2019年01月19日公開
2019年10月22日更新
ハンターハンターの伏線がすごい!回収済みから未回収・謎まで考察まとめ
ハンターハンターの伏線がすごい!作者の冨樫義博によって描かれた少年漫画・ハンターハンターは多くの謎や伏線が存在します。本記事では、ファンの間でも様々な考察が繰り広げられているハンターハンターの回収済み伏線、未回収伏線の考察を紹介します。また、ハンターハンターの裏設定や、ハンターハンターのあらすじ・ネタバレ、ハンターハンターに関する感想や評価についてもまとめています。
目次
ハンターハンターとは?
本記事ではハンターハンターの回収済み伏線の考察を紹介します。また、回収済み伏線だけではなく、ハンターハンターの未回収伏線や謎、裏設定やあらすじネタバレもまとめています。ハンターハンターを読んだことがある方もそうでない方も是非ご覧ください。
ハンターハンターの作品情報
ここではハンターハンターの回収済み・未回収伏線を紹介する前に、作品情報をまとめています。ハンターハンターは1998年から少年向け漫画誌「週刊少年ジャンプ」で連戦されています。1999年と2011年にテレビアニメ化されており、ハンターハンターは累計発行部数7200万部を突破しています。
ハンターハンターの作者
ここではハンターハンターの回収済み・未回収伏線を紹介する前に、作者についてまとめています。ハンターハンターの作者の冨樫義博(とがしよしひろ)は、1966年4月27日生まれで2018年現在52歳です。
出身地は山形県で、1987年に週刊少年ジャンプの創刊号でデビューしています。「美少女戦士セーラームーン」などで知られる漫画家・武内直子と1999年に結婚しています。ハンターハンター以外の冨樫義博の作品は「幽遊白書」「レベルE」などです。
ハンターハンターの回収済み伏線を考察
回収済み伏線①巨大な大木
ここではハンターハンターの裏設定、未回収伏線を紹介する前に、回収済み伏線①巨大な大木についての考察をまとめています。回収済み伏線のこの木は「世界樹」と言い、32巻では1番大きな木として紹介されています。何千人もの人が頂上目指して挑戦するものの、たどり着けるのはほんのわずかな人数です。会長選挙後にここで、ジンとゴンが再会して語っています。
回収済み伏線②ジンがレオリオに殴られた意味
回収済み伏線の、会長選挙編でジンがレオリオに殴られた意味をご存知でしょうか?ここでは、ハンターハンターの裏設定や未回収伏線について紹介する前に、回収済み伏線②ジンがレオリオに殴られた意味についての考察をまとめています。ジンが殴られたのがわざとだということは、はっきり描かれています。
ジンの能力はあまり明らかになっていないものの、打撃系の能力は自分でくらうことによって、真似して使用できることが判明しています。会長選挙編のジンは「レオリオに会えたことが収穫」と言っており、レオリオに期待していることが判明します。
回収済み伏線③予言の詩の「東」の意味
ここではハンターハンターの裏設定を紹介する前に、回収済み伏線③予言の詩の「東」の意味の考察をまとめています。回収済み伏線の予言の詩とは、ネオン=ノストラードが持つ能力による占いの結果です。「向かうなら東が良い」という意味は、クロロが探してる除念師がいる方角です。クロロはクラピカによって念能力を封じられたため、除念するために占いの通り、東に向かいました。
回収済み伏線④ニッグの正体
ここではハンターハンターの裏設定を紹介する前に、回収済み伏線④ニッグの正体の考察をまとめています。グリードアイランド編でゴンはあることに気づきます。グリードアイランドでは、これまでに会ったことのある人物が表示されます。ゴンが1番最初に会った人物はNIGG(二ッグ)でした。これはアナグラムで、アルファベットを入れ替えるとGING(ジン)になります。
2番目にある名前は共に協力することになったゴレイヌですが、ゴンが実際にゴレイヌと会ったのは1番目です。つまりゴンはキルアとグリードアイランドに来る前に、ジンと来ていたことになります。
ハンターハンターの未回収伏線を考察
未回収伏線①ゴンの出生の秘密
ここでは、ハンターハンターの未回収伏線①ゴンの出生の秘密の考察をまとめています。ゴンは故郷のくじら島で、ミトさんと暮らしていました。ミトさんは養母で、本当の母親が誰かは明らかにされていません。ゴンがキルアを連れてくじら島に戻った際には、ジンが残して行ったテープを再生しています。ジンはそのテープで、グリードアイランドの存在を明かしています。
ジンはゴンの母親について「知りたければこのまま聞いてくれ」と言っています。しかしゴンはミトさんが母親だからと、この続きを聞かずにテープをとめています。さらに、暗黒大陸編でゴンと同じ姓の「ドン=フリークス」という名が登場します。
ドン=フリークスは暗黒大陸関連の本を出版しており、現在も続きを書いていると考えられています。ジンやゴンとの関係は不明なものの、ゴンの出生の秘密に関わっている人物の可能性があるかもしれません。
未回収伏線②闇のソナタ
ここでは、ハンターハンターの未回収伏線②闇のソナタの考察をまとめています。魔王が作った曲のため、演奏したり聴いたりした者に災いが降りかかるとされています。クラピカの仲間であるセンリツも闇のソナタを少し聴いてしまったことで、容姿が変貌しています。
闇のソナタを演奏したセンリツの友達も死亡していることから、センリツはこれ以上被害者を増やさないために、闇のソナタを探し続けています。闇のソナタは暗黒大陸からやってきたものと考えられているため、今後描かれる可能性があります。
未回収伏線③キメラアントはどこに?
ここでは、ハンターハンターの未回収伏線③キメラアントはどこへいったのか?考察をまとめています。世界の外側から現れた外来種のキメラアントは、念能力の存在を知って利用し、恐ろしい怪物として人間の前に立ちはだかりました。ハンター協会の会長だったネテロや、キメラアント討伐隊は命をかけて戦いました。
王・メルエムの死によって終わったキメラアント編ですが、その後キメラアントはどこにいったのでしょうか?その答えは明らかにされていないものの、十二支んのパリストンが約5000体のキメラアントの繭を所持しています。繭はすでに孵化していると考えられており、早ければ暗黒大陸編、もしくはその後に再登場する可能性もあります。
未回収伏線④流星街・ジャイロ
ここでは、ハンターハンターの未回収伏線④流星街・ジャイロの考察をまとめています。流星街は幻影旅団が育った街です。ジャイロは幼少期から貧しい生活を送っており、その後NGLを創設しています。かなりの悪人だったようですが、キメラアント化しています。
キメラアント化した後も、ジャイロとしての人格は残っており「世界に悪意をばらまく」ために準備している様子が描かれています。作中では凶悪な意志を持っていたため、キメラアント化しても生きていた頃の記憶を忘れなかった、ジャイロはジャイロのまま生まれ変わったとまで言われています。
人間だった頃に、ジャイロの仲間であったことを思い出したウェルフィンはビゼフ、ヒナと共に流星街に行っています。現在はジャイロの容姿すら判明していませんが、今後ゴンと出会い、ハンターハンターのストーリーに大きく関わる可能性が高い人物です。
未回収伏線⑤東へ出発したクロロ
ここでは、ハンターハンターの未回収伏線⑤東へ出発したクロロの考察をまとめています。クラピカの念能力・律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)を外すため、幻影旅団の団長・クロロは除念師を探していました。
クラピカがヨークシン編で護衛をつとめた、ノストラードファミリーのボスの娘・ネオンが持つ天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)は占いの能力です。クロロはネオンの占いで「東に向かうと良い」との結果が出たため、東に向かいました。
未回収伏線⑥カルトの目的
ここでは、ハンターハンターの未回収伏線⑥カルトの目的の考察を紹介します。カルトはゾルディック家の末っ子で、操作系の能力を持っています。カルトは自分のことを「ボク」と呼ぶものの、性別は不明です。ヒソカが抜けたあとに幻影旅団に加入しており、理由は「兄さんを取り戻すため」だと描かれています。しかし、カルトの言う「兄さん」が誰のことかは明らかになっていません。
カルトが言った「兄さん」が誰なのかは、キルアの可能性が高いです。幻影旅団に加入しているカルトの兄はイルミだけで、暗黒大陸編での出来事です。クロロから能力を取られた者の描写もありません。そのため、幻影旅団から直接兄を取り戻すのではなく、アルカのことばかり気にかけているキルアの関心を、自分に向けたくて入団した可能性が残ります。
ハンターハンターの裏設定
裏設定①風の谷のナウシカとの共通点
ここでは、ハンターハンターの裏設定①風の谷のナウシカとの共通点について紹介します。「風の谷のナウシカ」は宮崎駿が監督をつとめ、1984年に公開されたジブリ映画です。クルタ族のクラピカの緋の眼は興奮すると赤くなります。怒りで我を忘れてしまう所が「風の谷のナウシカ」の王蟲と特徴が一致します。
裏設定②軍儀の意味
ここでは、ハンターハンターの裏設定②軍儀の意味について紹介します。軍儀はキメラアント編で登場した盤上の競技です。軍儀の「儀」の漢字から「義」を取ると「人」になり、キメラアントの「蟻」の漢字から「義」を取ると「虫」になります。軍儀はキメラアントと人間という意味が込められています。
裏設定③44話
ここでは、ハンターハンターの裏設定③44話について紹介します。「44」という数字を見て、なんの事か思い当たる人も多いのではないでしょうか?ハンターハンターの44話には、ヒソカが描かれています。ヒソカはハンター試験の際に登場し、ゴンに44番のプレートを渡したことで借りを作っています。この時の44番とハンターハンターの44話をかけてヒソカを登場させたようです。
裏設定④29巻(初版)の目次ページ
ここでは、ハンターハンターの裏設定④29巻(初版)の目次ページについて紹介します。ハンターハンターの29巻の目次に「UNTER×HUNTER」と書かれていました。その後、「HNTER×HUNTER」に修正されているため、単なる誤植だったようです。
裏設定⑤ゾルディック家の兄弟
ここでは、ハンターハンターの裏設定⑤ゾルディック家の兄弟について紹介します。ゾルディック家は5人兄弟です。長男のイルミはプロハンターで操作系能力の持ち主です。次男にミルキ、三男はキルアです。アルカ(ナニカ)は「別のどこかからきた闇」とされています。幻影旅団の一員で末っ子のカルトも合わせて兄弟の名前はしりとりになっており、イルミ・ミルキ・キルア・アルカ・カルトというように、関連しています。
裏設定⑥コムギの寝言
ここでは、ハンターハンターの裏設定⑥コムギの寝言について紹介します。ハンターハンターの30巻でコムギは寝言を呟いています。コムギは「4-7-1帥」と呟いており、数字をカタカナに変えると「4」は「シ」、「7」は「ナナ」、「1」は「イ」、「帥」は「王」で「死なない王」と読むことができます。つまりネテロの核爆弾で死んだはずのメルエムが生きている可能性があるという解釈になります。
ハンターハンターのあらすじをネタバレ
あらすじネタバレ:ハンター試験編
ここではハンター試験編のあらすじネタバレをまとめています。くじら島に住む少年・ゴンはハンターのカイトに出会い、死んだと聞かされていた父親・ジンが生きていることを知ります。ゴンは父親に会うため、養母のミトさんを説得してくじら島を旅立ちました。ハンターになるための試験は毎年開催されているものの、合格者が出ない年もあるほど厳しいものでした。
ハンター試験を受けにいったゴンは、クラピカ・キルア・レオリオに出会いました。試験会場につくまでの道のりで様々なことがありるため、数百万人の試験希望者の中には試験会場にすら辿り着けない者もいました。何とか試験会場についたゴン・キルア・クラピカ・レオリオは一次試験のマラソンレースに挑みました。走る試験官の遺跡ハンター・サトツについていけず、脱落者が増えていくなか、ゴンは奇術師・ヒソカに出会いました。
二次試験は食料を集め、美食ハンター2人の試験官を納得させる「寿司」を作ることでした。ゴン・キルア・クラピカ・レオリオ・トンパの5人で三次試験の「トリックタワー」を72時間以内に脱出することに成功しました。プレートを奪い合う4次試験でゴンはヒソカに借りを作ります。最終試験の「逆トーナメント」でハンゾーと戦い、気絶したゴンが目を覚ますと、キルアがルール違反で失格になったことを知らされます。
あらすじネタバレ:ククルーマウンテン編
ここではククルーマウンテン編のあらすじネタバレをまとめています。ハンター試験にはギタラクルとして試験を受けに来たキルアの兄・イルミがいました。最終試験ではゴンと友達になりたいと純粋に願うキルアに対して、イルミが諦めさせようとします。ゴンを殺すと言われたキルアはイルミに従うと決め、最終試験の対戦相手を殺害して失格になっていたのです。
クラピカ・ゴン・レオリオは連れ戻されてしまったキルアに会うために、観光スポットにもなっているククルーマウンテンへ向かいます。ゾルディック家は10人家族で暗殺一家です。ゾルディック家の前には「試しの門」や、凶暴な番犬、執事が待ち構えていました。キルアは父親・シルバと話し、ゴンと共に行くことの許しを得ました。
あらすじネタバレ:天空闘技場編
ここでは天空闘技場編のあらすじネタバレをまとめています。ゴンとキルアは修行も兼ねて天空闘技場へ向かいました。天空闘技場は1階から対戦し、上にいくほど強敵と戦うシステムです。ゴンとキルアはズシと名乗る念能力を使う少年に出会いました。ズシの師匠・ウイングから念を教わります。最上階を目指すゴンとキルアはあっという間に200階に辿り着き、そこにはハンター試験でゴンと戦ったヒソカが待ち構えていました。
ゴンはヒソカと戦うために、覚えたての念能力で無茶をします。その姿を見たウイングは本格的にゴンとキルアを修行させました。ヒソカは戦う条件として天空闘技場の200階で一勝することを提示します。その後、約束通り一勝したゴンはヒソカと戦うことになります。ゴンはプレートを奪い合ったハンター試験・4次試験での借りを返そうとしていました。
ゴンが取ったヒソカの44番のプレートが他の者に取られ、プレートをヒソカが取り返してゴンに渡したのです。ヒソカとの対戦でゴンは苦戦しながらも、ヒソカの顔面にパンチをいれることに成功します。プレートを渡し、借りを返したゴンは天空闘技場をあとにしました。ゴンはキルアを連れて半年ぶりに故郷へ帰りました。
あらすじネタバレ:ヨークシン編
ここではヨークシン編のあらすじネタバレをまとめています。くじら島に戻ると、ミトさんがある物を渡してくれました。それは、ゴンがハンターになったら渡して欲しいとジンが頼んでいた小箱でした。箱の中に入っていたカセットテープを再生したゴンとキルアは「グリードアイランド」という念能力者しかプレイできないゲームがあることを知ります。
キルアは兄のミルキからグリードアイランドの情報を聞き、オークションが開催されるヨークシンへ向かいます。盗賊の幻影旅団もヨークシンで開催されるオークションのお宝を狙っていました。ヨークシンでレオリオと再会したゴンとキルアは、高額で希少価値の高いグリードアイランドの落札資金を集めようと行動します。一方、ノストラード組のネオンの護衛を任されたクラピカは幻影旅団に対抗する念能力を身につけていました。
クラピカはウボォーギンを殺害した後、ゴン・キルア・レオリオの協力もあり、クロロを捕らえることに成功します。クラピカは律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)でクロロに念能力の使用禁止、幻影旅団への接触禁止を命じました。同じく律する小指の鎖によって、クラピカの情報を漏らさないように命じられたパクノダは制約を破り、幻影旅団に記憶を託して死亡しました。
あらすじネタバレ:グリードアイランド編
ここではグリードアイランド編のあらすじネタバレをまとめています。ゴンとキルアは別の方法でゲームに参加することを思いつきます。それは、ゲームを落札した者が募集していたプレイヤーへの応募です。グリードアイランドはクリアした者がいない幻のゲームと呼ばれています。
しかし、グリードアイランドは様々なプレイヤーが存在し、カード化限度枚数が決まっているため、プレイヤー同士の争いも起こります。中でも爆弾魔(ボマー)のゲンスルーが汚い手を使い、カードを奪おうとします。ゴンとキルアはグリードアイランドで出会ったウイングの師匠・ビスケに訓練してもらいます。キルアは一度ハンター試験を受けに行き、合格して戻ってきました。
ヒソカはクロロと戦いたいという理由で、除念師を探しにきていました。ゴンとキルアはヒソカと協力し、ゲームマスターのレイザーとドッヂボール対決をすることになります。レイザーはゴンが来たときのことをジンから頼まれていました。ゲンスルーやレイザーを制したゴンとキルアは、グリードアイランドをあとにします。
あらすじネタバレ:キメラ=アント編
ここではキメラ=アント編のあらすじネタバレをまとめています。グリードアイランドをクリアしたゴンとキルアはカイトに会います。カイトの新種生物調査に付き合った2人は、キメラアントの存在を知ることになります。キメラアントの女王は王を生むために、人間を食料にしていました。
念能力を使う人間が最高の食糧だと気づいたキメラアント達は、食べるだけではなく、念能力そのものを習得することに成功しました。王・メルエムは軍儀に夢中になり、コムギとの対戦を繰り返しました。カイトを助けることができなかったゴンは、ネフェルピトーを倒せるだけの力を得ます。ネテロはメルエムを殺すために核爆弾を使用しました。
あらすじネタバレ:会長選挙・アルカ編
ここでは会長選挙・アルカ編のあらすじネタバレをまとめています。ハンター協会会長・ネテロが亡くなり、会長選挙が行われることになります。一方、ゴンはキメラアント編でネフェルピトーを倒した際に限界を超えた力を使ったため、瀕死の状態でした。
キルアはアルカの持つ力・ナニカならゴンを助けることができると考えます。アルカによって救われたゴンは代償として念能力が使えなくなりました。さらに、念能力によって少女の姿に転生したカイトに会います。ゴンはキルア・アルカと別れます。
あらすじネタバレ:暗黒大陸編
ある日突然、カキン帝国のホイコーロ国王が「暗黒大陸」に進出すると発表、探検隊を率いるのは亡くなったネテロの息子ビヨンド=ネテロでした。ネテロに息子がいると知らなかった十二支んのメンバーは混乱しつつも、ネテロの遺言通りに動きます。レオリオとクラピカは新たに十二支んの一員となり、暗黒大陸を目指します。ビヨンド率いる探検隊にはパリストンも存在し、ジンも加わりました。
さらに暗黒大陸へ向かう船では、カキンの次期王の座を巡る14人の王子の殺し合いが始まっていました。クラピカは第4王子・ツェリードニヒが緋の眼を持っていると知り、近づくために第14王子ワブルの護衛として船に乗りました。一方、除念を終えたクロロはヒソカと戦います。クロロに負けたヒソカは死後に強まる念で生き返り、幻影旅団の殲滅を企みます。新たにイルミが加わった幻影旅団は暗黒大陸へ向かいました。
人間が暗黒大陸へ向かえば、大抵は収穫もなく「厄災」を持ち帰ってくるハメになります。そのため、暗黒大陸へ行くには許可が必要でした。暗黒大陸の五大厄災の1つ目は「兵器ブリオン」2つ目は「ガス生命体アイ」3つ目は「双尾の蛇ヘルベル」4つ目は「人飼いの獣パプ」5つ目は「不死の病ゾバエ病」です。これまでにも、暗黒大陸に渡った者などが目撃したり、被害にあったりしています。
ネテロの遺言でビヨンドより先に暗黒大陸を制覇しなければならない十二支んは、ビヨンドの監視も同時に行います。一方、念能力を使えなくなったゴンはくじら島へ帰り、キルアとアルカは旅に出ています。船に乗り込んだクラピカは、裏でパリストンと繋がっていた裏切り者の存在に気づきました。カキンの14人の王子にはそれぞれ異なる守護霊獣と警護兵がついています。
念能力について知らない、念能力を使えないため、王子についている守護霊獣が見えない警護兵も多くいます。念能力の存在が感づかれてしまったため、クラピカが念能力を教えることになります。14王子の中には戦闘を好む者とそうではない者がいました。クラピカに念を教えた師匠・イズナビは第6王子タイソン、ゴンやクラピカと共にハンター試験を受けたハンゾーは第12王子モモゼの警護にあたっています。
レオリオは医療チーム、モラウとノヴも協力者として暗黒大陸に向かっていました。こうして暗黒大陸へ向かう船には、ヒソカを探す幻影旅団と、幻影旅団を殺すと決めたヒソカ、クロロに恨みを持つクラピカが乗り合わせることになったのです。
ハンターハンターの念能力を考察
念能力考察①強化系
ここでは、ハンターハンターの念能力考察①強化系について紹介します。強化系は物が持つ力を高め、自分自身や武器などの強化を得意とします。身体を強化することによって、防御力も高まります。攻守のバランスが良いため、戦闘において理想的とされています。ハンターハンターで念能力の系統を判断する方法は「水見式」です。水をついだグラスの上に葉を乗せ「練」を行い、水の変化によって判明します。
強化系能力者はグラスの水が増量します。作中のヒソカが勝手に考案した性格診断で、強化系は単純で一途と言われています。強化系と隣り合っている変化系と放出系の能力を習得しやすいです。最も苦手とする特質系は、元々修行したからといって使える能力ではないため、あまり影響がありません。ハンターハンターの強化系能力者は、ゴン・パーム・ノブナガなどです。
念能力考察②変化系
ここでは、ハンターハンターの念能力考察②変化系について紹介します。変化系はオーラの性質や形を変化させる能力で、わかりやすい例で言えばキルアの、オーラを電気の性質に変える能力などです。ヒソカはオーラをガムとゴムの性質に変えています。水見式ではグラスに注いだ水の味が変わり、水が甘くなるなどの変化が見られます。作中のヒソカによる性格診断で、変化系は気まぐれで嘘つきと言われています。
変化系と隣り合っている強化系と具現化系の能力を習得しやすく、最も苦手とするのは操作系です。最もバランスが良いとされる強化系が隣り合っていることも、変化系の強みです。ハンターハンターの変化系能力者は、ヒソカ・キルア・フェイタンなどです。
念能力考察③具現化系
ここでは、ハンターハンターの念能力考察③具現化系について紹介します。具現化系はオーラを物質化する能力で、具現化するにあたって強いイメージが必要になります。また、何でも具現化できるわけではありません。オーラを物質化した物が念を使えない一般人にも、見ることが可能な所が特徴です。戦闘には向かない能力です。水見式ではグラスに注いだ水に不純物が現れます。
作中のヒソカによる性格診断で具現化系は神経質と言われています。具現化系と隣り合っている変化系の能力を習得しやすく、最も苦手とするのは放出系です。そのため、具現化した物と距離がある状態での戦闘は望ましくありません。ハンターハンターの具現化系能力者はクラピカ・シズク・コルトピなどです。
念能力考察④放出系
ここでは、ハンターハンターの念能力考察④放出系について紹介します。放出系はオーラを飛ばし、オーラが体から離れた状態で能力を使用することが可能です。オーラが体から離れた状態を維持できるものの、単体では使いにくい傾向にあります。操作系能力との合わせ技で使用されることもあります。
水見式ではグラスに注いだ水の色が変わり、作中のヒソカによる性格診断で、放出系は短気で大雑把と言われています。放出系と隣り合っているため強化系と操作系の能力を習得しやすいものの、具現化系能力は不得意です。ハンターハンターの放出系能力者はレオリオ・センリツ・フランクリンなどです。
念能力考察⑤操作系
ここでは、ハンターハンターの念能力考察⑤操作系について紹介します。操作系は物質や生物を操ることができる能力で、何かしらの道具を操作することも可能です。敵を操ることも可能ですが、操った物質や生物での攻撃がメインになります。すでに他の念能力者によって操作されている人間は操作することができません。
水見式ではコップに注いだ水の上に乗せた葉っぱが動きます。作中のヒソカによる性格診断で、操作系は理屈屋でマイペースと言われています。操作系と隣り合っている放出系の能力を習得しやすく、最も苦手とするのは変化系の能力です。ハンターハンターの操作系能力者はイルミ・シャルナーク・ゴレイヌなどです。
ハンターハンターに関する感想や評価は?
言い尽くされてる話かも知れないけど、ハンターハンターの面白いところって、善悪の設定がまるきし無いところで、旅団にしてもキメラアントにしてもそれぞれの正義があって、感情があってということをものすごく上手に見せてくれるところだと、個人的には思っている。胡散臭くならずにやるのむずそう。
— なべあらい (@mountain_me_) January 15, 2019
ここでは、ハンターハンターに関する感想や評価を紹介します。ハンターハンターの面白いところは「善悪の設定がないから」という感想がありました。幻影旅団やキメラアントもただの悪役ではなく、きちんと感情やそれぞれの正義について描かれていると評価されています。
#ハンターハンター#オススメ漫画
— はにぽ (@honeypop77) January 10, 2019
~あらすじ~
主人公、ゴンフリークスが父親ジンを探すためハンターとなり仲間との絆を深める様を描いた冒険ストーリー。
~オススメのポイント~
ハンターハンターは常に読者のななめ上をいく。休載の多さも魅力の1つに感じてしまう。とりあえず読んで欲しい。 pic.twitter.com/Ur0hnevpnI
ここでは、ハンターハンターに関する感想や評価を紹介します。ハンターハンターはいつも「読者の斜め上を行く」という感想があります。休載が多いことで知られている冨樫義博ですが、それさえも魅力になっているという評価もありました。
ハンターハンターの伏線まとめ
本記事ではハンターハンターの回収済み伏線の考察、未回収伏線の考察を紹介しました。また、ハンターハンターの裏設定、感想や評価についてもまとめました。ハンターハンターの回収済み・未回収伏線についてご理解いただけましたでしょうか?すでにハンターハンターを読んだことがある方も、この機会に読み返してみてください。