【刃牙】柴千春は花山薫に憧れる暴走族特攻隊長!強さや外伝での活躍は?

以下では、「刃牙」の柴千春の強さや作中での戦績などを紹介します。トーナメント戦では暴走族代表として参戦し、プロの格闘家を相手に健闘を見せた柴千春。花山薫に憧れ、格闘技の経験や鍛錬こそしていないものの、持ち前の気合と根性で勝利を勝ち取りました。以下では、「刃牙(バキ)」のかっこいいキャラ・柴千春の強さや能力、作中での戦績をネタバレ紹介します。その他、花山薫との関係や外伝での活躍もまとめました。

【刃牙】柴千春は花山薫に憧れる暴走族特攻隊長!強さや外伝での活躍は?のイメージ

目次

  1. 柴千春は花山薫に憧れる暴走族特攻隊長
  2. 柴千春の強さや能力・必殺技
  3. 柴千春の外伝での活躍
  4. 柴千春の戦績をネタバレ
  5. 柴千春のかっこいい名言
  6. 柴千春の声優
  7. 柴千春に関する感想や評価
  8. 柴千春まとめ

柴千春は花山薫に憧れる暴走族特攻隊長

「刃牙」の柴千春の紹介・イメージ画像

暴走族代表として最大トーナメントに参戦し、不良同士の喧嘩で培った技と根性を武器にして戦った特攻隊長・柴千春。彼は格闘家でなければ、突出した身体能力もなく、ひ弱そうに見えるでしょう。しかし、トーナメント戦では強敵相手に善勝をしており、圧倒的な強さを見せつけています。以下では、「刃牙(バキ)」のかっこいいキャラ・柴千春の強さや戦績、憧れの花山薫との関係や外伝についてまとめました。

刃牙(バキ)の作品情報

2023年8月に新シリーズ「バキらへん」が開始された板垣恵介先生の「刃牙(バキ)」シリーズ。1991年から「週刊少年チャンピオン」で長期連載されている人気格闘漫画です。

刃牙(バキ)の概要

第1作「グラップラー刃牙」から始まった刃牙(バキ)シリーズは、2023年9月現在までに計6シリーズが展開されています。「地上最強は誰か」をテーマに掲げ、空手や中国武術、総合格闘技など実力者・プロによる熾烈な戦いを描いています。

刃牙(バキ)のあらすじ

東京ドームの地下にある闘技場では、他では見られない異種格闘技戦が繰り広げられていました。プロの試合では見ることができない、ルール無用の過激な戦いに熱狂する人々。プロの世界で活躍する選手たちも、腕試しとさらなる強さを求めて闘技場へ足を運びます。そんな中、地上最強を決めるトーナメントの開催が決定し、範馬刃牙をはじめとするファイターたちは、地下闘技場の頂点を目指して戦いに身を投じます。

柴千春のプロフィール

第1作「グラップラー刃牙」の登場人物で、暴走族・機動爆弾巌駄無の特攻隊長です。紫色の特攻服に地下足袋、金髪のリーゼントに鉢巻と独特のファッションセンスが目を引きます。また、背中全体にキングドラ(アニメでは三つ首龍)の刺青を彫り、見る者を圧倒しました。ヤクザの花山薫に憧れ、体を鍛えることは女々しい行為だと考える柴千春。しかし、体格には恵まれているとはいえず、格闘技経験もありません。

そのため、戦闘スタイルはケンカで培った我流であり、技術力の低さが目立ちます。一方で、相手がどんな強敵でもひるまないタフネスと根性で強敵に挑みます。作中では、地下闘技場の最大トーナメントに出場し、プロの格闘家を相手に2連勝する健闘を見せました。

柴千春と花山薫の関係

柴千春にとって花山薫は憧れの人物です。若くして花山組の組長を襲名し、持ち前の身体能力と素手を武器に戦ってきた花山。体全体の傷跡は、彼の戦績を表す勲章でしょう。強くなるために鍛えることを女々しいことと考え、格闘技のためにトレーニングをする真似はしません。一方、花山の格闘技に対する考えは千春にも影響を与え、千春に格闘技経験がないもの、花山の生き様を真似しているからです。

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柴千春の強さや能力・必殺技

柴千春の強さや能力・必殺技のイメージ画像

武術・格闘技を極めた強者が登場する「刃牙」において、異色の存在感を放った柴千春。技術面では刃牙たちに劣るものの、意識を失うまで戦うことを止めないタフネスさが彼の強さとなっています。劣勢となり身体がボロボロになっても、戦うことを止めない柴千春。精神的な強さも、彼のかっこいい魅力でしょう。以下では、「刃牙(バキ)」から柴千春の強さや能力、必殺技をネタバレ紹介します。

柴千春の強さや能力

格闘技経験のない柴千春は、他のファイターと比べて技術面で劣り、身体能力もあまり高くないでしょう。しかし、戦闘では卑怯な真似は絶対せず、根性と気合で正々堂々と戦い抜きます。特に負けず嫌いな性格は千春の最大の強みであり、最大トーナメント戦でもおおいに発揮されました。対戦相手が明らかに格上であり、腕一本では勝てないと分かっていても、千春は怖気づくこともありません。

どんなに苦しい展開になっても、今にも意識を失いかねない瀕死の状態に陥っても、持ち前の根性で立ち上がります。何度倒されても、必ず起き上がる柴千春。大ダメージを負っても平気な状態を保ち、意識を失うまで戦い続けて逆転勝利につなげました。

柴千春の必殺技

プロの格闘家顔負けの根性でトーナメント戦を勝ち抜いた柴千春。戦闘スタイルも独特であり、自虐的な行為で気合を注入する奇行が目立ちます。根性焼きはもちろん、怪我を悪化させることでその痛みを糧に攻撃を繰り出していました。攻撃は単純であるものの、本気を出した時の威力は計り知れないでしょう。以下では、「刃牙(バキ)」から柴千春の必殺技をネタバレ紹介します。

必殺技①パンチ

強烈なパンチを繰り出す・イメージ画像

格闘技経験こそないものの、不良同士の喧嘩で腕を鍛えてきた柴千春。トーナメント戦の最弱ファイターに思えるも、試合では格闘家へ強烈なパンチを繰り出しています。その威力は、地下闘技場のファイターに劣らぬ威力であり、千春の強さをうかがい知れるでしょう。

必殺技②キック

喧嘩で培ったキックで応戦する・イメージ画像

柴千春の戦闘スタイルは、いわゆる不良同士のケンカであり、キックも格闘技のものとは異なっています。千春のキックは、相手を蹴り飛ばすものではなく、踏みつけるようなスタイルが特徴です。体勢が崩れた相手を畳みかけるようにキックを繰り出します。

必殺技③さらし戦法

さらしを使って攻撃する・イメージ画像

柴千春のファッションの1つであるさらし。普段は足首に巻いているものの、戦闘ではさらしも活用した荒技も披露しています。さらし戦法は主に相手の動きを封じる際に使用され、試合を有利に進めています。刃牙では殺傷力の高い道具を使う者も少なからずいるものの、さらしを使ったファイターは、柴千春しかいないでしょう。

必殺技④頭突き

頭突き攻撃の紹介・イメージ画像

頭突きは他ファイターも使用している技であり、相手に大ダメージを与えることが出来ます。作中では、顔面を狙った拳に対して頭突きで応戦するという一風変わった使い方を披露しました。また、千春の頭突きは相手の拳を破壊するほど強靭なものであり、戦況を大きく変えるきっかけにもなりました。

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柴千春の外伝での活躍

柴千春の外伝での活躍・イメージ画像

作中屈指のかっこいいキャラクターであり、花山薫からもその度胸と根性を認められた柴千春。2023年には、柴千春を主人公にした外伝の連載が始まりました。本編では、暴走族の特攻隊長としての強さと誇りをみせつけた柴千春。外伝ではどのような活躍が見られるでしょうか。以下では、「刃牙(バキ)」から柴千春の外伝や、「バキ外伝疵面-スカーフェイス-」での活躍について紹介します。

外伝での活躍①バキ外伝 花のチハル

「刃牙(バキ)」シリーズでの登場回数は少なかったものの、凄まじい根性と気合で強敵に立ち向かう姿がかっこいいと人気を集めた柴千春。2023年から、柴千春を主人公にした新たな外伝「花のチハル」が始まりました。本作品は、「月刊チャンピオンRED」で連載され、板垣恵介原作、尾松知和先生が作画を担当しています。

バキ外伝では、暴走族の特攻隊長・柴千春の生き様やあらゆる敵との喧嘩がふんだんに描かれ、千春のかっこいい魅力が詰まった作品です。また、憧れの人物である花山薫の登場や彼との絡みも気になるでしょう。

外伝での活躍②バキ外伝疵面-スカーフェイス-

2023年に、外伝の主人公として新たなストーリーが描かれた柴千春。刃牙の外伝シリーズでは、花山薫が主人公の「疵面-スカーフェイス-」にも登場しています。裏社会の一大勢力のボスであるナットー・L・ネルーニョ(G・M)の襲撃を受けた花山薫。瀕死の重傷を負いながらも、辛うじて一命を取り留めました。その後、病院で治療を受けたものの、G・Mへの復讐を果たすべく、病院を抜け出しました。

この時、花山をG・Mのいる場所へ送迎したのが柴千春でした。憧れの人を助けるために、奮闘する千春。花山を無事に送り届け、G・Mもレックスこと登倉竜士に敗北する形で倒されました。

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柴千春の戦績をネタバレ

柴千春の戦績をネタバレ・イメージ画像

最大トーナメント戦では弱いイメージも強かった柴千春ですが、実はこの大会で唯一、敗北しなかった選手でもあります。2回戦まで着実に勝利を重ねてきた柴千春。しかし、怪我があまりにもひどく、3回戦はリザード選手との交代を余儀なくされました。以下では、「刃牙(バキ)」から、柴千春の戦績や範馬刃牙との戦いなどをネタバレ紹介します。

柴千春の戦績①畑中公平戦

最大トーナメント・初戦の対戦相手は、全日本柔道から選出された畑中公平です。地下闘技場では、これまでも異種格闘技戦が行われました。しかし、暴走族と柔道家の組み合わせは初めてとなります。勝敗はもちろん、未知なる戦いに期待が高まる観客たち。一方、千春も大勢の応援団を率いて入場し、会場を盛り上げました。審判から闘技場のルールを聞き、ここでの試合は喧嘩のようなものだと教わります。

そこで千春は、喧嘩は技術ではなく根性だと持論を持ち出し、相手を脅すこともかねて根性焼きをします。しかし、畑中にはそのような脅しは通用しません。次は、気合を入れるために特攻服を脱ぎ捨て、背中のキングドラの刺青を見せつけます。背中全体を覆う立派な彫り物にくぎ付けになる観客たち。そして、試合が始まると、千春は手にポケットを入れた不良スタイルでキックを繰り出します。

しかし、畑中にキックを難なくかわされてしまい、脚を掴まれて背負い投げを食らわされます。もちろん、柔道経験のない千春に受け身を取ることが難しく、大ダメージを負いました。地面に強く叩きつけられながらも根性で起き上がり、さらに平然を装い始めた千春。試合続行を促すも、格闘選手としての経歴のある畑中には、千春のケンカ技は通用しません。

パンチやキックをことごとく躱され、試合の流れはだんだんと畑中に有利な状況になっていきます。そして、畑中の胸ぐらを掴んだ際、腕の関節を破壊されてしまいます。折れた骨が肉を貫き、外に飛び出すほどの重傷を負いました。畑中から残された右腕を狙うことを宣言され、これ以上の戦いは千春にとって地獄だと言われます。しかし、どんな脅しを受けても、腕を折られることになっても柴千春はここで諦める男ではありません。

負傷した左腕を畑中に狙われる中、千春は応援団に向かって「タイマンとは何か」と問います。そして、タイマンとは度胸と根性だと言い放ち、その教えを実践します。闘技場のリングに左腕を叩きつけ、さらに怪我を悪化させた千春。すでに骨折していた左腕はグチャグチャになってしまいました。これが千春の狙いであり、この痛みを糧に千春は最後の追い込みに取り掛かりました。

まだ怪我をしていない右腕を畑中に差し出し、関節技をするように促します。そこへカウンターを仕掛け、強烈な頭突きを繰り出しました。千春の思わぬ反撃に動揺する畑中。頭突きの衝撃により、意識が朦朧とする中、千春のラッシュがかかります。パンチや蹴り技など、喧嘩で培った技術を一気に打ち込む千春。最終的には畑中の気絶により、トーナメント初戦を突破しました。

柴千春の戦績②アイアン・マイケル戦

序盤から白熱した試合が繰り広げられた最大トーナメント初戦。2回戦ではこの大会の厳しさが現れ始め、千春の前の試合で戦った花山薫が敗退しました。花山から激励を受け、気合を入れなおす柴千春。初戦で骨折した左腕にはギプスがはめられていたものの、頭突きでギプスを外してしまいます。一方、千春の2回戦の相手は、ボクシングのヘヴィ級チャンピオンのアイアン・マイケルでした。

ボクシングと暴走族の組み合わせなら、ハンデはいらないと考える千春。相手のパンチに合わせるようにドロップキックを決め、試合を有利に進めようと奮闘します。キックを連打したり、ギプスの破片を投げつけるなど、やれることは全てやる勢いで戦います。そして、マイケルに接近し、目潰しに出ました。危険を察して、目を閉じたマイケル。千春に警戒しながら目を開けると、2人の足首がさらしで繋がれていました。

最大トーナメントでは武器の使用は原則禁じられており、千春のさらし戦法も反則行為でした。しかし、主催者である徳川光成の権限が発動します。この先の展開を見てみたい光成。そこで、マイケルから抗議があった場合、反則と認めることにしました。マイケルから抗議がなかったため試合が続行されます。パンチのために接近するマイケルに対し、千春はさらしをひっぱって相手の体勢を崩します。

そして、連続で攻撃をしかけてマイケルをダウンすることに成功しました。カウントダウンがかかる中、マイケルは意識を朦朧とさせながらジョン・L・サリバンの幻影を見ます。ボクシングの素手試合の最後のチャンピオンであったサリバン。現在の主流であるグローブ適用後の試合で、最初にチャンピオンに輝いたのもサリバンでした。ボクシングチャンピオンとは、世界で一番強い男だとマイケルを激励して消えていきました。

サリバンとの邂逅を経て、戦う気力を取り戻したマイケル。自分にまかれたさらしを引っ張り、千春をおいこみます。さらしで千春の動きを封じ、強烈なパンチを繰り出し、コーナーへ叩きつけました。今度は千春がダウンを余儀なくされる中、暴走族との抗争を思い出します。バイクのナナハン(750c.c.)に突撃されても、それらの衝撃を耐え抜いた過去のある千春。

マイケルの攻撃にも耐えられると自信を持ち、マイケルに頭突きを繰り出します。そして、アッパーも決めて試合を流れを変えていきました。一方のマイケルも、ボクシンググローブを脱ぎ捨てて本気を見せます。千春とマイケルの一騎打ちが始まるも、クリーンヒットを連打するマイケルには敵いません。鼻が曲がり、眼球が飛び出るほど痛めつけられる千春。このままでは千春の敗北はもちろん、命の危険もありました。

そこで、マイケルの拳に対して頭突きを食らわせます。結果、マイケルの右拳は破壊され、戦闘不能に陥ってしまいます。その時、マイケルサイドからタオルが投げ込まれました。タオルの主はマイケルのセコンドであり、右拳の負傷を受けて敗北の意思表示をしました。しかし、ここでも徳川光成が介入し、マイケルに続行の意思はあるか確かめます。もちろん、マイケルもここで敗北を認める気はありません。

ここまでの戦いを通じて、千春の精神的な強さを認めるマイケル。同時に、自分も千春もケンカ小僧だと評し、最後まで試合をやり切ることを宣言します。マイケルの意思を聞いた千春も、両者をつないでいたさらしを切り、正面からぶつかり合います。ボクシングの世界チャンピオンを前に、持ち前の気合と根性で果敢に挑む千春。しかし、試合の流れはマイケル優勢となり、観客席へ飛ばされてしまいます。

千春の劣勢を目の当たりにし、弱音を吐き始める暴走族の応援団。負けを予感しながらも、千春はマイケルを驚かせようとリングへ戻ります。そして、トドメを刺しに来たマイケルの左拳に、強靭な頭突きを食らわせました。結果、マイケルの左拳も破壊され、これ以上の試合は難しくなります。そこへ、マイケルのセコンドが乱入し、マイケルを制止しました。

しかし、セコンドの乱入も反則行為であり、この勝負は柴千春に軍配が上がりました。格闘技には全くの素人でありながら、その分野のプロを相手に善勝した柴千春。力尽きた千春は自力で立つこともままならず、スタッフの肩を借りて会場を後にしました。また、この試合は花山薫も観戦しており、「良い喧嘩だった」と千春をねぎらいました。

柴千春の戦績③アレクサンダー・ガーレン戦

持ち前の気合と根性、不良同士の喧嘩で培った経験を武器に戦う柴千春。全日本柔道の代表とボクシングの世界チャンピオンを倒すという健闘に、会場はおおいに盛り上がりました。千春自身は、3回戦への出場にも意欲的でしたが、マイケルとの試合でさらに怪我を負っていました。主催者側は、柴千春をこれ以上戦わせることは危険だと判断し、リザーバー選手のアレクサンダー・ガーレンとの交代を検討します。

ガーレンは、ロシアに並みならぬ愛国心を持つレスリング選手であり、生まれ持った体格だけで頂点に上り詰めた天才選手でした。一方、選手交代を聞かされた千春は納得がいきません。どんなに怪我をしても、気合と根性で勝利を勝ち取ってきた千春。次の試合でも、凄まじい耐久性を武器に試合に臨むつもりでした。そのため、徳川光成の判断を不服とし、ガーレンに抗議します。

しかし、相手は身長2mを超える大柄な選手であり、ここで喧嘩沙汰が起きても今の千春に勝ち目はありません。また、千春から喧嘩をふっかけられたガーレンも、千春の怪我だらけの姿を見るなり「選手に相応しくない」と言い放ちます。頭に血がのぼり、ガーレンに殴りかかるも、かすり傷1つ負わせることも出来ません。ついには、天上めがけて頭から突き刺される仕打ちを受けました。

それでも、千春はまだ3回戦出場を諦めようとしません。身体をふらつかせながらガーレンの元を目指します。その頃、ガーレンはジャック・ハンターに興味を持たれ、ジャックが近づきます。千春はジャックの手で頸動脈を圧迫させられ、その場で気絶しました。その後、トーナメント3回戦は、リザード選手のガーレンが参入し、柴千春は怪我を理由にトーナメントの途中棄権を余儀なくされました。

柴千春の戦績④範馬刃牙戦

最大トーナメント戦にて、観客を熱狂させる健闘を見せつけた柴千春でしたが、第3作「範馬刃牙」にも登場しました。念願だった範馬勇次郎との戦いを控える刃牙の元へやってきた千春。花山薫の依頼を受けて、刃牙の修行相手になります。道路に仁王立ちになって刃牙に戦いを挑む千春でしたが、すぐさま刃牙にやられてしまいます。しかし、千春は根気よく刃牙に挑みかかり、ついには刃牙の家に押しかけました。

何度倒されてもその度に起き上がり、ついには玄関を破壊してしまった千春。一方の刃牙は、千春との戦い方から「テーマ」が出来たとひらめきます。しかし、千春にはテーマの意味が分かりません。そのようなことを考えているうちに刃牙にやられ、気絶させられます。再び気が付くと、刃牙は買い物にでかけてしまい、帰り道を狙いました。

そこで、刃牙のいう「テーマ」の意味を聞かされた千春。刃牙に自分のような戦い方ができるのかと、強気に出ます。刃牙は、千春に憧れていること、自分なら千春と同じことが出来ると言い放ち、彼の拳を顔面で埋め止めました。拳を破壊された千春は、刃牙の度胸を試そうと目潰しに出ます。刃牙は、千春の目に留まらぬ早さで自ら目潰しを受け、さらに千春の指にダメージを負わせました。

千春の前で言った通り、彼の真似を難なくこなした刃牙。その実力は千春をはるかに上回るものであり、千春も刃牙に敗北を認めざるを得ない状況に陥りました。一方、玄関を破壊した際、修理をすることを約していた千春。後日、約束を果たすべく、刃牙の家の玄関を修理しました。

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柴千春のかっこいい名言

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最大トーナメント戦は、どちらも格上選手でしたが、柴千春は自身の強さである気合と根性で乗り切り、勝利を納めました。また、柴千春といえば、彼の人間性がもっとも現れたかっこいい名言も外せないでしょう。以下では、「刃牙(バキ)の柴千春のかっこいい名言を紹介します。

柴千春の名言①「自分はこの喧嘩で…」

第2作「バキ」にて、不良同士の喧嘩の仲裁に入った柴千春。人通りの多い街中で凶器も持ち出され、あたりは危険な状態に陥ります。千春は、まず不良たちに凶器をしまうように促し、己の度胸をもって喧嘩を止めようとします。不良たちも千春の気迫におされて喧嘩をする気が失せました。しかし、千春は喧嘩そのものを止めたわけでなく、素手で喧嘩をするように誘導しただけでした。

花山薫に憧れ、自身の思想にも反映させていた柴千春。喧嘩で凶器を持ち出すことは、自身の考える女々しい行為であり、そのことが許せなかったでしょう。喧嘩は正々堂々と戦うべき、柴千春の喧嘩に対する考えが垣間見えるかっこいい名言です。

自分はこの喧嘩でなに一つ負い目はねェッ その気負いッ その自負心こそが拳に力を呼び勝ち目を呼ぶんだッッ

柴千春の名言②「750c.c.ブチかまされたとき…」

畑中戦の傷が癒えない中で迎えたトーナメント2回戦。持ち前の気合と根性でボクシングの世界チャンピオンに挑んだ千春でしたが、熾烈な戦いの末にダウンしました。意識が遠のく中、この状況がある場面に似ていることに気が付きます。暴走族同士の抗争にて750c.c.に飛ばされても、根性で立ち上がった千春。その時と同じならば、今回だっていけると立ち上がりました。

暴走族の代表としてトーナメントに参戦した柴千春。これまで格闘技の経験もなければ、そのための鍛錬もしたことがなく、ファイターでは弱小と思われました。しかし、胸の内に秘める気合と根性だけは誰にも負けません。以下の名言からは、柴千春のファイターとしてのかっこい魅力を表現した名セリフでしょう。

750cc(ナナハン)ブチかまされたときと同じだ──だったらイケるぜ!

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柴千春の声優

柴千春のアニメ声優・イメージ画像

アニメ第1作と第2作に登場した柴千春。原作漫画ではもちろん、アニメでも白熱した試合を繰り広げました。一方、第3作「範馬刃牙」では、刃牙との対戦も行われており、アニメ版ではどのように表現されるのか気になるでしょう。以下では、「刃牙(バキ)」から柴千春のアニメ声優について紹介します。

柴千春の声優①西村朋裕

柴千春のアニメ声優・西村朋裕さんのイメージ画像

柴千春のアニメ声優・西村朋裕さんは、1961年生まれ、北海道出身の声優、俳優、シンガーソングライターで、1981年から活動を行っています。声優・西村朋裕さんの主な出演作品は、アニメ「それいけ!アンパンマン」SLマン役、「鎧伝サムライトルーパー」秀麗黄役、「神八剣伝」ギョウ・エンジョウ役等です。

柴千春の声優②鈴木達央

柴千春のアニメ声優・鈴木達央さんは、1983年千葉県生まれ、愛知県出身の声優、歌手で、2003年から活動を行っています。声優・鈴木達央さんの主な出演作品は、アニメ「東京リベンジャーズ」龍宮寺堅(初代)役、「ましろのおと」永森雷役、「キングダム」項翼役、「ジョジョ5部」プロシュート役等です。

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柴千春に関する感想や評価

柴千春に関する感想や評価・イメージ画像

「タイマンとはなにか」を説き、暴走族の特攻隊長としての強さや根性を見せつけた柴千春。相手は格闘家のプロであり、見るからに千春に勝ち目がありませんでした。しかし、最後まであきらめない根性が奇跡を起こし、逆転勝利を果たしました。以下では、「刃牙(バキ)の柴千春に関する感想や評価を紹介します。

感想1:柴千春が一番強い

「刃牙(バキ)」の中では異色なキャラクターであり、一見するとひ弱そうに見える柴千春。しかし、トーナメント戦では憧れの花山薫を上回る2回戦勝利を果たし、計り知れない強さを見せつけています。また、凄まじい根性も千春のかっこいい魅力であり、彼に好感を持ったファンも多いでしょう。一方、SNSでは、最大トーナメントの総合的な結果から、柴千春が一番強いとの意見も寄せられています。

感想2:千春の活躍を見てみたい

本編では噛ませ犬のような扱いであったものの、己の信念を貫く姿勢がかっこいいと人気を集める柴千春。2023年からは外伝の主人公に起用され、千春のかっこいい魅力や強さを楽しむことができるでしょう。最大トーナメント以降、本編での出番が少なくなった千春ですが、SNSでは千春の活躍を見たいとの声も多く寄せられています。シリーズ全体での登場回数は少ないものの、不良らしいかっこいい魅力がファンを引きつけています。

感想3:一番かっこいいキャラ

第6作までに数多くのキャラクターが登場した「刃牙シリーズ」。主人公はもちろん、彼の戦友であり千春の憧れでる花山薫が圧倒的な人気を誇る一方、柴千春もかっこいいキャラとして注目されています。刃牙や花山のように突出した強さこそないものの、根性や気合に関しては範馬勇次郎を超えるとも評されています。相手がどんな強敵でも決してあきらめない、応援したくなるキャラクター性も千春の人気を上げているでしょう。

感想4:対マイケル戦がベスト

柴千春が参戦した最大トーナメント戦は、出場選手全員に見せ場をもたせた壮大なエピソードとなり、数多くのかっこいいシーンや名勝負が生み出されました。その中でも、千春の凄まじい根性が発揮されたアイアン・マイケル戦は、刃牙の試合の中で一番と言われています。何度ダウンされても、決してあきらめない千春。最後は持ち前の根性で逆転勝利を果たし、見る者全てに感動を与えました。

感想5:熱くて面白い一戦だった

刃牙シリーズにおいて、柴千春とアイアン・マイケルの試合はファンからの人気も高く、アニメ版でも多くの注目を集めました。まだ、怪我が癒えてない中、気合でその痛みを乗り切った千春。ボクシングの世界王者を相手に強気で挑む千春の姿もかっこいいでしょう。また、数多くの戦いにおいて、熱くて面白かったとの感想も見られ、最大トーナメントでもっとも見どころのある一戦となっています。

感想6:外伝も気になる

数多くのシリーズを発表してきた「刃牙」は、外伝作品も人気を集めており、過去には千春が憧れる花山薫が主人公の外伝も発表されました。そして、2023年からは柴千春の外伝が開始され、彼のかっこいい魅力が存分に描かれています。柴千春ファンにとって外伝は注目の作品であり、SNSでも外伝が気になるとの声も見られます。果たして、外伝ではどのような活躍を見せるのか、千春のかっこいいシーンにも期待が高まっています。

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柴千春まとめ

「刃牙」の柴千春まとめ・イメージ画像

「刃牙(バキ)」の柴千春の強さや能力、作中の戦績、外伝、花山薫との関係をネタバレ紹介しました。花山に憧れるあまり、喧嘩のために鍛えることを女々しいことと考える柴千春。身体能力に恵まれたとは言えず、技術もまだまだ未熟な点が目立つでしょう。しかし、相手が強敵でも最後まであきらめない根性は、刃牙の中でもップクラスです。また、精神的な強さも柴千春のかっこいい魅力であり、読者を魅了しています。

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