【刃牙】末堂厚は刃牙と戦った最初のキャラ?強さや加藤清澄との関係は?

以下では、「刃牙」の末堂厚の強さなどを紹介します。主人公・範馬刃牙の最初の対戦相手であり、フルコンタクト系空手の日本王者である末堂厚。神心会門下であり、加藤清澄は同期です。本文では、「刃牙(バキ)」から末堂厚の強さや刃牙との対戦についてネタバレ紹介します。その他、神心会の同期で仲間である加藤清澄との関係や、最凶死刑囚・ドリアンとの対戦結果などもまとめました。

【刃牙】末堂厚は刃牙と戦った最初のキャラ?強さや加藤清澄との関係は?のイメージ

目次

  1. 末堂厚とは?
  2. 末堂厚は刃牙と戦った最初のキャラ?戦績を紹介
  3. 末堂厚の強さや技
  4. 末堂厚と加藤清澄や愚地独歩との関係
  5. 末堂厚の名言
  6. 末堂厚の声優
  7. 末堂厚に関する感想や評価
  8. 末堂厚まとめ

末堂厚とは?

「刃牙(バキ)」の末堂厚の紹介・イメージ画像

空手の全国大会・決勝戦にて、範馬刃牙と壮絶な試合を繰り広げた末堂厚。愚地独歩が立ち上げた神心会空手の使い手であり、加藤清澄とならぶ実力者です。また、「刃牙(バキ)」では、範馬刃牙と最初に戦ったキャラとしても注目されています。以下では、「刃牙(バキ)」の末堂厚の強さや必殺技、戦績などを紹介します。その他、加藤清澄や師範の愚地独歩との関係、遊園地を舞台に繰り広げたドリアン戦の結果などもまとめました。

刃牙(バキ)の作品情報

2023年9月にシリーズ32年目に突入した「刃牙シリーズ」。1991年から「週刊少年チャンピオン」で連載されている板垣恵介先生の格闘漫画シリーズです。

刃牙(バキ)の概要

第1作「グラップラー刃牙」から第6作「バキらへん」が展開された刃牙(バキ)シリーズ。最強の主人公・範馬刃牙と父・勇次郎を主軸に、あらゆる武術・格闘技による異種格闘技戦を描いています。

刃牙(バキ)のあらすじ

地上最強の男を目指し、己の鍛錬にいそしむファイターたち。地下闘技場では、無敗の高校生チャンピオン・範馬刃牙と挑戦者との戦いで盛り上がりを見せていました。正規の試合では見られない苛烈な試合に熱狂する人々。そんな中、闘技場支配人・徳川光成主催による最大トーナメントの開催が決定します。闘技場には、格闘技の代表者たちが集い、己の実力とプライドをかけて優勝を目指します。

末堂厚のプロフィール

「グラップラー刃牙」からの登場人物で、神心会空手の使い手です。フルコンタクト空手の全国大会で三連覇を達成した実力者であったものの、決勝戦で範馬刃牙に敗退しました。勝利に対する並みならぬ執着から短気な一面が目立つ末堂厚。気性の非常に荒く、試合中に激高することも多いです。また、師範の愚地独歩に対しても反抗的であり、目上への礼儀や敬意が欠如しているものの、師範の教えには忠実です。

同時に、苦行を共にしてきた仲間や友に対する愛情は深く、同期の加藤清澄とは厚い友情を築いています。「バキ」の最凶死刑囚編では、加藤がドリアンに倒されたことを受け、100万人の門下生と共に仇討ちに出でています。この時、末堂厚がドリアン戦の先鋒を務め、ドリアンと激戦を繰り広げました。

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末堂厚は刃牙と戦った最初のキャラ?戦績を紹介

末堂厚の戦績を紹介・イメージ画像

最新シリーズ「バキらへん」まで、数多くのファイターと対戦した範馬刃牙。シリーズ最初の戦いは、フルコンタクト空手の全国大会でした。そして、刃牙と決勝戦を争ったのが、大会4連覇を目指す末堂厚でした。空手の日本王者として、自信満々で試合に挑んだ末堂厚。しかし、相手の未知数の強さに苦戦を強いられます。以下では、「刃牙(バキ)」から、末堂厚と刃牙の試合や末堂の戦績についてネタバレ紹介します。

末堂厚の戦績①範馬刃牙戦

フルコンタクト系空手大会にて3連覇中の末堂厚。次は4連覇を目指しており、試合前から気合を入れながら練習にいそしんでいました。しかし、気合を入れすぎたせいでミットの受け子を飛ばしてしまい、周囲から注意を受けます。一方、決勝戦の対戦相手は、空手をはじめて1か月しか経っていない範馬刃牙でした。絶対王者との対戦と初優勝を目前に控えながら、リラックスした様子を見せる刃牙。

バナナや炭酸抜きコーラなどハイカロリーな食べ物を次々と口に入れ、周囲を驚愕させます。空手歴だけをみれば末堂厚の優勝は間違いないでしょう。しかし、相手は素人でも油断はできません。そこで、優勝を確実にするべく、身体能力の向上が見込めるテンプレートとマウスピースを装着します。会場入りすると、刃牙から歯医者嫌いを揶揄されてしまい、末堂は怒りを覚えます。

そして、怒りが収まらないまま試合が開始され、末堂はさっそく右へ正拳突きを繰り出します。しかし、刃牙にカウンターをかけられ、右肩に飛び蹴りを受けました。場外へ吹き飛ばされ、そのダメージで右肩を脱臼しました。審判もそれとなく気が付いており、このままでは末堂の棄権が言い渡されてしまいます。そこで、末堂は自力で右肩の脱臼を治します。また、テンプレートを噛み砕き、本気を見せ始めました。

冷静さを取り戻したことで、フェアな勝負で決着をつけることに決めた末堂。本来の空手に戻ったとたん、刃牙と互角の戦いを繰り広げました。そして、刃牙の右後ろ回し蹴りをガードし、左足へ足払いを仕掛けます。身体のバランスを崩された刃牙。しかし、その時に生じた回転を利用し、末堂の顔面へ左回し蹴りを打ち込みます。その後、バランスが取れなくなった刃牙は倒れ込み、強烈な蹴りの衝撃で末堂も膝をついてしまいます。

末堂厚と刃牙の試合・イメージ画像

ここまで冷静さを保ったことで、本来の力を発揮できた末堂。しかし、対戦相手の範馬刃牙の圧倒的な強さに打ちのめされます。自分の空手が刃牙に通用しない現実を突きつけられ、勝利が遠のいていくことを感じます。そこで、是が非でも勝利を手に入れるべく、並みならぬ執着心からルールを破る行動に出ました。ダウンから立ち上がろうとする刃牙に襲い掛かり、あらゆる技を使って打ちのめそうとします。

倒れた相手への攻撃はルール違反であったものの、刃牙との一戦でプライドを傷つけられた末堂にそのような認識はありませんでした。また、刃牙もプロレス技のボー・アンド・アローで応戦し、反則を行った2人は厳重注意を受けました。その後、定位置に戻って試合が再開されると、末堂の連撃が始まります。急所を手刀で攻撃したり、強烈な回し蹴りを繰り出して刃牙をダウンさせるも、すぐさま起き上がってしまいます。

刃牙のタフネスに苦戦する末堂は、4連覇達成の可能性がなくなることを覚悟で、ある行動に出ます。それは、大会で禁じられている顔面への攻撃であり、刃牙を失神させるにはそれしかありませんでした。せまりくる刃牙の顔面へ正拳突きを決めた末堂。しかし、刃牙の奥歯を折る程度のダメージしか負わせることができませんでした。同時に、正拳突きを繰り出した拳を破壊され、大ダメージを負います。

拳を破壊されて攻撃力が弱まった末堂に、刃牙が反撃を開始します。最後は、刃牙の連打に打ちのめさせ、右上段の回し蹴りを顔面に受け失神しました。試合結果は刃牙の勝利となり、末堂の4連覇は叶いませんでした。一方、試合観戦に来ていた愚地独歩は、刃牙が地下闘技場のファイターだと察します。失神から目覚めた末堂は、試合が終わったことを知らず、刃牙との戦いを続けようとします。

是が非でも勝利をものにしようと闘志を燃やす末堂でしたが、師範の独歩の手で再び失神させられます。この大会は、範馬刃牙の優勝、末堂厚の準優勝で終わり、この点に関しても末堂はいら立ちを隠せませんでした。また、大会の設立者である独歩も、一門以外から優勝者が出てしまったことに悔しさをにじませます。

末堂厚の戦績②範馬勇次郎戦

地下闘技場にて、愚地独歩と範馬勇次郎との戦いが行われました。神心会空手の創始者である独歩に対し、勇次郎は地上最強の生物と言われたファイターです。序盤こそ独歩が有利に見えたものの、後に勇次郎には神心会空手が通用しないことが判明します。このまま試合を続けても、独歩の負けは目に見えていました。その時、観客席にいた末堂厚は、師範が負けてしまうという不安から試合に乱入します。

末堂の勝利への執念は、空手そのものも含まれ、自身が極めた空手が勇次郎に負けることを認めたくなかったでしょう。勇次郎の背後から襲い掛かり、手刀を仕掛ける末堂厚。しかし、勇次郎のカウンターが決まり、顔面に強烈なパンチを食らって失神しました。その後も独歩と勇次郎の試合は続行し、独歩は心肺停止の重傷を負って敗北しました。

末堂厚の戦績③ドリアン戦

第2作「バキ」では、地下闘技場のファイターと最凶死刑囚との戦いが繰り広げられていました。相手は何でもありの残忍な強者揃いで、刃牙も苦戦を強いられます。死刑囚との戦いを命じた徳川光成も、ファイターたちの不甲斐なさに怒ります。彼らを屋敷に招集して説教を施す光成。一方、徳川邸周辺では、死刑囚の1人ドリアンがうろついており、徳川邸の襲撃を目論んでいました。

屋敷の護衛隊全員がやられる中、独歩や加藤清澄たちが対峙します。その後、加藤がドリアンを追跡し、アジト戦に持ち込みました。最初こそ互角な戦いを見せるも、次第に劣勢を強いられる加藤。そして、圧倒的な強さを誇るドリアンを前に加藤は敗北し、道場のサンドバックに閉じ込められました。さいわい、異変を感じた烈海王によって加藤は救助されたものの、すでに生命の危機に瀕していました。

加藤清澄の敗北と残忍すぎる仕打ちは、彼を慕う門下生の怒りを買い、神心会総出でドリアンへの復讐に乗り出します。そこで、遊園地を貸し切り、そこでドリアンとの決着をつけようと計画します。一方、何も知らないドリアンは、門下生のタクシーに乗せられて遊園地に入りました。コーヒーカップに乗って遊んでいる中、怒りを露わにする末堂厚が登場します。

同期であり、親友でもある加藤が散々に打ちのめされたことを受け、ドリアンへの憎悪をたぎらせる末堂。死を覚悟してドリアンとの戦いに挑みます。まずは、ドリアンを乗せたコーヒーカップを蹴り飛ばし、顔面に強烈な正拳突きを繰り出します。ドリアンのガードもものとせず、怒りに身を任せて攻撃を続けました。末堂の計り知れない強さを恐れ、ドリアンは逃亡を図ります。

俊足の末堂はすぐさま追いかけ、ジェットコースターに到達しました。足場が不安定なことから、恐怖を感じる末堂。しかし、加藤の仇を討つためにも覚悟を決めます。前方にはドリアン、後方には末堂が位置し、落下と同時にドリアンの姿が消えました。あたりを見渡している間にドリアンに後方を取られ、裸締めにされてしまいます。しかし、ジェットコースターの回旋を利用して何とか技を解きました。

さらに三戦(サンチン)で不安定な足場で安定した姿勢を作り、ドリアンへ正拳突きを決めました。末堂が優勢に見えた矢先、ドリアンは末堂をかかえてジェットコースターから落下します。何とか体勢を整えようとするも、思うように身動きが取れない末堂。地面に叩きつけられた衝撃へドリアンの体重も重なり、末堂は戦闘不能に陥りました。

一方のドリアンは、落下直前にアラミド繊維などで落下の衝撃を和らげており、ダメージを負うことがありませんでした。ドリアンの知力に敵わず、壮絶な敗北となった末堂厚。その後は、師範の愚地独歩がドリアンに挑みます。また、病院で治療を受けていた加藤清澄も駆けつけ、ドリアンとの再戦にこぎつけます。烈海王によって九死に一生を得た加藤。身体がボロボロになっても、闘争本能だけは衰えていません。

ドリアンを倒すことは不可能と思われた矢先、加藤は自身の強さである凄まじい闘争心でドリアンに挑みます。末堂や愚地との戦いですでに重傷を負っていたドリアン。同じく重傷を負いながらも気力で攻めてくる加藤に恐怖を覚えます。そして、最後はドリアンが自ら負けを認め、加藤清澄の仇討ちが果たされました。

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末堂厚の強さや技

末堂厚の強さや技の紹介・イメージ画像

神心会の門下生で、加藤清澄に並ぶ実力者である末堂厚。加藤と同様、勝利への執念が凄まじく、空手の試合でも小細工を施しています。一方、加藤とは異なり、相手を痛めつけるために道具を使うことはせず、正々堂々と戦うスタンスを貫いているでしょう。以下では、「刃牙(バキ)」の末堂厚の強さや能力について紹介します。その他、空手の日本王者らしい技がさく裂した、末堂厚の必殺技もまとめました。

末堂厚の強さや能力

フルコンタクト系空手の日本一に輝いた実績を持つ末堂厚は、身長205cm、体重130kgと格闘家として恵まれた体格の持ち主です。また、凄まじいパワーの持ち主であり、ベンチプレス270kgを持ち上げたり、100m走を素足で11秒で走り切る健脚も秘めています。このように、強靭な肉体・身体能力を秘める末堂厚ですが、彼の強さはメンタルでも見ることができます。

例え試合に負けても、勝利に対する執着心が失せることのなかった末堂厚。身体能力を30%向上させるテンプレートを装着するなど、勝つための小細工にも手を抜きません。一方、プライドが高く激高しやすいことが欠点でしょう。対牙戦で師範の愚地独歩から忠告を受けた末堂。しかし、目上への敬意が欠如している末堂は素直に聞き入れるどころか、いら立ちを露わにしています。

勝利にこだわるあまり、頭に血が上りやすくなっている末堂ですが、冷静な時ほど本来の実力を発揮できる特徴があります。冷静時には打ち方も丁寧になり、持ち前の身体能力もあいまってパワーを向上させることが可能でしょう。

末堂厚の必殺技

フルコンタクト空手の日本王者である末堂といえば、強烈な回し蹴りや突きがあげられるでしょう。オープンな試合では、ルール上使用できない技があり、本来の実力を発揮しにくかった末堂。しかし、ルール無用のドリアン戦では、あらゆる技を駆使してドリアンを追い詰めています。果たして、末堂厚にはどのような必殺技があるでしょうか。以下では、「刃牙(バキ)」の末堂厚の必殺技について紹介します。

必殺技①後ろ回し蹴り

末堂厚が得意とする技で、刃牙をダウンさせています。冷静さもあいまってかなりの威力を発揮したものの、刃牙は辛うじて起き上がることが出来ました。タフネスの刃牙に大ダメージを負わせた末堂厚の必殺技です。

必殺技②正拳突き

フルコンタクト空手の大会では、顔面への打撃攻撃は禁じられていました。しかし、勝利を求めるあまり我を忘れた末堂に、そのような配慮はありません。勢いあまって刃牙の顔面へ強烈な正拳突きを繰り出しました。この衝撃で刃牙の奥歯を折ってしまうものの、末堂自身も拳をやられています。また、最凶死刑囚・ドリアンとの一戦でも繰り出され、ドリアンの体勢を崩すほどの威力を発揮しました。

必殺技③三戦(サンチン)

「バキ」最凶死刑囚編で登場した技であり、船上など足元の悪い場所での戦いに有利な立ち方です。作中ではドリアン戦で繰り出され、足場の安定しないジェットコースター上での戦いで活用されました。

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末堂厚と加藤清澄や愚地独歩との関係

末堂厚と各キャラとの関係を考察・イメージ画像

神心会空手の門下生であり、フルコンタクト系空手の日本一に輝いた実績を持つ末堂厚。「刃牙(バキ)」では、範馬刃牙の最初の対戦相手、加藤清澄の仇討ちとしてドリアンと戦ったエピソードが有名でしょう。格闘シーンこそ少ないものの、どの戦いでも圧倒的な強さを見せつけ、劣勢に追い込むことに成功しています。以下では、「刃牙(バキ)」から、末堂厚と加藤清澄、愚地独歩、愚地克己との関係をネタバレ考察しました。

末堂厚と加藤清澄の関係

加藤清澄は、神心会空手の門下生であり、最大トーナメントにも出場した実力者です。末堂厚とは同期であり、親友・仲間として良好な関係を築いています。末堂と同様、勝利を求める姿勢を持ち、そのために危険な技の使用も厭わない加藤。型やルールに囚われない戦闘スタイルから、「デンジャラス・ライオン」「神心会の異端児」と呼ばれています。

また、神心会から離れていた時期があり、裏社会の用心棒を務めながら、己の実力を磨いてきました。このように、正規の空手選手としては問題点の多い加藤清澄。しかし、末堂とは対照的に師範に敬意を持ち、仲間意識の高さから門下生から慕われています。そして、サンドバック事件が起きた際には、加藤の仇討ちとして神心会全員が出動しました。

末堂厚も、友であり仲間である加藤の仇を討つべく、ドリアン戦の初戦に名乗り出ました。その後、独歩の奮闘もあってドリアンを追い込んだものの、最終的には加藤の手で敗北に追い込みました。

末堂厚と愚地独歩の関係

神心会の総帥であり、門下生には末堂厚、加藤清澄等がいます。空手に人生を捧げてきた武道家であり、過去には地下闘技場のファイターとしても活躍しました。また、単身で虎を倒した偉業から「虎殺し」などの異名をつけられ、武術界の生ける伝説となっています。現在は一線を退いているものの、その強さはいまだ衰えておらず、最大トーナメント戦にも出場しました。

また、末堂と刃牙が戦ったフルコンタクト空手の全国大会の創設者でもあります。自身もファイターだった経歴から、刃牙の計り知れない強さを察していた独歩。自身満々の末堂に対して忠告を行うも、末堂に反発されていました。このやり取りから、末堂には師範に対する敬意はないと読み取れるでしょう。

末堂厚と愚地克己の関係

愚地独歩の養子であり、規格外の身体能力と恵まれた才能を持ち、「最終兵器(リーサルウェポン)」の異名がつけられました。作中では空手の天才とも評されるも、才能を鼻にかけた言動が目立ち、戦績も芳しくありません。一方で、神心会の門下生からは慕われており、特に末堂は克己を尊敬しています。最大トーナメント戦でも加藤と共に克己の試合の応援に駆け付けました。

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末堂厚の名言

末堂厚の名言を紹介・イメージ画像

空手家として恵まれた体格や闘争心の他、武道家としてのプライドの高さもうかがえる末堂厚。勝利への執着心は高いものの、正々堂々と戦うことを信条とする姿がかっこいいでしょう。また、非常に仲間思いであり、加藤清澄がドリアンに倒された際には、真っ先にドリアン戦に名乗りを上げました。以下では、「刃牙(バキ)」から末堂厚のかっこいい名言や名セリフを紹介します。

末堂厚の名言①「サッサとおッぱじめようぜ…」

師範の愚地独歩が創立した大会は、空手の日本一を決める大会でもあり、末堂厚は4連覇を目指していました。また、愚地としても自身が作った大会で教え子を優勝させたいと思っていました。しかし、刃牙の台頭により、末堂の優勝が難しくなります。最初こそ己の強さに自信を持ち、師範の忠告にも反発していた末堂。いざ試合が始まると、刃牙の計り知れない強さに打ちのめされます。

投げ飛ばれた衝撃で、右肩を脱臼してしまうも、ここで引き下がる末堂ではありません。自ら外れた関節を治し、試合を再開させた末堂。勝つために装着していた小細工を全て外し、全力で戦うことを宣言しました。また、冷静さも取り戻し、末堂厚の本来の強さが発揮されたでしょう。

サッサとおッぱじめようぜ  パーフェクトナチュラルパワー同士でよ

末堂厚の名言②「今日は死んだって…」

同期で仲間である加藤清澄の窮地を知り、ドリアンの討伐に出た神心会。貸し切り遊園地を舞台にドリアンとの壮絶な戦いが始まりました。先鋒は末堂厚が務め、ドリアンへ怒りを露わにします。同時に、親友である加藤のためなら死んでもいいと、男気も見せつけました。末堂厚の強さやかっこよさがもっとも現れた名シーンでもあります。

今日は死んだっていい

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末堂厚の声優

末堂厚の声優のイメージ画像

「グラップラー刃牙」は、2001年と2018年の2度にわたってテレビアニメが制作されました。アニメ2作目では、第2作「バキ」以降のエピソードも映像化され、多くの注目を集めています。以下では、「刃牙(バキ)」から、末堂厚のアニメ声優のプロフィールや出演作品を紹介します。

末堂厚の声優①永野善一

声優・永野善一さんのイメージ画像

アニメ第1作の末堂厚の声優・永野善一さんは、1972年生まれ、京都府出身の声優で、1990年代から活動を行っています。声優・永野善一さんの主な出演作品は、アニメ「永久少年 Eternal Boys」幹本和也役、「魔法使い黎明期」トーレス・ナダ・カディオ役、「オーバーロード」バジウッド・ペシュメル役、「進撃の巨人」アウリール役等です。

末堂厚の声優②乃村健次

末堂厚のアニメ2作目の声優・乃村健次さんのイメージ画像

アニメ第2作の末堂厚の声優・乃村健次さんは、1970年生まれ、岡山県出身の声優で、養成所を経て1990年代から活動しています。声優・乃村健次さんの主な出演作品は、アニメ「夢のクレヨン王国」カメレオン総理役、「ワンピース」ジャック、コウシロウ(2代目)役等です。また、「グラップラー刃牙(第1作)」では、範馬勇次郎役を演じました。

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末堂厚に関する感想や評価

末堂厚に関する感想や評価・イメージ画像

作中での戦績は少ないものの、空手の日本王者としての強さやプライドで相手を圧倒した末堂厚。特に、遊園地を舞台に繰り広げられたドリアン戦で、その実力がおおいに発揮されました。足場が不安定な中、最後まで戦い抜いた末堂厚。最後は壮絶な敗北となってしまったものの、彼の男気あふれる戦いぶりがファンを魅了しました。以下では、「刃牙(バキ)」の末堂厚に関する感想や評価を紹介します。

感想1:末堂厚が好き

「刃牙(バキ)」の初期キャラクターであり、範馬刃牙の最初の対戦相手として知られる末堂厚。最凶死刑囚編でのドリアン戦も注目され、ジェットコースターを舞台にした壮絶な一戦でファンを魅了しました。独歩や加藤などの主要キャラを輩出した神心会の門下生であり、SNSでは末堂厚が好きとの声も多く見られます。また、ドリアン戦以降の登場にも期待が高まっています。

感想2:序盤から出ていたことに驚き

「刃牙(バキ)」の末堂厚といえば、加藤清澄の仇討ちにでたドリアン戦とジェットコースターの戦いが有名であり、序盤からの登場人物であることに驚いたとの声も見られます。刃牙シリーズ最初の戦いであり、刃牙との壮絶な一戦が繰り広げられた空手の試合。最初こそ、末堂厚の強さが強調され、刃牙を苦戦させる展開こそあったものの、試合が進むにつれて刃牙の優勢となり、末堂厚の敗北が決まりました。

感想3:実力ではドリアンに負けていない

ドリアン戦では負けてしまった末堂厚ですが、SNSでは実力では負けていない、相手が悪かったという意見も寄せられています。また、末堂とドリアンの戦いの舞台は、稼働中のジェットコースターという戦闘にはかなり不利な状況でした。末堂にとっても実力を発揮しにくい場所であり、その点も末堂の敗北の原因になったと考えられるでしょう。もし、地上で戦ったならば、2人の対戦も違う結果になったと推測されます。

感想4:勇次郎との対戦を忘れていた

作中での戦績は少ないものの、多くの見せ場が描かれた末堂厚。最大トーナメント戦では、範馬勇次郎に戦いを挑んだこともありました。しかし、戦闘シーンとは言い難いほど短い展開だったため、そもそも勇次郎との対戦と言えるのか、読者によって判断が分かれています。一方、SNSでも末堂厚と範馬勇次郎が対戦していたことを改めて知った、それまで忘れていたとの声も見られ、末堂の戦績としてはあっけないものでしょう。

感想5:刃牙との対戦エピソードが好き

刃牙シリーズの序盤にて、主人公・刃牙の対戦相手として登場した末堂厚。数ある対戦の中でもファンからの人気が高いエピソードであり、作中では数少ないオープンな試合となっています。空手をはじめて1ヵ月ほどの刃牙に対して、末堂は日本王者の実力者であり、最後まで壮絶な戦いが繰り広げられました。一体、どちらが勝つのか、お互いに一歩も譲らない白熱した試合がファンを魅了しています。

感想6:完成度の高い一戦

ストーリーを追うごとにバトルも過激化し、手に汗握る展開が繰り広げられた刃牙(バキ)シリーズ。しかし、序盤で描かれた刃牙と末堂厚によるフルコンタクト系空手大会も、根強い人気を誇っています。SNSでは、シリーズ最初の試合でありながら、完成度がものすごく高いと評されています。末堂厚の日本王者としての貫禄はもちろん、末堂を上回る刃牙の描き方まですごいと評され、漫画のお手本とも言われています。

感想7:ドリアンとの対戦が好き

加藤清澄のサンドバック事件を受けて勃発したドリアンと神心会の戦い。貸し切りの遊園地を舞台に、異色の戦いが繰り広げられました。末堂といえば、ドリアン戦の印象が強く、戦った場所やジェットコースターからの落下など、衝撃的なシーンも多く描かれました。また、末堂をはじめ、メインキャラがいい味を出しているとも評され、ドリアンと神心会の戦いが一番好きとの声も見られます。

感想8:三戦のイメージが強いキャラ

船上での戦いから編み出された三戦。足場の悪い場所での戦いにおいて姿勢を安定させる技であり、作中では末堂と独歩が使用しています。一方、ファンからは三戦といえば末堂のイメージが強く、ジェットコースターという通常の戦闘ではありえない場所での使用が両者を結び付けたでしょう。いつ落下してもおかしくない状況の中、三戦を用いて攻撃を繰り出した末堂。彼の強さがもっとも発揮されたシーンでしょう。

感想9:相手が悪いイメージ

作中では全ての戦いで敗北している末堂厚。しかし、刃牙やドリアン戦では最後まで互角の戦いを繰り広げ、空手の日本王者に相応しい強さを見せつけています。また、師範には反抗的であるものの、教えには忠実であるとも言われています。一方、末堂が戦った相手は、全て作中最強キャラであり、末堂が負けるのも無理はないでしょう。SNSでは戦う相手が悪いとの評されており、末堂厚の印象にもなっています。

感想10:末堂厚のメイン回が見たい

ドリアン戦にて、ジェットコースターから落下した末堂厚。見るからに瀕死の重傷であり、その後、末堂がどうなったのは作中で言及されていません。もしかしたら、加藤と同じく独歩の手伝いとして再登場する可能性もあるでしょう。「刃牙(バキ)」の初期のキャラクターであり、根強い人気を誇る末堂厚。末堂をメインにしたエピソードも見たいとの声も見られ、本編への再登場にも期待が高まっています。

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末堂厚まとめ

「刃牙(バキ)」の末堂厚まとめ・イメージ画像

「刃牙(バキ)」の末堂厚の強さや刃牙との対戦、加藤清澄との関係やドリアン戦などを紹介しました。範馬刃牙の最初の対戦相手であり、登場時から圧倒的な強さを見せつけた末堂。最後は刃牙に敗北するという残念な結果に終わったものの、闘争心は失せることがありませんでした。師範に敬意を払わないなど礼儀に欠けるものの、仲間意識は非常に高く、ドリアン戦では命を投げ打つ覚悟を見せました。

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