【刃牙】加藤清澄は神心会のデンジャラス・ライオン!強さやサンドバッグ事件とは?

以下では、加藤清澄の強さや刃牙での戦績などを紹介します。神心会の元門下生で、勝利のためなら手段を選ばないスタイルかからデンジャラス・ライオンの異名が付けられた加藤。一方、作中の戦績から弱いとも言われています。本文では、「刃牙(バキ)」の加藤清澄の強さや必殺技などを紹介します。その他、作中での戦績や最凶死刑囚・ドリアンと対決したサンドバッグ事件の概要もまとめました。

【刃牙】加藤清澄は神心会のデンジャラス・ライオン!強さやサンドバッグ事件とは?のイメージ

目次

  1. 加藤清澄は神心会のデンジャラス・ライオン
  2. 加藤清澄は弱い?強さや必殺技を考察
  3. 加藤清澄のサンドバッグ事件やモデル
  4. 加藤清澄の戦績
  5. 加藤清澄のアニメ声優
  6. 加藤清澄に関する感想や評価
  7. 加藤清澄まとめ

加藤清澄は神心会のデンジャラス・ライオン

「刃牙」の加藤清澄の紹介・イメージ画像

愚地独歩の弟子であり、デンジャラス・ライオンのあだ名がつけられた加藤清澄。勝利のためなら凶器の使用や急所を狙った攻撃も厭いません。一方で、作中では敗北が目立ち、弱いとも評されています。以下では、「刃牙(バキ)」から、空手家・加藤清澄の強さや能力、必殺技などを紹介します。その他、加藤が窮地に陥ったサンドバッグ事件や、最凶死刑囚・ドリアン戦の結末もまとめました。

刃牙(バキ)の作品情報

2021年にシリーズ連載30年を迎えた「刃牙(バキ)」。板垣恵介先生による異種格闘技を描いたシリーズで、「週刊少年チャンピオン」にて連載されています。

刃牙(バキ)の概要

「地上最強は誰か」をテーマに掲げ、あらゆる分野の格闘・武術家による熾烈な戦いを描いた「刃牙(バキ)」。第1作「グラップラー刃牙」から始まり、2023年8月にはシリーズ6作目「バキらへん」が開始され、根強い人気を誇っています。

刃牙(バキ)のあらすじ

己の格闘技術を試すべく、東京ドームの地下闘技場に集う男たち。そこではルール無用のアウトローな試合が行われ、多くの観客でにぎわいを見せていました。ファイターは、武道の達人からプロの格闘家が顔を連ねる中、17歳の高校生・範馬刃牙もいました。若輩ながら、圧倒的な強さで無敗チャンピオンと評される刃牙。さらなる強さを追い求めて、闘技場を舞台にした最大トーナメントの制覇を目指します。

加藤清澄のプロフィール

愚地独歩が総帥を務める神心会の元門下生であり、現在は闇社会の用心棒を務める空手家です。急所を狙った危険な技を繰り出し、勝利のためなら手段を選ばない過激さから「デンジャラス・ライオン」の異名がつけられました。末堂厚は同期であり、空手大会で彼に勝利した範馬刃牙に興味を持ち、神心会に復帰します。まずは、刃牙との対戦に向けて地下闘技場のファイターとなり、最大トーナメント出場権を獲得しました。

刃牙と戦うには、トーナメントを着実に勝ち進む必要があったものの、とあるハプニングにより、加藤の対戦相手が変更されました。また、急遽決まった対戦相手とは相性が悪く、1回戦敗退という結果に終わります。その後は観戦者の1人として、トーナメントの行方を見守った加藤清澄。第2作「バキ」や第5作「バキ道」にも登場しています。

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加藤清澄は弱い?強さや必殺技を考察

加藤清澄の強さや必殺技を考察・イメージ画像

「刃牙(バキ)」の戦士の中で弱いと言われる加藤清澄。彼の戦闘スタイルは、神心会空手をベースにしつつ、目潰しなど卑劣な技も繰り出しています。しかし、彼の卑怯な技は強敵ほど通用せず、この点も弱いと言われる原因となっています。以下では、「刃牙(バキ)」の加藤清澄は弱いのか、強さや能力をネタバレ考察しました。その他、加藤清澄の強さとなっている必殺技もまとめました。

加藤清澄の強さや能力

神心会空手道3段の実力者であり、第5作「バキ道」では4段に昇格したことが明かされた加藤清澄。刃牙たちメインキャラと比べるとまだまだ弱いですが、貪欲に勝利を求める姿勢は誰にも負けません。勝つためなら危険な技も平気で繰り出し、時には暗器も持ち出します。突出した強さこそないものの、急所を的確に狙うなど技の正確さに優れ、伸びしろがあるキャラクターでしょう。

強さや能力①神心会空手

加藤清澄の戦闘スタイルである神心会空手。「虎殺し」の異名を持つ総帥・愚痴独歩の下で修行を積み、一門内での実力はトップクラスです。一方、勝利への執念から危険な技も平気で繰り出し、空手選手としては不良でした。一度は神心会から抜け出し、裏社会に身を投じた加藤。しかし、末堂を倒した刃牙への対抗心から神心会に復帰し、師匠のすすめで地下闘技場の選手になりました。

強さや能力②ケンカ空手

3年間、裏社会で要人のボディガードをしていた加藤清澄。凶器を持った人物との戦いで編み出したのが、ケンカ空手でした。この技は、最強死刑囚・ドリアン戦で大いに発揮され、相手の卑劣な攻撃を前にケンカ空手の強さを発揮しました。しかし、相手は加藤を上回る実力と凶悪さを持つファイターです。ドリアンにはケンカ空手は通用せず、加藤は散々に叩きのめされました。

強さや能力③闘争本能

愚地独歩の勧めもあって地下闘技場のファイターとなった加藤ですが、他ファイターと比べると実力は弱い方でした。しかし、内に秘める闘争本能は最強クラスであり、例え相手が格上でも果敢に挑んでいます。そして、加藤の逃走本能がもっとも現れたのが、ドリアン戦でしょう。凶悪性の高いドリアンに立ちふさがった加藤でしたが、実力ではまだまだ弱い方でした。

ドリアンに叩きのめされ、生死を彷徨うほどの重傷を負ってしまいます。しかし、身体はボロボロでも、加藤の意識はまだ闘うための気力が残っていました。加藤の一件を受け、ドリアンの仇討ちに出た一門。病院に運ばれた加藤も車椅子で参戦します。通常であれば起き上がることも難しい状況の中、ドリアンへの闘争心から車椅子から立ち上がった加藤。

ドリアンとまともに戦うことが出来ないことが分かっていながら、それでもドリアンに迫ります。どんな状況に陥っても、決して失せることのない加藤の闘争本能。力技では圧倒的な強さを見せていたドリアンも、化け物じみた加藤を前に恐怖を覚えました。このように、試合や戦闘では実力が弱い加藤清澄ですが、内に秘める波ならぬ闘争心は、彼の最大の強みとなっています。

加藤清澄の必殺技

加藤清澄の必殺技のイメージ画像

加藤清澄の必殺技は、裏社会で用心棒をしていた頃に編み出した技と推測されます。自分より弱い相手ならば、一発で倒すことが可能でしょう。しかし、技の精度の低さや加藤自身の実力不足もあり、格上には通用しないこともありました。果たして、加藤清澄は強いのか、それとも弱い戦士なのでしょうか。以下では、「刃牙(バキ)」の加藤清澄の必殺技をネタバレ紹介します。

必殺技①目潰し

相手の目を狙う加藤清澄・イメージ画像

加藤清澄の必勝技ともいえる目潰しは、その名の通り相手の視界を奪う卑劣な技の1つです。勝つためなら卑怯な技も平気で繰り出す、加藤らしい技と言えるでしょう。作中でも試合序盤に目潰しで一気に追い込もうとするも、相手が格上の場合は上手くいきません。目潰しを交わされた挙句、額で受け止められ、指にダメージを負ったこともありました。

必殺技②紐攻撃

テグスを使って斬り落とす・イメージ画像

裏社会で要人のボディガードをしていた経験から、道具を使用した技も編み出した加藤清澄。その1つが、テグス(釣り糸)を使った紐攻撃です。耐久性の高いテグスは、使い方次第では強力な武器になり、相手を縛り上げる他、肉体を斬り落とすことも出来ます。作中では、ドリアンの耳を紐攻撃で切断しており、殺傷力の高い技でしょう。

必殺技③金的

加藤清澄の戦闘スタイルは、相手の急所を狙い、一気にダメージを負わせることが特徴であり、金的もその1つです。ガードのあまいファイターならば、一撃必殺の強烈な技になりえるでしょう。しかし、目潰しと同様、格上のファイターに当てることは難しい技です。

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加藤清澄のサンドバッグ事件やモデル

加藤清澄のサンドバッグ事件をネタバレ紹介・イメージ画像

加藤清澄といえば、第2作「バキ」最凶死刑囚編で起きたサンドバッグ事件も挙げられるでしょう。ドリアンを倒すべく、彼を尾行してアジトに潜入した加藤。しかし、ドリアンの返り討ちに遭った末、神心会のサンドバッグに閉じ込められる残忍な仕打ちを受けました。以下では、「刃牙(バキ)」から読者を震撼させたサンドバッグ事件の概要と結末をネタバレ紹介します。その他、加藤清澄のモデルもまとめました。

加藤清澄のサンドバッグ事件

サンドバッグに閉じ込められた加藤・イメージ画像

最凶死刑囚の1人であり、凶器を用いた攻撃や残忍な方法で殺戮を繰り返すドリアン。作中でも、徳川邸を爆破させる等、好き放題に暴れ回っていました。そんな彼に目をつけていたのが加藤清澄であり、アジトに戻るドリアンを追跡します。しかし、加藤の奮闘もむなしく、瀕死の重傷を負わされた末、神心会道場のサンドバッグに閉じ込められました。

サンドバッグに入れられた加藤は生死を彷徨うほど危機的状況であり、わずかなダメージが命取りになりかねませんでした。しかし、神心会の門下生たちは、サンドバッグに人間が入っていようなど思いもしません。実は、これこそがドリアンの狙いであり、加藤をサンドバッグに入れた理由は、門下生の手でトドメを刺してもらうためでした。このままでは加藤の命が危ない中、烈海王が異変に気が付きます。

烈海王によってサンドバッグが破られると、中から瀕死の重傷を負った加藤清澄が出てきました。さいわい、サンドバッグが使われる前に救助されたため、加藤は何とか一命を取り留めます。その後、加藤は病院へ運び込まれ、事件を知った神心会によるドリアンへの仇討ちが決行されました。

加藤清澄のモデル

加藤清澄のモデルのイメージ画像

サンドバッグ事件で衝撃的な展開を見せた加藤清澄。彼のモデルは、作者・板垣恵介先生の自衛官時代の先輩と言われています。漫画家になる以前、陸上自衛隊に入隊した経歴を持つ板垣先生。精鋭部隊である第1空挺団に5年間所属していました。また、加藤清澄の攻撃時の叫び声も、自衛官の先輩がモデルと言われています。もしかしたら、加藤の並みならぬ闘争本能も、板垣先生の先輩からインスピレーションを受けたでしょう。

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加藤清澄の戦績

加藤清澄の戦績・イメージ画像

神心会でトップクラスの実力者であり、裏社会で用心棒をしていた経歴を持つ加藤清澄。厳しい世界を渡り歩いてきた過去から、かなりの強さを予感させたでしょう。しかし、作中の戦績はあまり良くなく、それゆえに弱いとも評されています。以下では、「刃牙(バキ)」から、弱いとも言われる加藤清澄の戦績についてネタバレ紹介します。

戦績①本部以蔵の弟子との戦い

加藤と本部の弟子との戦い・イメージ画像

空手の全日本王者であり、空手界では負け知らずだった末堂厚でしたが、ある大会の決勝戦で範馬刃牙と対峙して彼に敗れました。同期の敗北を目の当たりした加藤は刃牙に対抗心を抱くも、刃牙に相手にされません。そこで、加藤の闘争心は本部以蔵に向けられ、彼の弟子と戦うことになりました。柔術で肩関節を決められるも、体勢を変えながら蹴り技を繰り出す加藤。

その後、顔面に強烈な拳を突きつけることで弟子との勝負に勝ちました。次は、師匠である本部以蔵との戦いが勃発し、にらみ合いが始まります。しかし、神心会の門下生が仲裁に入ったことで2人の勝負は引き分けに終わりました。

戦績②愚地独歩との戦い

師匠の独歩から食事に誘われた加藤清澄。神心会を抜け出し、裏社会の用心棒をしていた頃の思い出を語ります。敵はピストルや日本刀などの凶器を持ち、空手よりも10倍スリリングな戦いが楽しめると話す加藤。しかし、自分の空手のスリリングさはピストルの10倍と挑発され、戦闘態勢に入ります。独歩に金的を仕掛けるも、コツカケという技でかわされました。そして、驚いた隙に口へ魚を突っ込まれ、目潰し寸前に追い込まれます。

しかし、目潰しを食らう前に指が引っ込まれました。実は、加藤を神心会に戻すことを考えていた独歩。本気で教え子を倒すつもりはなく、彼を説得させる手段として戦いを繰り出しました。また、加藤が刃牙と戦いたいことも把握しており、地下闘技場への参加を進めます。もちろん、刃牙との対戦を望む加藤に断る理由はありません。刃牙と戦うためにも、まずは神心会に戻って修行をやり直すことに決めました。

一方、独歩と加藤による師弟対決は、第5作「バキ道」でも描かれています。ドリアン戦で瀕死の重傷を負いながらも、空手が出来るまで回復を遂げた加藤清澄。道場を訪れた刃牙と門下生の前で、独歩との組み手を披露しました。先手は加藤が務め、さっそく得意の目潰しを繰り出します。しかし、独歩の額で指を痛め、目潰しは失敗に終わりました。

次に繰り出した蹴りも、加藤の動きを予測した独歩にかわされ、道着を引かれるように倒されます。そして、最後は加藤の顔面に当たらないようにとどめを刺され、勝負がつきました。

戦績③高木との戦い

高木との戦いのイメージ画像

師匠の誘いを受けて神心会に復帰した加藤は、力試しとして自身の先輩で指導員の高木と対戦します。試合前、目潰しの感触について話し始めた加藤。しかし、高木には後輩の脅しは通用しません。そして、組手の開始と同時に。高木による目潰しが襲い掛かります。しかし、加藤は難なくかわすと強烈な手刀を繰り出します。トドメに相手の首に蹴りを入れて、裏社会で培った実力を見せつけました。

戦績④花田純一との戦い

範馬刃牙を倒すことを目標に、地下闘技場のファイターとなった加藤清澄。そんな中、最大トーナメントの開催を聞き、加藤も出場を考えます。まずは、トーナメント出場権の獲得を目指し、花田純一と対戦しました。相手は、本部流実戦柔術の免許皆伝者でるプロレスラーです。試合開始後、関節技を繰り出してきたものの、加藤は金的で応戦しました。

急所を狙った一撃必殺技に悶絶する花田。加藤の強さに圧倒された花田は、トーナメント出場を辞退します。また、2人の戦いは徳川光成も見ており、主催者の判断によって加藤のトーナメント出場が認められました。これで、刃牙との対戦に近づいたと思いきや、思わぬ強敵との対戦が加藤を待っていました。

戦績⑤夜叉猿Jr.との戦い

最大トーナメントが開催され、加藤の初戦はプロボクサーのラベルト・ゲランに決まりました。しかし、試合直前、夜叉猿Jr.が他選手に襲い掛かる事件が起き、ゲランが欠場となってしまいます。そのため、加藤の初戦の相手がゲランから夜叉猿Jr.に変更されました。初戦から波乱の展開となった加藤清澄。相手が凶暴だろうと、いつも通りのプレースタイルを繰り出します。

しかし、肝心の夜叉猿Jr.は加藤に興味を示しません。試合中にも関わらず、親の仇である刃牙を探していました。そして、刃牙の姿を見つけると、加藤を捕まえて刃牙めがけて投げ飛ばします。その直前、加藤も目潰しで応戦するも一歩及ばず、飛ばされた衝撃でダウンしました。夜叉猿Jr.は、加藤との試合を忘れ、刃牙に襲い掛かろうとします。その時、愚地克己が乱入し、夜叉猿Jr.が倒されました。

今度は、克己と刃牙の間で不穏な空気が漂い始めます。新たな戦いが始まろうとした矢先、加藤が立ち上がります。そして、この戦いの決着はトーナメント戦で行うように説得し、自らの初戦敗退を認めました。

戦績⑥ドリアンとの戦い

「グラップラー刃牙」では、刃牙との戦いが予感されるも、その夢を実現できずに終わった加藤清澄。第2作「バキ」では、最凶死刑囚ドリアンとの戦いに挑みました。最凶死刑囚を敗北させるために、彼らとの戦いが持ち込まれた地下闘技場のファイターたち。最大トーナメントの出場戦士が顔を連ね、日本に集結した死刑囚と壮絶な戦いを繰り広げました。

しかし、相手は目的のためなら手段を選ばない残忍な犯罪者であり、今まで経験したことのない戦い方に刃牙たちは苦戦を強いられます。また、徳川光成もファイターたちの不甲斐なさに憤慨し、屋敷に招集して説教しました。このままでは死刑囚たちを倒すことが難しいと思われる中、徳川邸へ不審者が現れます。護衛隊を次々と倒す侵入者の正体は、死刑囚の1人・ドリアンでした。

徳川邸への放火を目論むドリアン・イメージ画像

ガソリンを入れたバケツを持ち、屋敷の放火を目論むドリアン。しかし、背後から愚地克己に襲われ、バケツを蹴り飛ばされたことでガソリンを浴びてしまいます。また、この一戦には加藤も加わり、ドリアンの急所を狙うと同時に、テグスで耳を切断しました。加藤と克己の2人で最凶死刑囚を追い詰めたと思われたものの、2人はアラミド繊維に巻かれて身動きが取れなくなります。

アラミド繊維も鋭い切れ味を持ち、下手に動けば大怪我どころでは済みません。身動きもできず、窮地に陥った加藤と克己。しかし、独歩の手刀によってアラミド繊維が切断され、危機的状況を脱しました。独歩の登場を受け、これ以上の戦いは無駄だと判断したドリアン。体内から手榴弾を吐き出し、徳川邸を爆破しました。

徳川邸が混乱状態になる中、加藤は逃亡したドリアン追いかけ、アジトを突き止めます。勝つためなら残忍な手段も厭わないドリアン。グリスを塗った両手にガラスの破片を纏い、加藤を挑発します。しかし、加藤はドラム缶を蹴り飛ばすことで応戦し、ドリアンに蹴り返されてしまいます。その後、アジトを舞台に戦いが勃発し、加藤はケンカ空手でドリアンに立ち向かいました。

しかし、加藤の実力はドリアンに比べたらまだまだ弱いです。攻撃を難なくかわされ、歌ながら攻撃をしかけられます。闘争心に火がついた加藤は、大量の瓶をドリアンに叩きつけ、さらに蹴り技を決めました。これで加藤に勝機が見えたものの、ドリアンの催眠術にかかってしまいます。ドリアンを打ちのめすことに成功し、勝利に酔いしれる加藤。一方、現実では加藤の方が危機的状況に陥っていました。

幻覚から覚めると首にアラミド繊維が巻かれており、首から大量出血が起きました。さいわい、首は繋がれたままであり、加藤は一命を取り留めます。しかし、これもドリアンの作戦のうちであり、トドメはある人物に刺してもらうべく、加藤をある場所に運び込みました。その頃、神心会道場に入ってきた烈海王。サンドバッグから何かの気配を察し、それを切り裂きました。

すると、サンドバッグから瀕死の重傷を負った加藤清澄が出てきました。アジト戦後、ドリアンの手で道場のサンドバッグに閉じ込められた加藤。その目的は、門下生たちに加藤のトドメを刺してもらうためでした。もし、他の門下生が先にサンドバッグに近づいていたら、加藤はダメージを負うだけでは済まなかったでしょう。しかし、最初に近づいたのが烈海王であり、かつ異変に気が付けたことで救われました。

烈海王の判断により、サンドバッグから救助された加藤清澄。しかし、すでに意識が朦朧としており、生死を彷徨う状況にありました。加藤はすぐさま病院へ送られ、門下生たちは加藤の仇を討つべく、ドリアンの討伐を計画します。そこで、遊園地を貸し切り、神心会選抜の戦士とドリアンを戦わせることにしました。さっそくドリアンを拉致し、遊園地を舞台に戦いが始まりました。

初戦は、加藤の同期である末堂厚であり、ドリアンとの圧倒的な差をみせつけられ敗北しました。次の対戦は、総帥の愚地独歩であり、今度ばかりはドリアンも苦戦を強いられます。戦いは独歩の優勢となり、ドリアンも弱気を見せ始めます。そんな中、車椅子となった加藤が遊園地に駆け付けました。医者の制止を振り切ってでも、ドリアンとの戦いに執念を燃やす加藤。

まだ怪我が治りきっておらず、意識も朦朧として戦える状態ではありません。しかし、目の前にドリアンがいることを知ると、自力で車椅子から立ち上がって襲い掛かります。身体はボロボロであり、意識も朦朧としている中でもドリアンへの闘争心だけは失っていなかった加藤。凄まじい気力でドリアンに迫り、ついには彼に敗北を認めさせました。

これまでの戦績から、地下闘技場のファイターとしては弱い方に分類される加藤清澄。一方、最後まで勝利に執着する闘争心は、誰にも負けない彼の強みとなっています。しかし、重傷を負いながらも戦おうとする姿勢は、狂気に感じるでしょう。

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加藤清澄のアニメ声優

加藤清澄のアニメ声優の紹介・イメージ画像

2001年と2018年にテレビアニメが放送された「刃牙(バキ)」。アニメ2作目では、原作漫画「バキ」以降のストーリーもアニメ化され、新たなファンを獲得しています。作中で、刃牙との対戦が示唆された加藤清澄の活躍も気になるでしょう。以下では、「刃牙(バキ)」の加藤清澄のアニメ声優のプロフィールを紹介します。

加藤清澄の声優①室園丈裕

加藤清澄のアニメ第1作の声優・室園丈裕さんは、1969年生まれ、神奈川県出身の声優です。声優養成所を経て、1990年代から活動を行っています。声優・室園丈裕さんの主な出演作品は、アニメ「マクロス7」マイケル役、「鋼の錬金術師」ヴァトー・ファルマン役、「GROOVE ADVENTURE RAVE」ジャヴァ・レット・ダハーカ役等です。

加藤清澄の声優②勝杏里

加藤清澄のアニメ第2作の声優・勝杏里さんは、1977年生まれ、神奈川県出身の声優で、2000年代から活躍しています。声優・勝杏里さんの主な出演作品は、アニメ「陰陽大戦記」青龍のキバチヨ役、「ときめきメモリアル Only Love」鈴木一太役、「銀魂」カイケイ、田中加兵衛役等です。

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加藤清澄に関する感想や評価

加藤清澄に関する感想や評価・イメージ画像

勝利のために卑怯な技を繰り出しながら、最大トーナメントでは初戦敗退に終わった加藤清澄。ドリアン戦でも瀕死の重傷を負わされ、生命の危機にも直面しました。しかし、持ち前の闘争本能で持ちこたえ、最終的にはドリアンに負けを認めさせています。このような活躍から、加藤清澄は決して弱くない戦士でしょう。以下では、「刃牙(バキ)の加藤清澄に関する感想や評価を紹介します。

感想1:加藤清澄が好き

「グラップラー刃牙」の登場キャラであり、末堂厚の同期である加藤清澄。勝利への執念や狂気を使うスタイルからデンジャラス・ライオンと呼ばれました。作中では刃牙との対戦が示唆されるも、トーナメント敗退後は弱いキャラのイメージが強くなったでしょう。一方、狂犬のような言動やどこか憎めないキャラクター性が人気を集め、加藤清澄が好きとの声も寄せられています。

感想2:強くて真面目な性格

裏社会で用心棒をしていた経歴から、地下闘技場の戦士らしからぬ戦闘スタイルである加藤清澄。試合に勝つためならつかさず急所を狙い、時には凶器を用いることもあります。また、加藤といえば、師匠・愚地独歩に対する敬意や神心会の門下生から慕われている人望の厚さも挙げられるでしょう。SNSでは、加藤の強さや真面目さを評価する意見も寄せられ、決して弱くないキャラクターとも言えます。

感想3:気がついたらモブキャラ扱いになっていた

神心会の門下生のトップであり、刃牙の強敵となりうると予想された加藤清澄。見るからに強そうなオーラを放ち、最大トーナメントで刃牙と戦うことが期待されました。しかし、初戦の相手が悪かったこともあり、加藤は実力を発揮できないまま敗退しました。その後も目立った活躍がなく、モブキャラのような扱いになってしまったと評されています。

感想4:加藤の再登場に感動

最大トーナメント戦では初戦敗退という結果に終わった加藤でしたが、第2作「バキ」最凶死刑囚編にて再登場を果たしています。運悪く、ドリアンに狙いを定めたことで大怪我を負ってしまったものの、最後には闘争本能でドリアンに敗北を認めさせるなど、圧倒的な強さを見せつけました。また、SNSでは、加藤清澄の登場に胸が熱くなったとの感想も見られ、加藤の人気の高さがうかがえるでしょう。

感想5:加藤清澄のかっこよさに気が付いた

刃牙シリーズでは、弱いモブキャラとして扱われていた加藤清澄ですが、ドリアンとの一戦では彼の真の強さが発揮された名勝負だったでしょう。加藤とドリアンでは実力の差も大きく、ドリアンの勝利は目に見えていました。しかし、勝利への執念と闘争本能が加藤の原動力となり、ボロボロになってもドリアンを倒そうと奮起しました。SNSでは、無謀な戦いに果敢に挑む加藤清澄がかっこいい、好きすぎるとの声が寄せられています。

感想6:作中屈指の哀れなキャラ

戦士としての実力はまだまだ弱いものの、精神面ではトップクラスの強さを誇った加藤清澄。一方で、作中屈指の哀れなキャラとも評されています。加藤が戦ったドリアンは、刃牙シリーズでは珍しい幻術の使い手であり、加藤もドリアンを倒す幻覚を見せられました。しかし、現実世界では加藤の方がやられており、最後にはドリアンに倒されるという凄惨な結末が哀れとも言われています。

感想7:サンドバッグのシーンに驚き

サンドバッグといえば、加藤清澄を思い浮かべる方も多く、「刃牙(バキ)」シリーズにてもっとも衝撃的なシーンとして知られています。ドリアンに敗北し、サンドバッグに詰められた加藤。その後、烈海王の手で救助されて事なきを得ています。サンドバッグ事件は、最初こそ恐怖を覚えるホラーシーンのように思えるでしょう。しかし、見慣れると面白いシーンのように感じられ、刃牙の名シーンになっています。

感想8:ドリアンが卑怯すぎる

最凶死刑囚の中でかなり残忍な性格であるドリアン。特にサンドバッグ事件は、彼の凶悪さがもっとも現れた事件でしょう。徳川邸での爆破後、ドリアンのアジトを舞台に戦った加藤。ドリアンと比べて加藤の実力はまだまだ弱く、アジト戦ですでに瀕死の状態でした。しかし、ドリアンは加藤や神心会にとって最悪な形でトドメを刺すように細工します。SNSでは、ドリアンが卑怯すぎると痛烈な批判も寄せられています。

感想9:門下生の仇討ちに納得

加藤がサンドバッグから救出されたことを受け、神心会では門下生総出でドリアンへの仇討ちに出ました。加藤のサンドバッグ事件はネタ扱いに思える一方、ドリアンの凶悪さも感じさせるでしょう。また、SNSでは、門下生がドリアンに対してキレたのも納得との声も見られます。最後はドリアンに同情してしまいそうな展開になったものの、加藤や門下生サイドから見れば当然の仕打ちだと言えるでしょう。

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加藤清澄まとめ

「刃牙」の加藤清澄まとめ・イメージ画像

「刃牙(バキ)」の加藤清澄の強さや能力、必殺技、戦績やサンドバッグ事件などをネタバレ紹介しました。神心会門下生のトップであり、独歩の弟子でもある加藤。作中の活躍から弱いイメージこそあるものの、独歩の弟子に相応しい実力を兼ね備えています。ドリアンのサンドバッグ事件で命の危機に瀕死ながらも、最後まで闘争心を失いませんでした。並みならぬ闘争本能が、加藤清澄の強さとなっているでしょう。

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