【刃牙】龍書文の強さと必殺技「抜拳」「貫き手」を考察!オリバとの勝負の結果は?

以下では、龍書文の強さやオリバとの勝負の結果などをネタバレ紹介します。「バキ」の中国大擂台賽編にて登場し、スマートな出でたちがかっこいい龍書文。貫き手をはじめとする居合技を武器に、対オリバ戦で圧倒的な強さを見せつけました。本文では、「刃牙(バキ)」のかっこいいキャラ・龍書文の強さや貫き手などの必殺技をネタバレ紹介します。その他、龍書文のモデルなどもまとめました。

【刃牙】龍書文の強さと必殺技「抜拳」「貫き手」を考察!オリバとの勝負の結果は?のイメージ

目次

  1. 龍書文とは?
  2. 龍書文の強さやオリバとの勝負の結果
  3. 龍書文の必殺技を考察
  4. 龍書文のモデルやかっこいい名言
  5. 龍書文と関係するキャラ
  6. 龍書文の声優
  7. 龍書文に関する感想や評価
  8. 龍書文まとめ

龍書文とは?

「バキ」の龍書文の強さをネタバレ考察・イメージ画像

「バキ」の中国大擂台賽編にて、ビスケット・オリバの対戦相手として登場した龍書文。中国の賭け試合では無敗を誇り、貫き手をはじめとする高度な技の数々で敵を圧倒しました。また、試合中のほとんどはポケットに手を入れており、己の意志を貫く姿勢もかっこいいでしょう。以下では、「刃牙(バキ)」の龍書文の強さや技、貫き手などをネタバレ考察しました。その他、龍書文のモデルやオリバとの勝負の結果などもまとめました。

刃牙(バキ)の作品情報

地上最強を目指して、あらゆる格闘技自慢が拳をぶつけ合う「刃牙(バキ)」。作者は、板垣恵介先生で、第1作「グラップラー刃牙」から始まる人気シリーズです。1991年に「週刊少年チャンピオン」で連載され、後にシリーズ化されました。2023年8月には、第6作「バキらへん」が同誌にて連載されています。

刃牙(バキ)の概要

柔術や空手、居合、中国拳法などの武術の他、ボクシングやムエタイのように様々な格闘技の登場も見どころの「刃牙(バキ)」。通常の格闘技だけでなく、時には過酷な条件下での死闘も繰り広げられ、父親を超えることを目指すバキの奮闘が人気に火をつけました。また、「刃牙(バキ)」シリーズは外伝も多く発表されており、主要キャラの知られざる過去がクローズアップされています。

刃牙(バキ)のあらすじ

東京ドームの地下闘技場では、格闘自慢による試合が繰り広げられていました。そこでは、17歳の高校生ながら無敗を誇る範馬刃牙がチャンピオンとして君臨していました。刃牙との対戦を目的に地下闘技場に集まる格闘家たち。やがて、地上最強を決める最大トーナメントが闘技場で開催されます。刃牙たちは己の実力を試すべく、地下闘技場での熾烈な戦いに身を投じます。

龍書文のプロフィール

「バキ・中国大擂台賽編」の登場人物で、中国拳法(居合)の達人です。9歳から拳法を習い始め、15歳で出場した全台湾擂台賽では、4年連続優勝という快挙を達成しています。この時の活躍は裏社会でも噂となり、スカウトされる形で賭け試合に身を投じました。勝つためなら手段を選ばない賭け試合でも、圧倒的な強さを見せるつける龍書文。彼の噂は、やがてプロの格闘家の耳にも入ります。

龍書文が勝利を重ねるにつれて、彼の敗北や高額の報酬を狙って格闘家たちも賭け試合に参戦するようになります。しかし、あらゆる格闘自慢が勝負を挑んでも龍書文は、負けることがありませんでした。そして、賭け試合を始めてから25年間、全台湾擂台賽を含めると30年間、無敗を記録し続けます。その強さは、中国最強の武術家・海王を上回るといわれ、郭海皇に実力を見込まれて中国大擂台賽への出場を果たしました。

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龍書文の強さやオリバとの勝負の結果

龍書文の強さやオリバとの勝負の結果をネタバレ紹介・イメージ画像

オールバックに決めた髪とクールな雰囲気がかっこいい龍書文。ポケットハンドから繰り出される強烈な抜拳や殺傷能力のある貫き手は、彼の強さにあげられます。作中では、オリバ戦のみという少ない登場シーンとなりました。しかし、計り知れない強さや独特の存在感が、読者の興味を掻き立てたでしょう。以下では、第2作「刃牙(バキ)」に登場した龍書文の強さや、ビスケット・オリバとの勝負の結果などをネタバレ考察しました。

龍書文の強さや能力

「凶人・書文」や「Mr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)」の異名を持ち、格闘界でも名が知られた龍書文。わずか15歳で台湾一の座を獲得したものの、その戦績は序章にすぎませんでした。後にスカウトを受けて身を投じた賭け試合では、龍書文の計り知れない強さが発揮されました。賭け試合では、金額や利権の大きさに比例するように、出場選手の実力も高くなる傾向があります。

そのため、龍書文が勝つたびに賭け金も跳ね上がり、高額の賞金を目当てに龍との試合に挑むプロの格闘家も少なくありません。しかし、何でもありの賭け試合にて龍書文が負けることはなく、中国では彼に敵う者はいなかったでしょう。一体、龍書文の強さは何なのでしょうか。龍書文の試合が唯一描かれたオリバ戦から考察すると、格闘家の多くに見られる単純な力技ではないことが分かります。

龍書文の戦闘スタイルは、まず両手をポケットに入れる無防備な体制・ハンドポケットから始まります。相手から見れば龍の行動は不利な姿勢に思えるも、この姿勢こそ龍の強さの秘訣と考えられます。ここぞいうタイミングで高速かつ強烈な拳や貫き手を繰り出す龍書文。その原理は居合と非常に似ているでしょう。また、ポケットハンドは無駄な動きを排除した究極の技でもあり、龍の身体能力の高さも読み取れます。

一方、龍書文の強さは鍛え抜かれた技だけでなく、メンタルからも感じることができます。中国の賭け試合で無敗を記録し続けた龍でしたが、ビスケット・オリバ戦にて苦戦を強いられます。誰もが龍書文の敗北を予感する中、龍本人は最後まで戦う姿勢を見せました。意識が朦朧とする中、起死回生を狙って貫き手を繰り出した龍書文。しかし、オリバに見抜かれてしまい、貫き手を出した指に大怪我を負いました。

最終的に龍書文が戦闘不能に陥ったことで勝敗が決まりましたが、ここで驚愕の姿をオリバたちに見せつけます。それは、龍書文の戦闘スタイルであるハンドポケットをしたまま気絶していたことでした。最後まで、己の流儀を貫いた龍書文。戦闘面だけでなく、精神的な強さも兼ね備えたかっこいい武術家でしょう。

龍書文の戦歴やオリバとの勝負の結果

「バキ」で登場した中国大擂台賽は、本来は海王の頂点を決める大会でしたが、今回は特別枠として国外選手の参戦も認められました。しかし、大会では特別枠の選手の台頭や、現海王たちの実力不足も相まって、想定外の結果に見舞われます。このままでは海王以外の者が頂点になる結果が起きるかもしれません。海皇の称号が国外に持ち出される危機的状況の中、郭海皇の要請で大会が一時中断されます。

そして、海王から優勝者を輩出するべく、試合形式をトーナメント形式から団体戦、中国連合軍と日米勝ち残り組による戦いに変えました。中国連合軍には、勝ち残った海王の他、郭海皇によって海王の称号を持たない武術家が招集されました。1人目は郭海皇の息子である郭春成、2人目は賭け試合で無敗を誇る龍書文です。是が非でも中国勢に勝利してほしい郭海皇は、25年間、負け知らずで知られる龍書文にチームの命運を託します。

そして、急遽、団体戦に変更された中国大擂台賽の第一試合は、龍書文とビスケット・オリバとの対戦に決まります。アメリカの囚人でありながら、凶悪犯逮捕への協力を条件に刑務所内での自由が認められたオリバ。彼の武器は、銃弾を跳ね返す鋼鉄な肉体と、化け物じみた怪力です。彼は中国の囚人・怒李庵海王の付き添いとして大会に訪れたため、中国大擂台賽の出場者ではありませんでした。

しかし、怒李庵海王が精神錯乱を起こしたこと、彼の対戦相手をオリバが代わって倒したことから特別枠での出場が認められました。その後、日米勝ち残り組に振り分けられ、試合に挑むことになりました。真のMr.不可拘束(ミスター・アンチェイン)の座をかけて入場したオリバ。会場にはすでに龍書文が待ち構えていました。あぐらをかくなど余裕の態度を見せつけ、試合が開始すると手をポケットに入れます。

龍書文のハンドポケットは自身への挑発だと解釈したオリバは、持ち前のパワーで龍に攻撃を仕掛けます。しかし、龍は軽い動きでオリバの拳を交わし、ここぞというタイミングで抜拳や蹴りを繰り出しました。同時に、貫き手でオリバの自慢の肉体に傷をつけることにも成功します。ハンドポケットで無防備に見せながら、隙のない動きと目にも止まらない高速技でオリバを追い詰めました。

一方のオリバは、龍書文のポケットには何か凶器が隠されており、それらで傷つけられたとさえ思いました。しかし、腹部の傷が貫き手だったことを知ると、龍の戦法を見抜こうと試みます。しかし、オリバの奮闘もむなしく、龍に攻撃を仕掛けるたびにカウンター技を決められ、次第に追い詰められていきます。このまま進めば、龍書文の勝利が確実と思われた矢先、オリバはハンドポケットの真似を始めます。

観客からは龍書文をおちょくっていると揶揄され、龍自身もハンドポケットに対する侮辱だと感じます。そして、ポケットから手を出し、オリバを挑発し始めます。ハンドポケットの居合は簡単に見えて、実際にやってみるとかなり難しい技です。オリバもハンドポケットの居合を試みるも、上手くいきません。その後、龍書文は攻撃を再開し、オリバの喉元へ貫き手を繰り出し、相手をダウンさせました。

しかし、致命傷を受けたにも関わらずオリバは立ち上がり、再びハンドポケットの姿勢を取ります。オリバへの闘争心から、冷静さを失った龍書文。無防備な姿を晒すオリバに対し、強烈な連打を繰り出します。急所を的確に狙い続け、通常ならばダウンしかねない状況にも関わらず、オリバはビクともしません。そして、ポケットからゆっくり手を出すと、龍の両肩へ強烈な一撃を振り下ろしました。

苛烈な戦いを繰り広げる龍書文とオリバ・イメージ画像

一度はダウンを余儀なくされた龍書文でしたが、すぐさま起き上がると攻撃を再開します。一方、オリバは強靭な肉体で龍の攻撃に耐え、ここぞいうタイミングで龍の頭を掴みました。頭を固定されて、スピード感ある攻撃が繰り出せくなった龍書文。そこへ、オリバの強烈な頭突きを喰らいます。顔面が変形するほどの怪我を負いながらも辛うじて意識を保つ龍は、逆転のチャンスを狙って貫き手を試みます。

しかし、オリバは腹筋に力を入れて防御したため貫き手は決まらず、指が折れる重傷を負いました。また、オリバの頭突きはやむことがありません。ついに自身の敗北を予感した龍書文。同時に、強さとは何かをオリバから見いだし、意識を失いました。そして、第1試合は龍書文が戦闘不能に陥ったことで、ビスケット・オリバの勝利が決まりました。

意識不明となり、会場から運ばれる龍書文。彼の手は変わらずポケットに入ったままでした。彼のハンドポケットをスマートと評していたオリバ。戦いに負けて意識が遠のいても、ハンドポケットだけは貫き通した龍書文を「スマートな野郎だぜ」と賞賛しました。

龍書文と戦ってほしいキャラ

中国連合軍の郭海皇の要請を受けて参戦し、対オリバ戦で圧倒的な強さと実力をみせつけた龍書文。最後まで己の信念を貫くスマートな姿勢も、好感を呼びました。他キャラとの対戦も期待された龍でしたが、刃牙シリーズでは中国大擂台賽のみとなっています。今後、再登場する可能性も低いものの、龍書文の活躍をもっと見たいと思うファンも多いでしょう。

もし、龍書文に再登場の機会があれば、どのキャラクターとの戦いが盛り上がるでしょうか。圧倒的なスピードを強みとすることから、音速を超えるマッハ突きを武器とする愚地克巳との対戦が良いでしょう。中国拳法と空手と極めた武術こそ違うものの、高速打撃という共通の強さを誇る龍書文と愚地克巳。また、中国拳法と空手という組み合わせも、試合の注目ポイントに挙げられます。

オリバ戦では敗北した龍書文でしたが、似たようなプレースタイルの愚地克巳が相手ならば、どのような戦いを見せるでしょうか。龍書文の抜拳と愚地克巳のマッハ突きによる一騎打ちも気になります。

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龍書文の必殺技を考察

龍書文の必殺技のイメージ画像

強さとかっこいい魅力を兼ね備えた龍書文の必殺技といえば、居合のように繰り出される抜拳や貫き手があげられるでしょう。特に、貫き手はオリバの強靭な肉体に傷をつけるほどの威力を発揮し、龍書文の切り札にもなっています。中国最強の男・龍書文は、どのような技を使用しているのでしょうか。以下では、「刃牙(バキ)」の龍書文の必殺技や貫き手などの技をネタバレ考察しました。

必殺技①抜拳

刃牙をはじめ、多くの格闘家が習得を試みた抜拳は、龍書文の代名詞とも呼べる技です。抜拳は、まずポケットに手を入れるハンドポケット状態から始めます。戦闘時にわざと手を隠すことは、拳が出しにくいなどのデメリットを感じるでしょう。しかし、ハンドポケットの状態から手はすでに居合モードに入っています。そして、居合と同じ原理でポケットから手を引き抜き、高速かつ強力な攻撃を繰り出します。

龍書文の代名詞であり、ハンドポケットから繰り出される高速拳が持ち味の抜拳。作中では、対戦相手のオリバも真似をしており、一見すると誰にもできそうな簡単な技でしょう。しかし、一連の動作を習得するにはある程度の修練と、高速で繰り出すための身体能力が必要です。また、ハンドポケットからの居合はかなり難しく、龍書文のレベルに達することは至難の技と言えます。

「バキ」では、オリバの他、範馬勇次郎もその有効性に注目しており、刃牙に抜拳を習得させようとしています。同時に、自身も抜拳の習得を試みることを匂わせており、親子喧嘩編にて伏線が回収されました。また、範馬親子だけでなく、空手の達人・愚地独歩も人知れず抜拳の鍛錬にいそしんでいました。練習には、マホメド・アライJr.についてもらい、人気のない夜の公園で習得を試みています。

必殺技②貫き手

その名の通り、対象者・モノを貫通したり、切断することができる貫き手。作中では、ビスケット・オリバの鋼鉄な肉体に傷をつける威力を発揮しました。また、貫き手は龍書文の切り札であり、試合終盤での起死回生を狙い、オリバへ貫き手を繰り出します。しかし、オリバに先を読まれてしまい、貫き手の指を負傷する大怪我を負いました。

必殺技③キック

ハンドポケットを貫く姿勢はもちろん、戦い方もスマートでかっこいい龍書文。小柄で細身でありながら、それらを感じさせない身体能力の高さも彼の強みです。その中でも、オリバに大ダメージを負わせた強烈なキックは、龍の得意とする技の一つでしょう。相手の急所を的確に狙い、時には一蹴りでオリバを宙に浮かせてしまう脚力を発揮しています。

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龍書文のモデルやかっこいい名言

龍書文のモデルやかっこいい名言・イメージ画像

ハンドポケットの構えすらかっこいいと評される龍書文は、実在の中国人武術家がモデルと言われています。武術に対するストイックな姿勢や圧倒的な強さは、モデルとなった武術家を元に描かれたでしょう。また、龍書文のセリフもある日本人の名言がモデルとされています。以下では、「刃牙(バキ)」の龍書文のモデルについて考察しました。その他、龍書文のかっこいい名言のモデル・元ネタについてもまとめました。

龍書文のモデルや元ネタ

刃牙シリーズでは、実在の武術家や格闘家をモデルにしています。紹介している龍書文も、李氏八極拳の創始者で知られる中国武術家・李書文がモデルといわれています。清王朝末期に生まれた李書文は、貧しい農家に生まれ、少年時代に八極拳などの中国武術を学びました。小柄でありながら桁外れの怪力の持ち主であり、また練習では相手に怪我を負わせてしまうほどの厳しさだったと伝わっています。

一方、バキの龍書文にはもう1人モデルがおり、裏社会の麻雀で名を馳せた桜井章一さんです。20年間、無敗を誇り、雀鬼の異名がつけられた最強の雀士です。後に裏社会から足を洗い、以降は麻雀道場「雀鬼会」を経営しています。また、麻雀に関する執筆活動も行っており、自伝や自己啓発関連の書籍を発表しています。

龍書文の名言「心涼しきは無敵なり」

全台湾擂台賽での初優勝以来、武術家として30年間、試合に負けたことがなかった龍書文。ビスケット・オリバとの試合でも圧倒的な強さを見せつけ、勝利が確実と思われていました。しかし、オリバの作戦変更や龍自身が冷静さを失ったことで形勢逆転を許してしまいます。頭を掴まれたことで、素早い動きを封じられた龍書文。オリバの強烈な頭突きに意識が遠のいていきます。

人生の敗北が目前に迫る中、オリバから何かを感じ取り、「心涼しきは無敵なり」と言葉を発しました。その後、貫き手で逆転を試みるも阻止され、龍書文の無敗の記録はここで途絶えました。しかし、意識を失って倒れてもハンドポケットだけは貫き、オリバから「スマートな野郎」と賞賛されます。この試合の勝敗は、いかに冷静さを保てるかが鍵であり、龍書文のセリフが反映された内容だったでしょう。

一方、龍書文のセリフには元ネタがあり、モデルとなった雀士・桜井章一さんの「心温かきは万能なり」ではと言われています。賭け麻雀で無敗を誇り、引退後は麻雀を通じて得たマインドやメンタルの大切を説く活動を行っている桜井章一さん。心の温かさ・豊かさに勝るものはないと、人々に語りかけているでしょう。

「刃牙(バキ)」の龍書文の場合は、どのような窮地に陥っても、決して心を乱さないことが最強だと解釈できます。その言葉の通り、龍書文は最後まで取り乱すことなく、自分の信念を貫きながら静かに敗北を受け入れました。「心涼しきは無敵なり」は、龍書文の格闘哲学を一言で表現した名セリフでしょう。

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龍書文と関係するキャラ

龍書文と関係するキャラの紹介・イメージ画像

作中最強と評される範馬勇次郎からも強いと言われた龍書文。オリバ戦では負けてしまったものの、25年間、賭け試合で無敗だった実績は、龍書文の強さを証明しているでしょう。また、龍の裏社会での活躍は、中国武術界でも注目され、海皇の招集によって中国大擂台賽へ出場しました。以下では、「刃牙(バキ)」から、龍書文と関係するキャラクターについてネタバレ紹介します。

関係するキャラ①郭海皇

100年に一度開催される中国大擂台賽の覇者であり、中国拳法最高峰である海皇の称号を許された武術家です。146歳の老齢であるものの、武術家としての強さはいまだ健在です。人智を超えた強さ「消力(シャオリー)」を習得しており、攻撃を受け流したり、コンクリートを叩き割る驚異的な強さを発揮しています。作中では、中国最強の武術家・海王を束ねる実力者として君臨し、中国大擂台賽でも絶大な権力を発揮しました。

中国大擂台賽において、中国人の出場者が次々と敗退し、海王陣の実力不足を痛感した郭海皇。このままでは海皇の称号が国外に持ち出されると危機感を募らせます。そこで大会の試合方式を、中国連合軍と日米勝ち久組による団体戦へと変更しました。そして、中国勢の勝利をものにするべく、賭け試合で無敗を誇る龍書文を招集しました。

関係するキャラ②郭春成

龍書文と共に招集された中国拳法の使い手です。父親は郭海皇であり、彼が120歳の時に誕生した息子です。龍書文とは友人関係にあり、好戦的な性格から「狂獣・春成」の異名がつけられています。中国大擂台賽では、龍書文の敗北で中国陣に後がない中、2試合目・刃牙と対戦しました。父親は共に最強の武術家であり、似たような境遇で育ったことも相まってシンパシーを感じ合った郭春成と刃牙。

しかし、武術家としての実力は雲泥の差があり、郭春成の実力不足が露見してしまいます。龍・オリバ戦以上の苛烈さが予想される中、試合開始からわずか2秒で刃牙に倒された郭春成。海皇の息子の惨敗は、父・郭海皇の顔に泥を塗ることとなり、試合後、父親から叱咤されました。

関係するキャラ③範馬勇次郎

地上最強とうたわれる武術家で、範馬刃牙の父親です。中国大擂台賽へは特別枠として出場し、海王との戦いでも圧倒的な強さを見せつけました。中国連合対日米勝ち残り組では大将戦を務め、郭海皇と戦いを繰り広げました。また、龍書文のことは以前から知っており、刃牙に彼の抜拳を習得させています。

関係するキャラ④寂海王

海王の中で唯一の日本人であり、中国拳法・空拳道の使い手です。中国大擂台賽の出場者であり、1試合目で陳海王、3試合目で烈海王と対戦し敗北しました。多くの日本人弟子をかかえる武術の師範でもあり、指導者となりうる武術家のスカウトを行っています。また、龍書文の経歴を知っており、対戦相手であるビスケット・オリバに注意喚起しました。

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龍書文の声優

龍書文の声優のイメージ画像

「刃牙」のアニメシリーズは2018年にNetflixにて配信が開始されました。2023年8月までに、原作漫画の第3作「範馬刃牙」までがアニメ化されています。アニメ版では臨場感あふれる試合光景が見どころであり、龍書文とオリバとの一戦は作中屈指の激戦となりました。以下では、「刃牙(バキ)」から、龍書文のアニメ声優・手塚秀彰のプロフィールや主な出演作品を紹介します。

手塚秀彰のプロフィール

龍書文のアニメ声優・手塚秀彰さんは、1954年生まれ、栃木県出身の声優・俳優です。1980年代に俳優活動を開始し、テレビドラマや映画に出演しています。1990年代からは声優業も行い、主に海外作品の吹き替えを多数行っています。

手塚秀彰の主な出演作品や演じたキャラ

声優・手塚秀彰さんの主な出演作品は、アニメ「ヴィンランド・サガ」ケティル役、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」ズォーダー役、「憂国のモリアーティ」ジェファーソン・ホープ役等です。吹き替えでは、「ミッション:インポッシブル」シリーズで知られるヴィング・レイムスや、「アイアンマン」シリーズ等に出演するサミュエル・L・ジャクソンの声を担当しています。

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龍書文に関する感想や評価

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実在の武術家と伝説の雀士をモデルに生み出された龍書文。中国の賭け試合で無敗を誇った武人らしく、オリバ戦でも余裕を見せながら戦いを繰り広げました。最後は、オリバの強烈な頭突きに圧倒され、戦闘不能に陥りました。しかし、ハンドポケットだけは貫き、龍書文の武術家としてのプライドを感じさせるでしょう。以下では、「バキ・中国大擂台賽」に登場した龍書文に関する感想や評価を紹介します。

感想1:ハンドポケットで戦う姿がかっこいい

武術家の他に、雀士をモデルに生み出された龍書文。試合では手をポケットに入れ、相手をなめるような姿勢で挑む姿が印象的でしょう。オリバの攻撃をかわしながら、ここぞというタイミングで強烈な一撃を食らわせるスタイルは、余裕すら感じられるでしょう。戦闘シーンはもちろん、ハンドポケットの構えもかっこいいと評されており、「刃牙(バキ)」では独特の存在感を放っています。

感想2:最も良い組み合わせ

「刃牙」シリーズといえば、どのキャラクターにも平等に見せ場があることが特徴であり、その中でも龍書文とオリバの対決は、作中屈指の名勝負と言われています。龍書文のかっこいい魅力だけでなく、お互いに負け知らずの実力者同士の戦いもファンの興味を惹き、面白いと評されています。また、龍書文とオリバの組み合わせも最高との感想もみられ、最後まで白熱した戦いが繰り広げられました。

感想3:龍書文が好き

刃牙の登場キャラの多くは、実在の武術家や格闘選手をモデルとする一方、伝説の雀士もモデルとなった龍書文は、異色のキャラクターとも呼べるでしょう。SNSでは、モデルと言われる桜井章一さんと雰囲気が似ているとも指摘され、龍書文のかっこいい雰囲気を引き立てているでしょう。また、刃牙のキャラクターの中で、龍書文が好きとの声も多く見られ、スピンオフ作品での登場も期待されています。

感想4:熱い戦いが良い

見た目だけでなく、戦闘スタイルもかっこいい龍書文といえば、ハンドポケットが印象的でしょう。一見すると無防備で危険な行為に思えるも、実際は龍書文の技の1つと判明しています。居合と同じ原理で高速技を繰り出し、オリバに強烈な貫き手を与えました。圧倒的な強さを誇る龍書文に対してオリバはどのように立ち向かうのか、最後まで熱い展開が続けられた龍書文とオリバ戦は、刃牙の名勝負に数えられています。

感想5:上位10位内に入る強さ

作中ではオリバに敗れた龍書文でしたが、武術家としての実力は相当高いと推測され、刃牙の最強キャラにて、ベスト10に入る強者とも評されています。10代の頃から圧倒的な強さを見せつけ、裏社会の賭け試合でも25年間無敗を誇ってきた龍書文。作中最強の範馬勇次郎からも警戒されていたことから、かなりの実力者と言えるでしょう。もし、範馬勇次郎との対戦が実現したら、オリバ戦以上の苛烈な戦いになると予想されます。

感想6:敗北しても最強キャラ感がある

ビスケット・オリバの頭突きを受けて、中国大擂台賽での敗北を余儀なくされた龍書文。しかし、彼の両手はポケットに入ったままであり、スマートな姿勢をオリバに讃えられました。SNSでは、オリバ戦に負けても強いキャラ感があると言われており、龍書文の実力はかなり高いと推測されるでしょう。また、モデルとなった雀士・桜井章一さんの名言が龍書文のセリフに起用されたことも、龍の強さやかっこいい魅力を引き立てています。

感想7:ハンドポケット居合もかっこいい

龍書文といえば、ハンドポケットを用いた居合が有名でしょう。作中では居合の理論が説明されており、モデルとなった李書文が考案した技にも思えるでしょう。一方、ハンドポケットは、登場キャラにも大きな影響を与え、範馬親子などが習得を試みるなど「刃牙」を代表する技の1つになっています。また、龍書文のハンドポケットもかっこいいとの声もみられ、スマートでかっこいい戦闘スタイルがファンを魅了しています。

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龍書文まとめ

「バキ」の龍書文まとめ・イメージ画像

「刃牙(バキ)」の龍書文の強さや必殺技、オリバ戦の結果やモデルなどをネタバレ考察しました。クールでスマートな戦いぶりや、最後まで己の信念を貫いた姿勢がかっこいい龍書文。作中ではオリバ戦のみの登場でしたが、貫き手などの技や余裕のある戦いぶりがファンを魅了しました。また、強くてかっこいいだけでなく、武術を極めた者としてのプライドの高さも、龍書文の魅力となっています。

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