【薬屋のひとりごと】阿多妃はどんな人物?登場エピソードや壬氏の母親説を紹介

『薬屋のひとりごと』は花街で医師である養父を手伝っていた薬屋の猫猫が、持ち前の薬学知識を使って帝宮内で起こる謎の事件を解決していくミステリー漫画です。そして、主人公猫猫に謎の事件の解決を手伝わせるのが暇人宦官の壬氏。重要人物として登場する壬氏ですが、実は彼の正体が阿多妃の息子だと噂されています。そこで、当記事では『薬屋のひとりごと』に登場する阿多妃の登場エピソードや母親説を考察していきます。また壬氏を出産する時に起こった事件なども紹介していきますので是非ご覧ください。

【薬屋のひとりごと】阿多妃はどんな人物?登場エピソードや壬氏の母親説を紹介のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの阿多妃はどんな人物?
  2. 薬屋のひとりごとの阿多妃の活躍や登場エピソード
  3. 薬屋のひとりごとの阿多妃の息子は壬氏?母親説を考察
  4. 薬屋のひとりごとの阿多妃の美しさや性格
  5. 薬屋のひとりごとの阿多に関する感想や評価
  6. 薬屋のひとりごとの阿多まとめ

薬屋のひとりごとの阿多妃はどんな人物?

「アニメ化してほしいマンガランキング」で2019年から3年連続トップ10入りを果たし、シリーズ累計発行部数が1300万部を突破した人気漫画『薬屋のひとりごと』。作中で主人公猫猫と深く関わっていく人物に宦官である壬氏がいますが、実は後に彼の正体が明らかになります。

どうやら、彼の正体には阿多妃の存在が関係しているようです。そこで、阿多妃はどのような人物なのか?彼女のプロフィールや皇帝との関係など、壬氏の正体を解説しつつ考察していきます。それではまず、『薬屋のひとりごと』の作品情報からご覧ください。

薬屋のひとりごとの作品情報

薬屋のひとりごとの概要

『薬屋のひとりごと』とは、日向夏によるファンタジー漫画です。架空の帝国を舞台に、後宮に勤める猫猫が王宮内で巻き起こる事件の謎を解き明かすミステリー及びファンタジー作品であり、小説投稿サイト「小説家になろう」で人気を得たことから『月刊ビッグガンガン』と『月刊サンデーGX』でコミカライズ版が連載されています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

ここでは『薬屋のひとりごと』の簡単なあらすじを紹介していきます。花街で暮らす少女・猫猫は、薬師として医師である養父の仕事を手伝っていました。しかしある日、人攫いによって後宮に下女として売られていまいます。そこで猫猫は年季が明けるまで、地味な化粧をして目立たないように勤めることにします。

ところが皇子の衰弱事件の謎を解いてしまったことで上官に目を付けられてしまいました。その後、宦官の壬氏にさまざまな事件の解決を手伝わされることとなり、やがて事件は猫猫を巻き込んで国家転覆計画にまで広がっていきます。

阿多妃のプロフィール

『薬屋のひとりごと』に登場する阿多(アードゥオ)妃は、物語開始当時の柘榴宮の主人です。作中における男装の麗人と言っても良く、中世的な顔立ちをしています。皇帝の乳姉弟にして幼馴染で、東宮時代に妃となりました。

東宮だった現皇帝の最初の妃であり、本編開始時までの10年間は唯一の妃です。その後、東宮妃時代に男子を1人出産していますが、乳児期(1歳)に子供を亡くしています。さらに出産時期が皇太后の出産と重なったことが原因で医師が足りず、出産できない身体になってしまいました。

薬屋のひとりごと | ビッグガンガン | SQUARE ENIX

薬屋のひとりごとの阿多妃の活躍や登場エピソード

阿多の活躍①初登場

『薬屋のひとりごと』の阿多妃は4巻で登場します。4巻のあらすじは園遊会で里樹妃の食べ物に毒が盛られていた事件の真相を解き明かすために、壬氏が猫猫を侍女として柘榴宮の手伝いという名目で調査に出した時から始まります。

そして猫猫の前に侍女頭・風明(フォンミン)が現れた後、柘榴宮の主人に挨拶という流れで阿多妃が初登場しました。猫猫によると35歳という年齢を思わせない風貌で「若い文官」のような容姿とのことでした。そんな中性的な凛々しさで、侍女たちの憧れと羨望を集めているようです。

阿多の活躍②4巻での活躍

阿多妃は『薬屋のひとりごと』の四ヵ所の宮に住まう帝の妃「四夫人」であり、上級妃でもありました。しかし4巻で上級妃の座を楼蘭(ろうらん)に譲り、離宮に移ることになります。

出産できなくなった阿多妃の事情を踏まえた上で後宮の役割を考えれば、彼女が上級妃の座をいつまでも占めているのは無理があったからです。そして、阿多妃を慕う多くの侍女・下女たちに見守られながら堂々と後宮を出ていきました。

阿多の活躍③阿多の今後はどうなる?

『薬屋のひとりごと』の4巻で後宮を出た阿多妃は、離宮で暮らしながら皇帝の相談役を勤めています。その一方で、公になっていないものの趙迂以外の子供たちや、翠苓など表だって出歩けない人々を匿っていました。

『薬屋のひとりごと』で退場したかと思うような凛々しく切ない別れのシーンが演出されてから何度も再登場しています。むしろ後宮を出た後に役柄に存在感が増しているため、今後は皇帝の相談役として大いに活躍していくのではないかと考察できます。

薬屋のひとりごとの阿多妃の息子は壬氏?母親説を考察

これまで阿多妃の初登場、活躍シーンから今後について紹介してきました。ではここから、『薬屋のひとりごと』で明らかになった壬氏の正体について解説していきます。ネット上では壬氏が阿多妃の息子だった?と囁かれているため、その母親説を中心に見ていきましょう。

考察①壬氏の正体

まず結論から言うと、『薬屋のひとりごと』の壬氏は現皇帝と阿多妃の間に生まれた息子です。つまり皇位継承権を持つ人物。そして『薬屋のひとりごと』の7巻で玉葉妃の懐妊が明らかになっています。

その後玉葉妃は無事に東宮を出産することになりますが、阿多妃の立場を考慮すると壬氏の出生が公になれば彼が皇位継承第一位になる可能性もあります。現時点では玉葉妃の東宮が皇位継承第一位です。

考察②壬氏を出産する時に起こった事件

では、壬氏の正体を知っているのは誰なのでしょうか?現時点で知っているのは現皇帝と皇太后、阿多妃のみです。壬氏の出生が公になっていない理由には、阿多妃が壬氏を出産する時に起こった事件が関係しています。

阿多妃は風明の過失によって子供を失ってしまいますが、実は阿多妃の子供は皇弟と入れ替えられていました。つまり、亡くなった阿多妃の子供は皇弟だったということです。そのため、壬氏の実の母親は阿多妃ですが、立場上は皇帝の弟ということになっています。

薬屋のひとりごとの阿多妃の美しさや性格

阿多の美しさ

阿多の容姿は黒髪の直毛が特徴的です。慎重も高めで、中世的で凛々しい雰囲気を纏っています。そして上級妃の中で「黒(水徳)」を担っているため、黒を基調にした装飾や意匠を施した男装風の服を着用していました。

阿多の性格

阿多は少女と呼べる時期でも少年風の格好をして駆け回っていた、男勝りで快活な性格をしていたようです。また帝相手に物怖じしない胆力と、男であれば皇帝の右腕になれたと言わしめるほどの智慧に優れています。さらに子供を亡くした頃も周囲を心配させまいと気丈に振舞うなど精神面も優れているため、知性と精神の両方において極めて秀で、『薬屋のひとりごと』の中でも最もバランスが取れた人格者だと言えるでしょう。

阿多と帝の関係

ここでは阿多と帝の関係を見ていきます。まず、阿多は現皇帝の最初の妃となってからは10年以上に渡って唯一の妃でした。その後、阿多は出産できない身体になってしまったことから、後宮の役割上本来なら実家に返されてもおかしくない状況となっていましたが、そうはなっていません。

さらに帝は阿多妃以外に他の妃も娶らず、10年以上も2人で連れ添っています。このような事実から、帝にとって阿多が特別な存在であると考察できます。また、幼少期の里樹妃は帝と阿多が連れ添っているのを見て「これが夫婦というのか」と思い、自分が妃となった今でも2人は誰よりもお似合いだと思っているようです。

薬屋のひとりごとの阿多に関する感想や評価

こちらでは『薬屋のひとりごと』に登場する阿多妃に関する感想があがっています。どうやら、この方は阿多妃が登場する機会があって欲しいと思っているようです。精神と知性の両方でバランスが取れた阿多妃の雰囲気が高く評価されている理由なのかもしれません。

こちらでは『薬屋のひとりごと』に登場する阿多妃と里樹妃に関する感想があがっています。どうやら『薬屋のひとりごと』で描かれた親娘のような阿多妃と里樹妃の関係性に涙したようです。他の感想でも2人の関係が高く評価されていました。

こちらでは『薬屋のひとりごと』に登場する阿多妃と帝に関する感想があがっています。感想では「主上×阿多が一番好き」と言われているのですが、これは2人の関係性に言及されていると考えられます。このような感想もあるので、帝と阿多妃の関係にも注目してみてください。

薬屋のひとりごとの阿多まとめ

薬屋のひとりごとに登場する阿多妃の登場エピソードや出産、壬氏の母親説を考察紹介してきましたが、いかがでしたか?薬屋のひとりごとの物語途中で侍女や、下女に惜しまれながら後宮を後にした阿多妃。そんな阿多妃の息子が、薬屋のひとりごとの超重要人物である壬氏でした。

序盤ではその正体が明かされることはありませんでしたが、壬氏の正体が明らかになってからは、薬屋のひとりごとの物語が飛躍的に面白さを増していきます。そんな重要人物の母親が離宮に移って皇帝の相談役を勤める阿多妃なので、もしかすると阿多妃は今後壬氏との関わる機会が増えるかもしれません。これからも薬屋のひとりごとをご覧になった際は阿多に注目しておきましょう。

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