【すずめの戸締まり】岩戸鈴芽はかわいいヒロイン！名前の由来や誕生日・声優情報を紹介

岩戸鈴芽は「すずめの戸締まり」のかわいいヒロインです。新海誠監督の作品の中で、最も好きなヒロインだという人も多くいます。本記事では、主人公の岩戸鈴芽にスポットを当てて、彼女の魅力を徹底解説していきます。鈴芽ファンは、ぜひチェックしてみてください。

すずめの戸締まりは、17歳の少女が「災いの元となる扉」を閉める旅に出て、成長していく姿を描いた物語です。新海誠さんが監督、脚本、原作を務めたアニメーション映画となっています。2022年11月11日に全国公開されており、映画館にもよりますが、2023年2月時点も公開中です。

新海監督自身が手がけた小説版も、2022年8月に角川文庫から出版されました。他にも、甘島伝記によるコミカライズ版も、同年10月から「月刊アフタヌーン」にて連載が開始されています。

本作の主人公である岩戸鈴芽は、九州の静かな町で叔母の環と暮らしていました。ある日、扉を探しているという不思議な青年と出会います。鈴芽は彼のことが気になり後を追って行くと、廃墟にポツンと取り残された扉がありました。鈴芽が扉を開けようと手を伸ばしますが、そうすれば向こう側から災いが訪れるというのです。草太は災いを防ぐために、扉を閉めて鍵をかける「閉じ師」として日本中を旅していました。

岩戸鈴芽は、本作の主人公で17歳のかわいい女子高生です。黒髪を高い位置でポニーテールにしており、赤色とオレンジ色のヘアピンで前髪を留めています。見た目は明るく活発な雰囲気で、大きな瞳から彼女の持ち前の意志の強さもうかがえます。鈴芽は母子家庭で生まれ育ち、母親が亡くなってからは、宮崎にいる叔母の環に育てられました。鈴芽はいつも同じ夢をよく見ており、幼い頃の自分と母親のような女性が登場します。

また、登校中に偶然出会った高身長でイケメンの草太に、一目惚れをしました。鈴芽は草太を気にかけるようになり、彼に興味を持ち近づいていきます。そして、鈴芽はミミズを封じていたものだと知らずに、要石を抜いてしまいました。そのことが原因で、要石が変身した猫のダイジンに、草太は椅子にされてしまうのです。鈴芽は椅子になった草太と共に、ダイジンを追いかけながら日本中を旅することになりました。

岩戸鈴芽は好奇心旺盛で、楽観的な明るさを持っています。普通なら躊躇するようなことに直面しても、使命感のある強い意志のもと、臆することなく立ち向かう性格です。日常生活の中では、面倒なことを先送りにしたり、自分に不利な問いかけに対して曖昧な返事をしたりします。しかし、誰かが懸命になっている姿を見たり、自身が不条理な境遇に立たされると、自分を奮い立てて前進していくタイプです。

また、恋愛経験がなく、男性とも付き合った経験がありません。そのため、異性からアプローチをされたり、予想外の出来事があるときは、奥手になるかわいい一面もあります。物語の終盤では、ダイジンのことを「おまえ」と呼んでおり、時おり口が悪くなることもある様子です。

すずめの戸締まりの岩戸鈴芽は、優しく勇敢でかわいいキャラとして人気です。ここでは、鈴芽の名前の由来や誕生日、身長など、詳しく解説していきます。かわいい鈴芽についてさらに詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。

岩戸鈴芽（いわとすずめ）という名前の由来について、公式で新海誠監督が語っています。名前は「アメノウズメノミコト」から由来されており、監督が直接インスピレーションを受けたそうです。アメノウズメノミコトは、古事記や日本書紀に描かれている人物で、日本神話に女神として登場します。

「アマテラスオオミカミ」が隠れたことで世界が暗闇となりましたが、その状況下でアメノウズメノミコトが笑いを集めました。不思議に思ったアマテラスオオミカミが外に出てきたため、世界が明るくなったという有名な物語です。すずめの戸締まりでは、ミミズが出現すると空が暗くなり、後ろ戸に鍵をかけると明るい空へ戻ります。暗くなった世界を明るくするという共通点が、本作で見られます。

かわいいヒロイン鈴芽の誕生日は、原作小説によると5月24日です。本編では、2010年に彼女が4歳の誕生日を迎えたときを、回想するシーンがあります。母親から誕生日プレゼントに、手作りの椅子を作ってもらいました。鈴芽は非常に嬉しくて、誕生日のことを絵日記に書き記しています。

原作小説では、誕生日で渡す椅子に黄色のペンキを塗る場面で、「5月の陽射しを反射して」という情景が書かれていました。このことからも、彼女の誕生日が5月であることがわかります。

鈴芽の身長はどのくらいあるのでしょうか？身長について正確な情報は公開されていませんが、推定160～165cmといわれています。女子高生の平均身長より、やや高めでしょう。身長が高めで顔立ちもスッキリしていることから、他の同級生よりも大人っぽく見えます。

本作のかわいいヒロイン鈴芽の性格や誕生日、身長などがわかったところで、ここでは彼女の活躍シーンをまとめています。鈴芽が訪れた日本の地域ごとに、一覧でネタバレ紹介します。鈴芽の成長していく過程や物語の見どころも、併せて解説するため必見です。

見当たらなくなった母親を探し、幼い鈴芽が彷徨い歩いています。すると広い草原のような場所に着き、そこに母親と思われる白いワンピースを着た女性が現れました。しかし、その女性が本当に母親であるのかは、まだハッキリしません。鈴芽は繰り返し見ている同じ夢から目が覚め、高校生になった今でも、その姿が誰なのか追い求めているのでした。夢に現れる女性の正体は、物語の結末で明かされることになります。

夢から目覚めた鈴芽は、自転車に乗って登校します。ちょうど坂道に差し掛かったときに、下から歩いて来る高身長で長髪の美青年とすれ違いました。鈴芽の不思議な記憶の中で出会った青年と、よく似た雰囲気だったこともあり、彼女は非常に彼のことが気になってしまいます。一度学校へ向かおうとしましたが、引き返して草太の後を追いかけました。

すると、廃ホテルの中庭にポツンと佇む扉があり、鈴芽は興味本位でそこにあった要石を抜きます。草太を見つけられないまま、鈴芽は学校へ戻りました。その後、廃墟のある山からミミズが出現したことを知り、鈴芽は慌てて現地へ向かいます。廃墟に辿り着くと草太と再会し、どうにか後ろ戸を閉めることに成功しました。

草太は怪我をしていたため、鈴芽の家で応急処置を受けます。すると、猫のダイジンが窓に現れて、突然草太を椅子に変身させました。外に出て行った二人を追って、鈴芽もフェリーに乗り込み四国へ向かうことになります。

愛媛県に到着した鈴芽と草太は、さらにダイジンを追います。いつの間にかダイジンは、SNS上に投稿されるほど人気者となっており、どこにいるのか行き先を追えるほどです。途中でバイクに乗ってやって来た、千果という同級生と出会い、雑談をしながら休憩しました。

すると、山奥の廃校の昇降口が後ろ戸となり、ミミズが出てきていることに気づきます。鈴芽は途中まで千果に送ってもらい、椅子になった草太の代わりに、後ろ戸を閉じました。その夜、千果の実家である民宿に泊めてもらいます。翌朝、千果は鈴芽の置かれた状況をあれこれと聞かずに、そっと温かく送り出してくれました。

愛媛でヒッチハイクをしていた鈴芽を車に乗せてくれたのは、やんちゃでかわいい双子の母親である二ノ宮ルミです。ルミは神戸でスナックを経営しており、ちょうど仕事から帰る途中で鈴芽を拾い、店で保護してくれました。鈴芽は店を手伝うことになり、その最中にダイジンを見かけて追いかけます。

辿り着いたところは、廃墟の遊園地でした。観覧車のゴンドラの一つが後ろ戸になっており、鈴芽はすぐに鍵をかけようとします。すると、扉の向こう側の常世に、亡くなった母親の姿を見て動揺し、観覧車から落ちそうになります。草太が助けに来てくれたため、落ちずに済んで、無事に扉を閉めることに成功したのです。その後、面倒を見てくれたルミの店を出発し、新神戸駅から新幹線に乗り込みました。

東京へ到着した鈴芽は草太のアパートへ行き、要石に関する書物を読み漁りました。そして、要石はダイジンの他にあと1つ、東京のどこかに存在することを知ります。そんな中、緊急地震速報が鳴り出し、電車が通過するトンネルから、ミミズが出ているのを発見しました。後ろ戸を閉めようとしますが、トンネルの中だと電車に轢かれる可能性もあるのです。鈴芽が躊躇していると、2つ目の要石が抜けてしまいました。

ミミズが勢いよく突き出しており、いつ大震災が起きても不思議でない状況となります。東京の空へ上昇するミミズの上に、草太が飛び乗りました。すると、鈴芽も続けてミミズに飛び乗り、草太に追いつきます。彼は椅子になったと同時に、要石としての役割も移っていました。東京での大地震を防ぐため、鈴芽は草太をミミズに突き刺す決心をするのです。

ミミズを消滅させることができましたが、草太を失ってしまいました。鈴芽は何とか草太を救おうと、彼の祖父であり師匠でもある羊朗に会いに行きます。そして、鈴芽自身が入ることのできる後ろ戸の存在を、教えてもらいました。彼女は草太を取り戻すために、宮城へと向かいます。

鈴芽は草太の友人である芹澤の車で、環とダイジンと共に宮城へ連れて行ってもらいます。叔母の環から、なぜこんな旅をしているのかと問い詰められますが、鈴芽は答えません。やがて、環と鈴芽はケンカにまで発展してしまいます。すると、行方がわからなくなっていたダイジンや、大きな黒猫のサダイジンまで乗車してきました。

実家があった跡地に辿り着き、子供の頃に描いた絵日記を頼りにして、後ろ戸のある場所を探します。大まかな場所へ辿り着いたとき、扉の場所をダイジンが教えてくれました。鈴芽は後ろ戸から常世へと入り込み、草太の元へ駆け寄ります。サダイジンがミミズを抑え込んでいる間に、草太を地面から引っこ抜きました。そして、二人で協力し合って、要石に戻ったダイジンとサダイジンを、ミミズに突き刺して封じます。

鈴芽は草太が着ていた白いロングシャツを着せてもらい、彼の家にあった黒いブーツを履いています。また、ポニーテールのゴムがほどけ、ストレートの髪が肩下まで垂れていました。その姿は、鈴芽が何度も見ている夢の中に現れていた、白いワンピースの女性そのものです。つまり、その女性は未来の鈴芽自身だったのです。そして、かつての自分が経験したように、幼少期の鈴芽に話しかけて、彼女を送り出したのでした。

幼少期の自分自身にエールを送った鈴芽は、草太と共に現世へ戻りました。草太はこのまま戸締まりの旅を続けるため、再会の約束をして駅で彼を見送ります。鈴芽は環と芹澤と共に、これまでの旅で出会った人々を再訪しながら、フェリーに乗って宮崎へ戻ります。それから数ヶ月経った冬の時期に、学校への通学路の坂道で、鈴芽は草太と再会を果たすのでした。

本作で鈴芽の亡くなった母親については描写されていましたが、全く登場シーンのなかった父親は健在なのでしょうか？ここでは、鈴芽の家族や関係する人物について紹介します。叔母の環やかっこいい草太、かわいいダイジンについても説明しています。

すずめの戸締まりの岩戸椿芽は鈴芽の母親で、2011年3月11日に起きた東日本大震災で、災害に巻き込まれて亡くなっています。生前は看護師として働いていました。看護師になるための本が、鈴芽の部屋に置いてあったことから、母親と同じ職業を目指していると考察できます。椿芽は手先が非常に器用で、工作や料理などが得意です。かわいい鈴芽の4歳の誕生日に、手製の椅子をプレゼントしました。

岩戸環は椿芽の妹で、鈴芽の叔母に当たります。姉の椿芽が亡くなってから、環が鈴芽を引き取って育てました。過保護すぎるところがあり、鈴芽が家を出た際は、心配して大量のメッセージを送っています。また、鈴芽を連れて帰るために、わざわざ東京まで追ってきました。告白はされてないようですが、職場の同僚の稔から好意を寄せられています。しかし、環のほうは彼の気持ちに全く気づいていない様子です。

鈴芽の父親は、生死の確認ができず不明です。鈴芽が4歳の誕生日に、母親から椅子をもらったシーンでも、登場していませんでした。作中では父親について描かれておらず、鈴芽の4歳の誕生日以前に離婚していたか、亡くなった可能性があります。

ずすめの戸締まりの宗像草太は、思いやりがあり穏やかな性格で、高身長の長髪イケメンです。友人の芹澤からは、「いつも自分のことは後回しにする奴」と、心配されていました。また、閉じ師の一族の末裔で、「災いをもたらす扉」を閉めるために、日本各地を旅しています。

鈴芽から興味を持たれて、一緒に戸締まりの旅に出ることになりました。草太は閉じ師としての仕事に鈴芽を巻き込んでしまい、罪悪感を持ちます。一方で、椅子に変身させられ自分に対して、懸命に支えてくれる彼女を、大切に感じるようになりました。

すずめの戸締まりのダイジンは、要石が姿を変えたかわいい猫です。鈴芽が要石とは知らずに抜いてしまったため、自由の身となりました。猫のダイジンに姿を変えてから、優しく接してくれる鈴芽に大変懐きます。また、いつも鈴芽のそばには草太がいることに嫉妬した様子で、彼を子供用の椅子に変身させました。

ただ、草太を椅子にしたこと以外は、悪質な存在でありません。ダイジンが鈴芽の周辺で活動していたため、多くの人の善意に支えられて、旅を続けることができたと考察できます。

すずめの戸締まりの序盤で、鈴芽の地元である宮崎のシーンが出てきます。友人たちが宮崎の方言でおしゃべりをしている中、鈴芽は標準語に近い言葉を使っていました。これには、いくつかの考察があります。

1つは鈴芽が地元ならではの方言で話すと、それ以外の地域に住んでいる視聴者が、何を言っているのか伝わりにくいことです。また、他には鈴芽は宮城県で生まれており、日常的に宮崎の方言を使っていない設定という考察もできます。

本作の重要アイテムである「鈴芽の誕生日に母親がくれた椅子」に関して矛盾点があります。現在の鈴芽が持っている椅子は、常世の中で未来の自分から手渡されたものです。そして、ダイジンによって草太と椅子が融合して要石になります。すると、高校生の鈴芽が常世に乗り込み、要石を解放して草太と椅子を分離させました。それから、高校生の鈴芽が、常世に迷い込んだ幼い頃の自分に椅子を渡すのです。

つまり、上記のループが発生しているということは、本来母親が誕生日にくれた椅子と、無関係の代物になっていると捉えられます。しかし、常世は全ての「時」が同時に存在する空間であり、震災による津波でバラバラになった瓦礫も流れ着いていました。

そのことから考察すると、現在の椅子と過去の椅子が融合した可能性が高いです。過去の椅子であれば劣化が激しいはずですが、現在と過去の椅子が融合していたため、一定の姿を保っていたといえるでしょう。

すずめの戸締まりの岩戸鈴芽役を演じたアニメ声優は、女優の原菜乃華さんです。1700人の応募者の中から、岩戸鈴芽役の声優に選ばれました。新海誠監督は、声優に抜擢した理由を「一言では難しいが、声に感情の色が濃くある」と語っていたそうです。原菜乃華さんも「夢のように素晴らしい現場だった」と語っており、今後も女優と並行して声優としての活躍が期待できます。

【プロフィール】

• 名前：原 菜乃華（はら なのか）
• 生年月日：2003年8月26日
• 身長：161cm
• 血液型：A型
• 所属事務所：トライストーン・エンタテイメント

すずめの戸締まりで幼少期の鈴芽役を演じたアニメ声優は、三浦あかりさんです。かわいい幼少期の鈴芽を上手に演じたことで、声優として高評価を受けました。声優以外では、舞台「アニー」のモリー役や、CM「マクドナルド ハッピーセット第1弾 パーティー編」などにも出演しています。今後も、声優をはじめ映画やドラマでも、活動の幅を広げていくことが期待されます。

【プロフィール】

• 名前：三浦あかり
• 生年月日：2012年7月26日
• 身長：未公開
• 所属事務所：スペースクラフトジュニア

すずめの戸締まりの物語が進むにつれて、かわいい鈴芽が強くなり、綺麗になっていく姿が何回観てもドキドキするという感想がありました。本作を11回鑑賞したというファンもいます。鈴芽の成長はもちろんのこと、彼女と出会ったことで、草太もダイジンも変わっていきます。どの登場人物の視点に立つかで見える場面も違うため、何度も映画を見返したくなるという声もありました。

すずめの戸締まりの鈴芽と草太の身長差に萌える、胸がキュンキュンするという声が多くありました。鈴芽の身長は160～165cm、草太は185cmと推定されています。新海誠監督は、草太は戸締まりをしながら全国を旅しているため、高身長、筋肉質で体格の良い設定にしたそうです。

すずめの戸締まりの鈴芽が、新海誠監督の作品の中で最もかわいいヒロインで、大好きだという感想が多く上がっています。かわいいとカッコいいを持ち合わせているキャラで、行動力もあり好感が持てたという声もありました。また、草太はどことなく色気のあるキャラで、鈴芽が一目惚れするのもわかるという感想もあります。

すずめの戸締まりの岩戸鈴芽は、本作のかわいいヒロインです。好奇心旺盛な少女で、ミミズを押さえている要石と知らずに、引っこ抜いたことから物語は始まります。鈴芽と関わっていく草太やダイジン、環などにも変化が見られます。戸締まりの旅をしながら、徐々に鈴芽が成長していく姿にもぜひ注目してください。