2019年11月12日公開
2019年11月12日更新
【バキ道】金竜山のモデルはだれ?強さや野見宿禰との関係・今後を考察
数々の屈強なキャラクターが登場し、熱いバトルを繰り広げるバキ道。人気のキャラクターが多数登場するバキ道ですが、ここではバキ道に登場する金竜山というキャラクターについて紹介していきます。金竜山はバキ道と同じ刃牙シリーズの、グラップラー刃牙で描かれた最大トーナメント編にも登場しています。金竜山のモデルとなった人物やその相撲の強さ、宿禰との関係や今後について考察し、詳しくまとめていきます。
バキ道の金竜山とは?
金竜山のプロフィール
金竜山は、刃牙シリーズに登場するキャラクターです。数々の格闘家が登場して最強の座を競い合う刃牙シリーズ。金竜山は力士であり、最大トーナメントへ「相撲が最強の格闘技である事を証明する為」参加しています。ボクサーのアイアン・マイケルと同じ参戦目的でした。金竜山の相撲は様式美に染まりすぎているとも言われていましたが、最大トーナメントではその相撲の強さを証明して見せたキャラクターです。
金竜山のプロフィールは、詳しく公表されていません。年齢は推定25歳となっています。身長は推定で180㎝前後。体重は推定130㎏前後と言われています。国籍は相撲取りなので日本となっています。相撲取りとして恵まれた体型を持っており、その迫力は初登場時から読者の目を引いていました。刃牙シリーズ屈指の名勝負が繰り広げられた最大トーナメントでも活躍していました。
金竜山の初登場シーン
刃牙シリーズに登場し、意外な活躍を見せた金竜山。そんな金竜山の初登場シーンを紹介していきます。金竜山が刃牙シリーズに初登場したのは、グラップラー刃牙にて描かれた最大トーナメント編でした。最大トーナメント編には、刃牙シリーズの主人公範馬刃牙だけではなく、数多くの最強を目指す男たちが登場します。東京ドームの地下に密かに存在するという、地下闘技場にて大いに盛り上がった最大トーナメント編。
金竜山はそんな地下最大トーナメント編に、相撲取りとして登場しています。大相撲でも横綱という地位である金竜山。アンダーグラウンドな最大トーナメントに参戦した理由は、相撲を格闘技であると自負し、そんな相撲こそが最強であると紹介してみせるためでした。横綱という地位を持ちながら、規格外の猛者が多数出場する最大トーナメントに参加した金竜山。刃牙シリーズの最新シリーズである、バキ道にも登場します。
バキ道の作品情報
バキ道の概要
刃牙シリーズ初期のグラップラー刃牙にも登場した金竜山について詳しく紹介していく前に、金竜山が登場したバキ道の作品概要を紹介していきます。バキ道とは、範馬刃牙を主人公とする刃牙シリーズの最新作です。バキ道は、2018年の42号より週刊少年チャンピオンにて連載を開始しています。刃牙シリーズに登場する様々な人気のキャラクターも登場し、主人公範馬刃牙を取り巻く格闘家による白熱のバトルが繰り広げられます。
バキ道に続く一連の刃牙シリーズについて紹介します。刃牙シリーズの最初の作品・グラップラー刃牙は、週刊少年チャンピオンにて1991年より連載されていました。作者は日本の漫画家である板垣恵介。その後、グラップラー刃牙終了後には、続くシリーズとして「バキ」が連載されました。続いて「範馬刃牙」「刃牙道」も連載されており、それに続く最新シリーズとして「バキ道」が連載中となっています。
刃牙シリーズは、主人公範馬刃牙の少年期から青年期までの成長も描きながら、範馬刃牙の父親・範馬勇次郎との戦いも描いています。金竜山も登場した最大トーナメントなど、様々な格闘家が多数登場いており、キャラクターの人気の高さでも有名です。刃牙シリーズの累計発行部数は、2019年の時点で7500万部を突破しています。
バキ道のあらすじ
金竜山が登場して話題となったバキ道のあらすじを紹介していきます。バキ道は、前作の刃牙道に続くシリーズとして2018年10月4日から連載を開始しました。バキ道の前シリーズ「刃牙道」では、宮本武蔵が現代に復活するという、驚きの展開で読者を惹きつけていました。そんな刃牙道が終了し、主人公範馬刃牙は新たな強敵「野見宿禰」に挑むこととなります。
刃牙道のメインテーマは「相撲」であり、新シリーズのボスとして野見宿禰が登場しています。野見宿禰は2000年もの間、脈々と受け継がれた血統です。新シリーズのボスキャラクターとして登場した野見宿禰は、驚異的な握力を持っており石炭を握りしめてダイヤモンドにすることが出来ます。刃牙道では主人公範馬刃牙がこの最強キャラクター・野見宿禰に挑んでいきます。
バキ道の金竜山のモデルや性格
金竜山のモデル
バキ道に登場した金竜山のモデルを紹介していきます。グラップラー刃牙にて描かれた最大トーナメント編にて登場した金竜山は、現役の横綱という設定でした。そして、バキ道にて再登場した金竜山。金竜山は元横綱となっており、その姿は現実でも話題を振りまいた元横綱である元貴乃花親方にとても良く似ています。見た目だけではなく、バキ道にて金竜山が強い意志により相撲道を極めようとしている所もそっくりです。
刃牙シリーズにて登場する格闘家には、有名なモデルが存在することが多いです。かつて金竜山と対戦した、アントニオ猪木をモデルとした、アントニオ猪狩などもそうです。金竜山のモデルは元貴乃花親方で間違いないといわれています。バキ道にて引退後の姿で登場した金竜山は、オールバックの髪型に長いマフラーまで身に付け、元貴乃花親方とそっくりに描かれています。
金竜山の性格
元貴乃花親方をモデルとしている金竜山。その性格も、元貴乃花親方をモデルとしていると考えられています。作者である板垣恵介が、元貴乃花親方の性格や生き方が好きだったため、金竜山のモデルにしたのではないかと言われているのです。金竜山の性格は非常に律儀で一本気です。最大トーナメントに出場したのも、その強さへの自負や相撲界を背負っているという強い気持ちからでした。
バキ道の金竜山の強さや戦績
金竜山の強さ
バキ道に登場した金竜山の強さについて紹介していきます。相撲を最強の格闘技と掲げている金竜山。最大トーナメントに出場した金竜山の戦績や戦闘スタイルなどを詳しく紹介します。
強さ①戦闘スタイル
まず、金竜山の戦闘スタイルはもちろん相撲です。相撲は土俵という世界で一番狭いフィールドの中で戦い、さらに土俵の外に出たり、手が土についたりすれば負けてしまいます。そんな厳しいルールの相撲で戦う金竜山は、恵まれた体型だけではなくその高い技術も駆使して戦っています。
強さ②肉体や身体能力
金竜山は、恵まれた肉体を持っているパワータイプのキャラクターでもあります。しかし、パワーには自信がある金竜山も、俊敏性には欠けている部分もあります。パワータイプとして一定の強さを誇っている金竜山でしたが、そのパワーも範馬勇次郎などの強いキャラクターに比べると劣っているとされています。
強さ③戦いの経験
金竜山の戦いの経験ですが、勿論自分の土俵である大相撲では横綱まで登り詰めている為、ある程度の経験はあります。しかし、最大トーナメントにて行われるような、ルール無用の闘いにおいての経験は不足しています。格闘経験が不足していたために、最大トーナメントでも敗れたといわれています。
強さ④武術に対する知識
金竜山の武術に関する知識も、戦いの経験と同じく不足していたとされています。相撲に関しての知識は横綱らしく申し分なかったですが、その他のジャンルの武術に関してはあまりなかったと言われています。
強さ⑤戦闘技術
金竜山の戦闘技術に関しても、あまり評価は高くありません。相撲というルールの中で律儀に戦っていた金竜山。相撲の技術も戦闘技術の一つではあるので、相撲に関しての技術は高いキャラクターです。
強さ⑥分析する能力
金竜山の分析能力に関してもあまり高くなかったと言われています。異種の格闘技との戦闘経験や知識の不足が指摘されてしまう金竜山。地下最大トーナメントには様々な格闘技が登場しますが、金竜山は相手の能力を分析できるようなファイターではなかったと言われています。
金竜山の最大トーナメントでの戦績
戦績①本部
金竜山の最大トーナメントでの戦績を紹介します。金竜山の最大トーナメント第一回戦の相手は、実践柔術の使い手である本部でした。一回戦で金竜山は本部に圧倒的な力の差を見せつけて勝利しています。本部は金竜山の小指を取りますが、小指は力士にとって最も鍛えている指であったため、逆に投げ飛ばされてしまいました。
戦績②猪狩
最大トーナメントにて、金竜山の第二回戦の相手はアントニオ猪狩でした。金竜山はアントニオ猪狩相手に敗れてしまいます。最初はアントニオ猪狩相手に優勢だった金竜山でしたが、次第にアントニオ猪狩の戦術にはまっていき、最後にはセコンドにタオルを投げ入れられてしまいます。
バキ道の金竜山と野見宿禰との関係や今後
金竜山と野見宿禰との関係
バキ道のボスとして登場した、最強の力士野見宿禰。バキ道は相撲をテーマとしている為、勿論金竜山も登場しています。野見宿禰と金竜山との関係や今後について考察していきます。
脱退劇という言葉
バキ道作中にて、度々金竜山の口から発せられているのが「脱退劇」というワードです。この脱退劇というワードは、金竜山が協会から脱退した事を指しているとされています。金竜山は野見宿禰を使って、協会と喧嘩をするつもりだと語っています。
きれいな相撲だったという表現
野見宿禰は、金竜山の相撲をきれいな相撲だったという表現を使って言い表しています。「手心の期待にはことごとく拒絶を持って臨んだ」と話している金竜山。野見宿禰が金竜山の相撲をきれいなと表現するという事は、現在の相撲界には「きれい」ではない部分があると暗に言っているのではないかと考えられます。
相撲の威厳を取り戻す?
金竜山はバキ道の作中において、野見宿禰を使って相撲の威厳を取り戻そうとしています。相撲の威厳を取り戻すというのは、「きれいな相撲」に対して人一倍思い入れが強い金竜山らしい目的と言えます。横綱時代には横綱としてその目的を果たしてきた金竜山。現在は、野見宿禰を使って相撲界に威厳を取り戻そうとしています。
金竜山の行動は宿禰がいたから?
相撲に威厳を取り戻そうと考える、金竜山。金竜山がそのような行動を取ったのは、野見宿禰がいたからと考えられています。バキ道に登場する最強のキャラクターとして、オリバですら瞬殺できる野見宿禰。金竜山は野見宿禰を使って、多少荒っぽくても武を持って相撲界を変える決意をしています。
金竜山の今後は?
金竜山の今後については、野見宿禰と共に相撲界に革命を起こしていくと考えられます。相撲をテーマとしたバキ道において、金竜山が行おうとしている相撲に威厳を取り戻すという仕事。最強キャラクター・野見宿禰と、主人公範馬刃牙がどう関わっていくのかも注目されています。
バキ道の金竜山に関する感想や評価
今週のバキ道見たけど、まさかの
— かしわもーち (@clean_of_tommys) January 10, 2019
【金竜山】登場〜
金竜山って言ったら初代の『グラップラーバキ』に登場した人だよね?見た目は貴乃花親方になっちゃったけどw
懐かしすぎて思わず笑ってしまった pic.twitter.com/vePjFXfVUV
バキ道に登場する金竜山に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。金竜山に関しては、新シリーズのバキ道に登場した時、グラップラー刃牙以来の登場に懐かしく感じたという感想が見られています。元貴乃花親方をモデルとしている金竜山。グラップラー刃牙時代は横綱としての登場であったので、再登場時に元貴乃花親方にそっくりになっていてびっくりしてしまったという感想も見られています。
5部の相手が宿禰って発表されてからずっと「今度の相手が力士ならバキ史上最強力士の金竜山出てくるに決まっとるやろ!」って言い続けて来たけど、まさかほんとに出てきてこんな面白いとは思ってなかった
— シルベ・ウィリアムズ (@doraemon71615) March 22, 2019
信じてたぞ金竜山 pic.twitter.com/IuwtmDSGkz
刃牙の新シリーズに関して、相撲がテーマだという事で金竜山の再登場を予想していたファンは一定数いました。グラップラー刃牙に登場し、作中最強の相撲キャラクターとして活躍を見せた金竜山。相撲がテーマになるとすれば、必ずどこかで関わってくると予想されていました。グラップラー刃牙の最大トーナメント編から登場する懐かしいキャラクター・金竜山。その再登場を喜んでいるファンの声は多いです。
ちょっっっ今週のバキ道!!!!金竜山出てきたあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— よむのさと👁️👁️👁️ (@yomu_53) January 10, 2019
グラップラー刃牙シリーズの中で、地下最大トーナメント編は最も盛り上がりを見せたと言っても過言ではないエピソードです。登場する格闘家は個性的で強敵ばかりの最大トーナメント。その最大トーナメントに登場した金竜山も、人気の高いキャラクターとなっています。最大トーナメントでの活躍から長い時間を経て、新シリーズに登場した金竜山。再登場した時には、多くの刃牙ファンを驚かせ喜ばせることになりました。
バキ道の金竜山についてまとめ
ここでは、バキ道に登場した人気のキャラクター・横綱金竜山についての情報を紹介しました。金竜山の横綱時代の最大トーナメントでの戦績についてや、バキ道で登場したボスキャラクター・野見宿禰との関係、モデルとなった人物など詳しくまとめています。是非バキ道をチェックして、今話題のキャラクター・金竜山の今後の活躍に注目してみてください。