メイドインアビスは怖い漫画？可愛い絵だけど残酷？キャラやあらすじまとめ

怖いと言われている理由やグロ・残酷シーンを知る前に、まずは「メイドインアビス」の基本情報を紹介していきます。メイドインアビスは2012年から連載されている漫画で、2021年9月時点で累計発行部数300万部を突破しています。原作者の「つくしあきひと」は専門学校を卒業した後にコナミに就職しており、コナミを退社してから漫画を描き始めたようです。

漫画「メイドインアビス」ではキャラクターたちが人類最後の秘境と呼ばれている「アビス」を冒険する物語が描かれています。アビスに潜る冒険家たちは「探窟家」と呼ばれており、探窟家はランク毎に潜れる深度を制限されています。物語途中には人間が残酷な実験を行っている事が明らかになっています。

漫画「メイドインアビス」のアビスとは「約1900年前に南ベオルスカの孤島で発見された巨大な縦穴」です。現在の人類の技術を遥かに超える技術で作られた人工物で、アビスには数多くの「遺物」が眠っている事が分かっています。またアビスは国の所有物になっているため、国が定めた法を遵守しないと探索ができないようです。

漫画「メイドインアビス」の「遺物」とはアビスの中に眠っている人工物の総称です。現在の技術では解明不可能な不思議な性質を持っており、1級から4級までのランクで分けられています。この遺物は低級でも高値で取引されているため、一攫千金を夢見る探窟家たちが遺物を求めてアビスに潜っています。また特に希少な遺物は「奈落の至宝」と呼ばれていますが、公になる事がほとんどないため、都市伝説的な物として扱われています。

漫画「メイドインアビス」のアビスには残酷な呪いがあるため、アビスから地上に戻る時に「上昇負荷」が掛かる事が分かっています。比較的浅い深度から戻る時には吐き気や目まいに襲われる事が多く、七層よりも下に潜った時に戻ろうとすると「確実な死」が訪れると言われています。そのため希少な遺物を見つけてもアビスの呪いで死亡する探窟家も多いようです。

ここからは漫画「メイドインアビス」が怖いと言われている理由や残酷・グロシーンを紹介していきます。漫画「メイドインアビス」は可愛い絵柄が特徴的な作品のため、可愛い絵柄と残酷・グロシーンのギャップが凄いと言われているようです。

漫画「メイドインアビス」では可愛いキャラクターが描かれているため、内容を知らない方は「癒し系のほのぼの作品」と思うようです。ですが作中では可愛いキャラクターたちが酷い仕打ちを受ける事が多いため、可愛いキャラクターと残酷シーンのギャップが怖いと言われているようです。また残酷シーンがとてもリアルなため、それも怖いという感想に繋がっているようです。

可愛いキャラクターたちの登場から始まる「メイドインアビス」ですが、物語序盤には大量の人骨が見つかっており、この時から不穏な空気を醸し出しています。また物語が進む毎に残酷シーンが強くなっており、瀕死の重傷を負ったリコが左手を切断しています。更には実験で体を切断されるシーンなども描かれているため、突然のグロシーンがトラウマになるという声が挙がっているようです。

前述したように「メイドインアビス」は残酷・グロシーンが多い作品です。イルミューイというキャラクターは子供が産めない体だった事で家族から見捨てられており、「水もどき」の感染で死の境を彷徨っています。その時は遺物の効果で一命を取り留めていますが、徐々に人間の体を失っていき、最終的には小動物のような赤ちゃんを産むグロい姿に変貌しています。

グロい姿に変貌したイルミューイだけでもトラウマものですが、決死隊のリーダーはイルミューイが産んだ小動物のような子供を隊員に食べさせています。子供を食べた事で隊員たちの体は回復していきましたが、イルミューイが望んでいた子供を奪われるという精神的にもキツイ描写がなされています。メイドインアビスはこのような描写が多い事で怖いと言われているようです。

メイドインアビスのリコとレグは冒険の途中でナナチというキャラクターと出会っています。ナナチは可愛い見た目をしている癒しキャラクターですが、正体は「人間の成れ果て」だという事が判明しています。ナナチは普通の人間の姿をしていましたが、ボンドルドの「呪いを押し付ける実験」で成れ果てに変貌しており、可愛い見た目と壮絶な過去のギャップが怖いと言われているようです。

メイドインアビスでは食事のシーンが多く描かれていますが、食事のシーンには「善人は美味しそうに食べる」「悪人は汚らしく食べる」という違いがあるようです。そのため一見普通の食事シーンに見えますが、設定を知ると両者の違いの気持ち悪さがよく分かります。またグロい生物を食べる事も多いため、食事シーン自体がトラウマになるという声も挙がっているようです。

怖いと言われている理由や残酷・グロシーンを知った後は、漫画「メイドインアビス」に登場したキャラクターを紹介していきます。漫画「メイドインアビス」には個性的なキャラクターが登場しているようです。

リコは本作主人公の1人で、12才の少女です。金髪おさげと眼鏡が特徴的なキャラクターで、母親は伝説の探窟家・ライザです。母親はリコが2歳の時に冒険に出ているため、それ以来リコは孤児院で育っており、孤児院に納めるはずの遺物を懐に入れるなどの問題行動が目立っています。料理を得意にしているため、レグとナナチからは料理を絶賛されています。

レグは本作主人公の1人で、ロボットの少年です。アビスで機能を停止させていた時にリコと出会っており、その際には自分がロボットだという事を忘れていました。掌から熱を放射するなどの機能が備わっており、ロボットのためアビスの呪いは受けない事が分かっています。初心で恥ずかしがり屋な性格をしているため、異性に抱き着かれた時には赤面している姿が描かれています。

ナナチはウサギのような毛に覆われているキャラクターで、10話にリコ・レグと出会っています。子供とは思えない豊富な知識を持っており、リコ・レグよりも大人びた性格をしています。実験の被害者であるミーティを探していましたが、後にミーティは人格が崩壊している事が分かっています。

怖いと言われている理由や残酷・グロシーンを知った後は、漫画「メイドインアビス」の面白い魅力を紹介していきます。前述したように漫画「メイドインアビス」では残酷・グロシーンが描かれていますが、それが気にならないほどに物語が面白いと言われているようです。

漫画「メイドインアビス」は残酷・グロシーンが多いですが、同様に可愛いキャラクター・美しい風景の描写も多い作品です。またカラーの描写もあるため、美しい絵柄に惹かれる面白さがあります。そのようなギャップが作品の面白さに繋がっているようです。

ほのぼの展開で始まる漫画「メイドインアビス」ですが、物語途中からはシリアスなエピソードが増えています。作中では毒に苦しむリコが腕を切り落として欲しいと頼んでおり、この時に「死の恐怖」「生きるための究極の選択」が描かれていました。そんなシリアスなエピソードがとてもリアルなため、それもメイドインアビスの面白さに繋がっているようです。

漫画「メイドインアビス」には大勢のキャラクターが登場していますが、味方だけでなく敵キャラクターも魅力的と言われています。ボンドルドはアビスの謎を解明するために非人道的な実験を行っているため、そのような行為も作品の怖さ・面白さに繋がっているようです。またアニメには演技力が高い声優が出演しているため、漫画だけでなくアニメも面白いと言われているようです。

残酷・グロシーンや面白い魅力を知った後は、アニメ「メイドインアビス」でキャラクターの声を演じている声優を紹介していきます。メイドインアビスは2017年の7月から9月までアニメが放送されており、2019年と2020年には劇場版アニメが公開されています。

アニメ「メイドインアビス」でリコの声を演じたのは声優の富田美憂です。富田美憂は埼玉県出身で、2015年から声優活動を行っている人物です。小学生時代に見たアニメ「ヴァンパイア騎士」が演技に興味を抱いたきっかけで、その際には先輩の宮野真守に憧れを抱いていたようです。2021年10月時点の所属事務所は「アミューズ」で、ファンからは「ミユエル」という愛称で呼ばれています。

富田美憂はこれまでに「ぼくたちは勉強ができない」「土下座で頼んでみた」「平穏世代の韋駄天達」などの作品でもキャラクターの声を演じています。親の金銭的負担を考えてアルバイトで専門学校の費用を貯めており、2014年に開催されたオーディションでグランプリを受賞してデビューしています。プライベートではイラスト・ゲームを趣味にしており、2021年にはオフィシャルファンクラブがオープンしています。

アニメ「メイドインアビス」でレグの声を演じたのは声優の伊瀬茉莉也です。伊瀬茉莉也は神奈川県出身で、2004年から声優活動を行っている人物です。小学生時代に見た「もののけ姫」が演技に興味を抱いたきっかけで、これまでに「Yes！プリキュア5」「約束のネバーランド」などの作品でもキャラクターの声を演じています。ファンからは「リーヤ」と呼ばれており、尊敬する人物には三瓶由布子の名前を挙げています。

アニメ「メイドインアビス」でナナチの声を演じたのは声優の井澤詩織です。井澤詩織は埼玉県出身で、2006年から声優活動を行っている人物です。ファンからは「しーちゃん」という愛称で呼ばれており、これまでに「ウィッチクラフトワークス」「灼熱の卓球娘」などの作品でもキャラクターの声を演じています。プライベートでは漫画・アニメが好きで、コミックマーケットにも積極的に参加しているようです。

アニメ「メイドインアビス」でボンドルドの声を演じたのは声優の森川智之です。森川智之は東京都出身で、1987年から声優活動を行っている人物です。ファンからは「帝王」という愛称で呼ばれており、これまでに「金田一少年の事件簿」「はじめの一歩」「鬼滅の刃」などの作品でもキャラクターの声を演じています。メイドインアビスのボンドルドは仮面とパワードスーツが特徴的なキャラクターです。

残酷・グロシーンや声優のプロフィールを知った後は、「メイドインアビス」に関する感想を紹介していきます。メイドインアビスは熱狂的なファンが多い作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した残酷・グロシーンに関する感想などもまとめていきます。

本記事で紹介したように「メイドインアビス」では怖い・残酷・グロシーンが多く描かれています。そのため読者・視聴者を選ぶ作品ですが、怖い印象よりも面白い印象が強いという感想が挙がっているようです。また可愛いキャラクターに癒されるという感想も挙がっているようです。

漫画「メイドインアビス」では見た目がグロいだけでなく、精神的におかしくなりそうなシーンも描かれています。そのため油断して読んでいたらトラウマになるという感想が挙がっているようです。またグロくても読んでしまう魅力があるため、原作者のストーリー作りが上手いという感想も挙がっているようです。

メイドインアビスは2022年にアニメ2期の放送が決定しているため、アニメ2期が楽しみという感想が挙がっているようです。また原作漫画は物語が進む毎に残酷・グロシーンが強くなっているため、原作通りに放送できるのかが心配という声も挙がっているようです。

本記事では「メイドインアビス」が怖いと言われている理由や残酷・グロシーンを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？読者から怖いと言われている「メイドインアビス」ですが、それでも読んでしまう魅力があるという声が挙がっているようです。そんな本作を見た事がない方も、本記事の作品概要や感想を参考にしながら是非ご覧下さい。