【薬屋のひとりごと】あらすじをネタバレ解説!登場人物や2つの漫画版の違いも紹介

『薬屋のひとりごと』の原作小説のあらすじのネタバレ紹介は注目されていて、ネタバレあらすじの他に登場人物や2つの漫画版の違いなども気にされています。いま最も注目されている作品として知られているので、その世界観や専門用語、キャラクターなどは話題になっています。今回は『薬屋のひとりごと』の原作小説のあらすじネタバレやキャラクターのネタバレ紹介、用語や毒、名言、ネット上の感想などをネタバレありで紹介していきましょう。

【薬屋のひとりごと】あらすじをネタバレ解説!登場人物や2つの漫画版の違いも紹介のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごととは?
  2. 薬屋のひとりごとの小説あらすじネタバレ
  3. 薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧
  4. 薬屋のひとりごとの漫画版2種類の違い
  5. 薬屋のひとりごとに登場する毒や薬
  6. 薬屋のひとりごとの名言や名セリフ集
  7. 薬屋のひとりごとに関する感想や評価
  8. 薬屋のひとりごとのあらすじネタバレまとめ

薬屋のひとりごととは?

『薬屋のひとりごと』はいま最も注目されている作品の一つであり、原作ファンにいはこれまでにない世界観や専門的な知識などが好評を博しています。個性的なキャラクターや専門用語、緻密に構成させたストーリーなども注目されていて、原作小説は複数の漫画化が行われています。ここではネタバレあらすじを見ていく前に注目の作品である『薬屋のひとりごと』の原作の基本的な情報と登場する用語などを簡単にまとめていきましょう。

薬屋のひとりごとの原作の概要

『薬屋のひとりごと』は日向夏によって描かれるオンライン小説であり、それを原作にした漫画作品などを指します。原作小説は2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」での連載が話題になり、「Ray Books」レーベルで単行本化されています。2017年からは『月刊ビッグガンガン』と『月刊サンデーGX』の月刊誌2誌で漫画化されえて、それぞれが原作小説を基にして独自でコミカライズされています。

薬屋のひとりごとの用語

ここでは原作小説に登場する『薬屋のひとりごと』に登場する専門用語を見ていきましょう。『薬屋のひとりごと』は専門用語が数多く登場する作品なので、ネタバレあらすじを見ていく前に『薬屋のひとりごと』の専門用語を知っておくと原作や漫画をより楽しむことができます。

薬屋のひとりごとの用語①は『茘(リー)』です。茘(リー)は主人公たちが暮らしている国の名称であり、大陸中央部に存在する大国とされています。幾つかの国および州によって構成されていて、帝を中心として王政国家となっています。様々な伝承が伝わっていますが、王は西方から来た者の血が受け継がれていることが判明しています。

後宮

薬屋のひとりごとの用語②は『後宮』です。『後宮』は帝のために女性を集めた宮を指し、本作のストーリーの中心的な場所となっています。帝の妃たちとそれを世話する宦官たちが生活しています。中には生活するための部屋以外にも薬屋や療養所などがあり、後宮内で生活に困ることはありません。

宦官

薬屋のひとりごとの用語③は『宦官』です。『宦官』は後宮にいる男性であり、男性器を去勢されているため生殖機能は全くない男性たちとなっています。後宮にいる男性たちは全て宦官とされていて、性欲がないことが強い出世欲を生んでいると一般的にはされています。

正一品

薬屋のひとりごとの用語④は『正一品』です。『正一品』とは皇后候補の妃のことであり、一般の妃とは権力や待遇も桁違いに違います。現在は4人の上級妃達がその候補として挙げられていて、『玉葉(ギョクヨウ)』『梨花(リファ)』、『里樹(リーシュ)』、『阿多(アードゥオ)』が最初の候補であり、その後『楼蘭(ロウラン)』が阿多(アードゥオ)の代わりに上級妃になりました。

妓楼

薬屋のひとりごとの用語➄は『妓楼』です。妓楼は妓女を置き客を遊ばせる店であり、猫猫が後宮に連れてこられるまで働いていました。後宮に入った後もたびたび登場していて、作中でも重要な役割を果たす店となっています。

禿

薬屋のひとりごとの用語⑥は『禿(かむろ)』です。『禿(かむろ)』は妓女見習いの童女であり、身の回りの世話するために妓女のそばにいます。見習いとして妓女の技を勉強する目的もありますが、『禿(かむろ)』はそれほど作品に関わってはきません。

東宮

薬屋のひとりごとの用語➆は『東宮』です。東宮は帝の息子のことをであり、産まれた順で次の帝になる候補として取り立てられます。そのため東宮は妃たちにとっては最も重要であり、東宮を巡って事件が起こることもしばしばあります。

公主

薬屋のひとりごとの用語⑧は『公主』です。公主は帝の娘のことを指してて、政略結婚などのために利用されるため国家としても重要な存在です。後に家臣に嫁ぐこともありますが、15歳になるまでにはほとんどの場合が嫁がされてしまいます。

妓女

薬屋のひとりごとの用語⑧は『妓女』です。妓女は歌や舞、数々の芸事で客を喜ばせる女性であり、その存在は作中でも重要な存在です。帝に仕えている男性なども夢中になっている者が多くおり、多くの官吏ともつながりが深い場合が多くあります。見請けには大金が必要であり、中には年収を超えるような大金で見請けされる妓女もいます。

薬屋のひとりごと | ビッグガンガン | SQUARE ENIX

薬屋のひとりごとの小説あらすじネタバレ

ここでは『薬屋のひとりごと』の小説あらすじネタバレを見ていきましょう。そのあらすじが絶賛されていて圧倒的な人気を誇る作品としてライトノベルも人気が高く、これまで9巻の小説が刊行されています。そのあらすじは薬学の専門知識で解くミステリー、ファンタジー、ラブコメと幅広いジャンルをカバーしていて、ミステリーライトノベルの一種というジャンル分けをされることが多くなっています。

1巻あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレを見ていきましょう。花街で薬師として働いていた猫猫(マオマオ)は山で日課である薬草集めしていたところを人攫いに攫われて、後宮に下女として売られてしまいます。年季(ねんき)が明けるまでの辛抱だとおとなしく働いていましたが、後宮で起こった『呪い』の正体を解いてしまったことによって優秀な宦官である壬氏に目をつけられてしまい、その薬学の知識を使って様々な謎に挑んでいくことになります。

2巻あらすじネタバレ

2巻あらすじネタバレを見ていきましょう。薬学の知識を使って多くの謎を解いていた猫猫でしたが、後宮から解雇されて再び花街に戻ることになりました。しかし、後宮の生活が意外に快適だったこともあり、猫猫(マオマオ)は壬氏に再雇用されることを選択します。今度は彼の下女として外廷で働くことになりますが、数々の事件が起こり、その事件たちがある大きな陰謀で繋がっていることに猫猫は気づいてしまいます。

3巻あらすじネタバレ

3巻あらすじネタバレを見ていきましょう。玉葉(ぎょくよう)妃が再び妊娠していることが発覚し、出産のためと毒への対処のために再び後宮に戻ることになった猫猫(マオマオ)は以前のように後宮に出入りできる生活に満足感を感じていました。 そんな中で隣国の特使からの無理難題を突き付けられた壬氏はあることを猫猫に相談することを決めて、猫猫は国家の外交に関わる大仕事を任されることになります。

4巻あらすじネタバレ

4巻あらすじネタバレを見ていきましょう。壬氏の重大な秘密を知ってしまった猫猫(マオマオ)ですが、それほど人に興味がない猫猫はこれまで通り幽霊騒動などの事件を解決していきました。そしてこれまで起きてきた不可解な出来事には法則性があることに気づいてしまったために、拉致されてしまいました。そしてその犯人は虫好きの侍女・子翠(シスイ)であり、以前から親交のある人物でした。

5巻あらすじネタバレ

5巻あらすじネタバレを見ていきましょう。玉葉妃が正室になったことで壬氏は皇弟として政(まつりごと)に参加することになって状況が激変していました。花街の薬屋を任された猫猫(マオマオ)は環境が変わりながらも相変わらず薬学の知識を使って様々な事件を解決していました。そして、旅芸人を装う白娘女(パイニャンニャン)の影がちらついて事態は大きく動いていきます。

6巻あらすじネタバレ

6巻あらすじネタバレを見ていきましょう。猫猫(マオマオ)は壬氏にプロポーズをされるという人生の節目を迎えていましたが、お互いの立場を考えると簡単に首を縦に振れるものではないと進展することもなく先送りにされていました。2人は変化のないまま過ごし、時は流れていますが、不幸体質な里樹(リーシュ)妃にも新たな事態が起こっていて物語は里樹(リーシュ)妃を中心に進んでいきます。

7巻あらすじネタバレ

7巻あらすじネタバレを見ていきましょう。猫猫(マオマオ)は高順(ガオシュン)の依頼を受けてある試験を受けて医官付き官女という地位に就くことになりました。同僚である姚(ヤオ)や燕燕(エンエン)といったこれまで以上のクセの強い個性的なキャラクターに囲まれながらも、これまでと同じように薬学の知識を使って多くの事件の解決をして評価を上げていきました。

8巻あらすじネタバレ

8巻あらすじネタバレを見ていきましょう。国家の中枢に入ってしまった壬氏は蝗害の謎や毒入りぶどう酒の事件など国家を揺るがしかねない事件への対応で多忙を極めていて、猫猫とのことに進展がないままになっていました。そんな中で囲碁大会が開かれることになり、壬氏は以後の名手であり猫猫の父親でもある羅漢との対決で勝ったらある願いを聞いてもらうという条件で囲碁大会へと出場します。

9巻あらすじネタバレ

9巻あらすじネタバレを見ていきましょう。腹に焼印の火傷を負ってしまった猫猫ですが、そのことを周りの人には隠していました。猫猫(マオマオ)は火傷の治療のため壬氏のもとへ通っていましたが、自分の怪我と向き合う中で女官が学ぶことは禁忌(きんき)とされている医学の勉強の必要を感じ始めていました。そして優秀な医官であった養父から学び始めることになり、新たな知識を得ていきます。

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧

ここまでは『薬屋のひとりごと』のネタバレあらすじを見てきました。ここでは『薬屋のひとりごと』の登場人物相関図とキャラ一覧をネタバレありで見ていきましょう。本作はそのあらすじも絶賛されていますが、キャラクターも称賛されています。『薬屋のひとりごと』はキャラクターたちの関係性が重要なファクターとなっていて、後宮で展開される人間模様も見どころの一つとなっています。

猫猫

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧①は『猫猫(まおまお)』です。本作の主人公であり、初登場時には17歳、身長は153センチと公表しています。普段はそばかすやシミがある顔ですが、実は顔が整っていたのでその顔をブサイクに見せるためのメイクをしているだけでした。花街では女性が襲われる例もあり整っていると危険だったので、醜女と偽っていました。後宮では元に戻すタイミングがなかったので、そのままのメイクで生活しています。

壬氏

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧②は『壬氏(じんし)』です。本作のもう一人の主人公と言えるキャラクターであり、作中でも重要な謎を持っています。役職は後宮の管理を担当する宦官ですが、それ以上の権力を有している描写があります。その容貌はかなり美しいことでも知られていて、「性別が違えば国さえ傾ける」というほどの美しさで『女性以上の美しさ』と評されています。

高順

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧③は『高順(ガオシュン)』です。壬氏付の武官であり、壬氏のアドバイザー的な役割を担っています。36歳で代々皇族を守護する一族の一人であり、皇帝である阿多とは幼馴染であることも明かされています。猫好きな一面があり、猫猫の実力を高く評価しています。

玉葉妃

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧④は『玉葉妃』です。翡翠宮に住んでいる皇帝の寵妃であり、位は貴妃となっています。19歳で赤い髪と翡翠の目を持つことが特徴で、その美しさや生活や性格の良さでも帝の寵愛を受けています。猫猫に子供の命を救われたことで彼女をたびたび重用しています。

紅娘

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧➄は『紅娘』です。紅娘は玉葉妃の侍女頭であり、年齢は30歳となっています。猫猫が無能を装っていた理由を知っていて、事情を理解する苦労人として描かれています。かなり怖い侍女頭として翡翠宮を仕切っています。

梨花妃

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑥は『梨花妃』です。水晶宮に住む皇帝の妃であり、賢妃と言われています。年齢は23歳で帝の妃にふさわしい気品と巨乳で帝の寵愛を受けています。賢妃の名に相応しいと猫猫には高評価を受けていて、彼女に好意を抱くなどかなりのその関係性は良好なモノとなっています。

里樹妃

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧➆は『里樹妃』です。金剛宮に住んでいる皇帝の妃であり、位は徳妃とされています。14歳と若い妃であり、以前は先帝の妃として寵愛を受けていました。先帝崩御で出家したあとに改めて現帝の妃として後宮に入りましたが、男女のことには免疫がなく、世間知らずな娘として軽んじられる場面も多くあります。

阿多妃

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑧は『阿多妃』です。以前の柘榴宮の主人であり、位は淑妃とされています。35歳と妃としては高齢とされ、帝が東宮時代に妃となりました。東宮妃時代に男子を一人出産しましたが、ある事情のために亡くなってしまいました。このことが猫猫にとっても重要な事柄となっていたことは猫猫しか知りません。

風明

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧➈は『風明』です。風明は阿多妃付きの侍女頭であり、東宮妃時代からの古株となっています。しかし、彼女の善意での行為が結果的に阿多妃の東宮を死なせてしまう原因になってしまい、それを隠蔽するため里樹妃の命を狙ったことを猫猫によって暴かれてしまいました。

楼蘭妃

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑩は『楼蘭妃』です。阿多妃と入れ替わりで柘榴宮に入り、淑妃として妃として昇格しました。年齢は17歳であり、知的でおとなしい妃として猫猫にも高評価を与えられています。派手な化粧をしていたり、様々な服装を着ることで毎回別人のような印象を与えるという謎の多い行動をしています。

小蘭

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑪は『小蘭』です。下級女官であり、14歳の少女です。猫猫とは同時期に後宮に連れてこられていて、猫猫とは定期的に会っている数少ない友人です。人当たりがいい性格をしているので後宮内のうわさ話や情報などに詳しいことで猫猫にとっても有益な存在です。

虞淵

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑫は『虞淵』です。後宮の医官であり、当初は猫猫から藪医者の烙印を押されていました。どじょうひげをはやした小太りの宦官であり、猫猫のことを警戒していましたが徐々に打ち解けて一緒にいる時間も多い同僚のような存在です。腕はヤブですが、性格はいいと猫猫にも言われています。

梅梅

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑬は『梅梅』です。梅梅は「一晩の酌で一月の銀がとぶ」とまで言われるほどの美貌を持っている最高級妓楼「緑青館」の中でも最高峰の妓女です。「緑青館」のトップ3である三姫のひとりで、猫猫にとっては姉貴分で鳳仙(猫猫の母親)の妹分でもありました。いまでも鳳仙の面倒を見ていて、短気ですが心優しい少女となっています。

白鈴

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑭は『白鈴』です。白鈴は緑青館三姫のひとりで最年長でもあります。自由恋愛主義者という一面がありながらも心の隅では『白馬の王子様』を待っているなど乙女な部分を持ち続けています。色欲が強く、体つきのがっしりした男性を好み、猫猫の親代わりをしていた時期もあるなど猫猫との関りも深い存在です。

女華

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑮は『女華』です。女華は緑青館三姫の中では最年少ですが、知的で武官や官吏などに引けを取らないほどの知性を持っています。科挙に合格すると言われるほどの才女であり、緑青館三姫でありながらも男嫌いという意外な一面を持っています。

やり手婆

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑯は『やり手婆』です。やり手婆は緑青館をしきっている老婆であり、かなりやり手ですが金儲けのことならばどんなことでもやります。猫猫を妓女にしようとしていましたが、実現しなかったことで猫猫をしかりつけています。元はトップクラスの妓女であり、異国では伝説にもなっています。

漢羅門

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑰は『漢羅門』です。花街の医者であり、猫猫の養父でもあります。極めて優秀な医師であり、以前は後宮で医官をしていました。猫猫にとっては薬の師でその知識量は猫猫をはるかに凌ぎます。

鳳仙

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑱は『鳳仙』です。鳳仙は緑青館の元妓女であり、猫猫の母親でもあります。妓女でありながらも知能が高く、碁と将棋が異常に強いことで知られています。碁なら羅漢にさえ勝つことができ、二人は惹かれ合っていましたが不運が重なり、鳳仙は梅毒で廃人となり隔離されてしまっています。

皇帝

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑲は『皇帝』です。立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄でもあります。34歳であり、帝としての能力は高く、人間性も極めてまともと猫猫にも評されています。巨乳好きの帝で妃の多くは豊満な胸を持っています。猫猫からは好色親父と思われていますが、東宮時代に迎えた妃は阿多のみであり、年配になっても手放すことを拒んでいたという一途な一面もあります。

李白

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧⑳は『李白』です。李白は鍛え上げた肉体を持っている若い武官であり、脳筋タイプですがまっすぐで男気溢れる一面も持っています。猫猫とはひょんなことから顔なじみとなりますが、お人好しで優秀な幹部候補と猫猫は考えています。

馬閃

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧㉑は『馬閃』です。馬閃は高順の息子であり、壬氏の乳兄弟でもあります。19歳の武官であり、壬氏と幼馴染であることも後に判明しています。高順と同様に壬氏に振り回される苦労人であり、短気ですが優秀な武官となっています。

漢羅漢

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧㉒は『漢羅漢』です。漢羅漢は狐目で片眼鏡をしている軍師であり、位は将軍となっています。頭の回転が速く奇異な言動を繰り返すため「変人軍師」ともみなされていますが、その正体は猫猫の父親であることが判明します。漢羅漢はかなりの囲碁の腕前を誇り、その腕は囲碁ブームを生み出すほどでした。

翠苓

薬屋のひとりごとの登場人物相関図とキャラ一覧㉓は『翠苓』です。翠苓は19歳であり、猫猫より頭一つ分大きい女性です。骨格も素材も一級品と猫猫には高評価を受けていますが、化粧はそれほど上手くないとも評価されています。その正体は子翠の異母姉であり、スパイ活動を任されていたことが後に判明します。

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薬屋のひとりごとの漫画版2種類の違い

ここではあらすじも絶賛されている『薬屋のひとりごと』の漫画版2種類の違いをネタバレありで見ていきましょう。原作小説のヒットを受けて、2017年に『月刊ビッグガンガン』と『月刊サンデーGX』の月刊誌2誌でコミカライズ版が連載開始されて、それぞれが独立した作品として出版されています。原作小説を基にしていますが二つの漫画版には違う点があり、二つの漫画版の違いを気にしている原作小説ファンなども多くいます。

ネタバレあらすじを見てきた通りの緻密なストーリーが絶賛されていますが、二つの漫画はそのあらすじやキャラ設定などほとんどがネタバレあらすじで見てきたとおりに展開されています。しかし、売り上げはどちらも好評ということがファンにも驚かれています。

漫画版2種類の違い①ストーリー構成

薬屋のひとりごとの漫画版2種類の違い①は『ストーリー構成』です。基本的には原作小説の内容に準拠していますが、ビッグガンガン版では原作小説に忠実に描くことを心がけていて、1話1話の内容が濃密と言われています。一方でサンデーGX版では原作小説のストーリーに深く関わりのないエピソードのカットやエピソードを分かりやすいように前後させたりして、ストーリーを理解しやすいように工夫してコミカライズされています。

漫画版2種類の違い②作画

薬屋のひとりごとの漫画版2種類の違い②は『作画』です。ビッグガンガン版では後宮に勤めている少女たちは丸くより幼い印象を与えていて、サンデーGX版はもう少し大人の印象を与える作画となっています。猫猫の表情が作中でも特徴的な作品なので、サンデーGX版の方がそうした表情をうまく表現できているとも言われています。構図などにも違いがあり、それぞれが楽しめるように工夫されています。

漫画版2種類の違い③表現

薬屋のひとりごとの漫画版2種類の違い③は『表現』です。ビッグガンガン版ではより読者に分かりやすいように書かれている文字などは日本語に翻訳して表現しています。サンデーGX版では中国語で書かれ、黄婧雅と呉妲監修で横に日本語での読みを並記している表現がなされています。ビッグガンガン版の方が分かりやすく、サンデーGX版は世界観を堪能しやすく表現されています。

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬

ここでは『薬屋のひとりごと』に登場する毒や薬を見ていきましょう。『薬屋のひとりごと』は『毒』が重要な要素になっていて、薬草や食物などの毒についてのミステリーがストーリーの中心となっています。専門的な知識や科学的な裏付け、毒や薬に関する歴史的な背景などがしっかりと描かれていることが高評価を受ける理由でもあります。

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬①は『鉛』です。鉛は本作の最初のミステリーで登場した毒であり、白粉に混ぜて使用していたため中毒となり、使った人は徐々に弱っていくことが判明します。白粉に鉛を入れると他の白粉よりも肌が白くなることでも知られているので、毒性が知られるまでは使用されていたことがあります。

チョコレート

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬②は『チョコレート』です。作中では媚薬としての効果が強調されています。一般的にチョコレートを食べると快楽物質が分泌されると言われているので、こうした効果を期待してチョコレートが媚薬として使用されていました。しかし、耐性ができやすく、使えば使う程効果が薄まっていきます。

石楠花の葉

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬③は『石楠花の葉』です。毒を持っていることが分かっていて、誤って体内に入れてしまえば吐き気や呼吸困難を起こしてしまう毒があります。石楠花の葉は後宮にも毒になる草が生えている例として登場しています。

煙草の葉

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬④は『煙草の葉』です。煙草の葉は手に入れやすい毒として知られています。食べればすぐに死ぬほどの即効性がある毒であり、かなり危険な毒として現代でも注意喚起されています。特に子供には危険であり、乳幼児であればタバコ一本で致死量に至ります。

牛黄

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬➄は『牛黄』です。牛黄は牛の胆石であり、千頭いるうちの中でも一頭にしかないとされる最高級の漢方として知られています。最高級品の薬として壬氏は猫猫に褒美として与えると聞いた時は猫猫はこれまでにないほど喜んでいました。

つつじの蜜

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬⑥は『つつじの蜜』です。毒性は確かにありますが、摂取量が少なければ死なない程度の毒として知られています。

朝鮮朝顔

薬屋のひとりごとに登場する毒や薬➆は『朝鮮朝顔』です。朝鮮朝顔は別名を曼荼羅華と言われていて、毒性は強いですが、昔は麻酔薬として使用していたことでも知られています。本作では朝鮮朝顔は仮死状態にするという効果を期待して使用されていました。

薬屋のひとりごとの名言や名セリフ集

ここまではネタバレあらすじやキャラクターなどを見ていきましたが、ここでは『薬屋のひとりごと』の名言や名セリフ集をネタバレありで見ていきましょう。主人公である猫猫は冷静で客観的なモノの見方が特徴であり、世俗的なモノからは距離を置いています。そのため後宮での人間関係を客観的に見て多くの名言などを残しています。

名言①「お父さまに言いつけられないような…」

お父さまに言いつけられないような身体に…してやろうか?

主人公である猫猫のセリフであり、猫猫なりのジョークだったのですが、後宮の女性にはただの脅迫になってしまったセリフとなってしまいました。「なんで私が。お父さまに言いつけるわよ!」と気位の高すぎる侍女に対して、言い返したセリフですが、これ以来、猫猫は水晶宮ではかなりの危険人物として警戒されるようになってしまいました。

名言②「高順さまが舐って…」

高順さまが舐ってください

主人公である猫猫のセリフであり、壬氏が悪ふざけして蜂蜜を舐めさせようとしたときの名言です。高順に対して言った名言であり、見ていて止めなかった高順に対して珍しく怒っている猫猫が見られることでファンにも絶賛されています。

名言③「私の身体を見ても…」

私の身体を見ても同じようにわかるか!?

壬氏のセリフであり、ある日猫猫の紹介によって白鈴の客になった李白が白鈴の身請けしたいと話したことが発端となったセリフです。白鈴の好みの身体かどうかを判断するために李白の体を見ていた猫猫を目撃した壬氏は彼女に説教して、『私の身体を見ても同じようにわかるか!?』と壬氏らしくない動揺した言葉を使ってしまいます。二人のすれ違いコントのようなやり取りもファンに好評です。

薬屋のひとりごとに関する感想や評価

ここからは『薬屋のひとりごと』に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。『薬屋のひとりごと』はネット上でも評価が高く、そのあらすじや作風への評価はネット上でも好意的なモノが多くなっています。いま最もアニメ化が期待されている作品であり、ネット上の注目度も高いことで知られています。そのため『薬屋のひとりごと』に関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができました。

『薬屋のひとりごと』は面白い!

『薬屋のひとりごと』は面白いという声が挙がっていて、ネット上でも絶賛の声が集まっています。ネット上には『薬屋のひとりごと1巻を読み直したんだけどやっぱり最初から半端なく面白いよな』という声や『薬屋のひとりごとっていう小説死ぬほど面白いからおすすめ』という声、『薬屋のひとりごと最高に面白い 久しぶりに全巻揃えたいラノベが見つかった』という声が挙がっています。

『薬屋のひとりごと』のアニメ化にも期待の声!

原作小説や漫画のあらすじやキャラクターたちが圧倒的な評価を受けている『薬屋のひとりごと』のアニメ化にも期待の声が数多く挙がっています。ネット上には『薬屋のひとりごと、漫画は全部買ってるけどアニメ化待ってます』という声や『薬屋のひとりごとはアニメ化しないのかなぁ。動く壬氏さま見たい』という声、『薬屋のひとりごとアニメ化まだですか』という声が挙がっています。

どっちの漫画も好評!

『薬屋のひとりごと』はどちらの漫画も好評も好評を博しています。ネット上には『薬屋のひとりごとは何故か同時期に2社でコミカライズされてしかもどっちも普通に売れてるという謎の漫画』という声や『薬屋のひとりごとって漫画は2つあるのよどっちもいい作品だからどっちも読んで貰いたい』という声、『薬屋のひとりごとの漫画をを読み比べてみました。結果どっちも好きです』という声が挙がっています。

薬屋のひとりごとのあらすじネタバレまとめ

今回は『薬屋のひとりごと』の原作小説のあらすじネタバレやキャラクター紹介、用語や毒、名言、ネット上の感想などをネタバレありで紹介してきました。『薬屋のひとりごと』は圧倒的な注目度を誇る作品であり、ネタバレあらすじやキャラクター紹介はファンにも注目されていました。今回の原作小説のネタバレあらすじを参考にして、『薬屋のひとりごと』をお楽しみください。

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