【メイドインアビス】名言・名シーンランキング！度し難いなど印象的なセリフを紹介

巨大な大穴・アビスへの冒険に挑む主人公たちの奮闘や成長を描いた「メイドインアビス」は、ロボットの少年・レグの「度し難い」など、印象的な名言・名セリフに溢れています。以下では、「メイドインアビス」から、度し難いをはじめとする、メイドインアビスの印象的な名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP15や、作品の面白い魅力、メイドインアビスのアニメ声優などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

つくしあきひと先生の漫画「メイドインアビス」は、2012年から「WEBコミックマンガ」にて、不定期掲載されているファンタジー作品で、単行本は2021年7月時点で計10巻が刊行されています。2017年からはアニメシリーズが開始され、2022年にはアニメ第2期が放送予定です。また、2019年・2020年には劇場版「メイドインアビス」が上映されました。

孤児院で暮らす少女・リコは、アビスと呼ばれる底知れぬ深い縦穴を探検する探窟家見習いであり、いつか、母親のような探窟家になることを夢見る中、リコの母親・ライザの白笛と封書が、アビスから地上に上げられます。ライザが書いたと思われる「奈落の底で待つ」というメモを受け取ったリコは、アビスの深部へ旅立つ決意を固め、ロボットの少年・レグと共にまだ見ぬ世界を目指します。

「メイドインアビス」の名言と言えば、レグの「度し難い」が広く知られていますが、劇中では、レグの口癖である度し難い以外にも、多くの名言や名セリフが登場しており、「メイドインアビス」の魅力を引き立てています。以下では、個性豊かなキャラクター達のセリフが目を引く、「メイドインアビス」の名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP15～11を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第15位は、アビスの深界四層でリコ・レグの窮地を救ったナナチの名言です。島の中央にぽっかりと開かれた穴・アビスは、リコの好奇心をそそり、自分の母親の待つ深部を目指す旅へ掻き立てました。しかし、アビスの深部へ向かうことは、死を覚悟しなければならない危険な行為です。

ナナチの名言からは、自分が目指す先ばかりに目が行ってしまうからこそ、すぐそばの足元にも注意を向けることの大切さを説いており、日常生活でも活用したい名言でしょう。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第14位は、自分が大切におもうものを全力で守ろうとするレグの名言です。レグにとっての守るべきものは、自分を発見してくれたリコのことであり、人としてどうするべきかや、探窟家としての誇りよりも、大切だと訴えています。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第13位は、アビス深層への旅立ちに向けた最後の授業に取り組むリコの名言です。赤笛のリコは、探窟家の中ではまだ見習いの地位であり、赤笛がアビス深界二層以下へ行くことは、自ら死を選ぶような危険なことでした。そのため、赤笛のリコとレグがアビスの下層へ旅立つことに反対する意見も現れました。

そこで、リコ・レグが奈落の底へ行けるのか、最後の授業と称した試験が課せられました。捜索隊に捕まることは、今の自分では奈落の底はおろか、アビスの探窟も出来ないことにもつながり、母親との再会を目指すリコにとってこの試験は、避けて通れない試練にもなりました。結果、リコ・レグは、深部二層・誘いの森に入ったことで追っ手を振り切ることができたものの、彼らの試練はここからが本番でした。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第12位は、あこがれの探窟家であり、師匠であるオーゼンを褒めたたえる伝説の白笛・ライザの名言です。監視基地に到達したリコ・レグに特訓を付けたオーゼンは、かつてリコの母・ライザにも特訓を課したことがあり、後に彼女とは相棒関係となりました。

メイドインアビスでは、「度し難い」というセリフは、レグの口癖として知られる一方、ライザの生前の口癖としても登場しています。弟子から「度し難い」と称されながらも、「最高の師匠」と言わしめたオーゼンの白笛としての実力や、師匠としての指導力の高さがうかがえるでしょう。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第11位は、リコがアビス深部への旅立ちを決意させたメモの言葉です。そのメモは、アビスの深部から無人で届けたれた遺物に紛れており、メモを書いた人物の正体はリコの母親と推測されました。アビスの深部へ向かい、母親との再会を夢見るリコは、このメモとの出会いをきっかけに、奈落の底を目指す決意を固めました。

しかし、アビスは深部へ下がるほど危険度が増し、赤笛のリコの場合は、深界二層への侵入すら危険な行為とされてきました。奈落の底を目指すことは、それだけ身体的への負荷も大きくなり、二度と地上に戻れないことを意味します。一方、覚悟を決めたリコは、周囲の反対を押し切ってアビスの深部へ旅立っていき、そんなリコを守るべく、レグが旅に同行します。

かわいいキャラデザと、ダークなシチュエーションとのギャップが注目を集める「メイドインアビス」は、ホラー要素を彷彿させるストーリー展開だけでなく、母親のような探窟家を目指す主人公・リコの奮闘も、人気に拍車をかけています。以下では、「度し難い」の名セリフを含めた、「メイドインアビス」の印象的な名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP10～4を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第11位は、ライザの弟子であり、リコに生前のライザについて語り聞かせるジルオの名言です。探窟家の間では伝説の白笛と評されたライザでしたが、彼女を間近で見てきたジルオによると、普通の人間であれば、一風変わった人物に見られていたと言われています。

探窟家にとって、アビスから特級遺物を1つでも持ち帰れば、富・名誉・信頼のすべてを手に入れることができるものの、ライザは探窟家としての名誉よりも、娘・リコを選びました。ライザによって甦り、地上に上がることができたリコ、自分の人生は自分で決めていくようにと背中を押すジルオの名言です。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第9位は、黎明卿と呼ばれる白笛の探窟家・ボンドルドの名言です。表向きは、優秀な探窟家であるが、その正体は人類の更なる発展を目的に人体実験を行う残虐な考えの持ち主であり、彼の凶悪な性格は、不動卿ことオーデンからも酷評されています。

リコ一行とは、第五深層で出会い、表面ではリコたちを歓迎しつつも、ロボットであるレグに目をつけたことで、リコ達と対立します。そして、2度目の対立にて、娘・プルシュカを己の欲望のために利用したことでレグの怒りを買い、敗北しました。以下の名言からは、自分の負けを認める潔さや、レグとの死闘を通じて彼らの強い思いを感じ取っていたでしょう。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第8位は、更なる深部を目指して旅を続けるリコ・レグの実力を試すべく、本気を出して戦うオーゼンの名言です。相手が子供であろうと手加減は一切せず、本気で挑むオーゼンの攻撃は、リコ・レグを本当に倒しかねない危険なものでしたが、オーゼンの特訓には、深部に進むたびに遭遇する困難を乗り越えるための鍛錬とも捉えられるでしょう。

弟子で相棒だったライザからも「度し難い性格」と言われながらも、最高の師匠として認められたオーゼンの人柄がよく表れた名言・名セリフであり、リコ・レグへの愛情の裏返しとも言えるでしょう。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第7位は、数多くの名言の中でもっとも有名なレグの口癖「度し難い」です。劇中では、オーゼンの生存特訓の厳しさのあまり、レグが何度も叫んだセリフで知られ、SNS上でも多く見かけます。メイドインアビスの代名詞とも呼べる「度し難い」は、リコの母・ライザの口癖でもあり、レグとライザの知られざる関係を示唆する伏線とも考えられています。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第6位は、伝説の白笛であった母・ライザに憧れて、自分の母親のような探窟家になることを目指すリコの名言です。探窟家は、ランクに応じて潜れる深度が制限されており、リコの持つ赤笛の限界深度はアビスの一番上・深界一層までしか、探査することが出来ません。

一方、リコの母・ライザのように白笛に昇格できれば、深度制限なくアビスに潜れる一方、上昇負荷のリスクが高まり、命を落とす危険も伴います。アビスに潜ることで生じる命の危険よりも、母親と同じく白笛となってアビスの未知なる世界を見ることへの好奇心が、リコをアビスの深部へいざない、ライザのメモの発見が、赤笛のリコを深部へ向かわせる引き金になりました。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第5位は、命の恩人であるリコのためなら、アビスの底までついていくと心に決めた、レグの覚悟の名言です。母親が残したメモをきっかけに、アビスの深部にいるライザへ会いに行くことを決意したリコは、旅のパートナーとしてレグにもついてきてほしいと願うも、同時に、レグを独り占めしていることを気にしてました。

しかし、アビスから地上に上がることができたレグは、リコについていく決意を固めており、奈落の底までリコを守り抜くことを誓います。レグにとって、アビスへの旅立ちは、自分を発見してくれたリコへの恩返しではなく、自分の正体を知るという彼自身の目的もありました。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第4位は、メイドインアビスのアニメ・第3話で登場したナレーションのセリフです。リコが目指すアビスは、いまだ謎が多い空間であり、深部に向かうほど地上へ上がることが難しくなり、それために深部にある空間の詳細は、そこへ到達した者しか知ることが出来ません。

リコ・レグが目指す奈落の底は、アビスの最深部であり、2人の旅路の果てにあたります。アニメのナレーションからは、これから2人に待ち受ける過酷な運命を示唆するような伏線と捉えられるでしょう。

「メイドインアビス」は、ファンタジー作品でありながら、ややグロテスクな描写も多く、かわいさと過激さのギャップの大きさから賛否両論が飛び交う一方、大切な人を想う名言の数々は、多くのファンの心を揺さぶりました。以下では、家族を大切に想う気持ちがセリフに込められた、「メイドインアビス」の印象的な名言集や名セリフ・名シーンランキングTOP3を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第3位は、劇中最恐のキャラクター・黎明卿ことボンドルドの名言です。アビスの探査にて数々の功績を成し遂げた白笛であるものの、目的のためなら手段を選ばない性格であり、人類の発展と称して人体実験を繰り返すなど、残酷な一面も兼ね備えています。

人体実験の被験者は、ボンドルドの巧みな話術に誘い込まれた人々であり、その中にはナナチのように子供も含まれていました。ボンボルドにとって被験者となった人間は、モルモットと同等であり、他人の命を奪うことを何とも思いません。しかし、彼の人体実験は、人類の更なる発展という目的の元で行われ、被験者となった人間には必ず感謝の言葉を述べるなど、不可解な行動も見せています。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第2位は、愛情を注いできた娘を自分の道具として利用するボンドルドに対し、怒りを顕わにするレグの名言です。自分が生き残るために愛娘・プルシュカをカードリッジに加工し、上昇負荷を肩代わりさせるという非情な手段に出たボンドルドに対して、レグはこれまでにない怒りと悲しみを覚えます。

そして、ボンドルドに対する怒りをエネルギーに変えたレグは、ボンドルドと死闘を繰り返し、彼に勝利します。以下の名言からは、レグの人を大切に想う優しさを感じさせるでしょう。

メイドインアビスの名言集や名セリフ・名シーンランキング第1位は、娘・リコへの並みならぬ愛情を吐露するライザの名言です。ライザの娘への愛情は、特級遺物よりも娘の方が大事であり、呪い避けの篭に入ったリコを地上に上げています。また、娘が成長したら自分と同じく探窟家になることを予測するかのように、数々の封書を残し、「奈落の底で待つ」というメッセージが、リコのアビス入りを決意させました。

Web漫画を原作とする「メイドインアビス」は、2017年からアニメシリーズの放送や、劇場版作品の上映が行われ、ファンタジーならではのかわいらしい世界観や、ドキッとするようなシュールなシチュエーションとのギャップが、新たなファンを獲得しました。以下では、2022年にアニメシリーズ・第2期が放送予定の「メイドインアビス」から、リコをはじめとする登場キャラとアニメ声優を、一覧にまとめて紹介します。

「メイドインアビス」の主人公で、赤笛（探窟家見習い）の12歳の少女です。伝説の白笛・ライザを母親に持ち、母親の笛と伝言が発見されたこと受け、アビスの深部へ旅立ちます。外見は、長い金髪をおさげにまとめ、特殊なレンズをはめ込んだ眼鏡を着用、好奇心旺盛な性格から、危険と捉えかねない大胆な行動に出るなど活発であり、感情豊かな一面ものぞかせています。

メイドインアビス・リコ役のアニメ声優・富田美憂さんは、1999年生まれ、埼玉県出身の声優・歌手で、2015年から活動を行っています。声優・富田美憂さんの主な出演作品は、アニメ「アイカツスターズ」虹野ゆめ役、「京都寺町三条のホームズ」真城葵役、「ぼくたちは勉強ができない」緒方理珠役、「俺だけ入れる隠しダンジョン」エマ・ブライトネス役等です。

「メイドインアビス」のもう1人の主人公で、アビス深層部からやってきたと思われる記憶喪失のロボット少年で、アビスの深界一層にてリコに発見され、アビス深部への旅へ同行します。人間のような見た目でありながら、強靭な皮膚やアーム状に伸びる腕、火葬砲を放つなど、攻撃機能を備えており、失った記憶を取り戻すため、無謀な挑戦を目指すリコを守るべく、アビス深層部を目指します。

メイドインアビス・レグ役のアニメ声優・伊瀬茉莉也さんは、1988年生まれ、神奈川県出身の声優・女優で、2004年から活動を行っています。声優・伊瀬茉莉也さんの主な出演作品は、アニメ「Yes!プリキュア5」春日野うらら/キュアレモネード役、「ポケットモンスターXY」ユリーカ役、「HUNTER×HUNTER」キルア・ゾルディック役、「ジョジョ・ストーンオーシャン」フー・ファターズ役等です。

深界四部で登場した、ウサギの獣人のような外見が特徴の成れ果てです。極北に位置するセレ二の浮遊児の出身で、ボンボルドのアビス探窟に参加した先で、ボンボルドの上昇負荷実験に利用され、人格を保ったまま馴れ果てとなりました。深界四部に到達したリコ・レグに興味を持ち、危篤状態に陥ったリコを助けたことをきっかけに、2人と行動を共にします。

メイドインアビス・ナナチ役のアニメ声優・井澤詩織さんは、1987年生まれ、埼玉県出身の声優で、2006年から活動を行っています。声優・井澤詩織さんの主な出演作品は、アニメ「ヘボット!」ヘボット役、「七つの美徳」サンダルフォン役、「プラネット・ウィズ」黒井銀子役、「ハクション大魔王2020」夢見勝ナナコ役、「BLUE REFLECTION RAY/澪」水崎紫乃役等です。

アビスの深界二層・監視基地に暮らす探窟家で、「動かざるオーゼン」「不動卿」の異名を持つ白笛です。ライザの師匠であり、かつ彼女の白笛を発見した人物であり、監視基地にやってきたリコに出生の秘密を明かしました。赤笛のリコ・レグの実力と覚悟を試すために厳しい生存訓練を課しており、その容赦のなさからレグから「度い難い」と言われています。

メイドインアビス・オーゼン役のアニメ声優・大原さやかさんは、1975年生まれ、神奈川県出身の声優・ナレーター・ラジオパーソナリティで、1998年から活動を行っています。声優・大原さやかさんの主な出演作品は、アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」海王みちる/セーラーネプチューン役、「ゴールデンカムイ」家永カノ役、「アルテ」ヴェロニカ役、「波よ聞いてくれ」茅代まどか役等です。

オーゼンの弟子で、監視基地で暮らす蒼笛の子供です。一人称は「ボク」であるものの、メイド服に二つ結びと少女らしい外見が特徴です。命の恩人でもあるオーゼンを「お師匠さま」と呼び、年の近いリコ・レグとはすぐに打ち解け、彼らに敬語を使用するなど礼儀正しい性格である一方、生存訓練を受けた際には弱音を見せてしまうなど、精神的な弱さが見られます。

メイドインアビス・マルルク役のアニメ声優・豊崎愛生さんは、1986年生まれ、徳島県出身の声優・女優・歌手で、2006年から活動を行っています。声優・豊崎愛生さんの主な出演作品は、アニメ「けいおん!」平沢唯役、「シドニアの騎士」科戸瀬イザナ役、「めだかボックス」黒神めだか役、「デュエル・マスターズ」うららかもも役、「フルーツバスケット」草摩依鈴役等です。

オース南区の岸壁街の出身で、赤笛を持つ孤児院メンバーの1人です。リコに好意を寄せるも、自分の気持ちを素直に伝えられず、リコとは喧嘩友達のような関係にあります。リコ・レグが、アビス深層へ旅立つことに反対するも、最後は彼らの案内役を務めました。メイドインアビス・ナット役のアニメ声優・田村睦心さんは、1987年青森県生まれ、東京都出身の声優で、2007年から活動を行っています。

声優・田村睦心さんの主な出演作品は、アニメ「バトルスピリッツ 少年突破バシン」 馬神トッパ（バシン）役、「ミルキーベイベー」ソーシャ役、「宝石の国」モルガナイト役、「ジョジョ・ストーンオーシャン」エルメェス・コステロ役等です。

孤児院メンバーの1人で、眼鏡がチャームポイントの赤笛の少年です。リコ・レグのアビス深層への探窟に際し、ナットとは対照的な反応をみせ、2人の出発の手助けとアドバイスを送りました。メイドインアビス・シギー役のアニメ声優・沼倉愛美さんは、1988年生まれ、神奈川県出身の声優・歌手で、日本ナレーション演技研究所を経て、2008年から活動を行っています。

声優・沼倉愛美さんの主な出演作品は、アニメ「アイカツ!」藤堂ユリカ役、「SHOW BY ROCK!!」レトリー役、「チェインクロニクル」エイレヌス役、「進撃の巨人」 ピーク・フィンガー役、「Dr.STONE」コハク役等です。

2022年2月現在もweb漫画として連載が継続されている「メイドインアビス」は、ファンタジー作品とは思えない緻密な設定や、「度し難い」など数々の名セリフを生み出したキャラクターの活躍・成長など、多くの魅力に富んでいます。以下では、アニメ第2期の放送に注目が集まる「メイドインアビス」から、作品の面白い魅力を、緻密な設定・ダークなシチュエーション・魅力的なキャラの3つに分けて紹介します。

かわいいキャラデザと、衝撃的な内容とのギャップの激しさが賛否両論を巻き起こした「メイドインアビス」は、インパクトの大きさが話題を呼ぶ一方で、ファンタジー作品とは思えない、緻密な設定も人気に拍車をかけました。「メイドインアビス」と言えば、眼鏡がチャームポイントのリコや、「度し難い」でお馴染みのレグが挙げられるものの、作品の最大の謎である巨大な穴・アビスの謎も外せません。

「メイドインアビス」の主要舞台であるアビスとは、本編の1900年前に発見された直径約1000メートルの巨大な縦穴で、内部は深界一層・アビスの淵～深界極点・奈落の底まで、計8つの層で構成されています。アビスには、人間の技術を遥かに超える人工物・遺物が数多く眠り、探窟家たちの好奇心をそそる一方、アビスに潜ることは、地上に上がる際に身体に異常をきたす「アビスの呪い」にかかるリスクがあります。

人類にとって一番危険な場所と分かっていながら、探窟家を引き寄せずにはいられないアビスは、各深層ごとに様々な景色を見せており、地上では見ることができない幻想的な地下空間が、探窟家を魅了しています。アビスの各深層には名称がつけられており、リコやレグたちの視点を通じて、新たな世界を見れることも、「メイドインアビス」の面白い魅力でしょう。

「メイドンアビス」と言えば、柔らかいタッチやかわいいキャラデザが目を引く一方で、鬱要素とも評されたダークなシチュエーションの多さとそれらとのギャップが、更なる注目を集めています。リコたちが旅をするアビスは、深部に向かうほど過酷な環境になっていき、その世界に棲む原生生物たちも、アビスの深部に比例するように強くなっていきます。

アビスの過酷な環境や原生生物との戦いは、探窟家見習いのリコにとっては非常に厳しく、圧倒的な絶望が、彼女に降りかかります。また、「メイドインアビス」のダークなシチュエーションは、アビスそのものだけでなく、かわいいキャラデザからは想像がつかない過激な展開も挙げられ、ホラー作品さながらの恐怖を感じさせます。

アビスの過酷な設定や過激な展開の多さから、賛否両論が起きた「メイドインアビス」ですが、主人公・リコをはじめとする魅力的なキャラクターの登場が、鬱要素を緩和させ、作品を面白くしています。好奇心旺盛で活発な少女・リコや、「度し難い」の口癖が印象的なレグのように、個性豊かなキャラクター同士のやり取りも、「メイドインアビス」の世界を明るく照らしています。

また、「メイドインアビス」のキャラの多くは、何かしらの謎を抱えており、「度し難い」の口癖が特徴のレグ・ライザのように、キャラクター同士の繋がりを示唆する伏線も見られます。このように、登場キャラクターにまつわる謎解き要素の多さも、「メイドインアビス」の面白い魅力でしょう。

以下では、アビスの深部へ歩みを進めるリコ一行の奮闘や、「度し難い」に次ぐ新たな名言・名セリフの登場が注目される「メイドインアビス」の感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

「メイドインアビス」の主人公であるリコとレグのコンビのやり取りは、ファンをほっこりさせ、2人の成長や活躍はもちろん、2人の知られざる謎にも注目が集まっています。また、「メイドインアビス」の名コンビと言えば、リコの母・ライザと彼女の師匠・オーゼンコンビも外せず、癖が強い者同士の軽快なやり取りも、「メイドインアビス」の名シーンとして親しまれています。

魅力的なキャラクターが登場する「メイドインアビス」は、キャラデザのかわいさも魅力の1つであり、ロボット少年・レグや、ウサギの人獣のナナチがかわいいとの感想や評価が寄せられています。ストーリー自体は、ホラーを思わせる過激な展開が多いものの、かわいいキャラクターの登場が、劇中の鬱要素を緩和させ、「メイドインアビス」を面白くしているでしょう。

2017年にアニメシリーズが開始された「メイドインアビス」は、2022年の放送が決定し、放送日の詳細などの公式発表が待ち望まれています。「メイドインアビス」のアニメを見たファンからは、リコにふりかかる絶望的な展開に厳しさを覚えたものの、ストーリーの良さを称賛する声や、最後まで観たとの感想が寄せられ、アニメ2期への期待が高まっています。

「メイドインアビス」は、主人公・リコにとって過酷とも思える展開の多さから、好みが分かれやすい作品であり、リコの絶望すぎる展開から鬱作品とも評されています。しかし、「メイドインアビス」を称賛する感想からは、どんな逆境にもめげず、前に進み続けるリコの姿に感動した、希望を持ち続けながら、アビス深部へ向かうリコ一行を応援したいなど、前向きな意見も多く寄せられています。

「メイドインアビス」の印象的な名言や名セリフ・名シーンランキングや、作品の面白い魅力等を、あらすじネタバレを交えながら紹介しました。「メイドインアビス」の名言と言えば、SNSでも引用される機会の多い「度し難い」が有名ですが、劇中では主人公・リコのアビスへの熱い想いや、ライザの娘を大切に想う気持ちなど、心温まる名言・名セリフにも注目が集まっています。