ハンターハンター・キルアの兄弟・家族は?能力や性格など詳しく紹介!

ハンターハンター登場人物の中でも有数の人気キャラクター、キルア=ゾルディック。彼は主人公のゴンの友人であり、ライバルであり、良き理解者です。キルアの出自であるゾルディック家の内情を、ハンターハンターの考察と合わせてお楽しみください。

ハンターハンター・キルアの兄弟・家族は?能力や性格など詳しく紹介!のイメージ

目次

  1. ハンターハンター準主人公:キルア=ゾルディック
  2. キルアの実家:ゾルディック家とは
  3. キルアの厄介な兄:イルミ=ゾルディック
  4. 家族で唯一キルアと対等な関係:ミルキ=ゾルディック
  5. キルアのかわいい妹?アルカ=ゾルディック
  6. キルアは無関心!?末弟:カルト=ゾルディック
  7. キルアの良き理解者?シルバ=ゾルディック
  8. キルアの重圧:キキョウ=ゾルディック
  9. ハンターハンター屈指の実力者:ゼノ=ゾルディック
  10. ハンターハンターの謎多き老人:マハ=ゾルディック
  11. ハンターハンターの謎:ZZIGG ZOLDYCK
  12. 多種多様な執事たち
  13. ハンターハンターの謎:ゾルディック家の祖母

ハンターハンター準主人公:キルア=ゾルディック

ゴンもかっこいいけどキルアももちろんかっこいい!

今回はハンターハンターの超重要人物であるキルア=ゾルディックについて詳しく考察したいと思います。キルアはハンターハンター主人公であるゴンに負けず劣らずの人気を博しております。それはかっこいい活躍や台詞が多いからです。男性女性さまざまな年代から支持されています。

ハンターハンターの特色である念能力:キルアの能力とは

念能力とはハンターハンターでの超能力です。分類は六系統に分かれており、強化系、放出系、変化形、操作系、具現化系、特質系に分かれており、キルアは放出系能力者に分類されています。キルアの能力は雷をオーラのように体にまとったり、雷をまとわせた合金ヨーヨーなどかっこいい能力です。

キルアの電撃はハンターハンター屈指のかっこいい、万能な念能力です。両手から電流を流す「雷掌(イズツシ)」、真上から落雷のように電流を落とす「落雷(ナルカミ)」、電気を自分の神経に流し込み強力な胆力を得る「神速(カンムル)」。これを応用したカウンター技「疾風迅雷」、ハイスピードな戦闘を可能にした「電光石火」を使います。総じて派手でかっこいいですが、キルアはオーラを体から離すことは苦手なようです。

キルアとゴンの出会い

初めてキルアが登場したのは第287ハンター試験会場です。ハンターハンターというタイトル通り、公認ハンターライセンスを欲しがるゴンとは対照的に、試験には暇つぶしで参加しました。二人とも同年代ということもあり、すぐに意気投合しました。それからは天空闘技場編、ヨークシン編、グリードアイランド編、キメラ=アント編、とハンターハンター名コンビでの活躍が遺憾なく描かれております。暗黒大陸編も期待です。

ハンターハンター主人公のゴンには欠かせない友人

ハンターハンターの主人公はゴンですが、キルアはゴンの唯一無二の親友として併走します。キルアを連れ出すためにゴンがキルアの家に押しかけたり、ゴンの誓約のためにキルアが奔走したり、共闘したり、たまにケンカしたり。ハンターハンターを語る上では彼も外せません。そんな彼の実家は暗殺を家族で営む暗殺一家でした。

幼少期のキルアとその生い立ち

キルアは一流の暗殺者として英才教育を施されてきました。無音で歩行する「暗歩(あんぽ)」や暗殺術。さらには拷問もされていて、毒を飲ませられたり、強力な電気を流されたり、ハンターハンターのキャラクターの中でも悲惨な幼年期を過ごしたでしょう。

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しかし、拷問はキルアに完全な毒耐性を与え、電流を操る念能力の会得も容易にしました。才能も加担したからです。ゾルディック家はこの才能溢れる少年に家業を継がせたいと、日々躍起になっています。そんなキルアがゴンと一緒にいる時は、比較的自然体で時折見せる冷徹でかっこいいキルアは鳴りを潜めておりました。

キルアの実家:ゾルディック家とは

ハンターハンターの中でも特異な家系ゾルディック家。彼らは大金で動く暗殺一家です。領地内へは試しの門と呼ばれる何トンもある巨大な門があり、ここを通らなければ、番犬ミケに襲われてしまいます。内部は広大であり、高い塀で覆われた山と樹海を含めた全体が敷地です。マフィアや幻影旅団からの仕事を請け負っており、ハンター教会からも依頼されたりします。

秘匿されていない暗殺集団

キルアの実家ゾルディック家はハンターハンターでの伝説の殺し屋として、「誰も素顔を知らない」、「顔写真に1億の懸賞金がつく」などの噂があります。しかし、キルアの祖父ゼノ曰く、変装も偽名も使っておりません。さらに名刺も渡そうとし、暗殺をビジネスと捉えています。ククルーマウンテンに所在地を置き、近隣住民からは名家と慕われて観光地にもなっているほどオープンです。

ハンターハンター界で有名な暗殺一家

ゾルディック家はハンターハンター作中で有名な暗殺一家です。現在は十人家族で、キルアから見て父親、母親、祖父、祖母、高祖父、五人兄弟の全員が殺し屋という壮絶な家系です。五人兄弟は「イルミ→ミルキ→キルア→アルカ→カルト」のように、「ル」を基点とした三文字しりとりになっています。家族間では、「キルア→キル」、「ミルキ→ミル」のように愛称で呼ぶこともあります。

キルアの厄介な兄:イルミ=ゾルディック

ゾルディック家の長男

ハンターハンター最初期から登場する男イルミ。戦闘狂のヒソカや幻影旅団団長クロロとも交友があり、感情の読めないネコ眼と無数の針で装飾された服装から、読者や視聴者からの第一印象はかっこいいというよりはいささか不気味な印象を与えます。彼の本質は内面にあり、キルアに対する深い愛情が大きなウェイトをしめています。

ハンターハンター界でも超強力な念能力

イルミは操作系能力者です。オーラをまとわせた針を相手の頭部に指すことで、身体能力が増強し、死ぬまでイルミの意のままに操ることができます。イルミは針人間と呼んでおり、多人数を同時に操ることもできます。さらに、針には刺したものの精神汚染のような能力があり、キルアにも「強いやつと戦うな」と、暗示を施しておりました。

ハンターハンター最初期からその影が

イルミは287期ハンター試験会場でゴンとキルアに邂逅します。その時は自身の能力で「ギタラクル」という偽名で変装していました。登場時は見た目通り顔中に針が刺さっており、これを抜くことで、イルミに戻ります。この姿はハンター試験中のほか選挙編でも再登場し、ヒソカとイルミの仲の良さが、描かれていました。

キルアに並々ならぬ愛情を注ぐ、兄イルミ

最初期はキルアに対して「お前に友人はできない」と言い放つなど、徹底した悪役として描かれておりました。しかし、それも全てはキルアをゾルディック家家長にするためであり、自分を犠牲にすることも厭わない歪んだ愛情からきているものです。

ヒソカとはビジネスライク?

作中ではたびたび、ゴンはヒソカに、キルアはイルミに因縁があるという描かれ方をしています。第287ハンター試験終了後、イルミはゴンを殺そうとして、ヒソカに憤慨されていました。逆にヒソカがキルアを殺すことを提案した時、イルミは憤怒しました。それを見てヒソカは薄ら笑いを浮かべてました。ヒソカの態度はこの時の意趣返しなのかもしれませんね。

後にハンターハンターで重要なファクターとなる念能力をキルアに示唆していた

キルアはイルミの強さは何か特別な力を持っていると考え、裏ハンター試験でもある天空闘技場への出場を決めました。公認ハンターの条件はハンター試験をクリアした後、裏ハンター試験をクリアし、「念能力」を身に着けること。キルアを強くすることがイルミの目的なので、ここまで彼の思惑通りだったのでしょう。

家族で唯一キルアと対等な関係:ミルキ=ゾルディック

五兄弟の二男であるミルキは、見た目通りあまり動きたがらず、ゲームや、フィギュア収集など、オタク気質であり、あまり外出することはありません。コンピューターや電子機器の扱いに長けており、裏でキルアには「ブタくん」と呼ばれ、馬鹿にされていたりしますが、機械にはめっぽう強く、ハンターハンターでは珍しい参謀タイプです。

キルアとそこまで仲が悪いわけではない

キルアの家出の際ミルキは脇腹を刺されています。それもあってか、ミルキは家族の中で唯一、キルアをゾルディック家の後継者として認めておりません。しかし、キルアの実力は天性の才能だと評価したり、キルアが暗殺家業には向いていないことを見抜くなど、観察眼に優れています。グリードアイランド編では、ハンターハンター界で超レアゲームソフトである「グリードアイランド」落札のために重い腰を上げて奔放していました。

キルアのかわいい妹?アルカ=ゾルディック

アルカは一家の中での登場は遅い方で、キメラアント編が初出です。訳あって小さいころから地下室に軟禁されていました。それ故か年齢よりも精神的には幼く素直な性格です。アルカとキルアは相思相愛でありますが、キルア以外の家族は後述するナニカの存在のため、アルカを恐れています。

どう見ても女の子だが性別不詳?

アルカの一人称は「あたし」であり、キュートな喜怒哀楽を象った髪留めや、民族衣装にも見える巫女服的な服装はどう見ても女の子です。キルアはアルカを「妹」と言いますが、イルミは「弟」、ゾルディック家に仕える執事も「坊ちゃま」と呼んでいます。あまつさえ、父シルバには「別のどこかから来た闇(ナニカ)」と呼ばれていました。

ナニカとは何か?

ナニカはアルカの中に潜んでいる人物です。登場する時はアルカの目と口が深淵のように黒くなります。ハンターハンターの中でも特殊なナニカの能力。それは、ナニカに「お願い」することによって、願いを何でも叶えてくれる能力です。しかし、それには多大な犠牲を払う「おねだり」を完遂しなくてはなりません。ただしキルアだけは「お願い」をリスクなしで「命令」することができます。ナニカもキルアのことが大好きです。

ハンターハンターの謎:暗黒大陸五大厄災との関係性

ハンターハンターの大きな謎である暗黒大陸の五大厄災。そのひとつガス生命体アイとの相違点が話題になっておりました。アイもナニカも「あい」と返事をする、ナニカの能力は人知を超えている、更にはハンターハンター33巻でナニカの出身が暗黒大陸である、と幕間で明かされ、これはもう確定事項と言っても差し支えないでしょう。

キルアは無関心!?末弟:カルト=ゾルディック

暗殺一家五兄弟の末弟であるカルトは、グリードアイランド編で登場しました。第四子アルカと同じく性別不詳ですが、一人称は「ボク」で中性的な印象が見受けられます。常にかっこいい和服を着用しており、オーラをまとわせた紙吹雪や紙でできた扇子を使います。

グリードアイランド編で幻影旅団と邂逅し、まさかの幻影旅団入りを果たしました。まだ目立った活躍は描かれておりません。しかし、暗黒大陸編でのヒソカとクロロの対立構造から、いずれは活躍の機会があるでしょう。

キルアの良き理解者?シルバ=ゾルディック

シルバはゾルディック家現当主であり、キルアの意志を大切にし、家出をとがめること無く、理解を示す良き父親です。筋骨隆々の見た目とは裏腹に冷静な慎重派であり、頼れる「かっこいいお父さん」です。ただし、それは表の顔。キルアにイルミの針を埋めるという策略を練っており「必ずキルアは家に戻ってくる、俺の子だから」と含みのある狡猾さも見せております。その後、選挙編でキルアと袂を分かちます。

キルアの重圧:キキョウ=ゾルディック

顔中包帯ぐるぐる巻きでゴーグルの麗人はキルアの母です。イルミに勝るとも劣らないキルアに対する愛情はキルアの重荷になっています。特徴的なモノアイが浮かぶゴーグルはミルキが制作しました。これにより遠隔視を使えます。執事が言うにはイルミはキキョウ似だと言っていたので素顔は美人でしょう。

キルアに刺されて号泣!しかしてその訳は……

彼女がどうしてこのような見た目になってしまったのか、それはミルキと同じくキルアが家出する際に顔を傷つけられたからです。当然彼女は涙を流しました。しかし、そのエピソードは「キルアが暗殺者として立派に育ってくれてうれしい」というものでした。彼女はキルアを愛しているからこそ歓喜の涙を流したのです。

ハンターハンター屈指の実力者:ゼノ=ゾルディック

祖父ゼノはヨークシン編で登場し、息子であるシルバと共にクロロと戦闘します。服装も性格も武闘家であり、高い実力を持っています。しかし、実は暗殺をビジネスと割り切っており、彼は望んで家業を継いだわけではないようです。ハンターハンターの登場人物の中でも珍しい思想の持ち主です。

ゼノの念能力とは

祖父ゼノは変化系能力者です。彼の能力はドラゴンをモチーフとしたかっこいい念能力です。オーラをドラゴンに具現化させる「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」、ドラゴンの頭を飛ばす「牙突(ドラゴンランス)」、小さいドラゴンを空から無数に落とす「龍星群(ドラゴンダイヴ)」を使います。

ハンターハンターの謎多き老人:マハ=ゾルディック

マハはキルアの高祖父(媒体によっては曾祖父)です。ネテロと同い年なのでかなりの高齢です。しかしその実力はハンターハンター内でも強く、暗殺家業を引退しておりません。彼はイルミ、カルトを引き連れて十老頭を暗殺しました。

ハンターハンターの謎:マハの実力とは

ゼノ曰く、マハとケンカして生き残っているのはハンターハンター屈指の実力者であるハンター教会会長のネテロだけというほど、その強さは折り紙つきです。惜しむらくはその出番の少なさでしょう。暗黒大陸編で登場するかもしれません。

ハンターハンターの謎:ZZIGG ZOLDYCK

ジグ=ゾルディックはキルアの曾祖父にあたります。初出はキルアの祖父ゼノの語りでした。小さな似顔絵だけの登場でしたが、暗殺一家ゾルディック家がいかに代々続く由緒ある家系なのだと知らしめました。そして、暗黒大陸編では若年の彼がアイザック=ネテロ、リンネ=オードブルと共に暗黒大陸に降り立ったことが語られました。

その実力はハンターハンター内でも指折り

ジグは1コマだけでセリフもなく、ニヒルな笑みを浮かべているだけです。登場時、ただ顔の横にアルファベットで簡素な名前だけが書いてありました。しかし、後のハンター教会会長となるアイザック=ネテロと若かりしリンネ=オードブルと共に秘密裏に暗黒大陸へ向かっております。ネテロ会長の人選に選ばれたということはかなりの実力者だったのでしょう。

残念ながらジグは暗黒大陸で行方不明となり、生死不明となりました。しかし、暗黒大陸に最初に降り立った人物なので、暗黒大陸編が佳境に入り意外な形で彼も登場するかもしれません。今後に期待です。

多種多様な執事たち

ゴトー

キルアたち暗殺一家ゾルディック家を支える使用人たち。彼らは個性的なだけでなく、名家ゾルディックの名に違わぬ実力者であり、キルアの幼少期からの付き人として長く付き合いがあり、家族からも信頼されています。執事は恋愛禁止ではありますが、さまざまな思いをキルアに持っています。

その執事たちをまとめる執事長がゴトーです。スマートでかっこいい印象通り、何事もキルア第一に考え、ゴンにも曲がったことが嫌いな人物と評されてました。

カナリア

カナリアは執事見習いです。ゴンがゾルディック家にキルアを奪還しに来たとき、彼女は最初は反対していました。しかし、キルアとは年齢がそう変わらないためか、内心キルアに情がうつっており、ゴンにキルアのことを託しました。

ツボネ

ツボネはシルバ直属の執事です。高齢でありながら、ハンターハンター登場女性キャラの中でも、一、二を争う大柄な体躯が特徴です。ゾルディック家に昔から仕えており、キルアをキルアちゃんと呼びます。執事長のゴドーも彼女には一目置いていてツボネ先生と呼ばれていますアマネという孫娘がいて、彼女はキルアを敬愛しています。

ハンターハンターの謎:ゾルディック家の祖母

以上でゾルディック家は全員ですが、まだ一人紹介していない人物がいます。それは名前しか出ておらず、シルエットもアニメで少しだけしか出ていない祖母。いったいどのような人物なのでしょうか。

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