【すずめの戸締まり】宗像草太はかっこいいイケメン閉じ師！両親やすずめとの関係は？

「すずめの戸締まり」の宗像草太は、本作には欠かせないメインキャラクターです。すずめが出会った瞬間に一目惚れをするほど、かっこいいイケメンです。本記事では、草太にスポットを当てて、彼の外見や内面などあらゆる角度から解説していきます。また、戸締まりの際に唱える呪文についても解説していくため、ぜひチェックしてみてください。

すずめの戸締まりは、2022年に劇場公開された日本の人気アニメーション映画です。原作、脚本、監督を新海誠が務め、声優陣は原菜乃華、松村北斗、深津絵里などの豪華キャストが揃っています。主題歌の「すずめ」は十明が歌い、音楽はRADWIMPSと陣内一真が担当しました。2023年1月時点で興行収入は約121億円を突破し、世界199の国と地域での配給も決定している注目の作品です。

高校生のすずめは、繰り返し同じ夢を見ていました。幼い頃に失った母を探して、廃墟の町を彷徨っている夢です。目が覚めると、すずめは泣いていました。ある朝、すずめが自転車で登校をしていると、向こうからイケメンの青年が歩いてきます。彼はすずめに「この辺りに廃墟はないか？」と尋ねました。イケメンの青年は草太という名前で、すずめは彼のことが気になり後を追いかけます。すると、廃墟の中へ一人で入り込んでいました。

• 名前：宗像草太（むなかたそうた）
• 年齢：21歳くらい
• 生年月日：180～185cm
• 職業：閉じ師、教育学部の大学4年生
• 親友：芹澤朋也（せりざわともや）
• 声優：松村北斗(SixTONES)

災いをもたらす「後ろ戸」を閉めるために、日本各地を旅してまわる「閉じ師」の青年です。高身長で長い黒髪をなびかせたイケメンで、閉じ師の証とされる鍵を首元からさげています。低めで柔らかい声や、周囲の空気を優しく包み込む微笑みなど、かっこいいだけでなく非日常的な美しさも持ち合わせている人物です。

彼のイケメンぶりは、近所に暮らす女性たちの間でも話題になっています。閉じ師という体力のいる仕事柄か、両腕は太く引き締まっており強い生命力を感じさせる体格です。重大な使命を背負っていることを常に自覚しており、困難に遭遇しても懸命に乗り越えようとする実直さがあります。

また、弱者に対しても無償の愛で接することができる紳士です。ただ、自分のことに関しては、いつも後回しにするため、一人で抱え込んでしまう傾向にあります。宗像草太は宮崎を訪れたとき、女子高生のすずめとすれ違い、彼女に廃墟のある場所を尋ねました。そのことがきっかけで、二人は共に戸締まりの旅をすることになります。

宗像草太の苗字である「宗像」は、「宗像大社」に由来しているという説があります。宗像大社は、日本神話に登場する最古の神社の一つです。福岡県宗像市に鎮座しており、洋豪族の宗像氏が起源といわれています。天照大神の三女神が沖津宮、中津宮、辺津宮にそれぞれ祀られ、この三宮を総称して宗像大社と呼ばれているそうです。

また、主人公のすずめの苗字は「岩戸」で、「アメノウズメノミコト」に由来していることが、公式で発表されています。アメノウズメノミコトは、古事記や日本書紀に登場する人物です。本作の主人公は「岩戸」、メイン男性キャラが「宗像」ということから、日本神話と関係性のある可能性が高いと考察できます。

かつては活気があったものの、今ではすっかり人気がなくなった場所に「後ろ戸」は存在します。後ろ戸が開くと、扉の向こう側に存在する常世から、ミミズがやって来て災いをもたらします。閉じ師は災いが引き起るのを阻止するために、呪文を唱えて後ろ戸を閉じ鍵をかける人です。

草太はいつも首元に不思議な鍵を下げており、呪文を唱えて後ろ戸を閉めるときに使用しています。小説版によると、鍵は金属製で枯れ草色をしており、凝った装飾が施されているそうです。後ろ戸の前で鍵を握りしめ、かつてはその土地で当たり前にあった人の営みや賑わいに、呪文を言いながら想いを寄せます。すると、手の中にある鍵が熱くなり青い光を立ち昇らせて、鍵穴が浮かび上がるのです。

そして、鍵穴に閉じ師の鍵を刺して後ろ戸を閉めれば、災いが来ることを阻止できます。閉じ師はボランティアに近い仕事のようですが、宗像草太は強い使命感を持って戸締まりの旅を続けていました。ただ、閉じ師の仕事だけでは食べていくことが難しいため、教師の仕事と両立できるように、教育学部の大学に通っています。

宗像草太が戸締まりをするときに言っている呪文（祝詞）は、どのような意味があるのでしょうか？呪文の内容は、「かけまくしもかしこき日不見(ひみず)の神よ。遠つ御祖(みおや)の産土(うぶすな)よ。久しく拝領つかまつったこの山河、かしこみかしこみ謹んでお返し申す！」です。呪文には神道に関わる言葉が、多数入っていることがわかります。

この呪文を現代の言葉にすると、「口に出すのも畏れ多い日不見の神よ。先祖代々この地を守る産土神よ。長い間お借りしていたこの土地を、謹んでお返しいたします」となります。借りていた土地を守り神にお返しするのは、「場所を悼む」という意味があると考察できます。

「新海誠本」によると、「人にはお葬式があるけれど、土地や町に対してはない。では、それらを鎮めて悼む物語はどうだろうか」と監督は考えたそうです。これらのことから、草太が言う呪文には、「人々に忘れられた土地を、神様にお返して追悼する」という思いが込められていると考察できます。

すずめの戸締まりのかっこいい宗像草太は、代々閉じ師としての仕事を生業とする一族の末裔です。しかし、本作で草太の両親が登場することはありませんでした。ここでは、草太の両親が登場しない理由や、宗像羊朗との関係などを考察していきます。

宗像羊朗は草太の祖父であり、閉じ師の師匠でもあります。草太が暮らすアパートの近くに入院しており、余命が長くない様子です。羊朗は右腕を失っていることからも、閉じ師が命を懸けた過酷な仕事であることがわかります。

作中で草太がすずめに「俺の育ての親」と紹介しており、幼いころから両親のいない環境で育ったことが考察できます。彼は戸締まりに失敗して椅子になった姿を、師匠でもある羊朗に見られて失望させたくなかったようです。すずめが羊朗のいる病院へ訪れた際、草太が要石になったことを伝えます。しかし、羊朗は特に残念がったり、悲しがったりする姿は見せませんでした。

二人は閉じ師の師弟としては、割り切った関係だったのでしょう。しかし、草太は何かあれば羊朗を思い浮かべ頼りにしていました。また、羊朗も草太を救うため、すずめに協力します。お互い割り切らなければならない厳しい立場でありながらも、家族としては温かい絆で結ばれていたのでしょう。

すずめの戸締まりの羊朗が、草太の親代わりとして共に過ごしていたのは、作中で明らかになりました。では、両親が登場しなかった理由は何なのでしょうか？イケメン草太の両親については、さまざまな考察が上がっているようです。まず、最も可能性が高いのは、すでに他界しているという説になります。

宗像家は、代々閉じ師を家業とした家系です。草太の両親も、閉じ師の仕事に深く関わっていたのでしょう。呪文を唱えて戸締まりをすることは、命に関わるような壮絶な戦いになることもあります。草太の両親が、戸締まりの仕事中に死亡してしまったことも、充分にあり得るでしょう。

草太の両親、特に父親は閉じ師として、彼とは別ルートで戸締まりの旅をしている可能性もあります。人気のない廃墟のような場所に、後ろ戸は存在しています。全国には被災地だけでなく、バブル崩壊の影響を受けて、放置された場所も多くあるでしょう。

閉じ師を務めるのは、限られた人だけとなります。普通の人には「後ろ戸」が全く見えないため、存在すら気づかないのです。草太の両親も、貴重な存在の閉じ師として日本中を渡り歩いていても、おかしくありません。そうだとすれば、草太の両親が登場しない理由として成立します。

草太の両親は生きているけれど、あえて草太が連絡をしなかったという考察もあります。草太は祖父の羊朗について、育ての親と言っていました。両親も戸締まりの旅へ出ていて、家を留守にしがちだった可能性もあります。また、自分が椅子になった姿を両親に見せて、失望させたくない気持があったのかもしれません。そのため、自分で解決するまでは、両親に連絡をしなかったと考察できます。

戸締まりの旅で宮崎を訪れた宗像草太は、女子高生のすずめと出会います。草太はこの辺りに廃墟がある場所がないかと、彼女に尋ねました。すずめはイケメンの草太のことが気になり、後を追いかけていきます。彼女の不思議な記憶の中にある青年と草太の面影が、非常に似ていたのです。

すずめは草太よりも先に廃墟へ辿り着きました。そこには戸がポツンと取り残されており、すずめは好奇心で扉を開けます。そして、足元にあるミミズを押さえていた要石を、引っこ抜いてしまいました。このことが原因で、後ろ戸の向こう側からミミズがやって来て、宮崎に大地震が発生しそうになったのです。草太は鈴芽と協力しあい、どうにか後ろ戸を閉めることができて、事態を収拾しました。

宗像草太は怪我をしてしまい、すずめの家で半ば強制的に手当てを受けます。その際に、草太は後ろ戸やミミズについて、彼女に説明をしました。すると、二人の前にやせ細った白い猫が現れます。すずめは不憫に思い「うちの子になる？」と言って、エサをあげました。白猫のダイジンは、嬉しそうに人間の言葉で「すずめ、すき」と言います。

草太のことは「おまえは、じゃま」と言い放ち、すずめが大切にしている子供用の椅子と融合させてしまいました。先程すずめが引っこ抜いた要石が、猫に変身していたのです。ダイジンはすずめの部屋から逃走し、椅子になった草太が追いかけます。そして、すずめもダイジンを追う草太を追いかけて、四国行きの船へ乗り込む流れとなりました。

ダイジンは、乗り込んだフェリーから別のフェリーへ飛び移り、二人は取り残される形となりました。そして、ダイジンを探す旅が始まります。すずめは草太と出会った当初から、彼をイケメンだと認識して好意を持っている様子でした。一方、草太はすずめを巻き込んではいけないという気持や、責任を負わせる申し訳なさのほうが大きかったでしょう。自身が椅子の姿になってしまったため、すずめの協力が必要だったのです。

草太はすずめと旅を続けていくうちに、徐々に彼女に対して「頼ってもよい仲間」だと思うようになります。観覧車の後ろ戸を閉めるシーンでは、すずめに戸締まりの仕事を託しました。そして、草太自身はダイジンを要石に戻そうとしており、二人の連携プレーが成立しています。また、草太が要石となる頃は、彼にとってすずめは心強く大切な存在になっていたと考察します。

要石となった草太は、ダイジンの代わりとして自我を失い、永久的にミミズを押さえる役目を果たすはずでした。しかし、すずめが命を懸けて常世に乗り込み、要石となった草太を引き抜こうとします。自分が死ぬことよりも草太のいない世界のほうが、怖いというすずめの強い想いが、封じられていた彼の魂を解放し人間の姿に戻しました。

そして、すずめが何度も見ていた夢に現れる、母親と思っていた女性と長髪の青年は、成長した自分と草太だったのです。人間に戻った草太は、引き続き戸締まりの旅をしながら、東京へ戻ることにしました。彼は列車で出発する前に、すずめをハグして、「俺を救ってくれてありがとう」と言います。そして、「必ず会いに行くよ」と再会を約束しました。

イケメンの草太は、数ヶ月後にすずめとの約束を果たすために、宮崎を再訪しました。二人が初めて出会った場所で再会し、すずめは草太に「おかえり」と声をかけて物語が終わります。すずめの戸締まりのファンの中では、二人のその後はどうなるのか話題になりました。付き合って結婚してほしいという声も、多く上がっています。すずめは最初から草太のことを、かっこいいと好意的に見ていたのは確かです。

しかし、すずめは宮崎、草太は東京で暮らしているため、遠距離恋愛になります。その上、すずめはまだ高校生で、草太はイケメンだけでなく性格も誠実であるため、すぐに付き合う可能性は低いと考察します。すずめが高校を卒業し、草太も教員試験の合格をする頃に、二人は恋愛関係に発展していくかもしれません。

すずめの戸締まりの宗像草太と、ジブリ映画「ハウルの動く城」のハウルが似ていると、一部のファンでいわれています。ハウルは物語の主人公で、イケメンでかっこいい魔法使いです。魔王になれるほどの能力を持っていますが、見栄っ張りで弱虫な一面も持っています。イケメンでかっこいい容姿から、街の女性たちに注目され噂の的です。

草太とハウルが似ているのは、どのような点でしょうか？まずは何と言っても「ビジュアル」です。二人ともイケメンでかっこいいキャラであることは、間違いないでしょう。本来のハウルは金髪のロングヘアですが、ソフィのミスによって黒髪になってしまいます。ハウルが黒髪になったとき、草太のビジュアルと非常に似ているのです。草太の目元のホクロがなければ、どちらかわからないほど似ていると話題になりました。

中性的な雰囲気とイケメンでかっこいいことから、二人のファンは非常に多いです。また、イケメンでかっこいいこと以外にも、共通点があります。それは、ヒロインに助けられることです。草太はすずめによって、要石から人間の姿に戻り助けられました。ハウルもヒロインのソフィにキスをされたことで、硬直した状態から解放されたのです。

他にも、草太とハウルを演じた声優は、どちらともジャニーズ所属のアイドルである点も共通しています。ハウルを演じた声優は、当時の大人気グループ「SMAP」の木村拓哉でした。それぞれの声優までも、イケメンでかっこいいことが共通しています。

草太とハウルは、イケメンでかっこいいビジュアルが似ています。しかし、全く似てない点も、もちろんあります。草太はダイジンから椅子に変身させられ、普通なら動揺して気持ちに余裕がなくなるはずです。しかし、彼はすずめを気遣う姿を見せ、自分の置かれた状況を冷静に受け止め対応しました。

一方、ハウルは「外見こそが人間の価値だ」と思っており、魔法が解けて黒髪になった際に、取り乱すほど動揺しています。マルクが言うには、女の子にフラれた際も、27歳とは思えないような取り乱し方をしたそうです。性格面では、草太のほうが落ち着いて冷静に、物事を考えられるタイプであるのがわかります。

また、草太と行動を共にするすずめは、17歳の高校2年生でした。自分のほうが年上にも関わらず、彼女のことを「すずめさん」とさん付けで呼ぶところも、紳士的な印象を受けます。ハウルは見た目は紳士的ですが、物語の前半ではソフィにも馴れ馴れしく、女性慣れしているイメージがありました。

他にも、すずめが要石を引っこ抜いたせいで草太は椅子になりましたが、彼女を責めることなく優しく庇ってあげます。ハウルはソフィのせいで髪色が変わったことで癇癪を起こしたり、荒地の魔女やサリマンから逃げ回っていました。この点だけで比較すると、草太のほうが落ち着いた大人らしい面を持っているようです。イケメンでかっこいい草太とハウルは、それぞれの良さがあり好みが分かれてしまうでしょう。

草太とハウルはビジュアルが非常に似ており、物語のメインとなるかっこいいキャラです。内面的な部分を見ると、草太はハウルよりかなり大人で、かっこいいキャラといえます。しかし、やんちゃな面もあるハウルは、ソフィのことを一途に想っていました。守るべき人ができてこれから成長していき、内面もかっこいい男性になることが期待できるでしょう。

一方、かっこいい草太は、すずめのことを恋愛対象として見ているのか、明確にはわかりませんでした。彼女のことが大切な存在となっているため、今後恋愛関係に発展していく可能性はあります。守ってあげたくなるような母性本能をくすぐるタイプが好きな人は、ハウルがおすすめです。頼りがいがあり共に何かを成し遂げる戦友みたいなタイプが好きな人は、草太が良いかもしれません。

すずめの戸締まりの芹澤朋也は、共に教師を目指している同じ大学に通う友人です。草太が「閉じ師」であることや、後ろ戸を閉める仕事をしていることも全く知りません。そのため、草太が教員試験へやって来なかったことに対して、「大学4年間を無駄にして何をやっているんだ」と怒りや戸惑いを見せていました。芹澤は銀縁の眼鏡をかけて耳にはピアスをしており、見た目は軽い感じの今風の大学生です。

試験を放棄した草太のことが心配になり、彼の部屋を訪ねました。その際に、椅子に変身した草太とすずめを目にします。驚いた芹澤にすずめは「草太の妹同然の従姉妹」と説明しましたが、彼は思い切り疑っていました。その後、東京に出現したミミズを押さえるために、草太は要石となり常世に封じられます。芹澤は訳がわからないながらも、大変なことが起きている状況を察しました。

また、本気で草太を助けようするすずめの覚悟を、彼は感じたのです。芹澤は彼女の叔母である環と共に、自分の車で宮城まで連れて行くことを決めます。宮城へのドライブ中、すずめと環が本音をぶつけ合うケンカをしました。その際も、彼は車内の雰囲気を明るくしようと場を和ませたり、環の話を聞いてあげたりします。すずめが草太を救い出したあとも、東京まで車に乗せて戻りました。

共に行動することで、すずめと環にも信頼されるようになり、「意外といい先生になる」と環に認められていました。見た目は軽そうですが人情に厚いところがあり、本作の中で最もかっこいいキャラと、芹澤を絶賛する声も上がっています。ちなみに、芹澤朋也を演じたアニメ声優は神木隆之介です。彼は新海誠作品の「君の名は。」で、主人公の立花瀧の声優も担当した経歴があります。

すずめの戸締まりのダイジンは、人間の言葉が話せる白猫です。白猫になる前は、災いの元とされるミミズの身体を押さえている要石でした。すずめが要石を引っこ抜いたことで、自由の身となりダイジンという白猫に姿を変えたのです。すずめに「うちの子になる？」と声をかけられて、嬉しくて彼女を慕うようになります。

そして、彼女の近くにいた草太のことを、邪魔だと感じて椅子と融合させてしまいました。ダイジンは自分が担っていた要石の役目を、草太に押し付けます。怒った草太は元の姿に戻してもらおうと、逃げるダイジンを追いかけました。このことがきっかけで、草太とすずめの旅が始まったのです。

その後も、草太やすずめを後ろ戸へ導くように現れては姿を消して、彼らを翻弄して楽しんでいました。草太がダイジンの代わりに要石となってミミズを封じた際は、すずめから「お前なんか好きじゃない」と言われてしまいます。ダイジンは自分が嫌われたことを知って、意気消沈するのでした。それでも、何とかして草太を助けようとするすずめを、ダイジンはサポートします。

草太は人間に戻れましたが、災いを阻止するためには、ミミズを押さえる要石が必要です。ダイジンは、優しくしてくれたすずめのことが大好きで、一緒に暮らすことが夢でした。そのすずめが大切に想う草太を救うために、自分が再び要石になることを決心します。そして、常世から現世へミミズが噴出しないように、元の要石の姿に戻ったのでした。

すずめの戸締まりの宗像草太役を演じた声優は、アイドルグループ「SixTONES」の松村北斗が担当したことでも話題となりました。ここでは、声優を務めた松村北斗にスポットを当てて、プロフィールや主な出演作品を紹介していきます。声優としての評価についても、ぜひチェックしてみてください。

• 生年月日：1995年6月18日
• 出生地：静岡県島田市
• 身長：177cm
• 血液型：B型
• 職業：アイドル、歌手、俳優、声優
• ジャンル：テレビドラマ、映画、CM
• 活動内容：SixTONES
• 所属事務所：ジャニーズ

宗像草太の声優を務めた松村北斗は、2009年に同事務所の山下智久（2020年退所）に憧れて、ジャニーズ事務所へ入所しました。同年6月に、中山優馬、中島健人、菊池風磨、髙地優吾と「中山優馬w/B.I.Shadow」を結成しています。その3日後には、「フォーラム新記録!!︎ジャニーズJr. 1日4公演やるぞ!」で、Hey! Say! JUMPの山田涼介や知念侑李を加えた7人で、期間限定ユニット「NYC boys」を結成しました。

そして、「女子バレーボールワールドグランプリ2009」のスペシャルサポーターに就任します。同年の大晦日には、NYC Boysの一員として「第60回NHK紅白歌合戦」で初出場を果たしました。しかし、2011年にメンバーの中島健人と菊池風磨が、Sexy Zoneの結成でデビューすることが決まり、B.I.Shadowは事実上の解散となります。その後、2015年5月に「SixTONES」が結成され、2020年1月にCDデビューをしました。

ドラマや映画の出演経験はありましたが、声優はすずめの戸締まりが初挑戦となります。アフレコが始まった頃は、自分に声優が務まるか自信がなかったそうです。それを知った新海監督は、そのような気持ちを持つことも良いと語っていました。すずめの戸締まりの宗像草太は、声優としての演技が難しいキャラでもあります。しかし、「唯一無二の演技をしてくれた」と、新海監督は声優としての松村北斗を絶賛していたそうです。

【テレビドラマ】

• 2012年：私立バカレア高校（浅田哲也役）
• 2014年：SHARK（竜崎歩役）
• 2019年：パーフェクトワールド（渡辺晴人役）
• 2020年：10の秘密（ 伊達翼役）
• 2021年：女王の法医学～屍活師～（犬飼一役）
• 2022年：恋なんて、本気でやってどうするの?（長峰柊磨役）

• 2016年：バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ（林秀太役）
• 2018年：坂道のアポロン（松岡星児役）
• 2021年：ライアー×ライアー（高槻透役）
• 2022年：ホリック xxxHOLiC（百目鬼静役）

草太が呪文を唱える姿が、非常にかっこいいという感想が多く上がっています。また、呪文を覚えたいけれど難しいという声や、呪文の文言が心に響いたという声もありました。呪文の内容に興味を持った人は、自分で調べた人も結構います。そして、呪文の内容を知って、さらに感慨深くなるようです。他にも、草太は外見だけではなく、行動までイケメンと絶賛するファンもいます。

草太がかっこいい、可愛いとビジュアルの良さを評価する声も多いです。また、年下のすずめに、ずっと敬語を使う誠実さが好きという感想もありました。扉を開けて要石まで抜いてしまったすずめを、全く責めなかった草太は、令和のイケメンすぎて惚れるという声もあります。落ち着いた優しい感じがたまらないという感想も上がっていました。外見も中身も全てがかっこいいため、本作を観て草太のファンになる人が続出のようです。

草太のキャラと声優を担当した松村北斗の声が、ドンピシャリと評価する人もいました。また、草太は物語の半分は椅子だったため、無機質なものの声を表現するのは難しいと思ったという感想もあります。草太のすずめに対する声音が、ずっと優しくてたまらなかったという声もありました。呪文を唱えるときの声がかっこいいため、何度も本作を観に行っているというファンもいます。呪文を全部覚えた人もいるようです。

すずめの戸締まりの宗像草太は、呪文を唱えて後ろ戸を閉める「閉じ師」です。宮崎を訪れた際に、女子高生のすずめと出会ったことで、共に戸締まりの旅をすることになります。草太はかっこいいイケメンで、性格も誠実で責任感のある男性です。本作では彼のかっこいい言動が、至るところで見られるため、草太ファンはぜひ注目してみてください。