【BLEACH】松本乱菊の正体と霊王の爪との関係は?過去や完現術を使えるのか考察

松本乱菊はの正体は霊王の爪という考察が出ています。BLEACH(ブリーチ)の中でも人気のある女性キャラクターである松本乱菊ですが、その正体が霊王の爪であること可能性が考察されています。この記事ではBLEACH(ブリーチ)の人気キャラ、松本乱菊について、その正体や過去について、完現術(フルブリング)を使える可能性などについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

【BLEACH】松本乱菊の正体と霊王の爪との関係は?過去や完現術を使えるのか考察のイメージ

目次

  1. 松本乱菊とは?
  2. 松本乱菊の正体と霊王の爪との関係・過去
  3. 松本乱菊の活躍や名言をネタバレ
  4. 松本乱菊は完現術を使える?
  5. 松本乱菊と関係するキャラ
  6. 松本乱菊の強さや斬魄刀
  7. 松本乱菊の声優
  8. 松本乱菊に関する感想や評価
  9. 松本乱菊の正体と霊王の爪との関係まとめ

松本乱菊とは?

BLEACH(ブリーチ)の女性キャラクターの中でも人気が高いキャラクターが松本乱菊です。この記事ではそんな松本乱菊についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

BLEACH(ブリーチ)の概要

松本乱菊が登場するBLEACH(ブリーチ)は2001年から2016年まで週刊少年ジャンプにて久保帯人先生が連載していたバトル漫画です。死神を題材とした剣戟バトルアクション漫画で、連載当初こそエブリディ・マジックの要素を持っていましたが、その後本格的なバトル漫画として描かれた作品になっています。日本国内はもちろん海外でも高い人気を誇る作品です。

その人気の高さは同時期に連載されたワンピース、ナルトと並んでジャンプ三本柱に数えられるほどでした。メディアミックス展開も行われ、多くのエピソードがアニメ化されていました。2021年には連載開始20周年を記念して、唯一アニメ化が行われていなかった千年血戦篇のアニメ化が決まり、2022年10月から分割4クールでのアニメ化が行われている作品になっています。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

朽木ルキアとの出会いで死神について知った黒崎一護。そんな黒崎一護に非常事態だったとは死神の力を譲渡したことで朽木ルキアは重罪として裁かれることになります。朽木ルキアを救いたいと考えた黒崎一護は、仲間達と共に、尸魂界に向かいます。そんな一護達の行動の裏で行われていた藍染惣右介達の行動に振り回される形で副隊長の集まりに登場したのが松本乱菊です。

松本乱菊のプロフィール

松本乱菊は、護廷十三隊の十番隊で副隊長をしているキャラクターです。金髪碧眼で、BLEACH(ブリーチ)作中でも屈指の巨乳をした妖艶美女です。胸元を大きく開けた状態で死覇装を着ており、ネックレスをしているのも特徴になっています。実際に、BLEACH(ブリーチ)作中でも人気が高いキャラクターになっており、護廷十三隊の中には松本乱菊に惚れているキャラクターもいるほどになっています。

その他明らかになっているプロフィールとしては、身長は172cmで体重は57kg、誕生日は9月29日、好物は干し柿で、嫌いな食べ物は筍であることが明らかになっています。また趣味は昼寝で、特技は日本舞踊ができることも明らかになっています。また本編の中で髪型を変えたキャラクターでもあり、過去編ではショートで、初登場時はロングヘア、千年血戦篇では再びショートにしていましたが、10年後にはロングヘアに戻っているなどしています。

松本乱菊の性格

松本乱菊の性格は、基本的にはサバサバした性格をしています。面倒見がいい一方で、サボり癖もあり、隊長である日番谷冬獅郎には怒られるのが日常的な風景になっています。また無類の酒好きであり、飲み会が好きでよく京楽春水や檜佐木修兵と飲んでいるのも特徴的です。また休みの日には呉服屋に行くなど、女性らしい一面も持ち合わせています。

BLEACH[ブリーチ] 千年血戦篇 テレビ東京アニメ公式

松本乱菊の正体と霊王の爪との関係・過去

考察①松本乱菊は霊王の爪を所持していた?

松本乱菊については本編中では明らかになっていませんでしたが、小説版において、かつて霊王の爪を持っていた可能性が言及されています。言及したのは藍染惣右介と東仙要の会話で、正確に松本乱菊を名指ししたわけではありませんが、その表現から松本乱菊の可能性が高いと考察されています。ちなみに、そもそもなぜ、松本乱菊の中に霊王の爪があったのかについては、言及されていません。

元々松本乱菊は流魂街にいたので死んでこちらに来たと考えるのが普通です。しかし、霊王の爪を魂に持っていたことから、或いは元々人間ではないのではないかと考察されています。現世で活動していた完現術者(フルブリンガー)達との共通点から、松本乱菊は過去には、彼らに親しい立場にあったのではないか、とも考察される結果になているのです。

考察②藍染惣右介に魂魄と霊王の爪を奪われた?

なぜ、藍染惣右介が松本乱菊に霊王の爪が眠っていたのかを知ったのかというと、実はこれは完全なる偶然です。藍染惣右介は過去に、崩玉を完成させるために流魂街の住民の魂を削って崩玉に与えていました。その時に魂を奪った少女の1人が松本乱菊だったと考えられているのです。しかも藍染惣右介は、奪う時点では霊王の爪については気づいていませんでした。

藍染惣右介が霊王の爪の存在に気づいたのは、魂を奪った後です。奪った魂の中に霊王の爪が紛れ込んでいたという表現がされており、完全に偶然の出来事であったことが分かる描写になっています。

考察③松本乱菊は記憶も奪われた?

松本乱菊は本編のエピソードで、過去に市丸ギンと出会ったエピソードが描かれています。この時の松本乱菊は記憶を失っていました。これが松本乱菊の誕生日の由来となるエピソードにもなっていますが、本編ではそもそも松本乱菊が何故記憶を失っていたのかについては描かれていませんでした。

この霊王の爪のエピソードが出たことで、松本乱菊はこの藍染惣右介に魂を奪われたことがきっかけで記憶を失ったのではないかと考察される結果になっています。しかもこのことを市丸ギンは知っていたのです。市丸ギンが藍染惣右介に付き従い、最後には裏切るという行動を取ったのも、松本乱菊の記憶を取り戻すためだったとも言えるのです。

考察④松本乱菊は死神としての資質は奪われていない?

同時に同じ藍染惣右介の会話の中で、松本乱菊は多くの魂を奪ったにも関わらず、消滅することもなくそれどころか死神としての資質を残していたことが明らかになっています。藍染惣右介のこの発言が真実であれば、松本乱菊は霊王の爪を含む多くの力を奪われながらもこの残された力だけで死神になり、副隊長にまで上り詰めたことになります。

また逆説的に、藍染惣右介は、霊王の爪を宿していたことが、結果的に松本乱菊が生きながらえ、死神ができるほどに健常な状態でいられる要因になっていたと考察しています。ただ同時に、通常なら消滅するほどに魂を吸っているため、死神としての松本乱菊の霊圧は、本来あるべき霊圧の1割ほどでしかない可能性すらも示唆されています。それだけ霊王の爪の影響は大きかったとも言えるのです。

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松本乱菊の活躍や名言をネタバレ

松本乱菊は、小説版で本編では描かれなかった要素が明かされるなど、BLEACHの中でも高い人気を誇るキャラクターになっています。ここからはそんな松本乱菊の本編での活躍や名言などを、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

松本乱菊の過去

本編でも登場頻度の多い、松本乱菊ですが、過去編などにも度々登場しています。本編で明らかになっている1番古い過去は、市丸ギンとの出会いのエピソードです。自身の誕生日も分からない状態で、空腹で倒れていた所を市丸ギンに助けられたことで共に暮らすようになります。その後、市丸ギンが死神になるのを追いかけるように死神になりました。

その後、どのように昇進したのかは不明ながらも、少なくとも20年前の時点では、既に十番隊の副隊長を務めていました。その間には、日番谷冬獅郎に死神になるように進めるエピソードなども存在しています。この記事で紹介した霊王の爪のエピソードは、いわば本編で描かれた過去篇よりもさらに前の出来事になっています。

松本乱菊の活躍や登場シーン

松本乱菊の活躍①尸魂界篇

松本乱菊がBLEACH(ブリーチ)に始めて登場したのは、原作10巻のことです。副隊長の集まりに招集された松本乱菊は、藍染殺害事件で錯乱した雛森を拘束することになります。その後、市丸ギンと戦闘になりますが、覚悟を見せたことで市丸ギンはその場を引くことになります。その後、日番谷冬獅郎が市丸ギンを藍染殺害事件の容疑者として追う中、どこか情を捨てきれないまま対応することになります。

その後は、日番谷冬獅郎に付き従って、四十六室が全滅させられている現場を発見、その後吉良との戦闘になり勝利しています。双極の丘に辿り着くとそこでギンを取り逃すことになるのです。ギンに複雑な感情を抱きつつも、その後、真実を知って謝罪に来た吉良を飲みに連れ出すなどいつもの松本乱菊らしい側面を見せています。

松本乱菊の活躍②破面篇

その後、破面が現世に現れたことで死神代行である黒崎一護の助っ人として、黒崎一護をよく知るルキアと恋次、恋次からの推薦で戦闘員として一角の三人が派遣されることになります。そこに松本乱菊は面白がってついてきたのです。現世滞在時は、織姫のところで過ごしており、現世での服の買い物を楽しむなどしている一方で、織姫の様子がおかしいことに気づいて相談に乗ったりもしています。

その後、破面が現世に現れるとナキームと交戦、最初は苦戦しますが、限定解除されたことで、圧倒しています。その後虚圏に向かう一護達を見送り、尸魂界に戻ることになりました。その後は、空座決戦で再登場し、アパラッチ、ミラ・ローズ、スンスンと交戦することになります。雛森と協力して対等に戦いを進めていましたが、彼女たちがアヨンを出現させたことにより、重傷を負うことになります。

吉良の治療を受けている最中に、ギンと一護の戦いに気づきます。そしてギンと対面するも、最終的には気絶させられてしまいます。次に松本乱菊が目を覚ました時には、実は藍染惣右介を殺すために行動していたものの殺しそこなったことで瀕死になった市丸ギンでした。そして市丸ギンの最期を看取ることになります。

松本乱菊の活躍③千年血戦篇

千年血戦篇では、第一次侵攻において、日番谷冬獅郎の卍解が奪われたのを天挺空羅によって隊長格に共有しました。第二次侵攻では、日番谷冬獅郎と共にバズビーと交戦し抜群の連携を見せますが、蒼都によって引き離され敗北してしまいます。最終的には浦原喜助の助けもあって日番谷冬獅郎が卍解を取り戻し、勝利することになりますが、松本乱菊は倒れる結果になっています。

その後、松本乱菊は、ジゼルによって他の隊長格と共にゾンビ化した姿で涅マユリの前に姿を見せます。しかし幸いにも相手が涅マユリだったことで回収され、大幅な寿命と引き換えにゾンビ化を解除され、千年血戦篇を生き残っています。決戦後も、護廷十三隊十番隊の副隊長として活動する様子が描かれていたりします。

松本乱菊の名言

松本乱菊の名言①「あたしはあんたの…」

形見の一つも残してくれない あんたのそういう処が嫌いだった だけどもしもあんたが形見を残していたら あたしはきっと そこから いつまでだって動けずにいたわ あんたはきっとあたしのそういう処も見抜いていたのね ありがとうギン あたしはあんたのそういう処が好きだったんだわ

藍染惣右介の裏切り行為によって、護廷十三隊の面々には大きな衝撃が走りました。特に藍染惣右介を慕っていた雛森、東仙要に対しての狛村左陣などが特徴的ですが、市丸ギンに対して複雑な感情を抱いていたのが松本乱菊です。決戦にて市丸ギンが死亡した後、前を向こうとする周囲に対して、松本乱菊はどこかに市丸ギンを引きずっていました。

しかし日番谷冬獅郎や檜佐木の様子に市丸ギンの考えを理解し、吹っ切ることが出来ます。この名言は、松本乱菊が市丸ギンを吹っ切る時の名言です。

松本乱菊の名言②「あたしのこと頼ってくる…」

あたしのこと頼ってくる隊長かーわいっ♪

千年血戦篇の第一次侵攻において、日番谷冬獅郎は卍解を奪われています。この時の日番谷冬獅郎は、卍解なしの状態でも事態に対応するべく、卍解に頼らない戦い方を模索することになるのです。しかし中々コントロールすることは難しく、苦戦していました。そこに様子を見に来た松本乱菊が冗談めかしく、手伝おうかと発言した際に、素直に頼る面を見せています。

普段、松本乱菊を頼ろうとしない日番谷冬獅郎だけに、松本乱菊はまさか素直に頼られるとは思っておらず、そのことを面白がります。この名言はその面白がった松本乱菊の発言になっています。仮にも上司である冬獅郎に対してこのように言えるのが松本乱菊らしいとして人気を集める名言になっています。

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松本乱菊は完現術を使える?

完現術者(フルブリング)とは?

完現術(フルブリング)とは、黒崎一護が一時期死神の力を失っていた際に、登場した能力です。所有者は完現術者(フルブリンガー)と呼ばれます。完現術(フルブリング)とは虚と同質の力で、物質に宿る魂を使役する能力になっています。銀城ら『XCUTION』のメンバーの他、黒崎一護が一時期使用していました。またチャドや織姫の能力も本質的には完現術であると考察されています。

松本乱菊は完現術者を使用できる条件を満たしている?

この完現術者(フルブリンガー)ですが、完現術(フルブリング)に目覚める条件が当初はあやふやになっていました。多くの者が『親が虚に襲われた経験がある』というのが共通点とされていましたが、例外もいたりと、全員が共通していたわけではありませんでした。その後、明らかになったのが、完現術者は霊王の欠片を魂の中に宿していたという事実です。親が虚に襲われていたのも、その強い力に虚が惹かれただけの副産物だったのです。

ここまで紹介したように、松本乱菊は、霊王の爪を宿していました。このことから完現術を使用できる可能性があるのです。しかし、松本乱菊が完現術(フルブリング)を使用するシーンはありません。これには明確な理由があります。上記でも紹介したように、松本乱菊は霊王の爪を藍染惣右介に奪われた際に、死神の資質を残す代わりに記憶などを失っています。その記憶と共に失った力が完現術(フルブリング)だったとされているのです。

実際に藍染惣右介は、この出来事について、『死神の資質とは別に、何か失われた物があるかもしれないが』と推察しています。このような描写から、松本乱菊は霊王の爪を奪われることがなければ死神の力と完現術(フルブリング)の力を併用するキャラクターになっていた可能性もあるのです。とはいえ、完全に明言された訳では無いため、或いはまだ松本乱菊のどこかに完現術(フルブリング)の力が残っている可能性はあります。

松本乱菊の完現術者の媒体

実際に松本乱菊が、完現術(フルブリング)を使用する可能性は低いですが、ファンの間では、気になるとして考察されている要素があります。それが、仮に松本乱菊が完現術(フルブリング)に目覚めた場合の触媒です。完現術(フルブリング)は、使用する際に、自身の思い入れのあるものを触媒にする形になっています。黒崎一護であれば、死神代行証、織姫はヘアピン、チャドはチャド自身の皮膚が触媒になっていました。

松本乱菊の場合は、どの服装の時にもつけ続けているネックレスが完現術(フルブリング)の触媒に該当するのではないかと考察されています。このネックレスについての詳細は不明であり、ファンの間では市丸ギンとなにか関係があるのではないかと考察されており、松本乱菊の完現術(フルブリング)の触媒に相応しいと考えられるようになっています。

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松本乱菊と関係するキャラ

関係するキャラ①市丸ギン

護廷十三隊の中でも松本乱菊の一番関係性が深いのが松本乱菊です。過去には幼馴染でもあり、死神としては同期にも当たります。藍染惣右介の部下として暗躍し、最期に藍染惣右介を裏切る形で殺そうとしましたが、破れて松本乱菊に看取られて死亡しています。実は市丸ギンは、藍染惣右介が松本乱菊が魂を奪った所を偶然見ており、それ以来、藍染惣右介に復讐するためだけに生きていまいした。

しかし松本乱菊はその思いを彼の死後も知らないままいます。とはいえ、最期の最期まで情を捨て去ることは出来ず、2人が出会った地である東流魂街六十二地区通称『花枯(かがらし)』に市丸ギンの墓を作ったことが明らかになっています。ちなみにこの地に作った理由は、埋伏の毒状態だったとはいえ悪事に手を染めており、瀞霊廷内に墓を作ることを許されなったためです。

余談ですが、作者の久保帯人先生は、描いている最中は市丸ギンの最期については決めずにどちらになってもいいように描いていたことが明らかになっています。

関係するキャラ②日番谷冬獅郎

松本乱菊が死神になった後、その後の人生に大きな影響を与えたとも言えるのが日番谷冬獅郎です。過去編で明らかになっていますが2人は、日番谷冬獅郎が流魂街に住んでいた頃に出会っています。当時の、日番谷冬獅郎は、自身の死神の力を制御できずにおり、身内にも危機が及ぶような状態でした。そんな様子を見た松本乱菊は、日番谷冬獅郎に死神になるように忠告したのです。

その後、日番谷冬獅郎が死神になると、彼は三席となり、松本乱菊の部下として働いていました。しかし元々の松本乱菊の正確から、隊長には不向きと考えられていたこともあり、当時の隊長にも次の隊長には日番谷冬獅郎を推すと言われるほどでした。結果的にその言葉通りに立場は逆転し、現在の形に落ち着いています。護廷十三隊の隊長と副隊長の中でも特にお互いの信頼関係の深さが感じられるコンビになっています。

関係するキャラ③吉良イヅル

松本乱菊とって飲み仲間であり、視点は違えど市丸ギンという共通点があるのが吉良イヅルです。尸魂界篇においては、結果的に藍染惣右介と市丸ギンに利用される形になっており、その流れで松本乱菊とも戦っています。尸魂界篇後には、松本乱菊と市丸ギンへの思いをぶつけ合うように飲み、酔いつぶれる姿も見せました。

関係するキャラ④黒崎一心

BLEACH(ブリーチ)本編では絡みはないものの、過去編において関係性が描かれたのが黒崎一護の父、黒崎一心です。黒崎一心は、元は隊長格の死神であり、当時は、志波一心として十番隊で隊長をしていました。描かれた過去編の時点で松本乱菊は既に十番隊の副隊長をしており、いわば上司と部下の関係にあったのです。

今でこそサボり癖の強い松本乱菊ですが、黒崎一心は松本乱菊以上のサボり魔であり、松本乱菊の方が振り回されることが多くなっていたことが明らかになっています。余談ですが、上記でも触れた現世の滞在時、松本乱菊を含めた現世滞在組は何度か黒崎家を訪れています。その際には、黒崎一心の正体にも気づいていました。しかし敢えて会うことはしなかったということが明らかになっています。これは日番谷冬獅郎も同じです。

関係するキャラ⑤井上織姫

現世のキャラクターにおいて、松本乱菊が1番関係が深いのが井上織姫です。上記でも紹介したように、現世滞在時には、井上織姫の家に転がり込んでいました。他の者が誰も手をつけない井上織姫を美味しいと食べることができる稀有な人物でもあり、そのこともあって2人は仲良くなっています。

Thumb【ブリーチ】灰猫は松本乱菊の斬魄刀!解号は「唸れ灰猫」!卍解や能力・技を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

松本乱菊の強さや斬魄刀

松本乱菊の斬魄刀

松本乱菊の斬魄刀は、灰猫(はいねこ)です。解号は「唸れ」で始解すると刃が灰状になり、残った柄を振るった所を切断するという能力を持っています。性質的には朽木白哉の千本桜に近い能力ですが、一長一短あることが明らかになっています。登場機会こそ多く、攻防はもちろん、サポート役もこなすなどしていますが、分かりやすい活躍が少ないというBLEACH(ブリーチ)作中でも不遇と言われる斬魄刀になっています。

松本乱菊の卍解

護廷十三隊の副隊長の中には、何人か既に卍解を習得している者がいます。そして本編では明かされませんでしたが、実は松本乱菊が卍解を習得しているという話が出たことがあります。この話が出たのはBLEACH(ブリーチ)の連載13周年を記念して作られた「BLEACH 13 BLADEs.」での描写になっています。しかし、後にこれは久保帯人先生のミスであり、実際には習得していないことが改めて明言されることになりました。

そのため、松本乱菊の卍解に関してはBLEACH(本編)、その後のエピソードを描いた記念本や小説版などでも明らかになっておらず、名前も能力も不明のままになっています。

松本乱菊は弱い?

BLEACH(ブリーチ)においては、作中でもファンからも高い人気を誇る松本乱菊ですが、その実、戦闘で直接的に活躍するシーンは決して多くはありません。同格である副隊長の中には卍解を取得している者もいることから、ファンから弱いのではないかとも考えられています。とはいえ、市丸ギンの神槍を受け止めるなど、確かな実力は見せており、ある程度力を持っていることは確かです。

しかしこの記事で紹介してきたように、松本乱菊は、過去には霊王の爪を持ち、完現術(フルブリング)を使えるようになる可能性すら秘めていました。仮に松本乱菊が藍染惣右介に霊王の爪を奪われることなく、死神の力と完現術(フルブリング)を組み合わせて使えるようになることを基準に考えた場合、今の強さはある種妥当なのではないかとも言われています。

むしろ、霊王の爪の話と完現術(フルブリング)の話が出たことで、ファンの間には、死神の力もある程度吸われてしまったのではないかと考察もされています。

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松本乱菊の声優

松谷彼哉のプロフィール

アニメBLEACH(ブリーチ)において、松本乱菊役の声優を担当しているのは、松谷彼哉さんです。劇団昴所属の声優、女優として1990年代から活躍しており、声優としては、アニメ声優はもちろん吹き替え声優としてもモリーナ・バッカリンさんの担当声優を務めるなど活躍しています。

松谷彼哉の主な出演作品や演じたキャラ

松谷彼哉さんがこれまでに演じたキャラクターは『烈火の炎』の音遠役、『サクラ大戦』のダイアナ・カプリス役、『アルトネリコ2』のインフェル役、『アイカツ!』の光石織姫役、『牙狼〈GARO〉-VANISHING LINE-』のマリー役、『東のエデン』の森美朝子役、『探偵学園Q』の山吹夏実役、『シンデレラボーイ』のキャシー役などを演じています。

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松本乱菊に関する感想や評価

ここからは既にBLEACH(ブリーチ)を視聴した人の松本乱菊に関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。松本乱菊が霊王の爪を持っていた過去に関しては、本編ではなく後出しで出された形だっただけに、いくつかの種類の感想が出ています。霊王の爪に対しての疑問や、松本乱菊の霊圧について、完現術(フルブリング)を使えた可能性など様々な考察を呼ぶ結果になっているのです。

特に展開として本編で使っても良かったのでは?と考察されているのが完現術(フルブリング)です。織姫やチャドがいるとはいえ、死神側に完現術(フルブリング)を使うキャラクターはおらず、松本乱菊がそのポジションでも良かったのではないかと言われています。特に松本乱菊は過去が比較的多く描かれているキャラクターだけに、完現術(フルブリング)を使えても納得感があったとする声が多いです。
 

また松本乱菊の性格と過去の経験が合わなすぎるとする声も多いです。記憶を失ったとはいえ、命を奪われかけたりしているにも関わらず、あまりにも砕けた性格をし過ぎていると言われいるのです。しかも、その過去をしっかりと割り切って今を生きている様子が大人な印象を与えるともされています。戦闘では決して活躍の多いキャラクターではありませんでしたが、人気が出るのも納得であるとされています。

また松本乱菊は過去編も含めてそれぞれのキャラクターとの関係性が良いという声も非常に多いです。この記事でも紹介した市丸ギンとの関係性はもちろんながら、日番谷冬獅郎との関係性も良いとする声が非常に多いです。また過去を含めた深い関係性がなくても様々なキャラクターと絡んでいる様子が、松本乱菊らしさにも繋がっているとする声も多くなっています。

またそれぞれの個人的な関係性はありながらも、最後にはしっかり公私を分けて考えられる所が松本乱菊の大人な魅力になっているとする声も見られます。ファンからも高い人気を誇る松本乱菊ですが、目を引く外見だけでなく、こういった内面を持ち合わせているからこそ、高い人気を獲得出来たのではないかと言われる結果にもなっています。

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松本乱菊の正体と霊王の爪との関係まとめ

BLEACH(ブリーチ)に人気キャラクター、松本乱菊の正体は、過去には霊王の爪を宿しており、それを藍染惣右介に取られながらも生き永らえて死神になったキャラクターです。その特徴から完現術(フルブリング)が使えた可能性すらも示唆されました。同時に、副隊長までは上り詰めつつも、イマイチ活躍出来なかった理由さえも、この過去の出来事が影響していることが明らかになっています。

BLEACH(ブリーチ)は、連載当時の高い人気から完結後も周年企画などで様々な展開が行われています。この記事で紹介したように、松本乱菊の正体や霊王の爪について言及されるようなこともあるのです。そのため、今後も松本乱菊について、まだ謎も多い霊王の爪を含めた、新たな情報が明らかになる可能性もあります。今後もBLEACH(ブリーチ)を追いかける際は松本乱菊の新情報にも注目してみましょう。

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