【グラップラー刃牙】郭海皇は作中最強?烈海王の師の実力や名言まとめ

「グラップラー刃牙」シリーズに登場する中国拳法の最高峰・郭海皇が作中で最強なのではないかとネット上で論争が巻き起こっています。そこで今回は物語の中でもたびたび最強と言われている「地上最強の生物」である範馬勇次郎との戦いを検証し、作中で言い放った名言なども紹介しながら郭海皇の実力を考察していきます。また郭海皇にはモデルとなった人物がいるという事で、そちらも紹介していきます。

【グラップラー刃牙】郭海皇は作中最強?烈海王の師の実力や名言まとめのイメージ

目次

  1. 郭海皇はどんなキャラ?
  2. 郭海皇は最強?実力に迫る
  3. 郭海皇と範馬勇次郎の戦いの行方は?
  4. 郭海皇の名言集
  5. 郭海皇のモデルを調査
  6. 郭海皇・グラップラー刃牙まとめ

郭海皇はどんなキャラ?

郭海皇は、漫画「刃牙シリーズ」の第2部「バキ」の「中国大擂台賽編」で初登場し、老人でありながら中国拳法によって最強とも言うべき実力を発揮した事で周りの登場人物達は度肝を抜かれていました。まずは郭海皇とはいったいどんな人物であるのか、プロフィールや烈海王との関係などを紹介していきます。

郭海皇のプロフィール

郭海皇は中国武術で高位のものに与えられる「海王」達すべての頂点に君臨する「海皇」の称号の持ち主です。他の格闘士だけで無く一般人と比べても非常に小柄な老人であり、日常生活では車椅子に乗って生活をしていますが、これは必要な時に力を使うという彼の考えに基づいたものとなっており、いざ戦いとなるとその身体からは予想もつかない力を発揮し、その実力は達人である「海王」達が足元にも及ばないものとなっています。

他の武術を一切取り入れず、中国拳法のみを追求し続けた完成品が郭海皇であり、範馬勇次郎からは「中国拳法そのもの」と称されていました。また、性格は普段は穏やかな人格者のように振る舞いますが、実は冷酷な部分を多く持ち合わせており、「海王」達が試合に負けると弟子とはみなさずに弱者だと見下し、制裁を加えるときもあります。感情も一定していませんが、機嫌が良い時は弟子以外の武術家にも技を伝授する時もあります。

郭海皇は烈海王の師匠

郭海皇は、漫画「グラップラー刃牙」の「最大トーナメント編」から初登場し、作中の中国武術家代表として活躍してきた実力者・烈海王の師匠の1人です。しかし烈海王の師匠には他に100歳を超えながら強靭な筋肉を持っている劉海王がおり、全員が中国拳法の使い手ではありますが、郭海皇と烈海王の基本的な戦闘スタイルは似ても似つかないため、烈海王に多くを教え込んだのは劉海王だと考察出来ます。

郭海皇の年齢は100歳以上?

郭海皇の年齢は人間の平均寿命を遥かに上回る146歳で、100年に一度開かれる中国の武術大会「大擂台賽」の前回の優勝者です。100年前の「大擂台賽」を制した時の郭海皇は鋼のような筋肉に包まれており、現在の戦闘スタイルとは真逆のものでした。当時の郭海皇は筋肉による強力なパワーが力が最強だと信じきっており、その事を証明するために道場破りを続ける生活をしていましたが、ある時「理」を使いこなす武術家と出会います。

その武術家は年齢が60歳を超える老体で筋肉量も皆無に等しいものでしたが、郭海皇の強力な攻撃がことごとく弾かれ、ついに一撃も与える事無く郭海皇は初めての完敗となりました。それからの郭海皇は力に頼るという今までの考えを捨てて、自分の筋肉が日々衰えていく事に悲しみを覚えながら長年「理」の為の修業に励み、ついに90歳を超えたところでどんな巨漢の相手でもねじ伏せる事が出来る完璧な「理」の武術に到達しました。

郭海皇は武術と関わってから100年以上、強くなる事だけを考えており、その為なら女も家族もすべて捨ててきたと語っていました。中国4000年の歴史で自分ほど強さに執着した武術家はいないとも述べており、「理合」を会得するために今までの強さを捨てていく日々は生涯で一番つらかったという事でした。

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郭海皇は最強?実力に迫る

「刃牙シリーズ」の主人公・範馬刃牙にも「相手はキャリア140年の超武術家だぜ!」と言われたように、長年の修業によって「理」による中国拳法の最高峰となっている郭海皇ですが、果たしてどのような技を繰り出す事が出来るのかを紹介していきます。またその技の詳細を検証し、最強を誇る実力を持っているのかを考察していきます。

郭海皇の防御技・消力

郭海皇の強さの真骨頂は、身体を究極にまで脱力させる事により自分の身体の周りの力の流れをコントロールし、どんな強力な攻撃も無効化するという最強の防御技「消力(シャオリー)」にあります。これによって「地上最強の生物」と呼ばれ、暴力を極めた範馬勇次郎の渾身の打撃を無効化し本人や周囲の人物を驚愕させていました。郭海皇は会得する事自体困難な「消力(シャオリー)」をマスターしており、様々な応用技を持っています。

攻撃にも転化する事ができ、「消力(シャオリー)」によって身体を極限まで脱力した状態で一気に力む事によって大きな力の触れ幅が生じ、その破壊力は厚いコンクリートの壁に巨大なヒビ割れを起こし、範馬勇次郎にも大きなダメージを与えました。またリラックスによって身体の体重を完全に無くし、一時的であれば空に浮かぶという事も可能です。合気道の相手の力を利用する技とは根本から違うもので、自分の肉体のみを使用します。

郭海皇が愚地克己に真マッハ突きを伝授

「空手界の最終兵器(リーサルウェポン)」の異名を持つ実力者・愚地克巳は、「刃牙シリーズ」の第3部である「範馬刃牙」の「野人戦争編」で登場したピクルと戦うために必殺技「マッハ突き」にさらなる磨きをかけようとしていました。しかしなかなか上手くいかずに苦戦している中で、郭海皇のアドバイスによって身体の骨格を無数にイメージする事を思い付き、ついに「真マッハ突き」を完成させました。

「真マッハ突き」は鋼鉄の身体を持つピクルにダメージを与え、さらに「真マッハ突き」を応用させた「マッハ突き」の最終形「当てない打撃」を繰り出した事で郭海皇は驚愕し、「武を50年は進化させた」と感動したセリフを述べていました。これらの技は愚地克巳の類いまれな才能と、中国武術のキャリア140年以上という郭海皇の助言によって完成した技であった事から、郭海皇の底知れぬ知識量がうかがえます。

郭海皇と範馬勇次郎の戦いの行方は?

2019年現在、「刃牙シリーズ」の作中で郭海皇が試合をした相手は範馬勇次郎のみとなっており、ファンの間でも好きな戦闘シーンとして語られています。では究極の「武」と究極の「力」による戦いはどんな戦いであったのか、その詳細を結末までまとめていきます。

郭海皇と範馬勇次郎の戦い

「大擂台賽」で、すでに3人の「海王」に勝利していた勇次郎の前に郭海皇は車椅子に乗って現れ、降りると同時に車椅子を勇次郎の目の前に弾きました。勇次郎はそれを指で受け止め、郭海皇にもう一度乗るように言いました。素直に従った郭海皇を乗せた車椅子を勇次郎が押しながら2人は会話をし、郭海皇が「理合」に至るまでの過去の話が展開されました。そして郭海皇が車椅子から降りた事で「理」と「力」の戦いが始まりました。

試合が始まると勇次郎は先手必勝で打撃を繰り出しますが、郭海皇は「消力(シャオリー)」によって勇次郎の攻撃をことごとく無効化していきました。自身の攻撃が通用しないというのは初めての経験であった勇次郎は驚愕しており、郭海皇に鼻血を出させる事で精一杯という状況です。しかし「消力(シャオリー)」が究極のリラックスであるという事がすぐに分かった勇次郎は郭海皇に「キサマの本能を呼び戻す」という発言をします。

「消力(シャオリー)」をいったいどんな方法で攻略するのかと周囲も息を飲んでいましたが、勇次郎は脱力中の郭海皇の髪の毛を抜き、一瞬郭海皇の筋肉が緊張状態になったところで強力な一撃を加えました。まさかの方法で大ダメージを受けた郭海皇でしたが、すぐに体勢を立て直して「消力(シャオリー)」を攻撃に転換し、コンクリートの壁をも破壊するその凄まじい威力で勇次郎を追い詰め、ついには勇次郎に血を流させます。

完全に郭海皇が優勢と思われましたが、次の瞬間になんと勇次郎が「消力(シャオリー)」を使いだした事で郭海皇はさすがに驚いた顔をしていました。以前から習得していたのかと思われましたが、勇次郎は郭海皇の「消力(シャオリー)」を見ただけで真似したようでした。しかし勇次郎はもう2度と「消力(シャオリー)」を使わないと宣言し、「そんなものは弱者で共有したらいい」と述べました。

そして勇次郎は「力みなくして開放のカタルシスはありえねェ」と「消力(シャオリー)」を完全に否定し、背中に「鬼の貌」を浮かべてついに本気モードの実力を発揮した事で形勢を逆転して郭海皇を追い詰めました。そしてこの後、まさかの形で2人の戦いに決着が着く事になります。

郭海皇と範馬勇次郎の戦いの勝敗

試合は勇次郎の優勢で進み続け、勇次郎がとどめの一撃を郭海皇の顔面に浴びせようとしたその瞬間、郭海皇の様子が一変した事で、勇次郎は攻撃を止めます。勇次郎や他の格闘士たちはすぐに状況が分かったようで、刃牙は「なにもこんなときに」とその状況を嘆いていました。すぐに会場に医者が駆けつけて郭海皇の身体を調べると何と死亡しており、原因は「老衰」だったという事で、試合は引き分けというかたちで終結となりました。

郭海皇は死んでいなかった

勇次郎は郭海皇との戦いに決着が着かなかった事で強い苛立ちを見せましたが、試合が終わると何と郭海皇は今まで寝ていただけのような様子で起き出しました。郭海皇は勇次郎の攻撃が自分に当たる直前に、護身を極みである「擬態死」を使用し、「老衰」に見せかけていたのでした。この事で2人は実力を認め合い、郭海皇は勇次郎に「海王」の称号を与えましたが、勇次郎は「海王は中国拳法に命を捧げた者の証しだ」と断っていました。

郭海皇の名言集

「刃牙シリーズ」のどの格闘士よりも何倍も長い年月を生きている郭海皇は、その経験の豊富さから多くの名言を発言しています。普段はおちゃらけた発言も目立つ郭海皇ですが、ここぞという場面で真意を突いた名言を述べています。そこでここでは郭海皇の名言を抜粋したものを紹介していきます。

郭海皇の名言:ちょうしこいてんじゃねェ

「大擂台賽」で勇次郎との試合中に発言した「ちょうしこいてんじゃねェ小僧ォッ!」という郭海皇の名言があります。「消力(シャオリー)」を真似して試合は完全に勇次郎のペースになり、殴られ続けた郭海皇が大声でこの名言を述べて反撃に出ようとしました。しかし勇次郎は「ちょうしこかせてもらうぜ」と言い、背中に「鬼の貌」を浮かべました。普段は人格者を装っている郭海皇が感情的になった事が分かる名言となりました。

郭海皇の名言:武術の勝ち

「疑似死」によって範馬勇次郎に攻撃をやめさせ、試合が終わって控室に運ばれた郭海皇は生き返り、「武術の勝ち」と言いました。周囲の人物達はこのズルい考えに納得がいっていないようでしたが、郭海皇によると武術と技というものはそもそもズルいものという事で自分は納得していたようでした。その後、郭海皇は「死に勝る護身無し」とも述べており、「疑似死」が最強の護身術である事を語っていました。

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郭海皇のモデルを調査

「刃牙シリーズ」の登場キャラクター達はそれぞれモデルが存在している事が多く、主人公である範馬刃牙が総合格闘家の平直行、愚地独歩が大山倍達など、著名な格闘家が多くなっています。そして今回の郭海皇にもモデルが存在しているため、調査したものを紹介していきます。

郭海皇のモデルは郭雲深

郭海皇のモデルとなったのは、しばしば中国拳法で最強だと称されている実力者・郭雲深(かくうんしん)です。子供の頃から武術の修業に没頭し、もともと天性の才能を持っていたため、老年の時には郭海皇と同じように数えきれないほどの弟子を抱えていたという事でした。

数々の伝説を残しており、民衆を苦しめていた族の首領の館に誘われた際に銃で襲われ、剣で返り討ちにして殺害したため3年間投獄されますが、警官や彼を助けたいという民衆によって刑務所での3年間を有意義に過ごしていたという事です。

郭雲深は形意拳の使い手

郭雲深は現在でも多くの中国の武術家達が使用している「形意拳」という拳法と出会い、基本の型は簡素ながらも奥深いその魅力に惹かれて若い時から修行を重ね、達人と呼ばれるまでの実力者となりました。「形意拳」を数十年に渡って磨き続け、郭雲深が一打を繰り出すと大勢の敵がいっきに倒れるという伝説も残っているほどです。

「形意拳」は「太極拳」と同じくらい中国では代表的な武術となっていますが、派手な大技が少なく、構えもシンプルなため簡単に見えてしまいます。しかし「十二形拳」と呼ばれる動物を模した12種類の型が存在するため非常に奥が深いとされており、さらに武器術も非常に豊富であるため実戦向きの中国武術と言えます。

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郭海皇・グラップラー刃牙まとめ

「刃牙シリーズ」に登場する中国武術家・郭海皇の実力や名言などを詳しくまとめてきましたが、長年の修業を経て現在「海皇」という称号を得るまでに至り、「海王」すべてを統べている超格闘家である事が分かります。「疑似死」によって範馬勇次郎の力に勝ったと述べていた郭海皇ですが、ネット上では勝敗に関する多くの意見があります。このまとめ記事を読んだ皆様はどのように感じたでしょうか?

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