死ぬのが当たり前だと言います。ベンジャミン王子を敵対視し、自ら出向き平気で銃を撃つほどです。護衛も私設兵で固めていますが、その私設兵も他の王子たちを呪詛する役割を持つ、呪憑型の能力者集団です。

カミーラ王子も念能力者で、能力はカウンタータイプの念獣「百万回生きた猫(ネコノナマエ)」。自分の死後に発動し、攻撃者をつぶして得たエネルギーで蘇生する能力です。名前の通り大きな猫の念獣です。ベンジャミン王子の私設兵ムスカもカミーラ王子の挑発を受けて攻撃し、反撃に合いました。

カミーラ王子の守護霊獣は、大きなキノコのような姿で、ある条件を満たしたものを意のままに操ることができる操作系の強制型の能力があります。どのような条件で発動するのかは、明らかになっていません。カミーラ王子自身は守護霊獣よりも、自身の念獣の力に自信を持っています。

第3王子 チョウライ

チョウライ=ホイコーロは第3王妃トウチョウレイの1人息子で、王になる意思は固いですが感情的ではありません。王位継承戦が念能力によるサバイバルゲームと分かると、情報収集のため威圧的ではありますが、クラピカと休戦協定を結ぶなど冷静に状況を判断します。自身が王になることは疑わず、王になった後のことを考えるほどです。

る第3王子陣営に念能力者がいないことから、クラピカと接触し念について情報収集をし、私設兵を念修得に向かわせます。チョウライ王子の守護霊獣は、太陽のような輪の形に目と口が付いており、口からは毎日1枚ずつコインが落ちてきます。具現化系複合型の能力があり、コインの所有者は複数の条件によって能力が発動するようですが、明らかになっていません。

第4王子 ツェリードニヒ

ツェリードニヒ=ホイコーロは第1王妃ウンマの次男でベンジャミン王子の弟ですが、互いに相手を嫌悪しています。自分以外の王子は愚者で、生きている価値が無いため王位継承戦を望んでいました。性格は歪んでおり、自分の快楽を満たすためであれば他人の命は気にしません。クラピカが求める緋の目の持ち主でもあります。能力は高く状況判断は適格で、非常に頭が切れる人です。

ツェリードニヒ王子は念能力者ではなかったため、念能力者のテータの指導を受けながら念能力を修得します。修得速度はテータに天才と言われるほど早く、1週間で絶を覚え強い特質系の能力を得るほどでした。その能力は、絶を行うと10秒先の未来を見ることができるもので、「刹那の10秒(未来予知夢)」。

予知夢で見た世界が現実で流れている時、王子自身は別の平行世界に存在し、自由に行動もできてしまう能力です。ツェリードニヒ王子の守護霊獣は女の顔を持つ馬型で、嘘をつかれることが嫌いな王子の性格を反映し、王子に嘘をついた人間を最終的には人ではないものに変化させる能力を持ちます。

第5王子 ツベッパ

ツベッパ=ホイコーロは第2王妃ドゥアズルの次女で、科学者ですが好戦的です。ツェリードニヒ王子に上位3王子に対して共闘しないかと持ち掛けます。クラピカの判断能力を高くかっており、王子ごとでいいから仲間にしたいと停戦協定を結びます。

守護霊獣はとげとげのカエル型で、足は6つの車輪がついています。変化系の能力を持ち、守護霊獣の体内で様々な効果を持つ薬品を作れますが、発動には共同研究者が必要となる共存型です。自身の守護霊獣を確認できない王子がどのようにその能力を生かせるのかは、明らかになっていません。

第6王子 タイソン

タイソン=ホイコーロは第4王妃カットローノの1人娘で、護衛を顔で選び自分の世話をさせています。愛で世界を満たすことが使命と考える教祖タイプで、タイソン教典を護衛に配布しています。教典では他人を害することを禁止しているので、サバイバルゲームには参加していません。

守護霊獣は天使の羽がついた大きなハートに大きな大きな目がついており、目玉ジャクシを生み出しています。目玉ジャクシはタイソン教典を受け取った相手からオーラをもらう代わりに幸福感を与える、という放出系で拡散徴収型の能力があります。それ以外の能力は明らかになっていません。

第7王子 ルズールス

ルズールス=ホイコーロは第2王妃ドゥアズルの次男で、両サイドにアフロを束ねアウトロー的なふるまいで護衛に支持を出しますが、合法の体に害のない薬を麻薬中毒者の更生に使いたいという優しい面があります。状況判断も早く、守護霊獣の役割についても的確に情報を掴みます。上位王子を警戒し、ひとまず姉のツベッパ王子に付き、念視ができるハンターを身の周りに置いています。

守護霊獣は丸い目をした大きなアリのような虫型で、能力は標的の欲望を具現化して罠をはり、標的が欲望を満たすと発動する、具現化系半強制型の操作能力を持っています。発動後どのような効果があるかは明らかになっていません。

第8王子 サレサレ

サレサレ=ホイコーロは第5王妃スィンコスィンコの1人息子で、自分の周りを女性で取り囲みハーレムを築いています。殺伐とした感じは皆無で、享楽主義のようです。全てを母親任せにし、自分は好きな事だけをして楽しんでいます。自分も周りの取り巻きも念能力者ではないため、次の暗殺のターゲットになってしまいました。

守護霊獣はいくつもの口がついた球状の浮遊体で、口から白い煙を出しています。能力は操作系拡散式の誘導型で、白い煙を吸い込むほど王子への好意が増し、更に一定以上吸い込むと自分の頭上に守護霊獣の分身が現れ白い煙を出すという能力です。自分への敵意を持たない人で満たしたいという、ハーレム願望が生み出した能力です。

第9王子 ハルケンブルグ

ハルケンブルグ=ホイコーロは第2王妃ドゥアズルの次男で、自尊心自制心が高く高学歴で一流アスリート。王宮批判をしており、王族制度撤廃を考え国内外に支持者を多く持ちます。自ら継承戦を辞退したいと国王に伝え、さらにサバイバルゲームを止めるようにも懇願。モモゼ王子が亡くなったあと部屋の前で部下と黙とうをささげます。

自身も護衛の私設兵も念能力者ではなかったため、クラピカ側と協定を結び念についての情報収集と念の修得に参加します。しかし、継承戦中止が叶わないと分かると、自らが王となって制度を変えるしかないと武力行使を決意。覚醒して念能力をを得ます。能力は自らのオーラを巨大な弓に変え部下のオーラを防御不可能な矢にして相手を打ち抜き、部下の意思が相手に入り込み乗っ取るものでした。

この能力は守護霊獣によるものでした。守護霊獣は体が羽毛で覆われている一つ目の鬼型で、羽の刻印を持つものが王子の元に多く集まる程強力な能力を発動するという、強化系相互協力型の能力を持っています。

王子と私設兵の結びつきは強く、意思統一もされていることから集団になると凄まじいオーラを放出し圧倒的な威力を持ちます。

第10王子 カチョウ

カチョウ=ホイコーロは第6王妃セイコの双子の娘の姉で、口が悪く周囲に嫌われる態度を取りますが、自分を先に狙わせて妹を守りたいという気持ちから行っていることでした。2人で一緒に王位継承戦から逃げ出したいという思いが強く、生き延びるために懸命に考え抗っている姿を見せ周囲のハンターが協力します。

守護霊獣の姿は見えていません。能力は相互協力型で、2人の内どちらかが死ぬとその姿となり、もう一方が死ぬまでそばで守るという「二人セゾン(キミガイナイ)」。

2人は船からの脱出を図りましたが、王が決まる前に船から脱出することは出来ず、強制的に命を取られそうになりました。妹を船内に戻すことに成功しましたが、カチョウ王子は間に合わず守護霊獣の能力が発動しました。

第11王子 フウゲツ

フウゲツ=ホイコーロは第6王妃セイコの双子の娘の妹で、大人しく内気でいつも姉のカチョウ王子の事を考え、2人で一緒に生き延びることを最優先に考えています。守護霊獣はワーム型で、念獣が無防備に姿を現した時天井見えていた大きな姿が本体です。能力は相互協力型で、空間を移動することができる「秘密の扉(マジカルワーム)」を発現させます。

空間移動のための扉は往路をフウゲツ王子が操り復路はカチョウ王子が操り、トンネルの中を通れるという能力です。過去に2人が遊んだアスレチック遊具の扉と同じ姿のため、フウゲツ王子の思いによって生み出された守護霊獣の能力です。

第13王子 マラヤーム

マラヤーム=ホイコーロは第7王妃セヴァンチの長男でモモゼ王子の弟です。幼く無口で複数のハムスターを飼っています。母親から溺愛されていますが、甘えん坊という素振りはありません。守護霊獣はドラゴン型で最初はスリムな小型のドラゴンでしたが、マラヤーム王子の気持ちと連動し大きくなりとげを持つなど見た目が変化していきます。

モモゼ王子暗殺の話を知った後、誰にも気づかれず空間転移の能力が発動。部屋ごと別の空間に移動し外に出ると戻れない一方通行の空間に王子たちが居ます。部屋の外から空間に侵入することはできず、外から部屋を見ると誰もいない部屋にしか見えません。部屋の中には守護霊獣が居て、敵味方問わず攻撃を仕掛けてきます。

第14王子 ワブル

ワブル=ホイコーロは第7王妃オイトの娘で、産まれて間もない赤ん坊です。最下位の王子で赤ん坊というもっともか弱い立場のため命を狙われ続けますが、護衛にクラピカがついているので守られています。ワブル王子もクラピカを信用している様子です。守護霊獣の姿も能力も明らかになっていません。

モモゼ王子やその念獣に関する感想や評価は?

ここからはモモゼ王子や念獣に関する感想をツイッターから厳選してご紹介していきます。

モモゼ王子の守護霊獣に関する感想です。モモゼ王子の寂しさから生まれた念獣ではないかと考察しています。

同じようなモモゼ王子の寂しさを伝えている感想ですが、守護霊獣は王子の気持ちや考えを反映させるので、念獣の口癖がモモゼ王子の深層心理だったのではという考察をしています。

念獣の中で一番かわいいのはモモゼ王子の念獣という感想です。モモゼ王子の人気は念獣の口癖にもあることが分かる感想です。

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モモゼ王子や念獣まとめ

ハンターハンター暗黒大陸編で登場し、可愛い姿とふるまいから読者の心を掴んだモモゼ王子にスポットあて、人気の秘密と王位継承戦開始後すぐに死亡した背景や経緯について、ネタバレを含みながらご紹介しました。多くを語らず母親からも見捨てられた状態で死亡するという境遇に、涙を流したという感想も少なくありません。

暗黒大陸編はハンターハンターで人気キャラのクラピカがメインで進んでいるだけではなく、過去のハンターハンターに登場したキャラも登場し、ハンターハンターファンには嬉しい内容になっています。様々な思惑が複雑に絡み合う王位継承戦で誰が生き残るのか、目が離せない状況です。

【ハンターハンター】モモゼの死亡理由とは?人物像やかわいい念獣も紹介 - Selvy

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