バキ宮本武蔵編のネタバレあらすじと登場人物まとめ!最終回が不評?【刃牙道】

「週間少年チャンピオン」で2014年から始まった「バキシリーズ」である「刃牙道」の「バキ宮本武蔵編」のあらすじをネタバレを含みながら紹介し、メインとなった登場人物もまとめていきます。蘇生されて現代に蘇った武蔵は無敵の強さを誇り、バキをはじめとする現代の格闘家たちは苦戦を強いられますが、まさかの最終回を迎えて賛否両論が巻き起こっています。そこで今回は読者による感想も併せて紹介していきます。

バキ宮本武蔵編のネタバレあらすじと登場人物まとめ!最終回が不評?【刃牙道】のイメージ

目次

  1. バキ宮本武蔵編とは?
  2. バキ宮本武蔵編のあらすじネタバレ
  3. バキ宮本武蔵編の登場人物
  4. バキ宮本武蔵編の最終回ネタバレ
  5. バキ宮本武蔵編を読んだ感想や評価は?
  6. バキ宮本武蔵編のネタバレまとめ

バキ宮本武蔵編とは?

バキの作品情報

「バキシリーズ」は、板垣恵介が「週間少年チャンピオン」で1991年からスタートさせた格闘漫画シリーズです。「グラップラー刃牙」から始まり「バキ」「範馬刃牙」「刃牙道」「バキ道」とタイトルを変えながら2019年現在も連載され続けています。本編は範馬刃牙を主人公としていますが外伝として花山薫を主人公とした「バキ外伝 疵面 スカーフェイス」「バキ外伝 創面」、愚地独歩を主人公とした「バキ外伝 拳刃」もあります。

テレビアニメも制作されており、2001年から「グラップラー刃牙」のタイトルで、原作の時間軸を変えながら「最大トーナメント編」までが放送されました。2018年7月からは「バキシリーズ」の25周年を記念してテレビアニメ第2作が「バキ」のタイトルで放送され、原作である「バキ」の「最凶死刑囚編」を描いています。またゲーム作品やパチンコ・パチスロなどが製作されるなど、様々なジャンルにメディアミックスされています。

バキ宮本武蔵編について

「バキシリーズ」の第4部として「刃牙道」が2014年から始まり、江戸時代初期に活躍したとされる剣豪・宮本武蔵が現代に蘇り、「バキシリーズ」の登場人物たちと戦いを繰り広げるという話になっています。今までの「バキシリーズ」とは違ってストーリーに区切りが無く、一貫して武蔵のエピソードとなっており、伝説の剣豪の凄まじい戦いぶりを見る事が出来ます。最終回では第5部の予告を描いており、次回の敵が登場しています。

Thumb刃牙の食事シーンが旨そうと話題!食欲をそそる名場面・バキ飯画像 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

バキ宮本武蔵編のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:あくびが止まらない

範馬刃牙と範馬勇次郎による地上最強の親子喧嘩が終わり、格闘家達は普段の生活に戻っていきましたが、それぞれが共通の悩みを抱えるようになっていました。それは常にあくびが出てしまうという事で、どんなに凄まじいトレーニングをしていても、退屈さからついあくびが出てしまっていました。刃牙は「地下闘技場」のチャンピオンとして挑戦者と試合をしていてもあくびが出てしまいそうになったので噛み殺して誤魔化す始末でした。

何をしていても退屈であった格闘士たちの1人である喧嘩師・花山薫は我慢が出来なくなり、勝てるわけが無いと分かっていても地上最強の生物である勇次郎に挑みました。手も足も出ずに負けてしまった花山ですが、勇次郎と命がけの戦いをする事で退屈を振り払い、あくびを止める事が出来た事で満足そうな笑みを浮かべました。

あらすじネタバレ:宮本武蔵の復活

相変わらず退屈な日々を過ごしていた刃牙は、トレーニングの最中にとある鼓動を感じ、気がつけばあくびが止まっていました。原因は、時を同じくして東京のスカイツリーの地下に建設されている秘密の研究所で、人間のクローン実験が成功しようとしている事でした。責任者は「地下闘技場トーナメント」の主催者である徳川光成で、クローン再生されようとしているのはなんと、日本では知らない人がいない伝説の剣豪・宮本武蔵でした。

光成は武蔵の墓から死体を掘り起こし、最新のクローン技術によって武蔵の肉体を現代に蘇らせました。しかし魂が入っていないため、降霊術を使う事が出来るという光成の姉でイタコの寒子が登場し、武蔵の口にキスをした事で武蔵の魂を肉体に注入します。そうして武蔵はクローン技術と降霊術によって400年の眠りから目を覚まし、そのままの精神と肉体で現世に復活しました。

あらすじネタバレ:範馬刃牙と宮本武蔵の戦い

武蔵は光成の家に居候する事になり、そこに刃牙が訪ねてきます。武蔵を別の部屋に隠した光成でしたが、ただならぬ強烈な存在感を感じ取った刃牙は武蔵の存在に気付き、2人は対峙して闘う事になります。刃牙は武蔵の事を一目見ると、現在では感じる事の出来ないその威圧感から過去に最強と言われた剣豪・宮本武蔵であると言い当てます。そして武蔵も刃牙の力を感じ取り、実力を認めて彼方まで広がる御馳走をイメージしていました。

そして光成の庭で2人の戦いが始まり、刃牙は武蔵の顔面にハイキックを放ちますが、軽く受け止められ、そのまま地面に叩きつけられた事で武蔵の勝利となりました。少し時間を置いてから刃牙は改めて武蔵と戦い、刃牙の高速のジャブがヒットした事で武蔵はダウンしますが、2撃目のジャブを繰り出そうとした刃牙は武蔵に腕を掴まれ、無刀の斬撃を浴びせられた事で敗北し、1日に2度の敗北を味わう事になってしまいました。

あらすじネタバレ:愚地独歩と宮本武蔵の戦い

「神心会空手」の創設者である「虎殺し」の異名を持つ愚地独歩も、武蔵の存在に気付いており、戦いたいという一心で徳川邸へとやってきます。そしてちょうど外出から帰ってきた武蔵と会う事ができ、2人は晩飯前に戦う事になります。しかし決着はすぐに着き、飛び蹴りを放った独歩に対して武蔵は刀を叩きつけた事で決まりました。真っ二つかと思われた独歩でしたが、武蔵が刀を引き抜く動作をしなかったため、絶命を免れました。

あらすじネタバレ:烈海王と宮本武蔵の戦い

アメリカで修業をしていた烈海王も武蔵の存在に気付き、試合を申し込みました。光成はこれを了承し、「地下闘技場」での試合が組まれ、2人は対峙します。これまでの「バキシリーズ」でも歴史に残る戦いを繰り広げ、登場人物の中でもトップに入る実力者であった烈海王でしたが、消力(シャオリー)を使って武蔵の斬撃を無効化しようとすると、武蔵の力がシャオリーを上回った事で真っ二つに切り裂かれ、絶命しました。

あらすじネタバレ:本部以蔵

烈海王が殺され、格闘家達の命の危険を感じた本部以蔵は、宮本武蔵の手から現代の格闘家達を守るために動き出しました。しかし格闘家達は本部の実力を軽視していたため、その事を本気にはしていませんでしたが、刃牙の兄であり「地下闘技場最大トーナメント」で2位となった実力者であるジャック・ハンマーと本部が戦う事になり、本部が巧みな武器術によってジャックを倒した事で、武蔵を止める実力がある事を認めさせました。

あらすじネタバレ:ピクルと宮本武蔵の戦い

「バキシリーズ」の第3部「範馬刃牙」にて白亜紀から現在に蘇生されたピクルは、現在下水道で暮らしていました。しかしピクルは危険視された事で麻酔銃で眠らされ、武蔵が復活したスカイツリーの地下研究所に送られました。武蔵はピクルを強者と認めた事で会いに行き、眠っているピクルにイメージによる斬撃を放ちますが、ピクルの強靭な肉体を切り裂く事は出来ませんでした。

ピクルは武蔵の凄まじい存在感に気付いて目を覚ましましたが、2人の戦いは「地下闘技場」にて改めて行われる事になりました。そして多くの格闘家たちが見守る中2人の戦いは始まり、ピクルも武蔵を餌と捉えた事で全力で狩りに入りますが、武蔵の実力の方が遥かに上であったため、追い詰められてしまいます。武蔵に勝てない事を悟り、死を感じたピクルは震えが止まらなくなり、最終的には逃げ出した事で武蔵の勝利となりました。

あらすじネタバレ:警察との戦い

宮本武蔵が現代に蘇った事は世間に知られてはいませんでしたが、武蔵が突如生放送のテレビにやってきて、司会者をイメージによる斬撃で失神させたことをきっかけに公けに知られるようになり、同時に危険視された事から逮捕するために大勢の警察が武蔵の元へやってきます。しかし武蔵はたった1人で100人以上いる警察に立ち向かい、次々と警察を殺害していきました。

警察は数々の武器を使い、最終的には戦車まで持ち出しましたが、どんな攻撃も武蔵には通用せず、もはや武蔵を捕まえる事は無理だと判断した事で引き返していきました。しかし内閣総理大臣をはじめとした国の中枢の人間達は武蔵をこのまま野放しに出来ないという事で、警視総監の助言によって反社会勢力である裏の人間に助けを求める事にしました。それは花山組二代目組長の花山薫です。

あらすじネタバレ:本部以蔵と宮本武蔵の戦い

武蔵がピクルとの戦いを終えると、観客席に居た本部が武蔵に襲いかかり、数々の武器を使用しながら猛攻撃を仕掛けました。しかしどれも武蔵には届かず、本部は逆に追い詰められてしまいます。そして武蔵の強烈な斬撃によって、全身を防具で固めているにも関わらず、本部は着実に体力を削られていきました。しかし本部は格闘家達を守るために負けるわけにはいかず、残った力を振り絞って武蔵に全力でタックルをしました。

捨て身のタックルにも思えましたが、本部は武蔵の後ろに回り、強い力で首を絞めはじめました。抵抗していた武蔵でしたが結局は失神し、本部の勝利となりました。しかし本部は武蔵が本気を出していない事を知っており、武蔵が自分を殺すつもりであればいつでも殺せた事を武蔵に言います。しかし武蔵は「それでもお前は勝っている」と言い、その場から去って行きました。

あらすじネタバレ:花山薫と宮本武蔵の戦い

警視総監である内海に頼まれた事によって、喧嘩師・花山薫は大勢の警官と市民が見守る中、武蔵と戦う事になりました。そしてついに戦いは始まり、花山の凄まじい猛攻撃で武蔵と互角に渡り合っていると思われましたが、やはり武蔵の力の方が勝り、花山は押され始めてしまいます。完全に武蔵のペースになってきたというところで、花山は「侠立ち」の刺青が彫られている背中を向け、武蔵に切らせました。

武蔵に10回以上切られても倒れなかった事によって武蔵に多少の恐怖を与えた花山でしたが、ついに倒れた事で武蔵の勝利となりました。花山は武蔵を倒せなかった事を内海に詫びましたが、内海は「十分すぎるほどに約束は果たされています」と花山に感謝し、すぐに病院へと搬送して鎬紅葉による手術を受けさせた事で花山は一命を取り留めました。ちなみに花山はこの時、バスタブ一杯分の輸血と1000針を超える縫合をしています。

バキ宮本武蔵編の登場人物

登場人物:本部以蔵

本部以蔵は我流で柔術を極めようとしている男で、武器などを用いた超実践柔術を追求し続けています。「グラップラー刃牙」の「最大トーナメント編」で初登場しましたが、力士の金竜山に敗れて一回戦敗退となっていたため、他の格闘家達からも軽視されていました。しかし今回の「刃牙道」では格闘家達を守るために武蔵に挑み、本気を出していなかったとはいえ武蔵を下して勝利を手にした唯一の人物となりました。

登場人物:範馬刃牙

範馬刃牙は「バキシリーズ」で一貫して主人公を務めている18歳の少年で、高校生でありながら「地下闘技場」のチャンピオンに君臨しています。父親は「地上最強の生物」と言われている範馬勇次郎で、母親は故人となっていますが、「朱沢コンツェルン」の総帥・朱沢江珠です。ファイティングスタイルはトータル・ファイティングで、これまでに数々の修業と強敵との戦いを経験している「地上最強のガキ」です。

父親を超える事を目標としていますが、地上最強になりたいと思った事は無く、父親がたまたま地上最強だったから、目標が高くなってしまっていると語っていました。今回の「刃牙道」では最終回で宮本武蔵と戦う事になりますが、思いもよらない結末が待っていました。

登場人物:宮本武蔵

日本で最強と言われている伝説の剣豪・宮本武蔵本人で、「刃牙道」で最も中心となる登場人物です。彼が「クローン技術」と「降霊術」によって現代に復活した事で、退屈な毎日を過ごしていた格闘家達の興味は一気に武蔵に向く事になります。剣客ではありますが刀を持っていなくても無刀で相手を切り刻むことができ、武蔵が手を触れずとも勝利する場面が多くあります。さらに刀を持ったらまさに最強というべき実力を発揮できます。

登場人物:徳川光成

徳川家十三代目当主である老人で、東京ドームの「地下闘技場」の支配人です。総理大臣さえも畏怖する存在であるため、一般的に知られていない「地下闘技場」での死闘を黙認させています。「刃牙道」では、退屈している格闘士たちの対戦相手にと「地下研究所」にて宮本武蔵を復活させ、自分の家に住まわせます。さらに現代では戦う相手の居ない武蔵に対戦相手を提供するという約束もします。

登場人物:範馬勇次郎

範馬勇次郎は「地上最強の生物」または「オーガ」などの異名を持っており、多くの格闘の達人が登場しているシリーズの中で最強の人物となっています。主人公である範馬刃牙の父親であると同時に母親のかたきでもあるので、刃牙は勇次郎を倒す事を最終目標としています。「刃牙道」では武蔵と対峙しますが、本部以蔵の乱入により決着が着かずとなりました。

登場人物:ピクル

岩塩層に閉じ込められていたところを発見された白亜紀の原人で、蘇生に復活した事で「バキシリーズ」の登場人物たちと戦っていく事になります。非常に屈強な身体を持っており、その力は恐竜にも匹敵します。

登場人物:ジャック・ハンマー

範馬刃牙の異母兄弟で、刃牙が「地下闘技場最大トーナメント」の決勝戦で戦った相手でもあります。ドーピングと肉体改造を繰り返しており、噛みつきなどの野性的な戦い方が特徴となっています。

Thumbバキ・死刑囚編のあらすじと強さランキング!シリーズで一番面白い? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

バキ宮本武蔵編の最終回ネタバレ

最終回ネタバレ:範馬刃牙と宮本武蔵の戦い

「刃牙道」の最終回は刃牙と武蔵の戦いで幕を閉じようとしています。2人は激しい攻防を繰り広げ、刃牙の投げた刀を片手で掴んで受け止めた武蔵でしたが、両手がふさがってしまったためにガードが空き、顎に強烈な一撃をくらってしまいました。

最終回ネタバレ:宮本武蔵が行き着いた答え

刃牙からの強烈な一撃で倒れた武蔵でしたが、以前から武蔵は身体から離れない刀があればいいと考えており、刃牙たちの五体を刀のように武器として活かした戦いを見た事で、身体から離れる事のない刀である「無刀」の境地に辿り着きました。

最終回ネタバレ:寒子の接吻

「無刀」の境地に辿り着き、これからが本当の戦いかと思いきや、そこにイタコの寒子が登場し、武蔵を復活させたときと同じく武蔵にキスをし、それにより武蔵の魂は天に召されました。決着のつかない最終回となりましたが、武蔵の身体はスカイツリーの研究所で冷凍保存される事になったので、またいつの日か復活する可能性があります。

バキ宮本武蔵編を読んだ感想や評価は?

宮本武蔵編が面白い!

「バキシリーズ」の「宮本武蔵編」は、誰もが知っている実在した剣客・宮本武蔵が登場するという事で読者の親近感が湧き、さらに噂に違わぬ強さであったため「バキシリーズ」の中でも人気となりました。「今までで一番面白い」という感想も少なくありませんでした。

バキ宮本武蔵編のネタバレまとめ

「バキ宮本武蔵編」のあらすじをネタバレも含みながら最終回まで紹介し、登場人物もまとめてきましたが、実在していた侍・宮本武蔵が登場している事によって面白い作品に仕上がっている事が分かります。この「バキ宮本武蔵編」の最終回までのネタバレまとめを読み、「バキシリーズ」を初めから読んでみるのはいかがでしょうか?

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ