【刃牙】寂海王の強さと人気の理由は？烈海王戦の結果やモデルとなった人物は？

漫画『刃牙シリーズ』の第2部『バキ』には、寂海王というキャラクターが登場しています。漫画『刃牙シリーズ』の第2部『バキ』に登場する寂海王は、日本唯一の｢海王｣であり、｢空拳道｣の師範を務めています。｢空拳道｣の師範・寂海王は並の｢海王｣を超える強さを持っており、漫画『バキ』の中国大擂台賽編で初登場しました。寂海王は｢空拳道｣の達人であるものの、勝つために手段を選ばない人間であり、卑怯者扱いされています。

そのため、寂海王は握手の罠を駆使し、｢中国大擂台賽｣で烈海王を圧倒しました。しかし、寂海王はセリフの面白さや独特な戦い方から、漫画『刃牙シリーズ』で高い人気を博しています。本記事では、漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王について、強さや烈海王戦での握手の罠、モデルなどを紹介します。まずは、寂海王が登場する漫画『刃牙シリーズ』の作品情報とストーリーのあらすじを簡単にまとめたので紹介していきます。

寂海王が登場する『刃牙シリーズ』とは、板垣恵介の『グラップラー刃牙』を原作とした漫画シリーズです。漫画『刃牙シリーズ』は武術の他流試合と異種格闘技戦をテーマにした格闘漫画であり、主人公・範馬刃牙の戦いや成長などが描かれています。漫画『刃牙シリーズ』は1991年に第1部『グラップラー刃牙』の連載が｢週刊少年チャンピオン｣で始まり、これまで『バキ』や『範馬刃牙』などのエピソードが制作されています。

漫画『刃牙シリーズ』は2023年8月現在も続いており、｢週刊少年チャンピオン｣で第6部『刃牙らへん』の連載が行われています。漫画『刃牙シリーズ』はキャラが全員かっこよく、ストーリーや世界観も作り込まれています。また、漫画『刃牙シリーズ』はバトルシーンやセリフも面白く、欠点がありません。そのため、漫画『刃牙シリーズ』は2023年8月現在、シリーズの累計発行部数が8500万部を超えるほど高い人気を博しています。

主人公の範馬刃牙は、地上最強の生物・範馬勇次郎の子供として生を受け、地下闘技場のチャンピオンに君臨していました。しかし、範馬刃牙は父親の範馬勇次郎に完敗し、母親を殺されてしまいます。これがきっかけで、範馬刃牙は範馬勇次郎打倒を志し、武者修行の旅に出ました。そして、範馬刃牙は圧倒的な強さと人間離れしたタフネスを手に入れ、東京ドーム地下闘技場の格闘大会｢最大トーナメント｣に出場することになるのでした。

本記事で、強さや烈海王戦での握手の罠、モデルなどを紹介する寂海王（じゃくかいおう）とは、漫画『刃牙シリーズ』に登場するキャラクターの1人です。寂海王は漫画『バキ』の中国大擂台賽編で初登場した男性キャラクターであり、スキンヘッドと黒縁メガネが特徴となっています。第2部『バキ』の中国大擂台賽編に登場する寂海王は、日本人で唯一｢海王｣の名を冠しており、｢空拳道｣の師範として2万4千人の弟子を抱えています。

寂海王は｢海王｣の中で特に見た目が冴えないキャラクターであり、一切強そうに見えません。しかし、寂海王は｢空拳道｣と奇襲攻撃の達人であり、烈海王に匹敵する強さを持っています。また、寂海王は自身の道場の組織経営に尽力しており、2万4千人の弟子のために強者のスカウトを行っています。漫画『バキ』の作中で、寂海王は｢中国大擂台賽｣に出場し、陳海王を破ります。その後、寂海王は格上の烈海王と死闘を繰り広げました。

漫画『バキ』の中国大擂台賽編に登場する寂海王は冴えない見た目をしており、｢海王｣らしさが全くありません。しかし、寂海王は｢空拳道｣の達人であり、誰よりも｢勝利｣に執着しています。また、寂海王は奇襲攻撃と頭脳戦をマスターしており、握手を利用した罠で格上の烈海王を翻弄しました。ここからは、漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王の強さや陳海王戦の結果、烈海王戦での握手の罠について、まとめて紹介していきます。

漫画『バキ』の中国大擂台賽編に登場する寂海王は、殴り合いの強さや瞬発力が他の｢海王｣に遠く及びません。しかし、寂海王は｢空拳道｣の達人であり、投げと関節技の強さが｢海王｣でトップクラスとなっています。また、寂海王は心理戦を得意としており、勝つために一切手段を選びません。さらに、寂海王は｢勝利｣への執着心が凄まじく、かっこ悪い戦い方を平気で行います。そのため、寂海王は当初、卑怯者扱いされていました。

しかし、寂海王は｢中国大擂台賽｣で陳海王を圧倒し、第二回戦に進出します。その後、寂海王は握手の罠と｢空拳道｣の関節技を駆使し、二回戦で格上の烈海王を圧倒しました。これらを見ると、寂海王の強さは中国大擂台賽編でトップクラスといえるでしょう。実際、寂海王は主人公の範馬刃牙や｢Mr.アンチェイン｣のビスケット・オリバに強さを高く評価されています。また、地上最強の生物・範馬勇次郎も寂海王を弱者扱いしませんでした。

漫画『バキ』の作中で、寂海王は｢海王｣の1人として｢中国大擂台賽｣に出場し、陳海王と戦います。陳海王とは、福建省出身の｢海王｣であり、｢三合拳｣の使い手として知られています。陳海王の｢三合拳｣とは、拳・気・地を合体させた中国拳法の名前です。当初、陳海王は勝利を確信し、｢三合拳｣で寂海王を滅多打ちにしました。この時、寂海王は｢三合拳｣のダメージで膝をつき、対戦相手の陳海王にヘッドハンティングを行います。

突然のヘッドハンティングに陳海王は驚き、一瞬油断してしまいます。その隙を突き、寂海王は陳海王を投げ飛ばします。そして、寂海王は関節技で陳海王の肩をはずし、｢中国大擂台賽｣の第二回戦に進みました。この時、郭海皇は不甲斐ない中国人の｢海王｣に激怒し、中国連合軍と日米生き残り組のチーム戦を突然始めます。その後、寂海王は｢海王｣で唯一日米生き残り組に味方し、主人公の範馬刃牙と親交を深めることになりました。

陳海王に勝利した寂海王は、｢中国大擂台賽｣の第二回戦で烈海王と戦います。第二回戦の開始直後、寂海王は実力を褒めながら烈海王に握手を求めました。この時、寂海王は握手で油断を誘おうとするものの、烈海王に投げ飛ばされてしまいます。寂海王の反則技に観客は激怒し、大ブーイングを行いました。しかし、寂海王は立ち上がり、再び烈海王に握手を求めます。烈海王は握手の罠を見抜き、再度寂海王を投げ飛ばします。

しかし、寂海王は一切諦めず、烈海王に3度目の握手を求めました。3度目の握手を烈海王は信じ、寂海王に手を差し出します。この時、寂海王は鉄拳と投げ技で烈海王にダメージを与え、そのまま腕ひしぎ十字固めを行いました。腕ひしぎ十字固めで烈海王は右肘の関節がはずれ、寂海王に挑発されます。しかし、烈海王は右腕をハンデとし、寂海王に猛攻撃を行います。上述で紹介した通り、寂海王は殴り合いの戦闘力が高くありません。

そのため、寂海王は烈海王の猛攻撃に一切反撃出来ませんでした。そこで、寂海王は烈海王に背中を見せ、頭を抱えながら丸まります。寂海王の｢護身｣のポーズは非常に強く、烈海王の猛攻撃を無効化しました。しかし、寂海王は脊椎の急所を突かれ、顔面に烈海王の鉄拳が直撃します。これにより、｢中国大擂台賽｣の第二回戦は烈海王の勝利で幕を下ろしました。しかし、烈海王は自身の勝利を認めず、寂海王を｢英雄｣と呼んで称賛しました。

漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王は、握手を使った心理戦を多様したため、｢中国大擂台賽｣の観客に卑怯者扱いされています。しかし、寂海王はとある理由で、漫画『刃牙シリーズ』ファンに高い人気を博しています。この人気から、漫画『刃牙シリーズ』には、寂海王のモデルが気になるといった声が多数寄せられています。ここからは、漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王の人気の理由やモデルについて、紹介していきます。

確かに、寂海王は卑怯な技ばかり使う武術家です。しかし、寂海王は｢海王｣の中で最も常識的な性格をしており、恐ろしさや下品さを感じさせません。また、寂海王は見た目に反して｢勝利｣への執着心が凄まじく、漫画『刃牙シリーズ』で最も心理戦に長けています。さらに、寂海王は本作唯一のヘッドハンターであり、度々強者をスカウトしています。これらの魅力から、寂海王は漫画『刃牙シリーズ』で高い人気を博し続けています。

残念ながら、寂海王のモデルは公式で明かされていません。しかし、寂海王のモデルはファンの間で宗道臣だと考えられています。宗道臣とは、｢北少林義和門拳｣の第21代正当継承者であり、｢少林寺拳法｣の創始者として知られています。寂海王と宗道臣は見た目が一致しており、人材に重きを置く考え方も非常に似ています。そのため、寂海王のモデルは、｢少林寺拳法｣の創始者・宗道臣である可能性が非常に高いといえるでしょう。

漫画『刃牙シリーズ』のアニメで、寂海王を演じた声優は、日本の男性声優である青山穣（あおやまゆたか）です。寂海王を演じた青山穣とは、1965年1月30日に愛知県で生まれた男性声優であり、声優事務所の｢ケンユウオフィス｣に所属しながら活動しています。元々、青山穣は｢がんばれ！ベアーズ｣に感銘を受け、映画の世界を目指していました。しかし、青山穣はアルバイト時代に歌舞伎座で声優を勧められ、声優業を志しました。

声優を志した青山穣は、｢映像テクノアカデミア｣で演技を学び、1990年代に声優デビューします。その後、青山穣は1997年のアニメ『ルパン三世ワルサーP38』に出演し、テレビアニメデビューを飾りました。そして、青山穣はスティーヴ・ブシェミの吹き替え担当に抜擢され、声優として大ブレイクすることになりました。2023年8月現在、声優の青山穣はナレーターとしても活動しながら数多くの人気アニメに出演し続けています。

• 2001年のアニメ『名探偵コナン』：山本航一役、山崎哲史役、榊泰三役、他
• 2004年のアニメ『BLEACHシリーズ』：としりん役、伊江村八十千和役
• 2005年のアニメ『焼きたて！！ジャぱん』：シャドウ・ホワイト役
• 2007年のアニメ『ナルトシリーズ』：サソリ役
• 2007年のアニメ『銀魂シリーズ』：岡田似蔵役、ゲーマー星人A役
• 2008年のアニメ『黒執事シリーズ』：アーサー・ランドル卿役
• 2010年のアニメ『フェアリーテイル』：ジュラ・ネェキス役、クロドア役、他

• 2013年のアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』：ヴェルテ・タラン役
• 2014年のアニメ『ログ・ホライズン』：マルヴェス役
• 2015年のアニメ『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』：トド・ミルコネン役
• 2016年のアニメ『TO BE HERO』：山田さん役
• 2019年のアニメ『かぐや様は告らせたいシリーズ』：ナレーション役
• 2022年のアニメ『機動戦士ガンダム水星の魔女』：ゴドイ役
• 2023年のアニメ『マッシュル』：ファルマン・クレゴス役

漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王には、寂海王が好きといった感想が多く寄せられていました。寂海王は冴えない見た目をしているものの、誰よりも｢勝利｣への執着心が強いキャラクターです。また、寂海王は見た目に反して強く、烈海王や範馬刃牙から高く評価されています。さらに、寂海王は本作唯一のヘッドハンターという面白さもあり、漫画『刃牙シリーズ』で高い人気を博しています。

漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王には、寂海王が強いといった感想も多く寄せられていました。漫画『バキ』の中国大擂台賽編で、寂海王は烈海王に負けています。しかし、寂海王は烈海王に実力を称賛されています。また、寂海王は範馬刃牙やビスケット・オリバにも実力を高く評価されていました。そのため、寂海王は2023年8月現在、漫画『刃牙シリーズ』ファンに強キャラの1人として扱われています。

漫画『刃牙シリーズ』に登場する寂海王には、モデルが宗道臣だと考える感想も多く寄せられていました。残念ながら、寂海王のモデルは2023年8月現在も不明となっています。しかし、寂海王は少林寺拳法の創始者である宗道臣と見た目が酷似しています。また、考え方もそっくりであるため、寂海王のモデルは宗道臣だと考察されています。

本記事では、寂海王について、強さや烈海王戦での握手の罠、モデルなどを紹介しました。寂海王は見た目と強さのギャップが凄まじいキャラクターであり、烈海王やビスケット・オリバに高く評価されています。また、寂海王は漫画『刃牙シリーズ』で高い人気を博しており、第3部の『範馬刃牙』にも登場しています。そのため、寂海王は烈海王以外の｢海王｣で最も優遇されているキャラクターだといえるでしょう。