【すずめの戸締まり】ダイジンはかわいい白猫!かわいそうと言われる理由や正体は?

「すずめの戸締まり」の重要キャラのダイジンは、気まぐれで表情豊かな姿がかわいい白猫です。SNSでもかわいいの声が見られ、高い人気を誇っています。一方、要石という運命からかわいそうという意見も寄せられています。本文では、「すずめの戸締まり」のダイジンがかわいそうと言われる理由をネタバレ考察しました。その他、ダイジンの正体や由来のネタバレ、旅の目的、声優キャスト等もネタバレを交えながらまとめました。

【すずめの戸締まり】ダイジンはかわいい白猫!かわいそうと言われる理由や正体は?のイメージ

目次

  1. すずめの戸締まりのダイジンはかわいい白猫
  2. すずめの戸締まりのダイジンがかわいそうといわれる理由
  3. すずめの戸締まりのダイジンの正体をネタバレ考察
  4. すずめの戸締まりのダイジンが東に逃げた理由や目的
  5. すずめの戸締まりのダイジンのかわいい魅力
  6. すずめの戸締まりのダイジンの声優キャスト
  7. すずめの戸締まりのダイジンに関する感想や評価
  8. すずめの戸締まりのダイジンまとめ

すずめの戸締まりのダイジンはかわいい白猫

「すずめの戸締まり」のダイジンの紹介・イメージ画像

白猫のダイジンは、「すずめの戸締まり」に登場するかわいい白猫です。声優キャストの愛くるしい声が、ダイジンの魅力を引き立てています。一方、すずめからは良い印象を持たれておらず、かわいそうとの意見も寄せられています。以下では、「すずめの戸締まり」のダイジンがかわいそうと言われる理由についてネタバレ考察しました。その他、ダイジンの正体や由来、声優キャストなどもあらすじネタバレを交えながら紹介します。

すずめの戸締まりの作品情報

新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」は、2022年11月11日公開のアニメーション映画です。新海監督の作品では初となるロードムービーで、ヒロインの旅や成長を描いています。また、宮崎から宮城にまたがる壮大なストーリーも「すずめの戸締まり」の見どころです。一方、劇中では日本神話がモチーフとみられる設定も見られます。幻想的な世界観も作品の人気に拍車をかけています。

すずめの戸締まりの概要

新海誠監督の震災三部作に含まれる「すずめの戸締まり」。3作目となる本作品では、東日本大震災をテーマにしています。震災発生から11年目に公開され、作品には新海監督の思いも込められています。年月を経るごとに、甚大な被害をもたらした大地震の記憶が忘れられつつあります。しかし、「すずめの戸締まり」の公開をきかっけに、震災について考えるきっかけがもたらされています。

すずめの戸締まりのあらすじ

宮崎県に暮らす岩戸鈴芽は、閉じ師の青年・宗像草太に廃墟の場所を尋ねられます。草太が気になったすずめは、彼の後を追って廃墟へ向かいます。その先には、災いをもたらす後ろ戸が開いており、災いを封じる要石を抜いてしまいます。要石は白猫・ダイジンに変化し、草太は椅子に変えられてしまいます。すずめは、草太を元の姿に戻すため、廃墟にある後ろ戸を閉める旅に出ます。

ダイジンのプロフィール

宮崎県後ろ戸に打たれた要石で、すずめに引き抜かれたことで封印が解かれました。黄色の目をした白猫で、人語を話せるなど不思議な能力を持っています。封印を解いてくれたすずめに好意を持ち、彼女の家の子になることを望みます。すずめと一緒にいた草太を椅子に変えてしまい、その後は東へと逃げていきます。実は、ダイジンの逃亡には目的があり、すずめをある場所へ導きました。

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すずめの戸締まりのダイジンがかわいそうといわれる理由

ダイジンがかわいそうといわれる理由を考察・イメージ画像

「すずめの戸締まり」のダイジンは、本作品のマスコットキャラでもあります。表情豊かな姿からかわいいと評されるも、一部ではかわいそうとの声もみられます。ある目的のために陰ながら奮闘してきたダイジン。しかし、ダイジンの思いはすずめには届かず、ショックを受けてしまいます。以下では、アニメ映画「すずめの戸締まり」から、ダイジンがかわいそうと言われる理由についてネタバレ考察しました。

理由①大好きなすずめに嫌いといわれる

長らく要石として封印されてきたダイジンでしたが、すずめが要石を引き抜いたことで自由の身になります。そんなすずめをダイジンは好きになり、すずめの自宅へ向かいます。また、すずめもダイジンの愛くるしさに魅了され、自宅で飼おうと考えます。一方、すずめのそばには閉じ師の宗像草太がいました。彼を邪魔に思ったダイジンは、草太を椅子に変えてどこかへ逃げだします。

突然の出来事にすずめ・草太は戸惑うも、まずはダイジンを追いかけてフェリーに乗ります。しかし、ダイジンは別の船に乗り移り、すずめたちと離れていきます。その後、ダイジンの旅は四国から神戸、東京にまたがります。ここで草太は要石になってしまい、ダイジンはやっとすずめを独占することができました。満面の笑みですずめに近づくも、思わぬ反応を見せられます。

草太が要石になったショックと、その原因を作ったダイジンへの怒りから「大嫌い」と感情をあらわにします。これまですずめのために尽力してきたダイジンは深く傷つき、やせ細った老猫に変貌してしまいます。ダイジンはすずめが大好きだけれど、すずめは自分のことが嫌い。ダイジンの気持ちがすずめに伝わらず、かわいそうなシーンとなったでしょう。

理由②後ろ戸が開く場所に案内していた

草太を椅子に変え、すずめの元を去ったダイジン。その目的は、草太を東京の要石にして、すずめの子どもになるためだったと推測されました。一方、ダイジンの向かった先には、必ず扉が開かれた後ろ戸がありました。その場所ではミミズも発生しており、当初は、ダイジンが後ろ戸をわざと開けていたと思われました。しかし、実際は扉の開いた場所へダイジンが案内し、すずめに戸締まりをさせることが目的でした。

また、ダイジンが見つけた後ろ戸は、樹木が生い茂った廃墟にあります。すずめが自力で見つけ出すことは困難な場所です。そこで、ダイジンが人間の興味を引いて自分の居所を知らせることで、すずめを導いていたでしょう。草太の件もあり、ダイジンにひどいことを言ってしまったすずめ。しかし、これまでの旅路を振り返り、ダイジンが案内していたことに気が付きます。

すずめはダイジンにお礼を言い、ダイジンのやせ細ったからだもふっくらします。一方、ダイジンがすずめを後ろ戸へ案内した本当の目的は、何だったでしょうか。それは、ダイジンがすずめが好きだから、彼女を助けたいという思いがあったでしょう。また、元要石という経緯から、草太に代わってすずめに閉じ師の役目を担わせたとも考えられます。

理由③要石の姿に戻った

大好きなすずめの役に立ちたいとダイジンは影ながら、すずめをサポートします。しかし、すずめにとって大事な人は、ダイジンではなく草太でした。すずめの気持ちを知ったことで、要石に戻る決意を芽生えたでしょう。また、東の要石・サダイジンとの出会いも、その決意を強めたと推測されます。関東大震災を鎮めるために要石となったサダイジン。要石の役目を引き受けた年月は、決して短くありませんでした。

サダイジンの姿が見えたことでダイジンは、一度はその場を去ろうとします。要石の役目を放棄したことへの罪悪感や、元に戻りたくないとの思いがあったでしょう。しかし、このまま猫として生きても、すずめの子どもになれる見込みもありません。それでも、すずめが大好きな気持ちは変わりませんでした。すずめのために自分ができることは、再び要石に戻ることだと悟ります。

常世に入ったすずめたち・イメージ画像

そして、すずめへの最後の手助けとして、彼女が唯一入れる後ろ戸へ案内します。その先は、大震災直後の光景が広がり、ずすめの椅子が地面に刺さっていました。これは、要石になった草太であり、すずめと一緒に椅子を引き抜きます。要石の役目から解放された草太は、ようやく元の姿に戻ります。また、旅のお供をしていた思い出の椅子は幼いすずめへ託し、過去に区切りを入れます。

すずめが現世に戻る直前、ダイジンはすずめの手で要石をうってほしいと願います。大好きなすずめの手で封印されることは、かわいそうな結末となりました。しかし、すずめとの出会いは、ダイジンにとって幸せなひと時であったでしょう。すずめの手で封印され、再び要石の役目についたダイジン。これからは、大好きなすずめを守るために、要石の役目を果たしていきます。

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すずめの戸締まりのダイジンの正体をネタバレ考察

ダイジンの正体をネタバレ考察・イメージ画像

ダイジンの正体は、映画と小説版では説明されておらず、不明とされています。また、要石になった時代も言及されておらず、謎が深まる一方です。かわいいだけでなく、ミステリアスキャラでもあるダイジン。かわいそうな運命を背負った白猫の正体は、何者でしょうか。以下では、「すずめの戸締まり」のダイジンの正体をあらすじネタバレを交えながら考察しました。その他、ダイジンの名前の由来についてもネタバレ考察しました。

ダイジンは元々人間だった?

「すずめの戸締まり」では、草太が要石になるまでの過程が描かれ、要石は人間がなる役目と推測されます。また、草太の祖父・宗像羊郎のセリフからも、要石は普通の存在から神になると言及されています。そこから、ダイジンの正体は要石に選ばれた人間だった可能性が浮上しています。また、要石とはミミズ(災い)を鎮める役目を担っています。そのため、要石とは人柱と同じ意味を持つと考えられます。

日本では、古代から人身供養が行われ、主に自然災害を治めるために行われました。人柱は神にささげる生贄であり、神職の家系から選ばれることもありました。「すずめの戸締まり」の要石は、人身供養をモチーフした設定と考えられるでしょう。一方、要石に選ばれる人物は、草太のように閉じ師の家系と推測されます。要石になったダイジンやサダイジンは、閉じ師の家系に関係のある人物だったとも考えられるでしょう。

ダイジンは元々閉じ師だった?

「すずめの戸締まり」にて登場した閉じ師。後ろ戸を閉める役目を担う家系と言われています。また、災いを封じ込めるため、閉じ師自らが要石となる過酷な運命も背負っています。閉じ師の家系といえば宗像家ですが、本編未登場となった他家の存在も示唆されています。また、閉じ師に関する記録は、草太が所有する古文書に記されています。そこには、ダイジンの正体を示唆する内容もあり、要石になったいきさつが書かれています。

古文書によると、生前のダイジンは、奈良県に住む子供の閉じ師だったことが判明します。ダイジンが人間だった頃、西の要石がミミズとの戦いに敗れ、その役目を果たせなくなりました。ミミズの暴走で西側は災害に見舞われます。災いを鎮めるため、新たな西の要石を打つ必要があり、名乗り出たのがダイジンでした。西の閉じ師・石上氏にその旨を伝え、要石としての役目を引き継ぎました。

ダイジンが要石になった時代は不明となっています。西の閉じ師の名前から、おそらく飛鳥~奈良時代と推測されます。ダイジンは、要石になった当時の年齢で止まっており、子供のような愛くるしさがあるでしょう。要石から自由の身となり、一度は役目を放棄してしまったダイジン。しかし、すずめとの出会いがダイジンを精神的に成長させたとも言えるでしょう。

ダイジンは元々猫神だった?

草太の古文書から、生前は人間だったことが判明したダイジン。要石の役目から解放された際、その姿は人間の子供になるでしょう。しかし、実際は人語を話す白猫に変身しており、古文書の内容と矛盾します。一方、要石とは普通の存在から神になる運命を背負っています。つまり、ダイジンは、長い年月をかけて子供の閉じ師から神になる途中だとも言えます。

信仰の対象として大切にされてきた猫・イメージ画像

ダイジンの姿から猫神になると推測されるも、なぜ、猫神なのでしょうか。その理由は、古代日本の猫信仰にヒントが隠されているでしょう。古代より、猫は穀物をネズミから守る動物として重宝されてきました。仏教伝来後は、大事な経典を守るために猫が飼われ、やがて猫信仰が生まれました。猫信仰はやがて全国に広まり、猫神様としてまつる神社も点在しています。

「すずめの戸締まり」では、かわいいしぐさで人々を魅了するダイジン。厳かな雰囲気をイメージさせる名前からは、モチーフとなった猫信仰を感じさせるでしょう。また、ダイジンの目的を果たすには、猫の方が都合が良かったとも考えられます。

ダイジンが猫の姿になった理由

愛くるしい姿でありながら、ミステリアスさも感じさせるダイジン。なぜ、猫の姿となったのでしょうか。理由は4つあり、1つ目は、「魔女の宅急便」が考えられます。ジブリの人気作で、「すずめの戸締まり」にも影響を与えたと言われています。「魔女の宅急便」では、主人公の相棒として黒猫・ジジが登場しています。ジジから着想を経て、ダイジンが誕生したでしょう。

2つ目の理由は、猫は神聖な生き物という古来の信仰からです。ネズミを食べる生き物として古代日本より重宝されてきた猫。やがて、富と豊かさの象徴として人々の信仰を集め、猫神を祀る神社も建てられました。また、映画の公式パンフレットでは、猫は異世界へ導く存在と言及されています。劇中でも、ダイジンはすずめたちを異世界(後ろ戸)に導いた存在。すずめの不思議な旅の案内役を務めました。

3つ目の理由は、地震=ナマズという考えや、ナマズを含む魚類の天敵は猫だからです。日本では、ナマズが暴れると地震が起きると考えられてきました。現代でも、茨城県の鹿島神社にてナマズの頭と尾を抑える要石が存在します。要石は「すずめの戸締まり」でも登場し、ミミズを鎮める重要なものとされています。また、要石は東西に分かれて打たれ、この構図は鹿島神社のナマズを思わせます。

地震の元凶であるナマズを抑えるには、ナマズの天敵が適役でしょう。そこで、魚類の天敵である猫が選ばれました。だから、東西の要石は猫として描かれています。4つ目の理由は、新海誠監督が猫好きだったという説も挙げられます。自身の作品にも猫を描いている他、2022年4月には保護猫2匹を引き取ったことを明かしています。新海監督の猫好きや、猫信仰と地震の迷信が合わさってダイジンというキャラが誕生したでしょう。

ダイジンの名前の由来や意味

ダイジンの名前の由来のイメージ画像

「ダイジン」という名前は、すずめから逃げる旅で出会った人々によってつけられた愛称でした。愛くるしい姿にどこか威厳のある雰囲気から「大臣=ダイジン」と命名されました。そのため、多くの鑑賞者が、ダイジンの名前の由来は「大臣」だと思ったでしょう。一方、ダイジンの由来は、公式パンフレットで言及され、「大神(ダイジン)」だったことが判明します。

大神とは、人間をはるかに超える力を持つ存在とされています。また、ダイジンにも普通の猫とは思えない不思議な力があり、ダイジンの正体は猫大神とも考えられるでしょう。名前の由来を考察すると、偉大な存在に見えるダイジン。しかし、要石はあくまで役目にすぎないとも言われています。ダイジンの由来からは、役目を背負わされた者の過酷な運命も読み取れるでしょう。

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すずめの戸締まりのダイジンが東に逃げた理由や目的

ダイジンが逃げた理由や目的を考察・イメージ画像

ダイジンを追って宮崎から宮城を横断する「すずめの戸締まり」。ダイジンが東を目指した理由には、目的があったと推測されます。その1つは後ろ戸に関するもので、ダイジンの立ち寄った場所には後ろ戸がありました。また、ダイジンの旅には別の目的があり、すずめへの思いが込められていました。以下では、「すずめの戸締まり」から、ダイジンが東へ逃げた理由と目的をネタバレ考察しました。

理由①草太を次の要石にしようとした

すずめの手で自由を手に入れたダイジン。すずめの子どもなることを誘われ、うれしい気持ちでいっぱいになります。しかし、すずめの子どもになることは、次の要石を探さなければなりません。そこで、すずめとの関係を邪魔する草太に目をつけ、要石にすることを思いつきます。ダイジンの不思議な能力で、草太はすずめの三本脚の椅子に変えられます。一方、ダイジンはすずめの家から逃げだします。

自らの意思で要石になったダイジンでしたが、心は子供のままでした。要石としての役目から解放され、自由を味わいたい気持ちもあったでしょう。同時に、捕まってしまうと再び要石に戻されてしまうとの懸念から、遠くへ逃げたと推測されます。また、東に向かった理由も、自身の後任となる草太を要石にするためと考えられます。

しかし、草太が要石になるまで時間があります。そこで、西から東にかけて後ろ戸を閉めさせ、要石になる時を待っていたでしょう。また、別の見方をすれば、草太が要石にするにあたり、自身の最後の役目として見守っていたとも言えます。

理由②すずめを助けようとした

ダイジンが東に逃げた目的として、やはり大好きなすずめを助けるという動機は外せません。ダイジンが逃げたルートは後ろ戸のある場所であり、後に、すずめもその事実に気が付きます。しかし、ダイジンがすずめを助けたのは別の理由があったとも推測されます。宮崎から東へと逃げたダイジンは、最後の地にすずめの生まれ故郷・宮城を目指します。そこは、すずめが心の傷を負った場所でもありました。

ダイジンがすずめの事をどれくらい知っていたかは知ることができません。もしかしたら、要石を抜かれた際、すずめの記憶や思いが伝わってきたでしょう。自分を自由の身にしてくれたすずめ。うちの子になると優しくしてくれたすずめに対して、恩を感じていたでしょう。そして、今度はすずめに恩を返すため、心の傷から立ち直らせるために、行動に出たと考えられます。

また、すずめを救うという目的は、サダイジンにも見られます。劇中では、環さんに憑りつき、彼女の本音を引き出しています。サダイジンのお節介は、すずめだけでなく、環さんにもショックを与えてしまいます。しかし、この出来事は2人の関係を修復させ、良い結果をもたらしています。紆余曲折を経ながら、ダイジンは最後の目的地へすずめを案内します。そこは、すずめを救うことができる後ろ戸でした。

常世に通じる後ろ戸は、1人につき1か所しかなく、すずめのものはかつての実家近くにありました。すずめをこの場所に導くために、すずめに追いかけられるように旅をしたと考えられます。その目的は、過去に記憶に囚われるすずめを救いたい、という思いがあったでしょう。また、草太が姿を変えられた椅子も、すずめの過去と深く関わっています。この点も、ダイジンのすずめへの気持ちが読み取れます。

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すずめの戸締まりのダイジンのかわいい魅力

ダイジンのかわいい魅力を紹介・イメージ画像

かわいそうとの声も聞かれるダイジンですが、SNSではかわいいとの声が圧倒的に多いです。大好きなすずめのために健気に行動する姿は、ダイジンの魅力をよりひきたてています。また、声優キャストの演技力の高さも、ダイジン人気に火をつけました。以下では、「すずめの戸締まり」から、ダイジンのかわいい魅力について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

かわいい魅力①気まぐれ

「すずめの戸締まり」のダイジンのかわいい魅力といえば、気まぐれな性格は外せません。要石という設定からその正体は猫神とも推測されるダイジン。しかし、劇中では普通の猫らしい、自由気ままな行動をしています。すずめたちが必死に追いかけるのをよそに、ダイジンは気の向くままあらゆる場所を巡ります。

時には船や電車に乗って遠くを目指すなど、大胆な行動を見せています。ダイジンの気ままな旅は、たちまち人々の注目を集め、ここで「ダイジン」という愛称がつけられました。ダイジンの気まぐれは、時にすずめたちを翻弄させるも、鑑賞者目線ではかわいいと思えるでしょう。また、何気なく通り過ぎた場所には、必ず後ろ戸もあり、すずめの旅をサポートしています。

かわいい魅力②表情豊か

無表情にも見えるダイジンですが、実はとても表情豊かな白猫です。すずめに向けた満面の笑みは、見る者を虜にしています。すずめに大嫌いと言われ、ショックのあまり、哀しい表情を見せることもありました。しかし、すずめを好きな気持ちは変わりません。時にはすずめを助けるべく、勇ましい表情ものぞかせています。どこか人間くさいキャラクター性も、ダイジンのかわいい魅力でしょう。

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すずめの戸締まりのダイジンの声優キャスト

ダイジンの声優キャストの紹介・イメージ画像

かわいいと人気を集めたダイジン役の声優は、映画公開時小学2年生だった山根あんさんが演じました。ダイジンのかわいい魅力を引き出た演技力の高さが、SNSでも話題を呼びました。また、声優初挑戦とは思えない実力の高さが賞賛され、将来が期待されています。以下では、「すずめの戸締まり」のダイジンの声優キャスト・山根あんさんについて紹介します。

山根あんのプロフィール

ダイジンの声優キャスト・山根あんさんは、2014年7月16日生まれ、映画公開時は小学2年生でした。テアトルアカデミー仙台校のレッスン生で、本格デビューに向けたレッスンに取り組んでいます。これまでに子供向けの番組やCMに出演しています。ダイジン役を演じた「すずめの戸締まり」は映画初出演であり、声優初挑戦の作品になりました。

山根あんの出演作品や経歴

山根あんさんの出演作品の紹介・イメージ画像

ダイジンの声優として一躍注目を集めた山根あんさんは、スカパーの「パニパニパイナ!2」に出演しています。また、「仙台ゴスペル・フェスティバル 20周年アニバーサリーコンサート」への出演や、東北楽天ゴールデンイーグルスのホームゲームでは子役としてダンスも披露しています。CMでは、東北電力「再生可能エネルギーへの取り組み「つなぐんだ。」編」等に出演しています。

山根あんの家族や兄弟

ダイジン役の声優・山根あんさんは、両親と妹2人の5人家族です。また、Twitterとインスタグラムも開設しており、母親が投稿を行っています。SNSでは、おしゃれが趣味の山根あんさんのコーディネートを見ることができます。

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すずめの戸締まりのダイジンに関する感想や評価

すずめの戸締まりのダイジンに関する感想や評価・イメージ画像

ある目的から東へ旅をするダイジンの姿は、かわいい魅力にあふれています。一方、ダイジンの正体や由来を知ることで、また違った印象を感じるでしょう。果たして、ダイジンの正体は何者なのか、名前の由来の通り神様だったのでしょうか。ミステリアスな一面も、ファンの興味を惹きつけています。以下では、声優キャストにも注目が集まった、「すずめの戸締まり」のダイジンに関する感想や評価をネタバレ紹介します。

感想1:ダイジンの役目を知ってからの展開に感動した

映画終盤では、ダイジンの正体や目的が言及され、怒涛の展開に感動したとの感想が見られます。ダイジンの旅は、後ろ戸の場所を知らせるためでしたが、すずめを成長させるという目的も含まれていました。名前の由来からその正体は神様とも考えられ、ダイジンが劇中で果たした役割は大きいものでしょう。ラストは本来の役目に戻るかわいそうな結末を迎えるも、すずめを助ける目的を達成できたことは、満足のいく結果だったでしょう。

感想2:ダイジンが好き

声優キャストの演技もあいまって、ダイジンの人気は衰えを知りません。どこかあどけなさのある声やしぐさがかわいいとファンを魅了し、ダイジンが好きとの声も見られます。また、東の要石のサダイジンも好きとの感想も見られます。劇中では、ダイジンのある目的を手助けするべく、環さんに憑りつくなど大胆な行動に出ています。あらすじネタバレや名前の由来から、2匹はすずめの成長に欠かせない存在だったでしょう。

感想3:ダイジンに心を奪われた

「すずめの戸締まり」の感想の中には、ダイジンに心を奪われたとの声も見られます。名前の由来から「大神」になる運命が課されたダイジン。最後は大好きなすずめの手で要石に戻り、報われない結末がかわいそうとの感想も多く見られます。声優キャストの愛くるしい声色がファンを魅了したダイジンの物語も、「すずめの戸締まり」を語るうえで欠かせないエピソードとなっています。

感想4:ダイジンがかわいそう

「すずめの戸締まり」の公開後、ネット上では多くのネタバレ考察動画が投稿されています。その中でもダイジンに関する投稿が多く見られます。劇中での活躍や名前の由来などから、ダイジンの正体や年齢を考察した内容は、ファンの興味を惹きつけています。また、要石になった経緯などダイジンの背景を知ったことで、かわいそうと思った、ダイジンの悲運に泣いたとの感想も寄せられています。

感想5:ダイジンの正体は人間と考察

SNSでは、かわいい・かわいそう等の感想が寄せられるダイジンですが、中にはダイジンの正体を考察した投稿も見られます。ダイジンの正体は、閉じ師だった説や名前の由来から猫神など多岐にわたり、どの説も考察にすぎません。一方、ダイジンの愛くるしい姿は人間の子供のように思え、ダイジンは元々人間ではと考える投稿も見られます。果たして、ダイジンとは何者だったのか、「すずめの戸締まり」の最大の謎となっています。

感想6:すずめの子になれなった展開が悲しい

ダイジンがかわいそうと言われる理由の中には、すずめとの関係も指摘されています。あらすじネタバレのように、ダイジンはすずめが大好きだけれど、すずめからは嫌いと言われてショックを受けます。また、ダイジンには要石としての役目があり、すずめの元に居られなかったとも解釈されています。しかし、ダイジンの気持ちを考えるとかわいそうに思え、そんなダイジンを見ていて辛かったとの感想も見られます。

感想7:名前の由来を知った

ダイジンの由来は「大神」であり、パンフレットでその意味を知って驚いたとの声も寄せられています。一方、あらすじネタバレのように、ダイジンの名前は「大臣」とも表記でき、大臣のような雰囲気をも感じられるでしょう。一方、要石となったダイジンは、いずれ神になることが約束されています。また、名前の由来からも、ダイジンのその後の運命が示唆され、過酷な運命からかわいそうとも言われています。

感想8:ダイジンの声優キャストに驚き

あらすじネタバレのように、過酷な運命を強いられたダイジン。SNSでは、かわいそうとの声も多くみられます。一方、SNSでは声優キャスト・山根あんさんに関する投稿も見られます。ダイジンの声優キャストがデビュー前の子役だったことに驚いた方も多かったでしょう。しかし、それらを感じさせない完璧な演技は、声優ファンからも賞賛されています。同時に、山根あんさんの今後の活躍にも期待が高まっています。

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すずめの戸締まりのダイジンまとめ

すずめの戸締まりのダイジンまとめ・イメージ画像

ダイジンがかわいそうと言われる理由や正体、名前の由来や目的のネタバレ、声優キャストなどをネタバレ考察しました。かわいいしぐさでファンを魅了するダイジン。しかし、その正体や由来を考察すると、かなしい運命が秘められていました。ネタバレ考察のように、ダイジンには要石としての役目が課されています。しかし、すずめとの出会いは、ダイジンにとって幸せな時間だったに違いないでしょう。

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