ノーゲーム・ノーライフのアニメ2期製作決定はいつ？続編の可能性を考察

2014年にテレビアニメ化され話題となった大人気異世界ファンタジー『ノーゲーム・ノーライフ』、2017年には劇場版アニメーション『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』が放映され大反響を呼んだ、大人気異世界ファンタジー『ノーゲーム・ノーライフ』ですが、アニメ2期制作決定という話は未だ挙がって来ません。

今回は続編となるアニメ２期の可能性はあるのか、それはいつ頃決定するかなどを『ノーゲーム・ノーライフ』の紹介をしつつ考察していきましょう。

『ノーゲーム・ノーライフ』とは、2012年からＭＦ文庫Ｊより刊行中の異世界召喚をテーマにしたライトノベル作品で、現在最新１０巻が好評発売中です。2014年にマッドハウス制作によりテレビアニメ化した『ノーゲーム・ノーライフ』は、原作1～3巻までの内容を1クール全12話構成で制作されました。2017年に原作6巻の内容を劇場版アニメーションとして公開された『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』は大ヒットを記録しました。

『ノーゲーム・ノーライフ』の主人公、空(そら)と白(しろ)はニートで引きこもりですが、ネット上では空と白二人の名前を合わせて『　　』(くうはく)の名で都市伝説扱いされるほどの常識外れな腕前で無敗を誇る天才ゲーマー兄妹でした。ある日、そんな二人の兄妹の前に現れた神を名乗る少年テトによって、異世界へと召喚されてしまうところから物語は始まります。

『ノーゲーム・ノーライフ』の主人公で『　　』(くうはく)の片割れである空(そら)は童貞、コミュ障、ニート、ゲーム廃人という絵に描いたようなダメ人間ですが、駆け引きに長け、卓越した読心術を身につけています。前提の覆し、発想の転換、直感を武器に戦うゲームスタイルで、不確定要素を多く含むゲームを得意としています。

『ノーゲーム・ノーライフ』のもう一人の主人公『　　』(くうはく)の片割れであり空の妹である白(しろ)も、不登校、コミュ障、引きこもり、ゲーム廃人と兄同様ダメ人間ですが、生後1年で言葉を話し、3歳で複数の言語と高等数学を修学した天才で、予知能力に匹敵するほどの計算能力の持ち主です。

ある日、空と白の元に差出人不明のメールが届き、チェスの対戦を挑まれます。苦戦を強いられるも勝利した空と白は突如上空へと放り出され、神『テト』が定めた『十の盟約』というルールによって縛られた異世界である事をテト自ら聞かされます。

異世界のルールを把握した空と白は街へと繰り出し、ポーカー勝負でこの世界の金を得る事に成功。そこで偶然イカサマをされている少女ステファニー・ドーラ(ステフ)と出会い、イカサマを忠告する甲斐も無く身包みを剥がれたステフが空と白の泊まる宿を訪ねてきます。

イカサマの内容を教えなかった事を逆恨みして宿を訪ねて来たステフに、空は勝った方の要求を呑むという条件でじゃんけん勝負を持ち掛けます。ステフとのじゃんけん勝負に勝った空はステフに対して自分に惚れろと要求。

ルールによって自分に惚れたステフに自分達を王宮に住まわせる事に成功した空は、世界に16の種族がと国があり、その中で魔法が使えない人間種(イマニティ)の国『エルキア』は最下位である事をステフから知らされます。それを聞いた空はとりあえずエルキアで王様になる事を決意します。

空と白は、次期国王の座を賭けた最後の挑戦者とのギャンブルに勝利したクラミー・ツェルの戴冠式に乗り込み、クラミーが人類種ではない種族の力を借りてイカサマしている事を告げます。

戴冠に異を唱えた空と白に対してクラミーは二人にチェス勝負を持ち掛けますが、それはただのチェスでは無く意思のあるチェスでした。通常のチェスとは異なる不規則な駒の動きに白は為す術無く敗れるかに見えましたが、ストラテジーゲームである事を理解した空の機転により一気に戦局を覆します。

空の機転によりクラミーとの次期国王の座を賭けたゲームに見事勝利を収めた空と白は、紆余曲折あって二人で人類種(イマニティ)の国『エルキア』の国王となります。エルキアの戴冠式で全世界に向けて宣戦布告した空と白の元に、この世界の神であるテトが再び現れ、空はテトに対しても神の座を賭け宣戦布告します。

エルキアの国王に即位した空と白は戴冠式で全世界に宣戦布告して以降、国政を全てステフに任せっきりにして日がな一日読書とゲームばかりしていました。それに業を煮やしたステフは二人に真人間化を賭けて様々なゲームを挑み、二人がただ遊んでいたわけではなくこの世界の情報を集めていた事を理解します。

ステフからかつて天翼種(フリューゲル)とのゲームに敗北し、国立エルキア大図書館を奪われていた事を知った空と白は、それを取り戻すべく図書館へと向かいます。

取り戻すべく向かった国立エルキア大図書館で待ち受けていたのはジブリールという名の天翼種(フリューゲル)の少女でした。異世界の知識を餌に勝負を持ち掛ける空にジブリールは己を賭けて天翼種が伝統的に唯一行ってきたゲーム具象化しりとりを提案します。ルールによって天変地異が巻き起こる中、ゲームに勝利した空はジブリールを仲間にします。

世界序列三位である東部連合に目をつけた空と白は、ジブリールから、ゲーム内容の記憶を消される事、世界最大の国家エルヴンガルドが50年に4度挑み敗北している事、エルキアが10年に8回国土を賭けて敗北している事を聞かされます。ステフから渡された前王の隠し部屋の鍵によって、前王は記憶が消されていなかった事、手の内を暴き後継の為に勝負を挑んでいた事が明らかになります。

東部連合『在エルキア大使館』を訪れた空たちはその大使である心を読む種族『ワービースト』の初瀬いづなと初瀬いのに対して大陸にある東部連合全てを要求し、ゲームの内容を知っている事を明かし、失えば家畜同然となる種の駒を賭け宣戦布告します。宣戦布告から一週間後、白以外の記憶から空の存在が無かった事になっていました。

目が覚めるとスマホの連絡先からも、ステフやジブリールの記憶からも存在が抹消されていた事に白は取り乱します。白は空の消えた事による記憶の齟齬を手掛かりに、クラミーとエルフ族のフィールを相手に互いの存在を奪い合うオセロをしていた事を思い出します。ゲームに勝った事で白は空を取り戻し、ゲームによって空の真意を理解したクラミーとフィールが仲間になりました。

東部連合との決戦を前に、空は新たに仲間に加わったクラミーとフィールに対して自己紹介を求めます。クラミーとフィールは幼馴染であり、奴隷と主人という関係である事を明かしました。東部連合との決戦の為に再び訪れた『在エルキア大使館』で空たち一行を待ち受けていたゲームは、バーチャル空間内で行われるFPS(ファーストパーソンシューティング)でした。

FPSでいづなと戦う空たち一行は、跳弾すら利用する圧倒的な白の射撃能力によって優勢かと思われましたが、外部から情報を得ているいづなに裏をかいた筈の攻撃も難なく躱され、隙をつかれ空を庇った白が被弾してしまいます。白の被弾がブラフである事を読み取った空は、白を撃つ事でいづなの隙を突くことに成功します。

追い詰められたいづなは奥の手である物理限界をも超える力『血壊』を発動し、その圧倒的な力を前に空と白は為す術無く倒されてしまいます。勝利を確信したいづなを気を失ったステフが撃ち空たち一行が勝利を収めます。東部連合とのゲームに勝ったはエルキアに対して即時報復を行うという東部連合に対して、空はコイントスで決める事を提案し、引き分けにする事で当初の目的であるエルキア連邦を設立する事に成功しました。

アニメ1期の最後に原作6巻の内容を入れた事により続編に繋げるのは難しいと言われている『ノーゲーム・ノーライフ』ですが、アニメ２期の続編の可能性はあるのでしょうか。『ノーゲーム・ノーライフ』のアニメ２期の続編が実現可能であるかどうか、様々な角度から考察していきます。

劇場版アニメーション『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』は、2017年7月15日より全国61館から178館まで拡大し、興行収入７億円の大ヒットを打ち出しました。今年2018年2月23日より発売中のBlu-ray＆DVDも売り上げは好調で、Amazonのレビューでも軒並み高評価です。

アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』のブルーレイの売り上げは1巻が10000枚超、全巻平均約7000枚と5000枚以上なら次回作に期待出来るとされている中で、続編に非常に期待出来る数字を叩き出しています。映画『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』もアマゾンランキング上半期8位というこちらも続編がかなり期待出来る高評価です。

テレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』、劇場版アニメーション『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』を手掛けた制作スタジオ『マッドハウス』は、ワンパンマン、魔法科高校の劣等生など数多くのヒット作を手掛けてきた日本のアニメ制作会社です。現在『オーバーロードⅢ(3期)』が2018年7月10日からTOKYOMX、BS11他にて好評放送中です。

昨年大ヒットした劇場版アニメーション『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』の影響もあってか、Twitter上では今も『ノーゲーム・ノーライフ』の二期を待望する声は多いようです。その一部をご紹介します。

アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』を未視聴の方も映画や原作、コミックなどから入り、2期を待望する声もあるようです。

異世界召喚ものというジャンルの人気はアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』が終わって4年経った今も続いているようです。

こちらは最近アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』を見た新規のファンの方のアニメ2期を待ち望む声です。

アニメ最終話が続編が無ければ成立しない終わり方だった事も、2期を待望する声の要因になっているようです。

主人公『空』を演じる声優松岡禎丞は癖のあるキャラを演じる事に定評があるので、こんなファンの声もあります。

もちろん、アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』放送終了後からずっと2期を待ち続けている声もあります。

アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』2期を待望する余り嘘の２期制作発表をしてしまう人も中にはいるようです。

ブルーレイが売れたのに何故2期をやらないのかという疑問の声もあります。16000枚という数字はそれだけ期待出来る数値という事ではないでしょうか。

アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』は2014年に放送終了していますが、人気の異世界召喚ものという事もあり、ｄアニメストア、Amazonプライムなど見る手段も多いので、新規のファンが増え続け今なおアニメの続編を待ち望むという結果に繋がっているようです。

テレビアニメ『ノーゲーム・ノーライフ』が2014年6月25日に放送終了を迎えてから約４年が経過しました。長く間を空けてしまうと作品自体が忘れ去られるという事もあるので、インターバル期間は2期決定の要とも言えるのではないでしょうか。ではここで他作品のテレビアニメ2期、3期開始までのインターバル期間に注目してみましょう。

こちらは来月2018年10月5日からTOKYOMXほかにて放送が決定している『とある魔術の禁書目録Ⅲ(３期)』のキービジュアルです。前期２期の放送終了から約7年のインターバルを経て今回の続編の放送になるわけですが、この７年間の間全く動きが無かったわけではありません。

こちらは『とある魔術の禁書目録Ⅱ』放送終了後から約2年後の2013年2月より全国ロードショーで放映された、劇場版『とある魔術の禁書目録～エンデュミオンの奇蹟～』のキービジュアルです。この放映から約2ヶ月後、『とある科学の超電磁砲』の続編『とある科学の超電磁砲S』が同年2013年4月より2013年9月まで放送されました。続編、外伝を計上に入れて換算するとインターバル期間は７年ではなく、５年という計算になります。

こちらも来月放送が決定している『ソードアート・オンライン～アリシゼーション編～』のキービジュアルです。前期２期より約4年のインターバルがありますが、2017年2月18日より全国ロードショーで公開された劇場版『ソードアート・オンライン～オーディナルスケール～』を含めればインターバル期間は約1年という事になります。劇場版が作られると続編が出る可能性が上がるという事かもしれません。

これまで『ノーゲーム・ノーライフ』アニメ2期決定の可能性について考察してきました。劇場版アニメーション『ノーゲーム・ノーライフ・ゼロ』の大ヒット、原作ライトノベルのストック数、Twitterの反応、ブルーレイの売り上げなどの点から考察すると、これは2期も期待出来るのではないでしょうか。早ければもしかすると今年の年末には『ノーゲーム・ノーライフ』アニメ2期制作決定が発表される事もあるかもしれません。