ジョジョの奇妙な冒険のカーズの復活と今後は？究極の生命体の名言も紹介

大人気作品ジョジョの奇妙な冒険シリーズの第2部は第1部主人公「ジョナサン・ジョースター」の孫の「ジョセフ・ジョースター」が主人公の物語になっています。ジョセフは今後復活を遂げた究極の生命体「柱の男」と戦う奇妙な冒険が始まりました。

ジョジョの奇妙な冒険第2部は第1部で「石仮面」を使って吸血鬼になってしまったディオの話から時代が流れ、闇の存在の「柱の男」が復活し「ジョナサン・ジョースター」の血を引く「ジョセフ・ジョースター」と「柱の男」が戦うシナリオです。ジョジョの奇妙な冒険は初代ジョナサンから始まった奇妙な因果のせいか、その孫が主人公となり冒険する物語になっています。

ジョジョの奇妙な冒険第2部の敵と言ったら「柱の男」とはどんな存在かと言うと「究極の生命体」と古代から言われていた影の存在になります。また「石仮面」も彼らが発明したもので自分たちの持つ能力（長寿命、知性、身体能力）を人間達に植え付け支配しようと考えました。またジョジョ第2部で登場する「柱の男」は3人でそれぞれ頭に地位を示す角が生えるのが特徴です。

ジョジョの奇妙な冒険第2部主人公のジョジョが初めて出会った柱の男がサンタナです。元々はリリオダ海流域の遺跡の柱で眠りについていたサンタナでしたがスピードワゴン財団により発見されました。しかしスピードワゴン財団はある人物の裏切りによって全滅、そのすきをついてシュトロハイム達（ナチス軍）はこれを奪取、研究所に持ち帰りサンタナを復活させました。

ジョジョの奇妙な冒険第2部の作中でサンタナは半裸ですが、これは復活と同時に柱から無理やり剥がされたためです。復活した彼は研究所の捕虜を捕食しました。そして監視の隙を突き体をゴムのように伸ばし排気口から脱出しました。そして出口付近にいたドイツ兵の体を乗っ取りシュトロハイム達に襲い掛かります。兵士の銃弾を一斉に喰らうも乗っ取った体を捨て指先から受けた銃弾を飛ばしその場にいたほとんどを虐殺しました。

ジョジョ第2部に出てくる柱の男「ワムウ」は柱の男たちの地位は3番目です。しかし戦闘の天才と言われるほどの実力を持ち特技「神砂嵐」は目の前の風景をすべてさら地に変えてしまうほどの威力を誇ります。またジョジョの友人「シーザー」を倒したのも彼です。ツェペリの血を引くシーザーを倒していまうほどの実力を持つ彼はやはり究極の生命体というにふさわしいです。

柱の男「カーズ」冷徹ですがワムウは違います。敵として認識したものを「戦士」と称し、戦士としての礼儀や敬意を払い戦います。また手を抜くなどの事もせずただ純粋に戦いが好きな彼は究極の生命体相手によく戦ったシーザーが最後に振り絞った波紋を壊すことをせずに立ち去りました。優しい一面もあり柱の男の中でも人気なキャラクターです。

ジョジョの奇妙な冒険第2部に出てくる柱の男中2番目の地位を持つエシディシはカーズと共に同じ時を生きた同志です。カーズに比べ戦闘能力は高いですが直情的な部分があり怒りやすい性格です。そのせいか感情のコントロールが下手で大声で泣き叫ぶシーンなど以外な一面を見せるちょっと面白いキャラクターです。しかしカーズでは思いつかないユニークな発想により脳味噌だけで敵地に潜入などの奇策な場面もありました。

感情不安定な彼ですが実は仲間意識が非常に高く、仲間の為なら自身の誇りやプライドを殴り捨ててでも仲間を守ろうとする一面もあります。カーズをとても慕っており古くからの友人であったカーズのために体を張る場面などカーズの理想（究極の生命体の完成）に向けて柱の男の中でも大きく動いていたのがエシディシでした。特技は「怪焔王大車獄」で名前の通り炎を操る戦闘スタイルでした。

ジョジョの奇妙な冒険第2部柱の男中最強の男が「カーズ」というキャラクターです。現在の「究極の生命体」の弱点は太陽の光を浴びると死んでしまうという弱点がありそれを克服するためにカーズは「エイジャの赤石」という宝石の力により太陽を克服し完全な「究極の生命体」を目指します。また石仮面を作ったのもカーズで知能、戦闘能力は柱の男の中でも群を抜いていました。

石仮面を作りカーズは一族の中で頂点に君臨しました。しかしそれに恐怖を感じた一部の一族は彼を殺そうと襲い掛かります。事実上最強のカーズに敵う者はいなく返り討ちにあい一族もろとも抹殺するという残虐な一面をもっています。しかしカーズなりの価値観を持っていて懸命に生きる犬や花などを美しいと思い、車に轢かれそうになった子犬を助けたり花を踏まないように歩くなど以外な一面も持っています。

柱の男たちは4人ともそれぞれ個性があり、考え方も違います。そんなカーズらが残した名言は数多く存在し印象に残るセリフや名場面がぎっしり詰まっているジョジョ第2部はとても面白い作品に仕上がっています。ここではそんな彼らが残した名言を紹介していきます。

ジョジョの奇妙な冒険第2部の柱の男の中で一番下の位のサンタナですが、実は数多くの名言を残しています。サンタナの名づけ親は「シュトロハイム」という男で意味は「メキシコに吹く熱風」という意味があります。そんなサンタナが作中で残した名言を少し紹介します。

この名言はジョジョ第2部の作中でジョジョと初めて会ったサンタナがジョジョに向けて発した初めての言葉です。ジョジョはなにも返事をしなかったサンタナを「わかんなら何か返事くらいしろよ！ノック！ノック！」と煽りました。究極の生命体である彼からすればそう言う立ち振る舞いをするジョセフを原始人と思い放った名言です。

この名言もジョセフに対し放ったセリフです。「負け犬ムード」とあるように現代語をすぐに理解したサンタナはジョジョに対してこの皮肉めいたセリフを吐きました。究極の生命体というだけあって戦闘力はおろか頭の回転も速く、ジョジョは少し焦りを感じた場面です。

これはサンタナが現代に復活した時の名言です。古代にはなかった重火器や機械、またジョジョのように波紋を扱う事にたけている人間達をみてサンタナなりに関心を示した名言です。究極の生命体からすれば普通の人間など頭の悪い原始人と変わりなかったのですが現代に生きる人間を見て少し考えを改めたセリフです。

ジョジョ第2部柱の男で地位第3位のワムウは柱の男の誰よりも「戦士」として振る舞い相手に敬意を表し行動します。そのためかっこいいシーンやそれにちなんだ名言も数多く残しているので紹介していきます。

ワムウの名言で必ず挙がってくるのがこの「ワムウッ！」という名言です。このセリフは彼が長い眠りから覚めた時、謎のポーズと共に放ったセリフです。とても短いセリフですが彼が戦士としての自己紹介、そして堂々とした立ち振る舞いから彼の戦士としての力量やどういう人物なのかがわかる名言です。

ワムウの必殺技「神砂嵐」を最初に撃った時に放ったセリフです。このままだとただ技の名前を言っただけですが実はこのセリフは戦闘が開始した直後に言ったからこそ名言に認定されました。最初から自身の大技を放っていく出し惜しみをしない戦い方で戦士として全うに戦っていることがわかります。このセリフからも彼の信念や生き方がわかる名言です。

これはシーザーとの闘いの最後、去り際にワムウが放ったセリフです。ワムウの神砂嵐を受け死期を悟ったシーザーは自分のバンダナと波紋をジョジョに託し息絶えます。そんな最後を遂げたシーザーにワムウは尊敬のような奇妙な感情を覚えました。彼にとっては人間は愚かで下等な生き物ですがシーザーのような強い戦士（勇者）には尊敬の念を払い、シーザーが最後に残したシャボン玉を割る事はしませんでした。

柱の男の中でカーズの次の地位を持つエシディシは感情のコントロールがうまくできない性格で度々情緒不安定になります。よって彼の残した名言（迷言）はどこかエシディシらしい、面白いものが多いので紹介していきます。

エシディシの名言と言ったらこのセリフです。ジョジョにより腕を切断されたエシディシは反撃はおろか怒ることもせず、ただ泣き叫びながらこのセリフを吐きました。究極の生命体である彼には腕切断による痛みなど無いようなもので痛がって泣いてるわけではありません。なぜ腕を切落したのか、なぜそんなことをするのかとただ疑問に思い泣き叫びました。

このセリフはエシディシがジョジョとの戦闘で放ったセリフです。2千年前に彼は多くの波紋使いを喰らっており自分には波紋など通用しないと自負しています。ジョセフも2千年前の波紋使いと同じく絶望し、泣き叫べと皮肉めいた事をジョジョに放ちました。情緒不安定の彼ですが自分の力には自信を持っており誰にも負けないと堂々としたセリフです。

これはジョジョと戦っている時にエシディシは自分がジョジョの上をいっている、負けるわけがないと思っていました。しかしジョセフと戦っている最中にジョジョは「お前の敗因を教えてやろうか」と言いました。そのセリフに返したセリフがこの名言です。情緒不安定なエシディシが自分が勝っているのか負けているのかもわからない事をバカにしたジョセフに対して怒り放った言葉です。

柱の男の頂点に君臨し、エシディシ、ワムウ、サンタナを引き連れ現代に復活したカーズは他の柱の男とは比べ物にならないほど戦闘能力が高く知性もあります。古代より「天才」として称されてきた彼はやはり他の者たちより感性や考え方が違っています。そんな天才カーズが放った奥深く、考えさせられるような名言を紹介します。

これは自分の仲間であり部下であった3人を撃破された時にジョジョに対して放った名言です。古代から仲間であった3人を殺され窮地に陥ったカーズですが彼には「天才」と言われていたため自信がありました。自分が現代の人間などに負けるわけがない、古代から頂点に君臨してきた自分はたとえ独りでもまた頂点に返り咲いてみせるといったカーズの強い意志や自信が感じられます。

ワムウはジョジョと戦っている中、邪魔をしてきた見方をワムウは殺しました。ワムウ自身は戦いが好きでそれを邪魔したのであれば見方であっても容赦はしない性格です。そのため放っておいたら負けていたジョジョに結果的にワムウは負けてしまいます。そんなワムウに対してカーズが放ったセリフです。ワムウの純粋な戦士としての誇りがジョジョ戦の敗因になってしまいました。

天才であるカーズはいつも冷静沈着で冷酷な性格ですが、このセリフはジョジョに「あまり怒るな」と言うと同時に自分も「このカスが」と怒っている名言です。カーズ自信の性格もありこういった感情が表にでたセリフはレアで彼なりの考えや生き方は他人に理解されない事もあります。仲間達が死んでも全く悲しみの表情を浮かべずそれどころか敗因を分析する彼はやはりある意味「天才」でした。

カーズはエイジャの赤石を身に着けその後太陽光を浴びたことにより完全な究極生命体へ変身しました。太陽の力を克服し鳥のような羽も生やし空を飛び回りもうカーズを倒すのは不可能でした。しかし今後、完全復活したカーズを解き放ってしまっては地上までも地獄になってしまいます。そこでジョジョは火山を使いカーズを倒す事を考えました。

今後エイジャの赤石を手にし究極生命体として復活したカーズは太陽光や波紋の力を克服し無敵になりました。そしてあらゆる生物の能力を使えマグマに落ちても復活するという生命力から倒すことが不可能な存在へ進化しました。そして今後は地上を支配し配下を増やそうと考えていました。

火山噴火により大気圏の外へ弾き飛ばされたカーズは衛星の軌道に乗っかってしまい、地球に戻れなくなります。そして究極生命体という無敵の存在になってしまったため酸素が無くても生きていくことが可能になりました。カーズはどうにか今後地球へ戻る方法を考えましたが次第に体は生物と鉱物の中間の存在になり「今後、地球へ戻る事は不可能」と悟った結果考える事をやめました。今後は永遠に宇宙を彷徨う事になります。

ジョジョ第2部のラスボス「カーズ」の最後と今後についてまとめます。まずカーズは死ねない存在になり絶命はしません。そしてもともと柱の男たちは寿命も長く究極生命体として復活したため永遠の命も手にしました。今後カーズは地球に戻ってくる事は絶対なく死ねない体なので今後は永遠の時を宇宙で過ごします。今後はカーズ以外のキャラクターの動きにも注目です！