九条の大罪の名言集!魅力的なキャラたちの心に残る名セリフ・名シーンを厳選

以下では、「九条の大罪」の名言や名シーンについて紹介します。訳ありな人々を擁護する弁護士・九条間人の活躍を描いた漫画「九条の大罪」。従来の弁護士のイメージを覆すような主人公の登場はもちろん、彼を取り巻く人間関係も見どころの作品です。本文では、漫画「九条の大罪」から、主人公・九条間人の名言や名シーンを紹介します。その他、壬生憲剛などの名セリフや名シーンもまとめました。

九条の大罪の名言集!魅力的なキャラたちの心に残る名セリフ・名シーンを厳選のイメージ

目次

  1. 九条の大罪とは?
  2. 九条の大罪の主人公の名言や名セリフ・名シーン
  3. 九条の大罪のその他キャラの名言や名セリフ・名シーン
  4. 九条の大罪のキャラ一覧
  5. 九条の大罪に関する感想や評価
  6. 九条の大罪の名言まとめ

九条の大罪とは?

「九条の大罪」の名言を紹介・イメージ画像

弁護士らしからぬ発言や、依頼人のほとんどは訳ありという異色の弁護士の奮闘を描いた「九条の大罪」の漫画。作中ではモラルを無視したようなセリフも見られるも、的を得たような奥深さを感じさせるでしょう。以下では、漫画「九条の大罪」から、九条間人の名言や名シーン、壬生憲剛などの名セリフなどをネタバレ紹介します。

九条の大罪の漫画の概要

真鍋昌平先生の最新作「九条の大罪」は、2020年から「ビックコミックスピリッツ」にて連載されている作品です。単行本は、2023年3月時点で計8巻が刊行されています。前科持ちをはじめ、訳ありな人々を擁護する弁護士の奮闘を描いた独特の作風が人気を集めています。

九条の大罪のあらすじ

バツイチで養育費の支払いに追われる弁護士・九条間人は、世間で憚られるいわゆる訳ありな人々の依頼を請け負っています。依頼者は前科持ちや半グレ、ヤクザ等であり、九条は彼らを擁護し、時には有利な解決策を見いだします。そのような手腕から、インターネットでは悪徳弁護士と批判されている九条。しかし、九条は世間の批判など全く気にせず、己の正義感と信条をもって弁護士活動を行います。

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九条の大罪の主人公の名言や名セリフ・名シーン

九条間人の名言を紹介・イメージ画像

「九条の大罪」の第一話にて、被告に有利な裁判結果から悪徳弁護士の汚名を着せられた九条間人。彼のセリフもまた、弁護士らしからぬ過激な内容であり、思わず耳を疑ってしまうでしょう。依頼人がどのような人物であろうと、彼らの人権を守るために全力で擁護する九条。彼の行動は、必ずしも悪いとは言い切れないでしょう。以下では、漫画「九条の大罪」から、主人公・九条間人の名言や名シーンを紹介します。

名言①「いい弁護士は…」

「九条の大罪」の名言1つ目は、漫画のプロローグで登場した弁護士・九条間人を表現した名セリフです。飲酒運転による死亡事故を起こした加害者から依頼を受けた九条間人。彼の仕事は依頼人にとって有利な判決を出すことであり、依頼人に対して持論を展開します。その内容は、弁護士らしからぬモラルに欠けたものでしたが、それこそが九条の信条でした。

被害者が存命だと供述が多くなり、依頼主を執行猶予に持ち込むことは難しいと言い放つ九条。一方、被害者は2人おり、1人は死亡、もう1人は少年で片足を切断する重傷を負いました。被害者の怪我の程度からも、実刑判決は免れないと思われました。しかし、被害者側が弁護士を立てなかったことも有利に働き、裁判の結果は執行猶予となります。

懲役を望んでいた世間にとって、この裁判結果は納得のいかないものでした。さらに、加害者の弁護を担った九条にも批判が殺到し、ネット上でひどい書き込みも行われます。しかし、九条が請け負った仕事を全うしたという満足から、全く気にしていません。以下の名言からは、弁護士の在り方について考えさせられるでしょう。

いい弁護士は性格が悪い

名言②「大丈夫…」

いわゆる訳ありの人々から依頼を引き受ける九条は、その界隈では「動きのいい弁護士」と評されています。彼がこのように言われる理由は、あくまで依頼人にとって有利に働くように助言しているからです。ある日、警察に逮捕された依頼人と面会した九条。20日の拘留期間内に、自分にとって不利益な供述をしないようにアドバイスします。

勾留期間は、被告人の起訴や保釈が検察官によって検討される期間であり、証拠や証言が出てこなければ保釈されます。反対に、証拠になるものが出てくれば、勾留が20日を超える場合もあります。

大丈夫、20日でパイになる

名言③「人の話を聞くのが…」

例え依頼人がヤクザであったり、前科持ちであろうと差別せず、彼らの人権を守るために奮闘する九条。以下の名言からは、彼の弁護士としての信条を感じさせるでしょう。金本に利用されて、犯罪に巻き込まれてしまった曽我部。弁護士に相談しようと考えるも、自身が軽度の知的障害を理由にためらってしまいます。そんな曽我部に救いの手を差し伸べたのが九条でした。

曽我部の負の連鎖を断ち切る方法を模索する・イメージ画像

相談は初回無料といい、曽我部から話を聞き出します。曽我部の負の連鎖を断ち切ることは、金本に命を狙われる危険も生じてしまい、法の力だけでは限界がありました。そこで、曽我部の命を守るべく、金本の罪を被ることを提案します。裁判の結果、曽我部は刑務所入りが決まったものの、これも九条の作戦のうちでした。

刑務所に入って身の安全を確保した曽我部は、九条の指示に従い金本を密告します。その後、金本に一矢報いることができ、曽我部も負の連鎖を断ち切ることが出来ました。

人の話を聞くのが弁護士の仕事です

名言④「思想信条がない…」

飲酒運転による死亡事故の裁判をきっかけに、悪徳弁護士という不名誉なあだ名がつけられた九条間人。しかし、世間でどんなに叩かれようとも、彼は自分の信条を曲げません。依頼人がどのような人物であろうと選別することなく、彼らを擁護することが弁護士の使命だと語ります。

思想信条がないのが弁護士だ。

名言⑤「奪われる生き方でなく…」

信じていた男に騙されていたことを知り、自分を取り戻すために殺人を犯してしまった雫。自己肯定感が低いために、誰かに依存することで心の安定を保っていました。しかし、悪い男に騙されたばかりに、社会の底辺まで落ちてしまいました。そんな自分の人生に絶望し、自分には居場所がないと自暴自棄になっていた中、九条と出会います。

話を聞いた九条は、居場所がないから自分の事務所に来ればよいと雫に救いの手を差し伸べ、娘に送ろうと保管していた本をあげました。どのような人であろうと依頼人にとって最良の道を模索する、九条間人の優しさが垣間見える名言でしょう。

私は貴方に寄り添います。奪われる生き方でなく与えられる人になるまで。

名言⑥「自分の娘がもしも…」

娘を強姦殺人で失った過去から、ヤクザや半グレ、犯罪者に対して並みならぬ憎悪を抱える嵐山刑事。そのような人々を擁護する弁護士・九条間人に対しても良い印象を持っていませんでした。そんなある日、自分の娘が被害者になったら、同じように犯人を弁護できるのかと問い詰める嵐山刑事。九条は、社会正義の実現と人権擁護が弁護士の使命だと答えます。

同時に、冷静な判断ができない依頼は引き受けないと、自身の仕事のやり方について話します。弁護士として法を使っているからこそ言える、九条間人の心に響く名セリフです。

自分の娘がもしも殺されたら、司法になんて委ねたくないね

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九条の大罪のその他キャラの名言や名セリフ・名シーン

その他キャラの名言や名シーンの紹介・イメージ画像

漫画「九条の大罪」といえば、主人公を取り巻くキャラクターたちも見どころです。人間あふれる性格や、壮絶な過去から繰り出される深みのある名言が読者を魅了しています。以下では、漫画「九条の大罪」から、その他キャラの名言や名セリフ・名シーンを紹介します。

名言①「本当の顔は本人と…」

漫画「九条の大罪」の名言の1つ目は、九条の名言欄でも取り上げた嵐山刑事の名セリフです。離婚して以降、娘とのかかわりが薄い中で発生した強姦殺人事件。娘を死なせてしまった後悔を胸に、事件の真相を追い続けてきました。しかし、嵐山刑事の執念の捜索は、娘が売春をしていたという思わぬ事実を明るみにしました。

事件について捜査していたにもかかわらず、その過程で娘の知られざる過去を知る羽目になった嵐山刑事。もし、事件が起きなければ、彼は娘の本当の顔も知ることはなかったでしょう。

本当の顔は本人と罪を共有している人間しか知らない。

名言②「人から注目される…」

100万円を貯めることを目指す数馬・イメージ画像

漫画「九条の大罪」の名言の2つ目は、九条のクライアントの1人であり、半グレのリーダーの壬生憲剛です。漫画第1話の依頼人は壬生の後輩にあたり、これまでにも半グレの後輩たちを助けるべく、九条を頼っていました。表向きは自動車整備工場を営むも、裏社会ではガールズバーなどを経営する成功者である壬生憲剛。以下の名言は、夢破れて負のスパイラルに陥った数馬にかけた名セリフです。

借金の返済に頭を悩ませていた数馬。しかし、壬生の言葉を受けて奮起し、まずは壬生との約束である100万円を貯め、壬生のところへ持っていくことを目指します。

人は金と影響力のある人間を崇拝しひざまずく。 人から注目される最も簡単な方法が金持ちアピールなんだよ

名言③「飴と鞭なら…」

漫画「九条の大罪」の3つ目の名言も、数馬に対して助言をおくった壬生憲剛の名セリフです。壬生の言葉に奮起し、着実に貯金を貯めてきた数馬。目標金額である100万円に近づくも、その壁を乗り越えることが出来ません。伸び悩む数馬に対し、壬生は再びアドバイスを送ります。数馬が売っているのは物語、つまり承認欲求を満たす疑似恋愛だと教えます。

そして、物語=疑似恋愛をお客に納得させることができれば、お金がいくらでも入ってくると言います。壬生のアドバイスを受け、甘い飴を与えることにした数馬。その成果もあって、数馬は目標額を達成することができました。

飴と鞭なら、脳が溶けるくらい甘い飴を与えろ。

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九条の大罪のキャラ一覧

九条の大罪のキャラの紹介・イメージ画像

以下では、個性あふれるキャラクター性で数々の名シーンを生み出してきた、漫画「九条の大罪」の登場キャラを紹介します。

キャラ①九条間人

漫画「九条の大罪」の主人公であり、どのような訳ありな人でも選別せずに依頼を引き受けることをポリシーとしています。あくまで依頼人の擁護に徹する姿勢から、ネット上で悪徳弁護士と叩かれたこともありました。しかし、冷酷な性格ではなく、時には社会的弱者に寄り添い、彼らに救いの手を差し伸べるなど優しさも兼ね備えています。

一方、私生活では離婚しており、元妻に引き取られた娘のための養育費の支払いに追われるなど、経済的余裕がありません。また、知人から借りた部屋の生活環境の悪さに耐え兼ね、そのビルの屋上でテント暮らしをしています。

キャラ②烏丸真司

漫画「九条の大罪」の登場人物で、九条間人の事務所に居候という形で働く弁護士です。東大法学部を首席で卒業し、大手法律事務所に勤務していた烏丸。九条先生が面白いとの理由から、大手事務所を退職し、九条の事務所に転がり込みました。また、過去に友人を自殺で亡くしており、深い闇を抱えています。

キャラ③山城祐蔵

漫画「九条の大罪」の登場人物で、菅原が経営する悪徳介護施設の顧問弁護士です。九条とは、彼が独立前に籍を置いていた事務所のボス弁であり、九条の恩師でもありました。作中では、介護施設側の遺言詐欺について、法廷で争った2人。後に、施設の劣悪な環境をマスコミにリークされ、窮地に追い込まれました。詐欺罪で菅原が逮捕されたものの、山城の動向は不明です。

キャラ④壬生剛憲

漫画「九条の大罪」の登場人物で、九条に依頼を持ちかけてくる半グレです。表向きは自動車整備工場を営むも、裏では水商売などのビジネスを展開しています。九条のことを「先生」と呼び、彼の手腕を高く買っている壬生。礼儀をわきまえた冷静な性格である一方、裏社会のルールを破った者には制裁を下すなど、容赦ない一面をみせています。

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九条の大罪に関する感想や評価

九条の大罪に関する感想や評価・イメージ画像

以下では、世間について考えさせられる名言や、感動的な名シーンの数々で支持を集める、漫画「九条の大罪」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:九条の大罪が面白い

弁護士が主人公でありながら、従来の弁護士のイメージを覆すような斬新な作風が人気に火をつけた「九条の大罪」の漫画。物語で九条が最初に取り掛かった案件は加害者側に有利な判決となり、不快に感じた読者もいるでしょう。しかし、依頼があれば人を選別せずに擁護する姿勢は読者の好感を呼んでいます。また、登場キャラの過去を織り交ぜたストーリーも評価され、「九条の大罪」の漫画が面白いとの感想が寄せられています。

感想2:名言と名シーンが多い

綿密な取材で知られる真鍋昌平先生の最新作「九条の大罪」は、一風変わった弁護士や彼を取り巻く人々との関係が見どころです。同時に、考えさせられる名言や涙を誘う名シーンの多さも人気に拍車をかけ、新たなファンを獲得し続けています。SNSでも「九条の大罪」は名言と名シーンが多いとの感想も見られ、ストーリーに深みをもたせているでしょう。

感想3:ビジネスにも通じる名言

登場キャラの心に響く名言がファンを魅了する「九条の大罪」の漫画。キャラクター達のポリシーが読み取れるだけでなく、人生の教訓にしたい奥深い内容まで多岐にわたります。また、「九条の大罪」の名言はビジネスにも通じるものがある、との意見も見られます。弁護士を題材にした作品でありながら、それらを感じさせないセリフの数々も読者に支持される要因となっているでしょう。

感想4:壬生憲剛が主役になってきている

漫画「九条の大罪」のメインキャラである壬生憲剛。作中で、九条が擁護したクライアントの多くは壬生の紹介によるもので、依頼者の中には壬生の後輩もいました。仲が良く、「先生」「壬生くん」と呼び合う2人。作中では壬生憲剛と愛犬おもちとの悲しいエピソードも語られており、読者の涙を誘いました。一方、SNSでは壬生が主役のように描かれているとの声も見られ、京極への復讐を目論む壬生のその後も気になるでしょう。

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九条の大罪の名言まとめ

九条の大罪の名言まとめ・イメージ画像

漫画「九条の大罪」の主人公やその他キャラの名言や名セリフ、名シーンなどを紹介しました。プロローグでの耳を疑うような一言から始まる「九条の大罪」の漫画。弁護士らしからぬセリフが目立つ九条ですが、内容によっては考えさせられるでしょう。世間では悪徳弁護士と叩かれる九条ですが、彼に救われた人物も少なくありません。九条間人の名言には、弁護士としてのポリシーが反映されています。

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