2018年05月19日公開
2022年11月10日更新
暗殺教室の最終回の内容ネタバレ!3年E組・殺せんせーはどうなった?
大人気コミックス「暗殺教室」の最終回の内容をネタバレとともに紹介していく。3年E組と殺せんせーとの一年間が作り上げた「暗殺教室」。3年E組と殺せんせーが築いてきた目標と暗殺者、先生と生徒としての絆や暗殺教室を通して学んだこと、また暗殺教室として、そして椚ヶ丘中学生としての卒業式がある。その卒業後のそれぞれの未来についてネタバレしていく。また、暗殺教室が展開したメディアそれぞれの最終回にも注目である。
目次
- 暗殺教室とは?
- 最終回にいたるまでの暗殺教室はどんな一年間だった?
- 暗殺教室の最終回を紹介!卒業式までの1年間で暗殺教室を通して殺せんせーと3年E組が築いた絆
- 殺せんせーとEの組暗殺教室としての卒業式!最終回で暗殺教室として迎えた卒業式を紹介
- 最終回で描かれたE組と椚ヶ丘中学の卒業式!暗殺教室卒業直後の3年E組二回目の卒業式の内容とは?
- 殺せんせーが暗殺教室を通して遺したものとは?
- 3年E組は暗殺教室卒業後の未来へ!最終回で描かれるそれぞれの道とE組の未来に迫る!
- E組以外の卒業後とは?最終回で改めて分かる暗殺教室が作り上げた絆とそれぞれの未来のネタバレ
- 暗殺教室最終回の渚と業の思い出話の内容とは?劇場版アニメ「365日の時間」
- 暗殺教室3通りの最終回!原作やアニメや映画全て3種3様の最終回の内容とは?それぞれE組の最終回のネタバレ!
- 今後の新しい暗殺教室にも注目!
暗殺教室とは?
ターゲットは先生、暗殺者は生徒という今までにない先生と生徒の1年間を描いた大人気コミック、暗殺教室。こちらの記事では、暗殺教室のコミックス・アニメ・映画ともにすべての最終回を終えた今、改めてその最終回の内容について触れていく。
最終回のネタバレを大いに含むため、まだ最終回を見ていない方はおすすめしないが、結末を知りたい、ネタバレが好きという方にオススメになっている。最終回で3年E組と殺せんせーはどんな結末を迎えたのか、また椚ヶ丘中学校の卒業式や、3年E組の卒業後の未来はどうなったのかを紹介していく。
最終回にいたるまでの暗殺教室はどんな一年間だった?
月を破壊した張本人であり来年には地球も破壊する、と。そう自己紹介をした殺せんせー。3年E組の担任になった瞬間から、その教室の先生と生徒の関係は一変し、目標と暗殺者に変わったのだ。そこからの一年間は生徒一人ひとりの問題と向き合っていった。殺せんせーはその見た目や能力を誇示するだけではなく、生徒たち一人ひとりの問題に真摯に向き合うために使ったのだ。
その気持ちに生徒たちも応える様に、殺せんせーに向ける刃や殺意が錆びたものではなく、綺麗に「手入れ」をされたものに変わっていたのだ。それも殺せんせーだけでなく、同様の教師である鳥間やイリーナも同じであった。殺せんせーの願いや思いが、生徒たちに正しく伝わり、生徒たちもその気持ちに正しく応えようと必死に学んだ暗殺教室は、本校舎の誰にも真似の出来ないものになっていった。
暗殺教室の最終回を紹介!卒業式までの1年間で暗殺教室を通して殺せんせーと3年E組が築いた絆
出典: http://1-ch.net
ここでは暗殺教室としての一年間を軽くネタバレしておこう。担任は殺せないから「殺せんせー」と、茅野が名づけた名前が浸透し、殺せんせーの愛称で生徒たちに親しまれてきた殺せんせー。ただ、その絆も一年をかけてゆっくり、しっかりと繋いでいったものだ。もちろん、最初は殺せんせーに反発するものも当然いた。
業は教卓の上にナイフで刺したタコを置いたり、寺坂は敵であるシロ(柳沢)とイトナに加担しE組を危険にさらしたり等、殺せんせーに対して誰しも好印象を最初から抱いていたわけではなかった。だが、それが、最後には全員が全員、泣きながらも殺したい、と思うようになったのは、E組と殺せんせーが築いた絆があるからである。
殺せんせーとEの組暗殺教室としての卒業式!最終回で暗殺教室として迎えた卒業式を紹介
ここからは、最終回と最終回に続くまでの内容についてネタバレをする。殺せんせーがどういう最後を迎えたのか、また、E組はどういう選択をしたのか。そして殺せんせーとE組が築いてきた絆も合わせてネタバレしよう。
弟子との戦いに疲れ果て、旧校舎のグラウンドに倒れこんだ殺せんせー。そんな殺せんせーを殺したくない人、殺したい人、それぞれ手を上げろと、学級委員長の磯貝が言う。E組は泣きながらも、どちらにもしっかりと手を上げた。それが、E組の答えだった。倒れこんだ殺せんせーをE組の全員で押さえ、殺せんせーの心臓を刺すのを、渚が自分にやらせて欲しいと自ら買って出た。
暗殺教室では渚が首席だと、誰も文句はないだろうと寺坂と業がE組を代表するかのように口にした。イリーナや鳥間に挨拶を終えた後。最後の出席をとった。ひとりひとり、殺せんせーの目を見て、いままでよりも大きな声で、E組は返事をした。出席をとりおわった後、渚がナイフを抜き緊張した面持ちでナイフを振り下ろそうとしたのを止めたのは、殺せんせーだった。
渚のナイフが殺せんせーの心臓を貫き、殺せんせーは光となって旧校舎の夜空に消えて行った。E組全員が、涙を流し、嗚咽を漏らし夜空に響くように別れを惜しんだ。E組は、椚丘中学の生徒より一足先に、暗殺教室を卒業したのだった。
暗殺教室卒業の瞬間(アニメ最終回)
上記でも触れた暗殺教室卒業の瞬間。アニメシーンでのネタバレになるが、渚が殺せんせーに刃をつき立てた瞬間、殺せんせーが光となって三日月が浮かぶ空に舞っていく。光が消えた後、それぞれの殺せんせーとの一年間を噛み締めているかのように泣きじゃくった。この瞬間は、原作・アニメ・実写映画共に同様に描かれている。このシーンで感動したファンはかなり多いのではないだろうか。
最終回で描かれたE組と椚ヶ丘中学の卒業式!暗殺教室卒業直後の3年E組二回目の卒業式の内容とは?
本校舎が閉鎖され市民会館で行われた椚ヶ丘中学校卒業式。浅野理事長が渚に卒業証書を手渡すとき、「いい目をするようになったね。担任の遺した教育の賜物だ」と殺せんせーを認める発言を。それを受けて渚は笑顔で「理事長も、やり過ぎない程度にお元気で」と残した。こうして二人が笑顔で会話ができるのも、浅野理事長の言うとおり殺せんせーの教育の賜物のようだ。浅野理事長も殺せんせーから学んだことは数多くあったのだろう。
だが、平穏に過ぎるはずだった卒業式だが、卒業式終了直後には会場である市民会館へE組に対してのマスコミが殺到。それを一蹴したのが浅野学秀率いる五英傑だった。E組を校章の旗で隠しマスコミが邪魔をする花道を堂々と歩いて見せた。E組と対極であったA組がこのようにしてE組を守ったのは、1年間ライバルとして戦い、お互いを認め合った結果である。それも、暗殺教室を通して殺せんせーが遺してくれたものの一つであった。
殺せんせーが暗殺教室を通して遺したものとは?
上記でも記載したライバルとの絆や殺せんせーの教育以外にも、殺せんせーはさまざまなものをE組に遺していった。ひとつは、殺せんせーが殺される前、旧校舎で作り上げた卒業アルバムと今後についてのアドバイスブック。かなり分厚く、読むのにも一苦労なほどであり、殺せんせーを殺した後、旧校舎の教室に入ったみんなが眼にしたものだ。その内容が、それぞれの未来にひどく生かされるとは当時の彼らには思いもしなかっただろう。
殺せんせーとの思い出を噛み締めながら、みんなで涙目で読み上げていたがアドバイスブックが嫌に細かすぎて気がついたらE組のみんなは机に突っ伏して寝ていたほどだ。大人になってもキリがない、と読み終えていない生徒も。だが、そのアドバイスブックのおかげで、自分の思う未来に、自分の願ってた未来に進めているのだ。
次に、渚の家族についてだ。椚ヶ丘中学の卒業式の直後、離婚していた渚の両親が一緒に卒業式に出席していたのだ。その理由が、卒業式の一月前、殺せんせーが渚の父の元へ訪ねたのだ。そして、渚が、いつ父方の苗字に戻っても大丈夫なように苗字ではなく名前で呼んで欲しいと要望したこと、また、三月には大きな「目標」を叶えることを伝え、「家族みんなで祝福してあげてください」と渚の父に伝えたのだ。
そして渚の母のことも伝えたそうで、渚の両親が話し合い、やり直そうと、考えてくれたのだ。それを聞いた渚は、「うちの先生は、どれだけ遺したら気が済むんだ」と涙を零したのだった。一年間で作り上げた絆だけでなく、生徒一人ひとりの思いを尊重し、その未来が輝けるように、殺せんせーの全身全霊を持って、後悔のないように、こうしてさまざまなものを遺していったのだ。
3年E組は暗殺教室卒業後の未来へ!最終回で描かれるそれぞれの道とE組の未来に迫る!
卒業後はそれぞれの夢や得意分野を伸ばし、E組らしい、自由で輝かしい未来へ歩き出している。渚は教師、茅野は女優業へ復帰、業は官僚へ。また中村は留学、狭間は司書、竹林・奥田は人工血液の開発、杉野は野球選手、寺坂は政治家先生に根性と体力を買われ、村松・吉田・イトナは実家を継ぎ、律はネット上に住み進化を重ねもとE組の力になっている。みんな思い思いの世界へ飛び込んでいっているのだ。
また、E組の賞金の行方だが、それぞれの学費・自立の頭金を頂き、お世話になった場所や人へ寄付をし、大きな買い物をして、国へ一年間の感謝として残った金額は返したのだ。賞金での大きな買い物というのが、旧校舎のあった土地をE組で購入したのだ。E組でたびたび訪れては旧校舎やグラウンドの手入れをしている。倉橋や岡野は裏山を使い、自然ツアーやアクロバット等、自分の未来に役立てている。
E組以外の卒業後とは?最終回で改めて分かる暗殺教室が作り上げた絆とそれぞれの未来のネタバレ
暗殺教室として過ごした1年間では、さまざまな人物と出会い、時には手本として、時には反面教師として、時には自分を見つめるための機会として大切なことを教わってきた。そんな人物たちは、暗殺教室が最終回を迎えた後、どんな最終回を迎えたのか。それぞれの未来をネタバレしよう。
まず3年E組を作り出した浅野理事長だが、生徒を危険にさらしたこと、またE組の制度を問題視され、椚ヶ丘学校を追い出されてしまうこととなった。だが、かつての教え子たちが浅野理事長を応援し駆けつけてくれたのだ。彼のことだから、またどこかで教育を始めるだろうと。また、イリーナと鳥間は同棲をはじめ、イリーナは鳥間の部下として防衛庁として勤務している。イリーナは心底幸せそうだが、鳥間もまんざらでもないようだ。
そして、殺せんせーが壊したと自白した三日月は、徐々に崩壊を始め自らの重力により以前より小さな月になるという。また爆発のせいで地球との距離が縮まったこともあり、爆発前と似たような形になるという。暗殺教室の象徴であった三日月は、徐々に形を忘れていった。
暗殺教室最終回の渚と業の思い出話の内容とは?劇場版アニメ「365日の時間」
最終回の話とはまた変わってくるが、暗殺教室の最終回をたどるのに見ていて損はないだろうものが、劇場アニメになった、卒業後の渚と業の思い出話だ。これは、最終回に旧校舎にみんなが集まる前日渚と業が旧校舎で再会し、そこから二人で旧校舎でE組として過ごした1年間を振り返るといったものだ。渚は教育実習、業は新しい職場(財布)に向かわなくてはならないため、E組の集まりに行けないとのことで前日に旧校舎を訪れたのだ。
渚は髪を切ったものの背が全く伸びず、185cmまで伸びた業に対してふざけてると怒っていた。画像でも分かる通り二人の身長差は中学生当時よりかなり離れてしまっていた。そんな二人が殺せんせーの出会いから別れまで渚や業の思いで振り返った一年はとても輝かしいもので、この旧校舎から殺せんせーがいなくなった気がしない。黒板に描いた殺せんせーが「ヌルフフフ」と笑い声が今でも旧校舎に響いているようだった。
暗殺教室3通りの最終回!原作やアニメや映画全て3種3様の最終回の内容とは?それぞれE組の最終回のネタバレ!
原作コミックスの最終回と卒業式
ご存知の方も多いかと思うが、暗殺教室は、原作である漫画のほかにもアニメや実写映画へメディア展開している。ここでは、それぞれの暗殺教室の最終回の内容や特徴について触れていこうと思う。三種三様の最終回はどれも印象深く残るのではないだろうか。この記事を読んで少しでも気になっていただけたら、原作・アニメ・実写映画それぞれの最終回をぜひ見比べてみて欲しい。
まずは原作の漫画についてだ。暗殺教室ファンであれば、読破された方も多いのではないだろうか。原作コミックスは22巻まで出版されており、最終回はもちろん22巻に収録されている。原作コミックスでは今まで見せなかった各キャラクターの表情がより最後の別れが辛いものだと感じさせる。そしてそれぞれの思いが文字や絵に起こされているのも印象的であり、強く心に残るシーンが多く、ひとつひとつのセリフも印象強く残る。
アニメの最終回と卒業式
次にアニメだ。アニメは原作コミックスを短縮したような形ではあるが、それでも最終回の内容は描かれており、もちろん3年E組の卒業後の進路についても描かれている。アニメは2クールを2期分とかなりボリューミーになっておりDVDもコンプリートBOXで全4巻と分かれている。原作コミックスと違い、各キャラクターの表情の変化や原作とは違う感情が伝わってくる。
実写映画の最終回と卒業式
最後に実写映画について。こちらは実写でキャラクターの外見もガラリと変わったということもあり、暗殺教室ファンでも映画を見た人、見なかった人と分かれるのではないかと思う。実写映画はどちらかというと少し現実寄りで描かれており、暗殺教室・暗殺教室卒業編と2編で分かれて上映された。
殺せんせーもCGではあるが、アニメとCVが変更されているのも見所だ。実写映画も卒業式はアニメ・コミックスと同様に描かれているが、先ほども記載したとおり、現実寄りで描かれているため、E組や殺せんせーの感情がよりリアルで直接心に訴えかけるようである。
今後の新しい暗殺教室にも注目!
全ての暗殺教室が終了した後、現在では新しい暗殺教室、「殺せんせーQ(クエスト)」という完全ギャグストーリーとしての暗殺教室が始まっている。内容は良くあるRPGの世界であり、過去に何人もの勇者を輩出した蝶名門クヌギガオカ魔法学校の落ちこぼれクラス、E組に宮廷騎士長である鳥間が、魔王である殺せんせーを倒して欲しいと依頼し、魔王を倒す方法を魔王じきじきに教わるといったものである。
魔王は桁外れのすばやさの持ち主だが、そのすばやさはおそらくバグだとのこと。それを同じバグもちのE組に倒して欲しいとのことで、魔王撃破の方法を魔王と一緒に学んでいくというRPGチックなギャグストーリーだ。もちろんおおまかな話の流れは原作と同様である。展開メディアはコミックスで現在は3巻まで発売されており、企画・ストーリー・コミックス作画が原作者と違うところも見所である。
また、この殺せんせークエストは、365日の時間にショートストーリーではあるがアニメ上映されており、アニメーションも漫画同様SDチックに描かれている。現在も連載中であり、今後のストーリーにも注目していきたいところだ。