2021年10月04日公開
2021年10月04日更新
【メイドインアビス】原生生物一覧まとめ!各層に生息する生物の生態や危険度を解説
当記事では『メイドインアビス』に登場する原生生物・生き物を一覧形式でまとめていきます。アビスの探検を担う「探窟家」たちが未知へのロマンを求めて奈落に挑み続ける姿を描いた『メイドインアビス』ですが、探窟家たちの冒険にはさまざまな危険が伴います。中でも特筆すべきなのが原生生物の強さ・危険度です。そこで一覧では各層に生息する原生生物の名前や詳細だけでなく、強さ・危険度も伏せて解説していきます。
目次
メイドインアビスとは?
メイドインアビスの概要
『メイドインアビス』とは、現世人類を遥かに超えた技術で作られた人工物「遺物」が眠っている「アビス」を舞台にしたダークファンタジー作品です。漫画は2021年7月時点で10巻が刊行され、アニメは第1期が2017年7月7日から9月29日まで、そして第2期が2022年からの放送が予定されています。
メイドインアビスのあらすじ
ここでは『メイドインアビス』のあらすじを簡単に紹介していきます。舞台は「アビス」と呼ばれている底知れぬ巨大な縦穴。そして、アビスの探検を担う「探窟家」たちはその大穴の縁に町を築いて暮らしています。
主人公のリコはアビスへの憧れが強く、いつか母のような探検家になることを夢見ていました。しかし、実際は孤児院で暮らす探窟家見習いで、理想には程遠い状況。そんなある日、リコは人間そっくりのロボットの少年と出会います。そしてリコはそのロボットと共にアビスの深層を目指すこととなるのでした…
メイドインアビスの原生生物の名前や強さ・危険度一覧~一層から二層~
それでは早速、『メイドインアビス』の登場する原生生物の名前や強さ・危険度を見ていきましょう。ここではアビスの深界一層「アビスの淵」から深界二層「誘いの森」までを一覧でまとめていきます。
深界一層「アビスの淵」の原生生物・生き物一覧
ツチバシ
名前一覧でまとめる深界一層「アビスの淵」の原生生物・ツチバシは、表層から深界四層「巨人の盃」まで広く生息している鳥の生き物です。硬い頭骨が特徴的で、羽を広げると翼幅が3m以上もあるのですが、表層に近づくほど体が小さくなります。強さ・危険度については軽微レベルとなっています。
ガンギマス
名前一覧でまとめる深界一層「アビスの淵」の原生生物・ガンギマスは、ツチバシと同様に表層から深界四層「巨人の盃」まで広く生息している魚の生き物です。強さ・危険度は不明ですが、探窟家の飢えを満たす食材として重宝されています。
サカワタリ
名前一覧でまとめる深界一層「アビスの淵」の原生生物・サカワタリは、深界七層「最果ての渦」に巣があると言われている鳥の生き物です。尻尾の先まで含めると50mもあるアビス最大の鳥で、一度の羽ばたきで数百mも上昇することができます。強さ・危険度は不明ですが、深界七層「最果ての渦」の呪いすら受け付けていないためかなりの強さ・危険度だと考えられます。
ゴコウゲ
名前一覧でまとめる深界一層「アビスの淵」の原生生物・ゴコウゲは、蜘蛛のような巨大な生き物です。ドーム状の縄張りを持っており、その縄張り内で粘着室の高い触手を張り巡らせて獲物を狩っています。強さ・危険度は要警戒レベルで、侵入してきた者には俊敏な動きで襲いかかった後に麻酔性の毒針を刺すため、侵入時は注意が必要です。
深界二層「誘いの森」の原生生物・生き物一覧
ナキカバネ
名前一覧でまとめる深界二層「誘いの森」の原生生物・ナキカバネは、羽を広げた状態で翼幅が10mも超える大型生物です。肉食性の怪鳥であり、形成したコロニー内で群れ単位で子育てをおこなうのが特徴。強さ・危険度については深刻レベルで、アビス内の人間や生物の音色を真似て獲物を呼び寄せ狩りをおこなっています。
インビョウ
名前一覧でまとめる深界二層「誘いの森」の原生生物・インビョウは、長い腕が特徴的な猿に似た生き物です。強さ・危険度は不明。群れで生息しており、縄張り内への侵入者にはモノを投げつけて追い出すのが特徴です。
オットバス
名前一覧でまとめる深界二層「誘いの森」の原生生物・オットバスは、大型の水生生物です。外部から持ち込まれてそのままアビスに根付いた生き物で、もともとアビスに生息している生き物ではありませんでした。強さ・危険度はナキカバネよりも高く、人間を一飲みできるほどの体格をしているため注意が必要です。
ロウハナ
名前一覧でまとめる深界二層「誘いの森」の原生生物・ロウハナは、綺麗な水を好む虫です。強さ・危険度は不明ですが、おそらく安全だと考えられます。逆に綺麗な水を好む生態により、飲み水の指針とされるなど探窟家にとって役立つ存在となっていました。
メイドインアビスの原生生物の名前や強さ・危険度一覧~三層から五層~
ここからは『メイドインアビス』の登場する原生生物の名前や強さ・危険度を、アビスの深界三層「大断層」から深界四層「巨人の盃」、そして深界五層「なきがらの海」と各層に分けてまとめていきます。
深界三層「大断層」の原生生物・生き物一覧
ネリタンタン
名前一覧でまとめる深界三層「大断層」の原生生物・ネリタンタンは、アビス内で数少ない癒し系の生き物です。バラコチャの根周辺に住んでおり、外敵から巣を守る際は体を変形させて密集体制を取るのが特徴。攻撃的な生き物ではないため強さ・危険度は低いです。
アマカガメ
名前一覧でまとめる深界三層「大断層」の原生生物・アマカガメは、甘い香りでネリタンタンをおびき寄せて捕食している生き物です。植物のように根を張る生き物であり、毒性の甘い香りで餌を寄せ付けます。バラコチャは独特の生態系を築いているため、その中においてアマカガメに天敵はいません。
マドカジャク
名前一覧でまとめる深界三層「大断層」の原生生物・マドカジャクは、獰猛な大型生物です。強さ・危険度はかなり高く、深界三層「大断層」における食物連鎖の上位に座しています。飛行能力を有しており、上下左右前後を見渡せる眼を生かしてネリタンタンなどの獲物を探しているようです。
ベニクチナワ
名前一覧でまとめる深界三層「大断層」の原生生物・ベニクチナワは、赤い蛇型の生き物です。アニメ『メイドインアビス』1話では深界一層「アビスの淵」にいましたが、それには被膜を開いて気流に乗り上昇していたという理由があります。遺物や鉱石を腹に入れたがる特性を持っているため、倒して持ち帰ると一攫千金の可能性があるようです。
深界四層「巨人の盃」の原生生物・生き物一覧
タケグマ
名前一覧でまとめる深界四層「巨人の盃」の原生生物・タケグマは、四足獣の生き物です。強さ・危険度は低く、非常に温厚でゆっくりとした動きをしています。
タマウガチ
名前一覧でまとめる深界四層「巨人の盃」の原生生物・タマウガチは、剣山カズラを縄張りにする大型生物です。本来の名前は「トガジシ」で、通称「タマちゃん」。強さ・危険度はベニクチナワよりも高く、俊敏な動きかつ全身を覆った致死性の毒針を持っています。さらに東部にある5つの穴は力場を読む感覚器官となっているため、相手の動きを先読みすることができるなど理不尽な存在です。
深界五層「なきがらの海」の原生生物・生き物一覧
ハマシラマ
名前一覧でまとめる深界五層「なきがらの海」の原生生物・ハマシラマは、海に広く生息する魚の生き物です。強さ・危険度は軽微レベル。捕食者に粘液上の内臓を吹きかけることで殺し、その後生きた盾として使う生態を持っています。
カッショウガシラ
名前一覧でまとめる深界五層「なきがらの海」の原生生物・カッショウガシラは、砂漠地帯に住む全長5mもある巨大なサソリです。強さ・危険度は不明ですが、一瞬にして肉や骨を溶かす尾を持っているためかなり危険な部類に入ります。土中から近づいてきた獲物に襲い掛かった後、全身がボコボコと膨らんでドロドロに溶けてしまう毒針で仕留めるのが特徴です。
メイドインアビスのアビスを解説
これまでメイドインアビスの原生生物の名前や強さ・危険度を一覧でまとめてきました。一覧では原生生物の名前や強さ・危険度を深界五層「なきがらの海」まで紹介しましたが、実は深界五層「なきがらの海」以降も存在しており、深界六層「還らずの都」から深界七層「最果ての渦」、そして深界極点「奈落の底」まで存在していました。そこで、ここからは大穴の街「オース」から深界極点「奈落の底」までを解説していきます。
大穴の街「オース」
『メイドインアビス』の大穴の街「オース」は、主人公のリコを初め孤児院のみんなが暮らしている大穴「アビス」がある街です。アビスを中心に形成された街で、南海ベオルスカ諸島に位置しています。
深界一層「アビスの淵」
『メイドインアビス』の深界一層「アビスの淵」は、深度0mから1350mの空間を指しています。上昇負荷は軽い眩暈と吐き気。2000年前のものとされている合掌した白骨死体「お祈りガイコツ」が数多く遺されているのが特徴です。
深界二層「誘いの森」
『メイドインアビス』の深界二層「誘いの森」は、深度1350mから2600mの空間を指しています。上昇負荷は重い頭痛と吐き気、末端のしびれ。木々が逆さまから生えている「逆さ森」が存在しており、あたりは森林で覆われているのが特徴です。
深界三層「大断層」
『メイドインアビス』の深界三層「大断層」は、深度2600mから7000mの空間を指しています。上昇負荷は幻覚や幻聴を見る、平衡感覚に異常をきたすレベルとなっています。強者の巣になっている断崖絶壁の縦穴と、おとなしい生き物が生息している子供が入れる程度の小さな横穴で分かれているのが特徴です。
深界四層「巨人の盃」
『メイドインアビス』の深界四層「巨人の盃」は、深度7000mから12000mの空間を指しています。上昇負荷は穴という穴からの流血と全身に走る激痛。800mを超える巨大な植物「ダイラカズラ」が盃のような形をしているのが特徴です。
深界五層「なきがらの海」
『メイドインアビス』の深界五層「なきがらの海」は、深度12000mから13000mの空間を指しています。上昇負荷は全感覚の喪失と意識混濁、自傷行為。物語時点では「前線基地(イドフロント)」が設置されており、それ以降、白笛探窟家のみとされていたのが黒笛も出入り可能となりました。
深界六層「還らずの都」
『メイドインアビス』の深界六層「還らずの都」は、深度13000mから15500mの空間を指しています。上昇負荷は人間性の喪失または死。上昇負荷によって異形と化した者は「成れの果て」と呼ばれており、さらに6層から深層への降下は上昇負荷により帰還が実質不可能となるため「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれていました。
深界七層「最果ての渦」
『メイドインアビス』の深界七層「最果ての渦」は、深度15500m以深の空間を指しています。上昇負荷は確実な死。詳細は分かっていません。
深界極点「奈落の底」
『メイドインアビス』の深界極点「奈落の底」は、深度20000m以深の空間を指しています。こちらも深界七層「最果ての渦」と同様に詳細不明です。
メイドインアビスの原生生物に関する感想や評価
漫画「メイドインアビス」10巻 面白いし生き様や想いが強く描かれていて心を揺さぶる作品、なんだけどファプタ編終了3巻だっけ4巻使った?第7層へ行くのにファプタ必要なのは分かるが長い。6層原生生物強すぎる。
— フチツミヒコ (@oldGaia) October 2, 2021
こちらでは『メイドインアビス』の作品内容と原生生物に関する感想や評価があがっています。感想では『メイドインアビス』で強く描かれた生き様や想いが心を揺さぶると評価されています。また、6層の原生生物が強すぎると言われているので、気になる方はぜひ6層の原生生物に注目してみてください。
メイドインアビス見すぎたせいで
— まれのサブ (@Yukima_12_) October 3, 2021
宇宙の資源を採掘して冒険する夢見たよww
手になんか未知の生物刺さって死んだけどwww
こちらでは『メイドインアビス』の作品内容に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は『メイドインアビス』を見すぎたことが原因で探窟家として活動している夢を見たようです。やはり『メイドインアビス』のインパクトが大きかったせいなのでしょうか?未知の生物が刺さって死んだとのことなので、原生生物に対してかなり危険性を感じているのがうかがえます。
メイドインアビスに出てくる原生生物、自分の中で不気味さはクオンガタリが一番になった。それまではナキカバネだった
— 🥝のわき🥝 (@neve_tron) September 27, 2021
こちらでは『メイドインアビス』に登場する原生生物の不気味さに関する感想や評価があがっています。感想では、『メイドインアビス』に登場する原生生物・クオンガタリが一番不気味で、それまではナキカバネだったと言われています。クオンガタリは本来6層に生息する生き物なので今回の一覧では解説していません。気になる方はクオンガタリについてチェックしてみると良いでしょう。
メイドインアビスの原生生物まとめ
『メイドインアビス』に登場する原生生物・生き物を一覧でまとめてきましたがいかがでしたか?一覧では各層に生息する生物の生態や危険度を解説してきました。やはり、アビスの呪いのせいか下層になっていくにつれて原生生物・生き物の強さ・危険度は上昇していくようです。第4、5界層においては遭遇したら確実に死ぬレベルの生き物が存在しているため、第6界層「還らずの都」以降は果たしてどんな生き物が存在しているのでしょうか?
そして第6界層「還らずの都」は「成れの果て」と呼称される異形と化した者や「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれる深層への降下などがあるので物語のキーになる場所となるのかもしれません。今後もどのような生物が出てくるのか?『メインアビス』に登場する原生生物・生き物に注目しておきましょう。