【メイドインアビス】グェイラは祈手の1人！ボンドルドやプルシュカとの関係は？

メイドインアビスに登場するキャラクターには、奇妙で謎の多い存在が多いと評されています。その中でも特に外見が異様であり、ファンの間でも「あれは何？」といわれたのが祈手でした。この記事では、祈手の中でも隠れた人気があるとされるグェイラについて特集します。グェイラとボンドルドの関係、グェイラとプルシュカの関係を中心に紹介しながら、グェイラがどのような死亡シーンを経て最期を迎えたのかも取り上げていきます。

メイドインアビスは、アドベンチャーとダークファンタジーが融合した世界観でストーリーが展開されている漫画です。漫画界を見渡しても群を抜いてかわいいキャラクターと、想像を超えたグロテスク描写とのバランスが絶妙で、多くのファンを獲得しました。テレビや映画などのアニメ版も放映されたことで、高い人気と知名度を維持しているとのことです。この章では、メイドインアビスの概要とあらすじを紹介していきます。

メイドインアビスは、WEBコミックガンマにて2012年より連載スタートしました。同作品の掲載頻度は、年数回という不定期状態になっています。メイドインアビスのコミックスは、2022年12月現在11巻まで刊行されました。原作者は、ゲームデザイナーとしても著名なつくしあきひとです。また、メイドインアビスはテレビアニメ版、映画アニメ版、ゲーム版、謎解きイベントなど多くのメディアミックスが展開され人気を集めました。

メイドインアビスの主人公は、リコという12歳の少女です。彼女は伝説の探窟家である母親のライザに憧れて、探窟家を目指していました。探窟家とは、リコたちが住む街の中心にある巨大な縦穴アビスを探検する人のことです。秘境の地であるアビスから、無事に生還して遺物を持って来る探窟家は、人々の憧れの的でした。ある日、リコは好奇心で探検を行っていた時に生命の危機に瀕しますが、謎の少年に救出されました。

メイドインアビスのグェイラは、白笛の探窟家ボンドルドが率いる探窟隊である祈手のメンバーです。グェイラのようなメンバー1人を、祈手と呼ぶこともありました。グェイラもボンドルドや他のメンバーと同じく、黒い仮面とパワードスーツのようなものを身に着けています。グェイラは祈手の中で最も長身で、ボンドルドよりも背が高く描かれていました。彼はボンドルドのことを、「旦那」と呼んでいます。グェイラは黒笛でした。

メイドインアビスに登場した祈手（アンブラハンズ）とは、ボンドルドが率いている探窟隊のことです。メンバー全員が、ボンドルドと似たような仮面とパワードスーツのようなものを身に着けていました。素顔や性別は一切明らかにされていません。実は祈手の正体とは、ボンドルドが部下の素体を利用して作り出した隷属体だったのです。いわば、群体生命のようなものであり、ボンドルド自身も本人と呼べる存在はありませんでした。

つくしあきひと原作のアドベンチャー漫画メイドインアビスに登場するグェイラは、祈手の中でもボンドルドやプルシュカと関係が深いキャラクターでした。グェイラとボンドルドは、謎が多いながらも他の祈手とは違った関係性だといわれています。また、グェイラとプルシュカの関係は、ほほ笑ましいものだとされました。この章では、メイドインアビスのグェイラと2人の関係について、ネタバレを交えながら取り上げていきます。

メイドインアビスに登場するボンドルドは、白笛の探窟家で、「黎明卿」や「新しいボンドルド」の通り名があります。彼はアビスの第5深層に住居兼研究施設である前線基地（イドフロント）を構えていました。ボンドルドは、白笛を自分自身の肉体から作り出したことによって、肉体そのものは既に死亡しています。彼は命の研究に没頭するあまり倫理観を欠いており、非人道的な所業を繰り返してきました。

メイドインアビスのボンドルドの所業が、あまりにも鬼畜であったことから、オーゼンは「筋金入りのクズ」と酷評していました。ボンドルドは自分の命にも、他人の命にも無頓着だったので、孤児や部下などあらゆる人間を実験材料にしたのです。ナナチとミーティも、ボンドルドの実験の犠牲者でした。しかし、そのような彼のことを、一人娘のプルシュカだけは慕っていました。

グェイラはボンドルドによって作られた祈手です。人間の頃から彼の部下であったのかについては、はっきりしていません。ボンドルドと祈手の会話シーンは、ほとんどありませんでしたが、唯一会話シーンがあったのはグェイラです。そこでグェイラは、ボンドルドのことを「旦那」と呼んでいました。このことから、彼は祈手の中でもステータスが上位の存在だったのではないかと推察されています。真相は、明らかにされていません。

メイドインアビスに登場するキャラクターの中でも、特にかわいいと人気が高く、悲劇的な最期で死亡するのがプルシュカでした。プルシュカは、銀髪と赤い瞳が特徴的な美少女です。また、5層の呪いの後遺症で前髪がカールしているのも特徴でした。当初は不愛想な性格でしたが、リコたちと仲良くなると無邪気な一面が前面に出てきました。ボンドルドの一人娘ですが、実は祈手の誰かの娘であったことが後に判明しています。

メイドインアビスのグェイラは、プルシュカの教育係を務めていたといわれています。前線基地で保護されたプルシュカの面倒を、一心に見ていました。当時のプルシュカは、上昇負荷によって精神崩壊を起こしていて、グェイラが彼女の身の回の世話をしていたと推察されています。しかしながら、グェイラは彼女の精神崩壊が治る見込みがなければ、自らの手にかけて死亡させるという最期も考えていたとのことです。

結果的にプルシュカは、精神状態が回復したので、グェイラによって死亡させられるという最期はありませんでした。治ってからのプルシュカは、グェイラのことを慕っている様子が窺えました。また、グェイラの方も彼女に何かと世話を焼いています。ファンの間では、グェイラとプルシュカの関係を、「近所のおじさんと仲の良い子供のようだ」と評したり、「実の親子なのでは？」など様々な考察をしていたとのことです。

メイドインアビスのグェイラは、同作品の中でもかなり特殊な登場の仕方をしたと評されています。最初に最期の死亡シーンが描かれて、後にプルシュカの回想シーンで彼のことがわかるという構成でした。よって、グェイラは登場シーンが少ないのですが、ファンに印象を残したといわれています。この章では、メイドインアビスのグェイラの活躍と、最期の死亡シーンをネタバレを交えながら紹介していきます。

メイドインアビスのグェイラは、レグが祈手に解体されている場所に居合わせていました。レグは、メイドインアビスの主人公格のキャラクターです。彼はロボットの少年なのですが、自分が何者であるのかわからないほどの記憶喪失状態でした。レグはロボットでありながら、味覚や嗅覚、痛覚などの五感が備わっており、人間に近い存在だと推察されています。レグはリコを助けた後、コンビを組んでアビス冒険の旅に出ました。

メイドインアビスのレグは祈手に捕まってしまい、研究材料として解体され死亡しそうになりました。このメンバーの中に、グェイラがいたのです。この時のグェイラは、プルシュカの教育係の時のような人間っぽい感情はなく、ただ無機的にレグの解体を行っていました。グェイラの機械的な様子と、解体されて苦しんでいるレグの状況が相まって、メイドインアビスの中でも怖いシーンの一つに数えられています。

メイドインアビスのグェイラは、最期の死亡シーンが最初に描かれた珍しいキャラクターです。グェイラが最期を迎えた要因は、カッショウガシラでした。カッショウガシラとは、アビスの深界第5層に生息する生物です。相手を死亡に至らしめた上で捕食するという、5層の代表的な凶暴キャラクターといわれています。グェイラは、レグを追っている時にカッショウガシラに遭遇したことで、あえない最期を遂げてしまったのです。

グェイラは、カッショウガシラの毒針を尻に刺されました。すると、内臓が溶かされていき、下半身が風船のように膨らんでしまいます。そして、腰から下が爆発してしまうという最期で死亡しました。この時のグェイラは、ボンドルドのオートモードによって操られており、以前の人間らしい感情はありませんでした。グェイラが死んだ時に苦しんだのかは不明ですが、グロテスクシーンとしてファンに強烈なインパクトを与えました。

メイドインアビスは、2017年と2022年にテレビアニメ版が放映され、2019年と2020年に映画アニメ版が上映されました。同作品のアニメ版は、人気声優陣が多数出演して、アニメファンと声優ファンの注目を集めているとのことです。また、隠れた人気キャラクターのアニメ声優にも関心が寄せられました。この章では、メイドインアビスのアニメ版で、グェイラを演じた声優の川田紳司について特集します。

川田紳司は栃木県出身の声優で、1971年10月6日に生まれました。血液型はO型で、賢プロダクションに所属しています。川田紳司の趣味は、ボルダリング、スキューバダイビング、釣り、トレッキング、自転車などアクティブなものが多いです。趣味に興じている様子を、TwitterやInstagramなどで公開していて、ファンを喜ばせていました。また、ボルダリングジムのオーナー兼トレーナーとしても活動しています。

川田紳司は、高校卒業後サラリーマンとして働いていましたが、劇団森羅万笑に入ったことがきっかけで声優の道を進みました。声優の先輩の勧めでオーディションを受けて合格し、2000年のテレビアニメ「銀装騎攻オーディアン」の哉生優役で声優デビューを果たします。デビュー当時、賢プロダクションの養成所スクールデュオに通っていたことが縁となり、そのまま同事務所所属となり現在に至ります。

• NARUTO-ナルト‐：油女シノ役
• スクールランブル：花井春樹役
• のだめカンタービレ：峰龍太郎役
• ディスク・ウォーズ アベンジャーズ：スパイダーマン役
• BANANA FISH：伊部俊一役
• アニ×ぱら～あなたのヒーローは誰ですか？～：国枝慎吾役

川田紳司の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。メインキャラクターからモブキャラクターまで幅広く演じることができるので、多くの大ヒット作品に出演しています。また、スパイダーマン役をはじめとして吹き替えの分野でも活躍しているベテラン声優の一人です。

この章では、メイドインアビスのグェイラに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。グェイラは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。二次創作からファンになったので、グェイラの登場が、いきなり最期の死亡シーンだったことに驚いたとつぶやきました。

同じく、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。設定資料集に描かれていた、グェイラのイラストのポーズが好きだという感想をつぶやいています。

こちらも、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。映画版の舞台挨拶へ行き、原作者のつくしあきひとが、グェイラとプルシュカの関係性を話してくれたことが良かったとつぶやいています。

この章では、メイドインアビスに登場するグェイラについて特集してきました。ボンドルドと違い、隠れた人気があるといわれるグェイラの活躍に注目してください。