【メイドインアビス】プルシュカがカートリッジにされた理由は？リコの白笛になった？

プルシュカとは、「メイドインアビス」に登場する少女キャラクターです。白笛ボンドルドの娘であり、リコと仲良くなるもカートリッジにされるという悲劇的なキャラで、多くのファンに強烈な印象を残しました。この記事では、メイドインアビスのプルシュカがなぜカートリッジにされたのかについて考察します。ボンドルドが彼女を解体した理由、最終的にリコの白笛となった経緯、プルシュカのアニメ声優などを紹介していきます。

メイドインアビスは、熱狂的なファンを多く持つ作品として知られています。つくしあきひとの原作漫画、そしてメディアミックスのアニメ版の両方が大ヒットしており、現在も多くの新規ファンを獲得し続けてきました。同作品は暗く重いストーリー展開が注目されていて、かわいいキャラクターとグロやゴア描写とのバランスも高評価されているのです。この章では、メイドインアビスの作品情報で、概要とあらすじを取り上げます。

メイドインアビスの原作者は、ゲームデザイナーとしても著名なつくしあきひとです。同作品は、竹書房運営のWEBコミックガンマにて、2012年に連載スタートしました。2023年10月現在連載中で、コミックスは12巻まで刊行されています。メイドインアビスは、メディアミックスとしてテレビアニメ版と映画アニメ版が展開されました。アニメ版は円盤化されているほか、複数の動画配信サービスでも視聴することが可能です。

メイドインアビスの主人公リコは、白笛の探窟家である母親のライザに憧れている少女です。リコの住む街は、アビスという超広大な縦穴の淵にありました。ここはアビスの謎を解くために、多くの探窟家と呼ばれる人々が冒険に赴く世界です。リコの母のライザは、なぜか行方不明になりました。そして、ある日リコは、なぜか記憶を失くしている少年型ロボットのレグに命を救われ、そこから彼女の人生が激変していくのです。

プルシュカは、アビスの深界五層にあるイドフロント（前線基地）に住んでいる少女です。彼女の年齢や誕生日などのパーソナルデータは、明かされていません。プルシュカは銀髪と赤い瞳が特徴の美少女で、グリーンを基調とした衣服を着ています。彼女の髪がうねっている理由は、深界五層でのアビスの呪いの影響であることが判明しました。プルシュカは登場時は不愛想でしたが、次第に子供らしい無邪気さを見せることになります。

テレビアニメ版3期の放映が待たれている傑作ダークファンタジー作品のメイドインアビスは、悲劇的なエピソードが多いことで知られています。特に、解体されてカートリッジにされたプルシュカを見た多くのファンは、強烈な衝撃を受けたとのことです。プルシュカは、なぜ解体されたのでしょうか？この章では、プルシュカがカートリッジにされた理由はなぜか、ボンドルドがなぜ娘を解体したのかなどを、ネタバレを含めて考察します。

イドフロントを築いた白笛のボンドルドは、アビスの謎を解くために様々な研究を行っていますが、その大半は非人道的行為でした。その一つがカートリッジであり、ボンドルドが作るカートリッジとはアビスの呪いを防ぐための装置であることが判明しています。アビスの呪いを受けた者は、成れ果てになるなど多くの障害にさらされることとなり、ボンドルドはさらに下の層へ行くべく、カートリッジを製作していたのです。

カートリッジの中身は、生身の人間です。ボンドルドは、人間を解体して箱詰めにしてカートリッジを作るという鬼畜の所業を行っていました。ナナチにその手伝いをさせたこともあり、ナナチは顔見知りの子供たちが解体され変わり果てた状態になったところを、箱詰めしたのです。

プルシュカについてネタバレしますと、彼女は最終的に解体されて、カートリッジになったことで死亡しました。当初はボンドルドの実の娘だと思われていたプルシュカですが、実は彼の助手である祈手（アンブラハンズ）の中の一人の娘であることが明かされました。ボンドルドは、プルシュカに自分が実の父親だと信じこませることで、ある目的を果たそうとしており、そのために彼女を解体するという非人道的行為を働いたのです。

ボンドルドがなぜプルシュカを解体してカートリッジしたのか、その理由は彼がアビスの謎を解くためにさらに下層へ行く必要があったからです。深界五層よりも下へ進むと、アビスの呪いにかかることが確実視されていることで、ボンドルドは自分がそのようにならないようにするため、プルシュカを犠牲にしました。多くのファンが、なぜ娘としてかわいがっていたプルシュカを解体したのか、理由を知りたがったとのことです。

ボンドルドは、研究の過程でカートリッジになった者が対象者に対して強い愛情を持っていれば、アビスの呪いを回避できることを突きとめました。そのため、実娘ではないプルシュカに自分を父親として愛するように仕向けたのです。こうして父親のボンドルドに無償の愛を捧げ続けるプルシュカは、機が熟したと判断された時に、解体されてカートリッジにされてしまいました。

メイドインアビスのボンドルドによってカートリッジにされたプルシュカは、カートリッジのままでは終わりませんでした。彼女は、さらにリコの白笛となり、彼女やレグ、ナナチとともに冒険することになるのです。なぜプルシュカは、白笛になったのでしょうか？この章では、プルシュカが白笛となった理由、そしてその後をネタバレ紹介していきます。

レグがナナチの協力を得てボンドルドと激闘を繰り広げていた時、リコはカートリッジとなったプルシュカを発見しました。変わり果てた友達の姿を見て号泣し、錯乱するリコでしたが、カートリッジからプルシュカの臓器の一部と培養液が漏れるのを見ます。そこには、白笛の原料となる命を響く石（ユアワース）がありました。意を決したリコは、ユアワースから白笛を作ります。そうすることで、プルシュカの意識は生き続けるからです。

リコが、プルシュカのカートリッジから漏れ出たユアワースを使って白笛を作ると、その形はプルシュカの心臓のように見えました。なぜこのような形状であるのか、その理由については明らかにされておらず伏線だと推察するファンもいるとのことです。「ユアワースそのものが心臓のような形をしているのではないか？」と分析する人も多く、今後のストーリー展開で白笛の形の理由が解明されることが期待されています。

リコの白笛となったプルシュカは、意識が生き続けており、その後リコたちとともに冒険の旅へと出ました。ところが、深界六層にてリコが寝ていた隙に、白笛が盗まれてしまったのです。盗んだのはファプタでした。ファプタがなぜ白笛を盗んだのか、その理由は白笛の形状にあります。ファプタは、成れ果ての村で石材加工を営むポリヨーンの元へ、白笛を持ち込みました。

ポリヨーンは腕の良い職人で、リコが加工したプルシュカの白笛を、本来の完全な形に直しました。その結果、白笛はより強い効果を発揮することとなり、リコたちの強い味方となったのです。

つくしあきひと原作のダークファンタジー漫画メイドインアビスは、登場キャラクターたちの間で展開されるドラマが見どころの一つだとされています。かわいそうなエピソードの持ち主であるプルシュカについては、リコやボンドルドとの関係が注目されました。この章では、プルシュカとボンドルドの関係を、ネタバレを含めながら取り上げていきます。

プルシュカとボンドルドとの関係は、先の章で触れてきました。もう少し二人の関係を彫り下げていきますと、プルシュカは彼のことを実の父親だと思い、最後まで慕ったのです。一方で、ボンドルドはプルシュカを娘ではなく、あくまで自分の目的達成のための手段にしか過ぎないことが示唆されました。

しかし、原作漫画のコミックス5巻の表紙にて、冒険の旅に出たリコ一行とプルシュカが描かれていますが、裏表紙にプルシュカの肩の上にボンドルドらしき手が写っています。このことから、「ボンドルドはプルシュカのカートリッジを自分ではなくリコに与えたかったのではないか」という考察も見受けられました。

プルシュカは、幼い頃にアビスの呪いに見舞われたことが判明しています。その影響で、プルシュカは自我が育っておらず、頭から出血しながら焦点の合わない瞳で虚空を見つめ、ひたすら喚いている様子が描かれていました。そのような彼女を、人間としての自我が芽生えるようにしたのがボンドルドと祈手たちであることは明白で、決してプルシュカが彼らにぞんざいに扱われてきたわけではないことがわかります。

プルシュカの本当の父親は、ボンドルドではなく、祈手の中の一人です。しかしながら、「夜明けの花」を意味するプルシュカという名前を付けたのもの、祈手の一人を彼女の養育係にしたのもボンドルドであり、その意味では彼は確かに彼女の育ての親でした。

メイドインアビスのテレビアニメ版は、原作漫画のかわいいキャラクターとグロ描写、そしてストーリー展開を忠実に再現しているとされ、原作ファンはもとよりアニメファンからも支持されているとのことです。この章では、メイドインアビスのアニメ版でプルシュカ役を演じた声優の水瀬いのりについて特集します。

水瀬いのりは、1995年12月2日に、東京都で生まれました。血液型はB型で、アクセルワンに所属しています。彼女の趣味は、散歩とショッピングだと明かしていました。また、ディズニーファンとして有名で、ミッキーマウスを理想の男性に挙げるほどのミッキー好きでもあります。水瀬いのりは、X（Twitter）とInstagram、そしてLINEに公式アカウントがあり、積極的に活用してきました。

• 五等分の花嫁：中野五月役
• Re:ゼロから始める異世界生活：レム役
• キラキラ☆プリキュアアラモード：キラ星シエル/キラリン/キュアパルフェ役
• ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか：ヘスティア役
• ヴァニタスの手記：ジャンヌ役
• 陰の実力者になりたくて：ベータ役

水瀬いのりの主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。ヒロインやメインキャラクターを演じる機会が多く、特に異世界ファンタジーものでヘスティア役とレム役という当たり役を得ています。また、ビジュアル面での人気も高く、歌唱力もあることから歌手活動も積極的に展開していました。

この章では、メイドインアビスに登場するプルシュカに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。プルシュカは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。プルシュカがカートリッジにされた後で、白笛になったことを知り、その状態でリコたちと冒険に行くのだと気づいたとつぶやいていました。

こちらは、メイドインアビスのアニメ版の大ファンだと思われる方のツイートです。アニメ映画版を観て、プルシュカがカートリッジにされたシーンがグロくて心が痛くなったとつぶやいています。

こちらは、メイドインアビスを考察していると思われる方のツイートです。プルシュカのカートリッジ化について、なぜ食事しないのに腸をカートリッジに入れたのかについて考察していました。

この記事では、メイドインアビスのプルシュカについて、彼女がカートリッジにされた理由を中心に特集してきました。現在は白笛になってリコ一行と冒険を続けているプルシュカに注目して、メイドインアビスを見てください。