【メイドインアビス】ボンドルドは死亡した?正体やゾアホリックについてネタバレ

ボンドルドの死亡や正体についてネタバレ考察しました。深界五層にて、レグと壮絶な戦いを繰り広げたボンドルド。探窟家としてアビスの研究に貢献する一方、裏では人体実験に手を染める危険人物でもありました。本文では、「メイドインアビス」のボンドルドの死亡シーンをネタバレ考察しました。その他、この記事ではボンドルドの正体や最後のセリフの意味、ゾアホリックなどをまとめました。

【メイドインアビス】ボンドルドは死亡した?正体やゾアホリックについてネタバレのイメージ

目次

  1. ボンドルドとは?
  2. ボンドルドは死亡した?
  3. ボンドルドの正体や目的
  4. ボンドルドは今後死亡する?ゾアホリックを考察
  5. ボンドルドの名言
  6. ボンドルドの声優
  7. ボンドルドに関する感想や評価
  8. ボンドルドの死亡まとめ

ボンドルドとは?

「メイドインアビス」のボンドルドの紹介・イメージ画像

深界五層に拠点を置き、アビスの深淵の研究で多くの功績を残したボンドルド。しかし、その背景には目的のためなら手段を選ばない、冷酷な正体が隠されていました。また、孤児を集めて人体実験も行っており、ナナチを成れの果てに変えています。一体、ボンボルドの正体は何者でしょうか。以下では、「メイドインアビス」のボンドルドの正体や死亡シーン、最後のセリフ、ゾアホリック等についてネタバレ考察しました。

メイドインアビスの作品情報

かわいらしいキャラクターと、ファンタジーらしからぬ残酷な世界観で人気を集める「メイドインアビス」。2012年から「WEBコミックマンガ」にて不定期連載されている、つくしあきひと先生のファンタジー作品です。

メイドインアビスの概要

「メイドインアビス」は、アビスと呼ばれる巨大な縦穴の深層部を目指す主人公の冒険を描き、未知なる世界への好奇心や過酷な試練を織り交ぜた作風が特徴です。単行本は2023年7月時点で計12巻が刊行されています。同年には第52回日本漫画家協会賞・まんが王国とっとり賞に選ばれました。

メイドインアビスのあらすじ

孤児院に暮らしながら、母親のような探窟家になることを夢見ていたリコ。ある日、アビスから母の白笛と封書が上がりました。封書には、深層部の情報に加え、リコに向けた手紙も入っていました。「奈落の底で待つ」という文言から、リコはアビスの深層を目指します。一方、手紙にはレグにそっくりの絵も描かれており、レグも自分の正体を知るためにリコの探窟に同行します。

ボンドルドのプロフィール

深界五層・なきがらの海を拠点に活動する探窟家で、ランクは白笛、二つ目は「新しきボンドルド」「黎明卿」です。住居兼研究施設である前線基地(イドフロント)を構え、数多くの発明品を生み出したことから、生ける伝説と言われています。性格は紳士的で穏やかである一方、本性は目的のためなら手段を選ばない、冷酷な一面を秘めています。

アビスの謎を解明するためなら、他人の命を犠牲にすることを厭わないボンドルド。彼の実験はまさに非人道的な内容であり、オーゼンからも「ろくでなし」と言われています。また、人体実験では多くの孤児が犠牲となって、その中にはナナチやミーティも含まれていました。

ボンドルドの武装

ボンドルドの武装のイメージ画像

パワードスーツを着込み、仮面で素顔を隠したいでたちが特徴のボンドルド。彼が着用しているスーツは、「暁に至る天蓋」と呼ばれています。これは、ボンドルドの配下の祈手も着用しており、あらゆる装備が施されています。一方で、アビスの遺物を用いた装備から奇怪なデザインとなっており、アビスの呪いを避けることが出来ません。そこで、人間から作り出したカートリッジを差し込むことで克服しています。

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ボンドルドは死亡した?

ボンドルドの死亡シーンをネタバレ考察・イメージ画像

ボンドルドの登場シーンは「メイドインアビス」の5巻36話で、作中屈指の激戦が繰り広げられました。火葬砲を受けて死亡したものの、後に復活したボンドルド。なぜ、生き返ることが出来たのでしょうか。また、ナナチへ向けた最後のセリフの意味も気になるでしょう。以下では、「メイドインアビス」からボンボルドの死亡シーンの謎や、最後のセリフについてネタバレ考察しました。

ネタバレ①レグとの戦い

深界五層にたどり着いたリコとレグ。そこにはボンドルドの基地である前線基地(イドフロント)があり、電力を盗んだショックでレグは身体を使い方を思い出します。その時、外の異変を察してボンドルドが出現し、レグとの戦いが勃発します。機械の身体のため上昇負荷の呪いが無効になるレグに対し、ボンドルドも呪い除けを装備して応戦しました。

黎明の箱庭を舞台に壮絶な戦いが繰り広げられるも、戦闘力はボンドルドの方が圧倒的に上でした。身軽な動きでレグの攻撃をかわし、例え追い詰められても余裕な態度を崩しません。一方、2人の戦いを見守っていたナナチは、ボンドルドを追い詰めるため、まずはカートリッジの消費を指示します。レグはすぐさま攻撃を止め、ボンドルドを前線基地まで誘導させます。

黎明の箱庭の上空まで到達すると、ボンドルドのカートリッジが大量消費され、呪い除けの効果も薄れてきました。そして、ボンドルドに祝福が訪れ、半獣のような姿に変貌します。

ネタバレ②リコがレグの腕から火葬砲を放つ

何とか呪い除けのカートリッジの大量消費に成功したレグ。しかし、ここまでたどり着くのに体力を使い果たし、レグの身体は限界に達していました。その隙を狙い、ボンボルドはレグを追い詰め、彼のお腹へ鋭い爪を突きたてました。動きを封じ込まれたレグは力を振り絞って火葬砲(インシネレーター)を繰り出すも、ボンドルドに躱されてしまいます。

その時、一か八かの賭けに出たリコは、レグの右腕から火葬砲(インシネレーター)を放出しました。2度目の砲撃は、見事ボンドルドに的中し、戦いの決着が見えてきました。

ネタバレ③胴体が真っ二つになったボンドルド

胴体を切断されたボンドルド・イメージ画像

火葬砲(インシネレーター)の直撃により、胴体が真っ二つに裂けたボンドルド。下半身を吹き飛ばれ、ナナチとの最後の会話の後、死亡したと思われました。しかし、ボンドルドは生きていました。また、吹き飛ばされた下半身も修復されており、リコたちは混乱します。

ネタバレ④ボンドルドの最後のセリフ

死が近づいてきたボンドルド・イメージ画像

レグとの戦いに敗れ、死を予感したボンドルドはナナチに最後のセリフを残しました。その内容は、「どうか…どうか君たちの旅路に…溢れんばかりの…呪いと祝福を…」というもので、ナナチへの皮肉とも捉えられるでしょう。探窟家として、アビスの研究に取り組んできたボンドルド。しかし、彼の純粋な好奇心はやがて狂気に変わり、人体実験に手を出しました。

ボンドルドの最後のセリフのイメージ画像

好奇心という欲望に呑み込まれ、人間の理性を失ったボンドルド。かつて実験台だったナナチに向けた最後のセリフにはどのような意味が込められているでしょうか。ここから、さらに下を目指すことは命を落としかねない危険な行為です。しかし、ナナチ達がこれから経験する困難や試練も、ボンドルドにとってはアビスの研究対象に見えるでしょう。

かつては、アビスを知りたいとの思いから、深界へ足を踏み入れたボンドルド。最後は人間としての道を踏み外し、地上で這い上がることが出来ない深部まで落ちたでしょう。しかし、最後のセリフからは、人間の理性がかすかに残っているとも読み取れます。ボンドルドの最後のセリフは、探窟家としての彼の純粋な思いが込められているでしょう。

ネタバレ⑤ボンドルドのコピーが大量に存在していた

リコが放った火葬砲(インシネレーター)を直撃し、胴体が真っ二つになっても死亡しなかったボンドルド。なぜ、彼は生きていたのでしょうか。その理由は、精神隷属機(ゾアホリック)によるボンドルドのコピーの存在にあります。孤児だけでなく、自らも人体実験の道具にしていたボンドルド。オリジナルはすでに死亡しており、レグが戦った個体はボンドルドのコピーの1体と判明します。

そして、レグたちが遭遇したボンドルドのコピーの正体は、彼の手下である祈手(アンブラハンズ)と判明しています。ボンドルドの分身としてオリジナルの意識を埋め込まれたアンブラハンズ。例え1体が倒されても、別の分身に意識を移動させることで、復活することができます。アンブラハンズの個体数は不明である一方、万が一に備えて大量に複製された可能性が高いでしょう。

アンブラハンズの身体を借りることで現世に留まることが出来たボンドルド。コピーが存在する限り、彼は生き続けることが出来るでしょう。

ネタバレ⑥ボンドルドはリコたちの絶界行を見送りに来る

レグとの戦いで下半身を吹き飛ばされ、一度は死亡したと思われたボンドルドでしたが、別の肉体に意識を移動させることで復活しました。しかし、今回はレグたちと戦おうとせず、絶界行(ラストダイブ)を目指す一行を見送ります。仮面の下から素顔をのぞかせ、彼らの旅立ちを見守りました。

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ボンドルドの正体や目的

ボンドルドの正体や目的・イメージ画像

リコ一行との戦闘にて、圧倒的な強さと生命力を見せつけたボンドルド。白笛の探窟家である彼の正体は、人体実験に手を染める危険人物ともいえます。一方、人体実験を始めた目的や、最後のセリフを放ったナナチとの関係も気になるでしょう。以下では、「メイドインアビス」から、ボンドルドの正体や目的などをネタバレ考察しました。

ネタバレ①ボンドルドがしていた研究

深界五層に研究拠点を構え、人類のアビス攻略におおいに貢献したボンドルド。白笛の中では新参者であるものの、彼の研究成果は誰も成し遂げることが出来ないものでしょう。例えば、新たなルート開拓や深層での活動拠点の確保は、アビスの探窟を進めるうえで有効なものとなっています。また、虫害の防止策や新薬の開発など、幅広い分野で成果を上げています。

「夜明け」を意味する黎明卿に相応しく、輝かしい成果を残したボンドルドでしたが、その陰では非人道的な行為が数多く行われていました。環境破壊はもちろん、孤児を実験台にした残忍な研究にも手を出していました。その姿はマッドサイエンティスト、サイコパスとも呼べるでしょう。また、ボンドルドの裏の顔を知る者からは、「筋金入りのろくでなし」と酷評されており、危険人物として警戒されています。

ボンドルドの実験台にされた子供たちの中には、リコの仲間であるナナチやミーティもいました。世界各地を旅し、身寄りのない子供たちを引き取っていたボンドルド。その目的は、彼らを探窟家として育てるためでしたが、本当は自身の実験台にするためです。一方、ボンドルドの思惑など知らない子供たちは、探窟家に慣れる日を夢見て、毎日を過ごしていました。

そんなある日、ボンドルドに呼ばれたミーティ。ある実験の材料として呼んだものの、ミーティは人間として運用していない事実を知ります。このやり取りは、こっそりついてきたナナチに聞かれ、親友を救うためにナナチが行動を起こしました。しかし、実験はすでに始まっており、ミーティの断末魔とナナチの叫び声が響き渡りました。

ボンドルドの人体実験の様子・イメージ画像

その実験内容は、深界6層のアビスの呪いに関するもので、片側に押しつけるとどうなるのかという人体実験でした。深界六層のアビスの呪いは、人格を失うか死亡となっています。例え一命を取り留めても、身体が異形の姿に変貌するリスクもあり、「成れの果て」と呼ばれていました。ボンドルドの実験は、被験者はもちろん、それらを目撃した者も恐怖を感じずにはいられないでしょう。

一方、自らの実験で子どもたちが異形の姿になっていくことに対し、ボンドルドは全く動じません。いつも通り、物腰柔らかな態度で接しています。もしかしたら、自身の研究に夢中になるあまり、彼自身が人間性を失っていたでしょう。

ネタバレ②プルシュカも実験の犠牲になった?

探窟家としては高く評価されているものの、人格に関してはかなり問題のあったボンドルド。研究のためなら非人道的な行為も厭わず、多くの子供たちが悲惨な末路を迎えています。また、子供たちの中には、アンブラハンズの子供を養女として迎え、自身の目的のために利用しました。養女の名前はプルシュカといい、アビスの祝福を受けるために彼女と親子関係を結びます。

作中では、リコたちの窮地を救い、一行と共に旅に出ることを望んでいたプルシュカ。その願いはかなわず、養父・ボンドルドによってカートリッジにされてしまいます。最後は、アビスの呪いを肩代わりして死亡しました。一方、カートリッジは複数本存在しており、カードリッジの数だけ子どもが犠牲になったことを表しているでしょう。

ネタバレ③ボンドルドの目的

自身の肉体すらも犠牲にしてアビスの研究に執念を燃やすボンドルドの目的は、一体何でしょうか。1つ目は、探窟家としての実績から、アビスの最深部の謎を解明することでしょう。アビスの呪いを打ち消すため、人体実験に手を染めていたボンドルド。アビスの呪いが軽減できれば、少ないリスクでアビスの深層を探索することが可能になります。

2つ目は、アビスの呪いに隠された祝福を受けることです。祝福を受け取るには愛が必要なことを知ったボンドルド。自分とかたい絆で結ばれた相手にアビスの呪いを肩代わりしてもらい、自身は祝福を受け取る方法を思いつきます。一方、ボンドルドにとってアビス以外ものは無関心であり、それは他人や自分自身も例外ではありませんでした。

そのため、子供たちに愛情を注いでいたのも、自分の思い通りに動いてもらうためだったと考えられます。しかし、祝福を受ける方法を知ってからは、子供たちへの接し方も変わってきたでしょう。祝福を受けるには、相手から愛される必要があります。まずは、自分自身が子供たちを愛する必要があり、子供たちへ愛情をもって接していたでしょう。

ネタバレ④ボンドルドの仮面の下の素顔

アビスの遺物で武装し、リコ一行と壮絶な戦いを繰り広げたボンドルド。戦闘の際に仮面が壊れてしまい、素顔が晒されました。一方、彼の素顔をよく観察すると、目が異常であることに気が付くでしょう。人間離れした形状と、複眼のようなデザインが気味悪さを掻き立てます。また、複眼からは無数の手が伸び、人間ではないように感じるでしょう。

仮面の下に隠れたボンドルドの素顔・イメージ画像

その正体は、ボンドルドが装備したアビスの遺物によるものと判明しています。一方、リコ一行の絶界行を見送った際には、人間のような目が描かれています。これらは、レグと戦った個体と一行を見送る個体が別人であることを示していると考えられます。前の個体が死亡したことで、新たな個体がボンドルドとして出現しました。

もちろん、最後に登場したボンドルドは、彼の魂が入った器であり、ボンドルドのような存在と言えます。また、ボンドルドとなった分身は、容姿がオリジナルそっくりになると推測されています。ここから、仮面の下の素顔は、ボンドルドの素顔と同じである可能性が高いでしょう。

ネタバレ⑤ボンドルドがナナチを特別視する理由

ナナチも、他の子供たちと同様、ボンドルドの実験台として引き取られました。ボンドルドにとって子供たちは、実験の道具に過ぎません。しかし、ナナチだけは特別に可愛がっていました。なぜ、ナナチだけを特別視するのでしょうか。その理由は、ナナチがボンドルドの実験の成功例であり、彼女を使ってさらなる成果を求めていたと考えられます。

ナナチとミーティの実験から、祝福を得る方法を見つけたボンドルド。そこで、新たな発見を求めて、ナナチの目に監視カメラのような細工を施しました。ボンドルドにとってナナチは、優秀な実験道具であり、失いたくない人材でもあったでしょう。また、ナナチに危機が迫った時には、これまでにない焦りを見せており、ナナチへの執着も見られます。

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ボンドルドは今後死亡する?ゾアホリックを考察

「メイドインアビス」のゾアホリックを考察・イメージ画像

ゾアホリックによって、半永久的な命を得ることが出来たボンドルド。自身の探求しを突き詰めるために、ゾアホリックを起動させました。一方、ゾアホリックはナナチによって破壊されたことが示唆されています。果たして、遺物によって分身を生み出すことが出来なくなったボンドルドのその後はどうなるでしょうか。以下では、「メイドインアビス」から、ゾアホリックやボンドルドの寿命についてネタバレ考察しました。

考察①ゾアホリックはナナチに破壊された?

分身である祈手(アンブラハンズ)に精神を移すことで不死を実現させたボンドルド。それを可能にしたのが、遺物である精神隷属機(ゾアホリック)です。アンブラハンズに精神を複製することで、アビスの研究の続けることを可能にしました。一方、オリジナルボンドルドは、自身の肉体をもとに白笛を作り、その時点で本体の肉体が消滅しています。

アビスの研究にのめり込むボンドルド・イメージ画像

オリジナルが消えた後も、複製によってアビスの研究を継続させたボンドルド。しかし、精神を複製を繰り返すことは、彼が持っていたアビスへの探求心を高める結果となりました。同時に、並みならぬ探求は、孤児を利用した人体実験の引き金にもなったでしょう。そして、ゾアホリックがある限り、ボンドルドの精神は複製を続け、非人道的な実験を止めることも不可能でしょう。

一方、「メイドインアビス」では、ナナチによってゾアホリックが破壊されたことが示唆されています。ゾアホリックが破壊されたシーンこそないものの、これでボンボルドの意識が複製されることはないでしょう。

考察②ボンドルドには寿命が発生した?

ボンドルドの寿命が発生する・イメージ画像

ゾアホリックで意識を複製させ、他人の肉体を乗っ取ることで不老不死を実現させたボンドルド。しかし、ナナチの手でゾアホリックが破壊されたことで、寿命が発生しました。コピーが作れなくなり、やがて死亡することが確実となったボンドルド。次は、自身の寿命を延ばすための実験に着手しているかもしれません。

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ボンドルドの名言

ボンドルドの名言を紹介・イメージ画像

見た目は紳士的で、物腰穏やかな口調が特徴のボンドルド。しかし、その正体は冷酷な研究者であり、目的のためなら人体実験も平然と行います。ボンドルドの名言といえば、ナナチに向けた最後のセリフが有名でしょう。優しいセリフに聞こえるも、意味を考察すると彼の狂気や恐ろしさが見えてきます。以下では、「メイドインアビス」から、ボンドルドの狂気に満ちた名言や名セリフをネタバレ紹介します。

ボンドルドの名言①「深淵に踏み入ること…」

深淵への探検を巧妙に語るボンドルド・イメージ画像

北極の地・セレニに到達し、探窟家を目指す子供たちを探し求めるボンドルド。当時、探窟家を夢見ていたナナチも、彼の魅力的な話に引き寄せられました。ボンボルドの巧みな話術に魅了され、彼と共にアビスを探窟したいと願う子供たち。ボンドルドのセリフをそのまま捉えれば、とても良い名言に聞こえるでしょう。しかし、ボンドルドの真意を考察しながら見てみると、非常に恐ろしい名言となります。

子供たちが深淵に入ることは、つまりボンドルドの人体実験の材料にされることであり、不幸な結末が待っていました。ボンドルドの狂気がもっとも現れた名セリフでしょう。

深淵に踏み入ることも厭わない勇気ある子どもたち、どうぞ一歩前へ

ボンドルドの名言②「あれらは人間としての…」

目的のためなら、自らの肉体を実験に使うことも厭わないボンドルド。各地から集めてきた子供たちの悲惨な末路がここで描かれました。アビスの呪いの実験台として、順番に呼びされる子供たち。ボンドルドの計り知れない狂気に、ナナチも恐怖を感じずにはいられませんでした。また、子供たちを「あれら」と呼ぶ点からも、子供たちを人間とみなしていないとも読み取れます。

探窟家としての実力は高いものの、人間としてはかなり問題の多いボンドルド。彼にとって、アビスの研究以外に関心はなく、アビス以上の価値はないと思っているでしょう。また、ボンドルドの無関心さは、自身の命にも及び、ゾアホリックの使用を思い立ったとも考察されます。

あれらは人間としての運用はしておりませんので

ボンドルドの名言③「愛です…」

ボンボルドの名言といえば、最後のセリフが有名ですが、ナナチに向けたセリフも外せないでしょう。ナナチとミーティを自身の実験の道具として引き取ったボンドルド。2人の実験を通じて、アビスの呪いを解き、祝福を得られる条件を突き止めました。それは「愛」であり、自身も祝福を手に入れるべく、愛情を与えてくれる者を求めていました。

そこで白羽の矢が立ったのが、アンブラハンズのメンバーの子供であったプルシュカであり、彼女を養女として引き取りました。プルシュカと親子関係を結ぶことで、愛を得られると考えたボンドルド。しかし、彼が愛を求める理由は、その先にある「祝福」にあります。つまり、プルシュカとの親子関係も、自身の目的を達成するための手段にすぎなかったでしょう。

愛です、愛ですよナナチ……

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ボンドルドの声優

ボンドルドのアニメ声優のイメージ画像

アビス深淵での人体実験やナナチへの最後のセリフなど、計り知れない狂気をまとったボンドルドは、作中にてもっともインパクトの強いキャラでしょう。また、その正体も謎めいており、ボンドルドへの注目が高まっています。以下では、「メイドインアビス」から、ボンドルドの声優・森川智之さんのプロフィールを紹介します。

森川智之のプロフィール

ボンドルドの声優・森川智之さんは、1967年東京都生まれ、神奈川県出身の声優、タレント、歌手です。勝田声優養成所を経て、1987年に声優デビューしました。アニメやゲーム作品を中心に活動する一方、海外作品の日本語吹き替えも行っています。また、声優アワードの受賞歴もあり、2015年には助演男優賞、2019年と2023年には外国映画・ドラマ賞に選ばれました。

森川智之の主な出演作品や演じたキャラ

声優・森川智之さんの主な出演作品は、アニメ「クレヨンしんちゃん」野原ひろし(2代目)役、「ワンピース」エネル役、「マクロスΔ」アラド・メルダース役、「ジョジョ4部」吉良吉影役等です。海外作品の吹き替えでは、トム・クルーズやキアヌ・リーブス等のハリウッド俳優の担当声優を務めています。

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ボンドルドに関する感想や評価

ボンドルドに関する感想や評価・イメージ画像

アビスへの並みならぬ好奇心から、人の道を踏み外してしまったっボンドルド。人体実験にまで手を出した彼の目的は一体、何なのでしょうか。また、ボンドルドの正体は何者なのか、謎も深まるばかりでしょう。以下では、「メイドインアビス」のボンドルドに関する感想や評価を紹介します。

感想1:ボンドルドが好き

「メイドインアビス」で暴かれた正体や人体実験等から、ファンの間でも評価が分かれたボンドルド。SNSでは、ボンドルドが好きとの声も寄せられています。実験台として集めた子供たちに愛情を注ぐなど、恐ろしい正体からは想像がつかないほど愛にあふれていたキャラでしょう。また、ボンドルドといえばナナチとの関係も外せず、彼女との関係や最後のセリフの意味など、多くの注目を集めました。

感想2:ボンドルドがかっこいい

アビスの研究者としては優秀であり、紳士的な物腰や穏やかな性格が魅力的なボンドルド。冷酷な正体さえなければ、本当の意味で優秀な探窟家になれたでしょう。また、ナナチへの最後のセリフのように、紳士的な口調もボンドルドの魅力にあげられます。SNSでは怖い、狂気と評される一方、ボンドルドがかっこいいとの感想も寄せられており、コアなファンに愛されているでしょう。

感想3:ボンドルドの愛に惚れた

自身の目的を達成するためにも、実験台である子供たちにたくさんの愛情を注いだボンドルド。SNSでは、ボンドルドの愛に惚れたとの感想も見られます。ボンドルドにとって愛は、自身が求める祝福を獲得する手段にすぎませんでした。そのため、子供たちに愛情を注ぐことで、その見返りを期待していたでしょう。しかし、ボンドルドの子供への愛情は本物であり、彼の良心が表れているとも考えられます。

感想4:ボンドルドがやばい

コアなファンに支持されるボンドルドですが、「メイドインアビス」ではかなり異色のキャラであり、凄まじい狂気に恐怖を覚えた方もいるでしょう。また、ボンドルといえば、ゾアホリックによるコピーという正体も、特徴にあげられます。孤児を人体実験の道具に使い、やがて自身の肉体も実験の道具にしたボンドルド。彼の好奇心は狂気とも言え、ボンドルドがやばいとの感想も寄せられています。

感想5:想像以上に畜生だった

ナナチへの最後のセリフからも、ただならぬ人物ではないことが感じ取れるボンドルド。「メイドインアビス」の中でもっとも狂気的なキャラクターであり、彼がこれまでに行った実験の数々は目を背けたくなるようなひどい内容でした。目的のためなら、子供を実験台に利用することも厭わないボンドルド。非人道的な行いから、想像以上に畜生だったとの評価や、実験に利用されたナナチに同情する声も寄せられています。

感想6:ボンドルドが許せない

最後のセリフなど印象的な名言や紳士的な振る舞いでコアなファンを魅了したボンドルドでしたが、彼が行った行為は決して許されるものではありませんでした。特に、ナナチを含めた孤児を利用した実験は、彼の非情さをもっとも表した過去であり、SNSでも批判的な意見が寄せられています。また、ボンドルドの身勝手な考えや行動を見て、ボンドルドが許せないと怒りの声も見られます。

感想7:ボンドルドが怖い

「メイドインアビス」の登場キャラでも、人間離れした独特のキャラデザが目を引くボンドルド。コアなファンからはかっこいいとの声が寄せられる一方で、怖いとの意見も見られます。ボンドルドの怖さは、見た目はもちろん、人体実験をしていた過去も含まれるでしょう。一体、ボンドルドとは何者なのでしょうか。計り知れない強さや謎の多さが、ボンドルドを怖いと感じる原因になっていると考えられます。

感想8:ボンドルドの実験は好奇心と解釈

最後のセリフのように、悪役らしいキャラが目を引くボンドルド。人体実験を行っていた等、悪いイメージが強調されがちですがボンドルド自身に悪意はないとの意見も寄せられています。純粋な好奇心から、アビスの研究に打ち込んだボンドルド。それは、アビスの研究を進歩させたい、現状を良くしたいという善意だとも考察されています。このように、悪と割り切れないキャラクター性もボンドルドの魅力でしょう。

感想9:アニメ声優の声が良くてボンドルドを憎めない

ボンドルドの登場回はアニメ化もされており、アニメ声優には森川智之さんが起用されました。原作漫画では悪役を強調して描かれたボンドルド。アニメ版では森川さんのイケボもあいまって、ボンドルドへの評価が変わりつつあります。ナナチへの最後のセリフなど、声優を通じて聞いてみたいセリフも多く、声優・森川さんの声がイケボでボンドルドを憎めないとの感想も寄せられています。

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ボンドルドの死亡まとめ

ボンドルドの死亡まとめ・イメージ画像

「メイドインアビス」のボンドルドの死亡シーンや最後のセリフ、正体や目的、ゾアホリックなどをネタバレ考察しました。アビスの研究で功績を上げながら、非人道的な研究も行っていたボンドルド。彼が人の道を踏み外したのは、アビスに対する好奇心や執着だったと考えられます。また、ゾアホリックを破壊されたものの、卓越した頭脳と生への執念をもって寿命を延ばす研究に打ち込んでいるでしょう。

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