【刃牙】モデルとなった人物まとめ！範馬勇次郎・花山薫や死刑囚まで一覧で紹介

キャラクターのモデルになった人物を知る前に、まずは「刃牙/バキ」の基本情報を紹介していきます！刃牙/バキは1991年から連載されている漫画で、これまでに「グラップラー刃牙」「バキ」「刃牙道」などのタイトルが使用されています。原作者の板垣恵介は少年時代から格闘技に対して強い憧れを抱いており、自衛隊を経て漫画家デビューしているようです。

刃牙/バキの主人公は範馬刃牙です。範馬刃牙は「地上最強の生物」と呼ばれている範馬勇次郎の息子で、物語序盤には格闘技に精通しているキャラクターたちが集まる地下闘技場のチャンピオンになっています。その後は「死刑囚」「剣豪」「相撲取り」などのキャラクターたちが登場しており、メインキャラクターが新しいキャラクターと戦うという展開が描かれています。

ここからは刃牙/バキに登場したキャラクターのモデルになった人物を一覧化してまとめていきます。モデルになった人物のプロフィールや、キャラクターの特徴などをまとめて載せていきます。まずはメインキャラクターである範馬勇次郎・範馬刃牙のモデルを紹介していきます。

範馬勇次郎のモデルは「のたり松太郎」の「坂口松太郎」と言われています。坂口松太郎は本作の主人公で、「荒駒」という四股名で呼ばれている力士です。元々は一般企業の就職活動を行っていましたが、立ち寄った食堂で力士と喧嘩になっており、強靭な肉体を見た親方たちにスカウトされています。そんな坂口松太郎が登場した本作は1973年から1998年まで漫画が連載されていました。

坂口松太郎がモデルと言われている範馬勇次郎は「地上最強の生物」と呼ばれているキャラクターです。常に衛星で監視されている危険人物で、アメリカ合衆国の歴代大統領は範馬勇次郎に対して忠誠を誓う事が定例になっています。作中ではアフリカ象や北極熊を素手で倒しており、範馬刃牙との壮絶な親子喧嘩が描かれています。

範馬刃牙のモデルは格闘家の平直行と言われています。平直行は宮城県出身の総合格闘家で、ブラジリアン柔術・シュートボクシングなどの試合経験を持っている人物です。幼少期は学校でブルース・リーが大流行しており、中学時代から空手を始めたと言われています。プロの格闘家になってからもアマチュアの試合に出場していたため、戦いに飢えた姿勢が範馬刃牙に似ていると言われているようです。

範馬刃牙は本作の主人公で、範馬勇次郎の息子です。地下闘技場のチャンピオンに君臨するなどの圧倒的な強さを誇っていますが、普段は平凡な高校生をしており、不良に絡まれた時にもなるべく戦わないようにしていました。元々は母親を殺した範馬勇次郎に復讐するために生きていましたが、現在では父親の強さを誇りに感じている感情も持ち合わせているようです。

ここからは刃牙/バキに登場したその他のキャラクターのモデルになった人物をまとめていきます。刃牙/バキには個性豊かなキャラクターが登場していますが、実在する人物がモデルになるケースも多いようです。モデルになった人物やキャラクターのプロフィールをまとめていきます。

ジャック・ハンマーのモデルは「ダイナマイト・キッド」と言われています。ダイナマイト・キッドはイギリス出身のプロレスラーで、「剃刀戦士」という二つ名を付けられていた人物です。過剰なまでの受け身で相手の攻撃を受け止めているため、そのような点がジャックと酷似しているようです。WWFだけでなく日本でも活躍しており、日本では「爆弾小僧」と呼ばれ愛されていたようです。

ジャック・ハンマーは範馬勇次郎の息子で、範馬刃牙の異母兄です。強さに対して異常な執念を燃やしており、強くなるためなら薬物投与も問わないという姿勢を見せています。範馬刃牙と同様に父親を超える事を目標にしていましたが、地下闘技場の決勝で範馬刃牙に敗れています。死刑囚編では激痛に耐えながら医療で身長を20センチ伸ばしており、モハメド・アライの息子を倒す強さを見せています。

花山薫のモデルは「花形敬」と言われています。花形敬は1990年代に生きていたヤクザで、存命時は安藤組の大幹部でした。組長の安藤から絶大な信頼を受けており、武器を持たない「素手喧嘩」というスタイルが花山薫にも描かれているようです。喧嘩はそれほどでもなかったという証言もありますが、強い人望で同業者を惹きつけていたようです。

花山薫は花山組の二代目組長を務めているキャラクターです。父親が早世したため15歳で組長に就任しており、日本中のヤクザ・不良から「日本一の喧嘩師」と呼ばれています。強くなるためのトレーニングを否定していますが、体育の日にだけはジョギングする事を決めているようです。作中では死刑囚のスペックと戦っており、圧倒的な攻撃でスペックに恐怖を与えた後に勝利を掴んでいます。

愚地独歩のモデルは「大山倍達」と言われています。大山倍達は国際空手道連盟総裁・極真会館館長を務めていた人物です。日本領だった朝鮮で生まれており、第二次世界大戦が勃発した時には国籍が韓国になりましたが、1968年に再び日本籍を取得しています。現役時代は「牛殺し」と呼ばれる強さを誇っており、空手バカ一代という漫画のモデルにもなっているようです。

愚地独歩は世界最大の勢力を誇るフルコンタクト空手・神心会の総帥を務めているキャラクターです。地下闘技場では素手で虎を殺す強さを見せており、格闘技関係者からは「虎殺し」「武神」という異名を付けられています。古くから伝わる空手を使用する事が多く、当たった部分は全て急所になると言われています。死刑囚編では手首を切断されていますが、そのまま相手を殴りつける姿が描かれています。

愚地克己のモデルは「山本義徳」と言われています。山本義徳は日本のボディビルダーで、パワーリフティング界では剛力の持ち主と呼ばれている人物です。また同じくボディビルダーの「マッスル北村」もモデルになっているようで、マッスル北村の本名である北村克己が愚地克己の名前に使われているようです。

愚地克己は愚地独歩の養子で、「空手界の最終兵器」と呼ばれているキャラクターです。独歩が30歳で会得したビン切りを愚地克己は20代で会得しており、独歩からは「俺よりも強い」と言われています。地下闘技場では烈海王に敗れていますが、愚地克己は「中国拳法から学ぶものがある」と考えて烈海王を道場に招待しています。また烈海王が命を落とした後には、愚地克己に遺された右腕が移植されています。

渋川剛気のモデルは「塩田剛三」と言われています。塩田剛三は合気道家で、「生ける伝説」と呼ばれていた人物です。元々は剣道・柔道で武道に対する才能を見せていましたが、合気道の創始者である植芝盛平と戦った時に手も足も出ずに敗れてしまったようです。そのような経緯で塩田剛三は合気道に興味を抱いており、植芝盛平の元で8年間弟子をしていたようです。

渋川剛気は実戦合気道の達人で、「武の体現」という異名を持っているキャラクターです。75歳という老齢ですが、気の流れをコントロールして巨大な体躯を誇る相手を簡単に投げています。死刑囚編では自分の眼を奪った柳龍光と再び対峙しており、筋肉の化身であるビスケット・オリバを合気道で完全に封じ込める強さを見せています。

烈海王のモデルは「ヤン・スエ」と言われています。ヤン・スエはボディビルダー・俳優として活躍していた人物で、難民だった時に中国本土から香港に泳いで来たという伝説を持っています。烈海王は中国4000年の歴史で最高と称されている武術家で、中国武術界における高位の称号「海王」を与えられています。作中では宮本武蔵との戦いに敗れて命を落としています。

鎬昂昇のモデルは「XJAPANのYOSHIKI」と言われています。他のキャラクターは格闘家がモデルにされている事が多いですが、鎬昂昇は例外のようです。鎬昂昇は地下闘技場編に登場したキャラクターで、スペインの祭り中に牛を倒した事でスカウトされています。素手で相手の神経を切る技を得意にしているため、「紐切り鎬」という異名を付けられています。

天内悠のモデルは「天海祐希」と言われています。中性的な容姿をしているため、宝塚歌劇団出身の天海祐希がモデルになったという考察がなされています。天内悠は地下闘技場編に登場したキャラクターで、アメリカ大統領のボディガードを務めていました。当初は範馬勇次郎のお墨付きを貰っていましたが、範馬勇次郎の怒りを買った事で再起不能になっています。

スペックのモデルは「アンドレイ・チカチーロ」と言われています。アンドレイ・チカチーロはソ連の連続殺人犯で、「赤い切り裂き魔」と呼ばれていた人物です。教師時代に初めての殺人を犯しており、死刑が執行されるまでに52人を殺したと言われています。スペックは死刑囚の1人で、花山薫と死闘を繰り広げたキャラクターです。

柳龍光のモデルは「柳龍拳」と言われています。柳龍拳は「大東塾武道」の総裁で、気功師・霊能者という肩書を持っている人物です。北海道に道場を開いており、多くの他流試合で勝利を収めています。柳龍光は死刑囚の1人で、過去に渋川剛気の眼を潰した事が分かっています。作中では本部以蔵に腕を切断されており、範馬勇次郎の攻撃を受けた事で戦闘不能に陥っています。

ビスケット・オリバのモデルは「セルジオ・オリバ」と言われています。セルジオ・オリバはアメリカのボディビルダーで、最も権威ある大会「ミスターオリンピア」で三連覇を成し遂げた人物です。ビスケット・オリバはアメリカの囚人ですが、囚人とは思えない自由を与えられているため、「ミスターアンチェイン」という異名を付けられています。

純・ゲバルのモデルは「チェ・ゲバラ」と言われています。チェ・ゲバラはキューバの革命家で、1959年の革命でキューバの市民権を獲得した人物です。純・ゲバルはアメリカの囚人で、ビスケット・オリバと同様に「アンチェイン」の異名を持っているキャラクターです。作中ではビスケット・オリバとの戦いに敗れた後に脱獄して故郷に帰っています。

キャラクターのモデルになった人物を知った後は、刃牙/バキのアニメに関する情報をまとめていきます。刃牙/バキはシリーズが多い作品のため、アニメを見るおすすめの順番などもまとめていきます。

刃牙/バキシリーズが放送・製作された順番は、「グラップラー刃牙」「グラップラー刃牙/最大トーナメント」「バキ/1期」「バキ/2期」です。バキの2期では毒に侵された範馬刃牙が復活するストーリーが描かれており、原作漫画のその後のストーリーではピクル・宮本武蔵などのキャラクターが登場しています。

刃牙/バキシリーズのアニメは公開順が時系列順になるため、公開順に視聴するのが分かりやすいです。またシリーズ毎にそれぞれのストーリーは完結しているため、バラバラに視聴しても楽しむ事ができるようです。アニメでは迫力満点のバトルシーンが描かれているため、原作漫画を読んでからアニメを視聴するとより楽しむ事ができます。

モデルになった人物やアニメ情報を知った後は、刃牙/バキに関する読者・視聴者の感想を一覧化して紹介していきます！刃牙/バキは激しいバトルだけでなく面白い描写が多い作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように刃牙/バキにはあらゆる格闘技の猛者たちが登場しています。そんなキャラクターたちのバトルがかっこいいという感想が挙がっているようです。また刃牙/バキは実在している人物の紹介などもあるため、読んでいて勉強になるという感想も挙がっているようです。

迫力満点のバトルが描かれている刃牙/バキですが、キャラクターたちのリアクションやセリフ・行動が面白いという感想も挙がっているようです。そのため刃牙/バキはファンの間でいい意味でネタにされている作品のようです。

刃牙/バキには普通の人間が登場していないため、キャラクターの個性が凄すぎるという感想が挙がっているようです。元々は敵同士だったキャラクターたちに仲間意識が芽生えているため、そんな男たちの絆が熱いという感想も挙がっているようです。

本記事では刃牙/バキに登場したキャラクターのモデルを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？原作者・板垣恵介は格闘技の知識が豊富なため、実在する人物がモデルになる事も多いようです。そんな刃牙/バキをまだ見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！