【刃牙】烈海王の腕が愚地克己に移植？ピクル戦で失った右腕が復活した経緯を解説

烈海王のプロフィールや、活躍、腕が何話で移植されたのか？などを深掘りする前に、「刃牙（バキ）」の作品情報について紹介していきましょう。刃牙（バキ）は、板垣恵介の人気代表作「グラップラー刃牙」が第1作目で、その後続編が何作品もシリーズ化されている格闘漫画です。第1部の「グラップラー刃牙」が、週刊少年チャンピオンで1991年に連載がスタートされ、1999年に完結しています。

「グラップラー刃牙」は、完結後も人気を獲得しており、シリーズ展開されました。2023年8月現在は、第5部の「刃牙らへん」が連載されています。刃牙（バキ）シリーズは多くの人気を獲得し、アニメ化はもちろん、外伝として、スピンオフ作品も多いです。2021年5月にはシリーズ累計発行部数が8500万部を突破しています。

刃牙（バキ）は、我流の格闘術で地下闘技場のチャンピオンになった男子高校生の範馬刃牙が主人公の物語です。刃牙は、「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎の息子であり、母を殺害した父を倒すために、格闘術を極めていきます。刃牙は父親を倒すために、地下闘技場で、強敵と日々対戦していくのでした。

「腕はどうなった？」と話題を集めている烈海王（れつかいおう）は、烈永周（れつえいしゅう）という本名をもつ香港出身の中国武術家です。身長176センチ・体重106キロで、筋肉隆々の体格をしています。

烈海王は、幼い頃から白林寺で修行を重ねていた実力派で、海王という称号を獲得。烈海王は、香港で、魔拳や拳雄と称されています。烈海王はとにかく強く、主人公の刃牙に「世界中で烈海王に勝てる人間は見つからない」といわせてしまうほど。繰り出す技がとにかく巧みで、パワーはもちろん、スピードも速い一流の格闘家です。

烈海王と検索すると、必ずといっていいほどあがるキーワードが「腕」や「愚地克己」です。そこで、「烈海王の腕がどうなったのか？」・「腕が愚地克己に移植されたのか？」・「移植シーンは何話なのか？」などを考察しながら深掘りしていきましょう。

烈海王の腕についての考察の1つ目が、「愚地克己が片腕になった理由はピクル戦？」です。まずは、烈海王の腕が移植されたと話題の愚地克己の腕について深掘りしていきましょう。愚地克己（おろちかつみ）は、空手界の最終兵器といった異名を持つ格闘家であり、空手組合の神心会の会長の愚地独歩の養子です。

愚地克己は、ベンチプレス300キロ、100メートルは10秒台といった高い身体能力を持ち合わせています。そんな高い身体能力を活かして、「マッハ突き」といった音速を超える打突の必殺技を繰り出すことができる格闘家です。そんな強さを誇る愚地克己が片腕になった理由が、ピクル戦でした。愚地克己は、刃牙の第3部である「範馬刃牙」でピクルと対戦しています。

愚地克己は、ピクル相手に3度のダウンを奪うなど有利な戦いを繰り広げていました。愚地克己は、最後のダウンを取ろうと、自身の技「真・マッハ突き」を繰り出します。しかし、この技は自身の腕が耐えられる威力以上で、腕がちぎれた状態になってしまいました。そして、ちぎれた状態の右腕を、ピクルが噛みちぎり、愚地克己は片腕を失っています。

愚地克己の腕を食いちぎったピクルは、1億9000万年前の岩塩層から蘇った人物です。ピクルは恐竜が生きていたジュラ紀に生存していた人物で、「恐竜と対峙し、恐竜を食べていた」と語っています。ピクルは、ティラノサウルスと共に岩塩層で塩漬けになっていた所を見つけられ、蘇生プロジェクトで蘇った野人です。

恐竜と対峙してきたピクルの戦闘能力は高く、トラックの運転席を一撃で破壊できるとてつもないパワーの持ち主です。その上、ピクルは銃弾を弾き飛ばせる皮膚の強度を持ち合わせています。ジュラ紀に生存していたため、基本的に捕食するために相手と対峙する戦士です。

烈海王の腕についての考察の2つ目が、「烈海王の腕が愚地克己に移植されたのは何話？」です。ピクル戦で片腕を失くした愚地克己が、腕を移植されたのは何話なのかについても深掘りしていきましょう。烈海王の腕が移植されたのは、第5部「バキ道」の5巻・第44話です。愚地克己の義父の独歩の腕を繋いだ闇医者の梅澤に、烈海王の腕を移植されました。

烈海王の腕についての考察の3つ目が、「愚地克己が失った右腕が復活した経緯」です。烈海王の腕が移植されたシーンが何話なのか判明したところで、経緯が何話に描かれているのかについても考察していきましょう。愚地克己に腕の移植が提案されたのは、第5部「バキ道」の4巻・第36話です。独歩たちから提案された愚地克己は、44話で烈海王の腕を移植されました。

徳川光成は烈海王が死亡した際に、「愚地克己に腕を移植しよう」と思い、右腕を保存していたのです。手術後、愚地克己は新しい右腕で修行に励みます。当初は違和感が出ると思われていましたが、拒否反応もなく、自らの腕のように使うことが出来ており、無事に右腕が復活しました。

烈海王の腕が何話で移植されたのかなどを深掘りしたところで、刃牙シリーズでの烈海王の活躍についてもネタバレしていきましょう。まずは、第1部のグラップラー刃牙での烈海王の活躍をネタバレします。烈海王は、徳川光成が主催する地下トーナメントの出場者として登場しました。

1回戦では、セルゲイ・タクタロフに勝利し、2回戦もマウント斗羽に勝利します。3回戦で愚地克己と対戦し、マッハ突きの一撃を崩拳で打ち破って勝利しました。その後、範馬刃牙と準決勝で対決し、刃牙を追い詰めましたが、転蓮華を決められて敗北しています。

• 作品名：グラップラー刃牙（グラップラーバキ）
• 原作：板垣恵介
• 掲載誌：週刊少年チャンピオン
• 発表号：1991年43号〜1999年42号
• 話数：全380話（外伝9話を含む）

第2部のバキでの烈海王の活躍をネタバレします。烈海王は、刃牙に敗北したトーナメント終了後に、神心会に招待されます。しかし、神心会を訪れていた時にドリアンの襲撃され、愚地克己が倒されてしまいました。ドリアンに逃げられ激昂した烈海王は、徳川光成と「ドリアンを含む最凶死刑囚との24時間バトルを受ける」といった契約を結びドリアンと対峙し勝利します。

その後も、ヘクター・ドイルと対峙し、ドイルを追い詰めていきます。あと一歩で勝利するところで、ジャックに薬を打たれて決着は付きませんでした。その後、薬で自身が気を失っている間に守り続けたドイルのことを看護し続けています。

烈海王は、死刑囚が全員収監されると、刃牙と共に中国大擂台賽に向かうことにします。烈海王は、1回戦で孫海王を倒し、その後も寂海王を撃破しました。中国連合軍で唯一勝利を収めた烈海王は、中国大擂台賽終了後は日本に帰国しています。

• 作品名：バキ
• 原作：板垣恵介
• 掲載誌：週刊少年チャンピオン
• 発表号：1999年43号〜2005年52号
• 話数：全276話

第3部の範馬刃牙での烈海王の活躍をネタバレします。烈海王は、ピクルと対戦しますが、ピクルの戦闘力は常人離れしており、終始劣勢を強いられます。そして、右脚を食べられて敗北してしまいました。右脚を失った烈海王は、義足を装着し、愚地克己の成長に貢献します。その後、ボクシングジムに入門し、格闘家としても活動し続けています。

• 作品名：範馬刃牙（はんまばき）
• 原作：板垣恵介
• 掲載誌：週刊少年チャンピオン
• 発表号：2006年1号〜2012年38号
• 話数：全319話（外伝7話を含む）

第4部の刃牙道での烈海王の活躍をネタバレします。烈海王は、ボクシング界で活躍していましたが、宮本武蔵が復活することを聞きつけ、日本にやってきました。そして、本部以蔵らが止める中、地下闘技場で宮本武蔵と対峙します。

烈海王は苦戦を強いられ続け、最終的に宮本武蔵の一撃で切り裂かれてしまうのでした。烈海王は、臓腑や脊髄が両断され、大量に出血し、死亡しています。烈海王は死亡した後、火葬されましたが、右腕のみは保存されており、愚地克己に移植されることになるのでした。

• 作品名：刃牙道（ばきどう）
• 原作：板垣恵介
• 掲載誌：週刊少年チャンピオン
• 発表号：2014年16号〜2018年19号
• 話数：全198話

「刃牙（バキ）」で烈海王を演じた声優の1人が、安井邦彦（やすいくにひこ）です。安井邦彦は、1960年12月12日生まれ・愛知県名古屋市出身の俳優兼声優で、フリーで活動しています。安井邦彦は、日本大学芸術学部の卒業生で、1986年に声優デビュー。アニメだけでなく、映画の吹き替えなど、幅広く活動している人気声優です。

「刃牙（バキ）」以外の出演代表作

• アニメ「機動新世紀ガンダムX」：ルクス・ハノマアク役
• アニメ「頭文字D」：弘道役
• アニメ「Bビーダマン爆外伝」：ヒリュー、ドラーケン役他
• アニメ「KAIKANフレーズ」：愛音の父役他
• アニメ「Bビーダマン爆外伝V」：デビルスリンガー役他
• アニメ「サラリーマン金太郎」：椎名崇役
• アニメ「恋する天使アンジェリーク〜心のめざめる時〜」：アナン役
• アニメ「NARUTO-ナルト-」：ヨタカ役
• アニメ「流星のロックマン」：ペガサス・マジック役

「刃牙（バキ）」で烈海王を演じたもう1人の声優が、小山力也（こやまりきや）です。小山力也は、1963年12月18日生まれの声優で、劇団俳優座に所属しています。小山力也は、大学卒業後に桐朋学園大学短期大学部の芸術科演劇専攻に進み、1987年に俳優デビュー。1996年には声優デビューし、多くの作品に出演するなど多彩に活動しています。

「刃牙（バキ）」以外の出演代表作

• アニメ「はじめの一歩」：鷹村守役
• アニメ「名探偵コナン」：毛利小五郎（2代目）役他
• アニメ「闘牌伝説アカギ〜闇に舞い降りた天才〜」：南郷役
• アニメ「NARUTO-ナルト-」：ヤマト（テンゾウ）、ホタルビ役
• アニメ「ソウルイーター」：死神様役
• アニメ「X-MEN」：ウルヴァリン/ローガン役
• アニメ「Fate/Zero」：衛宮切嗣役
• アニメ「血界戦線」：クラウス・V・ラインヘルツ役
• アニメ「食戟のソーマ」：幸平城一郎役

刃牙シリーズは、とにかく多くのキャラクターが登場しますが、その中でも烈海王は高い人気を集めているキャラクターです。そのため、烈海王が死亡した時には、死を惜しむ声が多く上がっていました。その後、愚地克己に腕が移植されると注目を集め、「烈海王の腕は本当に移植されたのか？」・「移植されたのは何話？」と移植を怪しむ声が多くあがりました。

「バキ道」で愚地克己に腕が移植されるとすぐに、「烈海王の腕は何話で移植されたのか？」などといった移植を疑う感想も多くあがりました。その後、烈海王の移植が本当ということが判明すると、「烈海王は腕だけでなく、実は色々な部位が保管されているのでは？」・「烈海王の他の部位は誰が移植される？」といった声も上がっています。

烈海王の腕が愚地克己に移植される展開に驚く刃牙ファンは多く、「烈海王の移植シーンが何話なのか知りたい」といった疑いの声や、「烈海王の腕が移植されるとは思わなかった」といった声が多数あがりました。それほどインパクトが大きく、「日焼けしたら、烈海王の腕を移植したみたいになった」などといった声や、「烈海王の腕を移植したい」といった声も多く上がっています。

烈海王は、板垣恵介の人気漫画「刃牙（バキ）シリーズ」に登場する人気キャラクターです。第4部の刃牙道で惜しまれつつも亡くなりましたが、その後のバキ道で腕が保存されており、愚地克己に移植されたことで話題を集めました。烈海王の腕の移植シーンが何話なのかなどの詳細や、活躍などを見て気になった方は、一度「刃牙（バキ）シリーズ」を見てみてはいかがでしょうか？