赤羽業（カルマ）がかっこいい！人気の理由・魅力や声優情報も【暗殺教室】

週刊少年ジャンプで連載された、暗殺される対象から暗殺の仕方を始めとした授業を受けるという独特の世界観を持つ作品が暗殺教室です。数々の魅力溢れるキャラクターが登場する暗殺教室ですが、その中でも群を抜いて人気を集めるキャラクターが赤羽業（カルマ）です。イケメンで赤髪、誰とでも仲良くできる飄々とした性格など表面的にも人気を集めやすいキャラクターですが、それだけではない魅力があります。

赤羽業は女性ファンはもちろん男性ファンも多いキャラクターです。今回は暗殺教室に登場するキャラクターの中でも特に人気の高い、赤羽業（カルマ）に焦点を絞り、かっこいいと人気を集める理由やその魅力、プロフィールやアニメにて赤羽業を演じた声優さんなど徹底的に紹介していきます。

赤羽業に関して説明する前にまずは、赤羽業が登場する漫画、暗殺教室に関して、作品概要やメディアミックス展開、作者などについて簡単に紹介していきます。赤羽業の魅力と言えるのがこの漫画内での立ち位置にもあるからです。

暗殺教室の舞台は、進学校「椚ヶ丘中学校」において、成績不振、素行不良者を集めて隔離された教室「3年E組」の生徒達の元に、異形な姿をした謎の生物、殺せんせーが教師としてやってくるところから始まります。それは椚ヶ丘中学校3年E組の担任教師になるという殺せんせーの望みの元、防衛省から来年の3月までに殺せんせーを暗殺する事を依頼される事になるのです。

現実味のない依頼に戸惑いながらも、成功報酬などもあって、E組の生徒達はその依頼を受ける事になります。殺せんせーの素早さと予測不能な行動は生徒達の理解を越え、暗殺は難航する一方で、それぞれに問題を抱える生徒達の問題を殺せんせーは「教師」として解決に導こうとするのです。そんな暗殺者と標的兼生徒と教師という歪な1年がスタートする事になります。

2012年から連載が開始された暗殺教室は2016年まで連載され、連載開始当初から上記のような独特の世界観と赤羽業を始めとする魅力的なキャラクターで人気を集める事になります。さらに連載が続き、原作のストックが十分に出来あがった所で、アニメ化にVOMIC化、さらに実写映画化が発表され、スピンオフ漫画、「殺せんせーQ」が連載される事にもなりました。

アニメは2015年1月からと2016年1月からそれぞれ2クールの計4クール全47話放送され、ほぼ原作と同様な形でアニメが放送される事になりさらにその人気を高める事になりました。アニメ最終回までオリジナルストーリーを挟む事なく原作最終回まで描かれた暗殺教室はアニメ化の影響もあって今回紹介する赤羽業のような人気キャラクターも生まれる事になったのです。

暗殺教室の作者松井優征さんは、暗殺教室の前作に当たる、「魔人探偵脳噛ネウロ」で第12回ジャンプ十二傑新人漫画賞で準入選を果たして漫画家デビューを果たしました。準入選となった「魔人探偵脳噛ネウロ」で週刊少年ジャンプで連載を開始し、完結後はいくつかの「魔人探偵脳噛ネウロ」のスピンオフ作品を集英社の他雑誌で連載後、「暗殺教室」を手掛ける事になります。

デビュー前から画力は未熟ながらもその独創的な世界観とそれを生かす画面作りに長けていると評価されており、松井優征さん自身も画力で魅せるタイプの漫画家ではない事を認識しているそうです。また「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の両連載において「責任ある終わらせ方」をする事にこだわりを持ち、連載が例え打ち切りになってもいいように、終わらせ方を何パターンか用意した上で連載に臨んだという逸話があります。

暗殺教室の作品の概要を説明した所で、ここからは赤羽業に要点を絞ってその魅力を紹介していきます。暗殺教室のキャラクターは、しっかりとしたキャラ設定の元、作中では特に触れられていない部分もファンブックなどを通して設定として公開されています。

E組での出席番号は1番、赤羽業は業と書いてカルマと読む、いわゆるキラキラネームな名前の持ち主です。ただこのカルマという名前自体は自身でも気に入っているような描写が見られます。初登場時の身長は175cmで最終的には185cm、体重は60kg、血液型はAB型、得意科目は数学で苦手な科目は国語です。高身長で天才肌と言われるAB型というのもかっこいいと言われるポイントです。

趣味は挑発、イタズラ、嫌がらせ。この3つは作中でも随所に現れています。そして将来の夢は「悪の官僚」というのもカルマらしい夢と言えるのではないでしょうか。その他ファンブックなどで判明するプロフィールとしては宝物として世界中の香辛料、好きな食べ物は煮オレシリーズ、昼食は買い食い派、流行らせたい新しい病気として「中三病」というプロフィールが設定されています。

カルマは常に人を見下したような態度が印象的ないわゆるオレ様キャラです。頭の回転が早く、こと学業面においてはE組にいるのが相応しいとはとても言えない程優秀な成績を収めています。反面、飄々とした性格故に堅苦しさとは無縁の自由に伸び伸び過ごせるE組を気に入っているようです。反面暗殺においては上記の特徴故か個人プレーに走る傾向が強く、授業を受けながらも常に暗殺を狙う周到さも見せています。

自分が優秀である事を自覚しているタイプのカルマは、普段から努力をするようなタイプではなく授業もサボりがちでしたが、E組での生活の中で挫折を味わい、その挫折をバネにして努力してさらにその強さに磨きをかける事になりました。そんな優秀ながらも問題行為も多く、ただの優等生ではないのがカルマというキャラクターの魅力でもあります。

成績面ではE組が似つかわしくないとさえ言えるカルマですが、カルマがE組に落ちた理由はその問題行動にありました。当初は問題行動を起こしても成績が優秀であるが故に担任が問題を揉み消してくれていたのです。しかし、ある生徒をいじめから救おうとした際、先輩を半殺しにしてしまった事で反感を買い、担任から見捨てられる事になります。停学とE組行きを言い渡される事になるのです。

赤羽業の人気をさらに後押ししたのがアニメ版で声優を務めた岡本信彦さんです。アニメはもちろんアニメ放送前のジャンプ・スーパーアニメツアー2013版でもカルマの飄々としたキャラクターを演じきりました。

岡本信彦さんは、将棋とポケモンをこよなく愛する声優さんです。ゲームは1日1時間という制限があるなど厳格な家で育ちました。将棋は父の影響で始め、小学生時代にはプロ棋士になる事を夢みており、実際にアマチュア三段の実力を持っています。しかし同時に母親が読み聞かせのボランティアをやっていたのを見て声優にも憧れ、最終的に声優としての道を選ぶ事になります。

声優として活動を初めてからもニコニコ超会議などのイベントでの一環でプロ棋士と対局、もちろんハンデはありましたが勝利する事もあるなど声優となってからもその将棋の実力も遺憾なく発揮しています。一方でポケモンはゲーム内の隠しパラメータである努力値などについても熟知する程に熱狂的なファンとしても知られています。

声優としては2006年に活動を初めて以降、「とある魔術の禁書目録」の一方通行（アクセラレータ）役、「会長はメイド様」の碓氷拓海役、「バクマン」の新妻エイジ役、「月刊少女野崎くん」の御子柴実琴役、「食戟のソーマ」の黒木場リョウ役、「3月のライオン」の二海堂晴信役、「僕のヒーローアカデミア」の爆豪勝己役、「殺戮の天使」のザック役など、主役、準主役と言えるようなキャラクターの声優を多数務めています。

作中でも活躍が目立つ赤羽業には多くのかっこいいと言われる理由や魅力で溢れています。ここからは赤羽業（カルマ）がかっこいいと言われる理由やその魅力について紹介していきます。

カルマはキャラクターで分類するとすれば間違いなく「俺様」キャラです。自分が他者より優れていて、それを自覚しているからこそできるキャラクターですが、そういう基本的なステータスを持っているからこそ俺様キャラ自体の人気もカルマの人気を後押ししています。もちろん、俺様キャラの中には中身の伴っていない例もありますが、カルマのそれは嫌味ではなく、中身もしっかり伴っているだけにかっこいいとされます。

その証拠にカルマは暗殺教室を卒業後、椚ヶ丘中学校E組の生徒はストレートで上がれる椚ヶ丘高校に行けないというルールを逆手にとって、外部試験を受けて椚ヶ丘高校に入学、最終回で描かれた7年後には国家公務員試験に合格して経済産業省で研修を行う様子が描かれるなど、着実に自身の夢である「悪の官僚」に向けて進んでいる様子が描かれています。

赤羽業は連載開始時、問題を起こして休学しており、復帰してきたという形で登場しますが、その休学の理由は上記のようにいじめをする相手を半殺しにしてしまったからです。もちろん半殺しはやり過ぎですが、知っても知らない振りをする事もできるはずなのに赤羽業はそれをしようとしません。自分が正しいと思った事は例え常識やルールから外れている事を認識していても実行する芯の強さを持っています。

現実にも中々出来る事ではない事を平気な顔をして行ってしまうのがかっこいいという声も大きいです。それ故発生する周囲との衝突や、自己への不利益を顧みない姿はもちろんそのままは出来ないまでも見習いたいとする声もある程になっています。

他の生徒が生物学的な意味での暗殺を狙う中、過去の経験から教師不信に陥っていた事、そして殺せんせーが自ら望んで教師になった事を受けてカルマは担当生徒である自分が自殺してしまうという殺せんせーが教師失格と言われてもおかしくない暗殺方法を試みます。その自殺は殺せんせーによって防がれてしまいますが、普通は思いつかない方法ながらも論理的には正しいカルマのこの精神攻撃をかっこいいとする人も多いです。

上記のエピソード以降もどちらかと言えば、「教師として殺す」という方法を用いる機会も多く、暗殺に対しても一貫して積極的に行動しています。暗殺する事で得られる報酬も大きな目的である他の生徒と違い、暗殺自体を楽しんでいる節もあり、その行動は他の生徒達の中にあっても異彩を放っているとも言えます。

上記のように非常に頭の回転が速いカルマですが、決して頭でっかちなキャラクターではありません。元々E組に来るきっかけとなったいじめを辞めさせる為の喧嘩でも分かるように、数人相手にも勝って相手を半殺しにしてしまう程に腕っ節も強いです。その上で体育を教える烏間先生の防衛技術を見て盗み、すぐに実践に取り入れるような戦闘センスも持ち合わせています。

その器用さ、頭のキレも合わさって「凶器やだまし討ちの基礎なら群を抜いている」と初登場時に渚に言われる程で、個人としての能力の高さ、さらには、クラス全体を指揮してもプロの傭兵部隊である群狼相手に圧倒する程の指揮を見せるなどリーダーシップを持ち合わせ、組織のトップとしても優秀さを見せています。作中での活躍という意味でも非常にかっこいいと評価されているキャラクターです。

カルマは殺せんせーがE組に来訪した際は停学中でアニメでいう3話から登場する事になります。そして初登場シーン。それまでE組の生徒の誰も成し得ていなかった殺せんせーへ初めてダメージを与えるのです。このシーン、カルマは殺せんせーと初対面であり、その特徴などを話で聞いただけの状態でした。方法は握手を求める手に殺せんせーにダメージを与えられるナイフを細かく切って貼っておくというだまし討ちです。

このように初登場である種の偉業を成し遂げたカルマは一気にその人気を高める事になります。同時にこのエピソードはまだ殺せんせーの説明を聞いただけでこれを実行できるカルマの頭のキレを象徴するシーンでもあり、インパクトのある初登場をさらっとやってのけるのがかっこいいとする声もあります。

またカルマは他のキャラクターとの絡みでもその魅力を発揮します。特に関わりが強いのがクラスメイトの寺坂、そして学業面に置いてA組の浅野学秀です。寺坂の事はいざとなったら体力と実行力と評していて、寺坂の軽はずみな行動を諭す事が多く、成績面でも優れない寺坂と相対させる事で赤羽業の良さが表現されているとしてより赤羽業の魅力が引き立っていると言われています。

またA組の浅野学秀との絡みでは、お互い学年トップを取れるだけの成績、そしてリーダーシップという意味でもお互いのクラスを率いて対立、似たタイプでありながら明暗を分かつ事で赤羽業の魅力をより引き立てる結果となっています。また赤羽業自身も浅野学秀と張り合う事を楽しいと感じており、それを理由に敢えて高校をE組からは直接入れない椚ヶ丘高校を選ぶに至っています。

その外見、内面にもかっこいい要素を持つ、赤羽業ですが、上記のように人とは違う考え方をする事もあって、作中数々の名言を生みだしています。ここからは赤羽業のかっこいい明言を紹介していきます。

赤羽業が初登場するのは体育が行われている場面ですが、体育の次の授業、英語の小テストの中で放たれたのがこの名言です。この名言の前、赤羽業は再び殺せんせーにダメージを与えています。その方法は殺せんせーがわざわざイタリアまで行って買ってきた物を盗り挑発、触手を伸ばした所に殺センセーの触手にダメージを与えられるBB弾をバラまいておくというまたしてもだまし討ちです。

まさにこの名言は赤羽業の暗殺術を示す名言であると同時に赤羽業自身が「教師」に執着している事を示しています。生物的には殺せなくても教師として殺す方法ならいくらでもあるという事を示すこの名言は、赤羽業のやり方を徹底的に示す名言です。そしてまだ始まったばかりであった暗殺教室において最も殺せんせーを倒す確率が高いのが赤羽業であると言わしめるシーンにもなりました。

続けざまですが、赤羽業の初登場の回からもう1つの名言です。こちらはその時点でカルマが思いつく限り、最高の方法である上記の飛び降り自殺による「教師」としての殺せんせーの殺害を実行する際に放った言葉です。自らの過去を話し教師として殺す事にこだわる赤羽業だからこそのセリフとして、以後も赤羽業の姿勢を示す名言としてかっこいいとされる名言です。

上記の名言も含めて赤羽業は初登場時、特にアニメ3話にこれらの名言が生まれているなど最初からエンジン全開でした。アニメ3話はサブタイトルが「カルマの時間」だった事もあって、まさにカルマの活躍が目立つ回で、その3話を象徴する名言となっています。

上記2つの名言は主に殺せんせーに向けて放たれた名言ですが、こちらは主人公渚に対しての放った名言です。赤羽業は人一倍警戒心が強いキャラクターとしても描かれており、基本的にはあまり人を信頼するような事はないように描かれています。そんな中において、渚は数少ない親友といえる状態でしたが、同時に渚が暗殺に積極的ではない事、少なくとも主体的に行動を起こさない事から、暗殺者としては警戒していませんでした。

それが渚が「殺気を隠し、自然な体運びで対象に近付く才能」「殺気で相手を怯ませる才能」「本番に物怖じしない才能」など殺し屋としての才能を一気に開花させるようになります。一番近くにいながらノーマークだった渚のこの成長に、赤羽業が思わず放ったセリフです。以降、渚をライバルとしても意識するようになり、実際に暗殺の方針を巡って衝突するシーンも描かれるなどしています。

赤羽業は見た目もかっこいいので、画像だけをくり抜いてもかっこいいと言われるシーンが非常に多いキャラクターです。ここからは赤羽業がかっこいいと言われる事を象徴するシーンを画像付きで紹介していきます。

色々な表情を見せる赤羽業ですが、基本的に普段はポーカーフェイスである事の方が多いです。特に自分が優位に立っている状態ではあまり表情を変える事がないのも特徴と言えるでしょう。表情を変えずにさらっと凄い事をやってのけるのが赤羽業のかっこよさでもあります。またこれはアニメ的な陰影もありますが、赤羽業には他のキャラに比べても影を入れられる割合が多く、その凄みを増しています。

画像のシーンは暗殺対象であるはずの殺せんせーとクラスメイト達が仲良くしている事に苛立った寺坂を止めるシーンです。喧嘩腰になり先に口を出す寺坂に対し、口よりも先に手を出せと嗜めるように顔を掴んでいます。こういう事を平然とした顔でやってしまうのも赤羽業が人気のポイントです。

赤羽業といえば普段から積極的に暗殺を行いますが、その暗殺の半分は成功しなくても構わないというようないたずらや嫌がらせで構成されています。基本的に単純な思考をする殺せんせーは赤羽業にとってはいたずらの対象としても格好の的であり、いたずらの罠を仕掛けながら何食わぬ顔で接し、成功すれば過度に喜ぶわけでもない無反省の表情がかっこいいという声もあります。

画像はそんないたずらを行った際のワンカット、赤羽業のいたずらは普通の人間に行えば度が過ぎている物も多いので、クラスメイトには少し呆れられている一面もありますが、それは相手が普通にやっても殺せない殺せんせーだからであり、さらに赤羽業本人は至極楽しんでおり、殺せんせーは毎回翻弄されてしまいます。こういう暗殺とは半分関係ない日常生活の中で普段から見せる表情も良いとする人が多いです。

序盤こそクラスメイトと仲良くはしながらも暗殺者としてライバル視はしていなかった赤羽業。しかし1年の暗殺教室の中で親友の渚が急成長を見せて頭角を現す事になります。さらにクラスメイトの中には渚を始めとした「暗殺以外の方法で殺せんせーを救いたい」と考える生徒が現れるようになり当人である殺せんせーの提案により勝負はサバイバルゲームで付ける事になります。

上記の画像はそのサバイバルゲームの中でお互いを好敵手と認めて一騎討ちをする前に向かいあう赤羽業と渚のワンカットです。赤羽業はライバルと思える存在と向き合った時に見せるイキイキとした表情がかっこいいとする声も大きく、暗殺面においてはまさにそのイキイキとした表情を代表するシーンとなっています。この一騎討ちでは渚の勝利に終わりますが、最後まで自身の信念を貫く赤羽業の姿も見る事ができました。

暗殺教室では最終回に主要なキャラクターが暗殺教室を卒業した後の姿が描かれていますが、当然赤羽業の様子も描かれています。上記で紹介したように、高校卒業後、無事に将来の夢を叶える為の一歩である国家公務員試験に合格し経済産業省に研修に行く事になるのです。画像はこれから研修に赴く経済産業省の建物を見上げている成長した赤羽業をとらえたワンカットです。

この時にはさらに身長も伸びよりイケメンさに磨きがかかると同時に、髪をかきあげて大人っぽく整えながらも赤羽業らしいどこかフランクさを醸し出しているとしてより高い人気を集めています。この姿が描かれるのは最終回の本当に短い間だけですが、赤羽業を描いたイラストではこの成長した赤羽業を描いた物も多くなっています。

ただかっこいいだけなら赤羽業がここまで人気を集める事はなかったと言えます。画像はアニメでいう1期16話のワンカット、1学期の期末テストでの結果が発表される回です。この時、E組はA組と各科目の学年1位の数を賭けて勝負する事になっていました。元々過去には学年4位を取るなど成績優秀である赤羽業は普段の努力を怠り、またテストの難易度自体も上がっていた事から1つの科目でも1位を取る事ができませんでした。

それぞれの成績が発表される中、赤羽業は得意の数学で学年10位、総合点数でも学年13位と、勝負する相手のA組はおろか、E組の中でもトップを取れないという醜態を晒してしまいます。そんな中、いつも赤羽業に煽りに煽りを受けている殺せんせーが叱咤とお返しも込めて赤羽業を煽り返すのです。こういうシーンがあるからこそ、普段のかっこいい赤羽業がより映える事になります。

ここからは赤羽業の評判を紹介していきます。やはりかっこいいという評判が圧倒的に多い赤羽業ですが、その理由は人によって多くあるようです。

暗殺教室の主人公は一応、殺せんせーですが生徒側の主人公と言える渚が、あまり暗殺に主体的でない事もあってどちらかと言えば語り部的な存在だった事もあって、その側にいて、行動も積極的な赤羽業は非常に目立った存在でした。登場時から強烈なインパクトを与える事になる赤羽業ですが、その後の作中での成長にも著しい物があり、元々のハイスペックさを感じさせない成長をする姿が良かったという評判もあります。

元々がハイスペックながら、完璧というわけでもなく精神的な弱点も抱えていた赤羽業が1つ1つのエピソードの中でより高みに行く姿を描くのが暗殺教室の一面でもあります。暗殺面はもちろんですが勉強面でも非常に目立った印象を抱く人が多く、成績だけ見ても、学年末テストではA組のライバル、浅野学秀を差し置いて学年1位を獲得するなどその成長ぶりが伺えます。

赤羽業は将来の夢に「悪の官僚」と掲げている程に、表の顔だけではやっていけない事を熟知しています。だからこそ、作中では度々いわゆる「悪い顔」を見せています。人を利用する事、利用された人への咎め方など、万人に評価を受けるわけではないけれど、必ず救われる人がいるという、どこかダークヒーローのような側面も持ち合わせています。

また普段も、いたずらが好きで、作中では笑いを誘うような行動も多く見せています。どちらも間違いなく素の赤羽業であり、そのような多面性、ギャップが見えるのがかっこいいという声もあるようです。

特にアニメで暗殺教室、そして赤羽業を知った人にとっては、声優を務めた岡本信彦さんの声を賞賛する人も非常に多いです。色々な表情を見せる赤羽業というキャラクターをそれぞれの場面に合わせた声で演じ分けて見事にその内面を表現しています。声優を務めるのが岡本信彦さんだと知らなくても、良い声だったとする人も多いです。

アニメ化の際、暗殺教室の中で一番声優が演じるのが難しいと言われたのも赤羽業です。普段からいじる側になる時、仕返しにいじられる時、本気で話す時と実に多彩な面を持っているので声優に誰が起用されるのかも注目を集めました。結果として声優を務めた岡本信彦さんですが、赤羽業の声優が岡本信彦さんで良かったという声が大半を占める結果となっています。

暗殺教室でも特に人気の高いキャラクターである赤羽業。その人気は女性ファンだけでなく男性ファンも多いh程で、かっこいいキャラクターとして連載が終わった今でも高い人気を集めています。その見た目はもちろん、作中での活躍も多く、勉強面でも暗殺面でもクラスを引っ張る存在になりました。

その作中での活躍もあって、一番成長する姿を感じ取れたという人も多く、まさに暗殺教室を象徴するキャラクターの1人になっています。原作でも高い人気を集めたキャラクターですが、アニメ化に際して声優を岡本信彦さんが務めた事でさらにその人気を高める事になったのではないでしょうか？

暗殺教室自体も面白く、特に考えさせられるテーマをした非常に面白い漫画です。既に原作の連載も終了し、アニメでも概ね原作通りに展開、終了しているので、好きな媒体で赤羽業に注目しつつ暗殺教室を読破、視聴してみてはいかがでしょうか。