【刃牙】ビスケット・オリバは肋骨を折られ死亡？野見宿禰戦のその後は？

本記事では、バキシリーズに登場したビスケット・オリバの死亡とその後を紹介していきます。ビスケット・オリバは圧倒的な筋肉量を持つキャラクターですが、野見宿禰との戦いで苦戦を強いられました。ビスケット・オリバの肋骨が折れたという意見や、アニメで声を演じている声優のプロフィールをまとめていきます。

ビスケット・オリバのその後と肋骨について知る前に、まずは「バキシリーズ」の基本情報を紹介していきます。バキシリーズは1991年から1999年まで連載されていた「グラップラー刃牙」が始まりで、2014年から2023年まで「刃牙道/バキ道」が連載されていました。作者の板垣恵介は、自衛隊の精鋭部隊である「第1空挺団」に所属しており、除隊後に漫画家の道に進んでいます。

バキシリーズの主人公は範馬刃牙です。範馬刃牙は「地上最強の生物」と呼ばれる範馬勇次郎の息子で、母親を殺した範馬勇次郎を超えるために鍛錬を行っています。第4部の刃牙道では宮本武蔵との戦いが描かれており、第5部のバキ道では現役力士との戦いが描かれました。ビスケット・オリバは第2部から登場しており、様々な強敵と死闘を繰り広げています。

バキシリーズのビスケット・オリバは、人間離れした怪力を持つキューバ系アメリカ人です。アリゾナ州の刑務所に収監されていますが、自由で豪華な生活を楽しんでいるため、「ミスター・アンチェイン」と呼ばれています。また、旧知の仲である範馬勇次郎に実力を認められているため、「地上最自由」という異名も付けられています。体重150キロの肥満体に見えますが、体脂肪率は5％未満であることが判明しました。

ここからは、バキシリーズに登場したビスケット・オリバの死亡に関する情報をまとめていきます。ビスケット・オリバは高い戦闘能力を持つキャラクターですが、野見宿禰との戦いで苦戦を強いられました。ビスケット・オリバの肋骨とその後に関する情報もまとめていきます。

野見宿禰は出雲国出身の力士で、バキ道に二代目の野見宿禰が登場しています。二代目は200キロを超える巨体を持つ若者で、現役横綱を圧倒するほどの怪力を持っています。また、初代は石炭の一部をダイヤモンド化させていますが、二代目は驚異的な握力で全てをダイヤモンド化させました。強者との戦いを求めており、肋骨を掴んで投げる技を得意にしています。

バキ道では、ビスケット・オリバと野見宿禰の戦いが描かれています。ビスケット・オリバは野見宿禰に「相撲の勝負」を挑みましたが、手も足も出ずに圧倒されたことでフリーファイトに移行しました。フリーファイトでは奇襲で一矢報いていますが、野見宿禰のぶちかましを受けて拳が砕けています。また、皮膚の上から肋骨を掴まれ、身動きが取れない状況になりました。

ビスケット・オリバは怪力を持つキャラクターですが、野見宿禰の怪力はビスケット・オリバを遥かに上回っていました。そのため、肋骨を掴まれたビスケット・オリバは動けなくなり、振りほどこうとしたことで肋骨がバラバラに折れてしまいます。その後、地面に頭を叩き付けられ、完全敗北という形で野見宿禰に敗れることになりました。

野見宿禰はビスケット・オリバの右ストレートを受けて鼻血を出しています。ですが、冷静さを保ったまま相撲の構えを取り、金剛力士像のような姿に徳川光成が感動しています。野見宿禰は240キロの巨大サンドバッグを破壊するほどの怪力を持つため、抱きかかえられたビスケット・オリバの肋骨も破壊されました。

ビスケット・オリバは野見宿禰との戦いに敗れていますが、死亡に関する描写はされていません。また、叩きつけられて虫の息になっていますが、野見宿禰が「地面なら死んでいた」と発言しているため、死亡していないと予想されています。2023年からは「刃牙らへん」が連載されていますが、9月時点では再登場もしていない状況です。

バキシリーズでは壮絶な戦いが描かれていますが、刃牙道まではメインキャラクターが死亡していません。刃牙道では烈海王が死亡しており、死亡に対して読者から賛否両論の意見が挙がっています。ビスケット・オリバも人気キャラクターのため、死亡の可能性は低いと予想されています。

ビスケット・オリバは肋骨を折られて戦闘不能に陥っていますが、バキシリーズの骨折はよくあることです。そのため、ビスケット・オリバも骨折しただけで死亡はしていないと予想されています。また、メインキャラクターは様々な進化を見せているため、ビスケット・オリバも何らかの進化を見せる可能性があります。

ビスケット・オリバは圧倒的な筋肉量を誇るキャラクターで、バキシリーズにおける怪力の象徴でした。ですが、更に上の怪力を持つ野見宿禰が登場しているため、ビスケット・オリバは噛ませ犬という意見が挙がっています。また、野見宿禰は元祖噛ませ犬のジャック・ハンマーに敗れているため、相性が悪かった可能性があります。

ビスケット・オリバは完璧な「逆三角形」を作っています。ですが、野見宿禰は重心が下に集まる「三角形」が理想と考えており、ビスケット・オリバを「痩躯な力士」と表現していました。この言葉の通りに野見宿禰はビスケット・オリバを圧倒しているため、ビスケット・オリバは噛ませ犬と呼ばれています。また、バキシリーズの強さのインフレはあるあるという意見も挙がっています。

2023年8月からは、「刃牙らへん」の連載がスタートしています。9月時点では詳しい内容は不明ですが、人気キャラクターのビスケット・オリバは再登場する可能性が高いです。また、怪力の要は小指で、野見宿禰はジャック・ハンマーに小指を食いちぎられているため、ビスケット・オリバが野見宿禰との再戦に勝利すると予想されています。

その後と肋骨を折られた経緯を知った後は、バキシリーズでビスケット・オリバの声を演じている声優を紹介していきます。バキシリーズは2度アニメ化されているため、ビスケット・オリバの声は2人の声優が演じています。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

2001年版のバキシリーズでビスケット・オリバを演じたのは、声優の屋良有作です。屋良有作は東京都出身で、1975年から声優活動を行っています。生年月日は1948年3月15日で、所属事務所は「青二プロダクション」です。2023年の声優アワードで功労賞を受賞しました。

声優の屋良有作は、「太陽の牙ダグラム」「賢者の孫」「ガイストクラッシャー」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。元々は自動車企業に勤めていましたが、25歳で声優学校に入学してデビューしました。

2018年版のバキシリーズでビスケット・オリバを演じているのは、声優の大塚芳忠です。大塚芳忠は岡山県出身で、1980年代から声優活動を行っています。生年月日は1954年5月19日で、所属事務所は「クレイジーボックス」です。2017年の声優アワードで助演男優賞を受賞しました。

声優の大塚芳忠は、「機動戦士Ζガンダム」「ゴールデンカムイ」「転生したらスライムだった件」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。高校卒業後に目的もなく上京しており、アルバイト先でテレビ局のプロデューサーと出会ったことが声優になったきっかけと話しています。

その後と肋骨を折られた経緯を知った後は、バキシリーズで描かれたビスケット・オリバの活躍を紹介していきます。野見宿禰との戦いでは嚙ませ犬と呼ばれているビスケット・オリバですが、他のエピソードでは様々な活躍を見せました。ビスケット・オリバと戦ったキャラクターを紹介していきます。

最凶死刑囚編は第2部のストーリーです。世界各国で5名の死刑囚が脱獄しており、死刑囚は「敗北を知るため」に日本に集結しました。そのため、徳川光成が武器使用を解禁し、死刑囚とメインキャラクターたちが死闘を繰り広げていきます。ビスケット・オリバは最凶死刑囚編で初登場しました。

最凶死刑囚編では、ビスケット・オリバとシコルスキーの戦いが描かれています。シコルスキーはロシアの死刑囚で、最大トーナメントに出場したガーレンを圧倒する強さを持っています。ビスケット・オリバはシコルスキーを容易に捕獲していますが、脱走に成功したシコルスキーは範馬刃牙に攻撃を仕掛けました。

最凶死刑囚編では、ビスケット・オリバとドイルの戦いが描かれています。ドイルはイギリスの死刑囚で、全身に武器を仕込んでいるキャラクターです。ビスケット・オリバは警視庁で情報収集を行っており、婦警に変装したドイルの攻撃を受けていますが、怪力で体を振り回して反撃しています。その後、渋川剛気との柔道対決に敗れていますが、実力を認めた渋川剛気から黒帯を受け取りました。

ドイルは愚地克巳に何度も敗北し、敗北を認めたことで友人関係になりました。また、愚地克巳の手引きで他国に逃げようとしていましたが、柳龍光の襲撃を受けて視力を失ってしまいます。その後、ビスケット・オリバがドイルを捕獲しており、医療刑務所に収監されたことが分かっています。

中国大擂台賽編は第2部のストーリーです。範馬刃牙は柳龍光の毒手で死にかけており、烈海王が範馬刃牙を復活させるために大擂台賽に出場することを決めました。ビスケット・オリバは参加資格を持っていませんでしたが、海王の称号を持つドリアンを出場させ、自身はセコンドという形で出場しています。範馬刃牙は別の毒手を受けたことで復活を果たしました。

ビスケット・オリバは龍書文と戦っています。龍書文は「居合拳法」の使い手で、全台湾擂台賽で連続優勝した天才です。ポケットに隠した手を加速させる「抜拳術」でビスケット・オリバを圧倒していましたが、最終的には頭突きを受けて敗北しました。ビスケット・オリバは龍書文の実力を認め、「スマートな野郎」と称しています。

超絶!!監獄バトル編は第3部のストーリーです。範馬刃牙はビスケット・オリバと戦うために刑務所を訪れましたが、範馬刃牙よりも先にビスケット・オリバとゲバルの戦いが予定されていました。そのため、ビスケット・オリバはゲバルを倒した後に範馬刃牙と戦い、ノーガードの壮絶な打ち合いが描かれています。最終的には、「鬼の貌」を出現させた範馬刃牙がビスケット・オリバに勝利しました。

その後と肋骨を折られた経緯を知った後は、バキシリーズに登場したビスケット・オリバに関する感想をまとめていきます。ビスケット・オリバは人気キャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。

ビスケット・オリバは真っ正面から相手を叩き潰すキャラクターのため、「ビスケット・オリバはかっこいい」「ビスケット・オリバの戦いは面白い」という感想が挙がっています。また、範馬勇次郎に実力を認められているため、「範馬勇次郎との戦いを見たい」という感想も挙がっています。

本記事で紹介したように、ビスケット・オリバは野見宿禰との戦いで嚙ませ犬のような扱いになっています。そのため、「嚙ませ犬になったことが悲しい」「ビスケット・オリバと範馬刃牙の戦いの価値が無くなった」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、バキシリーズのアニメでは大塚芳忠がビスケット・オリバの声を演じています。大塚芳忠はダンディなキャラクターを演じることが多いため、「大塚芳忠の声がかっこいい」という感想が挙がっています。

本記事では、バキシリーズに登場したビスケット・オリバの死亡とその後を解説していきました。ビスケット・オリバは野見宿禰との戦いに敗れていますが、刃牙らへんで再登場すると予想されています。ビスケット・オリバの活躍エピソードを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。